JPS62221933A - 自動車の変速時制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、自動車の変速時制御装置に係り、特に、変速
時の変速ンヨソクを回避するだめの変速時制御装置に関
する。

（従来の技術） 変速シジノクを回避するため内燃機関山力トルりを制御
する提案は、例えば、特開昭５５　６９７３８号公報に
おいてすでになされている。これによれば、変速時の内
燃機関の回転数値に依存して、燃料供給量や点火時期を
調整することにより、内燃機関の出力トルクを残少させ
、変速ショックを回避するようにしている。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、従来技術においては、自動変速機の変速
時の内燃機関のトルク制御のタイミングは、その時の車
両走行状態に応して、予め設定された内燃機関回転数に
依存している。この方法は、電子制御装置が変速信号を
出力し、自動変速機が変速を開始し、その結果、内燃機
関回転数が変化するのを検出し制御を行う。内燃機関の
回転数は変速時の変化率が小さく、検出時に誤差が発生
しやすい。また、トルクコンバータを有する自動変速機
においては、自動変速機の実際の“変速時”と内燃機関
の回転数変化検出による“変速時”°の間で１ルクコン
ハータのスリップにより時間的なズレを生しる。

本発明は、上記問題点を除去し、変速時の内燃機関のト
ルク制御のタイミングのバラツキを防上し、適＋Ｅ化し
得る自動車の変速時制御装置を提供することを目的とす
る。

（問題点を解決するだめの手段） 本発明は、上記目的を達成するために、変速信号を出力
する１１りに自動変速機の摩擦係合要素の係合圧を係合
直前の油圧に調圧して待機させ、変速信号に基づいて摩
擦係合要素の係合による変速動作を行うと共に、変速動
作中に内燃機関出力トルクを減少さセる手段を設けるよ
うにしたものである。

（作用及び発明の効果） 本発明は、変速信号を出力する前に係合圧を係合直前の
油圧に調圧して待機し、変速信号をトリガとして摩擦係
合要素の係合による変速動作を行うと共に、内燃機関ト
ルク減少制御を行い、その内燃機関トルク減少制御を変
速信号を基卓とした時限又は係合圧で終了させるように
しているため、変速時の内燃機関トルク制御のタイミン
グを変速信号をＪＪ　ｉｌ！として適正化することがで
きる。

（実施例） 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。

第１図は本発明の変速時制御装置の全体構成図、第２図
は本発明の変速時制御装置の全体的制御のフローチャー
１・、第３図は変速制御のクラッチ圧検出制御の場合の
サブルーチンのフローチャート、第４図は変速制御のタ
イマ制御の場合のサブルーチンのフローチャー１−１第
５図及び第６図はクラッチ圧制御装置の説明図、第７図
は変速時制御の説明図、第８図は自動変速機の１新面図
、第９図は自動変連綿図である。

図中、ｌはスロ、トルセンサ、２は車速センナ、３はシ
フトポジションスイノチ、４はパターンセレク１〜スイ
ッチ、５はＡ／’ｒ（自動変速機）油圧センサであり、
これらからの各出力は電子制御装置（コンビ１−り）　
１０に入力される。６ばシフトソレノ・イドＮｏ、　１
．７はンフトソレノイＦＮ［Ｌ２．８はｌ：Ｉ　、、ク
アノフ”ソレノイド、９は二用圧井ｉ７クチユエータ（
プレノシャコントロールソレノイ、ド）、１１は自動変
速機油圧制御装置、１２は燃料噴射調整装置〃、１３は
点火時期調整装置、１４は内燃機関である。

そこで、本発明の変速時制御装置の各部構成を説明する
。内燃機関は燃ｒ［噴射ｉＪｉ、Ｉ整装置１２や点火時
期↓１４ｔＩ￥装置１３などの出力１−ルクｍ整装置を
有する。自動変速機は油圧フーボ機構と油圧制御装置＋
１とを備えている。代表的な油圧制御装置１１は、第５
図及び第６図に示されるように、調圧装置を備えている
。電子制御装置１０は、主にコンピュータからなり、車
両走行条件入カーＬ段、変速判断手段、変速信号発生手
段、待機油圧制御用信号発生手段、内燃機関出力［ルク
調整手段制御用進行発生手段を６ｉｆｆえている。

次に、本発明の変速時制御の手順について説明する。

まず、全体的制御手順（メインルーチン）を第２し１に
基づいて説明する。

（１）初期設定ニア「子制御装置１０内のＣＰＵ、メモ
リ、人出カポ−１−などの初期化を行う　（ステップ■
）。

（２）車速人カニ第１図に示される車速センサ２からの
検出値を電子制御装置ｌＯへ読み込む（ステ・７ブ■）
。

（３）スイッチ人カニ第１図に示されるシフトポジショ
ンスイノチ３、パターンセレクトスイッチ４からの検出
値を電子制御装置１０へ読み込む（ステップ■）。

（４）スロットル開度大カニ第１図に示されるスロット
ル開度値１からの検出値を電子制御装置１０へ読み込む
（ステップ■）。

（５）変速点設定ニステップ■において、読み込んだパ
ターンセレクト信号を基に第９図に示されるような自動
変速線図を電子制御ｖｔ置ｌＯ内に設定する（ステップ
■）。

（６）変速判断ニステップ■において、設定した自動変
速線データとステップ■で読み込んだ車速値とステップ
■で読み込んだスロットル開度値よりなる実測点を比較
し、現在の変速段領域（例えば２連）とは異なる変速段
領域（例えば３連）に＋ｉｌ記実測点があるか否かを判
断する（ステ・７プ■）。

（７）ステ、プ■における変速判断の結果、実７１ｔｌ
１点が現在の変速段領域と同し変速段領域にある場合は
、ステ、プ■へ戻る（ステップ■） （８）変速制御ニステップ■における変速判断の結果、
実測点が現在の変速段領域と異なる変速段領域にある場
合は、第３図のクラッチ圧検出制御のサブルーチン又は
第４図のタイマ制御のサブルーチンへとぶ（ステップ■
）。

そして、変速制御が行われた後、ステップ■へ戻る。

次に、上記ステップ■の変速制御のサブルーチンについ
てその手順を説明する。

〔Δ〕まず、係合圧検出制御の場合（サブルーチン）に
ついて第３図に基づいて説明する。

（１）第７図に示される変速動作における自動変速機ア
ウトプットトルクの過大部に相当する区間を考慮して、
内燃機関制御終了時の係合圧ｐ、を設定する（ステップ
■）。

（２）摩擦係合要素の係合圧を第５図及び第６図に示さ
れるように油圧制御装置１１によって、係合直前の油圧
に調圧して待機する（ステップ＠）。なお、油圧制御装
置１１及び摩擦係合装置については後で説明する（ステ
ップ＠）。

（３）変速信号（第７図の時間ｔ１におけるスタート信
号）を出力する（ステップ０）。

（４）内燃機関出力トルク調整装置（第１図における燃
料噴射調整装置８及び点火時期調整装置９など）により
出力１−ルク減少動作を開始させろ（ステップ４４））
。

（５）第１図のＡ／Ｔ油圧センサ５の検出値を電子ｉ１
ｉ制御装置１０へ読み込む（ステップ■）。

（６）ステップ■において設定した終了時のクラ。

チ圧Ｉ）ｌ　とステップ■において読み込んだ実ｄｊす
値１）とを比較し、Ｐ≧Ｐ、が成り立つか否かを判断す
る（ステップ＠ｌ）。

（７）ステップ［相］において、Ｐ≧Ｐｌが成り立たな
い場合は、ステップ［相］へ戻る（ステップＯ）。

（８）スう−ノブ［株］にわいて、Ｐ≧Ｐ、が成り立つ
場合は、内燃機関出力トルク調！ｌ装置の作動、を終了
し、出力ｌ・ルク制御を正常に戻す（ステップ［相］）
。

そして、メインルーチンへ戻る。

以上がクラッチ圧検出制御のサブルーチンである。

（ｒ３）次に、サブルーチンであるタイマ制御の場合に
ついて第４図に基づいて説明する。

（１）電子制御装置１０に内燃機関制御終了時間Ｔ２を
設定する（ステップ■）。

（２）クラッチ圧を第５図及び第６図に示される油圧制
御装置１１によって、クラッチ係合直前の油圧に工１″
Ａ圧して待機する（ステップ０）。

（３）変速信号を出力する（ステップ０）。

（４）内燃機関出力トルク調整装置（第１図における燃
ｎ噴射調’？、！！装置８及び点火時期調整装置９など
）の出力１−ルク減少動作を開始させる（ステップ０）
。

（５）タイマをゼロにリセットする（’ｒ、＝０）（ス
テップ■）。

（６）ステップ■において設定した時間Ｔ２と実測時間
′１゛、とを比較し、Ｔ４≧Ｔ２が成り立つか否かを判
断するくステップ［相］）。

（７）ステップ［相］において、Ｔ、≧Ｔ２が成り立た
ない場合は、ステップ［相］へ戻る（ステップ■）。

（８）ステップ［相］において、′１′８≧′ｒ２が成
り立つ場合には、内燃機関出力トルク調整装置の作動を
終了し、出力トルク制御を正常に戻す（ステップ［相］
）。

そして、メインルーチンへ戻る。

以上がタイマ制御のサブルーチンである。

次に、油圧制御装置ＩＩについて説明する。

第５図に示されるように、電子制御装置１０の出力信々
によって調圧用アクチュエータ９を作動して、電気的に
制御される油圧Ｐ、を作る。前記油圧Ｐｓ　とｊＢ＋圧
バルブ２１をバランスさせることにより、う・イン圧Ｐ
、を元圧とする最適な値に制御された係合圧Ｐｃがクラ
ッチＣに印加される。

第６図の回路は、第５図の回路で作った係合圧１）ｃ　
とライン圧ＰＬをシフトバルブの前まで導き、係合圧１
＋ｊ！υ１時には、電子制御された係合圧Ｉ）Ｌ、変速
後にはライン圧ＰＬがクラッチＣに印加されるようにシ
フトソレノイドを切換制御する。

なお、シフＩ・バルブ２２の出力側はアキュームレーク
２３にも接続される。

次に、自動変速機のクラッチについて第８図を用いて説
明する。

自動変速機は流体トルクコンバータとトランスミソン５
Ｉンと必要に応じ４輪駆動用Ｉ・ランスファ機構と制御
装置とから構成されている。

Ｅランスミッションはプラネタリギヤと油圧サーボによ
り作動される２つの多板クラッチＣ１及びＣ２と、バン
ドブレーキＢＩ−２つの多板ブレーキＢ２及びＢユ、一
方向クラッチＦ１、一方向ブレーキＦ２を備える前進３
段後進１段の主変速機３０とプラネタリギヤと、多板ク
ラッチＣ３、多板ブレーキＢ４、一方向ブレーキＦＪを
６；ｎえる副変速機４０とから構成される。

以上、詳細に説明したように、本発明は変速開始時、ｌ
Ｉ！Ｉｆｊａ係合要素の係合圧を係合直前の油圧に調圧
して時期させているため、電子−制御装置自らり・ｆミ
ング信号を出力でき、変速時の内燃機関１゜ルク制御の
タイミングをバラツキなく、適正化することができる。

また、変速信号を油圧の待機期間を見越せば、任意の時
間に設定できるので、複雑な変速開始制御をする必要が
なく、従って、変速開始を検出するための装置を設ける
ことなくｍ純構成で制御できる。

なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、それら
を本発明の範囲から排除するものではない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の変速時制御装置の全体構成１２１、第
２図は本発明の変速時制御装置の全体的制御のフｒ１−
チャート、第３図は変速制御のクラソーニー圧検出制御
の場合のナシルーチンのフＩ′１−チャーＩ・、第４１
７１は変速制御のタイマ制御の場合のサブルーチンのフ
ｌ：Ｊ−チャー１・、第５図及び第６図は油圧制御装置 図、第８図は自動変速機の断面図、第９図は自動変速線
図である。 ｌ・・・スロットルセンサ、２・・・車４セフ４ｋ、３
・・・シフトポジションスイッチ、４・・・パターンセ
レクトスイッチ、５・・・Ａ／Ｔ油圧センリ°、６・・
・シフトソレノイドｍｌ　、７・・・シフトソレノイド
１１ｋＬ２．８・・ロックアツプソレノイド、９・・・
＝１！１圧用アクチュエータ（プレッシャコントロール
ソレノイド）、１０・・・電子制御装置ｆｆ、１１・・
・Ａ／Ｔ油圧制御装胃、１２・・・燃料噴射調整装置、
１３・・・点火時期調整装置、１４・・・内燃機関、２
１・・・調圧／ｓｌルブ、２２・・・シフトバルブ、２
３・・・アキュムレータ、Ｃ・・・クラッチ、３ｏ・・
・主変速機、Ｃ＋　、Ｃｔ　、Ｃ３・・・多板クラフチ
、Ｂ１・・・バンドフルレーキ、ｒ３ｚ　、Ｂｘ　、Ｂ
４・・・多（反）゛シー；１−１Ｆ、・・・一方向クラ
ッチ、Ｆｚ、ＦＪ・・・一方向プレー：１−１４０・・
・副変速機。 特許出願人　　アイシン・２−リ一一株式会社代　理　
人　　弁理士　清　　水　　　守第２図 第３図 第４図 （７ラツナ２ 第６図 アキ１−ムｂ−ｙ ＣＬ（世ミ）

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）変速信号を出力する前に自動変速機の摩擦係合要
   素の係合圧を係合直前の油圧に調圧して待機させ、変速
   信号に基づいて摩擦係合要素の係合による変速動作を行
   うと共に、変速動作中に内燃機関出力トルクを減少させ
   る手段を具備することを特徴とする自動車の変速時制御
   装置。
2. （２）車速値とスロットル開度値に基づいて走行状態に
   適した変速段を判断し、該変速段での内燃機関出力トル
   ク制御終了時の前記自動変速機の係合圧Ｐ＿１を設定し
   、該自動変速機の係合圧を係合直前の油圧に調圧して待
   機し、変速信号を出力して内燃機関出力トルク調整装置
   の出力トルクを減少する制御を開始し、検出係合圧が上
   記制御終了時の係合圧Ｐ＿１に対して、Ｐ≧Ｐ＿１の時
   、出力トルク調整装置の制御を終了する手段を具備する
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の自動車の
   変速時制御装置。
3. （３）車速値とスロットル開度値に基づいて走行状態に
   適した変速段を判断し、該変速段における内燃機関出力
   トルク制御終了時間Ｔ＿１を設定し、該変速段の係合圧
   を係合直前の油圧に調圧して待機し、変速信号を出力し
   て内燃機関トルク調整装置の出力トルクを減少する制御
   を開始し、変速信号出力からの時間Ｔ＿Ｍが上記制御終
   了時間Ｔ＿１に対して、Ｔ＿Ｍ≧Ｔ＿１の時、出力トル
   ク調整装置の制御を終了する手段を具備することを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載の自動車の変速時制御
   装置。