JPS6221954B2 - - Google Patents
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- JPS6221954B2 JPS6221954B2 JP55091071A JP9107180A JPS6221954B2 JP S6221954 B2 JPS6221954 B2 JP S6221954B2 JP 55091071 A JP55091071 A JP 55091071A JP 9107180 A JP9107180 A JP 9107180A JP S6221954 B2 JPS6221954 B2 JP S6221954B2
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- Japan
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
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-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- G07C9/00—Individual registration on entry or exit
- G07C9/00174—Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys
- G07C9/00658—Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys operated by passive electrical keys
- G07C9/00674—Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys operated by passive electrical keys with switch-buttons
- G07C9/00698—Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys operated by passive electrical keys with switch-buttons actuated in function of displayed informations
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- G07C9/00—Individual registration on entry or exit
- G07C9/30—Individual registration on entry or exit not involving the use of a pass
- G07C9/32—Individual registration on entry or exit not involving the use of a pass in combination with an identity check
- G07C9/33—Individual registration on entry or exit not involving the use of a pass in combination with an identity check by means of a password
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、外部からの暗証符号のキー入力に
よつて、被鎖錠物を施錠または解錠可能状態にす
る電子施錠装置に関するものである。
よつて、被鎖錠物を施錠または解錠可能状態にす
る電子施錠装置に関するものである。
一般に電子施錠装置は、家屋のドアなどの機械
錠に比し、常時鍵を携行することの煩わしさや、
合鍵の複製などによる盗難のおそれが全く無く、
また金庫などのダイヤル錠に比しても高い機密性
を有しており、家屋に限らず金庫・自動車等のド
アや旅行用カバンなどに広く用いられている。
錠に比し、常時鍵を携行することの煩わしさや、
合鍵の複製などによる盗難のおそれが全く無く、
また金庫などのダイヤル錠に比しても高い機密性
を有しており、家屋に限らず金庫・自動車等のド
アや旅行用カバンなどに広く用いられている。
しかしながら、特定の人によつて常時暗証符号
をキー入力する、たとえば０〜９の数字からなる
テンキーボタンは、その手あかなどによつて暗証
符号を構成する特定の数個のキーボタンだけが汚
れやすい。この汚れた数個のキーボタンを、許容
されない第三者が順序をいろいろと変えて何度も
繰り返し押しているうちに解錠されてしまうとい
つた欠点がある。このような事態を防止するに
は、常にすべてのキーボタンを清拭し、特定のキ
ーボタンを判別することができないようにすれば
よいが、そのような面倒なことは通常実行されに
くいものである。このような事情から、キーボタ
ンの汚れは、電子施錠装置における機密保持上の
大きな問題点となつている。
をキー入力する、たとえば０〜９の数字からなる
テンキーボタンは、その手あかなどによつて暗証
符号を構成する特定の数個のキーボタンだけが汚
れやすい。この汚れた数個のキーボタンを、許容
されない第三者が順序をいろいろと変えて何度も
繰り返し押しているうちに解錠されてしまうとい
つた欠点がある。このような事態を防止するに
は、常にすべてのキーボタンを清拭し、特定のキ
ーボタンを判別することができないようにすれば
よいが、そのような面倒なことは通常実行されに
くいものである。このような事情から、キーボタ
ンの汚れは、電子施錠装置における機密保持上の
大きな問題点となつている。
この発明は、上記問題点を解決するために、電
子施錠装置を以下のように構成した。すなわち、
この発明に係る電子施錠装置は、外部から暗証符
号を入力する複数個のキーボタンと、これらキー
ボタンにより入力された暗証符号を記憶するとと
もに、施錠・解錠の際に前記キーボタンにより入
力される入力符号と記憶された前記暗証符号とを
比較演算し、その演算結果を出力する制御部と、
この制御部からの出力により、被鎖錠物を施錠ま
たは解錠可能状態にする電動駆動体を制御する電
動駆動体制御回路とを備えている。そして、前記
キーボタンを、数値を入力する数字キーボタンと
して、それら数字キーボタンにより入力された数
値を固定分として前記制御部に設けられたメモリ
に記憶し、時間の経過に伴つて変化する数値を変
動分として前記制御部に入力する時刻信号発生部
を設けるとともに、前記制御部に、施錠・解錠に
際して数字キーボタンにより入力される数値と前
記時刻信号発生部より出力され前記制御部に入力
する変動分数値とにより演算を行なつてさらにそ
の演算値と前記メモリに記憶された固定分数値と
を比較演算する比較演算回路を設け、その演算結
果を前記電動駆動体制御回路へ出力するようにし
た構成を有する。
子施錠装置を以下のように構成した。すなわち、
この発明に係る電子施錠装置は、外部から暗証符
号を入力する複数個のキーボタンと、これらキー
ボタンにより入力された暗証符号を記憶するとと
もに、施錠・解錠の際に前記キーボタンにより入
力される入力符号と記憶された前記暗証符号とを
比較演算し、その演算結果を出力する制御部と、
この制御部からの出力により、被鎖錠物を施錠ま
たは解錠可能状態にする電動駆動体を制御する電
動駆動体制御回路とを備えている。そして、前記
キーボタンを、数値を入力する数字キーボタンと
して、それら数字キーボタンにより入力された数
値を固定分として前記制御部に設けられたメモリ
に記憶し、時間の経過に伴つて変化する数値を変
動分として前記制御部に入力する時刻信号発生部
を設けるとともに、前記制御部に、施錠・解錠に
際して数字キーボタンにより入力される数値と前
記時刻信号発生部より出力され前記制御部に入力
する変動分数値とにより演算を行なつてさらにそ
の演算値と前記メモリに記憶された固定分数値と
を比較演算する比較演算回路を設け、その演算結
果を前記電動駆動体制御回路へ出力するようにし
た構成を有する。
上記のように構成された電子施錠装置において
は、まず、数値で構成された暗証符号を数字キー
ボタンにより入力し、その数値が固定分として制
御部に設けられたメモリに記憶される。他方、時
刻信号発生部からは時間の経過に伴つて変化する
数値符号が変動分として出力され、その数値が制
御部に入力する。そして、施錠・解錠に際して使
用者は、暗証符号の数値と時間の経過に伴つて変
化する数値（時間を含む分単位の４桁の数値また
は時間単位の２桁の数値など）とを、たとえば加
算した数値をキーボタンにより入力すると、制御
部に設けられた比較演算回路において、キーボタ
ンにより入力された数値から時刻信号発生部より
出力され制御部に入力した変動分の数値を減算
し、その減算値とメモリに記憶された固定分の数
値とを比較演算する。その演算結果が制御部から
電動駆動体制御回路へ出力され、前記減算値と記
憶された固定分数値とが一致するときは、電動駆
動体により被鎖錠物が施錠または解錠可能状態に
される。そして、上記したようにキーボタンによ
り入力される数値は、暗証符号の数値と時間の経
過に伴つて変化する数値との、たとえば和であ
り、施錠または解錠しようとする時刻によつて指
で押されるキーボタンが変更されることから、各
キーボタンにおける使用頻度がほぼ同じとなり、
特定のキーボタンのみの汚れが目立つといつたこ
とがなくなる。
は、まず、数値で構成された暗証符号を数字キー
ボタンにより入力し、その数値が固定分として制
御部に設けられたメモリに記憶される。他方、時
刻信号発生部からは時間の経過に伴つて変化する
数値符号が変動分として出力され、その数値が制
御部に入力する。そして、施錠・解錠に際して使
用者は、暗証符号の数値と時間の経過に伴つて変
化する数値（時間を含む分単位の４桁の数値また
は時間単位の２桁の数値など）とを、たとえば加
算した数値をキーボタンにより入力すると、制御
部に設けられた比較演算回路において、キーボタ
ンにより入力された数値から時刻信号発生部より
出力され制御部に入力した変動分の数値を減算
し、その減算値とメモリに記憶された固定分の数
値とを比較演算する。その演算結果が制御部から
電動駆動体制御回路へ出力され、前記減算値と記
憶された固定分数値とが一致するときは、電動駆
動体により被鎖錠物が施錠または解錠可能状態に
される。そして、上記したようにキーボタンによ
り入力される数値は、暗証符号の数値と時間の経
過に伴つて変化する数値との、たとえば和であ
り、施錠または解錠しようとする時刻によつて指
で押されるキーボタンが変更されることから、各
キーボタンにおける使用頻度がほぼ同じとなり、
特定のキーボタンのみの汚れが目立つといつたこ
とがなくなる。
以下、図面を参照しながらこの発明の好適な実
施例を説明する。第１図はこの発明の１実施例に
係る電子施錠装置を装着した、たとえば海外旅行
用大形カバン（トランク）の外観斜視図である。
この図において、ケース１の上側板１Ｈに取り付
けられたさげ手２の右側に12個の矩形状のキーボ
タン３が配設されており、これらキーボタンのう
ちの10個が電子施錠装置の暗証符号（この装置で
は数値）投入用の数字０〜９のテンキー、残りの
２個がフアンクシヨンキーであり、これらキーボ
タン３は上側板１Ｈの上面より僅かに突出させて
設けられている。電子施錠装置へのキー入力を記
憶・比較・演算処理するマイクロコンピユータの
制御部（CPU）は、上記キーボタン３に近接し
てケース１内部に設けられている。上側板１Ｈの
両端部にはケース開閉用手動ノブ４Ａ，４Ｂが設
けられており、電子施錠装置によりカバンが施錠
されている時は、その手動ノブ４Ａ，４Ｂは実線
で示したように上側板１Ｈの上面と同一平面まで
沈んでおり、キー入力によつて電子施錠装置が解
錠可能状態になると、点線で示したように上側板
１Ｈの上面から数mm突出し、それらの手動ノブ４
Ａ，４Ｂを同時に矢印Ａ及びｂ方向にそれぞれ摺
動させることによつてカバンの蓋５を開くことが
できる。この手動ノブ４Ａ，４Ｂは、ケース１内
部に設けられている、電子施錠装置の操作部であ
る電動駆動体（電磁ソレノイド等）によつて、上
記したように施錠時引き込まれるものである。図
中６は、数値のうち変動分、すなわち時間ととも
に変化する数値を表示するために設けられている
デイジタル時計であり、液晶文字によつて図示の
ようにPM12：04というように時・分単位の時刻
を表示する。図においてその右側に２個配設され
ている矩形状のものはデイジタル時計調整装置７
である。
施例を説明する。第１図はこの発明の１実施例に
係る電子施錠装置を装着した、たとえば海外旅行
用大形カバン（トランク）の外観斜視図である。
この図において、ケース１の上側板１Ｈに取り付
けられたさげ手２の右側に12個の矩形状のキーボ
タン３が配設されており、これらキーボタンのう
ちの10個が電子施錠装置の暗証符号（この装置で
は数値）投入用の数字０〜９のテンキー、残りの
２個がフアンクシヨンキーであり、これらキーボ
タン３は上側板１Ｈの上面より僅かに突出させて
設けられている。電子施錠装置へのキー入力を記
憶・比較・演算処理するマイクロコンピユータの
制御部（CPU）は、上記キーボタン３に近接し
てケース１内部に設けられている。上側板１Ｈの
両端部にはケース開閉用手動ノブ４Ａ，４Ｂが設
けられており、電子施錠装置によりカバンが施錠
されている時は、その手動ノブ４Ａ，４Ｂは実線
で示したように上側板１Ｈの上面と同一平面まで
沈んでおり、キー入力によつて電子施錠装置が解
錠可能状態になると、点線で示したように上側板
１Ｈの上面から数mm突出し、それらの手動ノブ４
Ａ，４Ｂを同時に矢印Ａ及びｂ方向にそれぞれ摺
動させることによつてカバンの蓋５を開くことが
できる。この手動ノブ４Ａ，４Ｂは、ケース１内
部に設けられている、電子施錠装置の操作部であ
る電動駆動体（電磁ソレノイド等）によつて、上
記したように施錠時引き込まれるものである。図
中６は、数値のうち変動分、すなわち時間ととも
に変化する数値を表示するために設けられている
デイジタル時計であり、液晶文字によつて図示の
ようにPM12：04というように時・分単位の時刻
を表示する。図においてその右側に２個配設され
ている矩形状のものはデイジタル時計調整装置７
である。
第２図はこの発明の電子施錠装置の回路構成の
１例を示すブロツク図である。第１図と同一符号
を付しているものは上記説明におけるものと同一
部材を示す。第２図において符号８Ａ，８Ｂで示
したものが上記した電磁ソレノイドである。キー
ボタン３のうち右端の符号Ｓは電源スイツチであ
り、電子施錠装置の電源９（たとえばDC6Vの内
蔵電池）をON・OFFさせるもの、また符号Ｕは
解錠ボタンであり、カバンを開けるとき押すキー
ボタンであり、それらの操作については後述す
る。マイクロコンピユータの制御部（CPU）１
０は、従来の装置とほぼ同様に制御回路、メモ
リ、比較演算回路及びクロツク・パルス発生回路
を有しているが、メモリが単に予め定めた暗証符
号（この装置では数値）を記憶しているだけでな
く、デイジタル時計６の表示数値、たとえば1204
といつた、時間を含む分単位で変化する数値を
刻々に更新しながら記憶している点が異なる。こ
のメモリに更新・記憶する数値としては、必ずし
も上記４桁の時・分単位のものに限らず、２桁の
01〜12の時間単位の数値でもよいし、00〜59とい
つた分単位の数値でもよい。この時間の経過に伴
つて変化する数値を変動分数値Xtとする。一
方、上記した予め制御部１０のメモリに記憶させ
てあり、変動しない固有の数値を固定分数値Xf
とし、この固定分数値Xfを、たとえば1234と仮
定すると、解錠するとき使用者は、この固定分数
値Xf＝1234にその時刻を表わす変動分数値Xt＝
1204を、たとえば加算したXf＋Xt＝2438の数値
をキー入力するのである。このとき、投入中に変
動分数値Xtが1204から1205に更新されるのを防
ぐために、上記キー入力の最初の数字２を投入し
た時点から比較演算処理が完了するまでの間は、
メモリはその記憶を保持するようにしている。こ
のようなことは、変動分数値Xtが時間単位の数
値であるときは必ずしも必要でない。この固定分
数値Xf＋変動分数値Xtの数値をキーボタン３に
よりキー入力すると、制御部１０は変動分数値
Xt＝1204を減算して、その差ΔＸ＝1234とメモ
リに記憶されている固定分数値Xf＝1234とを比
較演算し、両方が合致するか否かの判別を行な
う。尚、固定分数値Xfについても桁数は任意で
あることは言うまでもない。
１例を示すブロツク図である。第１図と同一符号
を付しているものは上記説明におけるものと同一
部材を示す。第２図において符号８Ａ，８Ｂで示
したものが上記した電磁ソレノイドである。キー
ボタン３のうち右端の符号Ｓは電源スイツチであ
り、電子施錠装置の電源９（たとえばDC6Vの内
蔵電池）をON・OFFさせるもの、また符号Ｕは
解錠ボタンであり、カバンを開けるとき押すキー
ボタンであり、それらの操作については後述す
る。マイクロコンピユータの制御部（CPU）１
０は、従来の装置とほぼ同様に制御回路、メモ
リ、比較演算回路及びクロツク・パルス発生回路
を有しているが、メモリが単に予め定めた暗証符
号（この装置では数値）を記憶しているだけでな
く、デイジタル時計６の表示数値、たとえば1204
といつた、時間を含む分単位で変化する数値を
刻々に更新しながら記憶している点が異なる。こ
のメモリに更新・記憶する数値としては、必ずし
も上記４桁の時・分単位のものに限らず、２桁の
01〜12の時間単位の数値でもよいし、00〜59とい
つた分単位の数値でもよい。この時間の経過に伴
つて変化する数値を変動分数値Xtとする。一
方、上記した予め制御部１０のメモリに記憶させ
てあり、変動しない固有の数値を固定分数値Xf
とし、この固定分数値Xfを、たとえば1234と仮
定すると、解錠するとき使用者は、この固定分数
値Xf＝1234にその時刻を表わす変動分数値Xt＝
1204を、たとえば加算したXf＋Xt＝2438の数値
をキー入力するのである。このとき、投入中に変
動分数値Xtが1204から1205に更新されるのを防
ぐために、上記キー入力の最初の数字２を投入し
た時点から比較演算処理が完了するまでの間は、
メモリはその記憶を保持するようにしている。こ
のようなことは、変動分数値Xtが時間単位の数
値であるときは必ずしも必要でない。この固定分
数値Xf＋変動分数値Xtの数値をキーボタン３に
よりキー入力すると、制御部１０は変動分数値
Xt＝1204を減算して、その差ΔＸ＝1234とメモ
リに記憶されている固定分数値Xf＝1234とを比
較演算し、両方が合致するか否かの判別を行な
う。尚、固定分数値Xfについても桁数は任意で
あることは言うまでもない。
第１図に戻つて施錠・解錠操作を順に説明す
る。まずカバンを施錠するときは、キーボタン３
の電源スイツチＳを押して電源をONにし、ケー
ス１に蓋５を閉じると電子施錠装置は自動的に作
動して施錠状態となり、手動ノブ４Ａ，４Ｂは実
線で示した位置に沈む。次に、カバンを開きたい
ときは、キーボタン３の電源スイツチＳを押して
電源をONにし、デイジタル時計６の時刻を表示
する変動分数値Xt＝1204と暗証符号である固定
分数値Xf＝1234とを暗算で加算し、その和を示
す数値2438をテンキーにより入力する。この操作
によつて、上記したように投入した数値が正しけ
ればΔＸ＝Xfとなり、制御部１０はカバン内の
小形スピーカ１１に合致信号Ssを送り、たとえ
ば連続音を３回発生させる。この連続音を確認し
て解錠ボタンＵを押すと、制御部１０は解錠指令
信号Suを電動駆動体制御回路１２に出力する。
この電動駆動体制御回路１２は、電源９の電圧を
電磁ソレノイド８Ａ，８Ｂに印加してそれらを作
動させ、手動ノブ４Ａ，４Ｂの拘束を解除する。
手動ノブ４Ａ，４Ｂは、第１図について説明した
ように、上側板１Ｈの上面から数mm突出するの
で、それらを両側に押すことによりカバンが開
く。
る。まずカバンを施錠するときは、キーボタン３
の電源スイツチＳを押して電源をONにし、ケー
ス１に蓋５を閉じると電子施錠装置は自動的に作
動して施錠状態となり、手動ノブ４Ａ，４Ｂは実
線で示した位置に沈む。次に、カバンを開きたい
ときは、キーボタン３の電源スイツチＳを押して
電源をONにし、デイジタル時計６の時刻を表示
する変動分数値Xt＝1204と暗証符号である固定
分数値Xf＝1234とを暗算で加算し、その和を示
す数値2438をテンキーにより入力する。この操作
によつて、上記したように投入した数値が正しけ
ればΔＸ＝Xfとなり、制御部１０はカバン内の
小形スピーカ１１に合致信号Ssを送り、たとえ
ば連続音を３回発生させる。この連続音を確認し
て解錠ボタンＵを押すと、制御部１０は解錠指令
信号Suを電動駆動体制御回路１２に出力する。
この電動駆動体制御回路１２は、電源９の電圧を
電磁ソレノイド８Ａ，８Ｂに印加してそれらを作
動させ、手動ノブ４Ａ，４Ｂの拘束を解除する。
手動ノブ４Ａ，４Ｂは、第１図について説明した
ように、上側板１Ｈの上面から数mm突出するの
で、それらを両側に押すことによりカバンが開
く。
以上の説明は、この発明の実施例装置をカバン
に装着した場合についてのものであるが、この発
明の適用範囲はカバンに限定されるものではない
ことは言うまでもないし、また時間の経過に伴つ
て変化する変動分の数値の表示手段としては必ず
しもデイジタル時計を用いなくても、たとえば制
御部におけるクロツク・パルスをカウントするデ
イジタルカウンタを用いてもよい。さらにこれら
の数値を表示する時計やカウンタを装置に併設せ
ず、内部のメモリに、たとえば時間単位で記憶を
更新させる手段を講じておけば、解錠したいと
き、腕時計や駅の時計等で時刻を知り、01〜12の
変動分数値をXtとして固定分数値Xfと加算また
は減算さらには乗・除算してキー入力することで
目的が達せられる。また電動駆動体としては電磁
ソレノイドの代わりに小形モータなどを使用して
もよい。
に装着した場合についてのものであるが、この発
明の適用範囲はカバンに限定されるものではない
ことは言うまでもないし、また時間の経過に伴つ
て変化する変動分の数値の表示手段としては必ず
しもデイジタル時計を用いなくても、たとえば制
御部におけるクロツク・パルスをカウントするデ
イジタルカウンタを用いてもよい。さらにこれら
の数値を表示する時計やカウンタを装置に併設せ
ず、内部のメモリに、たとえば時間単位で記憶を
更新させる手段を講じておけば、解錠したいと
き、腕時計や駅の時計等で時刻を知り、01〜12の
変動分数値をXtとして固定分数値Xfと加算また
は減算さらには乗・除算してキー入力することで
目的が達せられる。また電動駆動体としては電磁
ソレノイドの代わりに小形モータなどを使用して
もよい。
この発明は以上のように構成されているので、
従来の電子施錠装置においてキーボタンのうち特
定の暗証符号に用いるものだけが手あかなどで汚
れて目立つことにより機密性が低下していたとい
つた欠点を解消し、時々刻々変化する変動分数値
を固定分数値と合成することによつて、すべての
キーボタンの使用頻度をほぼ同じとし、特定のキ
ーボタンのみの汚れが目立つたりすることを完全
に防止し、暗証符号の機密性を恒久的に高く保つ
ことができる。また、記憶しておく固定分数値を
きわめて単純な憶え易いものとすることができ、
暗証符号を忘れて解錠することができなくなると
いつたおそれの全くない便宜な電子施錠装置をこ
の発明は提供し得たものである。
従来の電子施錠装置においてキーボタンのうち特
定の暗証符号に用いるものだけが手あかなどで汚
れて目立つことにより機密性が低下していたとい
つた欠点を解消し、時々刻々変化する変動分数値
を固定分数値と合成することによつて、すべての
キーボタンの使用頻度をほぼ同じとし、特定のキ
ーボタンのみの汚れが目立つたりすることを完全
に防止し、暗証符号の機密性を恒久的に高く保つ
ことができる。また、記憶しておく固定分数値を
きわめて単純な憶え易いものとすることができ、
暗証符号を忘れて解錠することができなくなると
いつたおそれの全くない便宜な電子施錠装置をこ
の発明は提供し得たものである。
第１図はこの発明の１実施例に係る電子施錠装
置を装着した旅行用大形カバンの外観斜視図、第
２図はこの発明の電子施錠装置の回路構成の１例
を示すブロツク図である。 ３…キーボタン（テンキー及びフアンクシヨン
キー）、４Ａ，４Ｂ…ケース開閉用手動ノブ、６
…時刻信号発生部（デイジタル時計）、８Ａ，８
Ｂ…電動駆動体（電磁ソレノイド）、１０…制御
部（CPU）、１２…電動駆動体制御回路、Xt＋Xf
…施錠・解錠に際してキー入力される合成数値、
Xf…固定分数値、Xt…変動分数値。
置を装着した旅行用大形カバンの外観斜視図、第
２図はこの発明の電子施錠装置の回路構成の１例
を示すブロツク図である。 ３…キーボタン（テンキー及びフアンクシヨン
キー）、４Ａ，４Ｂ…ケース開閉用手動ノブ、６
…時刻信号発生部（デイジタル時計）、８Ａ，８
Ｂ…電動駆動体（電磁ソレノイド）、１０…制御
部（CPU）、１２…電動駆動体制御回路、Xt＋Xf
…施錠・解錠に際してキー入力される合成数値、
Xf…固定分数値、Xt…変動分数値。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 外部から暗証符号を入力する複数個のキーボ
タンと、これらキーボタンにより入力された暗証
符号を記憶するとともに、施錠・解錠の際に前記
キーボタンにより入力される入力符号と記憶され
た前記暗証符号とを比較演算し、その演算結果を
出力する制御部と、この制御部からの出力によ
り、被鎖錠物を施錠または解錠可能状態にする電
動駆動体を制御する電動駆動体制御回路とを備え
てなる電子施錠装置において、前記キーボタン
を、数値を入力する数字キーボタンとして、それ
ら数字キーボタンにより入力された数値を固定分
として前記制御部に設けられたメモリに記憶し、
時間の経過に伴つて変化する数値を変動分として
前記制御部に入力する時刻信号発生部を設けると
ともに、施錠・解錠に際して数字キーボタンによ
り入力される数値と前記時刻信号発生部より出力
され前記制御部に入力する変動分数値とにより演
算を行なつてさらにその演算値と前記メモリに記
憶された固定分数値とを比較演算する比較演算回
路を前記制御部に設け、その演算結果を前記電動
駆動体制御回路へ出力するようにしたことを特徴
とする電子施錠装置。 ２ 時間の経過に伴つて変化する変動分の数値を
表示するデイジタル時計が併設されてなる特許請
求の範囲第１項記載の電子施錠装置。 ３ 時間の経過に伴つて変化する変動分の数値を
表示するデイジタルカウンタが併設されてなる特
許請求の範囲第１項記載の電子施錠装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9107180A JPS5715779A (en) | 1980-07-01 | 1980-07-01 | Electronic lock |
| DE8080105971T DE3069363D1 (en) | 1980-07-01 | 1980-10-02 | Electronic locking device |
| EP80105971A EP0042886B1 (en) | 1980-07-01 | 1980-10-02 | Electronic locking device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9107180A JPS5715779A (en) | 1980-07-01 | 1980-07-01 | Electronic lock |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5715779A JPS5715779A (en) | 1982-01-27 |
| JPS6221954B2 true JPS6221954B2 (ja) | 1987-05-15 |
Family
ID=14016263
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9107180A Granted JPS5715779A (en) | 1980-07-01 | 1980-07-01 | Electronic lock |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0042886B1 (ja) |
| JP (1) | JPS5715779A (ja) |
| DE (1) | DE3069363D1 (ja) |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3300170C2 (de) * | 1983-01-05 | 1986-12-18 | DATA-LÖSCH Gesellschaft für Sicherheitstechniken im Datenschutz mbH, 4420 Coesfeld | Sperrwerk-Steuerungsanlage |
| DE3677676D1 (de) * | 1985-09-10 | 1991-04-04 | Huelsbeck & Fuerst | Elektronische schliesseinrichtung fuer kraftfahrzeuge. |
| DE3532156A1 (de) * | 1985-09-10 | 1987-03-26 | Huelsbeck & Fuerst | Elektronische schliesseinrichtung fuer kraftfahrzeuge |
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| JPH01211156A (ja) * | 1988-02-19 | 1989-08-24 | Nec Corp | コンピュータ不正接続防止方式 |
| JPH0232370A (ja) * | 1988-07-22 | 1990-02-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 消耗部品寿命管理装置 |
| JPH02191056A (ja) * | 1989-01-20 | 1990-07-26 | Ikeda Denki Kk | 暗証コード照合装置 |
| GB9001804D0 (en) * | 1990-01-26 | 1990-03-28 | Automatic Button Co The Ltd | Dynamic lock and key |
| FR2699376B1 (fr) * | 1992-12-22 | 1995-03-17 | Samsonite Corp | Dispositif de verrouillage d'un mécanisme de fermeture pour bagage. |
| DE4430315C2 (de) * | 1994-08-26 | 1997-10-23 | Telefunken Microelectron | Verfahren zum Betrieb eines Schließsystems für verschließbare Gegenstände |
| US5754652A (en) * | 1994-12-14 | 1998-05-19 | Lucent Technologies Inc. | Method and apparatus for secure pin entry |
| JP2002004659A (ja) * | 2000-06-20 | 2002-01-09 | Mitsubishi Electric Corp | 入退室管理システム及びその制御方法 |
| DE10134837A1 (de) * | 2001-07-17 | 2003-01-30 | Hella Kg Hueck & Co | Verfahren zum fernbedienten Ver- und/oder Entriegeln eines Fahrzeuges |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US3893073A (en) * | 1974-02-06 | 1975-07-01 | Westinghouse Electric Corp | Keyless control mechanism |
| US4093870A (en) * | 1976-04-26 | 1978-06-06 | Epstein Lawrence J | Apparatus for testing reflexes and/or for functioning as a combination lock |
-
1980
- 1980-07-01 JP JP9107180A patent/JPS5715779A/ja active Granted
- 1980-10-02 EP EP80105971A patent/EP0042886B1/en not_active Expired
- 1980-10-02 DE DE8080105971T patent/DE3069363D1/de not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5715779A (en) | 1982-01-27 |
| EP0042886A1 (en) | 1982-01-06 |
| DE3069363D1 (en) | 1984-11-08 |
| EP0042886B1 (en) | 1984-10-03 |
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