JPH0223738Y2 - - Google Patents

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JPH0223738Y2
JPH0223738Y2 JP1982169686U JP16968682U JPH0223738Y2 JP H0223738 Y2 JPH0223738 Y2 JP H0223738Y2 JP 1982169686 U JP1982169686 U JP 1982169686U JP 16968682 U JP16968682 U JP 16968682U JP H0223738 Y2 JPH0223738 Y2 JP H0223738Y2
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JP1982169686U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、防盗性を一層向上させた電子錠に関
するものである。
本出願人は、例えばテンキーの操作によつて解
錠することができるようにした電子錠について先
に特許出願をした(特願昭57−18031号)。かかる
電子錠によれば、ダイヤル錠やシリンダ錠等を用
いた機械式の錠前に比べて、急用の場合にも迅速
な解錠が可能であつて、甚だ便利である。しかし
ながら、従来のこの種の電子錠によれば、電子錠
を取り付けた金庫の扉の裏側などに、デジタルス
イツチなどにより予め設定された解錠番号が表示
されるため、この解錠番号が金庫の扉を開いた場
合などに関係者以外の者に読み取られてしまう場
合があり、防盗性が完全でない場合があつた。
本考案の目的は、従来の電子錠を改良して、た
とえ予め設定された暗誦番号が関係者以外の者に
知られたとしても、その暗誦番号だけを入力して
も解錠することがないようにして、防盗性を一層
向上させた電子錠を提供することにある。
以下、図面を参照しながら本考案を説明する。
第1図において、本考案の電子錠を有する金庫
の本体1には蝶番7により扉2が開閉自在に取り
付けられており、扉2の前面に設けられたプレー
ト3には、ハンドル4、シリンダ錠5、キーボー
ド6が設けられている。この金庫の扉2を開ける
場合は、シリンダ錠5の解錠を行ない、かつ、キ
ーボード6のキー操作により予め設定された暗誦
番号を入力したあとで、ハンドル4を回動させて
扉2を開けるようになつている。シリンダ錠5は
必ずしも設ける必要はなく、キーボード6のキー
操作のみにより解錠するようにしてもよい。
上記扉2の内側面には、第2図及び第3図に示
されているように、一連のデジタルスイツチ9と
他の一連のデジタルスイツチ11が設けられてい
る。これら二つのデジタルスイツチ9,11によ
つて一連の暗誦番号が予め設定されるものである
が、一方のデジタルスイツチ11はマスター番号
設定部として扉2内に埋め込まれると共にカバー
10によつて被われ、扉2が一旦製造されたのち
は、通常の使用状態では操作することも見ること
もできず、デジタルスイツチ11の設定値はマス
ター番号として特定の者しか知ることができない
ようになつている。このデジタルスイツチ11の
設定値は製造者の台帳などに登録される場合もあ
る。これに対して他方のデジタルスイツチ9は金
庫の使用者が任意に設定することができるように
なつている。
このような金庫の解錠を行なうには、二つのデ
ジタルスイツチ9,11によつて設定された暗誦
番号とマスター番号を、キーボード6のキー操作
で入力することによつて行なう。一方のデジタル
スイツチ9によつて設定された暗誦番号は、扉2
を開いた状態でデジタルスイツチ9を見ればわか
るが、他方のデジタルスイツチ11によつて設定
された暗誦番号は関係者だけしかわからないか
ら、関係者だけしか解錠することはできない。
デジタルスイツチ11は、一旦設定したのちは
カバー10によつて塞いでもよいし、ロウを流し
て埋め込んでもよい。また、第4図に示されてい
るように、蓋12を開閉可能に設け、この蓋12
を錠前13によつて施錠するようにしてもよい。
デジタルスイツチは第4図に符号14で示されて
いるようなキースイツチであつてもよい。マスタ
ー番号設定手段をデジタルスイツチとした場合、
必要に応じてマスター番号を変更することができ
る。しかし、マスター番号は変更不可能に固定的
に設定するようにしてもよい。
また、暗誦番号中のどこにマスター番号を配置
するか、あるいは、暗誦番号全体の桁数及びマス
ター番号の桁数をどのように設定するかは自由で
ある。第5図の例では暗誦番号の全桁を10桁と
し、そのうちの中央の2桁をマスター番号とした
ものである。同図中の4角の駒内の数字は設定順
予を示している。第6図の例は10桁の暗誦番号の
うち最初の2桁にはマスター番号を配置したもの
であり、第7図の例は10桁の暗誦番号のうち最後
の2桁にマスター番号を配置したものである。
次に本考案に用いられる電気回路の例を第8図
によつて説明する。第8図において、乃至は
前記キーボード6のテンキーを示しており、これ
らのテンキーを選択操作するとこれに対応するス
イツチがオンになり、ダイオードマトリクス回路
27により4ビツトの2進法によるデジタル信号
として出力され、ラツチ回路C1によつて一時記
憶されるようになつている。ラツチ回路C1はラ
ツチ回路C2にというように、ラツチ回路はN桁
分直列的に接続されていて、前記テンキーを一つ
ずつ押すたびに生ずる信号を各ラツチ回路C1
至CNのクロツク端子CLKに入力することにより、
順次下位の桁のラツチ回路におけるラツチ信号を
上位の桁のラツチ回路にシフトするようになつて
いる。各ラツチ回路C1乃至CNのラツチ信号はそ
れぞれのQ0乃至Q3の出力端子からのコンパレー
タCP1乃至CPNの入力端子P0乃至P3に入力される
ようになつている。前記キーボードに設けらた
「ET」キーは、暗誦番号の入力後に押すエンター
キーであつて、「ET」キーを押してこれに対応す
るスイツチが作動すると、コンパレータCP1のIN
端子に「H」信号が入力されるようになつてい
る。各コンパレータCP1乃至CPNの他方の入力端子
B0乃至B3には、各コンパレータCP1乃至CPNに対
して設けられたデジタルスイツチDS1乃至DSNから
の信号がそれぞれ入力されるようになつている。
各コンパレータCP1乃至CPNは、それぞれデジタル
スイツチDS1乃至DSNからの信号とラツチ回路C1
乃至CNからの信号とを比較し、全桁の数値が合
致したときはじめてコンパレータCP1のINの端子
に入力された「H」信号を各コンパレータCP1
至CPNを通じてコンパレータCPNのQ端子から出力
し、フリツプフロツプ回路FF1(以下、フリツプ
フロツプについては「FF1」「FF2」のように略示
する)のプリセツト端子PRに入力されるように
なつている。FF1は端子PRに「H」信号が入力
されると端子Qから「H」信号が出力され、トラ
ンジスタTrをオンにし、リレーコイルcを励磁
してその接点Rをオンにし、コンタクトS1,S2
通じて図示されない電磁石を励磁するようになつ
ている。この電磁石は、第1図の例でいえば扉2
内においてハンドル4の近くに設けられていて、
この電磁石が励磁されると、ハンドル4の回動操
作による閂の後退を許容し、扉2の開放を許容す
るようになつている。
FF1からの「H」信号はFF2のPR端子に入力さ
れてFF2のQ端子から「H」信号が出力されるよ
うになつており、この「H」信号は各ラツチ回路
C1乃至CNのリセツト端子PSTに入力され、各ラ
ツチ回路の記憶を消去するようになつている。
FF1,FF2の端子CLには、イニシヤルリセツト回
路IRからオア回路O1を介して信号が入力される
ようになつている。オア回路O1に加えられる今
一つの信号Xは、前述の電磁石の作動により解錠
されたときに入力されるものであつて、この信号
XによりFF1,FF2のQ端子を「L」にして誤動
作を防止するためである。
前記「ET」キーを押すことによつて生ずる
「H」信号はFF4のPR端子に入力され、これによ
りFF4のQ端子から「H」信号が出力されるよう
になつている。この「H」信号はアンド回路a1
入力され、アンド回路a1はその間発振回路OSCか
ら出力される一定周波数のパルス信号の通過を許
してFF3の端子CKに入力するようになつている。
FF3は一種のタイマーとして作動するようになつ
ており、入力パルスを計数して所定の計数値に達
したときQ10端子より「H」信号を出力し、オア
回路O1に入力するようになつている。前記テン
キーを押すことによつて生ずる「H」信号は各ラ
ツチ回路C1乃至CNのCLK端子に入力されるほか、
FF3のCL端子に入力されると共にオア回路O3
介してFF4のCL端子にも入力され、FF3はCL端
子への入力によりQ10端子の出力を「L」にし、
FF4はCL端子への入力によりQ端子の出力を
「L」にするようになつている。FF3のQ10端子の
出力信号は、微分回路とオア回路O3を介してFF4
のCL端子に加えられるようになつている。
以上の回路において、N桁分のデジタルスイツ
チDS1乃至DSNのうちの一部、例えばDSN-1、DSN
マスター番号設定用のデジタルスイツチとして、
関係者以外の者には設定番号がわからないように
なつているものとする。
上記の回路において、いま、テンキーを順次押
して所定の暗誦番号及びマスター番号を入力し、
最後に「ET」キーを押したとする。マトリクス
回路27からの数値信号は順次ラツチ回路C1
らC2,……CN-1,CNというようにシフトされな
がら一時記憶される。各桁のラツチ回路C1乃至
CNからのデジタル信号と各桁のデジタルスイツ
チDS1乃至DSNからのデジタル信号はそれぞれの桁
のコンパレータCP1乃至CPNで比較され、全桁にお
いて比較が一致しているときは、「ET」キーの操
作によつて生じる「H」信号が各コンパレータ
CP1乃至CPNを通じてコンパレータCPNのQ端子か
ら出力され、この「H」信号によりFF1及びトラ
ンジスタTrが作動し、前述のように電磁石が励
磁されて解錠されることになる。FF1のQ端子の
「H」信号はまたFF2のPR端子に入力されるFF2
のQ端子から「H」信号が出力される。この
「H」信号は各ラツチ回路C1乃至CNのRST端子に
入力され、各ラツチ回路をリセツトする。上記の
ように電磁石が励磁されて解錠されたのち、第1
図に示されているようなハンドル4の回動操作に
より閂を退避させると、この閂の移動を検知する
リミツトスイツチが作動してオア回路O1に信号
Xが入力され、この信号によりFF1,FF2がクリ
アされ、上記電磁石が消磁される。上記電磁石、
ハンドル4、リミツトスイツチからなる機構部分
は、当初に述べた本出願人の特許出願(特願昭57
−18031号)の明細書及び図面に記載されている
機構と同じ機構を用いることができる。
なお、テンキー操作により暗誦番号通りの数値
を入力し、かつ、「ET」キーを押した場合であつ
ても、第1図におけるハンドル4を回動操作する
ことなく扉2を閉じたままにしておく場合があ
る。この場合、トランジスタTrがオンしたまま
であるとすれば、暗誦番号を全く知らない者であ
つてもきわめて容易に扉を開けることができるこ
とになつてしまう。しかし、第8図の回路例で
は、一定時間経過するとトランジスタTrがオフ
し、再び施錠されるようになつている。即ち、上
記のように「ET」キーが押されると、信号Yが
FF4のPR端子に入力されFF4のQ端子が「H」と
なり、発振回路OSCからのパルス信号がアンド
回路a1を通りFF3のCK端子に入力される。FF3
このパルス信号を計数し、所定の計数値に達する
とFF3のQ10端子から「H」信号が出力され、オ
ア回路O1を介してFF1,FF2のCL端子に入力さ
れ、FF1,FF2をクリヤし、トランジスタTrをオ
フにする。ここにおいて再び施錠状態に転換し、
そのままでは扉を開けることが不可能となる。
第8図の例では、デジタルスイツチDSN-1とDSN
がマスター番号設定用デジタルスイツチとなつて
いる。従つて、一連の複数桁の暗誦番号中の頭初
の2桁がマスター番号となつている。
このように、本考案によれば、一連の暗誦番号
の一部をマスター番号として関係者以外の者には
知られることがないようにしたから、一連の暗誦
番号の一部が関係者以外の者に知られたとしても
それらの者は解錠することは不可能であり、防盗
性が一層向上した電子錠を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電子錠を有する金庫の例を示
す正面図、第2図は同上金庫の扉の内側面の一部
を示す斜面図、第3図は同上扉の背面図、第4図
は金庫の扉の内側面の別の例を示す斜面図、第5
図は本考案の電子錠によるマスター番号の配置例
を示す説明図、第6図は同じくマスター番号の他
の配置例を示す説明図、第7図は同じくマスター
番号のさらに他の配置例を示す説明図、第8図は
本考案に用いられる電気回路の例を示す線図であ
る。 6……キーボード(入力操作部)、9……デジ
タルスイツチ、11……マスター番号設定用デジ
タルスイツチ、C1,C2,CN-1,CN……ラツチ回
路、CP1,CP2,CPN-1,CPN……コンパレータ、
DS1,DS2,DSN-1,CSN……デジタルスイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数桁の任意の数値のデジタル号を入力するこ
    とができるテンキーと、 上記テンキーの操作によつて入力された数値信
    号を各桁ごとに一時記憶する複数のラツチ回路
    と、 複数桁の任意の数値を設定することができ、設
    定された数値のデジタル信号を各桁ごとに出力す
    る複数のデジタルスイツチと、 上記ラツチ回路において一時記憶された数値信
    号と上記デジタルスイツチから出力された数値信
    号とを各桁ごとに比較し、全桁の比較が一致した
    とき解錠信号を出力する複数のコンパレータとを
    有してなり、 上記デジタルスイツチの一部は、通常の使用状
    態では操作することができず、かつ、見ることも
    できないマスター番号設定部を構成していること
    を特徴とする電子錠。
JP16968682U 1982-11-09 1982-11-09 電子錠 Granted JPS5974263U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16968682U JPS5974263U (ja) 1982-11-09 1982-11-09 電子錠

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JP16968682U JPS5974263U (ja) 1982-11-09 1982-11-09 電子錠

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Publication Number Publication Date
JPS5974263U JPS5974263U (ja) 1984-05-19
JPH0223738Y2 true JPH0223738Y2 (ja) 1990-06-28

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JP16968682U Granted JPS5974263U (ja) 1982-11-09 1982-11-09 電子錠

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6110326A (ja) * 1984-06-26 1986-01-17 Arupain Kk 装置起動方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57130679A (en) * 1981-02-02 1982-08-13 Itoki Kosakusho Chamber managing system facilitating alteration of chamber entering condition

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JPS57130679A (en) * 1981-02-02 1982-08-13 Itoki Kosakusho Chamber managing system facilitating alteration of chamber entering condition

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