JPS62216822A - パワ−ユニツトのマウンテイング装置 - Google Patents

パワ−ユニツトのマウンテイング装置

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Publication number
JPS62216822A
JPS62216822A JP5980586A JP5980586A JPS62216822A JP S62216822 A JPS62216822 A JP S62216822A JP 5980586 A JP5980586 A JP 5980586A JP 5980586 A JP5980586 A JP 5980586A JP S62216822 A JPS62216822 A JP S62216822A
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JP
Japan
Prior art keywords
engine
mount
negative pressure
power unit
intake pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5980586A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Oda
織田 一也
Kazutoshi Nobumoto
信本 和俊
Haruyuki Taniguchi
晴幸 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP5980586A priority Critical patent/JPS62216822A/ja
Publication of JPS62216822A publication Critical patent/JPS62216822A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F13/00Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
    • F16F13/04Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
    • F16F13/26Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper characterised by adjusting or regulating devices responsive to exterior conditions

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、パワーユニットのマウンティング装置に関す
る乙のである。
(従来技術) 最近では、燃費低減や車室内の居住性向上等の観点から
自動車の多くのらの(一般に小型車ではあるカリがI”
fl(フロントエンジン・リアドライブ)方式からFF
(フロントエンジン・フロントドライブ)方式に移行し
、車体を中心とした車両重量の軽量化が図られるように
なってきている。
一方、自動車に対するユーザ側要求レベルの高度化と多
様化に答えるために、高性能エンジンや4WD(4輪駆
動)パワーユニットの搭載など上記車体軽虫化傾向と同
時にエンジン自体の高出力化が図られろ傾向にある。他
方、また上記車室内居住性の向上は、同時に車室内の低
振動並びに静粛性をら要求することになる。
ところが、上記のように車体自体を軽量化し、しから高
出力エンジンを搭載するということは、上述の[室内の
低振動化並びに静粛化の見地から見ると全く矛盾する関
係に立つことになる。特に、上1;己エンンン部分は車
室内振動並びに騒音にとっての起臥源として最ら大きな
存在であり、」二足の両要求を満足して、なおかつ車室
内の低1辰動化!112びに低騒音化を達成するために
はエンジンを含む駆動部全体、すなわちバワーユニソi
・の車体に対するマウント構造自体を上記要求に対応し
た効果的な機能を有するものとしなければならない。
らちろん、一般に上記パワーユニットは、所定の弾性係
数を有するラバ一部材を介して車体に対してマウンティ
ングすることにより、ある程度振動を吸収するようなマ
ウンティング構造が採用されている。
しかし、このようなマウンティング構造の場合には次の
ような欠点がある。
すなわち、上記のような各支持点のラバ一部材は、常に
一定の弾性係数(ばね定数および減衰定数)しか有して
いないために運転状態によって変化するトルク変動に充
分に対応することができず、特に過渡的な駆動)・ルク
の変動によって大きな弾性変位状態を呈し、それらによ
って支持されているパワーユニットが大きく変位するこ
とになり、特に加速、減速時等の過渡的な駆動トルク作
用時に車体前後方向に作用する極低周波(〜101−1
z)のしゃくり振動(ザージ振動)或いは車体上下・前
後に作用する低周波(〜301−+z)のショック振動
等を引き起こし易い。また、エンジンの定常回転によっ
て発生ずる一般的な高周波振動(エンジン回転数2欠成
分)自体の低減作用ら必ずしも充分とは言えない。
上記しゃくり振動およびショック振動は、特に車両の加
減速時において、エンジンに過渡的な駆動トルクが作用
した時に、駆動系、捩り系に最低次の振動が励起され、
これがタイヤおよびザスベンンヨンを介して車体前後方
向の振動となると同時にパワーユニゾ]・がその反力を
受けることになり、エンノンマウントから車体に対して
;ir 撃的な入力が作用して車体の」−下、直後方向
の振動を形成する。従って、上記しゃくり振動は上記駆
動系、映り系のl・ルク変動を主因として発生し、能力
ショック振動はこれにパワーユニット並びに車体系の振
動が複合したらのとなる。
ところで、上記ラバーマウントによる欠点を解消するた
めに、上記パワーユニットの回転軸を挟んで左右両側に
配置され、各々非圧縮流体が封入された上下2室を有す
るとともに、該上下2室の隔壁に上記パワーユニットの
脚部か連結された左右一対のマウントを備え、その左側
マウントの下室と右側マウントの上室とをそれぞれバウ
ンス振動に対しては、上記両マウントの互いに連通ずる
上下室同士で流体が移動する際の移動ばね定数により低
バウンス剛性を得る一方、パワーユニットのロール振動
に対しては、上記上下室間の流体移動が行なわれないこ
とによってロール剛性を増大させる上うにしてバウンス
時およびローリング時のパワーユニッ)・の大変位(低
域振動)を防止するとともに一般的なエンジン振動(高
域振動)の低減をも可能にしようとしたパワーユニット
のマウンティング装置が提案されている(例えば特開昭
58−161617号公報参照)。
ところが、この従来技術では、確かにバウンス時の1−
下柵仙の西#ンロー11ング蒔のパワーユニ1.。
トの変位による検層れ振動をそれぞれ防止することがで
きるが、他力、本質的にロール剛性の増大を目的として
いるために、その高ロール剛性により却って加速、減速
時等のエンジン回転によるパワーユニッ[・の変動トル
クの基台への伝達率が大きくなり、それらに起因する振
動や騒音等を緩和することが困難である。
一方、上記以外の池の従来例として、例えば米国特許第
2705118号明細書並びに図面に開示されろように
、上記パワーユニットの回転軸を挟んで両側方に配]δ
される一対のマウン]・の各々を、非圧縮性流体が封入
された1つの流体室をYイする構成にするとともに、両
マウントのfl”L捧呈をオリフィスを有する導管で連
通ずることにより、パワーユニットの過渡的なトルク変
動を当該オリフィスによって減衰するようにしたもの6
すてに知られている。
ところで、この従来技術に関し、本発明者等は、上記マ
ウンティング装置のロール剛性の低減を目的として、そ
の基本的な構成、つまりバワーユニットの回転軸を挟ん
で両側方に配置されたマウントの流体室同士を導管で連
通してなる構成について各種の検討を繰り返したところ
、上記導管内の流体の共振現象により、上記パワーユニ
ットのトルク変動に伴う振動数の変化に応じてマウンテ
ィング装置のロール剛性が第4図に示すように変化する
ことを見出した。すなわち、上述のロール剛性を表すば
ね定数は、 (1)  低振動数域では、導管内を流体が移動するた
めに流体室連通時の静ばね定数Kにほぼ等しく、振動数
の増加に従って低下して振動数raで最小値に達する。
(2)上記最小値振動数faを過ぎてさらに振動数が増
加すると、加速度の自乗に比例する導管向流体の慣性力
の増大によって導管内を流体が流れ難くなるため、比較
的急激に増加し、振動数1’eで流体室非連通時の非連
通ばね定数(1+N)K(Nはマウントにおける弾性壁
の膨張/移動ばね定数比)と等しくなる。
(3)上記振動数reを過ぎてもさらに増加し、導管向
流体の固有振動数fnにて最大値に達する。
(4)J二足固有振動敗「nよりら高振動数域では振動
数の増加と共に低下し、流体が導管内を流れない状態で
の」二足非連通ばね定数(1+N)Kに漸近する。
以上の結果を考察すると、上記従来技術の構成ではパワ
ーユニットのロール振動数が低周波域にあるときにはロ
ール剛性を低減できるが、高周波域ではロール剛性が非
連通時と同程度に高くなり、よって常にはロール剛性を
低く保つことができないことになる。
そこで、この欠点を解決するために、本発明台等はパワ
ーユニットの回転軸を挟む両側方に、パワーユニットを
基台に弾性支持するための非圧縮性流体か封入された一
対のマウントを配設するとと6に、上記両マウントの流
体室を連通して流体の移動を許容し両流体室の圧力変化
を関連付けろための導管を設け、さらに上記各流体室の
壁の一部を流体室内圧の変化に応じて変形する弾性1漠
で形成するとと乙に、該弾性膜の変形を選択的に阻止す
るための弾性膜変形拘束手段と、負圧源からの負圧の導
入または大気への開放により上記弾性膜変形拘束手段を
作動させるアクチュエータとを設けたパワーユニットの
マウンティング装置を先に提案している(特願昭60−
68306号参照)。
この発明の構成によると、上記パワーユニットのロール
振動時に、振動数の増加により導管内を流体が移動しな
くなる高周波域においては上記アクチュエータの負王室
に負圧を導入することにより上記弾性膜変形拘束手段の
機能を停止さけて弾性膜の変形を許容すると、各マウン
トの流体室の容積変化はその弾性膜の変形によって吸収
されるようになり、低ロール剛性を保つことができる。
また、低周波域ではアクチュエータの負圧室を大気に開
放することにより、弾性膜変形拘束手段ににって弾性膜
の変形を阻止するようにすると、各マウントの流体室の
容積変化は流体が導管を通って移動することによって吸
収されるようになり、ロールばね定数が最小になる連通
効果域をそのまま活かしてロール剛性を低く保つことが
でき、よってロール時のばね特性を常に柔らかくするこ
とができることになる。
さらに、上記弾性膜変形拘束手段は、エンジン吸気管内
の吸気負圧等、負圧源の負圧を利用して、アクチュエー
タの負圧室への負圧の導入または該負圧室の大気への開
放により作動するため、上記負圧を圧力源として大きな
動力で確実に弾性膜変形拘束手段を作動させることがで
きることになる。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、このようにエンジンの運転状態に関係なく常
に低ロール剛性を得るようにしたのでは、上述したよう
な加速、減速時の過渡的な大きなトルク変動に対しては
むしろマイナスとなり、逆に大きな変位を招くことにな
る。
そこで、上記のようなトルク変動の大きい所定の運転状
態を何等かの手段で検出し、該検出状態では上記剛性(
マウント特性)を高く(ハードに)する必要かある。
他方、その他のエンジン運転状態、例えばアイドル運転
状態では、上記の場合とは異なる事情が生じる。
すなわち、アイドル時には、エンジンの爆発自体、及び
その不釣合いによるランダムな起振力(主として低次の
エンジン回転数2久成分)がエンジンマウント等を介し
て車体に伝達される。そして、車体に伝達された振動入
力は当該車体の振動特性の影響を受けてシート、ステア
リング等の振動となる。この現象をアイドル振動と呼び
、以下の理由により、特に横置きエンジンFF車のアイ
ドル時の振動はFl”(車に比べて問題となる場合が多
い。
(a)  エンジンマウントはアイドル時の振動、定常
走行時等の微小な振動から、上記加減速、また変速時等
の急激な駆動反力をら受は持つため、二律背反する特性
が要求される。
(b)  アイドル使用回転数域付近に車体の曲げ共振
が存在し、その時のエンジン起振力とその共振方向が同
方向である。
従って、このようなアイドル振動を抑制するためには、
他方上記マウン]・部のマウント特性ができるだけ(低
剛性)であることが好ましい。
また、一方上記(b)の理由がらも明らかなように、車
両の定常走行時には余りハードなマウント特性を有する
ことは上記アイドル時と同様にエンジン回転による2次
振動成分(この場合はより高次の)の入ツノmを増大さ
せるので好ましくないし、かと言って余りソフトなマウ
ント特性では走行時の安定性を欠くので好ましくない。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記の問題を解決することを目的としてなさ
れたもので、エンジンを中心として構成されるパワーユ
ニットをばね定数または減衰定数によって特定されるマ
ウント特性可変型のマウント手段を介して車体にマウン
ティングしたパワーユニットのマウンティング装置にお
いて、上記エンジンの吸気管負圧を検出する吸気管負圧
検出手段と、この吸気管負圧検出手段により検出された
吸気管負圧に基づき上記マウント手段のマウント特性を
あらかじめ設定されている当該エンジンの運転領域に応
じた所定の特性に制御するマウント特性制御手段とを設
けてなるものである。
(作 用) 上記の手段によると、運転状態に対応して変化する吸気
管負圧に基づいてあらかじめ設定された所定の運転領域
ごとの最適なマウント特性に制御されることになる。
そのため、運転領域ごとにa類、特性を異にする振動人
力に対して個別に適切なマウント特性を自動設定するこ
とができ、効果的に振動を抑制することが可能となる。
特に運転領域の変化を直接吸気管負圧の変化によって検
出してマウント特性を可変制御するようにしているから
、エンジン回転数の推移を事前に予測して対応すること
ができるので応答性ら良好なものとなる。
(実施例) 第2図〜第4図は、本発明の第1実施例に係るパワーユ
ニットのマウンティング装置を示している。
先ず第2図は、」二足実施例装置全体のンステムh■戊
壬I  E11’1X71rh+−とコ1、−竹、已1
1才 l加÷lVT打両フロント側エンジンルーム内に
おいてパワーユニット2がマウンティングされる車体フ
レームを示している。上記パワーユニット2は、例えば
横置型のエンジン本体4と該エンジン本体4の出力軸側
に一体的に連結されたトランスミッション(図示省略)
とからなり、当該パワーユニット2の当該トランスミッ
ション側はラバーマウント部材(図示省略)を介して上
記車体フレーム1に、またエンジン本体4側は下部位置
から左右両側方に延びて設けられた一対の取付ブラケッ
ト3 A、3 Bにより支持され、次に述べるばね定数
または減衰定数によって特定されるマウント特性可変型
の一対のマウント部材(特許請求の範囲中のマウント手
段に該当する)7A、7Bを介して上記車体フレームl
に対してマウンティングされている。
マウント部材7 A、7 Bは、それぞれ車体フレーム
1に固定され上下両端部が開放された円筒状の筺体8と
、この筺体8の上端側開口を密閉するとともに上記取付
ブラケッ+−3A、3Bに対してスリーブ状の締結ポル
ト9 A、9 Bを介して結合された所定弾性のあるラ
バー壁1OA、IOBと、上記筺体8の下端側開口を密
閉する上記ラバー壁10A、IOBよりら低剛性の可撓
性を有する弾性膜11A、+113と、上記ラバー壁1
0A、10Bおよび上記弾性膜11A、11Bによって
形成された上記筐体8内の密閉空間を上下2室に仕切る
可動プレート12A、12Bとから形成されており、上
記可動プレート+2A、+2113によって画成された
上記筺体8内部空間の上室側は相互にロークリバルブ1
3を介装した導管14によって連通可能に連結されてい
る一方、上記可動プレート12A、12Bによって画成
されて上記下室側とは上記可動プレート12A、12B
をその周囲側で上下動可能に保持するストッパ一部15
A。
15Bに形成されたダンパー用オリフィスt6A。
IGBを介して連通仕しめられている。
そして、上記下室および上室と導管14内にはそれぞれ
非圧縮性流体20が封入されている。
一方、上記ロータリバルブ13は、電磁ソレノイドによ
って駆動され、上記一対のマウント部材7Δと7 IB
間の上記連通状態をエンジン運転状態に応してコントロ
ール(開閉)する。このコン1.ロール信号は、後に詳
細に説明するコントロールユニッl−21から供給され
ろ。
さらに符号30A、3013は上記各マウント部材7Δ
、713の下部にそれぞれ付設された負圧アクチュエー
タを示し、これら各負圧アクチュエータ30Δ、30B
は本体ケース31A、31B内の負圧チャンバー32A
、3.2Bをダイヤフラム33A、33r3によって上
下2室に画成し、上室側同士お上び下室側同士を相互に
連通路35.36を介してそれぞれ連通せしめる一方、
上記ダイヤフラム33A、33Bにはロッド状のプラン
ジャ部材37A、37Bが支持されており、該ブランツ
ヤ部1437A、37Bの上端は上記本体ケース31A
、31Bの上面より上方に突出して上記マウント部材7
 A、7 Bの弾性膜11A、IIBに臨ましめられて
おり、当該突出端には上記弾性膜11A、l IBと当
接可能な円形の位置規制プレート39A、39Bが設け
られている。また、上記本体ケース31A、31Bの上
記上面と上記プランジャ部材37A、37Bとの間には
コイルバネ40A、40Bが縮装されていて、該コイル
バネ40A、40Bにより上記プランジャ部材37A。
37Bが常時下降方向(上記位置規制プレート39A、
39Bが上記弾性膜11A、l IBと離間する方向)
に付勢されている。そして、上記プランジャ部材37A
、37Bが最下降端に位置付けられた状態では、上記位
置規制プレート39A、39Bと上記弾性膜11A、I
IBとの距離が上記ストッパプレー)15A、’15B
と上記弾性膜lIA、IIBとの間隔と同等になって上
記弾性膜11A、IIBの変形を許容する一方、他方上
記プランジャ部材37A、37Bが上記コイルバネ40
A、40Bの付勢力に抗して上昇した時には上記位置規
制プレート39A、39f3により上記弾性膜7を上記
ストッパプレート+5A、15Bに押し付けてその変形
を阻止するように作用する。
また上記第1の連通路35は、負圧配管41によりチェ
ックバルブ42、アキュムレータ43を介して負圧ポン
プ45に連通仕しめられている。
さらに、上記第2の連通路36は、電磁切換バルブ46
を介して上記負圧配管41または大気導入部47にそれ
ぞれ択一的に連通せしめられろようになっている。この
11tffl切換バルブ46の作動状態は、後述するコ
ントロールユニット2Iによって制御される。
上記コントロールユニット2Iは、例えばマイクロプロ
セッサ(CPU)を中心とし、メモリ(ROM及びRA
M)およびインターフェース回路を備えて+1が成され
ている。このコントロールユニット21には、エンジン
回転数並びに吸気管負圧の各検出値が入力される。
次に、」二足コントロールユニット21にょる負圧アク
チュエータ30A、30B!lI2びにロークリバルブ
I3の制御、すなわちマウント特性制御動作について第
3図のフローヂャートを参jjQ シて詳細に説明する
先ずスタータスイッヂ(イグニッションスイッチ)SW
のONによる制御動作開始後、ステップSlでエンジン
回転数が0(エンジン停止状態)であるか否かを判断1
.、YESの場合にはステップS2に進んで上述の負圧
アクチュエータ30A。
30I3を非作動状態に、ロークリバルブ]3を閉状態
にそれぞれ維持しに後にステップS3てクランキング時
間に対応したタイマーセット(1+秒)を行ない該状態
をFLAG lとして示してステップS4に進む。また
、上記ステップSIでNoの場合には、そのままステッ
プS4に進む。上記負圧アクチュエータ30A、30B
の非作動状態は、コントロールユニット21からの制御
信号で上記電磁切換弁46を負圧ポンプ45側に切換え
上記負圧アクチュエータ30A、30Bの下室側を負圧
ポンプ45に連通さU゛ることによって行なわれる。
従って、この状態では、上記負圧アクチュエータ30A
、30Bの位置規制プレート39A、39Bがコイルバ
ネ4OA、40Bの付勢力によって最下降端に位置付け
られ、上記弾性膜11A、+113はフリーとなる一方
、上記ロークリバルブ13の閉状態によりマウント部材
7Aと7B間の流体の移動か阻11−されてマウント特
性がハードなしのになる(第4図クランキング領域)。
次にステップS4では、現在の運転状態がF LAGI
であるか否かを判断し、Yes、すなイつち未だクラン
キング対応状態である場合には、さらにステップS5に
進んでスタータスイッチSWのONからo t;’ F
’への移行、つまりエンジンの始動を確認し、さらにス
テップSIlで上記クランキング時間t、の経過、すな
わちエンジンの始動完了を判断した上で次のステップS
7に進み、タイマーセットFLΔGを0に再セットする
。上記ステップS、S、の判断は、それぞれ当該判断結
果がYESとなるまで繰り返される。
そして、上記ステップS7の動作が完了すると、次に、
ステップS8に進み、先ず上記のエンジンの吸気管負圧
(絶対値)Bが上記第4図のエンジン運転領域を仕切る
第1の基め値Blより6小さいか否かを判断し、YES
の場合(この場合は高負荷状態を色味する)にはさらに
ステップS8に、他方のNo場合にはステップSIOに
進む。
ステップ5lllでは、上5己ステップS2のエンジン
停止時の動作の場合と同様に上述の負圧アクチュエータ
30A、30Bを非作動状態に制御するとともにロータ
リバルブ13を閉状態に制御して上記マウント部材7A
、7Bのマウント特性をハードにする(第4図高負荷領
域)。
他方、ステップS、。では、上記エンジンの吸気管負圧
Bか第4図のエンノンの運転領域を仕切る上記第1の基
準値B1よりも大で第2の基桑値B。
よりも小であるか否かを判断し、YESの場合(この場
合は、アイドリング状態を色味する)にはステップS+
+に、他方NOの場合(この場合は、定常走行状態を色
味する)にはステップS L2に進む。
ステップS I+では、先ず電磁切換弁46を大気側に
切換え制御することによって負圧アクチュエータ30A
、30Bの王室側に大気圧を導入して負圧アクチュエー
タ30Δ、30Bを作動さし“、その(立置規制プレー
)39A、39Bを上昇さU−で」二足マウント印材7
 A、78弾性膜+1A、IIt3の弯(ηを拘束する
一方、ロータリバルブ13を開いて上記両マウントK 
487 A 、 7 Bのマウント室間の流体の移動を
許容してマウント特性をソフトにする(第4図ア、イド
リング領域)。これによりアイドル時の振動が効果的に
吸収減衰されろ。
他方、ステップS+2では、上記負圧アクチュエータ3
0A、30I3非作動により、その位置規制プレート3
9A、39Bは下降して弾性膜11A211 r、3は
フリーに制御される一方、ロークリバルブ13は開放さ
れる。その結果、上記マウント部材7 A、7 Bの両
マウント室間の流体移動は生ぜず、この時の振動は上記
弾性膜+ 1A、I IBの変形によって吸収され、マ
ウント特性はソフトとハートの中間的なノーマル状態に
制御される(第4図定常走行領域)。これにより、定常
運転時に生じろエンジン回転数による2次振動成分が効
果的に吸収減衰される。
なお、」−記各エンジン運転制御領域に対応してその振
動成分と例えばばね定数との関係を示すと第・1図の特
性に示すようになり、結局」二足実施例におけろマウン
ト特性の制御は上記各領域に応じて最適のばね定数(ま
たは減衰定数)を進択設定していることになる。
また、上記実施例では吸気管負圧の相違による運転制御
領域を」二足第4図のように、ハード(エンジン停止時
・高負荷時)、ノーマル(定常走行時)、ソフト(アイ
ドル時)の3種に区分して制御するようにしオニが、上
記吸気管負圧の大なる場合であっても特に加減速時なと
には、マウント特性ができるだけハートであることが好
ましい。
従って、これに対する対策として上記運転制御領域を第
2の実施例として第5図のように変更し、例えばステッ
プS8の動作で吸気管負圧の変化率から当該加減速状態
を検出し、該検出時には、吸気管負圧が高い領域におい
てらクランキング時等の場合と同様にマウント特性をハ
ードに制御することら必要に応じて採用される。
さらに、また上記のように複数のエンジン運転領域に応
じてマウント特性を可変制御するようにした場合におい
て、成る領域から他の領域に転移する過渡領域では、そ
のトルク変動が定常状態になるまでの過渡時、導管l 
ll内の流体の時間的な移動遅れにより、各弾性膜11
A、Iff”3か変形して位置規制ブレー1−39A、
39Bに当った後、流体が上記導7’T I 4内を流
れて両マウント部材7A、7B間を移動するので、ロー
ル剛性を増大さUることができ、パワーユニット2の過
大な変位を減衰規制して振動や衝撃を段階的に緩和する
ことができる。その際、上記導管14の途中にグンバー
用オリフィス+6A、16Bか配設されているので、」
二組流体の移動遅れをより促進して上記の効果をより一
層顕著に得ることができる。
(発明の効果) 本発明は、以上に説明したように、エンジンを中心とし
て(1■成されるパワーユニットをばね定数または減衰
定数によって特定されろマウント特性可変型のマウント
手段を介して車体にマウンティングしたパワーユニット
のマウンティング装置において、」二足エンンンの吸気
管負圧を検出する吸気管負圧検出手段と、この吸気管負
圧検出手段により検出された吸気管負圧に基づき」二組
マウント手段のマウント特性をあらかじめ設定されてい
る当該エンジンの運転領域に応じた所定の特性に制御す
るマウント特性制御手段とを設けたことを特徴とするも
のである。
従って、本発明によると、運転状態に対応して変化する
吸気管負圧に基づいてあらかじめ設定された所定の運転
領域ごとの最適なマウント特性に制御されることになる
そのため、運転領域ごとに種類、特性を異にする振動入
力に対して個別に適切なマウント特性を自動設定するこ
とかでき、効果的に振動を抑制することが可能となる。
特に運転領域の変化を直接吸気管負圧の変化によって検
出してマウント特性を可変制御するようにしているから
、エンジン回転数の推移を事前に予測して対応すること
かできるので応答性ら良好なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のクレーム対応図、第2図は本発明の第
1実施例に係るパワーユニットのマウン壬)/ 7/’
す:帝小Sノづキ7Δ/−)^1啓nけ九早+イー、。 り図、第3図は、同実施例装置のコントロールユニット
の制御動作を示すフローチャート、第4図は上記実施例
装置の」転制御領域の区分マツプ図、第5図は、本発明
の第2の実施例装置の運転制御領域を示す区分マツプ図
である。 !・・・・・車体 2・・・・・パワーユニット 4・・・・・エンジン本体 5・・・・・トランスミッション 7A、7B ・・・マウント部材 I3・・・・ロータリバルブ 21・・・・コントロールユニット 30A、30B ・・負圧アクチュエータ46・・・・
電磁切換弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、エンジンを中心として構成されるパワーユニットを
    ばね定数または減衰定数によって特定されるマウント特
    性可変型のマウント手段を介して車体にマウンティング
    したパワーユニットのマウンティング装置において、上
    記エンジンの吸気管負圧を検出する吸気管負圧検出手段
    と、この吸気管負圧検出手段により検出された吸気管負
    圧に基づき上記マウント手段のマウント特性をあらかじ
    め設定されている当該エンジンの運転領域に応じた所定
    の特性に制御するマウント特性制御手段とを設けたこと
    を特徴とするパワーユニットのマウンティング装置。
JP5980586A 1986-03-17 1986-03-17 パワ−ユニツトのマウンテイング装置 Pending JPS62216822A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS592926A (ja) * 1982-06-28 1984-01-09 Nissan Motor Co Ltd パワ−ユニツトの支持装置
JPS5940945A (ja) * 1982-08-31 1984-03-06 Nissan Motor Co Ltd パワ−ユニツトの支持装置

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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