JPS62216745A - 印刷機の移しロ−ラおよびその製造方法 - Google Patents
印刷機の移しロ−ラおよびその製造方法Info
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- JPS62216745A JPS62216745A JP5955386A JP5955386A JPS62216745A JP S62216745 A JPS62216745 A JP S62216745A JP 5955386 A JP5955386 A JP 5955386A JP 5955386 A JP5955386 A JP 5955386A JP S62216745 A JPS62216745 A JP S62216745A
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- 238000007639 printing Methods 0.000 title claims description 11
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 9
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 5
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims abstract description 5
- 238000003754 machining Methods 0.000 claims description 2
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 abstract description 7
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 abstract description 7
- 238000012935 Averaging Methods 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は印刷機のインキ装置に設けられ、インキ壺から
壺ロージで引上げられてその表面に付着したインキ皮膜
を、次の振シローラ等に転移させる移しローラおよびそ
の製造方法に関するものである。
壺ロージで引上げられてその表面に付着したインキ皮膜
を、次の振シローラ等に転移させる移しローラおよびそ
の製造方法に関するものである。
印刷機において、インキ嚢内に蓄えられたインキは、こ
れに浸漬された壺ローラの回転で引上げられてその周面
に付着し、このインキは、壺ローラと平行する振シロー
ラと壺ローラとの間でこれと平行して往復動する移しロ
ー2によって壺ローラから振シローラに転移し、このあ
と多数のローラ群の間を転移しながら移動する間に各方
向へ均一にならされたのちインキ着ローラによって版面
に供給される。
れに浸漬された壺ローラの回転で引上げられてその周面
に付着し、このインキは、壺ローラと平行する振シロー
ラと壺ローラとの間でこれと平行して往復動する移しロ
ー2によって壺ローラから振シローラに転移し、このあ
と多数のローラ群の間を転移しながら移動する間に各方
向へ均一にならされたのちインキ着ローラによって版面
に供給される。
しかしながら、このような従来のインキ装置においては
、壺ローラから振シローラヘインキを転移させる移しロ
ーラが、周速度の異なる壺ローラと振シローラとの間で
往復動し、急激な加速と減速とを繰返しながらローラに
接触するので、その衝撃によってインキが均一にならさ
れないことがあり、またインキの転移が間欠的に行なわ
れるので、円周方向にも膜厚がむらになシ易いという問
題があった。
、壺ローラから振シローラヘインキを転移させる移しロ
ーラが、周速度の異なる壺ローラと振シローラとの間で
往復動し、急激な加速と減速とを繰返しながらローラに
接触するので、その衝撃によってインキが均一にならさ
れないことがあり、またインキの転移が間欠的に行なわ
れるので、円周方向にも膜厚がむらになシ易いという問
題があった。
そこで、これらの欠点を解消するものとして実開昭56
−173449号公報に開示された偏心分割型の移しロ
ーラが提案されている。この移しローラは、壺ローラと
振りローラとの間に軸架した回転軸上に、内周と外周と
が偏心した複数個の偏心ローラを、順次偏心位相をずら
せかつノックビンで互いに連結して挿着したものであっ
て、回転軸が回転すると、複数個の偏心ローラがその周
面を壺ローラへ順次に対接させかつ振シローラヘ頴次に
対接させて全体が波動状に回転し、壺ローラから振りロ
ーラヘインキが転移する。
−173449号公報に開示された偏心分割型の移しロ
ーラが提案されている。この移しローラは、壺ローラと
振りローラとの間に軸架した回転軸上に、内周と外周と
が偏心した複数個の偏心ローラを、順次偏心位相をずら
せかつノックビンで互いに連結して挿着したものであっ
て、回転軸が回転すると、複数個の偏心ローラがその周
面を壺ローラへ順次に対接させかつ振シローラヘ頴次に
対接させて全体が波動状に回転し、壺ローラから振りロ
ーラヘインキが転移する。
しかしながらこのようカ従来の移しローラにおいては、
各偏心ローラが互いに連結されているだけであって、回
転軸との間が両端の2箇所でのみ固定されているので、
偏心ローラと回転軸との固定が確実で々く、また、ノッ
クビンによる偏心ローラ間の連結作業が面倒であり加工
費も嵩むという問題があった。
各偏心ローラが互いに連結されているだけであって、回
転軸との間が両端の2箇所でのみ固定されているので、
偏心ローラと回転軸との固定が確実で々く、また、ノッ
クビンによる偏心ローラ間の連結作業が面倒であり加工
費も嵩むという問題があった。
このようガ問題を解決するために本発明では印刷機の移
しローラを、外輪周面が軸心に対し偏心加工され偏心位
相を違えてスプライン軸上に並列嵌装された複数個のボ
ールスプライン軸受と、各ボールスプライン軸受の外輪
周面にころがシ軸受を介して嵌装された外筒とで形成し
た。また、この移しローラの製造方法として、複数個の
各ボールスプライン軸受の外輪周面を偏心加工してこの
加工面にころがシ軸受を介し外筒を嵌装固定して複数個
の偏心ローラを形成し、これら複数個の偏心ローラを、
偏心位相をずらせながらスプライン軸上に並列してスプ
ライン嵌合するようにした。
しローラを、外輪周面が軸心に対し偏心加工され偏心位
相を違えてスプライン軸上に並列嵌装された複数個のボ
ールスプライン軸受と、各ボールスプライン軸受の外輪
周面にころがシ軸受を介して嵌装された外筒とで形成し
た。また、この移しローラの製造方法として、複数個の
各ボールスプライン軸受の外輪周面を偏心加工してこの
加工面にころがシ軸受を介し外筒を嵌装固定して複数個
の偏心ローラを形成し、これら複数個の偏心ローラを、
偏心位相をずらせながらスプライン軸上に並列してスプ
ライン嵌合するようにした。
このように構成した移しローラを壺ローラと振)ローラ
との間に軸架し、回転軸を回転駆動すると、各ボールス
プラ・fンが偏心位相を違えて回転することKよシ外筒
の周面が壺ローラに順次対接してインキが各外筒周面に
転移し、さらにこの外筒周面が振りローラに順次対接し
て外筒周面のインキは振シローラに転移する。
との間に軸架し、回転軸を回転駆動すると、各ボールス
プラ・fンが偏心位相を違えて回転することKよシ外筒
の周面が壺ローラに順次対接してインキが各外筒周面に
転移し、さらにこの外筒周面が振りローラに順次対接し
て外筒周面のインキは振シローラに転移する。
第1図ないし第4図は本発明に係る移しローラの製造方
法を説明するために示す本発明に係る移しローラの実施
例を示し、第1図はこれを実施したインキ装置の移しロ
ーラ近傍の展開平面図、第2図は同じく拡大側面図、第
3図は第1図のAA拡大断面図、第4図は第3図のBB
断面図である。
法を説明するために示す本発明に係る移しローラの実施
例を示し、第1図はこれを実施したインキ装置の移しロ
ーラ近傍の展開平面図、第2図は同じく拡大側面図、第
3図は第1図のAA拡大断面図、第4図は第3図のBB
断面図である。
図において左右のフレーム1間には、図に矢印Cで示す
方向に回転する薔ローラ2が軸支されてお)、その局面
と、これに先端を添接させたインキブレード3と、その
両端部のせき4とによってインキ5を蓄えるインキ壺6
が形成されている。そして、壺ロー22の回転によシそ
の周面とインキブレード3の先端とのすき間から流出し
たインキ5は、壺ローラ2で引上げられてその局面に皮
膜となって付着する。壺ローラ2の近傍には、一対の軸
受板7が左右のフレームIKa数個のボルト8.9.1
0によって固定されており、この軸受板7の軸受部には
、図に矢印りで示す方向に回転する振りローラ11が軸
支されている。左右の軸受板7に振ジロー211と同心
状に形成されたボス部7aには、ブラケット12の一端
ボス部が軸方向への移動を規制されて支持されておシ、
このブラケット12の他端はボルト13によって軸受板
7に固定されている。そして、全体を符号14で示す移
しローラは、このブラケット12の中央部に一体形成さ
れた軸受125kに軸支されている。
方向に回転する薔ローラ2が軸支されてお)、その局面
と、これに先端を添接させたインキブレード3と、その
両端部のせき4とによってインキ5を蓄えるインキ壺6
が形成されている。そして、壺ロー22の回転によシそ
の周面とインキブレード3の先端とのすき間から流出し
たインキ5は、壺ローラ2で引上げられてその局面に皮
膜となって付着する。壺ローラ2の近傍には、一対の軸
受板7が左右のフレームIKa数個のボルト8.9.1
0によって固定されており、この軸受板7の軸受部には
、図に矢印りで示す方向に回転する振りローラ11が軸
支されている。左右の軸受板7に振ジロー211と同心
状に形成されたボス部7aには、ブラケット12の一端
ボス部が軸方向への移動を規制されて支持されておシ、
このブラケット12の他端はボルト13によって軸受板
7に固定されている。そして、全体を符号14で示す移
しローラは、このブラケット12の中央部に一体形成さ
れた軸受125kに軸支されている。
すなわち、移しローラ14は、軸受12mに両端部を回
転自在に軸支されたスプライン軸15を備えてお)、そ
の軸端部にはスプロケット16が軸着されている。スプ
ロケット16と、図示しない原動側のスプロケットおよ
びフレーム1にスタッド17を介して支持されたスプロ
ケット18との間には、チェーン19が張架されておシ
、スプライン軸15は原動側から駆動されて第2図に矢
印Eで示す方向に回転する。そして、移しローラ14は
、このスプライン軸15と、このスプライン軸15に嵌
装された以下説明する複数個の偏心ローラ20と、その
両端のものに隣接してスプライン軸15上に固定された
カラー21とで構成されている。各偏心ロー220はス
プライン軸15と嵌合する市販のボールスプライン軸受
22を備えている。このボールスプライン軸受22は、
外輪228と、この外輪22&に設けた複数個のボール
溝22b内に並列しスプライン軸15に設けた複数条(
本実施例では3条)のスプライン15aを挾む回動自在
なボール22cとで形成されておシ、外輪22mの外周
面は、図に符号tで示すだけスプライン軸15の軸心に
対して加工面軸心が偏心するように偏心加工されている
。さらに、ボールスプライン軸受22の外周面には、こ
ろがシ軸受としてのボールベアリング23がスナップリ
ング24゜25で軸方向への移動を規制されて嵌装固定
されておシ、このボールベアリング23の外周面には、
弾性材としての例えば合成ゴム26で外周面を被覆され
た外筒27が嵌装固定されている。このように構成され
た各偏心ロー220は、前述したようにボールスプライ
ン軸受22とスプライン軸15とをスプライン嵌合させ
ることによシスプライン軸15に並列されるが、この場
合、隣接するボールスプライン軸受22は、外輪22&
の偏心位相を順次ずらせて並列される。すなわち、本実
施例の場合スプライン軸15のスプライン15mが3条
であるから、−律に偏心加工したボールスプライン軸受
22の偏心位相を120°ずつずらせながら並列すると
3個ごとに同じ偏心位相になる。
転自在に軸支されたスプライン軸15を備えてお)、そ
の軸端部にはスプロケット16が軸着されている。スプ
ロケット16と、図示しない原動側のスプロケットおよ
びフレーム1にスタッド17を介して支持されたスプロ
ケット18との間には、チェーン19が張架されておシ
、スプライン軸15は原動側から駆動されて第2図に矢
印Eで示す方向に回転する。そして、移しローラ14は
、このスプライン軸15と、このスプライン軸15に嵌
装された以下説明する複数個の偏心ローラ20と、その
両端のものに隣接してスプライン軸15上に固定された
カラー21とで構成されている。各偏心ロー220はス
プライン軸15と嵌合する市販のボールスプライン軸受
22を備えている。このボールスプライン軸受22は、
外輪228と、この外輪22&に設けた複数個のボール
溝22b内に並列しスプライン軸15に設けた複数条(
本実施例では3条)のスプライン15aを挾む回動自在
なボール22cとで形成されておシ、外輪22mの外周
面は、図に符号tで示すだけスプライン軸15の軸心に
対して加工面軸心が偏心するように偏心加工されている
。さらに、ボールスプライン軸受22の外周面には、こ
ろがシ軸受としてのボールベアリング23がスナップリ
ング24゜25で軸方向への移動を規制されて嵌装固定
されておシ、このボールベアリング23の外周面には、
弾性材としての例えば合成ゴム26で外周面を被覆され
た外筒27が嵌装固定されている。このように構成され
た各偏心ロー220は、前述したようにボールスプライ
ン軸受22とスプライン軸15とをスプライン嵌合させ
ることによシスプライン軸15に並列されるが、この場
合、隣接するボールスプライン軸受22は、外輪22&
の偏心位相を順次ずらせて並列される。すなわち、本実
施例の場合スプライン軸15のスプライン15mが3条
であるから、−律に偏心加工したボールスプライン軸受
22の偏心位相を120°ずつずらせながら並列すると
3個ごとに同じ偏心位相になる。
ここで移しロー214の製造方法を説明する。
ボールスプライン軸受22は、市販のものを複数個購入
し、外輪22mをボール22eに対する偏心位相が同じ
になるようにすべてのボールスプライン軸受22を一律
に偏心加工する。また、スプライン軸15は、ボールス
プライン軸受22のメーカに長さ等を指定し、ボールス
プライン軸受22としつくシ嵌合するように加工させて
これを購入する。外輪22mの偏心加工時にはスナップ
リング25用の溝を同時に加工しておき、また外輪22
mの外周寸法は市販のボールベアリング23の内孔に合
わせて加工する。次に外筒27を製作してこれに合成ゴ
ム26を被覆する。外筒27の加工に際しては、スナッ
プリング24用の溝を同時に加工しておく。このように
準備したのち、各ボールスプライン軸受22にボールベ
アリング23を嵌装してさらにボールベアリング23に
合成ゴム26被覆の外筒を嵌装した上、スナップリング
24.25でボールベアリング23を固定することによ
り、同じ偏心ロー220が複数個完成する。そこでこれ
らの偏心ローラ20を、外輪221の偏心位相を120
0ずつずらせながらスプライン軸15とスプライン嵌合
させ、カラー21で偏心ローラ20が軸方向へ移動しな
いように固定することにより、移しロー214が完成す
る。そして、この移しロー214は、これと壺ローラ2
および振ジロー211との軸間距離が、これらの半径+
外輪221の最大半径となるように装着される。
し、外輪22mをボール22eに対する偏心位相が同じ
になるようにすべてのボールスプライン軸受22を一律
に偏心加工する。また、スプライン軸15は、ボールス
プライン軸受22のメーカに長さ等を指定し、ボールス
プライン軸受22としつくシ嵌合するように加工させて
これを購入する。外輪22mの偏心加工時にはスナップ
リング25用の溝を同時に加工しておき、また外輪22
mの外周寸法は市販のボールベアリング23の内孔に合
わせて加工する。次に外筒27を製作してこれに合成ゴ
ム26を被覆する。外筒27の加工に際しては、スナッ
プリング24用の溝を同時に加工しておく。このように
準備したのち、各ボールスプライン軸受22にボールベ
アリング23を嵌装してさらにボールベアリング23に
合成ゴム26被覆の外筒を嵌装した上、スナップリング
24.25でボールベアリング23を固定することによ
り、同じ偏心ロー220が複数個完成する。そこでこれ
らの偏心ローラ20を、外輪221の偏心位相を120
0ずつずらせながらスプライン軸15とスプライン嵌合
させ、カラー21で偏心ローラ20が軸方向へ移動しな
いように固定することにより、移しロー214が完成す
る。そして、この移しロー214は、これと壺ローラ2
および振ジロー211との軸間距離が、これらの半径+
外輪221の最大半径となるように装着される。
このようにして移しローラ14が装着されたインキ装置
の動作を説明する。インキ壺6内にインキ5を蓄えたの
ち印刷作業を開始すると、インキ壺6内のインキ5は、
壺ローラ2の回転によって引き上げられその局面に皮膜
となって付着する。
の動作を説明する。インキ壺6内にインキ5を蓄えたの
ち印刷作業を開始すると、インキ壺6内のインキ5は、
壺ローラ2の回転によって引き上げられその局面に皮膜
となって付着する。
このとき、スプライン軸15が原動側から駆動されて矢
印E方向に回転しているので、偏心ローラ20の数が例
えば15個あるとすれば、3個おきの5個が先ず壺ロー
22に対接し、次にその隣シの5個が対接するというよ
うに順次波動状に対接して壺ローラ2上のインキ皮膜が
偏心ローラ20の合成ゴム26の局面に転移する。そし
てこの偏心ロー220は同じようにして振シローラ11
に順次波動状に対接するので、偏心ローラ20のインキ
は、振シローラ11の周面に転移する。この場合、両ロ
ーラ2,11に対接する前の偏心ローラはスプライン軸
15とともに対接ローラ2,11に近い周速で回転して
おシ、両口−22,11に対接してからは外筒27のみ
がローラ2,11との摩擦によって回転するので、対接
したときの衝撃がきわめて少ない。
印E方向に回転しているので、偏心ローラ20の数が例
えば15個あるとすれば、3個おきの5個が先ず壺ロー
22に対接し、次にその隣シの5個が対接するというよ
うに順次波動状に対接して壺ローラ2上のインキ皮膜が
偏心ローラ20の合成ゴム26の局面に転移する。そし
てこの偏心ロー220は同じようにして振シローラ11
に順次波動状に対接するので、偏心ローラ20のインキ
は、振シローラ11の周面に転移する。この場合、両ロ
ーラ2,11に対接する前の偏心ローラはスプライン軸
15とともに対接ローラ2,11に近い周速で回転して
おシ、両口−22,11に対接してからは外筒27のみ
がローラ2,11との摩擦によって回転するので、対接
したときの衝撃がきわめて少ない。
このようにして振りローラ11に転移したインキは、多
数のローラ群の間を転移しながら各方向ヘ均一にならさ
れ、インキ着ローラによって版面に付着される。
数のローラ群の間を転移しながら各方向ヘ均一にならさ
れ、インキ着ローラによって版面に付着される。
なお、本実施例ではスプライン軸15のスプライン1S
aを3条にした例を示したが、何争設けてもよい。
aを3条にした例を示したが、何争設けてもよい。
以上の説明によシ明らかなように、本発明によれば印刷
機の移しローラを、外輪局面が軸心に対し偏心加工され
偏心位置を違えてスプライン軸上に並列嵌装された複数
個のボールスプライン軸受と、各ボールスプライン軸受
の外輪局面にころがり軸受を介して嵌装された外筒とで
形成するとともに、この移しローラの製造方法として、
複数個の各ボールスプライン軸受の外輪周面を偏心加工
してこの加工面にころがり軸受を介し外筒を固定して複
数個の偏心ローラを形成し、これら複数個の偏心ロー2
を、偏心位相をずらせながらスプライン軸上に並列して
スプライン嵌合するよりにしたことによシ、アらかじめ
スプライン軸とともに自転していた各偏心ローラが、壺
ローラと振シローラとに順次波動状に対接してこれとの
摩擦によシ外筒のみが回転するので、対接のときの衝撃
がきわめて小さくなるとともに、対接が間欠的でなく常
時いずれかの偏心ローラが壺ローラと振りローラとに対
接していることによシインキが均一にならされ印刷物の
品質が向上する。また、市販のボールスプライン軸受を
購入してこれを加工した複数個の偏心ローラをスプライ
ン軸上に並列嵌装するだけでよいから、従来のノックビ
ン式のものと比較して組付がきわめて容易であるととも
に1ボールスプライン軸受とスプライン軸とが高精度で
嵌合しているので、偏心ローラの半径寸法精度が高くな
シ、インキがさらに均一にならされて移しローラとして
の性能が向上する。
機の移しローラを、外輪局面が軸心に対し偏心加工され
偏心位置を違えてスプライン軸上に並列嵌装された複数
個のボールスプライン軸受と、各ボールスプライン軸受
の外輪局面にころがり軸受を介して嵌装された外筒とで
形成するとともに、この移しローラの製造方法として、
複数個の各ボールスプライン軸受の外輪周面を偏心加工
してこの加工面にころがり軸受を介し外筒を固定して複
数個の偏心ローラを形成し、これら複数個の偏心ロー2
を、偏心位相をずらせながらスプライン軸上に並列して
スプライン嵌合するよりにしたことによシ、アらかじめ
スプライン軸とともに自転していた各偏心ローラが、壺
ローラと振シローラとに順次波動状に対接してこれとの
摩擦によシ外筒のみが回転するので、対接のときの衝撃
がきわめて小さくなるとともに、対接が間欠的でなく常
時いずれかの偏心ローラが壺ローラと振りローラとに対
接していることによシインキが均一にならされ印刷物の
品質が向上する。また、市販のボールスプライン軸受を
購入してこれを加工した複数個の偏心ローラをスプライ
ン軸上に並列嵌装するだけでよいから、従来のノックビ
ン式のものと比較して組付がきわめて容易であるととも
に1ボールスプライン軸受とスプライン軸とが高精度で
嵌合しているので、偏心ローラの半径寸法精度が高くな
シ、インキがさらに均一にならされて移しローラとして
の性能が向上する。
第1図ないし第4図は本発明に係る印刷機の移しスーツ
の製造方法を説明するために示す本発明に係る印刷機の
移しローラの実施例を示し、第1図はこれを実施したイ
ンキ装置の移しローラ近傍の展開平面図、第2図は同じ
く拡大側面図、第3図は第1図のAA拡大断面図、第4
図は第3図のBB断面図である。 14−・・Φ移しローラ、15φ・・−スプラインjl
ll、15m−・舎・スプライン、20−・拳−[LL
クローラ22・・・・ボールスプライン軸受、22@
a @ @ 拳外輪、22b −−−−ボール溝、22
−−11.φボール、230.φ働ボールベアリング、
26−拳魯拳合成ゴム、27・・・嗜外筒、tφΦ・・
スプライン軸軸心と外輪局面軸心との偏心寸法。
の製造方法を説明するために示す本発明に係る印刷機の
移しローラの実施例を示し、第1図はこれを実施したイ
ンキ装置の移しローラ近傍の展開平面図、第2図は同じ
く拡大側面図、第3図は第1図のAA拡大断面図、第4
図は第3図のBB断面図である。 14−・・Φ移しローラ、15φ・・−スプラインjl
ll、15m−・舎・スプライン、20−・拳−[LL
クローラ22・・・・ボールスプライン軸受、22@
a @ @ 拳外輪、22b −−−−ボール溝、22
−−11.φボール、230.φ働ボールベアリング、
26−拳魯拳合成ゴム、27・・・嗜外筒、tφΦ・・
スプライン軸軸心と外輪局面軸心との偏心寸法。
Claims (2)
- (1)外輪周面が軸心に対し偏心加工され偏心位相を違
えてスプライン軸上に並列嵌装された複数個のボールス
プライン軸受と、各ボールスプライン軸受の外輪周面に
ころがり軸受を介して嵌装された外筒とで形成されてい
ることを特徴とする印刷機の移しローラ。 - (2)複数個の各ボールスプライン軸受の外輪周面を軸
心に対し偏心加工してこの加工面にころがり軸受を介し
外筒を嵌装固定することにより複数個の偏心ローラを形
成し、これらの偏心ローラを、偏心位相をずらせながら
スプライン軸上に並列してスプライン嵌合することを特
徴とする印刷機の移しローラ製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5955386A JPS62216745A (ja) | 1986-03-19 | 1986-03-19 | 印刷機の移しロ−ラおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5955386A JPS62216745A (ja) | 1986-03-19 | 1986-03-19 | 印刷機の移しロ−ラおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62216745A true JPS62216745A (ja) | 1987-09-24 |
Family
ID=13116553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5955386A Pending JPS62216745A (ja) | 1986-03-19 | 1986-03-19 | 印刷機の移しロ−ラおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62216745A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100761776B1 (ko) * | 2001-08-21 | 2007-09-28 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 액정표시장치용 롤 편심 측정장치 |
JP2008179424A (ja) * | 2007-01-23 | 2008-08-07 | Duplo Seiko Corp | 給紙装置 |
JP2017226149A (ja) * | 2016-06-23 | 2017-12-28 | アイマー・プランニング株式会社 | 印刷機のインキ供給装置 |
-
1986
- 1986-03-19 JP JP5955386A patent/JPS62216745A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100761776B1 (ko) * | 2001-08-21 | 2007-09-28 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 액정표시장치용 롤 편심 측정장치 |
JP2008179424A (ja) * | 2007-01-23 | 2008-08-07 | Duplo Seiko Corp | 給紙装置 |
JP2017226149A (ja) * | 2016-06-23 | 2017-12-28 | アイマー・プランニング株式会社 | 印刷機のインキ供給装置 |
WO2017221797A1 (ja) * | 2016-06-23 | 2017-12-28 | アイマー・プランニング株式会社 | 印刷機のインキ供給装置 |
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