JPS62215505A - 農業用殺虫、殺ダニ組成物 - Google Patents

農業用殺虫、殺ダニ組成物

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JPS62215505A
JPS62215505A JP61059034A JP5903486A JPS62215505A JP S62215505 A JPS62215505 A JP S62215505A JP 61059034 A JP61059034 A JP 61059034A JP 5903486 A JP5903486 A JP 5903486A JP S62215505 A JPS62215505 A JP S62215505A
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microcapsules
same
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Toshiro Otsubo
敏朗 大坪
Shigenori Tsuda
津田 重典
Yukio Manabe
真鍋 幸夫
Hisaki Takeda
竹田 久己
Noriyoshi Kasamatsu
笠松 紀美
Kozo Tsuji
辻 孝三
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ピレスロイド系殺虫、殺ダニ剤を、ポリウレ
タン系被膜からなるマイクロカプセルであって、その平
均粒径が80μm以下、膜厚が0.8μm以下であり、
なおかつ(平均粒径/膜厚)が260以上であるポリウ
レタン系被膜中に内包している優れた残効効力を発揮し
得るマイクロカプセル化農業用殺虫、殺ダニ組成物に関
するものである0 ピレスロイド系殺虫、殺ダニ剤は、一般に速効的な高い
殺虫、殺ダニ効力を有しており、乳剤、油剤、水和剤、
粉剤等の剤型に製剤化され、農業用の殺虫、殺ダニ剤と
して実用化されているが、場合によっては残効性が低い
ことや、高価であるためより経済的な使用方法を見出す
ことが期待されている。
また、ピレスロイド系殺虫、殺ダニ剤には比較的魚毒の
高いもの1゛多(、乳剤、油剤、水和剤、粉剤の様な剤
型に製剤化すると、この魚毒を低下させることは困難で
、魚毒軽減化製剤の開発も望まれている。
一般に殺虫、殺ダニ剤をマイクロカプセル化すれば、活
性成分がマイクロカプセルの芯物質として内包され、膜
外の環境より隔離されるために、微生物、水分、光等に
よる分解を容易に受けなくなる。。また、活性成分の膜
外への放出が膜の存在によりコントロールされるために
徐放化される。
以上二点の理由によりマイクロカプセル化された殺虫、
殺ダニ剤はカプセル化しないものに比較して残効性が優
れたものになることが多く、たとえば特公昭55−88
285号公報に記載の発明は、ポリウレタン系被膜を用
いてピレスロイド系殺虫剤をマイクロカプセル化するこ
とによって得られるピレスロイド系殺虫組成物に関する
ものであるが実施例中にマイクロカプセル化することに
より、残効性が優れることが記載されている。
この様に多くの場合、殺虫、殺ダニ剤をマイクロカプセ
ル化すると残効性が良くなる傾向が認められる。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、同じ殺虫、殺ダニ剤を同じ膜物質でカプ
セル化しても常に一定の残効性を期待できるものではな
く、残効性の度合いにはマイクロカプセル間で差がでる
ことがあった。
また、一般にマイクロカプセル化すれば殺虫、殺ダニ剤
の魚毒は低下する傾向にあるが、その軽減化率には、マ
イクロカプセル間で差がでることがあった。
そこで本発明者らは鋭意検討の結果、マイクロカプセル
剤を構成する諸要因、特に粒径および膜厚が残効性およ
び魚毒性の軽減に重大な影響を与えることを見出し、本
発明を完成した。
く問題点を解決するための手段〉 本発明者らは、農業用ピレスロイド系殺虫、殺ダニ剤を
ポリウレタン系被膜でマイクロカプセル化する際に、特
に残効性が優れる条件について鋭意検討した。その結果
、農業用ピレスロイド系殺虫、殺ダニ剤をポリウレタン
系被膜でマイクロカプセル化する際に、そのマイクロカ
プセルの平均粒径を80μm以下に制御し、その上膜厚
を0.8μm以下にし、なJjかつ(平均粒径/膜厚)
が250以上になる様;こすれば、その残効効力が特に
良(なり、しかも魚毒も11減化された製剤となること
を見出した。
マイクロカプセル化の方法は、たとえば懸濁分散剤とし
ての水溶性高分子を含む水溶液中壷ζ多官能性イソシア
ネートとピレスロイド系殺虫、殺ダニ剤とを含む疎水性
溶液を微小滴の状態で懸濁させた後、二個以上の水酸基
を有する多価アルコールとの重合反応を起こさせるもの
である。そしてカプセル化反応後は得られたカプセル分
散液をそのまま所定の原体濃度lζなる様に純水で希釈
し、必要ならば分散安定剤を添加して安定なスラリー型
製剤とする。
二個以上のOH基を有する多価アルコールとしては、一
般lζエチレングリコール、プロピレングリコール、ブ
チレンゲリコール、ヘキサンジオール、ヘプタンジオー
ル、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコール
、グリセリン、レゾルシン、ハイドロキノン等があげら
れる。多官能性イソシアネートとしては、たとえばトル
エンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、トルエンジイソシアネートとトリメチロールプロパ
ンとの付加物、ヘキサメチレンジイソシアネートの自己
縮合物、さらにスミジュールL■(住友バイエルウレタ
ン株式会社製)、ス(ジュールNo(住友バイエルウレ
タン株式会社製)′4があげられる。
一方線水性の液体の組成としては、多官能性イソシアネ
ートとピレスロイド系殺虫、殺ダニ剤とが溶解し合う場
合は直接これら王者の混合物を用いることもできるが、
相互に溶解性が無い場合、水に混和しにくい有機溶媒の
中で多官能性イソシアネートとピレスロイド系殺虫、殺
ダニ剤とを溶解させ得るものを選んで王者(多官能性イ
ソシアネート、ピレスロイド系殺虫、殺ダニ剤、溶媒)
の均一混合物を用いることが望ましい。この目的として
用いる有機溶媒としては、たとえば一般的な有機溶媒で
はキシレン、トルエン、アルキルベンゼン、フェニルキ
シリルエタン、ヘキサン、ヘプタン等の炭化水素類、ク
ロロホルム等の塩素化炭化水素類、メチルエチルケトン
、シクロヘキサノン等のケトン類、フタル酸ジエチル、
酢酸n−ブチル等のエステル類等から選択することがで
きる。ピレスロイド系殺虫、殺ダニ剤および多官能性イ
ソシアネートを含む疎水性溶液を懸濁分散する際の分散
剤としては、アラビアガム等の天然多糖類、カルボキシ
メチルセルロース、メチルセルロース等の半合成多糖類
、ポリビニルアルコール等の麹1分子、マグネシウム・
アルミニウムシリケイト等の鉱物微粉末等を単独または
二種以上混合して用いる。なお懸濁分散性が弱い場合に
1.t、堀口博著「合成界面活性剤」等に述べられてい
る公知の界面活性剤を添加することによって懸濁分散性
を良くすることができる。カプセルスラリーの分散安定
剤としては、前述の分散剤として列挙した水溶性高分子
等をそのまま兼用することも可能であるが、必要に応じ
てザンタンガム、ローカストビーンガム等の天然多糖類
、カルボキシメチルセルロース等の半合成多糖類、ポリ
アクリル酸ソーダ塩等の合成高分子、マグネシウム・ア
ルミニウムシリケイト等の鉱物微粉末等を単独または二
種以上混合して増粘剤として用いても良い。
ピレスロイド系殺虫、殺ダニ剤としては、フェンバレレ
ート(α−シアノ−8−フェノキシベンジル α−イソ
プロピル−4r−クロロフェニルアセテート)、フェン
プロパスリン(α−シアノ−8−フェノキシベンジル 
2.2.8.8ト)、ペルメトリン(8−フェノキシベ
ンジ〃2.2−ジメチ/I/−8−(2,2−ジクロロ
ビニIv ) vクロプロパン−1−カルボキシレート
)、シベpメトリン(α−シンアノ−8−フエノキクベ
ンジ/I/ 8−(2,2−ジクロロビニ1v)−2,
2−ジメチμシクロプロバンカ〃ボキVレート)、テト
フメスリン(8,4,5,6−テトフヒドロフタリミド
メチル クリサンテメート)、アレスリン(a−アリ/
I/−2−メチルVクロベンター2−エン−4−オンー
1−イμシス、トランスークリサンテメート)、フェノ
トリン(8−フェノキシベンジ〃 シス、トランスーク
リサンテメート)、デルタメスリン(α−シアノ−8−
フェノキシベンジ/L’  8−(2,2−ジブo−w
ビ=lv)−2,2−ジメ千ルシクロプロパンカμボキ
シレート)、サイハロスリン(α−シアノ−8−フェノ
キシベンジμ2.2−ジメチ#−8−(8,8,8−)
リフルオロ−2−10ロープロベニ/I/)−シクロゾ
ロバンカμボキシレートおよびそれらの異性体あるいは
天然ビレトリジ等があげら れるが、これらに限定されるものではない。また、無線
これら異なるピレスロイド系殺虫、殺ダニ剤間の混合剤
およびピレスロイド系殺虫、殺ダニ剤とピレスロイド系
殺虫、殺ダニ剤以外の殺虫、殺ダニ剤との混合剤を用い
ることも可能である。さらに、要すればピペロニルブト
キサイドのような共力剤や一般に用いられるBIT(2
,6−ジーt−ブチル−4−メチルフェノール)等の安
定剤等を配合することもできる。
マイクロカプセルの平均粒径は、懸濁分散に際して用い
られた分散剤の4類、濃度、懸濁分散時の機械的撹拌の
強度によって決定されるものである。平均粒径の測定に
は、たとえばコールタ−カウンターモデルTA−l型(
日科機取扱品)を用いることができる。
マイクロカプセルの膜厚は芯物質と膜物質の体積の比に
よって変化するが以下の様な近似式によって求めること
ができる。すなわち、マイクロカプセルの芯物質の重さ
をWc 、膜物質の重さをWw、膜物質の密度f5pw
1芯物質の密度をPC1芯物質の平均粒径をdとすると となる。
本発明にいう膜厚は尚武を用いて計算したものである。
〈実施例〉 次に実施例、比較例および試験例をあげて本発明をさら
に詳細に説明する。
実施例1   ・ スミジュールLe(前述に同じ)4.4.およびフェニ
ルキシリルエタン(商品名ハイゾールSAS 296°
(日本石油化学■製)100yをフェンバレレート10
0fに加え、均一な溶液になるまで撹拌し、これをポリ
ビニルアルコール(商品名ゴーセノールGL−05゜(
日本合成化学工業■製)10重量%水溶液4002中に
加えて常温下で微小滴になるまでT、 K、オートホモ
ミクサー(特殊機化工業株式会社商品名)を用い、数分
間撹拌した。
回転数は1250 rl)mであった。ついでエチレン
グリコール6りを反応系中に滴下した後60°Cの恒温
槽中で24時時間中かに撹拌しながら反応させるとマイ
クロカプセル化物の分散液が生じた。これに純水を加え
て全体の重盪を1.0001になるように調製し、有効
成分濃度10重量%のフェンバレレートカプセルスラリ
ーを得た(本組成物1)。
得られたマイクロカプセルの平均粒径は50μm、膜厚
は0.181μm、(平均粒径/膜厚)は882であっ
た。
実施例2 T、 K、オートホモミクサー(前述に同じ)の回転数
を280 Orpmにした以外は実施例1と同様の操作
を行ない、有効成分濃度10を量%のフェンバレレート
カプセルスラリーを得た(本組成物2)。
得られたマイクロカプセルの平均粒径は20μm、膜厚
は0.052μm1(平均粒径/膜厚)は885であっ
た。
実施例8 T、 K、オートホモミクサー(前述に同じ)の回転数
を10.00 Orpmにした以外は実施例1と同様の
操作を行ない、有効成分濃度10重1%のフェンバレレ
ートカプセルスラリーを得た (本組成物8)。
得られたマイクロカプセルの平均粒径は2μnl、膜厚
は0.005μm、(平均粒径/膜厚)は400であっ
た。
実施例4 スミジュールLo(前述に同じ)の量を0.92匿、T
、 K、オートホモ【フサ−(前述に同じ)の回転数を
650 Orpmにした以外は実施例1と同様の操作を
行ない、有効成分濃度10慮量%のフェンバレレートカ
プセルスラリーを得た(本組成物4)。
得られたマイクロカプセルの平均粒径は5μm1jJ厚
は0.008 μm% (平均粒径/膜¥i)は166
7であった。
実施例5 スミジュールL8(前述に同じ)の量を0.42に、T
、に、オートホモミクサー(前述に同じ)の回転数を1
25Orpmにした以外は実施例1と同様の操作を行な
い、有効成分7^度10重量%のフェンバレレートカプ
セルスラリーを得た(本組成物5)。
得られたマイクロカプセルの平均粒径は50μm1膜厚
は0.012μm、(平均粒径/膜厚)は4167であ
った。
実施例6 スミジュールLfj<前述に同じ)の量を0.12に、
T、に、オートホモミクサー(前述に同じ)の回転数を
t5oorpmにした以外は実施例1と同様の操作を行
ない、有効成分濃度10重量%のフェンバレレートカプ
セルスラリーを得た(本組成物6)。
得られたマイクロカプセルの平均粒径は80μm、膜厚
は0.0021trns (平均粒径/膜ダ)は150
00であった。3 実施例7 スミジュールL8(前述に同じ)の量を4.42に、フ
ェンバレレートのかわりにフェンプロパスリンを用い、
T、に、オートホモミクサー(前述に同じ)の回転数を
6500 rpmにした以外は実施例1と同様の操作を
行ない、有効成分濃度10重量%のフェンプロパスリン
カプセルスラリーを得た(本組成物7)。
得られたマイクロカプセルの平均粒径は5μm、廖+9
[は0.018 pm、 (平均粒径/膜厚)は886
であった。
実施例8 ス【ジュールL0(IIr述IC同シ)1.5pヲ7エ
ンバレレー)200p中に加え加熱し均一な溶液になる
まで撹拌し、これを5!fi%アラビアガムを乳化分散
剤として含む水溶液8502中に加えて、加熱下で微小
滴になるまでT、 K、オートホモミクサー(前述に同
じ)を用い、数分間撹拌した。回転数は6000rpm
であった。ついでエチレングリコール62を反応系中に
滴下した後70”Cの恒温槽中で20時時間巾かに撹拌
しながら反応させるとマイクロカプセル化物の分散液が
生じた。
これに純水を加えて全体の重量を1000 tになる様
に調整し、有効成分濃度20!量%のフェンバレレート
カプセルスラリーH1た(本組成物8)。
得られたマイクロカプセルの平均粒径は40μm s 
g 1%は0.089#m1(平均粒径/膜厚)は10
26であった。
実施例9 スミジュール1.e(前述に同じ)の量を1rに、フェ
ンバレレート2001をフェンプロパスリン200pに
変え’I’、に、オートホモフサ−(前述に同じ)の回
転数を680Orpmにした以外は実施例8と同様の操
作を行ない、有効成分子A度2ON量%のフェンプロパ
スリンカプセルスラリーを得た(本組成物9)。
得られたマイクロカプセルの平均粒径は80μm5FI
I%厚はo、 o 2 μm、(平均m径/ 膜厚)は
1600であった。
一296’(前述に同じ)150pをペルメトリン10
05Fに加え均一な溶液になるまで撹拌し、これを5重
量%アラビアガムを乳化分散剤として含む水溶液400
P中に加えて常温下で微小滴になるまでT、 K、オー
トホモミクサー(前述に同じ)で数分間撹拌した。その
際の回転数は86GOrpmであつた。ついでエチレン
グリコール7fを反応系中に滴下した後50°Cの恒温
槽中で86時時間中かに撹拌しながら反応させるとマイ
クロカプセル化物の分散液が生じた。これに純水を加え
て全体の重量をZooOfになる様に調製した後、さら
にザンタンガム0.8重量%、マグネシウム・アルミニ
ウムシリケイト0.6重量%含む増粘剤液で2倍に希釈
し、有効成分濃度Sit量%のペルメトリンカプセルス
ラリーを得た (本組成物10)。
得られたマイクロカプセルの平均粒径は16μm、膜厚
は0.029μm、(平均粒径/膜厚)は617であっ
た。
実施例11 スミジュールN0(前述に同じ)2tおよびキシレンs
epをジベルメトリン100FIζ加え均一な溶液にな
るまで攪拌し、これを6重量%アラビアガムを乳化分散
剤として含む水溶液850f中に加えて加熱上微小滴に
なるまでT、 K、オートホモミクサー(前述に同じ)
を用い、数分間撹拌した。その際の回転数はaooor
pmであった。ついでプロピレングリコール6Fを反応
系中に滴下した後70°Cの恒温水槽中で24時時間中
かに撹拌しながら反応させる(マイクロカプセル化物の
分散液が生じた。これに純水を加゛えて全体の重量を1
00OFになる様に調製し、有効成分aato重t%の
ジベルメトリンカプセルスラリーを得た (本組成物1
1)。
得られたマイクロカプセルの平均粒径は60μm、膜厚
は0.101μm、(平均粒径/膜厚)は694であっ
た。
実施例12 スミジュールL6(前述に同し)の量を22に、ハイゾ
ールSA529−6” (前述に同じ)100fのかわ
りにキシレンtoofを用いフェンバレレートのかわり
にテトラメスリンを、T、に、オートホモミクサー(前
述に同じ)の回転数を280 Orpmにした以外は実
施例1と同様の操作を行ない、有効成分濃度10重量%
のテトラメスリンカプセルスラリーを得た(本組成物1
2)。
得られたマイクロカプセルの平均粒径は20μm、膜厚
は0.0222m1C平均粒径/膜*)は909であっ
た。
実施例18 スミジュールL6(前述に同じ)1りおよびキシレン6
0りをアレスリン100Fに加え均一な溶液になるまで
撹拌し、これを5重量%アラビアガムを乳化分散剤とし
て含む水溶液260P中に加えて常温下で微小滴になる
までT、に、オートホモ(フサ−(前述に同じ)を用い
、数分間撹拌した。回転数は8000rpmであった。
ついでエチレングリコール72を反応系中に滴下した後
60°Cの恒温槽中で24時時間巾かに撹拌しながら反
応させるとマイクロカプセル化物の分散液が生じた。
これに純水を加えて全体の重量をtooopになるよう
に調製し、さらに4重量%カルボキシメチルセルロース
(セロゲン8 H’″、第−工業製薬株式会社製)水溶
液で2倍希釈して有効成分濃度5重量%のアレスリンカ
プセルスラリーを得た(本組成物18)。
得られたマイクロカプセルの平均粒径は20μm、膜1
には0.015μm%(平均粒径/膜厚)は1888で
あった。
実施例14 スミジュールL6(前述に同じ> tX独に蓄えてスミ
ジュールL0(前述に同じ)0.Byおよびトルエンジ
イソシアネート(スミジュールT80e、住友バイエル
ウレタン株式会社)0.1.を用い、フェンバレレート
20Qpに替えてフェノスリン200Fを用いた以外は
、実施例8と同様の操作を行ない、有効成分濃度20重
量%のフェノスリンカプセルスラリーを得た(本組成物
14)。
得られたマイクロカプセルの平均粒径は20umsn厚
は0.011 μm、 (平均粒径/III厚)は18
18であった。
実施例15 スミジュールLe(前述に同じ)0.9pおよびフェニ
トロチオン(0,0−ジメチル−〇−(8−メチル−4
−ニトロフェニル)フォスフォロチオエート)160F
をフェンバレレート402に加え均一な溶液になるまで
撹拌し、これをゴーセノールGL−95° (前述に同
じ)10を量%水溶液400P中1こ加えて常温下で微
小滴になるまでT、に、オートホモミクサー(前述ζこ
同じ)を弔い、数分間撹拌した。回転数は6500rp
mであった。ついでエチレングリコール10jFを反応
系中に滴下した後60″Cの恒温槽中で24時時間巾か
に撹拌しながら反応させると、マイクロカプセル化物の
分散液が生じた。これに純水を加えて全体の重量をto
oopになる様に調製し、フェニトロチオン濃度16重
量%、フエ://<L/l/ −ト濃度4重量%のカプ
セルスラリーを得た(本組成物15)。
得られたマイクロカプセルの平均粒径は5μm1膜厚は
o、ooaμm、(平均粒径/膜厚)は1667であっ
た。
比較例1 スミジュール(,9(前述暑こ同じ)の量を17.62
に、T、に、オートホモミクサー(前述に同じ)の回転
数を650Orpmにした以外は実施例1と同様の操作
を行ない、有効成分濃度10重量%のフェンバレレート
カプセルスラリーを得た(比較組成物1)。
得られたマイクロカプセルの平均粒径は5μm1膜厚は
0.052μm、(平均粒径/膜厚)は96であった。
比較例2 スミジオールL’!3(前述に同じ)の1を252;こ
、T、 K、オートホモミクサー(前述に同じ)の回転
数を280Orpmにした以外は実施例7と同様の操作
を行ない、有効成分濃度10重量%のフェンプロパスリ
ンカプセルスラリーを得た(比較組成物2)。
得られたマイクロカプセルの平均粒径は20μm、膜厚
は0.291μm、 (平均粒径/膜厚)は69であっ
た。
比較例8 下記の処方に従い、有効成分濃度10重量%のフェンバ
レレート乳剤を常法により製造した(比較組成物8)。
フェンバレレート   10重量部 ツルポール8005X0 10重量部 (東邦化学登課商標名;非イオン性界面活性剤とアニオ
ン性界面活性剤との混合物) キシレン         残 100重量部 比較例4 下記の処方に従い、有効成分濃度10!量%のフェンプ
ロパスリン乳剤を常法により製造した(比較組成物4)
フェンプロパスリン   10重量部 ツルポール8006X(前述に同じ) 10重量部 100を置部 水で1000倍に希釈した薬液をターンテーブル上でス
プレーガンを用いて6ポフト当り60、l散布した。こ
の際希釈した薬液中には一〇 0.0002重量%の特製リノ  (日本農薬゛株式会
社製)を展着剤として添加した。
処理したカンラン入りポットはガラス温室に放置し、所
定日に葉を切り取り直径12゜のカップ中にハスモンヨ
トウ8令幼虫10頭とともに入れ、48時間後にそれぞ
れ死虫数を調査した。試験は8回実施し、死虫率を以試
験例2 播穏2週間後のlヮト植えインゲン(1ポット2本)に
4成ニセナミハダニを1ポ、ト当り約80順接種し、8
日後に薬剤の1000倍希釈液をターンテーブルとでス
プレーガンを用いて6ボフト当り601を散布した。こ
の際薬剤の希釈液中に特製リノー(前述に同じ)o、o
oo2iii%を展着剤として加えた。
処理したポットはアミ室に放置し、所定日に4成ダニ数
を調査した。
結果は表2に示す。
表2 ニセナミハダニに対する残効性 (雌性ダニ数;6ポツト合計) 試験例8 供試フェンバレレートマイクロカプセルスラリーあるい
は供試フェンバレレート乳剤(比較組成物8)を所定濃
度に希釈した液を21υX16(llX28611のガ
ラス容器中に5リットル入れ、仁の中にヒメダカを10
尾放泳し、48時間後の生死を観察し、その結果に基い
てフェンバレレートとしての半数致死濃度を求めた (
T Lm、(MC)とする)。
フェンバレレートマイクロカプセルスラリーのかわりに
フェンバレレート原体を用いて同様の操作を行ない、フ
ミンバレレートとしての半数致死濃度を求みた(TLm
4.(TG)とする。)。
TLm、、 (MC)/TLm4. (TG)を算出し
、魚毒軽減化率とした。結果は表8に示す。
表8 ヒメダカに対する魚毒軽減化率 〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明のマイクロカプセル化農業
用殺虫、殺ダニ組成物は、ピレスロイド系農業用殺虫、
殺ダニ剤により一層の残効性および魚毒性の軽減化をも
たせることのできる有用なものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ポリウレタン系被膜からなるマイクロカプセルであって
    、その平均粒径が80μm以下、膜厚が0.8μm以下
    であり、なおかつ(平均粒径/膜厚)が250以上であ
    るポリウレタン系被膜中に、ピレスロイド系殺虫、殺ダ
    ニ剤を内包することを特徴とするマイクロカプセル化農
    業用殺虫、殺ダニ組成物。
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