JPS62215202A - 電磁波シ−ルド性を有する光透過板 - Google Patents

電磁波シ−ルド性を有する光透過板

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JPS62215202A
JPS62215202A JP61057130A JP5713086A JPS62215202A JP S62215202 A JPS62215202 A JP S62215202A JP 61057130 A JP61057130 A JP 61057130A JP 5713086 A JP5713086 A JP 5713086A JP S62215202 A JPS62215202 A JP S62215202A
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武 斉藤
Satoshi Nagai
智 永井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電磁波シールド性を有するプラスチック光透過
板に関する。さらに詳しくはディスプレイやテレビのブ
ラウン管などから発生する有害な電磁波を有効に遮断す
ることが可能であると同時に、耐久性のある反射防止機
能を奏する光透過板に関する。
[従来の技術] オフィスオートメーション機器、例えばワードプロセッ
サーや各種のコンピュータなどのディスプレイや、ゲー
ム器、テレビのブラウン管などからは有害な電磁波が多
量に発生しており、健康障害が指摘されたり、また他の
機器への障害が問題となっている。たとえばコンピュー
タに誤信号が入ったり、テレビとステレオを同時につけ
るとステレオから雑音が聞えることはしばしば見受けら
れる。
そこで従来よりかかる障害を取り除くため種々の改良が
なされてきた。その有効な手段は金属などの導電物で覆
うことである。たとえば細い繊維の表面にカーボンを粘
着させてメツシュ構造にしたものを貼りつけるとか、蝶
理株式会社の商品名“アイセーバー″のように、合わせ
ガラスの内部に金属細線を導入させたものがある。
しかしこれらの方法ではディスプレーから発生する光を
透過しない部分を生ずるので、ワードプロセツサーなど
の使用者にとっては児にくいという欠点を有していた。
また他の公知例としては、ガラス基材に対して゛4;′
電物質を高温蒸着した技術が提案されているが(特公昭
49−18447号公報)、この方法ではプラスチック
基材は軟化あるいは溶融するものが多く、また表面に傷
がつき易いという欠点を改良できず利用できないもので
あった。
従ってプラスチックの透明板に対しては、その有効な技
術がなく、現在のところ全く改善がなされていないのが
現状である。
さらに反射防止技術に関しては、特開昭59−4870
2号公報、特開昭59−78301号公報、特開昭59
−78304号公報にはプラスチック基材の表面にポリ
オルガノシラン系ハードコート膜あるいは、エポキシ樹
脂硬化膜を施した上に、無機物からなる反射防止膜をコ
ートする方法が開示されている。
また特開昭56−113101号公報に開示されている
技術は、高硬度で反射防止性を有している反面、密着性
、耐熱性、耐衝撃性、耐熱水性、耐候性などを低下させ
大きな問題がある。
また特公昭45−6193号公報、特開昭59−487
02号公報、特開昭59−78301号公報、特開昭5
9−78304Q公報に開示されている技術は、反射防
止性を有する反面、基材に対する密着性が不充分で傷が
深く、かつ太く発生し使用上において大きな欠点を有す
る。さらには水、アルコールなどに浸され易く、熱水浸
漬後の密着性、耐候密着性などに大きな問題がある。
以上従来技術をレビューしたが、これらの技術はいずれ
も基材の上のハードコート層と、その表層の蒸着膜(反
射防止層)との密着性に問題があり、長期間使用すると
蒸着膜(反射防止N)が鱗片状に剥離してくるという欠
点を有していた。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は上記従来技術の欠点を改善する技術を提供する
。すなわちプラスチックの透明板であっても、表層に導
電層をコーティングすることにより電磁波をシールドで
き、かつ表面硬度の低いプラスチック材料であっても、
表面にシリカ層を設けて硬度を高め傷がつきにくい特性
を付与し、かつ導電層のさらに表層に低屈折率の層を設
けることにより、反射防止機能を付与すると同時に、特
に密着強度、及び耐久性に優れ、耐すり陽性、耐摩耗性
、耐衝撃性、耐薬品性、可撓性、耐熱性、耐光性、耐候
性、帯電防止性などにも優れた多層反射防止膜を有する
光学物品を提供するものである。
「問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため本発明は下記の構成を有する。
「プラスチック透明基材の一方の面に耐擦過性を有する
ハードコート層を設(プ、その表層に導電層を設け、さ
らにその表層に前記導電層の屈折率よりも低い屈折率の
層を設けるとともに、該プラスチック透明基材の他方の
面に、多層反射防止膜を設けたことを特徴とする電磁波
シールド性を有する光透過板。」 第1図は本発明の好ましい電磁波シールド性及び静電気
除去性を有する光透過板の1実施態様の断面を示す。プ
ラスチック透明基材1の上に耐擦過性を有するハードコ
ート層2を設け、その表層に導電層3を設(プ、さらに
その表層に前記導電層の屈折率よりも低い屈折率の層4
を設けたものである。そして反対面にも耐擦過性を有す
るハードコート層2′と反射防止層20を設けたもので
ある。5は導電層が露出している部分である。導電層3
を有する面が画像発生面すなわち陰極線管(ブラウン管
>(CRT)などの面に向くように設置する。
第2図は第1図の導電層3を有する面から見た平面図で
ある。導電層が露出している部分5は外枠に隠れる部分
の全面に設けてもよいし、一部であってもよい。そして
電磁波シールドのため、及び/又は静電気除去のため導
電層と接触するように金属枠を回りに設けるか、又はア
ース線6を引き出す。アース線6は好ましくは、隅の部
分から引き出す。
第3〜7図は本発明の好ましいアース線の取り一 〇 
− 出し例を示す。第3図においては、光透過板自体に孔9
を設け、金具6aを用いてアース線15を接続する。こ
の接続においては金属バッキングを用いることが好まし
い。固定具としては止めねじ10aとナツト10b、ま
たはカシメ用ハトメなどを用いて固定することが好まし
い。第4図はカシメ用ハトメを用いた固定方法である。
そして美観のためこの接続部全体をプラスデック製カバ
ー11で覆う。第5図は光透過板と略平行に金具6aを
カバー11内に取り付けた例である。
次に第6図は孔9にナツトへリサート12を用い、金具
6aを介してアース線15を取り付けた例である。この
場合、カバー11に孔11aを予め開けておけば、ねじ
13の取り外しが容易となり光透過板の取り外しや掃除
のときに便利である。
第7図はシールドの取り出しをアジャスト14a、14
bを用いて実施した例である。
第8図は本発明の好ましい多層反射防止膜を有する光学
物品の1実施態様の断面を示す。プラスチック透明基材
1の他方の面に耐擦過性を有するハードコート層2−を
設け、さらにその表層に前記を順番に設けたものである
本発明において、プラスチック透明基材の上に耐擦過性
を有するハードコート層を設けることがまず必要である
。ここでプラスチックとは、公知のいかなるものであっ
てもよい。また透明基材とは、光が通過し得るものであ
ればいかなるものでおってもよい。ワードプロセッサー
などのディスプレーの前面に使用するものにあっては、
原着、または染色により可視光線透過率を25〜70%
としたものが好ましい。目の疲労を減少するためである
。また耐擦過性を有するハードコート層とは、ポリオル
ガノシロキサン、シリカ、アルミナなどの硬度の高いコ
ーティング層、またはアクリル成分を含む層をいう。プ
ラスチック製品の表面は一般に傷がつき易いので、これ
を改良するため、及び表層にコートする電磁波シールド
層のアンダーコートして密着性を高めるためである。そ
して特に好ましくは、ハードコート層はメチルトリメト
キシシラン、およびビニルトリエトキシシラン、または
これらの加水分解物をコーティングした後に加熱縮合さ
せたポリオルガノシロキサンである。
ハードコート層の好ましい膜厚は、1〜10ミクロン程
度である。
またアクリル系ハードコート層とは、メタクリル酸など
のアクリル化合物と、ペンタエリスリトール、グリセリ
ンなどの多官能グリコールとのエステル化合物を架橋さ
せたものなどをいう。
次に本発明においては、前記のハードコート層の表層に
導電層を設ける。電磁波を有効に遮断するためでおる。
導電層としては、可視光線を透過し得るものであればい
かなるものであってもよいが、好ましくは、In2O3
(酸化インジウム)と5nO2(酸化スズ)との混合物
(以下ITOという。)である。導電性能が高く、電磁
波を有効に遮断でき、さらに可視光線を透過できるから
である。ITO層の膜厚はかかる効果を奏する程度であ
ればいかなる厚さでもよいが、好ましくは100〜30
00人である。3000Å以上ではひび割れの欠点を生
じ易くなる。かかるITO層はスパッタリング法でコー
ティングすることができる。他の方法としては、150
℃以下で酸素雰囲気中、高周波放電によるプラズマを用
いて蒸着し、同時にイオン銃を用いてアシストする技術
も採用することができる。
次に本発明においては、前記導電層の表層に、導電層の
屈折率よりも低い屈折率の層を設けることが必要である
。導電層は一般に金属の層からなるので屈折率が高く、
例えば前記ITO層の屈折率は約2.0である。しかし
これでは反射が高過ぎ、使用者の目が疲れる。従って高
い屈折率の導電層の表層に低い屈折率の層を設けること
により、反射防止機能を与えることが必要となるのであ
る。
かかる低屈折率の層としては公知のいかなる層であって
もよいが、好ましくは無機のシリカを含む層である。か
かる無機シリカ層は、シリカをスパッタリング、あるい
は真空蒸着することにより得ることができる。膜厚は可
視光線を反射防止できる程度の厚さであればいかなる厚
さでもよい。
本発明においては、上記の積層をプラスチック基材の1
面または2面に設ける。1面に設けた場合は、反対面の
傷付防止をするため、少くとも上記で説明した第1層の
ハードコートを設けることが好ましく、さらにはハード
コート層の表面に反射防止層を設けることである。
次に本発明においては、前記の第1番目の発明の導電層
の面と反対方向の面に、多層反射防止膜を設けるもので
ある。
前記のハードコート層の表層にまず第1層として、酸化
ジルコニウムを主成分とする層を設ける。
酸化ジルコニウムを主成分とする層は、下のハードコー
ト層と上の二酸化ケイ素を主成分とする層の双方に対し
、バインダーとして密着強度を向上させる効果を発揮す
ると同時に、第2層の二酸化ケイ素を主成分とする層と
組み合わせて等価膜とすることにより、第3層、第4層
と比べて中屈折率とするためである。
次に本発明においては、前記の第1層の表層に第2層と
して、二酸化ケイ素を主成分とする層を設ける。第1層
と第3層の双方の層に対して密着強度を向上させる効果
を発揮すると同時に、第1層の酸化ジルコニウムを主成
分とする層と組み合わせて等測成とすることにより、第
3層、第4層と比へて中屈折率とするためである。 以
上第1層と第2層は全体として中屈折率の層となる。
次に第3層として、酸化チタンを主成分とする層を設け
、その上に第4層として二酸化ケイ素を主成分とする層
を設【ブる。第3@に高屈折率層を、第4層に低屈折率
層を設りれば、第1.2層の中屈折率層と相俟って仝休
として反射防止機能に優れた膜が達成されるからである
本兇明において前記第1〜4層は、真空蒸着、ま゛たは
スパッタリングによって設けることができる。より好ま
しくは真空蒸着である。イオンビームアシスl−などの
方法も適宜応用してもよい。また第1層の酸化ジルコニ
ウムには、本発明の効果を低下させない範囲において酸
化チタンなどを加えてもよく、同様に第3層の酸化チタ
ンの図にはTa205などを混合してもよい。
膜厚は可視光線を反射防止できる程度の厚さであれぽい
かなる厚さでもよい。好ましい光学的膜厚は、設計波長
λ0としたとき、/1.50〜550r1mの範囲にお
いて 第1層;0105〜0.1520 第2層; 0.05〜0.1520 第3@;0136〜0.4920 第4@; 0,15〜0.3520 である。このうちとくに第11層は0.25λ0で必る
ことが好ましい。
本発明においては、上記の多層反射防止膜をプラスチッ
ク基材の1面または2而に設ける。1面に設置づた場合
は、反対面の傷付防止をするため、少くとも上記で説明
したハートコートを設けることが好ましい。また本発明
の多層反射防止膜を1面に設け、反対面にはハートコー
ト層、酸化インジウム・酸化スズ層(いわゆるITO膜
)を設(プるか、またはこの1TO膜の上に二酸化ケイ
素を主成分とする層を設け、片面は反q]防止層、他の
片面は電磁波シールド性を有する層とすることもできる
。前記において、最外層にITO層を設け= 16 − た場合は比較的薄く膜(100〜500人程度)が好ま
しく、ITO膜の上に二酸化ケイ素を主成分とする層を
設けるときは比較的厚い膜(たとえば500〜1000
人程度)が好ましい。
なお本発明品には静電気を除去するためにアースを取り
つけてもよい。この場合、前記ITO膜があるときはア
ースはITO膜から直接取るか、または導通状態にして
ことおくが好ましい。また伯の手段として、本発明品の
周囲に金属製の枠を取りつけ、静電気を放電させてもよ
い。この場合も、前記ITO膜があるときは金属枠はI
TO膜と直接接するか、または導通状態にしておくこと
が好ましい。
なお本発明の導電膜または多層膜は「オージェ電子分光
測定法」によって分析することができる。
この方法は、高真空中に置いた試料表面に電子ビームを
照射し、表面から出たオージェ電子をアナライザーでエ
ネルギー分割して検出する。
測定条件としては、下記のとおりである。
測定装置二日本電子株式会社製“JAMP−108”最
表面分析時:1X10−7Pa 深さ方向分析時:6X10−6Pa(Ar雰囲気)サン
プリング:試料の端を銅板で押さえて試料台に固定する
加速電圧:3.QKV 試料電流:1X10−8A ビーム直径:1μm スリット:No、5 試料傾斜角度:40〜70度 Arイオンエツチング条件 加速電圧:3.QKV 試料電流:3X10−7A エツチング速度:200人/min  (Si02の場
合)本発明の電磁波シールド性を有する光透過板の用途
は、テレビやディスプレーの画面のフィルター(いわゆ
る光学フィルター)に特に有効である。
その他眼鏡などのレンズや、フィルム、成形物としての
用途も期待できる。
[実施例] 以下実施例を用いてより詳細に説明する。
−18= 実施例1 基材として市販のポリメタクリレート板(三菱レイヨン
株式会社製、商標″アクアライト”LN−084、グレ
ー原着、厚さ約2mm)を使用した。ハードコート用塗
料としては、特開昭59−114501号公報の実施例
1の記載のとおり、ビニルトリエトキシシラン氷酢酸で
加水分解したものと、メチルトリエトキシシランを氷酢
酸で加水分解したものを混合して用いた。この混合溶解
物に硬化剤である酢酸ナトリウムを加え、ざらにシリコ
ーン系表面平滑剤を加えて塗料とした。
この塗料を基材の表面に2ミクロンの厚さに塗布し、加
熱キュアした。
次いで基板の一方の面であって、かつ前記のハードコー
ト層の上に、導電層として、スパッタリング法でIn2
(13([化インジウム)と5nO2(酸化スズ)との
混合物をコーティングし、700人の膜厚とした。スパ
ッタリング法の条件は、特開昭60−32053号公報
の実施例7〜9に記載されているとおり1.インジウム
−錫合金(錫;10重量%)をターゲットとして、マグ
ネトロンスパッタ装置を用いて、アルゴンガスと酸素の
混合ガス(酸素30体積%)を導入しながら、1×10
’Torrの圧力で行なった。
次いで反射防止膜として、真空蒸着装置(真空機械工業
製BMC−800T型)を用いてEB法により、二酸化
ケイ素膜を形成した。膜厚は940人であった。
また基板の導電層の反対の面には、上記のハードコート
層を設け、次に下記の反射防止層を設けた。
(1)  第1層二酸化ジルコニウムを主成分とする層
、光学的膜厚(nd)約45nm、真空度3X10−”
TORR(l素導入) (2)  第2層;二酸化ケイ素を主成分とする層、光
学的膜厚(nd)約40nm、真空度1 X 10−”
TORR(3)  第3層;酸化チタンを主成分とする
層、光学的膜厚(nd)約196nm、真空度4 X 
10−5TORR(酸素導入) (4)  第4層:二酸化ケイ素を主成分とする層、光
学的膜厚(nd)約110nm、真空度1X10−50
RR (ただし上記(1)〜(4)において光学的膜厚は設計
波長480nm使用。) 上記の方法及び条件で得られた本発明品は、青紫色の反
射干渉色を有し、550nmにおける表面反射率は約0
.3%と極めて優れた反射防止性を有していた。
また表面が硬く、−辺が2cmの正方形のポリエステル
編物に水通水をたらしたものを表面に置き、2kgの荷
重をかけて2,000往復擦過するテストを行゛ったが
、全く損傷を認めなかった。
更に屋外に1月間放置し暴露試験をしたが、反射防止膜
の剥離等、表面の損傷はなかった。
得られたプラスチックコーティングされた光透過板は、
周波数10GH2における電磁波の透過量は約10分の
1に減衰することができた。さらにこれをワードプロセ
ッサーの光学フィルターとして使用したところ、反射防
止機能に優れ、使用者の目が疲れない点において著るし
い効果があつた。
また表面の硬度が高く、傷のつきにくいものであった。
実施例2 実施例1において、基材の表面にハード−コート層を設
ける工程まで同一とし、次にアンダーコートとして約1
00人の二酸化ケイ素膜をスパッタリング法で形成し、
次に実施例1と同様にスパッタリング法によるITO層
(1400人の膜厚)と、その上に真空蒸着法により、
二酸化ケイ素膜を形成した。
また基材の反対面は実施例1と同様にハード−コート層
を設けた上に、真空蒸着によってY2O3(λ/4)、
Ti02(λ/2)、5I02(λ/4)の層を各々設
けた。
得られたコーティングされた光透過板は、周波数10G
H7における電磁波の透過量は約22分の1に減衰する
ことができた。さらにこれをワードプロセッサーの光学
フィルターとして使用したところ、反射防止機能、表面
の硬度による傷のつきにくさは、実施例1と同等であっ
た。
実施例3 実施例1において、ハードコートを有する基材として、
グレー色に原着した市販のポリメタクリレート板(三菱
レイヨン株式会社製、商標“アクアライド’ AR,厚
さ約2mm>を使用した他は同一の処方により、表面に
ITIを設り、さらに反射防止膜を形成した。このもの
も実施例1の透過板と同様に優れたものとなった。
実施例4 基材として市販のポリメタクリレート板(三菱レイヨン
株式会社製、商標“アクアライト”LN−084、グレ
ー原着、厚さ約2mm)を使用した。ハードコート用塗
料としては、特開昭59−114.501号公報の実施
例1の記載のとおり、ビニルトリエトキシシラン氷酢酸
で加水分解したものと、メチルトリエトキシシランを氷
酢酸で加水分解したものを混合して用いた。この混合溶
解物に硬化剤である酢酸ナトリウムを加え、さらにシリ
コーン系表面平滑剤を加えて塗料とした。
この塗おlを基材の表面(表裏面)に2μmの厚さに塗
布し、90’Cで3時間加熱キュアした。
次いでこのこのハードコートしたプラスチック基板の一
方の面を実施例1と同様にしてITO膜を設【プ、その
上に二酸化ケイ素を真空蒸着し、この面と反対の方向の
面を真空蒸着槽にセットし、設定温度60’Cで、1X
 10 ’TORRまで排気した後、カオフマンタイプ
のイオンビーム発生装置によりアルゴンイオンビームを
発生させ、加速電圧500Vで基板のクリーニングを実
施した。引き続いて基板側から順にエレクトロンビーム
法ににす、次の条件で表裏面に4層膜を形成した。
(1)第1層;酸化ジルコニウムを主成分とする層、光
学的膜厚(nd)約42nm、真空度3X10−”T。
RR(酸素導入) (2)  第2層;二酸化ケイ素を主成分とする層、光
学的膜厚(nd)約42nm、真空度1 X 10−5
TOrlR(3)  第3層;酸化チタンを主成分とす
る層、光学的膜厚(nd)約21611m、真空度4.
 X 10−5TORR(酸素導入) (4)第4層;二酸化ケイ素を主成分とする層、光学的
膜厚(nd)約1201m、真空度1 X 10−”T
OR (ただし上記(1)〜(4〉において光学的膜厚は設計
波長480nm使用。) 上記の方法及び条件で得られた本発明品は、青紫色の反
射干渉色を有し、550nmにおける表面反射率は約0
.2%と極めて優れた反射防止性を有していた。
また表面が硬く、−辺が2cmの正方形のポリエステル
編物に水道水をたらしたものを表面に置き、2、kgの
荷重をかけて2,000往復擦過するテストを行ったが
、全く損傷を認めなかった。
更に屋外に1月間放置し暴露試験をしたが、反射防止膜
の剥離等、表面の損傷はなかった。
ざらにこれをワードプロセッサーの光学フィルターとし
て使用したところ、反射防止機能に優れ、使用者の目が
疲れない点において著しい効果があった。
また耐久性に富むものであった。
さらに帯電防止性能を次のように測定した。すなわちパ
ソコン(NEC株式会社製P(、−9801E)に接続
されたCRT(NEC−KD551K)の前面53mm
の位置に静電気測定器(シシド静電気株式会社パスタチ
ロンM″〉を設定し、パソコンのスイッチをONLだと
きの静電位を測定した結果、ブランクは、9KV以上で
あった。次にCRTと“スタチロンM llとの間であ
って、″スタヂロンM uからの距離3Qmmの位置に
、アースを取りつけた本発明品を設置し、スイッチをO
Nしたときの静電位を測定した。この結果、電圧は最初
からQKV以下であり、帯電防止効果は極めて優れたも
のであった。
[発明の効果] 本発明は上記のとおりの技術でおるので、プラスチック
の透明板の表層表面にハードコート層を設けて硬度を高
め、その上に導電層を真空蒸着またはスパッタリングに
より設け、ざらに導電層の表層に低屈折率の層を設ける
ことにより、電磁波をシールドでき、表面硬度の低いプ
ラスデック材料であっても、傷がつきにくい特性を付与
することができる。加えて反射防止機能をも付与するこ
とができ、全体として顕著な効果を奏する発明である。
また本発明は、前記の第1番目の発明の導電層側の面と
反対の面に、密着強度、及び耐久性に優れ、耐すり信性
、耐摩耗性、耐衝撃性、耐薬品性、可撓性、耐熱性、耐
光性、耐候性、帯電防止性な −どにも優れた多層反射
防止膜を設けたので、全体として電磁波シールド性と静
電気除去と反射防止に優へた光学物品とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の好ましい電磁波シールド性を有する光
透過板の1実施態様の断面を示す。第2図は第1図の導
電層3を有する面から見た平面図である。第3〜7図は
本発明の好ましいアース線の取り出し例を示す。 第8図は本発明の好ましい多層反射防止膜を有する光学
物品の1実施態様の断面を示す。 1;プラスチック透明基材、 2,2−;耐擦過性を有するハードコート層、3;導電
層、 4:導電層の屈折率よりも低い屈折率の層、11;カバ
ー 15:アース線 20.21〜24;多層反射防止膜 特許出願人  東 し 株 式 会 社特許庁長官 宇
賀 道部 殿       鳴1.事件の表示 昭和61年特許願第57130号 2、発明の名称 電磁波シールド性を有する光透過板 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都中央区日本橋室町2丁目゛2番地昭和61
年5月27日(発送日) 願書に最初に添付゛した図面の浄書・ 別紙の通り(内容に変更なし)

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プラスチック透明基材の一方の面に耐擦過性を有
    するハードコート層を設け、その表層に導電層を設け、
    さらにその表層に前記導電層の屈折率よりも低い屈折率
    の層を設けるとともに、該プラスチック透明基材の他方
    の面に、多層反射防止膜を設けたことを特徴とする電磁
    波シールド性を有する光透過板。
  2. (2)多層反射防止膜が、プラスチック透明基材の上に
    耐擦過性を有するハードコート層を設け、その表層に基
    材側から表面に向って順番に、第1層;酸化ジルコニウ
    ムを主成分とする層第2層;二酸化ケイ素を主成分とす
    る層 第3層;酸化チタンを主成分とする層 第4層;二酸化ケイ素を主成分とする層 を設けると同時に、前記第1層と第2層とを等価膜とし
    たことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の電
    磁波シールド性を有する光透過板。
  3. (3)第1層〜第4層の光学的膜厚が、設計波長λ_0
    としたとき、450〜550nmの範囲において第1層
    ;0.05〜0.15λ_0 第2層;0.05〜0.15λ_0 第3層;0.36〜0.49λ_0 第4層;0.15〜0.35λ_0 であることを特徴とする特許請求の範囲第(2)項記載
    の電磁波シールド性を有する光透過板。
  4. (4)第1層〜第4層が蒸着膜、またはスパッタリング
    膜であることを特徴とする特許請求の範囲第(2)項記
    載の電磁波シールド性を有する光透過板。
  5. (5)導電層が酸化インジウムと酸化スズを含む層(I
    TO層)であることを特徴とする特許請求の範囲第(1
    )項記載の電磁波シールド性を有する光透過板。
  6. (6)ITO層をスパッタリング法で設けることを特徴
    とする特許請求の範囲第(1)項記載の電磁波シールド
    性を有する光透過板。
  7. (7)ITO層を150℃以下で酸素雰囲気中、高周波
    放電によるプラズマを用いて蒸着し、同時にイオン銃を
    用いてアシストする方法により設けることを特徴とする
    特許請求の範囲第(1)項記載の電磁波シールド性を有
    する光透過板。
  8. (8)導電層の膜厚が100〜3000Åの範囲である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の電磁
    波シールド性を有する光透過板。
  9. (9)ハードコート層が有機ポリシロキサンを含む層で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の
    電磁波シールド性を有する光透過板。
  10. (10)ハードコート層を硬化性塗料をコーティングし
    て得ることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載
    の電磁波シールド性を有する光透過板。
  11. (11)透明基材が着色されたものであることを特徴と
    する特許請求の範囲第(1)項記載の電磁波シールド性
    を有する光透過板。
  12. (12)最外層の低い屈折率の層が無機シリカ層である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の電磁
    波シールド性を有する光透過板。
  13. (13)無機シリカ層を真空蒸着法によって設けること
    を特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の電磁波シ
    ールド性を有する光透過板。
  14. (14)導電層からアース線を引き出したことを特徴と
    する特許請求の範囲第(1)項記載の電磁波シールド性
    を有する光透過板。
  15. (15)光透過板の外枠として金属枠を設け、該金属枠
    を導電層に接触するように設けたことを特徴とする特許
    請求の範囲第(1)項記載の電磁波シールド性を有する
    光透過板。
  16. (16)多層反射防止膜を有する光透過板が、ブラウン
    管(Cathode−Ray Tube)用光学フィル
    ターであることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項
    記載の電磁波シールド性を有する光透過板。
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