JPS6221504A - 強化単板の製造方法 - Google Patents

強化単板の製造方法

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JPS6221504A
JPS6221504A JP16124385A JP16124385A JPS6221504A JP S6221504 A JPS6221504 A JP S6221504A JP 16124385 A JP16124385 A JP 16124385A JP 16124385 A JP16124385 A JP 16124385A JP S6221504 A JPS6221504 A JP S6221504A
Authority
JP
Japan
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veneer
parts
weight
viscosity
resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP16124385A
Other languages
English (en)
Inventor
片山 吉久
中道 義雄
吉成 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eidai Co Ltd
Original Assignee
Eidai Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は建築材料や家具材料等に使用する強化単板に関
する。
〔従来技術及びその問題点〕
従来より木質単板に減圧含浸法や加圧含浸法によって合
成樹脂を含浸させて強化木質単板を製造する方法は広く
行われている。
しかしながら、従来の方法ではまだ十分な物性の強化単
板は得られなかった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、強化単板の製造方法において含浸用合成樹脂
として高粘度のものを用いることにより、従来の方法で
は得られなかった物性のすぐれた強化単板を製造できる
ものである。
本発明は、25℃における粘度が500センチポアズ以
上の合成樹脂を加熱した後、木質単板に含浸させ、これ
を適宜手段により硬化させることを特徴とする強化単板
の製造方法である。
従来の方法では、含浸用合成樹脂液の粘度は、木質単板
へ含浸させやすいということから100〜300センチ
ポアズが普通であった。
これに対して本発明では高粘度の樹脂液を使用すること
により、耐衝撃性にすぐれ、曲げ、引張り強度の向上し
た、クランクの起きにくい強靭な強化単板が得られる。
本発明で使用する樹脂液の粘度は、25℃において50
0センチポアズ以上であり、望ましくは1000センチ
ポアズ以上である。加熱温度を150℃ぐらいにすれば
10000センチポアズの粘度のものも使用できる。
本発明において使用する合成樹脂とはアルキラド系樹脂
・エポキシ系樹脂・ポリブタジェン系樹脂・ウレタン系
樹脂・不飽和ポリエステル系樹脂・アクリレート系樹脂
・ジアリルフタレート系樹脂等を指し、また、合成樹脂
中には当然のことなから二液型の合成樹脂を含み、具体
的に例示すれば以下のような組み合わせのものが挙げら
れる。
エポキシ系樹脂・・・エポキシ樹脂液と硬化剤(エチレ
ンジアミン)などを含む液 ポリブタジェン系樹脂・・・ポリブタジェン樹脂液と触
媒(ヘンシイルバーオキサイド)などを含む液 ウレタン系樹脂・・・アクリルポリオールまたはポリア
ミンまたはポリエステルポリオールと硬化剤(TDI・
MD I −HMD T)などを含む液 不飽和ポリエステル系樹脂・・・不飽和ポリエステル樹
脂と触媒(ヘンシイルバーオキサイド・ジクミルパーオ
キサイド)などを含むン夜 アクリレ−]・系系樹脂・・エポキシアクリレ−1・と
開始剤(アセチルパーオキーリ°イド)などを含む液 なお反応性希釈剤(メチルメタクリレート・メチルアク
リレート・エチルアクリレート・ブチルメタクリレート
)を添加してもよい。
ジアリルフタレート系樹脂・・・ジアリルフタレート樹
脂液と触媒(ヘンシイルバーオキサイド・ターシャリ−
ブチルパーオキサイド・ターシャリ−ブチルパーアセチ
イト)などを含む液 本発明では、極性の強い重合体も使用でき、例えば、水
酸基、カルボキシル基、アミノ基、エボギシ基、メチロ
ール基を含むものなどがある。このような極性の強い重
合体は靭性があり、また木材との密着性、親和性を有す
る。
使用する単板には、ナラ、栂、松、カバ等があり、厚さ
は通常0.3〜1 、0 vanであるがそれに限定さ
れない。
前記含浸用の合成樹脂は含浸前にあらかじめ加熱してお
く。加熱温度は100℃以上であるが、木質単板をアセ
トンなどの溶剤で前処理しておくと60℃以上でもよい
。樹脂を加熱しておくと、その粘度が低くなるうえ含浸
の際に木質単板が加熱されることによって木材組織が軟
化するとともに木質単板中の水分や空気が外へ逃げ出し
やすくなり、その結果木質単板中に合成樹脂液が含浸さ
れやすくなる。100℃以上に加熱する場合は木質単板
中の水分が蒸発することにより合成樹脂液と置換されや
すい。
このようにして合成樹脂が含浸された木質単板はその後
適宜手段によって硬化される。硬化方法としては、その
まま放置しておく方法、加熱して硬化を促進させる方法
、紫外線や電子線を使用する方法等が考えられる。なお
、加熱にはドライヤを用いてもよいし、熱ロールプレス
や平盤熱プレスを用いてもよい。
実施例 1 25℃における粘度が500cpの不飽和ポリエステル
樹脂を110℃に加熱し、これに11謹厚のナラ単板を
2分間浸漬させた後、同じ不飽和ポリエステル100重
量部、エチルメタクリレート80重1部、ジクミルパー
オキサイド10重量部、メチルイソブチルケトン60重
量部を単板両面にそれぞれ50g/%塗布した。次にこ
のナラ単板に含浸された合成樹脂の一部をロールでしぼ
り出し、その後この木質単板をウレタン系接着剤を介し
て厚さ12龍の合板の表面に載置し、130℃l8kg
/c+Jの条件で5分間熱圧して不飽和ポリエステル樹
脂の硬化と同時に接着を完了して所望の強化単板貼り化
粧板を得た。
実施例 2 25℃における粘度が1000cpのアクリルオリゴマ
ーを140℃に加熱し、これに111厚のナラ単板を2
5秒間浸漬させたのち、不飽和ポリエステル樹脂100
重量部、メチルメタクリレート80重量部、ジクミルパ
ーオキサイド10重量部、メチルイソブチルケトン60
重量部の液に2時間浸漬した。この木質単板を130℃
、8 kg / cJの条件で5分間熱圧して所望の強
化単板を得た。
実施例 3 25℃の粘度が1500cpのエポキシアクリレート樹
脂を120℃に加熱し、これに0.4龍厚の松単板を4
0秒間浸漬させた後、アセチルバーオキサ418重量部
、メチルメタクリレート100重量部、エチルアクリレ
−I・40重量部の液中に1時間浸漬した。次にこの松
単板に含浸された合成樹脂の一部をしぼり出した後90
℃で4時間乾燥して所望の強化単板を得た。
実施例 4 25℃における粘度が1200cpの12℃に加熱され
たエポキシ樹脂(商品名工ピコ−1−828)液中に0
.5龍の松単板を30秒間浸漬した後余分の液を取り除
き、この単板の両面にエチレンジアミン100重量部、
メチルエチルケトン100重量部を含む液を80g/ボ
塗布し4時間放置後80℃で3時間乾燥して所望の強化
単板を得た。
実施例 5 25℃における粘度が2000cpであり110℃に加
熱されたTDI型ブロックイソシアネート100重量部
、エチレングリコールジメチルエーテルアセテート10
0重量部の液中に0,6龍の松単板を2分間浸漬した後
余分の液を取り除き、その後ポリプロピレングリコール
100重量部、エチレングリコールジメチルエーテルア
セテート150重量部の液に7時間浸漬した。次にこの
松単板に含浸された合成樹脂の一部をロールでしぼり出
し、その後100℃で2時間乾燥し、続いて160℃、
8kg/cJで10分間熱圧して所望の強化単板を得た
実施例 6 ペンゾイルパーオキザイド6重量部、トルエン60重置
部の液に1鶴厚のナラ単板を2分間浸漬した後余分の液
を取り除き、次に25℃における粘度が3000cpの
130℃に加熱された不飽和ポリエステル樹脂液中に2
時間浸漬し、その後合成樹脂の一部をしぼり出した。こ
の木質単板をウレタン系接着剤を介して厚さ12m1+
の合板の表面に載置し、130℃、8 kg / cl
=の条件で5分間熱圧して不飽和ポリエステル樹脂の硬
化と同時に接着を完了して所望の強化単板貼り化粧板を
得た。
実施例 7 ベンゾインエチルエーテル10重量部、ブチルメタアク
リレート100重量部、エチルアクリレート40重量部
の液中に0.3 m厚の松単板を1時間浸漬した後余分
の液を取り除いたものを、25℃における粘度が100
0cpで100℃に加熱されたブチルメタアクリレート
100重量部、2−オキシプロピルメタアクリレート5
0重量部の混合液中に20秒間浸漬した。次にこの松単
板に含浸された合成樹脂の一部をしぼり出した後、両面
から出力160w/■の紫外線ランプにて紫外線を照射
して所望の強化単板を得た。
実施例 8 25℃の粘度が3000cpのヘキサメチレンジイソシ
アネート100重量部、プロピレングリコール40重量
部を混合し130℃に加熱した液中に0.1m厚のけや
き単板を2分間浸漬した後液中から取り出し、100℃
で24時間乾燥して所望の強化単板を得た。
実施例 9 120℃に加熱した25℃における粘度が2000cp
のアクリル紫外線硬化型樹脂液中に、0.4龍厚のセン
単板を20秒間浸漬した後液中から取り出し、ゴム硬度
が25度のEPDM製シートにはさんで常温で3kg/
cJ、3分間冷圧して春材部に含浸された合成樹脂の一
部をしぼり出した後、両面から出力160 w/cmの
紫外線ランプにて3秒間照射して所望の強化単板を得た
実施例 10 130度に加熱した25℃における粘度が700cpの
不飽和ポリエステル樹脂液中に、0 、4 m++厚の
松単板を20秒間浸漬した後液中から取り出し、ゴム硬
度が30度のEPDM製ロールと鉄ロール間に通して春
材部に含浸された合成樹脂の一部をしぼり出した後、両
面から電子線を各面300dose照射して所望の強化
単板を得た。
実施例 11 25℃における粘度が5000cpであり140℃に加
熱されたウレタンアクリレート樹脂液中に0.4酊厚の
松単板を40秒間浸漬させる。次に同じウレタンアクリ
レート100重量部、エチルアクリレート40重量部の
液中に1時間浸漬した後、余分の合成樹脂をしぼり出し
、90℃で4時間乾燥して所望の強化単板を得た。
実施例1〜11及び比較例の耐クラツク性、落球衝撃、
曲げ強さの測定結果を以下の表に示す。
(本頁以下余白) 〔発明の効果〕 本発明により、木質単体に含浸させる樹脂として25℃
における粘度が500cp以上のものを加熱して用いる
と、物性の改善された強靭な強化単板を得ることができ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)25℃における粘度が500センチポアズ以上の
    合成樹脂を加熱した後木質単板に含浸させ、これを適宜
    手段により硬化させることを特徴とする強化単板の製造
    方法。
JP16124385A 1985-07-23 1985-07-23 強化単板の製造方法 Pending JPS6221504A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5716520A (en) * 1980-06-30 1982-01-28 Mitsubishi Electric Corp Data error detecting and correcting device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5716520A (en) * 1980-06-30 1982-01-28 Mitsubishi Electric Corp Data error detecting and correcting device

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