JPS62215041A - 織機の箔糸緯入れ装置 - Google Patents

織機の箔糸緯入れ装置

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JPS62215041A
JPS62215041A JP5208486A JP5208486A JPS62215041A JP S62215041 A JPS62215041 A JP S62215041A JP 5208486 A JP5208486 A JP 5208486A JP 5208486 A JP5208486 A JP 5208486A JP S62215041 A JPS62215041 A JP S62215041A
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foil
yarn
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weft
foil yarn
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中塚 善造
西原 勝治
原 正己
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Nakatsuka Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 不発明は#&機の箔糸緯入れ装置、特に、箔糸の長尺巻
取物を定位置に配置し、これより引出した箔糸の糸端部
を所定個所に待機させ、該箔糸の糸端をレイピア乃至グ
リッパシャトルにより把持して締入れし、当該把持を所
定時に解放し、その粋人れし・た箔糸を、上記箔糸の待
績糸端部に対応する個所に配置された機械力駆動型の鋏
みにより切断する方式の織機の箔糸緯入れ装置に関する
緯入れに使用される箔糸は当業者に引き箔と称せられ、
形態的には金切り箔や銀切り箔と同じような一種の平糸
であり、レイピア乃至グリッパシャトルで把持して緯入
れした場合、表裏が反転することがある。緯入れ箔糸が
表裏反転していると、得られる織物は不良品になるので
、緯入れされた箔糸が経糸と織物として組織される事前
に、表裏反転線入れかそうでないかを検知するようにす
ることが望まれる。
従来の技術とその問題点 従来、箔糸の緯入れが表裏反転しているかどうかを検知
する手段としては、緯入れされた箔糸がw&機上の経糸
の並列体の外側に出ている部分の平面に対し斜方向とな
るよう発光器を、該箔糸平面に対し直角方向となるよう
受光素子をそれぞれ定位置に配置し、その発光器及び受
光素子の特定配置の下、緯入れ箔糸表面の金属光沢によ
る乱反射光と、箔糸装面の無光沢面による乱反射光の光
量が大きく異なることに基づき、発光器から投射された
光が箔糸の表面に歯って反射するとき(K!1糸が表向
きに緯入れされたとき)はその反射光が受光素子に入ら
ず、発光器からの投射光が箔糸の裏面に当って反射する
際(箔糸が裏返って緯入れされたとき)はその乱反射光
が受光素子に入る現寂を利用し、受光素子に入る光量の
差を以て緯入れされた箔糸の表裏を検知するようKした
ものが知られている(実公昭69−29972号公報)
しかし従来の緯入れ箔糸表裏検知にあっては、緯入れさ
れた箔糸の縫糸並列体の外に出ている耳部を織物前後方
向及び垂直方向について位置規制する対策がとられてお
らず、緯入れされた箔糸の耳部の占める関係位置が常法
での箔糸緯入れにおけると同様に不同となることを避け
られず、上記発光器及び受光素子によって各緯入れ箔糸
に対する的確な表層検知が達成されるまでには至らない
本発明は上記従来技術による問題を解消し、緯入れされ
た箔糸の全てに対しての的確な表裏検知の達成が保証さ
れる緯入れ箔糸表1検知Pk#を待った織機の箔糸緯入
れ装置を提供することを目的としている。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するための本発明の装置は、箔糸の長尺
巻恥物を定位置に配置し、これより引出した箔糸の糸端
部を所定個所に待機させ、該箔糸の糸端をレイピア乃至
グリッパシャトル(以下、レイピアと略記する)により
把持して緯入れし、当該把持を該レイピアが牌入れ運動
で定位置に到達したとき解放し、その緯入れした箔糸を
、上記箔糸の待機糸端部に対応する個所に配置された機
械力駆動型の鋏みにより切断する方式の織機の箔糸緯入
れ装置であって、上記箔糸長尺巻取物はそれにおける各
一緯入れ絶域の、織物耳部に相当する部位の表面或いは
裏面にマークを施しておき、上記鋏みより待機箔糸の少
し上流側の個所に該箔糸のための糸道を備え、上記レイ
ピアによる緯入れを行ったとき、その緯入れ下の箔糸の
マークを検出するためのセンサーを当該マークに対応す
る個所に配設し、上記レイピアが緯入れ箔糸の把持を解
放するより前及び鉄みが箔糸を切断するより前の時点で
作動して線入れを検出する緯入れ検出センサーを上記織
機に備え、上記マーク検出センサーは、そのマーク検出
、非検出を以て、上記緯入れ検出センサーの緯入れ検出
と併せ、緯入れ箔糸の表、裏検知を司るものであること
を特徴としている。
作   用 本発明においては定位置に配置された箔糸の長尺巻取物
からの引出し箔糸は、その糸端部が所定個所に待機せし
められ、レイピアにより把持して緯入され、レイピアが
p入れ運動(換言すれば復動)で定位置に到達、即ち後
退したときその把持を解放され、緯入れされた箔糸は定
位置の機械力駆動型の鋏みにより所定個所で切断され、
以下同様にして上記レイピアによる箔糸の緯入れ及び鉄
みによる所定個所、即ち箔糸長尺巻取物の一緯入れ動域
対応個所での切断が繰返し行われる。
そして上記緯入れKあって、レイピアが緯入れ箔糸の把
持を解放するより前及び鋏みが箔糸を切断するより前の
時点で緯入れ検出センサーが作動し、それKより緯入れ
を検出する。
一方、上記緯入れに詔いて、箔糸が正常な向き(表向き
)K#入れされたときは、これに伴い当該緯入れ箔糸耳
部の表面或いは裏面のマークも表。
裏正常な面を占め、該マークを該マー°り対応位置のマ
ーク検出センサーが検出し、箔糸が表裏反転して緯入れ
されたときは、その緯入れ箔糸のマークも表、裏反転し
た面、即ちマーク検出センサーと向き合わない側の面を
占めるので、マーク検出センサーは反応しない。
このマーク検出センサーは、そのマーク検出。
非検出を以て、上記緯入れ検出センサーの緯入れ検出と
併せ、緯入れ箔糸の表、裏検知を司り、その検知時機は
レイピアが箔′糸の把持を解放するより前であって鋏み
が箔糸を切断するより前の時点に対応する。
上記緯入れにおいて、糸端部が所定個所に待機している
箔糸は、鋏みより少し上流側の個所を糸道により定置乃
至定点的に位置規制されて、一定の態勢を保つ待機状態
となり、この状態下でレイピアにより把持されて緯入れ
されるので、その緯入れ中、箔糸は杼口に対し前後及び
垂直方向について一定の関係位置に位置規制されること
になる。
発明の効果 このように本発明によれば、マーク及びこれを検出する
センサーによる糾入れ箔糸の表、姿検出をレイピアの箔
糸把持解放の前及び鋏みの箔糸切断の前の時点、投首す
れば緯入れ箔糸が未だ織機上織物の前後及び垂直方向に
ついて一定の関係位置に位置規制されている状態下で行
い得るので、緯入れされた箔糸の全てに対しての的確な
表、裏検知の達成が保証される。
本発明においては、箔糸長尺巻取物の各一緯入れ鉱酸所
定部位の表面或いは裏面に施すマークを織物の左右両耳
部に対応する配置とし、マーク検出センサーの配置を当
該左右両耳部対応配置のマークのそれぞれに対応するも
のとするときは、締入れされた箔糸が緯入れの全体に亘
ってではなく、前半側、後半側の何れか片側について表
、裏反転していても、これを支障なく検出することがで
き、本発明装置の有用性が向上する。
本発明においては、緯入れされた箔糸の耳部と織合され
る或いは該耳部下側で交叉される経添え糸を本発明装置
に取り入れれば、このような経添え糸を用いない場合に
比較し、緯入れされ箔糸の織物経糸並列体の外に出てい
る耳部の垂直方向の定置性がよくなるので、マーク検出
センサーが緯入れされた箔糸上のマークを検出する確実
さが向上する。
実   施   例 次に本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。
図において(1)がla機におけるレイピア、(2)が
下記箔糸の待機糸端部に対応する個所に配置された機械
力駆動型の鋏み、(3)が織機における定位置に配置し
た箔糸の長尺巻取物であり、レイピア(1)は従来と同
様にして経糸の開口中を往復動され、鋏み(2)は従来
と同様にして剪断作動される。図示のもので鋏み(2)
はそれKおける、可動刃(2a)を取付けて剪断作動さ
せる可動刃ホルダー(2b)が鋏み固定刃(2C)に対
し織物耳より遠去かる側(第2図において左側)を占め
ている。上記箔糸の長尺巻取物(3)は、紙、より好ま
しくは和紙或いはプラスチックフィルムの長尺ストリッ
プからなる基材シートの表面に金属膜を真空蒸着、ラミ
ネート、転写等の適当な方法により形成して金箔、銀箔
、砂子箔のような表面外観風合いを持たせた箔糸素材や
、同様な基材シートの表面に印刷其他適当な方法で然る
べき外観風合いを持たせた箔糸素材を細幅にスリットし
て得られたもの等を適用することができ、該箔糸の長尺
巻取物(3)にはその各一緯入れ動域の、織物耳部に相
当する部位の表面或いは裏面にマーク(4)を予め施し
ておく。図示の場合、該マーク(4)は箔糸長尺巻取物
(3)の各−緯入れ動域の、織物左右側耳部相当の配置
のものになっている。
上記定位置の箔糸長尺巻取物(3)ぼ、これより箔糸(
3a)を糸道(5)、レイピア(1)による後述する緯
入れに伴う箔糸(8a)の引出し量より若干、送出し量
が少ないピンチ送出しローラー(6)及び糸道(7)を
経て引出され、その引出し糸端部が所定個所に待機され
る。その待機箔糸は第2図に符号(la’)により指示
されている。図で糸道(5)はそれの理解を容易にする
便宜上、斜視の状態で示されているが、その設置は該糸
道の内空に合致する面が引出し箔糸を横断するのに相当
する向きの態様である。
上記待機箔糸(lla’)の鋏み(2)より少し上流側
の個所に箔糸(8a)のための糸道(至)を備える。該
糸道αGは、上面に箔糸(8a)の糸行きを案内する溝
を有するものや管状のものを適用すればよい。図示のも
のは前者形式(溝は省略)である。
レイピア(1)による後述の絆入れを行ったとき、その
緯入れ下の箔糸のマーク(4)を検出するためのセンサ
ー(8)を該マーク(4)に対応する個所に配置する。
いうまでもなく「センサー(8)は、マーク(4)が箔
糸(8a)の表面側にある静合はkf人れ箔糸の表面側
でのマーク(4)対応個所、マーク(4)が裏面側の場
合には箔糸裏面側でのマーク(4)対応fIAI所の配
置である。該マーク検出センサー(8)としては、オプ
ティカルγリフレクター※センサー等の光センサーが適
用でき、マーク(4)には該センサー(8)が感知する
色、例えば黒色のカラーマークを適用することができる
(9)は上記引出し箔糸(8a)の切断糸端のためのク
ランプで、該クランプ(9)は鋏み可動刃ホルダー(2
b)の背面(第2図、第4図において左側の面)に対応
する個所の定位置に配設されている。該クランプ(9)
は、該クランプ(9)による下記切断糸端部の挟持が後
述するレイピア(1)の把持下での該糸端部の引っ張り
により外れるような強さのスプリング付勢により、前記
ホルダー(2b)の側へ押圧されている。叫がそのスプ
リング付勢のためのスプリング、■がそのスプリング強
さ調整ねじである。
クランプ(9)、スプリングα0及び調整ねじUは織機
フレーム(図示せず)上に固定の取付は体azK装備さ
れている。(至)はクランプ(9)のための抑圧ピン、
α滲は該ビン0とスプリングαGの間に介設されたボー
ルである。クランプ(9)は、鋏み固定刃(2c)に対
し閉鎖状態にある鋏み可動刃ホルダー(2b)の背面に
、上記スプリングαGによるスプリング付勢で圧接され
る。
レイピア(1)が後述する緯入れ箔糸の把持を解放する
以前であってかつ鋏み(2)が箔糸を切断する以前の然
るべき時点、例えば当該解放及び切断の直前(但し該解
放と切断がほぼ同時に行われる場合)に作動して、緯入
れを検出する緯入れ検出センサー翰を上記織機に備える
。該センサーjは、マーク検出センサー(8)と同様な
ものや近接スイッチ等を適用すれはよく、箔糸緯入れ装
置における可動部材、例えばレイピア(1)或いはこれ
に連動する他の可動部材が箔糸緯入れ中、所定位置まで
変位したとき、これを検出するのに対応する個所に配置
する尋の適宜の方法により所定時に作動させるようにす
ればよい。
αGは引出し箔糸(8a)の糸道(ト)より更に上流側
の個所に配置された押えで、該押えαGはレイピア(1
)が休止しているとき、及びその前進時に該前進で前進
限度に近付くときまで或いは達するまで箔糸(8a)を
押圧下に拘束し、その拘束をレイピア(1)が前進限度
に近付いたとき或いは達したとき解放し、その解放をレ
イピア(1)Kよる箔糸の緯入れ中、続行するようKな
っている。この押えαGの所定時の押圧、押圧解放の制
御は適当な手段、例えばレイピア(1)を往復動させる
系の適当な運動部材の作動により連動S*を介して行わ
れる。α力は押えと対向する固定の押え台である。
(至)は上記レイピア(1)の復uX緯入れ)走行路上
の定位置に配置された当りであり、レイピア(1)が緯
入れ運動で定位置まで後退したとき、該レイピア(1)
の糸把持体α臼のレバ一部(XSa)先端が該当り(至
)に衡突して、該糸把持体QIJが開放され、緯入れ箔
糸の把持が解放される。
日はレイピア糸把持体α9に閉鎖する傾向を持たせたス
プリングを示している。(イ)は必要に応じ、ピンチ送
出しローラー(6)と糸道(7)の間の箔糸(8a)の
中間に上下移動自在に吊架される、所要側の面が反射面
になった箔糸弛み取りの重し板である。
該重し板(イ)は上下方向に延びる相対向する案内溝(
図示せず)内に左右側縁部が嵌合され、該重により上下
動を案内される。該重し板翰を設ける場合、その反射面
に対応する側の定位置に、該反射面からの反射光をとら
えるセンサー(ハ)が配置され、該センサー(2)はピ
ンチ送出しローラー(6)のモータ等の駆動機(図示せ
ず)に電気的乃至電子的に接続され、該ローラー(6)
を前記重し板(イ)の位置検知に基づき、所定時に駆動
、停止させる。該センサー翰は上述したマーク検出セン
サー(8)と同様な光センサーを使用することができる
。ピンチ送出しローラー(6)はレイピア(1)による
下記緯入れ中、作動するようにされる。(ハ)は鋏み可
動刃ホルダー(2b)の作動レバーを示し、該レバー(
財)はレイピア(1)の往復動に連動して連動媒体(図
示せず)を通じ、所定時に第4図の上下方向に回動され
る。
レイピア(1)による下記緯入れを行った後、その緯入
れされた箔糸の耳部に対応する個所でかつマーク検出セ
ンサー(8) (8)以外の個所において経添え糸を適
当本数、上記織機上に設ける。該経添え糸は緯入れ箔糸
耳部との間に一般的な経糸におけ名と同様な手段により
綴金させ或いは該耳部下面でこれと交叉するようにする
。当該綴金は経方向にまばらな綴金で充分である。該経
添え糸は第1図に示され、それにおける織合経添え糸が
符号(ハ)で指示され、下面交叉経添え糸が符号^によ
り指示されている。第1図に示された経添え糸は縫合の
ものと下面交叉のものとの併用である。緯入れ箔糸耳部
と綴金される経添え糸(2)は、その所定側の端が通常
の経糸(W)におけると同様ににユ機の織物巻取りビー
ム(図示せず)に巻きつけられている。
経添凡糸(2)は巻取りビームに巻きつける必要はなく
、適当なテンション付与下での定置でよい。
上記各部分を包含する本発明装置を備えた織機は、一般
的なシャトル型の力織機であっても構わないし、レイピ
ア織機或いはグリッパ織機でもよい。図示の本発明実施
例では織機は一般的なシャトル型の力織機(第1図)で
あり、第1図で符号2i3がその力織機における枠箱、
勾が筬を示している。一般的なシャトル型の力織機の場
合、そのシャトルは従来と同様の使用目的に供せられ、
レイピア(1)を初めとする上述の各部が力織機に付加
的に備えられると共に、レイピア(1)による箔糸緯入
れに必要とする開口運動を経糸に行わせる開口制御手段
(図示せず)が力織機に付加される。この開口制御手段
はそれ自体公知の経糸開口制御手段を適用することがで
きる。
図示の本発明実施例装置の箔糸緯入れ及び緯入れ箔糸の
表裏検知は下記の如くである。
箔糸長尺巻取物(3)より糸道(6)、ローラー(6)
、糸i[1(7)及び叩を経て引出され、糸端部を所定
個所に待機されている箔糸(a a’)は、その待機状
態下にあって、その糸端が後述するようにして鋏み可動
刃ホルダー(2b)の背面とこれにスプリングQGによ
るスプリング付勢で圧接してい゛るクランプ(9)の前
面との間に挟持されている。この待機状態下で、該待機
箔糸(8a’)  はその糸端部が第1図に示すような
斜め向き態勢をとる。
放し板(イ)が備えられている場合、引出し箔糸(8a
)の上記待機状態にあって、該重し板(イ)はその重量
により下った位置を占め、該重し板(イ)の反射面にセ
ンサー翰が対向している。
上記箔糸(8a)の待機状態下で、レイピア(1)が前
進(第1.2図の左方へ走行)シ、この待機状態にある
箔糸(8a’)  の糸端部の個所をレイピア固定側糸
把持部@が通って、該レイピア(1)は前進限度に達す
る。この際、糸把持部(2)は、第5II¥Jの上側の
側に相当する側面(2Sa)が箔糸(8a)糸端部の瀉
5図の下側に相当する部位を第5図の上方相当方向へ若
干、押しやるようにして、該部位を通過する。押え0G
は、レイピア(1)が前進するときは、その前進限度に
近付くときまで或いは達するまで、箔糸(8a)を押圧
して拘束している。
レイピア(1)が前進限度から復動運動に切換わり、そ
の復動の初期に糸把持部員が待機箔糸(8a)糸端部の
個所を通過する際、その糸端部が該糸把持部(至)と糸
把持体部との間に、スプリング■による該糸把持体α1
の付勢で挟圧下に把持される。斯くして、その後、更に
進むレイピア(1)の復動運動により、箔糸(8a)は
緯入れされる。これに先立ち、上記の箔糸(8a)を押
えていた押えα・はレイピア(1)が前進限度に近付い
たとき或いは達したとき、箔糸(8a)の抑圧拘束を解
放するようリセットされる。その箔糸(8a)の解放は
、レイピア(1)の緯入れ運動中、続行される。
レイピア(1)の上記復動の初期に、該レイピア(1)
の復動進行につれる箔糸(8a)の引出しテンションの
増大で重し板(財)が上昇される(但し重し板(財)が
設けられている場合)。すると、重し板(2)がセンサ
ー□□□より上方位置を占めるとき、これをセンサー翰
が検知し、それに基づきピンチ送出しローラー(6)が
駆動され、箔糸(8a)を送出す。該ローラー(6)の
箔糸送出し量はレイピア(1)の後退による箔糸引出し
量より若干、少ないため、レイピア(1)の復動で緯入
れされて行く箔糸を所定の引出しテンシヨンに保持する
復動でレイピア(1)が定位置に到達したとき、当り(
至)にレイピア糸把持体QOのレバ一部(19a)の先
端部が衡突し、該糸把持体α0が開放し、箔糸糸端部の
レイピア糸把持体α9による把持を解放する。
レイピア(1)の前進当初からレイピア(1)による緯
入れが然るべき時点、例えば上記レイピア糸把持体αl
の開放の少し手前に相当する時点に達するまで、鋏み可
動刃ホルダー(2b)は可動刃(2a)と共に固定刃(
2C)に対し閉鎖した状態、即ちレイピア(1)の走行
路範域外にある状態を保ち(第6図1当該時点に達した
とき、ホルダー(2b)は可動刃(2a)と共に第6図
反時計回り方向に回動し、途中第7図の状態を経て、固
定刃(2C)に対し開放した位置へ変位しく第8図)、
これより第8図時計回り方向へ反転回動し、この反転回
動で可動刃(2a)及び固定刃(2C)が箔糸(8d)
の糸端部の所定個所を剪断する。
この所定個所を切断される箔糸(8a)の糸端部は、上
記ホルダー(2b)の、可動刃(2a)をして剪断作動
させる前示回動時に、その@J励運動の前段工程で可動
刃(2a)と並行するホルダー(2b)のフィンガ一部
(2b′)の下縁に当って、M2図の下方へ押しやられ
、更に進むホルダー(2b)の回動でクランプ(9)の
手前(第2図の左方)側に、隣接する部位の箔糸(8a
)  糸端部がクランプ(9)上縁に上記ホルダーフィ
ンガ一部(ハ)で接触された直後に、これに後続する可
動刃(2a)の第8図時計回り方向回動により遂に切断
され、その後なお進行するホルダー(2b)の第8図時
計回り方向回動により、ホルダーフィンガ一部(ハ)の
下縁で該下縁に接触する部位の箔糸(81)糸端め部を
下方へ押しやられるようにして、当該接触部相当部分が
実質的にホルダー(2b)の〔厳密にはホルダーフィン
ガ一部(2g)の〕 背面とクランプ(9)前面との間
に挟持される。
可動刃(2a)の第8図時計回り方向回動により箔糸(
81)糸端部を切断する時点は、レイピア糸把持体a9
が糸の把持を解放するときと一致させればよい。この箔
糸(8a)糸端部の切断時に、押えαGが箔糸(8a)
を再び押圧して拘束する。
レイピア(1)の後退終了後、なお送出しローラー(6
)は作動を続け、それにより該ローラー(6)以降の箔
糸(8a)のテンションが低下し、重し板翰が下る(但
し重し板四のあるとき)。該重し板(イ)がセンサー(
2)と対向する個所まで降下すると、これをセンサー(
ハ)が検知し、それに基づき送出しローラー(6)が停
止される。
重し板のを備えない場合、送出しローラー(6)は従来
のレイピア(或いはグリッパ)織機における箔糸送出し
ローラーと同様な手段により所要時にIt(!1111
 、停止するようにすればよい。
以下、同様にしてレイピア(1)の1往復動毎に、箔糸
の1緯入れ、及び鋏み(2)による所定個所、即ちその
ln入れ鉱酸対応個所での切断が行われる。
そしてその緯入れされた箔糸(8b)は、織機上の経糸
(W)・・・並列体の外に出ている耳部が経添え糸(イ
)・・・と斤;&合され、また当該耳部の下面でこれと
経添え糸@が交叉する、即ち該経添え糸−に該耳部が載
る。当該織合、交叉により緯入れ箔糸(8b)の経糸(
W)・・・並列体より外に出ている部分の上下方向定置
性が確保される。
レイピア(1)による上記の箔糸に4を入れにおいて、
所定1.j所に糸端部が待機している箔糸は、鉄み(2
)より少し上流側の個所を糸道α9により定置乃至定点
的に位置規制されて、一定の態勢を保つ待機状態となり
、この状態下でレイピア(1)により把持されて緯入れ
ることにより、その糧入れ中、箔糸は杼口に対し前後(
第1図の上下)及び垂直方向について一定の関係位置に
位置規制される。
また上記緯入れにおいて、レイピア(1)が緯入れ箔糸
の把持を解放する以前及び鋏み(2)が箔糸(8b)糸
端部を切断する以前の時点で緯入れ検出センサー−が作
動し、それKより緯入れを検出する。
一方、箔糸(8a)が正常な向き即ち表向きに緯入れさ
れたときは、これに伴いその緯入れされた箔糸(8b)
耳部のマーク(4) (4)も表、i正常な面を占め、
該マーク(4)(4)を当該耳部の前述した上下方向定
置性確保の下、マーク検出センサー(8) (8)が検
出する。緯入れされた箔糸(8b)が表、裏反転してい
るときには、その緯入れ箔糸(8b)耳部のマーク(4
) (4)も表、裏反転した面、換言すればマーク検出
センサー(8) (8)と向き合わない側の面を占め、
そのためマーク検出センサーig)(8)は反応しない
上記マーク検出センサー(8) (8)は、その緯入れ
箔糸(8b)のマーク(4) (4)検出、非検出を以
て、上記緯入れ検出センサーωの所定時の緯入れ検出と
併せ、緯入れ箔糸(8b)  の表、裏検知を司る。こ
の緯入れ箔糸表、裏検知は、マーク検出センサー(8)
(3)の非作動(或いは作hJJ)及び緯入れ検出セン
サーωの作動に基づき、ブザー、ランプ等の警報器を作
動させて確にgするようにすればよく、また必要に応じ
織機の箔糸緯入れ系を箔糸の表、裏反転p入れ発生時に
適当な手段により停止するようにすればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一×施例を概略的に示す平面図、第2
図は同実施例における箔糸の待機状態をレイピアと共に
示す正面図、第8図は緯入れ箔糸及びマーク検出センサ
ーの斜視図、第4図は第2図に示された装置における鋏
みの分解拡大斜視図、第5図は同実施例におけるレイピ
ア先端部及びレイピア糸把持体開放用当りの拡大平面図
、第6図から第8図までは挾み可動刃の作動状態を工程
順に示す説明図である。 (1)はレイピア    (2)は挾み(3)は箔糸の
長尺巻取物 (8a)は該巻取物より引出された箔糸(8d)は糸端
部を所定個所に待機された箔糸(8b)は緯入れされた
箔糸 (4)はマーク (6)はピンチ送出しローラー (8)はマーク検出センサー (9)はクランプ    凹は糸道 (ト)はレイピア箔糸把持解放用当り ωは緯入れ検出センサー (イ)翰は経添え糸 (以上)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)箔糸の長尺巻取物を定位置に配置し、これより引
    出した箔糸の糸端部を所定個所に待機させ、該箔糸の糸
    端をレイピア乃至グリツパシヤトルにより把持して緯入
    れし、当該把持を該レイピア乃至グリツパシヤトルが緯
    入れ運動で定位置に到達したとき解放し、その緯入れし
    た箔糸を、上記箔糸の待機糸端部に対応する個所に配置
    された機械力駆動型の鋏みにより切断する方式の織機の
    箔糸緯入れ装置であつて、上記箔糸長尺巻取物はそれに
    おける各一緯入れ範域の、織物耳部に相当する部位の表
    面或いは裏面にマークを施しておき、上記鋏みより待機
    箔糸の少し上流側の個所に該箔糸のための糸道を備え、
    上記レイピア乃至グリツパシヤトルによる緯入れを行つ
    たとき、その緯入れ下の箔糸のマークを検出するための
    センサーを当該マークに対応する個所に配置し、上記レ
    イピア乃至グリツパシヤトルが緯入れ箔糸の把持を解放
    するより前及び鋏みが箔糸を切断するより前の時点で作
    動して緯入れを検出する緯入れ検出センサーを上記織機
    に備え、上記マーク検出センサーは、そのマーク検出、
    非検出を以て、上記緯入れ検出センサーの緯入れ検出と
    併せ、緯入れ箔糸の表、裏検知を司るものであることを
    特徴とする織機の箔糸緯入れ装置。
  2. (2)箔糸の長尺巻取物を定位置に配置し、これより引
    出した箔糸の糸端部所定個所に待機させ、該箔糸の糸端
    をレイピア乃至グリツパシヤトルにより把持して緯入れ
    し、当該把持を該レイピア乃至グリツパシヤトルが緯入
    れ運動で定位置に到達したとき解放し、その緯入れした
    箔糸を、上記箔糸の待機糸端部に対応する個所に配置さ
    れた機械力駆動型の鋏みにより切断する方式の織機の箔
    糸緯入れ装置であつて、上記箔糸長尺巻取物はそれにお
    ける各一緯入れ範域の、織物左右両耳部に相当する部位
    の表面或いは裏面にマークを施しておき、上記鋏みより
    待機箔糸の少し上流側の個所に該箔糸のための糸道を備
    え、上記レイピア乃至グリツパシヤトルによる緯入れを
    行つたとき、その緯入れ下の箔糸の左右両耳部のマーク
    を検出するためのセンサーを当該マークのそれぞれに対
    応する個所に配置し、上記レイピア乃至グリツパシヤト
    ルが緯入れ箔糸の把持を解放するより前及び鋏みが箔糸
    を切断するより前の時点で作動して緯入れを検出する緯
    入れ検出センサーを上記織機に備え、上記マーク検出セ
    ンサーは、そのマーク検出、非検出を以て、上記緯入れ
    検出センサーの緯入れ検出と併せ、緯入れ箔糸の左右両
    側に対する表、裏検知を司るものであることを特徴とす
    る織機の箔糸緯入れ装置。
  3. (3)箔糸の長尺巻取物を定位置に配置し、これより引
    出した箔糸の糸端部を所定個所に待機させ、該箔糸の糸
    端をレイピア乃至グリツパシヤトルにより把持して緯入
    れし、当該把持を該レイピア乃至グリツパシヤトルが緯
    入れ運動で定位置に到達したとき解放し、その緯入れし
    た箔糸を、上記箔糸の待機糸端部に対応する個所に配置
    された機械力躯動型の鋏みにより切断する方式の織機の
    箔糸緯入れ装置であつて、上記箔糸長尺巻取物はそれに
    おける各一緯入れ範域の、織物耳部に相当する部位の表
    面或いは裏面にマークを施しておき、上記鋏みより待機
    箔糸の少し上流側の個所に該箔糸のための糸道を備え、
    上記レイピア乃至グリツパシヤトルによる緯入れを行つ
    たとき、その緯入れ下の箔糸のマークを検出するための
    センサーを当該マークに対応する個所に配置し、上記レ
    イピア乃至グリツパシヤトルが緯入れ箔糸の把持を解放
    するより前及び鋏みが箔糸を切断するより前の時点で作
    動して緯入れを検出する緯入れ検出センサーを上記織機
    に備え、緯入れされた箔糸の耳部と織合される或いは該
    耳部下側で交叉される経添え糸を上記織機上に設け、上
    記マーク検出センサーは、そのマーク検出、非検出を以
    て、上記緯入れ検出センサーの緯入れ検出と併せ、緯入
    れ箔糸の表、裏検知を司るものであることを特徴とする
    織機の箔糸緯入れ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021055204A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 株式会社川島織物セルコン 織物、及び、織物の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021055204A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 株式会社川島織物セルコン 織物、及び、織物の製造方法

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