JPS62214947A - ハニカムパネル構造体の製造法 - Google Patents

ハニカムパネル構造体の製造法

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JPS62214947A
JPS62214947A JP5869786A JP5869786A JPS62214947A JP S62214947 A JPS62214947 A JP S62214947A JP 5869786 A JP5869786 A JP 5869786A JP 5869786 A JP5869786 A JP 5869786A JP S62214947 A JPS62214947 A JP S62214947A
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JP
Japan
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core
honeycomb
rigidity
panel structure
honeycomb panel
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Pending
Application number
JP5869786A
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English (en)
Inventor
松尾 正義
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、いわゆる展張方式と一般に呼ばれているハニ
カムパネル構造体の製造法に関し、特に、ハニカムパネ
ル構造体の耐高負荷部を大きな圧縮荷重に十分に耐え得
るよう部分的に強度アップするものに関する。
(従来の技術) 従来より、内部に多数のハニカム状の空間が形成された
ハニカムコア材の両面に面板を挟んで一体化したサンド
イッチ構造のいわゆるハニカムパネル構造体は、軽量で
曲げや圧縮応力に強いことなどから、車両の車体材料、
航空機の機体材料あるいは建築材料等として各種の産業
分野において広く利用されている。そして、一般には、
このハニカムパネル構造体に使用されるハニカムコア材
は、多数の短冊状のコアシートでもって形状の等しい略
正六角形状のハニカム状空間を区画形成してなり、この
ハニカム状空間により上記特性を備えることができるも
のである。
しかし、反面、上記ハニカムコア材は局部的な圧縮荷重
に対する強度が極めて弱いという欠点がある。このため
、例えばハニカムパネル構造体に対し各種部品等をボル
ト締めにて取り付ける場合、ハニカムパネル構造体の部
品等取付箇所はポルI・締めによる圧縮荷重が局部的に
集中するところでおることから、ハニカムコア材の上記
取付箇所に相当する部分に座屈が発生し易く、この座屈
により該部分のコア材がつぶれてその強度が部分的に低
下するという問題があった。
そこで、このような問題点を解決するために、従来、ハ
ニカムコア材の上記取付箇所に相当する耐高負荷部に予
めハニカム状空間の大きざが小さい(コア密度の高い)
別のコア材を嵌め込んだり、あるいはハニカムコア材の
両面に面板を接合した後、該一方の面板の耐高負荷部に
相当する箇所に孔を明けてハニカム状空間に合成樹脂を
充填したりするなどして、ボルト締めによる圧縮荷重に
耐え得るようにする方法が一般的に知られている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、上記従来の前者による方法では、ハニカムコ
ア材の両面に面板を接合する前段階で、予めハニカムコ
ア材の耐高負荷部を切り取ったり、該切取り部に嵌め込
むべき別のコア材を用意したりする必要がある。また、
後者による方法では、面板への孔明は作業および樹脂充
填作業をしなければならず、いずれの場合もこれらの段
取作業に手間がかかって煩わしいという問題があった。
特に、前者の方法は、一旦ハニカムコア材両面に面板を
接合した完成品(ハニカムパネル構造体)とした後には
なし難く、したがって半完成品状態でコア材の切取り作
業を行ったのち面板の接合を行わなければならず、作業
上からも好ましくない。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、ハニカムコア材を形成する多数のコ
アシートとして剛性の異なるものを採用し、ハニカムコ
ア材のハニカム状空間を形成する所定の過程で、コア材
の耐高負荷部のコア密度を高めるようにすることにより
、別途用意したコア密度の高いコア材を展張後のコア材
に部分的に嵌め込んだり、合成樹脂を充填するなどして
補強する必要がなく、よってこれらの段取作業を行うこ
となく簡単にコア材の耐高負荷部が強度アップされたハ
ニカムパネル構造体を得るようにぜんとすることにある
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明の解決手段は、まず
、所定間隔をあけて接着剤が塗布された多数の高剛性お
よび低剛性コアシートを、その各接着剤塗布部が一定の
規則性をもつよう、かつ上記高剛性コアシートがハニカ
ムパネル構造体の耐高負荷部になるよう位置付けして積
層接着してなる積層体を用意する。そして、該積層体を
展張して上記高剛性コアシート部分の展張率が低剛性コ
アシート部分よりも小さいハニカムコア材を形成する。
次に、このコア材の両面に面板を接合して部分的に耐高
負荷部が形成されたハニカムパネル構造体を得る方法に
する。
(作用) 上記の構成により、本発明では、多数のコアシートを積
層接着してなる積層体がシート積層方向の両側より引っ
張られて展張せしめられる際、その積層体は耐高負荷部
に高剛性コアシートが位置付けられて該シート部分の展
張率が他の低剛性コアシート部分よりも小さくなるよう
になされていることから、展張後に形成されるハニカム
状空間は高剛性コアシート部分のコア密度が他の部分に
比べて高められることとなる。これにより積層体を展張
するだけで耐高負荷部の強度アップを簡単に確保できる
こととなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の実施例に係るハニカムパネル構造体製
造法における製造工程を示し、まず、同図(a)に示す
ようにハニカムパネル構造体1の主構成部材であるコア
シート積層体2を用意する。
この積層体2は剛性の異なる2種類のコアシート、例え
ばアルミニウム製の肉厚0.10−0.15簡の高剛性
コアシート3”、3”、・・・と同じくアルミニウム製
の肉厚0.05mの低剛性コアシート3,3.・・・と
からなり、図では高剛性コアシート3−.3=、・・・
部分がシート積層方向に所定間隔をあけて2箇所に設け
られており、通常、以下の如くして形成される。すなわ
ち、まず、高剛性コアシート3−.3′、・・・および
低剛性コアシート3,3.・・・用の図示しない多数の
アルミニウム”/4’Xl板材を用意し、これらの薄板
材にそれぞれ所定間隔をあけて接着剤を条線状に塗布す
る。そして、この多数の薄板材をその各接着剤塗布部が
一定の規則性をもつよう、かつ上記高剛性コアシート3
”、3−、・・・用の薄板材がハニカムパネル構造体1
の耐高負荷部になるよう位置付けして積層配列した状態
で加圧により互いに接着した後、接着剤塗布部の配列方
向に所定寸法に切断することにより、第4図に示すよう
に多数の短冊状の高剛性コアシート3=、3”、・・・
および低剛性コアシート3,3.・・・(図では低剛性
コアシート3,3゜・・・部分を表わす)でもって角柱
状の積層体2を形成する。図中、4,4.・・・はそれ
ぞれ各コアシート3(3”)における接着剤塗布部を示
し、該接着剤塗布部4はコアシート3(3”)の長手方
向に図中破線にて示す如く等間隔に区画された領域A、
A、・・・に3つ置きに形成され、互いに面接触するコ
アシート3.3 (3−,3Nでは一方のシート3(3
′)の各接着剤塗布部4が他方のシート3(3”)の相
隣る接着剤塗布部4.4の中間に位置する領域A′に対
応するように配置されている。
このようにして形成された積層体2をシート積層方向(
第1図(a>で左右方向)に引っ張って第1図(b)の
如く展張することにより、ハニカム状の空間6,6.・
・・を有するハニカムコア材5を形成する。
その際、積層体2の各コアシート3,3−の肉厚つまり
剛性が部分的に異なっているため、この剛性の相違によ
り、積層体2の低剛性コアシート3.3.・・・部分の
展張率が高剛性コアシート3′。
3−9・・・部分(耐高負荷部)よりも大きくなり、そ
の各ハニカム状空間6は第2図に示すように略正六角形
状に形造られる一方、上記画商剛性コアシート3=、3
−.・・・、3−.3−、・・・部分の展張率は小さく
なって、その各ハニカム状空間6は同図に示すようにコ
アシート3の長手方向に細長い六角形状に形造られる。
また、この展張率の相違により、ハニカムコア材5は展
張率の小さくて耐高負荷部が所定間隔をあけて2箇所に
設けられ、かつ該両部会の幅が展張率の大ぎい他の部分
(低剛性コアシート3,3.・・・部分)よりも広く外
側方に突出した状態になる。
このようにして部分的に展張率の異なる領域を形成した
後、第1図(C)の如くコア材5の両面に面板12.1
2をコアシート3,3.・・・、3′。
3−2・・・間のハニカム状空間6,6.・・・を密閉
するように接合し、しかる後、両側端部を長手方向に所
定寸法だけそれぞれ切断(いわゆる耳カット)して上記
耐高負荷部の突出部を取り除くことにより、コア材5を
面板12.12でサンドイッチ構造に一体化した矩形状
のハニカムパネル構造体1を得る。
このようにして得られたハニカムパネル構造体1は耐高
負荷部の展張率が上述の如くして小さくなって大きな圧
縮荷重に十分耐え得るようになっており、このため、第
3図に例示する如く面板12.12における耐高負荷部
に対応する箇所に孔部14,14をそれぞれ対向して穿
設し、該両孔部14,14にボルト15を貫通せしめて
締め付ることにより、部品等を取付金具16を介してハ
ニカムパネル構造体1に固定することができる。
このように本実施例では、積層体2を形成するコアシー
トの肉厚を耐高負荷部では厚くする一方、その他の部分
では薄くして、展張により形成されるハニカム状空間6
,6.・・・の拡がりを部分的に異ならしめるようにす
ることから、コア密度の異なるコア材を嵌め込んだり、
合成樹脂を充填するなどの補強手段を別途採用する手間
が省け、耐高負荷部が強度アップされたハニカムパネル
構造体1を簡単に得ることができる。
なお、上記実施例では、積層体2の展張を部分的に異な
らせしめる手段として肉厚の相違するコアシート3(3
”)を用いたが、これに限らず、例えば低剛性コアシー
ト3,3.・・・としてのアルミニラムに対し高剛性コ
アシート3=、3′、・・・としてステンレス鋼を用い
るなど材質の異なるコアシート3(31を用いることに
より、部分的に展張率に差異を生じせしめるようにする
方法を採用することも可能である。
また、上記実施例では、高剛性コアシート3−23−1
・・・部分におCプる各コアシート3−を同じ肉厚に設
定したが、その肉厚をシート積層方向中央部のものが最
も厚く、それから離れるに従って漸次薄くなるように設
定するなどして展張率に変化をもたらすようにすること
も採用可能である。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、ハニカムコア材
を形成する積層体を剛性の興なるコアシートでもって形
成し、しかも耐高負荷部に高剛性のものを使用するよう
にしたので、展張後にコア密度の異なるコア材を別途底
め込んだり、合成樹脂を充填するなどの余計な作業を行
うことなくコア密度を部分的に高めることができ、よっ
てコア材の耐高負荷部が強度アップされたハニカムパネ
ル構造体を簡単に1qることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は製造工程を示す
工程図、第2図は展張後におけるハニカムコア材を示す
拡大平面図、第3図はハニカムパネル構造体に各種部品
等を取り付けるために取付金具をボルト締めにより固定
した状態を示す縦断正面図、第4図は積層体の形成要領
を説明するための斜視図である。 1・・・ハニカムパネル構造体、2・・・積層体、3・
・・低剛性コアシート、3′・・・高剛性コアシート、
4・・・接着剤塗布部、5・・・ハニカムコア材、6・
・・ハニカム状空間、12・・・面板。 特 許 出 願 人  マツダ株式会社 −代   理
   人  前 1) 弘 :’−−,”ヲ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)部分的に耐高負荷部が形成されたハニカムパネル
    構造体の製造法であって、所定間隔をあけて接着剤が塗
    布された多数の高剛性および低剛性コアシートを、その
    各接着剤塗布部が一定の規則性をもつよう、かつ上記高
    剛性コアシートがハニカムパネル構造体の耐高負荷部に
    なるよう位置付けして積層接着することにより積層体を
    形成し、次いで、該積層体を展張することにより上記高
    剛性コアシート部分の展張率が低剛性コアシート部分よ
    りも小さいハニカムコア材を形成し、しかる後、該コア
    材の両面に面板を接合してハニカムパネル構造体を得る
    ことを特徴とするハニカムパネル構造体の製造法。
JP5869786A 1986-03-17 1986-03-17 ハニカムパネル構造体の製造法 Pending JPS62214947A (ja)

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JP5869786A JPS62214947A (ja) 1986-03-17 1986-03-17 ハニカムパネル構造体の製造法

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JP5869786A JPS62214947A (ja) 1986-03-17 1986-03-17 ハニカムパネル構造体の製造法

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JPS62214947A true JPS62214947A (ja) 1987-09-21

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ID=13091721

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JP (1) JPS62214947A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995018014A1 (fr) * 1993-12-28 1995-07-06 Hitachi, Ltd. Panneau a nid d'abeilles
EP2080612B1 (en) 2008-01-19 2018-06-06 The Boeing Company Distribution of point loads in honeycomb panels

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995018014A1 (fr) * 1993-12-28 1995-07-06 Hitachi, Ltd. Panneau a nid d'abeilles
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