JPS62214313A - ねじ測定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く利用分野〉 この発明はねじの有効径の円筒度、ピッチ、リードを連
続して同時に能率的に測定する装置に関するものである
。

く従来技術〉 従来、ねじの測定は三次元座標測定機、もしくはリード
測定専用機をもって測定していたが、上記諸項目につい
て同時的に、且つ連続測定ができず、測定に時間と手間
を要する欠点があった。本発明はこれを自動的に行なう
ものである。

く本発明の実施例〉 図において基台１には回転部２が設けられる。

これはモータ６によって回転し、その回転角は検出器４
によって検知される。回転部２の上には測定対象のねじ
２６を直立させ且つ該回転部とねじとを同軸心上に合わ
せるための傾斜調整台３が取り付けられる。これにより
ねじ２６は回転部の回転中心とねじ軸中心線とが正確に
一致されて直立し、定速回転が行なわれる。

ねじ２６の右側上部の機構はねじの溝に接触子２３を押
し付け、ねじが回転したときの接触子の垂直方向（Ｚ方
向とする）と半径方向（Ｘ方向とする）の変位を検出す
るための機構である。

基台１の上にはＸ方向のスライド部材７が載せられ、送
りねじ８及びスライド量検出器９により検出手段全体の
Ｘ方向位置調整を行なう。Ｘスライド部材７にはＺ方向
案内１１が取り付けられ、これに従ってＺ方向移動を行
なうＸスライド部材１０を設ける。これはＸスライド部
材マに取り付けられたモータ１３の回転により送りねじ
１２によりＺ方向移動を行なう。Ｚ方向スライド部材１
０は第１支点１４を有し、これに丁字形を横にした形状
の第１レバー１５を軸支する。そして第１レバー１５と
Ｘスライド部材１０との間に第１レバーの振れを検出す
る第１の検出器１６、例えば差動変圧器を設ける。そし
てｔｊＩＪルバー１５がＸスライド部材１０に対して安
定した関係位置を取るためその上下からコイルばね２２
によって規制する。ｆ５ルバーは支点１４と水平の位置
に第２の支点１７を有し、この支点に垂直に第２レバー
１８を取り付ける。そして第２レバー１８の下部にはＸ
方向に接触子２３を突出して設け、第２レバー１８の上
部と、＠ルバー１５との開に接触子のＸ方向変位を検出
する第２の検出器１９を取り付け、第１、第２レバーの
間に測圧ばね２４を入れる。またＸスライド部材７の上
部からスケール２０を下ろし、そのスケールの読取ヘッ
ド２１をｆｐＪルバー１５の上部に設ける。なおスケー
ル２０と読取ヘッド２１との間はｉ接触で読み取り可能
とする。

く機能並びに測定操作〉 以上の構造において、Ｘスライド部材７を送りねじ８を
廻して左方向に前進させ、モータ６及び１３によって接
触子２３の位置を調節してねじの溝に接触子を一定側圧
をもって入れる。

ユニでｆ５１のレバー１５の水平杆部分をＸ方向に一致
させて、接触子を常にＸ方向から押し付けるために、第
１の検出器１６の出力を一定値（例えば零点）を常に制
御するようにモータ１３の回転を制御する。そしてモー
タ６によりねじ釉２６を回転すると、接触子２３はぼね
２４により測圧をかけられて、ねじ溝に沿ってＺ方向移
動を行ない、支、α１４を中心として、第１レバーは回
転する。そこで第１の検出器１６の出力によりモータ１
３が回転して支点１４の位置をねじ溝に追従させる。す
なわち軸が回転すると、接触子２３が常にＸ方向から接
触するように、スライド部材１０をＺ移動させる。そし
て移動量はスケール２０の読取ヘッド２１の検出値とし
て出力される。なお、読取ヘッドの取り付けられている
第１レバー１５は制御されて常にその方向姿勢を維持す
るため、スケール２０とへラド２１との関係は一定間隔
を保って、かつ第１レバー１５の作動に抵抗を加えるこ
となく、接触子２３のＺ位置を広範囲に読み取る。そし
てこれと共に接触子のＸ方向変位は第２の検出器１９を
もって検知する。そこで回転角度の検出器４のねじ紬の
回転角度と、読取ヘッド２１の検出するＺ方向変位量と
の関係からリードが検出され、回転角度と＃１．２の検
出器１９の出力とにより円筒度、同心度を検出すること
ができる。

また、テーブルにマスターピースをセットしてＸスライ
ド量の検出器９及び検出器１９の検出値を記憶し、これ
に対して測定対象ねじの検出器９．１９の検出値を読み
取ることによりねじの有効径を測定することができる。

尚、円筒度、リード等は上記の通り検出器等により読み
取るものであるが、ピッチについては別途演算装置を付
加利用することで上記検出器等出力値から求めることが
できる。

く他の実施例〉 Ｚ方向の案内１１の傾きをテーパねじの傾斜角に一致し
て取り付けることにより、又は検出器１９の出力を一定
に保持するように、送りねじ８を図示しないモータによ
って制御して、Ｘスライド部材７の移動を所定運さとす
ることによりテーパねじの測定も可能である。

く効果〉 以上に説明するように、本発明においては、装置をセラ
した後は全自動で記録紙上に希望する測定項目に従りて
、高精度にかつ短時間に測定を行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の構成を示す説明図。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 測定対象のねじ軸を基台に装備した傾斜調整台上で回転
   させてねじの円筒度、ピッチ、リード等を測定するねじ
   測定装置において、 基台上に装備されて送りねじによりＸ方向移動可能であ
   り、かつＺ方向案内を有するＸスライド部材と、Ｚ方向
   案内に沿って、送りねじにより駆動可能で、かつ第１支
   点を有するＺスライド部材と、 第１支点に軸支されＺスライド部材との間に第１変位検
   出器を有し、かつ第２支点を有する第１レバーと、 第２支点に軸支され、接触子を有して、第１レバーとの
   間に第２変位検出器を有する第２レバーと、 Ｘスライド部材に設けられたＺ方向のスケールと第１レ
   バーに設けられたスケール読み取りヘッドと、 第１検出器の出力を一定値に保持するようにＺスライド
   部材の駆動を制御するモータとを有するねじ測定装置。