JP2002005653A - ねじ寸法測定方法及び装置 - Google Patents

ねじ寸法測定方法及び装置

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JP2002005653A
JP2002005653A JP2000184129A JP2000184129A JP2002005653A JP 2002005653 A JP2002005653 A JP 2002005653A JP 2000184129 A JP2000184129 A JP 2000184129A JP 2000184129 A JP2000184129 A JP 2000184129A JP 2002005653 A JP2002005653 A JP 2002005653A
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axis direction
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Masahiro Nobutomo
雅弘 信朝
Takashi Miyamura
隆 宮村
Tokio Ueda
時生 上田
Masaaki Suzuki
正昭 鈴木
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NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ねじリード寸法、有効径などのねじ主要寸法
を簡易な測定手段でねじ溝に沿って連続的なデータとし
て正確に迅速に測定するねじ測定方法及び装置を得る。 【解決手段】 ねじ測定装置は、X軸テーブル4x、Z
軸テーブル5zでX、Z軸方向に移動自在に保持される
検出器6にX、Z軸方向の微小変位自在に連結された測
定端子の下方に測定対象物Nを載置する載置台7をスピ
ンドル9で回転自在に支持し、X軸テーブル4x、Z軸
テーブル5zと測定端子によるX、Z方向移動量及び載
置台の回転による回転角度から演算によりリード寸法又
は有効径の測定を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】この発明は、ボールねじなど各種ね
じのリード寸法、有効径などを高精度で測定するねじ寸
法測定方法及び測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ねじ寸法を測定する場合、ねじのリード
寸法、有効径などねじの主要寸法を対象とする測定、及
びねじ軸方向の任意の位置でのねじ溝断面形状を表す寸
法を対象とする測定などがあり、その測定結果はそれぞ
れ形成されたねじが適正であるかを判断する際に重要な
判断資料とされる。前者の測定の例として、特開平7−
294206号公報の「めねじ有効径測定器」による測
定法が知られている。この測定法は、おねじの有効径を
測定する三針法と同等に簡便で正確な測定をめねじの有
効径の測定にも適用することをめざしてなされたもので
ある。
【0003】上記測定器は、中心スピンドルの端に接続
された拡径部材上に円周方向に互いに等間隔に3つの球
形フィーラを設け、球形フィーラの半径方向の移動量を
スピンドルの軸方向移動量と同等に設定し、スピンドル
の他端に設けた目盛に表示されたその移動量からフィー
ラの外接円の直径を測定するように構成されている。こ
の測定器で測定されたフィーラの外接円の直径のデータ
は、手作業でコンピュータに入力され、めねじの有効径
を求める演算式に従ってめねじの有効径が算出される。
上記演算式は、おねじの有効径を求める演算式に相当す
る演算式をめねじに対して解析されたものであり、めね
じの有効径を3点フィーラが接する外接円の直径のデー
タから上記演算式に従って求めることができる。
【0004】一方、ねじ溝断面形状の測定の例として、
特開平11−211454号公報の「ねじ溝の形状測定
方法」が公知である。この測定方法は、先端が針状の測
定子を測定器により保持し、ねじ軸又はナットのねじ溝
の任意の位置で測定子をねじの軸方向に沿って移動させ
て溝の軸方向断面形状を測定し、この測定データに基づ
いて溝直角断面形状を所定の演算式に基づいて算出し、
ねじ溝の形状を測定するというものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した第
1の特許公開公報による測定器は、めねじ有効径を測定
する専用の測定器であり、おねじ有効径の測定には三針
法を用いた3点測定器が一般に用いられており、従って
ねじ有効径を測定する測定器は既に公知である。しか
し、これらの測定器はねじ有効径をねじ溝に沿った任意
の位置で点状のデータとして測定するものであり、ねじ
溝位置に沿って連続的にねじ有効径を測定することはで
きない。
【0006】又、ねじ有効径を測定できたとしても、同
時に同じ測定器でリード寸法を測定できないため、リー
ド寸法は他のキャリパなどの2点測定器などにより別途
測定する必要があり、これらの測定器では測定精度の向
上は期待できない。さらに、前記第2の特許公開公報に
よる測定はねじ溝の断面形状の測定を目的とするもので
あり、溝断面形状が測定されたとしても、リード寸法や
ねじ溝の有効径を直ちに得ることはできない。
【0007】この発明は、上記の問題に留意して、ねじ
軸やナットなどのねじ溝のリード寸法、有効径の主要寸
法を簡易な測定手段でねじ溝に沿って連続的なデータと
して正確にかつ迅速に測定し得るねじ寸法測定方法及び
装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するための手段として、ねじ溝に測定端子をねじ
の中心線と平行に移動当接させてねじの主要寸法を測定
する方法において、ねじ溝を回転させながら測定端子を
X軸方向及びZ軸方向に移動させ、ねじ溝に対し測定端
子の端子球を摺接させてねじ溝の回転角度θ、径方向位
置x、及び軸方向位置zを測定し、これら測定データか
らねじ溝のリード寸法、又は有効径のねじ主要寸法を演
算により算出して測定することを特徴とするねじ寸法測
定方法としたのである。
【0009】上記のねじ寸法測定方法では測定端子の端
子球をねじ溝に摺接させながらねじリード寸法又は有効
径が測定される。端子球をねじ溝に摺接させながら測定
対象物のねじを回転させると、ねじ溝開始点から溝に沿
って端子球はねじの中心線方向に移動する。端子球のZ
軸方向(上下方向)の移動量は、ねじのリード設計値に
なるように移動させ、ねじの回転をこれと同期駆動する
と、ねじが設計値通り製作されていればリード寸法の誤
差は生じない。
【0010】しかし、実際のねじは製作誤差を含むため
端子球はその誤差分だけ中心線方向の移動量にずれが生
じるから、そのずれを変位センサによる測定データから
演算によって求め、リード寸法が測定される。同様に端
子球のX軸方向の変位を変位センサによる測定データか
ら演算によって求めると有効径が測定される。有効径の
測定では定義通りの有効径がねじ溝開始位置から溝底形
成位置までは存在しないから、予め溝底形成位置を測定
することにより有効径の有効測定域を測定しておくとよ
い。
【0011】上記の測定方法を実施する装置として、ね
じ溝に測定端子をねじの中心線と平行に移動当接させて
ねじの主要寸法を測定する測定装置において、測定対象
のねじを載置する載置台に着脱自在に回転駆動部を連結
し、この回転駆動部には回転角度を検出する回転角度セ
ンサを設け、測定端子をX軸方向とZ軸方向に移動自在
とする駆動部を有し、かつ検出器を有する保持手段によ
り測定端子を保持し、検出器は測定端子のX軸方向とZ
軸方向のそれぞれの微小変位を検出する変位センサを有
し、保持手段の駆動部は載置台の回転によるねじ軸のリ
ードの進みが測定端子のZ軸方向の移動量と一致するよ
うに回転駆動部と同期駆動し、回転角度センサ及びX、
Z軸の変位センサにより回転角度(θ)、径方向位置
(X)、及び軸方向位置(Z)を測定してねじ溝のリー
ド寸法又は有効径のねじ主要寸法を測定することを特徴
とするねじ寸法測定装置を採用することができる。
【0012】この測定装置では、回転駆動部によるねじ
の回転でねじ溝が進む中心線方向の移動量を、測定端子
をZ軸方向へ移動させる移動量と一致するように駆動す
ることにより端子球をねじ溝に沿って進ませ、その際の
端子球にねじ溝から作用するX、Z軸の微小変位を変位
センサで測定することによりリード寸法、有効径が高精
度で測定される。
【0013】
【実施の形態】以下、この発明の実施の形態について図
面を参照して説明する。図1、図2は実施形態のねじ寸
法測定装置の全体概略正面図、側面図、図3は矢視III
−IIIから見た部分拡大図である。図示のように、測定
装置は地面のわずかな振動による影響で測定誤差が生じ
るのを防ぐため免震台1上に設置されている。免震台1
には門形支柱2が設置され、この門形支柱2の水平枠2
H に取付けられた保持手段3はX軸保持手段4とZ軸保
持手段5から成り、X、Z軸保持手段4、5のそれぞれ
のX軸テーブル4xとZ軸テーブル5zを介して検出器
6が設けられ、検出器6の下方には被測定物Nを載置す
る載置台7が支持台8上に設けられ、支持台8には免震
台1に取付けたスピンドル9の出力軸が連結されてい
る。
【0014】上記載置台7にはこれに載置される被測定
物Nであるねじ部品(図示の例はナット)の芯出しを行
なうためのアクチュエータ10の先端が当接するように
設けられ、ねじ部品の芯出し状態を検出するためねじ部
品に当接して位置を検出する芯出ゲージ11をゲージ支
持部12により支持している。上記アクチュエータ1
0、ゲージ支持部12は免震台1上に設けられている。
なお、載置台7には測定時にねじ部品が軽量であれば測
定圧で移動しない重量のチャックで固定して取付けてお
き又重量物であれば自重で固定され、載置台7は支持台
8に対しエアー吸引による吸着手段(図示せず)により
垂直方向に着脱自在に固定設置される。回転駆動部であ
るスピンドル9は、図示の例では静圧軸受で回転自在に
支持されるエアスピンドルが用いられている。
【0015】X軸テーブル4xは、門形支柱2の水平枠
H に取付けた基板4B 上にリニアガイド4L が設けら
れ、このリニアガイド4L の移動部材であるX軸テーブ
ル4xの背面に、基板4B 上に取付けたボールねじ機構
のねじロッドに係合するナット4N を固定し、ねじロッ
ドをモータ4XMにより回転させてX軸テーブル4xを水
平方向(X軸方向)に移動するように設けられている。
リニアガイドの端にはX軸テーブル4xの移動量を検出
する検出センサであるリニアスケール4LX(図7参照)
が設けられており、基準位置からの移動量が検出され
る。
【0016】Z軸テーブル5zは、基板であるX軸テー
ブル4x上に設けたエアースライダの移動部材であり、
エアーで垂直ガイドに沿って垂直方向(Z軸)への昇降
動を非接触に案内され、このテーブル5zの側方に設け
たボールねじ機構のナット5 N にねじロッドを係合さ
せ、ねじロッドをモータ5ZMで回転駆動することにより
昇降駆動されるように設けられている。エアスライダの
端にはZ軸テーブル5zの移動量を検出する検出センサ
であるリニアスケール5LZ(図7参照)が設けられてお
り、基準位置からの移動量が検出される。
【0017】図4、図5、図6、及び図11に検出器6
付近の詳細を示す。検出器6は、上部ケース6KUに対し
内部に設けられたリニアガイドでX軸方向に移動自在に
吊り下げられている下部ケース6KDを有し、下部ケース
KDには上端がガイド手段で移動自在に嵌合するスタイ
ラスアーム6R とこのスタイラスアーム6R の下端に端
子球6Q を有する測定端子が設けられている。上部ケー
ス6KUの上部突出部材は支持ブラケットを介して前記Z
軸テーブル4zに連結されている。又、上部ケース6KU
は、その内部に下部ケース6KDの上部突出部材をリニア
ガイドの移動部材に連結し、この移動部材を常にX軸の
基準位置方向へ押し戻す方向へ押圧するばね6cが当接
して設けられ、かつ移動部材の端にはX軸方向で基準位
置からの微小ずれ(移動量)を検出する変位センサ6SX
を備えている。
【0018】さらに、下部ケース6KDはその内部上方に
スタイラスアーム6R の上下方向(Z軸)の移動量を検
出する変位センサ6SZを有し、スタイラスアーム6R
上端部が通る空洞部に隣接する小空洞部内に測定端子の
バランス機構が設けられている。このバランス機構は、
水平に設けたバランスアームの突出端にウェイト6wを
ねじ係合により位置調整自在に設け、バランスアームは
支持ピンを中心に回転自在に取付けてウェイト6wと反
対側の内部端でスタイラスアーム6R の上端部に連結さ
れているピンを持上げるように形成されている。上記バ
ランス機構により測定端子の自重をウェイト6wと相殺
して測定端子の可動部自重より軽くして測定圧を上方向
の測定圧とし、その測定圧を常に一定とすることができ
る。
【0019】さらに、上記バランス機構に隣接して、レ
バーアーム6aが設けられ、測定端子の可動部を中立位
置までばね6bにより戻す戻し機構が並設されている。
この戻し機構は可動部自重が大きい場合ばね力を越えて
測定圧が下方向に作用する場合に用いられる。又、この
戻し機構のばね6bは、後で説明するように、ねじ溝の
リード寸法又は有効径を測定する際に、測定端子の端子
球6Q がねじ溝に沿って下降する間にねじ溝の寸法に誤
差があれば、その分、検出器6が下降するZ軸方向の移
動量より大きくなり、このとき測定端子が下方に引下げ
られるとこれを弾性的に支持する役目も有する。
【0020】図7に上記測定装置の制御部を含む制御系
の全体概略ブロック図を示す、制御部20へは、X軸テ
ーブル4x、Z軸テーブル5zの移動量を検出するX軸
センサ4SX、Z軸センサ5SZ、検出器6内で測定端子の
X軸、Z軸方向の微小変位を検出する変位センサ6SX
SZからの検出信号がそれぞれの増幅部(図示せず)を
介して入力される。さらに、載置台7を回転するスピン
ドル9(θ軸)の回転角度(θ)を検出するロータリエ
ンコーダ13、被測定物Nの芯出しをする芯出しゲージ
11からの検出信号gも入力される。
【0021】図8に制御部の概略ブロック図を示す。制
御部20はパーソナルコンピュータ又はシーケンサなど
の小形コンピュータが用いられ、前述した各種センサか
らの測定信号が入力部20iから入力されると、中央演
算処理部(CPU)による制御で、必要な演算処理を行
なって出力部20T から制御信号を出力する。上記演算
処理は、固定記憶部(ROM)にプログラムされた各種
演算部によって行なわれる。上記演算部としてX、Z、
θ方向演算部20x、20z、20θ及び測定値比較部
20R が含まれている。演算処理された結果は表示器2
1に表示され、必要に応じてプリンタ22によりプリン
トされる。又、出力部20T からは必要な制御信号がモ
ータ4XM、5ZM、スピンドル9、アクチュエータ10へ
出力される。
【0022】上記構成の実施形態の測定装置によりねじ
の主要寸法のうちねじリード、有効径が次のように測定
される。図示の被測定物Nはボールねじに組合せて用い
られるナット部である。この測定は次の2段階の準備操
作を経て行なわれる。
【0023】(1)被測定物Nの芯出し (2)ねじ溝開始点からの溝底検出 上記(1)の被測定物の芯出しは、載置台7の中心を支
持台8の中心に支持し、載置台上に固定された被測定物
Nの内側ねじ溝の中心が外径部中心と同軸であるとして
その外径部に芯出しゲージ11を当接させる。スピンド
ル9(θ軸)を駆動して外径部の外径の変位の最大値、
最小値とその位相角度を芯出しゲージ11により測定す
る。
【0024】この測定データから最大値−最小値を演算
し、最小値の位相角度位置でスピンドル9の回転を停止
させる。そして、この最小値の位置で(最大値−最小
値)/2の変位量に相当する距離分アクチュエータを作
動させて載置台7の外部を押す。再度、スピンドル9を
回転させ外径の変位の最大値、最小値を測定し、(最大
値−最小値)/2がほぼゼロ(20μm以下)となるま
で上記操作を繰り返し、ほぼゼロ(20μm以下)とな
ると芯出しが完了したものとみなして芯出し調整を終
る。そして、載置台7をスピンドル9の支持台8に真空
吸着し固定する。
【0025】次に、(2)のねじ溝開始点からの溝底の
位置を図9に示すフローチャートに従って検出する。ね
じ溝開始点からの溝底を検出するのは、図12(b)に
示すように、ナットの始端を形成する場合、始端は軸線
と直角方向に切断されるのに対し、ねじ溝は螺旋状であ
るため始端での切口形状がねじ溝に対し小円弧状Cとな
り、その付近ではねじ溝が不完全のままであって溝底が
存在しないため、溝底が完全に形成される位相位置を検
出し、有効径が存在する有効測定域を知る必要があるか
らである。
【0026】そこでまず、図9のフローチャートにおい
てステップS1 で被測定物Nの設計寸法や検出器6の測
定、端子の端子球6Q の直径、スタイラスアーム6R
長さなどの演算に必要な寸法データを図示しない入力手
段(キーボードなど)から制御部20へ入力する。ステ
ップS2 でX軸テーブル4xは被測定物Nの内径中心位
置に検出器5の測定端子が待機することとなる上記テー
ブル4xの原点位置に停止させる。なお、Z軸テーブル
5zは検出器6の測定端子が被測定物Nの上方適宜位置
となる原点位置に停止しているものとする。ステップS
3 でZ軸テーブル5zのモータ5ZMを作動させて測定端
子の下端が被測定物Nのナット内径端高さとなるまでZ
軸テーブル5zを下降させる。
【0027】次に、ステップS4 でX軸テーブル4xを
検出器6の測定端子がナット内径上端の接触位置+0.
1mmとなる位置まで移動させる。そして、ステップS
5 でスピンドル9をねじ溝が下方向きに移動する向きに
回転させ、ステップS6 で検出器6内X軸方向の変位出
力の有無をチェックする。この場合、図12の(b)図
に示すように、端子球6Q がねじ溝の開始端より手前の
位相角度位置で内径上端に接触していれば、その位相位
置からスピンドル9が回転して端子球6Q がねじ溝の開
始端へ進むまでは検出器6のX軸方向の変位出力はゼロ
であるから判定はNOとなるが、しかしこの場合はNO
の判定から除外される。これは、X軸方向の変位出力が
出た後にNOの判定となる場合を探しているからであ
る。
【0028】上記のようなNOの判定を除外するには、
図示していないが、例えばステップS6 の判定を開始す
る前に変数F=0と設定しておき、変位出力有り(YE
S)の場合はフラッグF=1としてステップS6 の判定
を繰り返し、NOの判定の際はフラッグF=1を前提条
件としてNOの判定が成立するものとすればよい。こう
してステップS6 での判定がNOとなると、ねじ溝の開
始点を少なくとも通過したこととなる。しかし、X軸テ
ーブル4xの位置は未だ端子球6Q の外端がねじ穴内径
より+0.1mmの位置(原点はねじ穴中心)にあり、
溝底位置に端子球6Q が接触する位置へ移動はしていな
い。
【0029】そこで、ステップS7 で端子球6Q が溝底
に接触する位置へ移動させるために、X軸テーブル4x
をX軸方向にどれだけ移動させればよいかの移動量を溝
直径寸法、端子球径などの入力データを用いて演算によ
り算出する。上記移動量は、端子球6Q の外端がねじ穴
内径より+0.1mmの位置に相当する位置にあるX軸
テーブル4xを測定器の端子球6Q が溝底に接触するま
で移動させる距離であり、図示のボールねじの場合は、
(ボール中心径(有効径)+測定端子球直径)/2で端
子球6Q が溝底に接触する距離から上記+0.1mmま
での距離を差し引いた値である。
【0030】従って、測定端子の端子球6Q の直径がボ
ールねじのボール径と同じであれば端子球6Q の中心が
ボールねじのボール中心径、即ち有効径に一致する位置
まで移動させ、端子球6Q の直径がボールねじのボール
径より小さいか又は大きければ、そのボール径と端子球
Q との径の差の1/2の距離分余分に又は手前まで移
動させる距離となる。ステップS7 で上記移動量を設定
した後、ステップS8ではその移動量が検出器6のX軸
方向の変位センサ6SXによる有効ストローク(図示の例
では5mm)の範囲内にあるかがチェックされる。これ
は、後で説明するねじの溝底開始位置の検出の際の移動
量が有効ストロークの範囲内でなければ測定できなくな
るからである。
【0031】上記移動量のチェックの結果、有効ストロ
ークの範囲内であればステップS9においてX軸テーブ
ル4xを上記設定された移動量の位置へ移動させる。
又、有効ストロークの範囲を越えている場合は有効スト
ロークの範囲内にX軸テーブル4xを移動させた後、そ
の設定位置へ移動させる。
【0032】次に、ステップS11でスピンドル9を回転
させてねじの溝底が完全に形成されている位置を検出す
る。この場合、スピンドル9の回転に同期して検出器6
の測定端子はZ軸方向に進むように同期駆動されてい
る。測定端子のZ軸方向の移動量は、ねじ溝の下向する
方向にねじ溝が回転した時に端子球6Q が溝に沿ってZ
軸方向に進む移動量と一致するように同期駆動される。
この検出動作ではねじ溝開始点から溝底が完全に形成さ
れている位置までは測定端子の端子球6Q が溝底に完全
に嵌合していないから溝底のZ軸方向のピッチ変動は存
在しない。
【0033】従って検出器6内の変位センサ6SZによる
Z軸方向の変位は±0であり、一方X軸方向にはねじ溝
断面形状が変化するため変位センサ6SXによるX軸変位
が出力される。そして、このX軸変位出力が最小値又は
0になった位置が溝底の開始点となる。このため、X軸
変位を検出する変位センサ6SXの検出信号は、制御部2
0の測定値比較部でチェックされ、上記出力が最小値又
は0になると、その時のスピンドル9の回転位相角度位
置が溝底開始点であり、これによりステップS 12でスピ
ンドル9の回転を停止させる(同時に検出器6のZ軸方
向移動も停止)。
【0034】その後ステップS13でX軸テーブル4xを
端子球6Q が溝底に嵌合接触する位置からさらに+0.
1mm移動させる。これは端子球6Q に一定の接触圧を
付与して測定誤差が生じないようにし、かつ+0.1m
m程度の押込量では溝経路の途中に循環穴等の凹み又は
穴があっても端子球6Q が抜けなくなる程強く嵌り込む
ことはないと見込んで設定された値である。以上の検出
動作により溝底の検出動作は終了する。
【0035】以上の準備操作が終了すると、次にねじリ
ード寸法、及び有効径の測定を開始する。この測定は、
リード寸法と有効径の測定のいずれを先に始めてもよい
が、説明の都合上リード寸法から先に測定するものとし
て、図10のフローチャートを参照して説明する。測定
を開始すると、ステップS21でまず上述した前段階の操
作により測定端子に対しX軸テーブル4xを+0.1m
m位置へ移動させたことによる検出器6内の変位センサ
SXが+0.1mmのx軸変位出力となっているかを確
認する。同時に検出器6内のZ軸方向の変位センサ6SZ
の出力が±0であることを確認する。
【0036】上記確認が終ると、ステップS22でスピン
ドル9を回転させ、かつZ軸テーブル5zを同期駆動す
る。この同期駆動は、スピンドル9の1回転でねじ溝の
1リード分の進みとなるように制御が行なわれる。そし
て、測定開始点をスピンドル9の回転角度θ=0度とし
て、ステップS23で回転角度θのデータ及び検出器のX
軸、Z軸の変位センサ6SX、6SZによる変位データの取
込みが始まる。この角度データの取込みは、図示の例で
はθ=5°毎に行なわれる。取込み角度の設定は5°以
下、又は以上であってもよいが、360°を割切れる数
値とするのが好ましい。
【0037】ステップS24では予め入力されるパラメー
タ値Kの指示により以下の動作がリード寸法又は有効径
の測定動作であるかを指令しておき、K値によりそれぞ
れのフローへ進む。まずK=1であればステップSL1
へ進み、Z軸変位の補正を行なう。この補正は次の通り
である。端子球6Q がねじ溝の溝底に正規の接触位置で
接触しながらZ軸方向に移動したとき、ねじ溝のリード
寸法が設計値通りであればZ軸方向への端子球6Q の移
動量も設計値通りとなり検出器内でZ軸方向への測定端
子の変位はなく、変位センサ6SZの出力は0となる。
【0038】しかし、実際にはZ軸テーブル5zのZ軸
方向の移動量には誤差があり、又ねじ溝のリード値も製
作上の誤差がある。そこで、前者のZ軸テーブル4zの
移動量誤差としてZ軸テーブル5zの実際の位置Z2
真の位置Z0 (リード×θ/360)との誤差をΔZと
するとΔZ=Z0 −Z2 となる。一方、後者の誤差とし
て検出器6内の変位センサ6SZによる変位(誤差)をΔ
1 とすると、真の図形出力変位Zsは、ΔZs=ΔZ
1 −ΔZとなる。
【0039】従って、検出器6内の変位センサ6SZによ
る変位ΔZ1 をリード誤差とするのではなく、これを上
記補正式によってΔZsとして補正する必要があり、ス
テップSL1 でこのようなZ軸変位の補正を行なうため
ΔZ=Z0 −Z2 という補正処理を行なっておく。そし
て、ステップSL2 では補正後の真のセンサ出力として
ΔZs=ΔZ1 −ΔZによりZ軸の演算を行なう。これ
により得られた偏差値をステップSL3 で表示し、ステ
ップSz2 の先頭に戻る。そして、上記演算をθの取込
角度5°毎にその都度行なって被測定物Nのナットの測
定最終端まで測定端子を下降させて測定する。以上の測
定によるリード変動曲線は、例えば図13の(a)図の
ようになる。
【0040】上述したリード寸法の測定が終了すると、
パラメータK値として1と異なる値を与えることにより
有効径の測定に移行する。有効径とは、図12の(a)
図に示すように、ボールねじでは組込まれるボールのボ
ール中心径と定義されるから、測定端子の端子球6Q
径がボール径と異なる場合、端子球6Q の中心径はボー
ル中心径と異なるため、球の直径の差分だけ端子球6Q
の中心径位置に対して加算又は減算した位置となるよう
補正する必要がある。従って、このようなX軸変位補正
をステップSD1 でまず実行する。なお、図12の
(a)図でAはねじ溝開始位置、Bは溝底形成位置であ
る。
【0041】次に、ステップSD2 で有効径変動値の演
算を行なう。有効径変動値とは、ボールが循環(転送)
する溝部分の有効径変動分(最大値−最小値)をいう。
実際のねじではねじ溝が螺旋状になっているため、ねじ
溝開始位置(リード0点とする)と対向する位置は位相
角度が180°進んだ位置となり、従って有効径変動分
とはねじ溝開始位置で検出器6のX軸方向の変位センサ
SXで検出される変位量X0 と位相角度が180°進ん
だ位置での変位量X180 との差となる。
【0042】有効径変動分 ΔX=X0 −X180 上記有効径変動分は、取込み角度θが5°であるから、
ねじ溝開始位置(0°)から5°ずつの測定位置を1、
2、3、……と符号を付すものとすると、 ΔX1 =X1.0 −X1.180 ΔX2 =X2.5 −X2.185 ΔX3 =X3.10−X3.190 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ となり、5°置きに上記ΔXの値を測定する。
【0043】上記有効径変動分の値は、ねじ溝開始位置
(0°)から測定できるが、有効径が定義上の値として
存在するのは溝底が完全に形成された位相位置(B)よ
り以降である。従って、前述した準備操作において溝底
位置を検出しているから、図12の(b)図において溝
底位置とした位相角度位置より以降が本来の有効径変動
分であり、設計値通りであれば横軸と平行な一直線とな
る。又、有効径の値は最終端より1/2リード分手前の
位置で終了となり、有効径変動分の値は溝底が完全に存
在する位置までが本来のものであり(有効測定域)、そ
の位置より最終端までの間はねじ溝開始側と同様に正規
の値としては用いられない。
【0044】以上の変動値の測定値はステップSD3
取込み角度5°置きに表示され、その後ステップS23
先頭に戻って上記動作を繰り返す。変動値の測定例を図
13の(b)図に示す。
【0045】上記実施形態では端子球を有するスタイラ
スアームによる測定端子は微小変位を検出する検出器を
介して保持手段のX、Z軸テーブルで移動自在に保持す
るとしたが、保持手段の機構はテーブル形式でなくとも
検出器をX、Z軸方向に移動し得る機構であればよい。
又、微小変位を許容する機構(弾性部材により)を検出
器内に設けたが、測定端子自体に設けてもよい。さら
に、測定対象物のねじ部品を載置台に載せ、回転駆動部
のスピンドルによりねじ部品を回転させる方式に代え
て、検出器又は測定端子自体をねじ部品に対し回転させ
る方式としてもよい。
【0046】さらに、上記実施形態ではボールねじのナ
ットを測定する例を説明したが、上記ねじ寸法測定方法
及び装置はめねじだけでなくおねじを持つ三角ねじ、台
形ねじを含む各種の螺旋溝形状を有するねじ部品にも端
子球、スタイラスアームを含む測定端子をそれぞれに適
合するように変形すれば適用可能であることは言うまで
もない。
【0047】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、この発明
のねじ寸法測定方法及び装置では、測定端子でねじ中心
線と平行に移動させながらねじ溝に沿って端子球を摺接
させ、測定端子がねじ溝の回転による移動との間でねじ
製作誤差によるずれを生じると、そのX、Z軸方向の微
小変位データからねじ溝のリード寸法、又は有効径を測
定するようにしたから、上記ねじの主要寸法の測定を同
時に迅速に正確に行なうことができ、かつ連続的なデー
タとして得ることができるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の測定装置の正面図
【図2】同上の側面図
【図3】図1の矢視III −III から見た部分拡大図
【図4】検出器付近の拡大図
【図5】同上の側面図
【図6】同上の背面図
【図7】測定装置の制御系の概略ブロック図
【図8】制御部の概略説明図
【図9】溝底位置検出操作のフローチャート
【図10】リード寸法、有効径変動値の測定操作のフロ
ーチャート
【図11】作動の説明図
【図12】作動の説明図
【図13】(a)リード誤差、(b)有効径誤差の測定
データのグラフ
【符号の説明】
1 免震台 2 門形支柱 3 保持手段 4x X軸テーブル 5z Z軸テーブル 6 検出器 6R スタイラスアーム 6Q 端子球 7 載置台 8 支持台 9 スピンドル 10 アクチュエータ 11 芯出ゲージ 12 ゲージ支柱部 20 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 時生 静岡県磐田市東貝塚1578番地 エヌティエ ヌ株式会社内 (72)発明者 鈴木 正昭 静岡県磐田市東貝塚1578番地 エヌティエ ヌ株式会社内 Fターム(参考) 2F069 SS02 SS03 SS04 SS05 SS13 SS22

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ねじ溝に測定端子をねじの中心線と平行
    に移動当接させてねじの主要寸法を測定する方法におい
    て、ねじ溝を回転させながら測定端子をX軸方向及びZ
    軸方向に移動させ、ねじ溝に対し測定端子の端子球を摺
    接させてねじ溝の回転角度θ、径方向位置x、及び軸方
    向位置zを測定し、これら測定データからねじ溝のリー
    ド寸法、又は有効径のねじ主要寸法を演算により算出し
    て測定することを特徴とするねじ寸法測定方法。
  2. 【請求項2】 前記有効径を測定する際に有効測定域を
    測定するため、予めねじ溝開始点から溝底形成位置まで
    の測定端子のX軸方向の移動距離を演算により設定し、
    測定端子に移動力を付与した状態でねじ溝の回転により
    測定端子の移動が最小値となる位相角度位置を溝底形成
    位置として検出し、溝底形成域の有効測定域を測定する
    ようにしたことを特徴とする請求項1に記載のねじ寸法
    測定方法。
  3. 【請求項3】 前記ねじ溝の回転によるリードの進みピ
    ッチと同期させて測定端子をZ軸方向に移動させ、測定
    端子が溝に摺接移動する際の移動量と同期駆動による移
    動量の差を演算してねじリード寸法の誤差を測定するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のねじ寸法測定方法。
  4. 【請求項4】 前記測定端子のX軸方向変位から有効径
    を算出する際に、ねじ溝の任意の位相角度位置と1/2
    ピッチ進み位相度位置でのそれぞれの有効径の変位量の
    差を任意の位相角度位置の有効径変動量とする演算によ
    り有効径変動量を算出して有効径の誤差を測定すること
    を特徴とする請求項1に記載のねじ寸法測定方法。
  5. 【請求項5】 前記ねじ主要寸法の測定又は溝底形成域
    の測定の際、測定端子に測定開始位置で半径方向にプラ
    ス目の移動力を予め付与するように設定したことを特徴
    とする請求項1又は2に記載のねじ寸法測定方法。
  6. 【請求項6】 ねじ溝に測定端子をねじの中心線と平行
    に移動当接させてねじの主要寸法を測定する測定装置に
    おいて、測定対象のねじを載置する載置台に着脱自在に
    回転駆動部を連結し、この回転駆動部には回転角度を検
    出する回転角度センサを設け、測定端子をX軸方向とZ
    軸方向に移動自在とする駆動部を有し、かつ検出器を有
    する保持手段により測定端子を保持し、検出器は測定端
    子のX軸方向とZ軸方向のそれぞれの微小変位を検出す
    る変位センサを有し、保持手段の駆動部は載置台の回転
    によるねじ軸のリードの進みが測定端子のZ軸方向の移
    動量と一致するように回転駆動部と同期駆動し、回転角
    度センサ及びX、Z軸の変位センサにより回転角度
    (θ)、径方向位置(X)、及び軸方向位置(Z)を測
    定してねじ溝のリード寸法又は有効径のねじ主要寸法を
    測定することを特徴とするねじ寸法測定装置。
  7. 【請求項7】 前記回転角度センサ、X、Z軸方向の変
    位センサからの測定信号を入力し、これら測定信号から
    X軸方向の変位又はZ軸方向の変位を演算する制御部を
    設け、これによりリード寸法又は有効径を測定すること
    を特徴とする請求項6に記載のねじ寸法測定装置。
  8. 【請求項8】 前記制御部に表示器を接続し、リード寸
    法又は有効径の測定結果を表示するようにしたことを特
    徴とする請求項6又は7に記載のねじ寸法測定装置。
  9. 【請求項9】 前記保持手段が測定端子のZ軸方向の移
    動を浮動状態で案内する浮動案内手段を備えていること
    を特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載のねじ寸
    法測定装置。
  10. 【請求項10】 前記測定端子を検出器内にX軸方向及
    びZ軸方向に弾性部材を介して支持するようにしたこと
    を特徴とする請求項6乃至9のいずれかに記載のねじ寸
    法測定装置。
  11. 【請求項11】 前記測定端子の測定圧が上下方向に均
    一となるようにバランスウェイトを介して測定端子を検
    出器に支持するようにしたことを特徴とする請求項6乃
    至10のいずれかに記載のねじ寸法測定装置。
  12. 【請求項12】 前記浮動案内手段をエアースライダと
    したことを特徴とする請求項9乃至11のいずれかに記
    載のねじ寸法測定装置。
  13. 【請求項13】 前記保持手段がX軸テーブルとZ軸テ
    ーブルとを備え、X軸テーブルとZ軸テーブルはそれぞ
    れボールねじ機構により移動自在としたことを特徴とす
    る請求項6乃至13のいずれかに記載のねじ寸法測定装
    置。
  14. 【請求項14】 前記回転駆動部を静圧軸受で回転自在
    に支持されるエアスピンドルとしたことを特徴とする請
    求項6乃至13のいずれかに記載のねじ寸法測定装置。
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