JPS62214263A - 燃料供給ポンプ装置 - Google Patents

燃料供給ポンプ装置

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JPS62214263A
JPS62214263A JP5594386A JP5594386A JPS62214263A JP S62214263 A JPS62214263 A JP S62214263A JP 5594386 A JP5594386 A JP 5594386A JP 5594386 A JP5594386 A JP 5594386A JP S62214263 A JPS62214263 A JP S62214263A
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fuel tank
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A、産業上の利用分野 B、従来技術 0、問題点 り8問題点解決のための手段 1丁8作用 F、実施例 i、 第1実施例(第1図、第2図、第3図)ii、 
 第2実施例(第4図) iii 、第3実施例(第5図) iv、  第4実施例(第6図、第7図)■、 第5実
施例(第8図) vi、  第6実施例(第9図) G0発明の効果 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両エンジンに燃料を供給する燃料供給ポン
プ装置に係わる。さらに、より詳細には、少なくとも部
分的に互いに分離されている2つの車載燃料タンク内の
燃料を車両エンジンに供給する燃料供給ポンプ装置に関
わる。
(従来技術) 近年は、自動車の車室内に種々の装置や部材が配設され
ているため大きなスペースを確保することが困難になっ
てきている。したがって、燃料タンクも平坦な単一な底
部を有する大型燃料タンクを一個所に配設することが困
難になってきている。
そこで、燃料タンクの底部の一部に凹所を設けて2つの
タンク部分に分離して既存の装置や部材を跨ぐように配
設したり、また空いている複数のスペースに小容量の燃
料タンクを配設してこれら小容伍燃料タンク同士を互い
に連通させて大容量の複合燃料タンクとして用いたりし
ている。
〔問題点〕
しかし、このような構成の複合燃料タンクを用いた場合
、一方の燃料タンク(部分)にのみ燃料ポンプを設ける
と、残量が少なくなって燃料タンク(部分)間の燃料の
連通が遮断された後は、燃ねポンプを設けた方の燃料タ
ンク(部分)内の燃料のみが供給され、他方の燃料タン
ク(部分)内の燃料は残ってしまう。そこで、各燃料タ
ンク〈部分)にそれぞれ自己駆動式の燃料ポンプを設け
る必要があった。しかし、それではコストが上背し好ま
しくない。
〔問題点解決のための手段〕
よって、本発明は双方の燃料タンク(部分)内の燃料を
残さずエンジンに供給することのできる燃料供給ポンプ
装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明においては、一方の燃
料タンク(第1燃料タンク)内に自己駆動式の主燃料ポ
ンプを配設し、他方の燃料タンク(第2燃料タンク)に
は主燃料ポンプから圧送される燃料の運動エネルギーに
より作動される被駆動式の副燃料ポンプ、すなわちジェ
ットポンプを設は第2の燃料タンクの底部と第1の燃料
タンクとをこのジェットポンプを介して連通させ、第2
の燃料タンク内の燃料の残量に応じて戻し流路に設けら
れた弁装置を制御して主燃料ポンプとジェットポンプと
の間を連通または非連通にする制御装置を段Gノるとい
う手段を講じている。
〔作用〕
これにより、第2燃利タンク内の燃料残量が少なくなっ
たとぎに、制御装置により弁装置を制御して主燃料ポン
プとジェノ1ヘボンブとの間を連通させジェットポンプ
を作動させて第2燃料タンク内の残り燃料を第1燃料タ
ンクに移してエンジンに供給することができる。また、
第2燃料タンク内の燃料がなくなったときには、制御装
置により弁装置を制御して主燃料ポンプとジェットポン
プとの間を非連通させジェットポンプを非作動状態にで
きるのでジェットポンプが空の第2燃料タンクから空気
を吸い込むというがない。
〔実施例〕
本発明の作用・効果等は、添付図面を参照して以下に述
べる実施例の説明からより明らかになるであろう。
第1図には、本発明の一実施例の燃料供給ポンプ装置を
取り付けた車両の複合燃料タンク10が示されている。
複合燃料タンク10は、その底部の一部が凹んでいる。
この凹所11内をドライブシャフト12および排気管1
3が延びており、複合燃料タンク10はドライブシャフ
ト12等を跨いだ状態に設置されている。また、複合燃
料タンク10はこの凹所11にj;す2つの燃料タンク
10A、10Bに部分的に分離されている。
燃料タンク10A、10[3内に収容された燃1’il
は、主燃料ポンプ20により主吐出流路配管21を通し
て車両のエンジン30に供給される。主燃料ポンプ20
は、車載バッテリ22を電源として駆動される直流モー
タと、この直流モータにより駆動される再生ポンプとが
内蔵されているタイプの従来から知られているポンプで
ある。燃料ポンプ20の吸入口2OAにはフィルタ23
が取り付けられており、吐出口20Bは主吐出流路配管
21に接続されエンジン30に連通している。主吐出流
路配管21は、燃料タンク10Δの開1コ部14を覆う
鉄製のフランジ15を貫通している。フランジ15はパ
ツキン16を介して燃料タンク10Aにネジ止めされて
J3す、主燃料ポンプ取り付は用ブラケット17が溶接
されている。
主吐出流路配管21は、鉄製パイプからなる配管部分2
1Aと、一端が配管部分21Aに接続され他端が三方ジ
ヨイント24の1つの開口24Aに接続されているゴム
ホースからなる配管部分21Bと、一端が三方ジヨイン
トの別の開口24Bに接続され他端が主燃料ポンプ20
の吐出口20Bに接続されているゴムホースからなる配
管部分2ICとから成る。
従来のように、この主燃料ポンプ20だけを用いて燃料
を供給しようとすると、燃料の残量がレベル11(凹所
11の底部と同一レベル)より少なくなると、燃料タン
ク10A内の燃料は主燃料ポンプ20により供給される
が、燃料タンク10Bの底部に残った燃料は吸い出され
ずに残ることになる。
そこで、本発明では、ジェットポンプを併用することに
している。すなわら、本実施例ではジェットポンプ40
を燃料タンク10Δ内に配設している。ジェットポンプ
40の入口40△は戻し流路41を介して三方ジヨイン
ト24の第3の間口24Cを通して主吐出流路配管21
に連通している。ジェットポンプ40の出口40Bは燃
料タンク10Aの底部に向けられている。また、ジェッ
トポンプ40の吸入口40Cは、燃料タンク10の凹所
11を跨ぐように配設された副吸入流路配管42を介し
て燃料タンク10Bの底部と連通している。副吸入流路
配管42の端部にもフィルタ43が取り付けられている
。戻し流路41の流路部分41Aと418との間には主
燃料ポンプ20とジェットポンプ40との間を連通また
は非連通にする弁vt置であるソレノイド弁50が接続
されている。
つぎに、ジェットポンプ40の構成について第2図を参
照して説明する。
ジェットポンプ40は、樹脂製のインレットバイブ40
1とアウI−レットパイプ402とを有し、フランジ部
401A、402A同士を互いに超音波溶接で接合する
ことにより組み立てられている。
ジェットポンプ40の入口40A1すなわちインレット
パイプ401の一方の間口81sにはフィルター403
が圧入されている。インレットバイブ401の他端は先
細りのノズル401Cになっておリ、燃料がジェットポ
ンプ40の出口40B1すなわちアウトレフ1〜パイプ
402の一方の開口部に向けて高速で吹き出される。こ
れにより、両バイア401.402で画定された作動室
404内の圧力が負圧になる。アウトレットパイプ40
2の別の[11口部、ずなわちジェットポンプ40の吸
入口40Gは副吸入流路配管42を介して燃料タンク1
0[3の底部に連通しているので、燃料タンク10Bの
底部に残った燃料は、作動室404内の負圧により、吸
入口40C1作動室404および出口40Bを通って燃
料タンク10Aに移される。これにより、従来1つの燃
料ポンプだけでは供給できなかった燃料タンク10B底
部に残された燃料も残さず供給できることになる。
第1図および第3図にJjいて符号60で示されている
のは、ソレノイド弁50を制御する制御装置である残は
計である。残量計60は、一端部に軸線方向に隔置され
た2つのフランジ部61A。
61Bが形成されているポリアセタール樹脂製の棒状本
体61を有する。残量計本体61の他端部は、燃料タン
ク10Bに形成された開口部17に、フランジ18を介
して保持されている。開口部17とフランジ18との間
には、振動等を吸収するためのガスケツi・19を介在
させている。両フランジ61A、61B間には、軸線方
向移動自在な樹脂製フロート62が配設されている。7
ランジ゛61Aは、残量計60を燃料タンク10B内に
配設したときに、凹所11の底部のレベルL1と同じレ
ベルまで燃料残量が少なくなったとぎに下面がフロー1
−62と当接するように配置されている。
また第2の7ランジ61Bは、その上面がフィルター4
3のレベルL2とほぼ同じレベルに配置されるように本
体61に形成されている。各フランジ61A、61Bに
はそれぞれ空間63△、63Bが形成されている。各空
間内にはそれぞれ磁性体材料で作られたリードスイッチ
64A、64Bが配設されている。また、フロート62
は、燃料に対して浮揚性を有し、その軸線方向両端面に
それぞれリング状のラバーマグネット62A、62Bが
埋め込まれている。
つぎに、この実施例の作動について第1図から第3図ま
でを参照して説明する。
まず、キースイッチ70(第1図)を閉成すると、バッ
テリ22から主燃料ポンプ20の直流モータに導線22
A、22Bを通して電圧が印加され、ポンプ作用を開始
する。これにより、燃料タンク内に燃料が90β/hr
の割合で吐出される。
燃料がレベル上1以上残っている場合には、フロート6
2が浮上して残量計の第1フランジ61Aと当接する。
その時、リードスイッチ64Aはラバーマグネット62
Aの吸引力により開成される。
するど、バッテリ22の電圧が導線22A、22C,2
2Dを通してソレノイド弁50に印加され戻し流路配管
を閉じる。よってジェットポンプ40に燃料は送られな
い。
燃料タンク10内の残量が少なくなり、燃料の液面がレ
ベルL1より下がると、フロート62も下がりリードス
イッチ63Aも解放される。これにより、ソレノイド弁
への電圧印加が中断されソレノイド弁が開く。よって、
燃r3+が戻し流路配管41を通してジェットポンプ4
0に送られ、ジェットポンプ40が作動を開始する。こ
のとき、エンジン30には80β/hrで燃料が供給さ
れ、101/hrで燃料が戻し流路配管41を通してジ
ェットポンプ40に向けて送られる。ジェットポンプ4
0の作動により、燃料タンク10Bの底部に残された燃
料は副吸入流路配管42を通して燃料タンクIOAに移
され、主燃料ポンプ20によりエンジン30に供給され
る。
ざらに、残量が少なくなり、燃料の液面がレベルL 2
 にり下がると、フロート62もざらに下がり残量計6
0の第2フランジ61Bに当接する。
その時、フロート62のラバーマグネット62Bの吸引
力により第2フランジ61B内のリードスイッチ64B
が閉成する。これにより、ソレノイド弁50への電圧印
加が再び開始され、戻し流路配管はまた閉じられる。こ
れにより、ジェットポンプ40は非作動状態となるので
、空になった燃料タンク1013からジェットポンプ4
0が空気を吸い込むことがなく、空気を吸い込むとぎに
発生する騒音はなくなる。
つぎに、前述の第1の実施例のソレノイド弁50とジェ
ットポンプ40とが一体に構成された第2の実施例につ
いて説明する。尚、第2実施例において、ソレノイド弁
50.戻し流路部分41A1およびジェットポンプ40
以外の構成は第1実施例のものと同じなので図には同一
の符号を附し、その説明は省略する。
第4図に示されるように、第2実施例に用いられソレノ
イド片付ジェットポンプ80は、インレットパイプ80
1とアウトレットパイプ802とを有する。インレット
パイプ801の内壁にはコイル803が管状に配設され
ている。コイル803はインレットパイプ801をポリ
アセタール樹脂で射出成型する際に一体的に成型される
。インレットパイプ801の一端は先細りのノズル80
1Aになっている。インレツI・パイプ801内には、
磁性ステンレス製のプランジi? −804と、プラン
ジャー804とノズル801Aとの間に介在しプランジ
r−804をインレットパイプ801の他端に同番ノで
一位させているステンレス製スプリング805とが配設
されている。プランジャー804の先端にはゴム製の弁
体806が取り付けられている。インレットパイプ80
1の他端部には、フィルター807Aが圧入された管継
手807が接続されている。前述と同様に、燃料タンク
10B内の燃料がレベルト1以上収容されているかレベ
ル上2以下にまで少なくなると、フロー   −1・6
2の動きによりリードスイッチ64Aまたは64Bが閉
成しコイル803に電圧が印加される。
すると、コイル803に発生した電磁吸引力によりプラ
ンジャー804は第4図に示された位δからスプリング
805の押圧力に抗してコイル803に引っ張られ、弁
体806がノズル801Aの開口を塞ぐ。これにより、
戻し流路41は閏じられ燃料が流れなくなるので、ジェ
ットポンプとしては作動せず、ジェットポンプ80の作
動室808内は負圧にならない。燃料の残ωがレベルL
1とL2との間にある場合には、両リードスイッチが解
放しているので、コイル803には電圧が印加されない
。そのため、プランジャー804はスプリング805の
押圧力により他端部に偏位されたままである。主燃料ポ
ンプ20からの燃料は、管継手807、プランジャー8
04の開口804Aを通りアウトレットパイプ802の
出口802Bに向かって高速で流れ□る。これにより、
作動室80B内に負圧が発生し燃料タンク10B内の燃
料が、アウトレットパイプ802の吸入口802A1作
動室808、そして出口802Bを通って燃料タンクI
OAに移される。
この実施例の場合も、第1の実施例の場合と同様に燃料
タンク10B内の残留燃料を供給することができ、かつ
!A音の発生を抑えることができる。
また、第1または第2の実施例のように、燃料タンク1
0Bの燃料残量に応じてソレノイド弁を制御するだけで
なく、ソレノイド弁の作動に応じて主燃料ポンプへの印
加電圧を下げるパワー制御ユニットを加えた実施例があ
る。この第3の実施例は、構成は第1または第2の実施
例と同様であり、第5図に示された回路図のパワー制御
ユニット90が付加されただけである。ここで、符@2
0Aは主燃料ポンプ20の直流モータを示す。
パワー制御ユニット90は、リレー91、固定抵抗器9
2)およびバイパス導線93とを有する。
第5図に示された回路図を参照して第3の実施例の作動
を説明する。
まず、燃料タンク10B内の燃料瓶吊がレベル11以上
またはレベル上2以下の場合、すなわちジェットポンプ
の作動が必要ない場合(リードスイッチの一方が閉成し
ている場合)、キースイッチ70を閉じると、リレー9
1が作動して接点91Aに切り換わり、モータ2OAに
動力を供給するパワーユニットであるバッテリ22がリ
レー91および固定抵抗器92を通して主燃料ポンプ2
0のモータ2OAに接続され、ソレノイド弁にも通電さ
れる。これにより、ソレノイド弁は閉じ、ジェットポン
プは非作動になる。また、固定抵抗器92による電圧針
下により、モータ2OAに印加される電圧はバッテリ2
2の電圧よりも低くなる。しかし、主燃料ポンプ20は
、モータ20Aに低下した電圧が印加された場合でもエ
ンジンに必要な流出の燃料が供給できる容色になってい
るので問題はない。
つぎに、燃filタンクIOB内の燃料残量がレベルL
 1とL2との間にある場合、すなわらジェットポンプ
の作動が必要な場合、キースイッチ70を閉成すると、
リードスイッチはいずれも解放されているのでリレー9
1が作動せずソレノイド弁にも通電されず戻し流路が開
き、ジェットポンプが作動する。リレー91の接点は9
1Bに切り換わり、モータ2OAは固定抵抗器を介さず
(電圧降下なし)に直接バッテリ22に接続される。こ
れにより、主燃料ポンプ20の吐出量は増加する。
この増加分がジェットポンプに戻される流めと等しくな
るように主燃料ポンプ20は設定されている。
この第3の実施例によれば、前述の第1、第2実施例で
得られる効果のほかに、ジェットポンプを作動させる必
要のある場合以外には、主燃料ポンプ20のモータ2O
Aに印加される電圧は低くなっているのでモータの寿命
が向上する。尚、固定抵抗器とリレーとの組み合わけの
代わりに、マイクロコンピュータを用いてもよい。
また、戻し流路の開開のための弁装置としてソレノイド
弁の代わりに浮き子式弁を用いた更に別の実施例につい
て第6図および第7図を参照して説明する。
この実施例では、ジェットポンプ100が燃料タンク1
0Bの底部に配設されている。ジエン1〜ポンプ100
の吸入口100Cにはフィルター43が直接取り付【プ
られている。また、ジェットポンプ100の出口100
Bには燃料タンクの凹所11を跨いで燃料タンク10A
まで延びている副吐出流路配管101が接続されている
。ジェットポンプ100の入口100Aは戻し流路配管
102を介して三方ジョイン]・の第3の開口24Cに
接続されている。戻し流路配管102の途中には後3d
iする浮き子式弁110が接続されている。その他の構
成は前述のものと同じである。
第7図にその詳細が示されている浮き子式弁110は、
パイプ本体111と、この本体111の両端部にそれぞ
れ溶着された入口バイブ112および出口バイブ113
を有する。これらのパイプは全てポリアセタール樹脂製
である。また、浮き子式弁110は、パイプ本体111
に沿って移動自在でありかつ燃料に対して浮揚性を有す
る浮き子115を有する。浮き子115は、管状の希土
類マグネット115Aと、その外側に一体的に取り付け
られたウレタン樹脂製のフロート115Bとから成る。
また、パイプ本体111内にはラバーマグネット製の球
状弁体114が移動自在に収容されている。入口バイブ
112および出口バイブ113には、それぞれ浮き子1
15の移動を阻止するストッパーとして作用するフラン
ジ112A、113Aおよび弁体114を協働して流路
を。
閉じる弁座112B、113Bが形成されている。
尚、パイプ本体111は、浮き子式弁110を燃料タン
ク10B内に配設したときに、弁座112[3,113
Bの位置が燃料タンクのレベルL1おJ:びL2とそれ
ぞれ同じレベルになるようにその仝艮が決められている
つぎに、この実施例の作動について第6図を参照して説
明する。
まず、キースイッチ70を閉じると、バッテリ22の電
圧が主燃料ポンプ20のモータ20△に印加され主燃料
ポンプ20が作動する。これににす、燃料タンク内の燃
料は主吐出流路配管21を通してエンジン30に供給さ
れる。燃料が燃料タンク内のレベルし1以上残っている
場合、浮き子115は入口バイブ112のフランジ11
2△に当接しており、弁体114もリング状マグネット
115Aの遇気力に従って上昇し弁座112Bに着座し
て戻し流路103を閉じている。これにより、主燃料ポ
ンプ20から燃料が送られてこないのでジエンl−ポン
プ100は作動しない。
しかし、燃料タンク内の燃料の残量がレベルL1とL2
との間になると、1なわちジェットポンプ100の作動
が必要になると、浮さ子115の動ぎに応じて弁体11
4が弁座112Bから離れ、戻し流路102が聞く。よ
って、燃斜タンク10B内の残留燃料がジェットポンプ
100により燃料タンクIOAに移され、主燃料ポンプ
20によりエンジン30に供給される。
更に、残ルが少なくなりレベル12以下になると、すな
わらジェットポンプ100の作動が必要なくなると、浮
き子115の動きに応じて弁体114も下陪し、弁座1
13Bに着座して戻し流路102を閉じる。これにより
、再びジェットポンプ100は非作動状態になる。この
ポンプHeは、戻し流路に設けられた弁装置と弁装置の
作動を制御する制御装置とが一体に構成されたタイプで
あるということができる。
この実施例の場合も、ジェットポンプの作動により、従
来ならばタンク内に残って供給されなかった燃料もエン
ジンに供給することができ、また、燃料タンク10Bが
空になった場合にはジェットポンプが作動されないので
空気を吸い込むことがなくなり、空気を吸い込むと発生
する騒音を抑えることができる。
以上の実施例の他に、第8図に示されるように、本発明
に係わる燃料供給ポンプ装置は大きな燃わ1タンクを仕
切って2つの燃料タンクに完全に分αtしたような構成
のものにも適用できる。また、第9図に示されるように
、別々に配設された2つの独立したタンクを接続した複
合燃料タンクに適用することもできる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明5により、互い
に分離された両タンク内の燃料を残さずエンジンに供給
でき、しかも一方のポンプがジェットポンプであるため
、両タンクにそれぞれ自己駆動式の主燃料ポンプを配設
する従来のものに比べて構成が簡単になり、コストの上
昇をおさえることができる。
また、戻し流路に弁装置を設けかつこの弁装置を制御す
る制御装置を設けたことにより、ジェットポンプが空の
燃料タンクから空気を吸い込むことを防ぐことができる
。よって、空気吸入によるジェットポンプからのA!7
’5の発生が抑制されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例のポンプ装置を適用した燃
料タンクの断面図、 第2図は、第1図に示さ、れたジェットポンプの拡大さ
れた断面図、 第3図は、第1図に示された残full ifの拡大さ
れた断面図、 第4図は、別の実施例の弁装置の拡大された断面図、 第5図は、また別の実施例の制御装置のパワー制御ユニ
ットを示1回路図、 第6図は、更に別の実施例を適用した燃料タンクの断面
図、 第7図は、第6図に示された浮き子式弁の拡大された断
面図、そして、 第8図および第9図は、それぞれさらに別の実施例が適
用された燃料タンクの断面図である。 10Δ、10[3・・・・・・燃料タンク、20・・・
・・・主燃料ポンプ、21・・・・・・主吐出流路配管
、41・・・・・・戻し流路配管、40・・・・・・ジ
ェットポンプ、50・・・・・・弁装置、60・・・・
・・弁装置を制御する制御装置である残量計。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも部分的に互いに分離されている第1お
    よび第2燃料タンク内の燃料を車両エンジンに供給する
    ための燃料供給ポンプ装置であつて、前記第1燃料タン
    ク内に配設された主燃料ポンプであつて、その吸入口が
    該第1燃料タンクの底部に連通されている主燃料ポンプ
    と、 該主燃料ポンプの吐出口を前記車両エンジンに連通させ
    る主吐出流路と、 前記主燃料ポンプからの燃料を前記第1燃料タンクに戻
    すため前記主吐出流路を該第1燃料タンクに連通させる
    戻し流路と、 該戻し流路にその入口が接続されており該戻し流路内を
    流れる燃料の運動エネルギーにより作動されるジェット
    ポンプであつて、その吸入口が前記第2燃料タンクの底
    部に連通しておりかつその出口が前記第1燃料タンクに
    連通しているジェットポンプと、 前記主燃料ポンプと前記ジェットポンプとの間の前記戻
    し流路の流路部分に設けられ両者間を連通または非連通
    にする弁装置と、 前記第2燃料タンク内の燃料残量に応じて前記弁装置の
    作動を制御する制御装置とを 有することを特徴とする燃料供給ポンプ装置。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の燃料供給ポンプ装置
    において、前記弁装置がソレノイド弁を有し、かつ前記
    制御装置が前記第2燃料タンク内に設けられ該第2燃料
    タンク内の燃料残量を検出する残量検出装置と、該残量
    検出装置からの残量指示信号を受けかつ前記ソレノイド
    弁にその作動を制御する制御信号を送り前記主燃料ポン
    プと前記ジェットポンプとの間を連通または非連通にす
    る制御ユニットとを有することを特徴とする燃料供給ポ
    ンプ装置。
  3. (3)特許請求の範囲第1項記載の燃料供給ポンプ装置
    において、前記弁装置が浮き子式弁を有することを特徴
    とする燃料供給ポンプ装置。
  4. (4)特許請求の範囲第1項または第2項に記載の燃料
    供給ポンプ装置において、前記制御装置が、前記主燃料
    ポンプへ動力を供給するパワーユニットと、前記弁装置
    の作動を応じて前記パワーユニットを制御するパワー制
    御ユニットとを有することを特徴とする燃料供給ポンプ
    装置。
  5. (5)特許請求の範囲第3項記載の燃料供給ポンプ装置
    において、前記弁装置と前記制御装置とが一体に組み込
    まれてることを特徴とする燃料供給ポンプ装置。
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