JPS62212713A - Mis電圧安定化装置 - Google Patents

Mis電圧安定化装置

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JPS62212713A
JPS62212713A JP61054767A JP5476786A JPS62212713A JP S62212713 A JPS62212713 A JP S62212713A JP 61054767 A JP61054767 A JP 61054767A JP 5476786 A JP5476786 A JP 5476786A JP S62212713 A JPS62212713 A JP S62212713A
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voltage
mis
current buffer
circuit
channel
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JP61054767A
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English (en)
Inventor
Yoshinobu Nakagome
儀延 中込
Masakazu Aoki
正和 青木
Shinji Horiguchi
真志 堀口
Shinichi Ikenaga
伸一 池永
Katsuhiro Shimohigashi
下東 勝博
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、MISトランジスタを集積し、アナログ及び
ディジタルの信号を同一基板上で扱うMIS集積回路に
係り、特に供給電位の変動に対して極めて安定で、また
極めて高速なセトリング特性を有する安定化電位の発生
手段に関する。
〔従来の技術〕
MIS集積回路(MIS−LSI)はディジタル、アナ
ログの両信号を同一基板上で取扱うことができ、かつ高
集積であることから、極めて多機能な装置を提供しうる
ちのである。ディジタル、アナログの両回路を混載する
場合、アナログ回路で必要とされる電位安定化回路が極
めて重要な回路要素となる0例えば基準電圧に対して入
力されたアナログ信号電圧の大小を判定器により比較す
る比較型のAD(アナログ−ディジタル)変換器を例に
とると、アナログの基準電位が毎回変動していると雨現
性良く正確な判定を行うことができない、特にMIS−
LS Iでは1枚のボード上に複数のディジタルLSI
などと供に実装されることが多く、その場合、他のLS
Iが動作したときに生じる電源電圧の変動に対してもチ
ップ内部では安定な電圧を維持する必要がある。
第2図は、安定化電圧を発生させる回路の従来例である
。図中、1は基準電圧源、6はNチャネルのMISトラ
ンジスタ、2は安定化電圧を供給する負荷回路である。
また、4はPチャネルのMISトランジスタ、5はNチ
ャネルのM工sトランジスタ3は負荷容量である。一般
的に、低電力で、かつ負荷駆動能力の大きい基準電圧源
を単独で構成するのは難しい、そこで、ここでは負荷駆
動はMISトランジスタのソースフォロク回路で行って
いる。この場合、負荷に供給される安定化電圧は基準電
圧をV+t、MIShランジスタのしきい値電圧をVT
HとするとV R−V THとなる。
また、電源電圧除去比PSRR(パワーサプライ、・リ
ジェクション・レシオ(Power 5upplyRe
jection Ratio)は P Vcc     P Vcc と表され、はぼ、しきい値電圧のドレイン−ソース間電
圧依存性に等しい値となる。これを1%以下にすること
は、チャネル長を大きく選ぶことにより容易に行える1
、シたがってPSRRの点で第2図の回路は、好ましい
ものであるが、一方、出方電圧のセトリング特性には問
題がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第3図は、負荷回路が動作したときの各部の動作波形を
示しである。一般に、MIS−LSIの内部の負荷は、
容量性の場合が多く、第2図に示した負荷容量と、1対
のNおよびPチャネルのMISトランジスタよりなるC
−MISコンプリメンタリ(Co+nplen+ent
ary M I S )インバータの組合せにより一般
的な負荷回路を模凝することができる。クロックφが低
(Low)  (低電圧=例えば接地電圧V s s 
)のときには負荷容量には安定化電圧が供給され、一方
、φが高(High) (高電圧=例えば電源電圧Vc
ε)のときには負荷容量は放電され、接地電圧に引落さ
れる。
セトリング特性とは、φが時刻tzでLowになった後
、最終的に安定化電圧に等しくなるのに要する時間であ
る0時刻1工を過ぎると最初端子■の電圧は急激に増加
するが、トランジスタ6のゲート・ソース間電圧がしき
い低電圧VTHに近い値になると、電圧の増加は極めて
ゆっくりとなり、なかなか安定化電圧に到達しない。こ
れは、MIS)−ランジスタのサブストレツショルド特
性により、ドレイン電流がゲートソース間電圧に対して
指数関数的に変化するようになるためである。
負荷が漏れ電流のない理想的な容量の場合、セトリング
時間は無限大となる。また、例えば、負荷容量の値が1
0 p F、漏れ電流が1O−14A あった場合、最
終的な安定化電圧の±1mV以内に入るまでには200
秒を要する。したがって、高速性を要求されるMI 5
−LS Iにおいては、このような回路では、要求され
る性能を満たすことができない。
高速なセトリング特性を得るためには、例えば第4図に
示すように、増幅器を用いて帰還型の電圧安定化回路を
構成する方法も考えられる6図中、30は増幅器、34
はPチャネルのMISトランジスタよりなるスイッチン
グ・ゲートである。また31は差動増幅器、32と33
にてC−MISインバータ・を構成ルでいる。これによ
り差動増幅器の反転入力と非反転入力に印加される信号
電圧の大小をC−MISインバータの出力Oにて電源電
圧と接地電圧の間の振幅を有する信号に増幅し、スイッ
チングゲートのオン/オフを制御している。
第5図はこの回路の動作波形図である0時刻toにて負
荷容量が放電される。時刻tzにてクロックφがLow
になったときスイッチング・ゲートは非導通であるため
0点の電圧は下降する。時刻t2にて増幅器の出力が反
転し0点の電圧が下がり、スイッチング・ゲートが導通
しの点の電圧が上昇する。0点の電圧が基準電圧を越え
たところで再び0点の電圧が上昇し、スイッチング・ゲ
ートが非導通となっての点の電圧上昇が止まる。
このように、この回路では、1回のスイッチング動作の
後、負荷端の電圧が基準電圧よりも大きな電圧となる(
すなわちオーバーシュートがある)こと、および、その
オーバーシュート量が負荷容量の大きさや増幅器の動作
速度に影響されるため、再現性良く、安定化電圧を発生
させることができない。また、0点の電圧が上昇したと
きには、それを引き落とす手段がないため、集積回路の
内部で発生する雑音に対しても弱い。以上の点から、こ
のようなスイッチング動作を伴う電圧安定化回路もMI
S−LSIにおいては必須の容量性負荷の駆動には適し
ていない。
本発明の目的は、上記問題点を解消し、特にMIS−L
SIにおいて必要とされる容量性負荷の駆動能力が高く
、かつ低電力の新規な電位安定化回路を提供することに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明では、負荷を駆動する
電流バッファと同種の電流バッファと分圧器により負帰
還回路を構成し、これと差動増幅器とにより、差動増幅
器の非反転入力に印加する第1の基準電圧に比例する安
定化電圧を負荷に供給するようにし、かつ差動増幅器の
出力に平滑溶量を接続することにより容量性負荷に対す
る駆動能力を高め、必要最小限の消費電・力で動作する
安定化電圧発生手段を実現するものである。
〔作用〕
上述の如き構成において、電流バッファを構成する電圧
源の電圧値をNチャネルとPチャネルMISトランジス
タのゲートしきい電圧の和よりも大きく選び、プッシュ
プル回路に常時電流を流すようにする。これにより、電
流バッファの入力(端子◎とする)の電圧からNチャネ
ルMISトランジスタのしきい値電圧VTHを差引いた
値が電流バッファの出力端(端子◎とする)に出力され
る9分圧器の分圧比を1/n (n>1) 、基準電圧
をVRとすると、端子◎の電圧vOおよび端子◎の電圧
vOはそれぞれ vQ = n X V t+ V■=  n  X VR+ VTR と表わせる。従がって、負荷を駆動する電流バッファと
、もう一方の電塵バッファとに同種のものを用いること
により、負荷への供給電圧(V^とする)を V^==nXV+tと、基準電圧に比例した値にするこ
とができる。
また、負荷を駆動する電流バッファのトランジスタのゲ
イン定数をβゲート・ソース間容量をCas、平滑容量
の容量をCRとすると、電位安定化回路の出力電圧の応
答を示する時定数τは、と表せる。したがって、CRは
Cosに比べ十分に大きな値にすることにより、高速な
応答を確保することができる*Casは、トランジスタ
のゲート容量COの約1/3程度であるので、CRのG
oに対する比CR/CGは0.3  よりも大きな値に
する必要がある。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を実施例により説明する。以下の実施例の
図中、MISトランジスタのソースに矢印を付しである
のはPチャネルのMIS)−ランジスタを、またそれ以
外はNチャネルのMISシランジスタを示しである。
第1図は本発明になる一実施例の回路構成図、第6図は
第1図に示す回路の動作波形図である。
第1図において、50は基準電圧源、51は差動増幅器
、52は平滑容量、54.55は電流バッファ、56は
分圧器であり、さらに電流バッファは、例えば、57の
NチャネルMISトランジスタと58のPチャネルMI
Sトランジスタよりなるプッシュプル回路と、バイアス
手段として59の電圧源とから構成されている。さらに
分圧器は、例えば、抵抗(MISトランジスタなどの負
荷素子60.61により構成されている。
電流バッファを構成する電圧源59の電圧値をNチャネ
ルとPチャネルMISトランジスタのゲートしきい値電
圧の和よりも大きく選び、プッシュプル回路に常時電流
を流すようにする。これにより電流バッファの入力(端
子0)の電圧からNチャネルMISトランジスタ57の
しきい値電圧VTMを差引いた値が端子◎に出力されて
いる0分圧器56の分圧比を1/n(n>1)基準電圧
値をVRとすると、端子■および端子0の電圧は、それ
ぞれ vQ = n x V R V■= n X VFl+ VTR と表わせる。したがって、負荷を駆動する電流バッファ
55として、54と同種のものを用いることにより端子
■に出力される負荷り供電電圧をV■==nXV* と、基準電圧に比例した値にすることができる。
第6図は負荷回路が動作したときの各部の動作波形図で
ある。時刻toにてクロックφがHighになると負荷
容量の電圧が接地電圧となる3時刻t1にてクロックφ
がLowになると負荷容量はトランジスタ4を通して充
電される。このときの負荷容量端■の電圧の立ち上り特
性は、トランジスタ62の電流特性により支配される。
一般に、トランジスタに流す電流値が同じであるならば
、トランジスタをサブスレッショルド領域で動作させた
ときに、トランジスタの伝達コンダクタンスは最大とな
り、大きな負荷駆動能力を得ることができる。したがっ
て、トランジスタ62や63のチャネル幅をある程度大
きくとり、設定したバイアス電流ではサブスレッショル
ド領域で動作するようにする。
まず、はじめに、トランジスタ62のゲート・ソース間
の容量結合による端子Cでの電圧変動を無視した場合の
回路の応答特性について述べる。
このときのセトリング時間t spTは、負荷容量の値
をCL直流バイアス電流を工として。
L ts+:y  0.IX − ■ と算出できる。ここに、セトリング時間を電圧が最終的
な安定化電圧の±1mV以内に入るまでの時間と定義し
ている。また、トランジスタのサブストレツショルド係
数α(トランジスタに流れる電流を1桁変化させるのに
要するゲート・ソース間に加える電圧振幅)をO、l 
V / decadeと仮定している0例えば、負荷容
量の値として10 p F +バイアス電流の値として
10μAを与えた場合には、セトリング時間tsgt4
100nsと極めて高速に応答する。低い消費電力で高
速な応答をねらう場合チップ上の他の回路との整合性を
考え、I/C1,の値は5X1011〜5 X 107
とするのが現実的である。
また、電流バッファとしてプッシュプル回路を用いてい
るために、上記した負方向の電圧変動に対するのと同様
に正方向の電圧変動に対しても、高速に応答し、安定化
電圧に収束させることができる。したがって、耐雑音性
という面からも優れたものと言うことができる。
さて、負荷容量を充電する際に、電圧安定化回路の出力
(端子■)の電圧は過渡的に減少するが、これに伴って
、トランジスタ62のゲート・ソース間の容量結合によ
り、端子0の電圧も過渡的に減少する。基準電圧源51
の電流供給能力は小さいために、0点の電圧は、再び容
量結合により、0点の電圧の上昇に伴って回復する。I
t流バッファを高速に動作させるためにはトランジスタ
62のゲート・ソース間電圧(端子◎と■の電圧差)を
なるべく大きくすることが望ましく、そのためには、端
子@の過渡的な電圧の変動をなるべく小さくすることが
必要である。本発明では、平滑容量52を設けることに
より、それを実現している。
トランジスタ62のゲイン定数をβゲート・ソース間容
量をCas平滑容量をCRとすると、電圧安定化回路の
出力電圧の応答を示す時定数τはと表せる。したがって
、CRをCasに比べ十分に大きな値にすることにより
、高速な応答を確保することができる。 CGIIはト
ランジスタ62のゲート容量Goの約1/3程度である
ので、CRのC0に対する比CR/COは0.3  よ
りも大きな値にする必要がある。電圧安定化回路に占め
る平滑容量部分の占める割合を考えるとCFI/CGの
値は0.5〜50とするのが現実的である。
また、このように端子0に平滑容量を設けて電圧変動を
小さくすることにより、1つの基準電圧源に複数の電流
バッファを設けて複数の負荷を駆動することも可能とな
る。すなわち、1つの負荷を充電する際に、他の負荷の
電圧が同時に低下するのを防ぐことができる。
第7図は第1図に示した本発明の一実施例のより具体的
な回路模式図である。
図中、51は差動増幅器75,76.77は電流バッフ
ァ、78.79は負荷、85は平滑容量である。
電流バッファは、NチャネルのMIS)−ランジスタ8
0とPチャネルのMISトランジスタ81よりなるプッ
シュプル回路と、MIS)−ランジスタ82.83と定
電流源84よりなるバイアス手段とにより構成している
。プッシュプル回路に直流のバイアス電流を流すために
は、トランジスタ80と81のゲートの間にそれぞれの
しきい値電圧の絶対値の和に等しい電圧を印加する必要
がある0本発明では、トランジスタ82によるソースフ
ォロワ回路を用い、その負荷をダイオード接続(ゲート
とドレインを接続)されたPチャネルMISシランジス
タにすることにより、トランジスタ81のゲートに所定
の電圧を印加するようにしている。トランジスタ80と
82のチャネル長が等しく、そのチャネル幅の比がnで
あり、同様にトランジスタ81と83のチャネル長が等
しく、そのチャネル幅の比がnであるとする。また定電
流源84の電流値をIn とすると、プッシュプル回路
に流れる直流バイアス電流工は I’=nXIq となる。したがって、駆動する負荷容量の値に対して、
このnの値を適当に選ぶことにより、必要な速度性能を
得ることができる。
また、この発明では、平滑容量としてMISトランジス
タのゲート容量を用いている。これにより、少ない面積
で大きな容量を効率よく得ることができる。
一方、第7図中、基準電圧源100はバンドギャップ基
準電圧発生器である。また、差動増幅器において、91
は定電流源92は非反転入力。
93は反転入力である。
一般に、MIS集積回路あるいはバイポーラ集積回路を
問わず、最も温度安定性の優れた基$電圧発生器は、バ
ンドギャップ基準電圧発生器である。その安定化電圧は
室温(25℃=298K)において約1.26V ある
0本例では、この基準電圧発生器を用い、また、1/3
の分圧器を用いて、電流バッファの出力に、バンドギャ
ップ基準電圧1.26Vの3倍、すなわち3.78Vの
電圧を得ている。MIS−LSIにおいて、もつともよ
く用いられる電源電圧5v以内の電圧でなるべく高い安
定化電圧として、4v前後の値が、回路動作上、都合が
良い0分圧比としては、ここに示した1/3以外にも、
例えば拡散層抵抗等を用いることにより、任意の値を得
ることができる。ただ、例えば拡散層の層抵抗は一般に
低く高い抵抗値を得るためには大きな面積を占めてしま
う。したがって、本例のように整数分の1の比の場合に
は、MISトランジスタを用いるのが面積効率の点で好
ましい、というのも、MISトランジスタのチャネル抵
抗は高いからである。同じゲート長、ゲート幅を有する
MISトランジ・スタを用いれば整数分の1の分圧比を
容易に得ることができる。
また、その場合1本例のように、分圧器を構成する各ト
ランジスタの基板を分離し、ソースに接続することで基
板バイアス効果の影響を受けずに。
より正確な分圧比を得ることができる。このような基板
の分離は、NウェルのC−MIS$積回路にて、ウェル
を分離してPチャネルのMISトランジスタを構成すれ
な良い、また同様に、PウェルのC−MIS集積回路で
は、分圧器をNチャネルのMISトランジスタで構成す
れば良い。
電流バッファ75と76.77の特性がそろっていれば
、負荷78.79には、3.78V が供給される。
また、本発明では、接地電圧の配線を、定常電流のみを
流す72とスイッチング時に電流を流す73とに分けて
いる。これにより、負荷のスイッチング動作に伴って、
接地配線に電流が流れ、接地配線の電圧が上昇するため
に安定化電圧が変動するという現像を防止することがで
きる。
第8図は、第7図中に用いたバンドギャップ基準電圧発
生器の具体的な回路構成図である。
図中、100がバンドキャップ基準電圧発生器。
102が第7図中の定電流源を構成するための補助回路
である。
バンドギャップ基準電圧発生器は、101で示した定電
流発生部と、その他の部分よりなっている。定電流発生
部では、トランジスタ103と104および105と1
06によりミラー回路を構成し、バイポーラトランジス
タ107と108に流れる電流Iy+を等しくしている
。また同等に、トランジスタ105と106のソースの
電圧を等しくしている。バイポーラトランジスタ107
と108に対するエミッタの面積比をne とし、抵抗
109の値をR工とするとIRは、 z   q と表せる。ここにkはボルツアン定数、Tは絶対温度、
qは電荷製量である。
定電流発生部においてMISトランジスタ110と11
1は平滑容量であり、それぞれMISトランジスタ10
3,104および105,106のゲート・ソース間電
圧をクランプし、それぞれに流れる電流を安定化してい
る。これにより、電源電圧が変動した時の定電流発生源
の電流値の温度変動を極めて小さくすることができる。
一方、トランジスタ112は103とミラー回路を構成
しているので、バイポーラトランジスタ113にも電流
IFIが流れる。したがって抵抗114の値をR2とす
ると、バンドギャップ基準電圧の値VRとして となる。ここにVbeは113のベース・エミッタ間電
圧である。したがって、R1,Rz、Neの値を適当に
選べば、室温付近でVFIの温度依存性を極めて小さく
することができる。そのときのVRの値は約1.26V
である。
また、この回路で得られる定電流を、補助回路102を
用いることにより、他の回路でも用いることができる。
すなわち、トランジスタ103と116にてミラー回路
を、また同様に117と118にてミラー回路を構成し
、負荷119に定電流を流す、このようにトランジスタ
117とミラー接続するトランジスタを設けてやること
により、いくつづでも定電流源を得ることができる。
また、第9図には、バイポーラ・トランジスタの断面構
造図を示す。C−MIS集積回路では、半導体基板中に
基板と異なる導電形を有する島状の拡散領域(ウェル)
を形成する。
図中、130はP形の半導体基板、131はN形のウェ
ル、132はウェルに電位を与えるためのN十拡散層、
133はウェル中に形成されたP十拡散層である。この
ようにNウェル構造のC−MIS−LSIでは容易にP
NP トランジスタを、これと同様にPウェル構造のC
−MIS・LSIでは容易にNPNトランジスタを同時
に形成することができる。したがって、この場合には。
Nウェルを接地し、133をエミッタとすることにより
、第8図中107,108,113などのバイポーラ・
トランジスタを得ることができる。
以上、述べたごとく、本発明になるMIS型電圧安定化
回絡は(、−MIS−LSIと構造上、整合性が良く、
高集積であり、かつ、負荷駆動能力に優れている。
したがって、例えばこれを、1つのメモリセル当り複数
のビットを記憶する多値記憶メモリなどに適用すること
ができる。具体的には、ワード線に印加する階段波電圧
の基準電圧や、電荷転送型増幅器の転送ゲートを駆動す
る電源などである。
これにより、多値記憶メモリの動作安定性を高いものに
し、特性を飛躍的に向上させることができる。
〔発明の効果〕
以上説明した如く、本発明によれば、アナログ。
ディジタルの両信号を扱うMIS−LSIにおいて、集
積度が高く、高速セトリングの電圧安定化回路を容易に
構成でき、こねにより、従来の比べて、アナログ回路部
の特性を飛躍的に向上させ、アナログ、ディジタルのバ
ランスをとることにより、MIS−LSIの本来の長所
である多機能性を生かした装置を提供することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す回路構成図、第2図、第
3図は従来の電圧安定化回路の構成図と動作波形図、第
4図、第5図は他の従来の電圧安定化回路の構成図と動
作波形図、第6図は第1図の回路の動作波形図、第7図
は第1図の回路の具体的な実施例を示す回路図、第8図
は本発明の基準電圧発生部の実施例を示す部分回路図、
第9図は第8図の実施例中で用いたバイポーラ・トラン
ジスタの断面構造図である。 1・・・基準電圧源、2・・・負荷回路、3・・・負荷
容量、30・・・増幅器、31・・・差動増幅器、34
・・・スイツング・ゲート、52・・・平滑容量、54
.55・・・電流バッファ、59.64・・・バイアス
手段、75゜76.77・・・電流バッファ、78・・
・負荷容量、79・・・負荷回路、84・・・定電流源
、51・・・差動増幅器、56・・・分圧器、100・
・・バンドギャップ基準電圧発生器、101・・・定電
流発生回路、107゜108.113・・・バイポーラ
・トランジスタ。 110.111−・・平滑容量、109,114−・・
抵抗、130.・・・半導一体基板(P型)、131・
・・Nつ早 l 国 奉 6 目 101゜ 早 2 目 早 3 口 1o1゜ 早 ヰ の 第 !; 口

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、第1の基準電圧を発生する基準電圧源と、第1の基
    準電圧を非反転入力とし、出力から反転入力には第1の
    電流バッファと分圧器により構成される帰還回路により
    負帰還を施した差動増幅器と、差動増幅器の出力に接続
    され負荷回路を駆動するべく設けられ、かつ第1の電流
    バッファと同種の電流バッファとを少なくとも1つ有し
    、負帰回路には第1の基準電圧に比例する第3の基準電
    圧を供給するようにし、上記差動増幅器の出力と接地電
    位の間には平滑容量が接続されてなることを特徴とする
    MIS電圧安定化装置。 2、特許請求の範囲第1項記載の装置において、上記電
    流バッファは少なくとも1つずつのNチャネルとPチャ
    ネルのMISトランジスタによつて構成されるプッシュ
    プル回路と、該プッシュプル回路に直流バイアス電流を
    流すべく設けられたバイアス手段とを、それぞれ少なく
    とも有することを特徴とするMIS電圧安定化装置。 3、特許請求の範囲第1項記載の装置において、上記バ
    イアス手段が、基準電圧を入力とするNチャネルまたは
    PチャネルのMISトランジスタのソースフォロワによ
    り構成され、かつ該ソースフォロワの負荷が、ゲートと
    ドレインを接続されたPチャネルまたはNチャネルのM
    ISトランジスタと定電流源の直列接続により構成され
    てなることを特徴とするMIS電圧安定化装置。 4、特許請求の範囲第1項記載の装置において、電流バ
    ッファの駆動する負荷の容量値C_Lと、該電流バッフ
    ァのプッシュプル回路に流れる直流バイアス電流値Iの
    間に 5×10^7≧I/C_L≧5×10^5 なる関係が成り立つことを特徴とするMIS電圧安定化
    装置。 5、特許請求の範囲第1項記載の装置において、上記平
    滑容量値G_Rと上記電流バッファのプッシュプル回路
    を構成するNチャネルまたはPチャネルのMISトラン
    ジスタのうち、ゲート面積が最大なもののゲート容量値
    C_Gとの間に50≧G_R/C_G≧0.5なる関係
    が成り立つことを特徴とするMIS電圧安定化装置。 6、特許請求の範囲第1項記載の装置において、上記基
    準電圧発生手段が、差動増幅手段と、該差動増幅手段の
    非反転入力に接続された基準電圧源と、該差動増幅手段
    の出力に接続された電流バッファと、該電流バッファの
    出力と上記差動増幅手段の反転入力にともに接続された
    分圧手段とから、それぞれ少なくとも構成されてなるこ
    とを特徴とするMIS電圧安定化装置。 7、特許請求の範囲第5項記載の装置において、上記基
    準電圧源の発生する電圧V_R_1が1.3V≧V_R
    _1≧1.2V なる関係にあることを特徴とするMIS電圧安定化装置
    。 8、特許請求の範囲第5項記載の装置において、上記分
    圧手段は、上記電流バッファの出力電圧の1/3の値を
    上記差動増幅手段の反転入力に印加することを特徴とす
    るMIS電圧安定化装置。 9、特許請求の範囲第5項記載の装置において、上記分
    圧手段が複数のウェル内に形成された複数のMISトラ
    ンジスタよりなることを特徴とするMIS電圧安定化装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0212509A (ja) * 1988-06-30 1990-01-17 Nec Corp 定電圧回路
JPH036054A (ja) * 1989-06-01 1991-01-11 Mitsubishi Electric Corp 半導体電圧検出回路

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