JPS62212649A - スベリ性及び耐接着性の改良されたハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

スベリ性及び耐接着性の改良されたハロゲン化銀写真感光材料

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JPS62212649A
JPS62212649A JP5626386A JP5626386A JPS62212649A JP S62212649 A JPS62212649 A JP S62212649A JP 5626386 A JP5626386 A JP 5626386A JP 5626386 A JP5626386 A JP 5626386A JP S62212649 A JPS62212649 A JP S62212649A
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栄一 上田
Noriiku Tachibana
範幾 立花
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/76Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、スベリ性および耐接着性の改良されたハロゲ
ン化銀写真感光材料に関し、更に詳しくは、特定のオル
ガノポリシロキサンを用いて表面の物理的性質を改良し
たハロゲン化銀写真感光材料に関する。
[発明の背Fl] ハロゲン化銀写真感光材料は一般に、紙、ガラス、セル
ロースアセテートフィルム、ポリエステルフィルム等の
支持体上に、少なくとも一層のハロゲン化銀乳剤層およ
び少なくとも一層の非感光性危から構成される写真構成
層を有してなるが、写真構成層に用いられるバインダー
として通常親水性コロイド、中でもゼラチンが用いられ
ている。
このゼラチンより成る塗布膜は他の金属面あるいはゼラ
チン面に対する摩擦係数が高く、このため一般にバイン
ダーとして親水性コロイド、特にゼラチンを用いている
ハロゲン化銀写真感光材料は、表面が接触、1m等によ
り傷がつきやすいという重大な欠点を有している。特に
ハロゲン化銀写真感光材料は、感光性物質として用いる
ハロゲン化銀が圧力に対しても鋭敏に感応するために、
接触、II擦等による傷は時に圧力力ブリ、圧力による
減感等を惹起し写真画像に致命的な影響を与える。また
、ゼラチンをバインダーとして用いているため、高湿下
においては、表面に粘着性があり、感光材料どうしが接
着しやすくなるという欠点を有している。このため通常
ハロゲン化銀写真感光材料においては、感光性バロゲン
化銀乳剤かの外側に非感光性の保flJl!を設け、ざ
ら・にシリカ、ガラス、合成樹脂等を該保護層中に存在
せしめることによりフィルム表面を粗面化し、接触面積
を減少させて、摩擦係数をコントロールし、感光材料ど
うしの接着や圧力によるカプリの発生を防止したり、あ
るいは擦過傷からハロゲン化銀写真感光材料を保護する
等の方法が行われている。さらに近年では高沸点溶媒、
固体パラフィン、鯨油等をゼラチン水溶液に分散してハ
ロゲン化銀写真感光材料に適用する方法が、例えば米国
特許第3.121.060号明i書あるいは特開昭49
−5017号公報に記載されている。
これらは有効な方法であり、それぞれすぐれた特徴を有
しているが、反面以下のような欠点を有している。例え
ばシリカ、ガラスあるいは合成樹脂等はスリキズ防止と
いう点で劣っており、特に裏面に適用した場合にはキズ
がつきやすくなるという欠点がある。また、これらのも
のを多厘に用いると、感光材料の透明度が低下し、その
結果画像の鮮鋭性を劣化させるという欠点を有している
またプロテクト型カプラーの溶媒としても使用される高
沸点溶媒をスベリ剤として使用すると、高[G湿の条件
下で高沸点溶媒が層中から表面に移行し、フィルム同志
が接着を起こす原因となる。
また高沸点WIIsのコロイド分散液の安定性は液の粘
度、活性剤の濃度等に大きく依存するため、分散液の調
製が難しい等の欠点がある。
さらにまた固体パラフィンは分散性が悪”く、特に分散
性が温度に強く依存しているために、安定に均一な微粒
子分散液を作りにくくまた固体パラフィンは容器あるい
は配管等の壁に付着しやすく、これを除くために容器あ
るいは配管全体を保温しなければならない等の欠点があ
る。
さらにまた、界面活性剤を用いてハロゲン化銀写真感光
材料のスベリ性をコントロールする方法も知られている
が、界面活性剤が処理中に処理液に溶出し、その結果処
理液が発泡する等の不都合を生じるために、使用口が制
限されてしまう等の欠点がある。
また、オルガノポリシロキサンをハロゲン化銀乳剤層、
111層又はバックコーティング層に含有させて、感光
、材料表面のスベリ性を改良する方法も知られている。
例えば、米国特許第3,042,522号に記載されて
いるようなジメチルシリコーンと特定の界面活性剤とを
同時に用いる方法、米国特許第3,080,317号に
記載されているようなジメチルシリコーンとジフェニル
シリコーンとの混合物を用いる方法、英国特許第1.1
43.118号に記載されているようなトリフェニル末
端のメチルフェニルシリコーンを用いる方法、米国特許
第3,489,567号に記載されているようなジ低級
アルキルシリコーンと特定の界面活性剤を用いる方法、
特公昭53−292号に記載されているような側鎖に長
鎖アルキル基を有するオルガノポリシロキサンを用いる
方法、特公昭55−92843号に記載されているよう
な側鎖にポリオキシエチレン基を有するオルガノポリシ
ロキサンを用いる方法などがある。
これらのオルガノポリシロキサン化合物によつ” て感
光材料のスベリ性は若干改良されるものの、充分な性能
を得られるものはなく、しかもフィルム表面の粘着性を
完全に除くことはできず、さらにハロゲン化銀カラー写
真感光材料の場合、プロテクト型カプラーの溶媒として
使われている高沸点有機溶剤が、高温、高湿下で最上層
まで移行し、フィルム同志が接着する現象が見られるが
この現象の改良には、何ら役に立たなかった。
[発明の目的] 本発明の第1の目的は、すべり性の良好なハロゲン化銀
写真感光材料を提供することにある。
また第2の目的は、高温、高湿時に保存された時のハロ
ゲン化銀写真感光材料どうしの接着が防止されたハロゲ
ン化銀写真感光材料を提供することにある。
[発明の構成] 本発明の上記目的は、支持体上に、少なくとも一府のハ
ロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料に
おいて、前記支持体上に設けられたハロゲン化銀写真感
光材料を構成する写真構成層の少なくとも一濤に、下記
一般式[I]で表わされる構成単位および/または・下
記一般式[II]で表わされる基を有するオルガノポリ
シロキサンを含有せしめることによって達成された。
一般式[I] →Si −0← (A+、−B −R2 [式中、R1は水素原子、アルキル基またはアリール基
を表わす。R2は炭M原子数4以上のアルキル基を表わ
す。Aはアルキレン基を表わし、If、toまたは1を
表わす。また、Bは一〇−1−COO−1−OCO−1
−NHCO−1−CONH−1−S−1−8O2−1 SO2NH−または−NH8O2−を表わす。]一般式
[「] R2−B−+A+−3i  −〇− [式中、R2、ASBおよび園は一般式[I]□ にお
けるR2 、△、B、lと同義である。R3およびR4
は、それぞれ水素原子、アルキル基、アリール基または
+A +、−B −R2を表わす。][R明の具体的構
成] 本発明において用いられる下記一般式[I]で表わされ
る構成単位および/または下記一般式[Ir]で表わさ
れる基を有するオルガノポリシロキサン(以下、特に断
わりのない限り、本発明のオルガノポリシロキサンとい
う。)について説明する。
一般式[I] →5i−0−)− (A子B−R2 一般式[I]において、R1は水素原子、アルキル基ま
たはアリール基を表わす。アルキル基として具体的には
、メチル基、エチル基、プロピル基、i−プロピル基、
ブチル基、【−ブチル基等が挙げられる。またR1のア
リール基としては具体的には、フェニル基、トリル基、
キシリル基等が挙げられる。R1として好ましいのは、
メチル基またはフェニル基である。′ R2は炭素原子r&4以上のアルキル基を表わす。
R2として好ま゛しいのは炭素原子数5〜18のアルキ
ル基で、具体的にはペンチル基、ヘキシル基、オクチル
基、デシル基、ドデシル基、ペンタデシル基、ヘプタデ
シル基、オクタデシル基等が挙げられる。
Aはアルキレン基を表わす。Aとして好ましいのは、炭
素原子数2〜6のアルキレン基で、具体的にはジメチレ
ン基、トリメチレン基、テトラメチレン基、ヘキサメチ
レン基等が挙げられる。またーはOまたは1を表わす。
3 バー 0−1−COO−1−OCO−1−NHCO
−1−〇〇NH−1−S−1−3O2−1−8O2NH
−または−NH3O2−を表わす。
一般式[n] R3 ■ R2−B+A+i7S i −0− 一般式[n]において、R2、A、Bおよびmは一般式
[I]におけるR2、A、B、lと同義である。R3お
よびR+は、同じあっても異った基であってもよいが、
それぞれ水素原子、アルギル基、アリール基または+A
 +VB −R2を表わす。
R3J5よびR4で表わされるアルキル基として具体的
には、メチル基、エチル基、プロピル基、i−プロピル
基、ブチル基、t−ブチル基等が挙げられ、また、アリ
ール基として具体的には、フェニル基、トリル基、キシ
リル基等が挙げられる。
R3およびR4で表わされるアルキル基は置換基、例え
ばアリール基(例えばフェニル基等)等で置換されてい
るものも含む。
R3およびR4として好ましいのは、メチル基またはフ
ェニル基である。
本発明のオルガノポリシロキサンが一般式[II]で表
わされる基を有するときには、両端の一方が一般式[I
I]で表わされる基で他方は一般式[11]で表わされ
る基でない場合でも、両端が共に一般式[II]で表わ
される基である場合でもよいが、両端共一般式[II]
で表わされ′る基である場合が好ましい。
本発明のオルガノポリシロキサンの両端に一般式[II
]で表わされる基があるときは、これら両端の2つの基
でR2、R3、R4、A、B、mは互いに同じであって
も異なっていてもよいが、同じである場合が好ましい。
また本発明のオルガノポリシロキサンは前記一般式[I
]で表わされる構成単位の他に次の一般式[111]で
表わされる構成単位を有していてもよい。さらにまた、
本発明のオルガノポリシロキサンは前記一般式[]I]
で表わされる基を有しているときには、一般式[1[I
]で表わされる構成単位のみを有していてもよい。
一般式[1111 %式% 一般式[1111において、R5およびR6は互いに同
じであっても異なっていてもよいが、それぞれ水素原子
、アルキル基又はアリール基を表わす。
R5およびR6で表わされるアルキル基として好ましい
のは、炭素原子数1〜12のアルキル基で、具体的には
メチル基、エチル基、ブチル基、i−ヘキシル基、オク
チル基、ドデシル基等が挙げられる。
R5およびR6で表わされるアリール基として、具体的
にはフェニル基、トリル基、ヘキシル基等が挙げられ。
またR6およびR7で表わされるアルキル基はアリール
基(例えばフェニル基等)等で置換されているものも含
む。
本発明のオルガノポリシロキサンが前記一般式[I]で
表わされる構成単位を有するときには、次の一般式[1
v]で表わされる基を有していてもよい。
一般式[IV] Ra−8i−0− 一般式[IV]において、R7、RaおよびR9は互い
に同じであっても異なデた基であってもよいが、それぞ
れ水素原子、アルキル基またはアリール基を表わす。R
7、R8およびR9のアルキル基として具体的には、メ
チル基、エチル基、プロピル基、i−プロピル基、ブチ
ル基、t−ブチル基等が挙げられ、またR7−R9のア
リール基として具体的には、フェニル基、トリル基、キ
シリル基等が挙げられる。
また、アルキル基は置換基、例えばアリール基(例えば
フェニル基等)等で置換されているものも含む。
R7およびR9として好ましいのは、メチル基またはフ
ェニル基であり、R8として好ましいのは、水素原子、
メチル基、フェニル基、トリル基、キシリル基、ベンジ
ル基またはフェネチル基である。
本発明のオルガノポリシロキサンの両端に、一般式[I
V ]で表わされる基がある時は、これら両端の2つの
基でR7、RaおよびR9は互いに同じであっても異な
っていてもよいが、同じである場合が好ましい。
以下に本発明のオルガノポリシロキサンの代表的な具体
例を挙げるが、本発明はこれらの化合物により限定され
るものではない。
以下余白 S−2 O−5−り 川与りO h央S m今70 n′;3 43r nキ3s。
s−2 ′n央12−D ミ J 工 As−午 mキ30.ハ与2 As−タ ーH。
mキ+、7Iヤに 本発明のオルガノポリシロキサンの製法は、例えばイー
・ジー・ロコー(E、 G、 Rochou著)“ケミ
ストリー オブ ザ シリコーン(チャツプマンアンド
ホール1951年版)”66〜70頁、“シリコーンの
加工と応用″(関西プラスチック技術研究会1954年
)26頁、rフ・ジー・ニー・ストーン(F、 G、 
A、 5tone)およヒタブルユー・ニー・ジー・グ
ラハム(W、 A、 G、 Grahal)著“インオ
ーガニツクポリマーズ″(アカデミツクプレス1962
年)230〜231頁、288〜295頁などに記載さ
れているほか、特公昭36−22361号に示されてい
るような各成分オルガノフロロシランの共加水分解によ
る方法、特公昭35−10771号、同43−2869
4号、同45−14898号などに示されているような
金属触媒によるESiHを含むシロキサンへのオレフィ
ン類の付加反応による方法、或いは、金属塩の触媒によ
る、三SiHを含むシロキサンへのアルコール類の脱水
素反応による方法、或いはかくして、珪素原子に直接結
合していない炭素原子に結合しているヒドロキシ基、カ
ルボキシ暴、反応によってtIfsする方法などを応用
して合成することができる。
また、本発明のオルガノポリシロキサンの一部及び原料
は、米国ベトラーク・システム社(Petrarch 
 Systems、  Inc)からも市販されている
本発明のオルガノポリシロキサンの重量平均分子岳は1
,000〜100.Gooのものが好ましい。
本発明のオルガノポリシロキサンを写真構成層に含有さ
せるには、塗布液にあらかじめ添加する方法と、本発明
のオルガノポリシロキサンをオーバーコート又は浸透さ
せる等の方法があるが、製造コストの点で、前者の方が
好ましい。塗布液に添加する方法としては、分散液の存
在下に本発明のオルガノポリシロキサンを、水或いは親
水性コロイド溶液中、例えばゼラチン溶液中に分散し、
さらに所望の写真用塗布液に添加する方法や、写真用の
ゼラチン溶液中に分散剤の存在下に分散し、そのまま塗
布する方法などがある。
分散剤としては、写真用として通常用いられている界面
活性剤を使用することができ、例えば。
アニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、両性界
面活性剤あるいはカチオン性活性剤から適宜選択される
ものを用い、超音波ホモジナイザーあるいはバルブホモ
ジナイザー、等を用いて分散することができる。本発明
のオルガノポリシロキサンの分散状態での好ましい粒径
としては0.1〜10μの粒径で、粒径が小さすぎると
本発明の効果、特にすべり性が劣化し、粒径が大き過ぎ
ると失透して感光材料として好ましくない。また、分散
に際しては、分散を容易にするためや、粒径をコントロ
ールするために、酢酸エチル、メタノール、アセトンな
どの低沸点有撮溶媒や、トリクレジルフォスフェート等
の通常良く用いられる高沸点有111?IF媒を用いて
も良い。
本発明のオルガノポリシロキサンの使用署は、含有され
る写真構成層のバインダーに対して0.3〜30重塁%
の範囲が好ましく、1〜10重量%の範囲が特に好まし
い。
また、本発明においては2種以上の本発明のオルガノポ
リシロキサンを適宜併用することができる。
本発明においては、ハロゲン化銀写真感光材料を構成す
る写真構成層とは、ハロゲン化銀乳剤層ならびに保護層
、中間層、ハレーション防止層およびバックコート層等
の非感光性層をいう。
本発明のオルガノポリシロキサンを写真構成層のどの層
に用いても良いが、特に保護層、あるいはバックコート
層に用いるのが本発明の効果が顕著で好ましい。
また、本発明のオルガノポリシロキサンを剥離タイプの
拡散転写型ハロゲン化銀感光材料の剥離面を有する唐に
用いると優れた性能を発揮することができる。
本発明に有利に用いられる親水性コロイドとしては、ゼ
ラチンの他にLIWQ体ゼラチン、コロイド状アルブミ
ン、寒天、アラビアゴム、アルギン酸、たとえばアセチ
ル含量19〜26%にまで加水分解されたセルロースア
セテートの如きセルローズ誘導体、アクリルアミド、イ
ミド化ポリアクリルアミド、カゼイン、たとえばビニル
アルコール−ビニルシアノアセテートコボリマーの如き
ウレタン、カルボンwigまたはシアノアセチル基を含
むビニルアルコールポリマー、ポリビニルアルコール、
ポリビニルピロリドン、颯水分解ポリビニルアセテート
、蛋白質または飽和アシル化蛋白質とビニル基を有する
モノマーとの重合で得られるポリマー等が包含される。
本発明においては、前記親水性コロイドからなる塗布膜
の物性を改良する目的で必要に応じて各種の膜物性改良
剤、例えばti!i剤を用いることは望ましいことであ
る。例えば硬膜剤を併用すれば、本発明で言う擦過傷防
止に相乗的な効果が得られるのみならず、被膜の機械的
強度ajよび処理液に対する耐溶解特性もより改善され
る。
ここに親水性コロイドとしてゼラチンを用いる場合、代
表的な硬膜剤の具体例としてはアルデヒド系、エポキシ
系、エチレンイミン系、活性八日、ゲン系、ビニルスル
ホン系、イソシアネート系、スルホン酸エステル系、カ
ルボジイミド系、ムコクロル酸系、アシロイル系、ピリ
ジウム塩基、さらには高分子系硬膜剤等の各種硬膜剤を
挙げることができる。
この時使用する硬膜剤の良は、目的とするゼラチン膜の
種類、要求される物理的性質、写真特性に応じて本発明
効果を損なわない任意の範囲であればよい。
本発明に用いられる親水性コロイドには必要に応じて前
記硬膜剤以外の写真用添加剤として、例えばゼラチン可
塑剤、界面活性剤、紫外線吸収剤、カブリ防止剤、アン
チスティン剤、pH調節剤、酸化防止剤、帯電防止剤、
増粘剤、粒状性向上剤、染料、モルダント、増白剤、現
像速度調整剤、マット剤等を本発明の効果が損なわれな
い範囲内で使用することができる。
本発明に用いることのできるマット剤としては、例えば
英国特許第1,221,980号明lll書、米国特許
第2,992,101号明細書、同第2,956,88
4号明m=に記載されている化合物、特に0.5〜20
μ−の粒径をもつシリカ、0.5〜20μmの粒径をも
つポリメチルメタアクリレートの重合体等、特開昭60
−126644号明sit号明載されているアルカリ可
溶性マット剤等を挙げることができる。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料に用いられるハロゲ
ン化銀乳剤(以下水元、明のハロゲン化銀乳剤という。
)には、ハロゲン化銀として臭化銀、沃臭化銀、沃塩化
銀、塩臭化銀、および塩化銀等の通常のハロゲン化銀乳
剤に使用される任意のものを用いる事ができる。
本発明のハロゲン化銀乳剤は、常法により化学増感する
ことができる。即ち、硫黄増感法、セレン増感法、還元
増感法、金その池の肖金匡化合物を用いる貴金属増感法
などを単独で又は組み合わせて用いることができる。
本発明のハロゲン化銀乳剤は、写真業界において増感色
素として知られている色素を用いて、所望の波長域に光
学的に増感できる。増感色素は単独で用いてもよいが、
2種以上を組み合わせて用いてもよい。増感色素ととも
にそれ自身分光増感作用を持たない色素、あるいは可視
光を実質的に吸収しない化合物であって、増感色素の増
感作用を強める強色増感剤を乳剤中に含有させてもよい
。゛増感色素としては、シアニン色素、メロシアニン色
素、複合シアニン色素、複合メロシアニン色素、ホロポ
ーラ−シアニン色素、ヘミシアニン色素、ステリル色素
およびヘミオキサノール色素が用いられる。
特に有用な色素は、シアニン色素、メロシアニン色素、
および複合メロシアニン色素である。これらの色素類に
は、塩基性異部環核としてシアニン色素類に通常利用さ
れる核のいずれをも適用できる。すなわち、ビロリン核
、オキサゾリン核、チアゾリン核、ピロール核、オキサ
ゾール核、チアゾール核、セレナゾール核、イミダゾー
ル核、テトラゾール核、ピリジン核およびこれらの核に
脂環式炭化水素環が融合した核:およびこれらの核に芳
香族炭化水素環が融合した核、則ち、インドレニン核、
ベンズインドレニン核、インドール核、ベンゾチアゾ−
ル核、ナフトチアゾ−ル核、ベンゾチアゾール核、ナフ
トチアゾール核、ベンゾセレナゾール核、ベンズイミダ
ゾール核、キノリノ核などである。これらの核は、炭素
原子上でW1換されてもよい。
メロシアニン色素または複合メロシアニン色素にはケト
メチレン構造を有する核として、ピラゾリン−5−オン
核、チオヒダントイン核、2−チオオキサゾリジン−2
,4−ジオン核、チアゾリジン−2,4−ジオン核、ロ
ーダニン核、チオパルごツール酸液などの5〜6員異節
環核を適用することが出来る。
有用な青感光性ハロゲン化銀乳剤層に用いられる増感色
素としては、例えば西独特許929,080@、米国特
許2,231,658号、同2□493.748号、同
2,503、776号、同2,519,001号、同2
,912,329号、同3.656,959号、同 3
,672,897号、同 3,694,217号、同4
,025,349号、同4,046,572号、英国特
許1,242.588号、特公昭44−14030号、
同52−24844号等に記載されたものを挙げること
ができる。また緑感光性ハロゲン化銀乳剤に用いられる
有用な増感色素としては、例えば米国特許1,939,
201号、同2,072,908号、同 2,739,
149号、同 2,945,763号、英国特許505
.9794等に記載されている如きシアニン色素、メロ
シアニン色素または複合シアニン′色素をその代表的な
ものとして挙げることができる。さらに、赤感光性ハロ
ゲン化銀乳剤に用いられる有用な増感色素としては、例
えば米国特許2、269.234号、同 2,270,
378号、同2,442,710号、同2,454,6
29号、同2.776、280号等に記載されている如
きシアニン色素、メロシアニン色素または複合シアニン
色素をその代表的なものとして挙げることができる。更
にまた米国特許2,213,995号、同2,493.
748号、同2,519.Got号、西独特許929.
080号等に記載されている如きシアニン色素、メロシ
アニン色素または複合シアニン色素を緑感光性ハロゲン
化銀乳剤または赤感光性ハロゲン乳剤に有利に用いるこ
とができる。
これらの増感色素は単独に用いても良いが、それらの組
み合わせを用いても良い。増感色素の組み合わせは特に
、強色増感の目的でしばしば用いられる。その代表例は
、特公昭43−4932号、同43−4933号、同 
43−49313号、同44−32753号、同45−
25831号、同45−26747号、同46−116
27号、同46−18107M、同47−8741号、
同47−11114M、同47−25319号、同47
−37443号、同48−28293号、同48−38
406号、同48−38407号、同48−38408
号、同48−41203号、同48−41204号、同
49−6207号、同50−40662号、同53−1
2375号、同54−34535号、同55−1569
号、特開昭50−33220号、同50−33828号
、同50−38526号、同51−107127号、同
 51−115820号、同 51−135528号、
同51−151527号、同52−23931号、同5
2−51932号、1?i1 52−104916号、
同 52−104917号、同 52−109925号
、同52−110618号、同54−80118”、、
同56−25728号、同57−1483号、同5g−
10753号、同58−91445号、同58−153
926号、同59−114533号、同59−1166
45号、同59−116647号、朱印特許第2,68
8,545号、同2.977.229号、同3,397
,060号、同3.506.443号、同3.578.
447号、同3,672,898号、同3.679.4
28号、同3.769.301号、同3,814,60
9号、同3.837.862号に記載されている。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料は黒白感光材■、カ
ラー感光材料のいずれであってもよいが、カラー感光材
料の場合、乳剤層には、発色現像処理において、芳香族
第1級アミン現像剤(例えばp−フェニレンジアミン誘
導体や、アミノフェノール誘導体など)の酸化体とカッ
プリング反応を行い色素を形成する色素形成カプラーが
用いられる。該色素形成カプラーは各々の乳剤層に対し
て乳剤層の感光スペクトル光を吸収する色素が形成され
るように選択されるのが普通であり、青感性乳剤層には
イエロー色素形成カプラーが、緑感性乳剤層にはマゼン
タ色素形成カプラーが、赤感性乳剤層にはシアン色素形
成カプラーが用いられる。
しかしながら目的に応じて上記組み合わせと異なった用
い方でハロゲン化銀カラー写真感光材料をつくってもよ
い。
これら色素形成カプラーは分子中にバラスト基と呼ばれ
るカプラーを非拡散化する、炭素数8以上の基を有する
ことが望ましい。又、これら色素形成カプラーは1分子
の色素が形成されるために4分子の銀イオンが還元され
る必要がある4等量性であっても、2分子の銀イオンが
還元されるだけで良い2等量性のどちらでもよい。色素
形成カプラーには現像主薬の酸化体とのカップリングに
よって現像促進剤、漂白促進剤、現幽剤、ハロゲン化銀
溶剤、調色剤、硬膜剤力、ブリ剤、カブリ防止剤、化学
増感剤、分光増感剤、及び減感剤のような写真的に有用
なフラグメントを放出する化合物を含有させることがで
きる。これら色素形成カプラーに色補正の効果を有して
いるカラードカプラー、あるいは現Qに伴って現像抑制
剤を放出し、画像の鮮鋭性や@像の粒状性を改良するD
IRカプラーが併用されてもよい。この際、DIRカプ
ラーは該カプラーから形成される色素が同じ乳剤層に用
いられる色素形成カプラーから形成される色素と同系統
である方が好ましいが、色の濁りが目立たない場合は異
なった種類の色素を形成するものでもよい。DIRカプ
ラーに替えて、該カプラーと又は併用して現像主薬の酸
化体とカップリング反応し、無色の化合物を生成すると
同時に現像抑制剤を放出するDIR化合物を用いてもよ
い。
用いられるDIRカプラー及びDIR化合物には、カッ
プリング位に直接抑制剤が結合したものと、抑制剤が2
価基を介してカップリング位に結合しており、カップリ
ング反応により離脱した邸内での分子内求核反応や、分
子内電子移動反応等により抑制剤が放出されるように結
合したもの(タイミングDIRカプラー、及びタイミン
グDIR化合物と称する)が含まれる。又、抑制剤も離
脱後払散性のものとそれほど拡散性を有していないもの
を、用途により単独で又は併用して用いることができる
。芳香族第1級アミン現像剤の酸化体とカップリング反
応を行うが、色素を形成しない無色カプラーを色素形成
カプラーと併用して用いることもできる。
また本発明に用いられる支持体としては、たとえばバラ
イタ紙、ポリエチレン被覆紙、ポリプロピレン合成紙、
ガラス板、セルロースアセテート、セルロースナイトレ
ート、たとえばポリエチレンテレフタレート等のポリエ
ステルフィルム、ポリアミドフィルム、ポリプロピレン
フィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリスチレンフ
ィルム等が代表的なものとして包含され、これらの支持
体はそれぞれハロゲン化銀写真感光材料の使用目的に応
じて適宜選択される。
本発明のハロゲン化銀感光材料の現像処理には、秒々の
方法を用いる事が出来る。この現象処理は、目的に応じ
て銀画像を形成する処理(黒白現像処理)、あるいは色
画像を形成する現3処理のいずれであっても良い。
黒白現像処理としては、現像処理工程、定着処理工程、
水洗処理工程がなされる。現象処理工程後、停止処理工
程を行ったり定着処理工程後、安定化処理工程を施す場
合は、水洗処理工程が省略される場合がある。また現象
主薬またはそのプレカーサーを感材中に内臓し、現象処
理工程をアルカリ液のみで行なってもよい。現像液とし
てリス現像液を用いた現像処理工程を行なってもよい。
カラー現像処理として、発色現像処理工程、漂白処理工
程、定着処理工程、必要に応じて水洗処理工程、及び/
または安定化処理工程を行うが、漂白液を用いた処理工
程と定着液を用いた処理工程の代わりに、1浴漂白定着
液を用いて、漂白定着処理工程を行なうことも出来るし
、発色現像、漂白、定着を1浴中で行なうことが出来る
1浴用a漂白定着処理液を用いたモノバス処理工程を行
なうことも出来る。
これらの処理工程に組み合わせて前硬膜処理工程、その
中和工程、停止定着処理工程、後1i!膜処理工程等を
行なってもよい。これら処理において発色現像処理工程
の代わりに発色現像主薬、またはそのプレカーサーを材
料中に含有させておき現像処理をアクチベーター液で行
なうアクチベーター処理工程を行ってもよいし、モノバ
ス処理に代えてアクチベーター処理と漂白、定着処理と
同時に行なってもよい。これらの処理中代表的な処理を
示す。(これらの処理は最終工程として、水洗処理工程
、安定化処理工程、水洗処理工程及び安定化処理工程の
いずれかを行なう。) ・発色現&処理工程−漂白処理工程一定着処理工程 ・発色現象処理工程−漂白定着処理工程・前硬膜処理工
程−中和処理工程−発色現像処理工程−停止定着処理工
程−水洗処理工程−漂白処理工程一定着処理工程−水洗
処理工程−後硬膜処理工程 ・発色現像処理工程−水洗処理工程−補足発色現像処理
工程−停止処理工程−漂白処理工程一定着処理工程 ・モノバス処理工程 ・アクチベーター処理工程−漂白定積処理工程・アクチ
ベーター処理工程−漂白処理工程一定着処理工程 本発明は親水性コロイド層を有する各種写真感光材料に
適用することができるが、代表的には感光性成分として
ハロゲン化銀を用いる型の写真感光材料、例えば一般ネ
ガ感光材料、一般リバーサル感光材料、一般用ポジ感光
材料、直接ポジ感光材料、特殊用(例えば印刷用、Xレ
イ用、高解像力用、赤外用、紫外用等)ハロゲン化銀写
真感光材料等に用いることができる。
[発明の効果] 本発明のオルガリノボリシOキサンを写真構成層に用い
ることにより、スベリ性が良好で、かつ高温高湿の条件
で保存されても、感光材料どうしの接着が防止されたハ
ロゲン化銀写真感光材料を得ることができた。
[実施例] 以下に本発明の具体的実施例を述べるが、本発明の!!
!様はこれらに限定されない。
以下余白 [実施例] 以下の全ての実施例において、ハロゲン化銀写真感光材
料中の添加lは特に記載のない限り1デ当りのものを示
す。また、ハロゲン化銀とコロイド銀は銀に換算して示
した。
トリアセチルセルロースフイ′ルム支持体上に、下記に
示すような組成の各層を順次支持体側から形成して、多
層ハロゲン化銀カラー写真感光材料を作製した。
第1m!;ハレーション防止層 黒色コロイド銀を含むゼラチン層。
第211;中間層 2.5−ジ−t−オクチルハイドロキノンの乳化分散物
を含むゼラチン層。
第3層;低感度赤感性ハロゲン化銀乳剤層平均粒径(r
 )  0.30 μra 、 AQ 116モル%を
含むAa Br 11からなる 単分散乳剤(乳剤工)・・・ 銀塗布ffl L8rJ/f 増感色素工・・・ 銀1モルに対して6X1G−5モル 増感色素■・・・ 銀1モルに対して1.0X1G−5モルシアンカプラー
(C−1)・・・ 銀1モルに対して0.06モル カラードシアンカプラー(CC−1>・・・銀1モルに
対して0.003−Eル DIR化合物(D−1)・・・ 銀1モルに対して0.0015モル DIR化合物(D−2)・・・ 銀1モルに対して0.002モル 第4層;高感度赤感性ハロゲン化銀乳剤層平均粒径(r
 )  0.5μ−1Agl  7−0モル%を含むA
gBr !、からなる 単分散乳剤(乳剤■)・・・ 銀塗布m 1.3111 /f 増感色累工・・・ 銀1モルに対して3X10−5モル 増感色素■・・・ 銀1(ルに対して1.0X10−5モルシアンカプラー
(C−1)・・・ 銀1モルに対して0.02モル カラードシアンカプラー(CG−1)・・・銀1モルに
対して0.0015モル DIR化合物(D−2)・・・ 111モルに対してQ、001モル 第5層;中間層 第211と同じ、ゼラチン層。
第6H;低感度緑感性ハロゲン化銀乳剤層乳剤−■・・
・塗布銀t;k 1.5<17f増感色素■・・・ 111モルに対して2.5X10−5モル増感色素■・
・・ 銀1モルに対して 1.2X10’モルマゼンタカプラ
ー(M−1)・・・ 銀1モルに対してo、 osoモル カラードマゼンタカプラー(CM−1)・・・111モ
ルに対して、0.009モル DIR化合物(D−1)・・・ @1モルに対してo、ooioモル DIR化合物(D−3)・・・ 銀1モルに対して0.0030モル 第7層;高感度緑感性ハロゲン化銀乳剤層乳剤−■・・
・塗布銀最1.4g/i2増感色素■・・・ 銀1モルに対して 1.5X10−5モル増感色素■・
・・ 銀1モルに対して 1.0X10−5モルマゼンタカプ
ラー(M−1)・・・ 銀1モルに対して0.020モル カラードマゼンタカプラー(CM−1,)・・・銀1モ
ルに対して0.002モル DIR化合物(D−3)・・・ 銀1モルに対してo、ooioモル 第8F!i;イエローフィルタ一層 黄色コロイド銀と2.5−ジー【−オクチルハイドロキ
ノンの乳化分散物とを含むゼラチン層。
第9層:低感度青感性ハロゲン化銀乳剤層平均粒径0.
48μs、Aoffi6モル%を含むAg8r iから
なる 単分散乳剤(乳剤■)・・・ 銀塗布Q O,90/f 増感色素V・・・ 銀1モルに対して1.3X10−5モルイエローカプラ
ー(Y−1)・・・ 銀1モルに対して0.29モル 第ion :高感度青感性乳剤層 平均粒径0.8μ露、Ag115モル%を含むl 3r
 lからなる 単分散乳剤(乳剤■)・・・ 銀塗布N O,5(J /f 増感色素V・・・ 銀1モルに対して1.0X10−5モルイエローカプラ
ー(Y−1)・・・ 銀1モルに対して0.08モル DIR化合物(D−2)・・・ 銀1モルに対して0.0015モル 第11層:紫外線吸収剤含有層 沃臭化銀(Agffi1モル%平均粒径0.07 μr
a )銀塗布ffi 0.5o /f紫外線吸収剤 U
V−1,tJV−2及びホルマリンスカベンジャ−H8
−1を含むゼラチン層。
第12層;第2保護層 以下の保護層塗布液をゼラチン 0.6g/fとなるように塗布した。
[オルガノポリシロキサン分散液の調整]A液 オルガ
ノポリシロキサン (例示化合物O8−1)     2.O。
酢酸エチル         1.5gB液 ゼラチン
水溶液5%      201gトリイソプロピルナフ
タレン スルホン酸ソーダ       2.0gC液 ゼラチ
ン水溶液7%      5odA液とB液を混合して
、マントノコ−リン社製バルブ型ホモジナイザーを用い
て、分散物の粒径が0.8μ位になるようにコントロー
ルして、分散液を得た。得られた分散液にC液を添加し
、水を加えて8011に仕上げて、オルガノポリシロキ
サン分散液とした。
[保:!I層塗布液] オルガノポリシロキサン分散液    70.Qゼラチ
ン              40Qソジウムーアミ
ルーデシルスルホ サクシネート   ’         i、ogエチ
ルメタクリレート30モル%、 メチルメタクリレート30モル%、 メタクリルWi40モル%のコポリマー粒子(*平均粒
径2.2μm )  4.0g1.2−ビスビニルスル
ホニルエタン2.0(1水で10001Qに仕上げる。
*平均粒径は、堀場式自動粒度分布測定機CAPA−5
00を用いた。
尚、各層には上記組成物の他に、ゼラチン硬化剤(H−
1)や界面活性剤を添加した。
各層に含まれる化合物は下記の通りである。
増感色素工;アンヒドロ5,5′−ジクロロ−〇−エチ
ルー3,3′−ジー(3−ス ルホプロピル ヒドロキシド 増感色素■:アンヒドロ9−エチル−3,3’ −ジー
(3−スルホプロピル)−4゜ 5.4’ 、5’ −ジベンゾチアカルボシアニンヒド
ロキシド 増感色素■;アンヒドロ5.5′−ジフェニル−9−エ
チル−3,3′−ジー(3− スルホプロピル)オキサカルボシア ニンヒドロキシド 増感色素■;アンヒト09−エチル−3,3’ −ジー
(3−スルホプロビルンー5゜ 6.5’ 、6’ −ジベンゾチアカルボシアニンヒド
ロキシド 増感色素V:アンヒドロ3.3′−ジー(3−スルホプ
ロピル)−4,5−ベンゾ− 5′−メトキシチアシアニン 以下余白 M3 M−1 (J (J I V−1 C+He(t) UV−2 Is−1 かくして得られた試料を試料Aとする。また08−1の
かわりに、表−1に示すようなオルガノポリシロキサン
を用いた以外は試料Aと同一の試料B−Hを作成した。
また比較用として、下記構造のオルガノボッシロキサン
■および■を用いた試料を試料イおよびOとする。
以下余白 rビ中交イに金物  工 rヒ壷喪イζ4ト倖勿 工 以下余白 これらの試料について、・乳剤層側表面の摩擦係数およ
び高温高湿下における乳剤面とトリアセテート裏面との
耐接着性を以下のような方法で調べた。
結果を表−1に示す。
[摩擦係数] ・米国ASTMD−1814の方法に準じて測定試料は
23℃ 55%RH(相対湿度)23℃80%RHそれ
ぞれ24時111:l湯漬測定した。
・写真フィルム用遮光紙に対する動摩擦係数で表示 [耐接着性試験法] 試料を5x5cmの大きさに裁断して2枚をillとし
、23℃ 80%RH(相対湿度)の雰囲気下で24時
間調湿した後、それぞれ同試料の保護層と褒面層とを接
触させ800gの荷重をかけ40℃80%RH下で24
時間保存侵荷重を取り除き試料をはがして接着部分の面
積を測定し耐接着性を評価した。評価基準は次に示す方
法によった。
ランクA 接着部分の面積  O〜20%B     
     21〜40% G          41〜60% 0         61〜80% E          81%以上 以下余白 表−1 表1から明らかなように本発明例の試料は、すべり性が
良く、かつフィルムベース裏面との接着性も少なく、優
れた表面物性を有している。
実施例2 下引きをほどこしたポリエチレンテレフタレート支持体
の両面に、臭化銀98.5so 1%、沃化銀1.5m
ofL%から成る平均粒径1.2μの高感度ハロゲン化
銀粒子を含むハロゲン化銀乳剤層と保IIHとを塗設し
、X線用ハロゲン化銀写真感光材料を得た。
ハロゲン化銀乳剤には、ハロゲン化銀1モルあたり次の
添加剤を添加した。
4−ヒドロキシ−6−メチル−1゜ 3.3a 、7−テトラザインデン  1.2gジエチ
レングリコール       11.OQクリオキザー
ル          1.2gジエチルへキシルサク
シネート スルホン酸ナトリウム        1.5gバラニ
トロフェニルトリフェニル フォスファイトクロライド      0.2aこうし
て調整した塗布液を銀4Q/f、ゼラグーン1.γQ/
fになるように塗布した。
また保1層は、ゼラチン還が1,2σ/fになるように
下記組成の塗布液を塗布した。
[保護層組成] ゼラチン              800ジエチル
へキシルサクシネート スルホン酸ナトリウム         1gムコクロ
ル酸            1g平均粒径が3〜4μ
のポリメチル メタクリレート            2gバラノニ
ルフェニルオキシエヂレン 工−ラ゛ル・ホルムアルデヒド工縮合物g ポリオキシエチレン−ジ− ノニルフェノールエーテル 硫酸ナトリウム            2g実施例1
の方法で作られた オルガノポリシロキサン 08−1分散液          120dかくして
得られた試料を試料工とする。
また、08−1のかわりに、表−2に示すようなオルガ
ノポリシロキサンを用いた以外は、試料工ど同一の試料
をJ−Mを作成した。
これらの試枕について、実施例1と同様に乳剤層側表面
のam係数および、高温高湿下における乳剤面どうしと
の耐接着性を調べた。
結果を表−2に示す。
以下余白 表−2 表2から明らかなように、白黒感光材料についても、本
発明例の試料は、すべり性が良く、かつ高温高湿下での
乳剤面どうしの耐接着性も優れた表面物性を有している
特許出願人 小西六写真工業株式会社 手F−?fll 、cE問t  (自発)昭和61年0
9月241コ 昭和61鋒特許願 第562(33号 2、発明の名称 スベリ性及び耐接着性の改良されたハロゲン化銀写真感
光材料 3、補正をする者 事件との関係    特許出願人 住所  東京都新宿区西新宿1丁目26番2号名称  
(127)  小西六写真工業株式会社代表取締役  
    J[手 恵生 4、代理人  〒102 住所  東京都千代III区九段北4丁目1番1号九段
−ロ坂ビル電話263−9524 明細四の「3、発明の詳細な説1jJ Jの摺6、補正
の内容 発明の詳細な説明の欄を下記表の如く補正1°る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体上に、少なくとも一層のハロゲン化銀乳剤
    層を有するハロゲン化銀写真感光材料において、前記支
    持体上に設けられたハロゲン化銀写真感光材料を構成す
    る写真構成層の少なくとも一層には、下記一般式[ I
    ]で表わされる構成単位および/または下記一般式[I
    I]で表わされる基を有するオルガノポリシロキサンが
    含有されていることを特徴とするハロゲン化銀写真感光
    材料。 一般式[ I ]▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R_1は水素原子、アルキル基またはアリール
    基を表わす。R_2は炭素原子数4以上のアルキル基を
    表わす。Aはアルキレン基を表わし、mは0または1を
    表わす。また、Bは−O−、−COO−、−OCO−、
    −NHCO−、 −CONH−、−S−、−SO_2−、 −SO_2NH−または−NHSO_2−を表わす。]
    一般式[II]▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R_2、A、Bおよびmは一般式[ I ]にお
    けるR_2、A、B、mと同義である。R_3およびR
    _4は、それぞれ水素原子、アルキル基、アリール基ま
    たは−(A)_m−B−R_2を表わす。](2)前記
    オルガノポリシロキサンが、写真構成層のうちの最外層
    の少なくとも一層に含有されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第(1)項記載のハロゲン化銀写真感光材
    料。
JP5626386A 1986-03-14 1986-03-14 スベリ性及び耐接着性の改良されたハロゲン化銀写真感光材料 Granted JPS62212649A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7462762B2 (en) * 2001-04-04 2008-12-09 Biogemma Method for producing modified carbon-based metabolism C4 plants by overexpression of phosphoenolpyruvate carboxylase

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7462762B2 (en) * 2001-04-04 2008-12-09 Biogemma Method for producing modified carbon-based metabolism C4 plants by overexpression of phosphoenolpyruvate carboxylase

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