JPS6221171Y2 - - Google Patents

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JPS6221171Y2
JPS6221171Y2 JP18929581U JP18929581U JPS6221171Y2 JP S6221171 Y2 JPS6221171 Y2 JP S6221171Y2 JP 18929581 U JP18929581 U JP 18929581U JP 18929581 U JP18929581 U JP 18929581U JP S6221171 Y2 JPS6221171 Y2 JP S6221171Y2
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JP
Japan
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chains
guide frame
chain
cable drag
mechanical part
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JP18929581U
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JPS5895132U (ja
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  • Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、固定エネルギ源から可動機械部へエ
ネルギを供給するのに用いられるケーブル、ホー
ス等の可撓体の移動支持装置、すなわちケーブル
ドラツグチエーン装置に関する。
従来のこの種ケーブルドラツグチエーン装置と
して、第1図に示すように一対のケーブルドラツ
グチエーン1a,1bで形成する閉ループ空間内
(各チエーン1a,1bの一端は移動ストローク
の中央の位置に固定端金具2で固定され、他端は
可動機械部に移動端金具3で固定される。)に案
内フレーム4が内装された水平移動式のもの(特
開昭55−10126号)、あるいは第2図に示すように
旋回移動式のもの(実公昭56−15885号)がある
が、これらはいずれも案内フレーム4とチエーン
1a,1bとの間に長手方向に隙間5が設けてあ
る。これはチエーン1a,1bが多角形運動する
ことから、閉ループ空間の長手方向の長さが変化
すること等による。
しかるに、この隙間5があつてチエーン1a,
1bが緊張されていないため、チエーン1a,1
bのピンとリンクプレート間にはガタが生じてお
り、これによつて移動端の起動に際して起動によ
る衝撃を生じ、あるいはチエーン1a,1bが玉
突き状態を生じチエーン1a,1bがあおられ、
あるいは移動端側に固定された可動機械部の振動
を受けてチエーン1a,1bが共振する等によつ
て、騒音が発生すると共にチエーン1a,1bの
耐久性が著しく低下する。
又チエーン1a,1bが高速移動する場合に
は、屈曲部において遠心力のためチエーン1a,
1bが案内フレーム4から浮き上つて、次に案内
フレーム4に衝接し、又移動方向を急激に反対方
向に変更する場合にも、それまでの運動慣性に対
抗して向きを変えるので、停止時に衝撃を生じた
り、チエーン1a,1bがあおられたりして、騒
音を発生すると共にチエーンの耐久性を著しく低
下させる。そしてあおり現象で逆ぞりしたり、遠
心力により許容屈曲半径以上に屈曲したりする
と、ノーバツクベンドを阻害する無理な力が働
き、チエーン1a,1bの耐久性が著しく損われ
る。
本考案は以上の欠点を除去するもので、多本数
の、大重量のケーブル、ホース等の可撓体の支持
移動に際して、チエーンのバタツキをなくしてチ
エーンの耐久性を改善すると共に騒音の発生を防
止し得るケーブルドラツグチエーン装置を提供す
るものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第3〜4図において、6a,6bは夫々2条の
並列するチエーン間にケーブル、ホース等を保持
するステーを挟着したケーブルドラツグチエーン
であり、各々の一端が移動ストロークの中央の位
置に固定端金具2で固定され、他端が図示しない
可動機械部に移動端金具3で固定され、該一対の
チエーン6a,6bが組になつて閉ループを形成
している。
7は前記一対のチエーン6a,6bで形成する
閉ループ空間内に内装された環状の案内フレーム
で、チエーンを緊張する方向に付勢する圧縮コイ
ルバネ8で分割フレーム7a,7bを連結して構
成されており、チエーン6a,6bは該案内フレ
ーム7によりテンシヨンをかけられてフレーム7
上に案内支承される。案内フレーム7の両端部は
ケーブルドラツグチエーン6a,6bの屈曲半径
と同等もしくは若干大きく形成されている(チエ
ーンの騒音を防止するため)。又、チエーン6
a,6bには移動を容易にするため走行ローラ9
が取付けられているが、該ローラ9はなくてもよ
い。
ケーブル、ホース等の可撓体10は、固定端金
具2側からケーブルドラツグチエーン6a.6bの
各々の中間に挟着されたステー11a,11bに
挿入され、終端が移動端金具3につながれた図示
しない可動機械部に連結される。そして電気、
油、空気等のエネルギは該可撓体10を通つて固
定端側から可動機械部に供給される。可撓体10
は2つのチエーン6a,6bに収納され、該チエ
ーン6a,6bの閉ループ内には案内フレーム7
が挿入されているので、多本数の大重量のケーブ
ル、ホース等を安全確実に支持できる。
本考案に係るケーブルドラツグチエーン装置
は、以上のように構成されているので、図示しな
い可動機械部が、例えば第3図において左側に移
動すると、上側のチエーン6aは押され、下側の
チエーン6bは引張られて、チエーン6a,6b
は可動機械部の動きに追随して移動する。
この時、下側のチエーン6bは案内フレーム7
の右側の半円部を押すので、押された案内フレー
ム7は閉ループ内をチエーン6a,6bの動きに
追随して移動する。この場合、案内フレーム7の
移動速度は可動機械部の移動速度すなわちチエー
ン6a,6bの移動速度の半分の速度で動くこと
になり、案内フレーム7は可動機械部の移動距離
の半分だけ移動する。
そして重要なことは、案内フレーム7の中央部
には圧縮コイルバネ8が挟装固定されてチエーン
6a,6bはテンシヨンがかけられた状態になつ
ていることである。
即ち、チエーン6a,6bのピンとリンクプレ
ート間はテンシヨンによつてガタを生じていない
ので、チエーンが玉突き状態を起こさず、チエー
ンのあおりもなくなり、又チエーンの共振もなく
なる。更に高速移動時にも遠心力による浮き上り
を防止し、進行方向の急激な変更に対してもチエ
ーンのあおりが抑制される。
本考案は以上のように、一対のケーブルドラツ
グチエーンで形成する閉ループ空間内に内装され
た案内フレームが、チエーンを緊張する方向に付
勢する弾性体で分割フレームを連結して構成さ
れ、一対のケーブルドラツグチエーンにはテンシ
ヨンがかけられているので、これによつてチエー
ンにたるみがなくなり、前述のようにチエーンの
玉突き、あおり、共振、浮き上り等が防止され
て、騒音がなくなると共にチエーンの耐久性が著
しく向上するという優れた効果を有するものであ
る。
なお、ケーブルドラツグチエーンの形状として
は特に述べていないが、種類は問わない。
又、案内フレームの弾性体は、実施例では圧縮
コイルバネを使用したが、その他皿バネ、ウレタ
ンゴム等、弾発力を有するものであればよい。そ
して弾性体の設置箇所としては案内フレームの中
央部に限らず、更に案内フレームを複数に分割し
弾性体を複数設置してもよい。
又、本考案は水平移動式の場合について説明し
たが、従来例で示した旋回移動式(第2図参照)
の場合にも適用できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1〜2図は従来例を示し、第1図は正面図、
第2図は平面図、第3〜4図は本考案の一実施例
を示し、第3図は正面図、第4図は第3図A−A
線における断面図である。 6a,6b……ケーブルドラツグチエーン、7
……案内フレーム、7a,7b……分割フレー
ム、8……弾性体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端が固定され他端が可動機械部に連結された
    一対のケーブルドラツグチエーンで形成する閉ル
    ープ空間内に案内フレームを内装したケーブルド
    ラツグチエーン装置において、前記案内フレーム
    がチエーンを緊張する方向に付勢する弾性体で分
    割フレームを連結して構成されたケーブルドラツ
    グチエーン装置。
JP18929581U 1981-12-21 1981-12-21 ケ−ブルドラツグチエ−ン装置 Granted JPS5895132U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18929581U JPS5895132U (ja) 1981-12-21 1981-12-21 ケ−ブルドラツグチエ−ン装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18929581U JPS5895132U (ja) 1981-12-21 1981-12-21 ケ−ブルドラツグチエ−ン装置

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Publication Number Publication Date
JPS5895132U JPS5895132U (ja) 1983-06-28
JPS6221171Y2 true JPS6221171Y2 (ja) 1987-05-29

Family

ID=30103243

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18929581U Granted JPS5895132U (ja) 1981-12-21 1981-12-21 ケ−ブルドラツグチエ−ン装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4209431B2 (ja) 2006-06-01 2009-01-14 株式会社椿本チエイン ケーブル類保護案内装置用スケーティング台車

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Publication number Publication date
JPS5895132U (ja) 1983-06-28

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