JP2679957B2 - 延線金車 - Google Patents

延線金車

Info

Publication number
JP2679957B2
JP2679957B2 JP8584295A JP8584295A JP2679957B2 JP 2679957 B2 JP2679957 B2 JP 2679957B2 JP 8584295 A JP8584295 A JP 8584295A JP 8584295 A JP8584295 A JP 8584295A JP 2679957 B2 JP2679957 B2 JP 2679957B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
small
connecting member
shoe
roller
cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8584295A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08289425A (ja
Inventor
武 山崎
善英 中尾
文夫 加藤
Original Assignee
住友電設株式会社
株式会社安田製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 住友電設株式会社, 株式会社安田製作所 filed Critical 住友電設株式会社
Priority to JP8584295A priority Critical patent/JP2679957B2/ja
Publication of JPH08289425A publication Critical patent/JPH08289425A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2679957B2 publication Critical patent/JP2679957B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Cable Installation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】近年の架空送電線の延線工事にお
いては、引留クランプ、直線クランプなどの剛体部を予
め取付けて延線する工法(プレハブ延線)が採用されて
いる。本発明は、架空送電線の延線工事において電線お
よびクランプなどの剛体部を上下方向に回動自在に枢支
されたローラ上をシューチェーンに載せて電線および剛
体部の送り出す延線金車に関する。
【0002】
【従来の技術】架空送電線の延線工事において、ケーブ
ルを布設する際に、布設するケーブルの送り出しの方向
を変えたり、送り出すケーブルを空中に支持したりする
ため従来より延線金車が使用されている。この延線金車
はケーブルに張力を与えて延線する場合、ケーブルに歪
みを与えることなく、円滑に通過させることが望まし
い。従来よりこの延線金車としては一輪金車、半月金輪
等が知られている。
【0003】前記一輪金車は、一般的に外周にU字溝を
有する1個の滑車を回転可能に支承し、前記溝に沿って
ケーブルを引き出すものであり、電線が湾曲する曲率半
径は滑車の直径で定まる。また前記半月金車は、半月形
の2枚の側板の間に複数個の小形ローラを一つの円弧状
に配列させることで、一輪金車に比べて比較的小形のも
のでケーブルを大きい曲率半径で通過させることができ
る。しかし、小形ローラ上をケーブルが通過するので、
高い張力が加わるとケーブルは小径のローラ上の通過に
よりローラと接触面は点接触状態となりケーブルの圧壊
などの悪影響を受ける。
【0004】そこで、前述のような問題を解決するため
には、特公平4−47535号公報に示す延線金車が開
発された。これは円弧状の側板の円弧に沿って複数個の
小形ローラが配置され、これら複数個の小形ローラに接
触して長手方向に移動するエンドレス状のシューチェー
ンを設け、ケーブルと金車(シューチェーン)との接触
面を改善し圧壊などの問題点が改善されている。電線が
通過する1/3程度の円弧に小形ローラを配置すること
により、一輪金車に比べ小型のもので一輪金車より大き
な曲率半径を得る長所がある。
【0005】しかし、プレハブ延線公報の採用により、
ケーブルに取り付けたクランプなど直線の剛体部を延線
金車に通さなければならない。一輪金車、特公平4−4
7535号公報に示す延線金車、いずれの延線金車の場
合も直線の剛体部が通過する際には、金車への接触面は
点接触に近い支持状態となり、剛体部に対して折り曲げ
る方向の大きさの分力が加わり剛体部および剛体部の両
端部のケーブルに損傷を与えるなどの問題がある。これ
を解決するために剛体部に鋼鉄製のプロテクタで剛体部
を多い、剛体部および剛体部の両端部のケーブルを保護
する対策を取っているが、プロテクタの外径が大きく、
また重量も重く、作業時の負担増および金車の通過時の
障害となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術の問題点に着目してなされたもので、その目的とする
ところは、延線するケーブルおよび剛体部に対して変形
や破損を生じさせることなく、通過可能としかつ延線作
業を容易とした延線金車を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、請求項1は、円弧部を有する側板と、この
側板の円弧部に沿って配置された複数個の小形ローラ
と、これら複数個の小形ローラに接触して該小形ローラ
上を長手方向に移動するエンドレス状のシューチェーン
と、前記側板に設けられ前記シューチェーンにテンショ
ンを付与する撓み防止用ローラと、前記側板に設けられ
延線すべきケーブルの脱線防止ローラとを具備し、前記
シューチェーンと小形ローラとは、その接触部において
シューチェーンの移動方向に互いに嵌合する凹部と凸部
とを有し、前記シューチェーンを構成する各シューは、
前記小形ローラに対向する面の反対側に前記ケーブルを
収容する凹溝を有し、該凹溝は前記シューチェーンが前
記小形ローラに接触している範囲においては、前記小形
ローラが配置された前記円弧部に沿う円弧を構成する形
状をとるようにした延線金車において、前記複数個の小
形ローラの両端部を第1の連結部材によって連結して複
数の小ブロックを構成し、隣合う前記小ブロックの前記
第1の連結部材を第2の連結部材によって上下方向に回
動自在に連結して複数の中ブロックを構成し、これら中
ブロックのうち少なくとも2組の中ブロックの前記第2
の連結部材の中間部を連結アームによって上下方向に回
動自在に連結して大ブロックを構成し、前記中ブロック
を第3の連結部材によって上下方向に回動自在に連結
し、前記中ブロック及び大ブロックを構成する前記第2
の連結部材及び前記連結アームを支持アームにより前記
側板に個々に上下方向に回動自在に枢支したことを特徴
とする。請求項2は、請求項1の前記小ブロックは、少
なくとも2個の小形ローラが第1の連結部材の両端部に
連結され、この第1の連結部材の中間部が第2の連結部
材に上下方向に回動自在に枢支され、ケーブルの途中に
存在する剛体部が前記シュー上を通過する際に剛体部に
倣って小形ローラが直線に配列されることを特徴とす
る。請求項3は、請求項1の前記中ブロックは、少なく
とも2組の小ブロックが第2の連結部材の両端部に連結
され、この第2の連結部材の中間部が連結アームまたは
支持アームに上下方向に回動自在に枢支され、ケーブル
の途中に存在する剛体部が前記シュー上を通過する際に
剛体部に倣って小形ローラが直線に配列されることを
特徴とする。
【0008】
【作用】複数個の小形ローラを連結した小ブロックは、
複数個づつ連結部材によって連結され、中ブロックに構
成され、中ブロックは、複数個づつ連結部材によって連
結され、大ブロックに構成され、中ブロックおよび大ブ
ロックは支持アームによって上下方向に回動自在に枢支
されているため、ケーブルがシューチェーンを通過する
際に、ケーブルの途中に存在する剛体部がシューチュー
ンに差し掛かったとき、剛体部に倣って小形ローラが直
線上に配列され、剛体部はシューチェーンと線接触状態
に支持される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は延線金車の正面図で、図中1は延線金車
本体であり、この本体1は所定間隔を存して配設した扇
状で円弧部2aを有する2枚の側板2によって構成され
ている。2枚の側板2の間には円弧部2aに沿って複数
個の小形ローラ3が所定間隔を存して配置されている。
これら小形ローラ3は、図2に示すように軸心部にシャ
フト4を有しているとともに小形ローラ3の軸方向の中
間部には環状凸部3aが形成されている。さらに、小形
ローラ3の隣り合う2個はシャフト4の両端部を回転自
在に軸支する第1の連結部材5によって連結されてお
り、複数の小ブロック6が構成されている。
【0010】さらに、隣り合う2個の小ブロック6の両
側部には第2の連結部材7が設けられている。この第2
の連結部材7は略コ字状で、その両端部は枢支軸8に
よって前記小ブロック6の中間部、すなわち第1の連結
部材5の長手方向の中間部が上下方向に回動自在に連結
され、複数の中ブロック9が構成されている。また、隣
り合う2個の中ブロック9の枢支軸8相互は第3の連結
部材9aによって上下方向に回動自在に連結されてい
る。
【0011】本実施例によれば、図1に示すように、1
6個の小形ローラ3が8個の小ブロック6に構成され、
さらに8個の小ブロック6が4個の中ブロック9に構成
されている。そして、側板2の円弧部2aの両端側に位
置する2個の中ブロック9を構成する第2の連結部材7
の長手方向の中間部には枢支軸10が突設され、この枢
支軸10は支持アーム11の先端部に回動自在に枢支さ
れている。側板2の円弧部2aの中間部に位置する2個
の中ブロック9を構成する第2の連結部材7の長手方向
の中間部には枢支軸12が突設されている。この枢支軸
12は連結アーム13の両端部に回動自在に枢支され、
大ブロック14が構成されている。
【0012】大ブロック14を構成する連結アーム13
の長手方向の中間部には枢支軸15が突設されている。
また、2枚の側板2間の下端中央部には基端部が支軸1
6を支点として中央支持アーム17が回動自在に枢支さ
れ、この先端部は前記枢支軸15に回動自在に枢支され
ている。したがって、大ブロック14は支軸16を支点
として回動する中央支持アーム17によって左右方向に
回動自在であるとともに、枢支軸15を支点として上下
方向に回動自在に支持されている。
【0013】また、2枚の側板2の外側には逆V字状の
吊り金具18が設けられ、この上端部には鉄塔等に掛止
するためのフック19が設けられ、下端部相互は補強板
20によって連結されている。吊り金具18の下端部に
は側板2を貫通して側板2間に突出する枢支軸21が設
けられ、この枢支軸21には前記支持アーム11の基端
部が回動自在に枢支されている。
【0014】さらに、側板2の外側面には中央支持アー
ム17の回動範囲を規制する2本のストッパピン22が
設けられ、側板2の内側面には支持アーム11の回動範
囲を規制する1本のストッパピン23が設けられてい
る。
【0015】前述のように小ブロック6、中ブロック9
および大ブロック14で連結された複数個の小形ローラ
3には長手方向に移動するエンドレス状のシューチェー
ン24が掛け渡されている。シューチェーン24は多数
のシュー25を連結リンク26によって連結することに
より構成されている。
【0016】シューチェーン24を構成するシュー25
の小形ローラ3に接触する側には環状凸部3aと嵌合す
る凹部25aが設けられ、小形ローラ3に接触する面の
反対側には延線すべき例えばケーブル27を収容する凹
溝、例えばV溝28が設けられている。
【0017】このV溝28はケーブル27が通過する狭
角部28aとケーブル27の繋ぎ目等の剛体部27aが
通過する広角部28bの2段に形成されている。また、
このV溝28はシューチェーン24が小形ローラ3に接
触している範囲においては、小形ローラ3が配置された
円弧部2aに沿って円弧を構成するようになっている。
【0018】また、図3に示すように、2枚の側板2の
両端部には斜め上方に突出するシャフト29が設けら
れ、このシャフト29にはケーブル27がV溝28から
外れるのを防止する脱線防止ローラ30が回転自在に軸
支されている。
【0019】さらに、側板2の下端部には斜め下方へ突
出する支持ロッド31が設けられ、この支持ロッド31
にはブラケット32を介して撓み防止用ローラ33が設
けられている。支持ロッド31にはコイルスプリング3
4が嵌合されており、撓み防止用ローラ33をシューチ
ェーン24に対して弾性的に押圧し、所定のテンション
を付与している。
【0020】図5は前述した延線金車の使用例を示し、
40−1,40−2,40−3,40−4等は送電線用
の鉄塔であり、通常地上より50〜100mの高さを有
する。1−5,1−2,1−3,1−6は本発明による
延線金車を示すものであり、41はドラム場、42はエ
ンジン場42である。
【0021】次に、ケーブル27および剛体部27aが
延線金車を通過するときの延線金車の作用について図6
〜図9に基づき説明する。ケーブル27の途中には繋ぎ
部によって長さが500〜600mmの剛体部27aが
設けられている。
【0022】ドラム場41より引き出されたケーブル2
7を各延線金車のシューチェーン24に設けられたV溝
28に掛け渡し、そのケーブル27の先端側をエンジン
場42に接続してケーブル27に張力を与えると、ケー
ブル27の走行に伴ってシューチェーン24が複数の小
形ローラ3に案内され、ケーブル27の走行方向と同方
向にエンドレス走行する。
【0023】そして、図6に示すようにケーブル27の
途中の剛体部27aが延線金車の側板2の左側部に差し
掛かると、剛体部27aはシュー25のV溝28におけ
る広角部28bに嵌合した状態で、しかもシュー25を
側板2の円弧部2aにおける曲率中心方向に押圧する。
したがって、左側部の支持アーム11は枢支軸21を支
点として矢印a方向に回動し、中ブロック9は枢支軸1
0を支点として矢印b方向に回動する。
【0024】また、中央支持アーム17は支軸16を支
点として矢印c方向に回動するとともに、連結アーム1
3は枢支軸15を支点として矢印d方向に回動する。さ
らに、連結アーム13の左端部の中ブロック9は枢支軸
12を支点として矢印e方向に回動し、左側部の2個の
中ブロック9および小ブロック6は剛体部27aに倣っ
て略一直線上になる。しかし、剛体部27aより走行方
向側のケーブル27は可撓性を有するために側板2の円
弧部2aに沿って円弧状に配置されたシューチェーン2
4に倣って湾曲している。
【0025】ケーブル27の走行が進んで図7に示すよ
うにケーブル27の途中の剛体部27aが延線金車の側
板2の左側から略中央部に差し掛かり、さらに図8に示
すように、剛体部27aが延線金車の側板2の中央部を
越えて右側へ移動すると、大ブロック14の連結アーム
13は枢支軸15を支点として左下がり傾斜から右下が
り傾斜に矢印e方向に回動する。その間、大ブロック1
4を構成する中ブロック9の連結部材7も枢支軸12を
支点として回動して剛体部27aに倣って略一直線上に
なる。
【0026】さらに、ケーブル27の走行が進んでケー
ブル27の途中の剛体部27aが延線金車の側板2の右
側部に差し掛かると、剛体部27aはシュー25のV溝
28における広角部28bに嵌合した状態で、しかもシ
ュー25を側板2の円弧部2aにおける曲率中心方向に
押圧する。したがって、右側部の支持アーム11は枢支
軸21を支点として矢印f方向に回動し、中ブロック9
は枢支軸10を支点として矢印g方向に回動する。
【0027】また、中央支持アーム17は支軸16を支
点として矢印h方向に回動するとともに、連結アーム1
3は枢支軸15を支点として矢印i方向に回動する。さ
らに、連結アーム13の右端部の中ブロック9は枢支軸
12を支点として矢印j方向に回動し、右側部の2個の
中ブロック9および小ブロック6は剛体部27aに倣っ
て略一直線上になる。しかし、剛体部27aより走行方
向と逆方向側のケーブル27は可撓性を有するために側
板2の円弧部2aに沿って円弧状に配置されたシューチ
ェーン24に倣って湾曲している。
【0028】したがって、ケーブル27の途中に剛体部
27aが存在しても、金車への接触面は線接触の支持状
態となり、剛体部27aに対して折り曲げる方向の分力
が加わることはなく、剛体部27aおよび剛体部27a
の両端部のケーブル27に損傷を与えることなくスムー
ズに通過する。
【0029】また、支持アーム11および中央支持アー
ム17はストッパピン22,23によって回動範囲が規
制されているため、ケーブル27から大きな押圧力が加
わっても小ブロック6、中ブロック9および大ブロック
14に無理な力が加わることはない。さらに、側板2の
左右両端部には脱線防止ローラ30が設けられているた
め、ケーブル27および剛体部27aがV溝28から外
れるのを防止することができる。
【0030】また、側板2の下端部には撓み防止用ロー
ラ33が設けられているため、シューチェーン24に一
定のテンションを付与することができ、シューチェーン
24を小形ローラ3に密接することができる。
【0031】なお、前記一実施例においては、小形ロー
ラ3に凸部を設け、シュー25に凹部を設けたものにつ
いて説明したが、逆に小形ローラ3に凹部を設け、シュ
ー25に凸部を設けて嵌合させるようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、延線金
車に設けた複数個の小形ローラを複数個づつの小ブロッ
クにし、これら小ブロックを複数配置するとともに、前
記小ブロックを複数個づつの中ブロックにし、これら中
ブロックを複数個づつの大ブロックにし、前記中ブロッ
ク及び大ブロックを支持アームに対して上下方向に回動
自在に枢支したことを特徴とする。
【0033】したがって、ケーブルの途中にケーブルの
繋ぎ目等によって剛体部が存在しても、複数個の小形ロ
ーラが剛体部に倣って略一直線上になり、剛体部はシュ
ーチェーンに対する接触面は線接触の支持状態となり、
剛体部に対して折り曲げる方向の分力が加わることはな
く、剛体部および剛体部の両端部のケーブルに損傷を与
えることなくスムーズな通過可能であり、延線作業の容
易化を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の延線金車の一実施例を示す正面図。
【図2】同実施例の小形ローラとシューとの嵌合状態を
示す側面図。
【図3】同実施例の小形ローラの小ブロックと中ブロッ
クの正面図。
【図4】図1の矢印A方向から見た矢視図。
【図5】同実施例の延線金車の使用状態図。
【図6】同実施例の延線金車の作用を説明するための正
面図。
【図7】同実施例の延線金車の作用を説明するための正
面図。
【図8】同実施例の延線金車の作用を説明するための正
面図。
【図9】同実施例の延線金車の作用を説明するための正
面図。
【符号の説明】
1…延線金車本体、2…側板、2a…円弧部、3…小形
ローラ、3a…凸部、5…第1の連結部材、6…小ブロ
ック、7…第2の連結部材、9…中ブロック、11…支
持アーム、14…大ブロック、17…中央支持アーム、
24…シューチェーン、25…シュー、25a…凹部、
27…ケーブル、27a…剛体部、28…V溝、30…
脱線防止用ローラ、33…撓み防止用ローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 文夫 東京都港区芝2丁目2番17号 住友電設 株式会社内 (56)参考文献 実公 昭61−41377(JP,Y2)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円弧部を有する側板と、この側板の円弧
    部に沿って配置された複数個の小形ローラと、これら複
    数個の小形ローラに接触して該小形ローラ上を長手方向
    に移動するエンドレス状のシューチェーンと、前記側板
    に設けられ前記シューチェーンにテンションを付与する
    撓み防止用ローラと、前記側板に設けられ延線すべきケ
    ーブルの脱線防止ローラとを具備し、前記シューチェー
    ンと小形ローラとは、その接触部においてシューチェー
    ンの移動方向に互いに嵌合する凹部と凸部とを有し、前
    記シューチェーンを構成する各シューは、前記小形ロー
    ラに対向する面の反対側に前記ケーブルを収容する凹溝
    を有し、該凹溝は前記シューチェーンが前記小形ローラ
    に接触している範囲においては、前記小形ローラが配置
    された前記円弧部に沿う円弧を構成する形状をとるよう
    にした延線金車において、 前記複数個の小形ローラの両端部を第1の連結部材によ
    って連結して複数の小ブロックを構成し、隣合う前記小
    ブロックの前記第1の連結部材を第2の連結部材によっ
    て上下方向に回動自在に連結して複数の中ブロックを構
    成し、これら中ブロックのうち少なくとも2組の中ブロ
    ックの前記第2の連結部材の中間部を連結アームによっ
    て上下方向に回動自在に連結して大ブロックを構成し、
    前記中ブロックを第3の連結部材によって上下方向に回
    動自在に連結し、前記中ブロック及び大ブロックを構成
    する前記第2の連結部材及び前記連結アームを支持アー
    ムにより前記側板に個々に上下方向に回動自在に枢支し
    たことを特徴とする延線金車。
  2. 【請求項2】 前記小ブロックは、少なくとも2個の小
    形ローラが第1の連結部材の両端部に連結され、この第
    1の連結部材の中間部が第2の連結部材に上下方向に回
    動自在に枢支され、ケーブルの途中に存在する剛体部が
    前記シュー上を通過する際に剛体部に倣って小形ローラ
    が直線に配列されることを特徴とする請求項1記載の
    延線金車。
  3. 【請求項3】 前記中ブロックは、少なくとも2組の小
    ブロックが第2の連結部材の両端部に連結され、この第
    2の連結部材の中間部が連結アームまたは支持アームに
    上下方向に回動自在に枢支され、ケーブルの途中に存在
    する剛体部が前記シュー上を通過する際に剛体部に倣っ
    て小形ローラが直線に配列されることを特徴とする請
    求項1記載の延線金車。
JP8584295A 1995-04-12 1995-04-12 延線金車 Expired - Lifetime JP2679957B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8584295A JP2679957B2 (ja) 1995-04-12 1995-04-12 延線金車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8584295A JP2679957B2 (ja) 1995-04-12 1995-04-12 延線金車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08289425A JPH08289425A (ja) 1996-11-01
JP2679957B2 true JP2679957B2 (ja) 1997-11-19

Family

ID=13870126

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8584295A Expired - Lifetime JP2679957B2 (ja) 1995-04-12 1995-04-12 延線金車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2679957B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2796525B2 (ja) * 1996-04-18 1998-09-10 住友電設株式会社 延線金車
JP5740162B2 (ja) * 2011-01-18 2015-06-24 古河ユニック株式会社 クレーン用シーブ装置
CN105305299A (zh) * 2015-10-13 2016-02-03 南宁市正极机电有限公司 一种高空电力线缆架设用的组合式滚轮装置
CN111029978B (zh) * 2020-02-13 2021-05-07 河南牛帕力学工程研究院 一种放线滑车

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08289425A (ja) 1996-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4213596A (en) Wheeled, overhead wire installing apparatus
US7377412B2 (en) Longitudinal load varying device for elongate members
JP2679957B2 (ja) 延線金車
JPH07309555A (ja) 自動リフト
SE463409B (sv) Drivande boggi foer larvfordon
JP2003520170A (ja) 平形可撓性引張部材のための終端装置
JPH0361182A (ja) 軌道敷設車または雪上車用ベルト軌道
JP4614426B2 (ja) 道床のバラストを運搬するためのクリアリングチェーン
US5600993A (en) Flexible shoe for a bending machine
JPH0447535B2 (ja)
JP2796525B2 (ja) 延線金車
US6393995B1 (en) Apparatus and method for use in aerial ropeways
JPH0691690B2 (ja) 電線支持器
JPH09507662A (ja) 線、ケーブル等の架設装置
AU2007202415A1 (en) Improvement relating to mining vehicles
EP0605064A1 (en) A conveying apparatus for displacing articles in different directions along a transport surface
US2228391A (en) Trestle for aerial ropeways
CA2317431A1 (en) Line-changing device for tracks of a magnetic levitation train
CN86101098A (zh) 有轨车辆的旋转式单轴转向架和有轨车辆
JPH0736409Y2 (ja) 延線用ガイド金車
JPS6173503A (ja) 延線用吊金車
JP3003978U (ja) 勾配走行乗物
KR970069861A (ko) 체인 블록과 화물 현수장치 및 견인 케이블을 위한 러닝 기어
JPH0534168Y2 (ja)
AU746630B2 (en) Overhead trolley systems

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970624