JPS62211403A - 全天候型路面標示用シ−ト材 - Google Patents

全天候型路面標示用シ−ト材

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Publication number
JPS62211403A
JPS62211403A JP61054347A JP5434786A JPS62211403A JP S62211403 A JPS62211403 A JP S62211403A JP 61054347 A JP61054347 A JP 61054347A JP 5434786 A JP5434786 A JP 5434786A JP S62211403 A JPS62211403 A JP S62211403A
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JP
Japan
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glass beads
base sheet
refractive index
sheet
sheet material
Prior art date
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JP61054347A
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English (en)
Inventor
石原 佑治
伊地知 孝一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seibu Polymer Kasei KK
Original Assignee
Seibu Polymer Kasei KK
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Publication date
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Priority to ES87302019T priority patent/ES2025156B3/es
Priority to CA000531611A priority patent/CA1286269C/en
Priority to DE8787302019T priority patent/DE3772597D1/de
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Priority to IN1720MAS/87A priority patent/IN169320B/en
Publication of JPS62211403A publication Critical patent/JPS62211403A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01FADDITIONAL WORK, SUCH AS EQUIPPING ROADS OR THE CONSTRUCTION OF PLATFORMS, HELICOPTER LANDING STAGES, SIGNS, SNOW FENCES, OR THE LIKE
    • E01F9/00Arrangement of road signs or traffic signals; Arrangements for enforcing caution
    • E01F9/50Road surface markings; Kerbs or road edgings, specially adapted for alerting road users
    • E01F9/506Road surface markings; Kerbs or road edgings, specially adapted for alerting road users characterised by the road surface marking material, e.g. comprising additives for improving friction or reflectivity; Methods of forming, installing or applying markings in, on or to road surfaces
    • E01F9/512Preformed road surface markings, e.g. of sheet material; Methods of applying preformed markings

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は路面標示用シート材に関し、特に雨天時夜間の
視認性に優れた全天候型路面標示用シート材に関する。
〔従来の技術〕
道路等の路面標示用として現在使用されている各種の標
示体は、すべて標示体中にガラスビーズを散布または混
入することにより、夜間でも視認できるようになってい
る。これらの路面標示体は、いずれも雨天時に標示体表
面が水膜て覆われると、標示体表面から大気中に露出し
て反射機能をうけもっているガラスビーズの上半球部分
がほとんど水膜中に埋没するため、その反射機能が損わ
れ、雨天時夜間には視認性が極めて悪くなるという共通
の欠点がある。
従来、このような路面標示体の雨天時夜間における視認
性を改善するため、いくつかの提案がなされている。た
とえば、特公昭45−29060月公報には、屈折率が
1.55以下の低屈折率ガラスビーズに、重量百分率で
10〜60%の屈折率1.65〜1.85の無色または
着色された中間屈折率ビーズを混入し、さらに接着剤を
混入して供されるガラスビーズ標識が開示されている。
特公昭52−48735号公報には、屈折率が2.0〜
2.3の高屈折率ガラスビーズを屈折率1.55以下の
ガラスビーズを含む路面標示材料中に混合又は路面標示
施行の際に屈折率1.55以下のガラスビーズと略同時
に散布してなる全天候用路面標示が開示されている。特
公昭53−9460号公報には、道路標示材の塗装面に
ガラスビーズを流下式散布するに際して、該道路標示材
塗装面の長手方向に平行な帯状に屈折率1.G以下のガ
ラスビーズ散布面と屈折率1.9以上のガラスビーズ散
布面を構成するようにした全天候性通路区画線の施工方
法が開示されている。また特公昭53−9461号公報
には、道路標示材の未乾燥塗装面に夜間反射用ガラスビ
ーズを散布するに際し、該散布ガラスビーズの@量割合
で10〜60%を屈折率1.9以上の高屈折率ガラスビ
ーズ、残余を屈折率1.6以下の低屈折率ガラスビーズ
とし、両者を相前後して塗装面全面に散布する全天候性
道路区画線の施工法が開示されている。これら各公報に
記載の技術は、いずれも、雨天時夜間において水膜に覆
われても充分な再帰反射性すなわち反射輝度を右するが
、高価でありかつ雨天でない場合にJ3ける反射輝度が
低い比較的に高屈折率のガラスビーズと、雨天時夜間に
おいて水膜に覆われると反射輝度が消失するが、安価で
あり、かつ雨天でない場合は、充分な反則か17度を有
する比較的に低屈折率のガラスビーズを組合°Uて使用
することにより、それぞれの長所を生かしかつ短所を補
い合いつつ、降雪を除く全ての天候下において視認が可
能な路面標示方法を提供しようとするものである。
これら各公報記載の技術は、いずれも道路等に塗料(ト
ラフィックペイント)でガラスビーズを直接固着するも
のであるが、これとは別に、予めシート状に成形した標
示材を路面に貼着するタイプのものとして特開昭60−
238505号に開示されている路面標示用シート材が
ある。このシート祠は、微小ガラスビーズ等の再帰反射
性要素を表側に配設した基層を透明で表面平滑な表面被
覆層で被覆した厚さ1鷹以下の表面シー1〜を、路面に
対する順応性にすぐれたゴム・合成樹脂等の材料からな
る厚さ3IIIII以下のベースシートの全面または一
部に貼着してなるものであり、この構成によって、シー
ト材全体の厚さを4M以下に押えながら、表面被覆層に
よって覆われた再帰反射性要素の光反射により雨天時夜
間においても良好な視認性を維持しようとするものであ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記特公昭45−29060号、特公昭52−4873
5号、特公昭53−9460号および特公昭53−94
61号に記載の路面標示方法は、道路等に塗料でガラス
ビーズを直接固着する方法であるので、施工上精密な温
度管理を要し、施工機構が複雑であり、施ニスピードが
遅い等の欠点がある。特開昭60−238505号に記
載の路面標示用シート材は、標示材を予めシート材に形
成したものを使用づることによって前記路面標示方法に
比べて施工を簡略化している。しかしこのシート材は、
別途に製作した2種類のシートを相互に貼着するため製
造工数が余分にかかり製品が高価なものになってしまう
という問題がある。
よって、本発明は、上記従来技術の欠点を除去すること
を目的としてなされたしのであって、施工が迅速、容易
でありかつ安価に製造することができる、雨天時夜間の
視認性にすぐれた全天候型路面標示用シート材を提供し
ようとするものである。
〔問題点を解決するための手段および作用〕上記目的を
達成するため本発明にかかる路面標示用シート材は、屈
折率が1.5〜1.9のガラスビーズと屈折率が2.0
〜2.4のガラスビーズとを混在したガラスビーズ群が
ゴム・合成樹脂等の材料からなるベースシートにそれぞ
れ少なくとも部分的に埋設されている区域が該ベースシ
ートの長手方向に間隔を置いてまたは部分連続的に形成
されていることを特徴とするものである。本発明によれ
ば、雨天時夜間において水膜に覆われても再帰反射性を
失わない屈折率2.0〜2.4のガラスビーズがベース
シートに埋設されている区域がベースシー1・の長手方
向に間隔を首いて多数または部分連続的に形成されてい
るので、雨天時夜間においてもこれらの区域はそれぞれ
が良好な視認性を有し、センターライン等の路面標示と
して使用された場合ドライバーにとって充分に識別が可
能となる。また雨天時夜間以外の場合は上記屈折率のガ
ラスビーズに加えて屈折率1.5〜1.9のガラスビー
ズが反射輝度に寄与する。
本発明のシート材に使用する屈折率が1.5〜1.9の
ガラスビーズ(以下「ガラスビーズA」という)は粒径
が5o〜1000μm、好ましくは100〜500μ′
rrL(平均粒径350μTrL)のものである。粒径
が50μmrL未満ではエンボス加工時にベースシート
中にめり込み過ぎて反射輝度が落ちるし、また雨天時に
は容易に水膜により覆われるので反射輝度が消失し易い
。一方粒径が10、、OOu mを超えると埋設された
ガラスビーズでベースシートが切れ易くなり好ましくな
い。また屈折率が2.0〜2.4のガラスビーズ(以下
「ガラスビーズB」という)は粒径が50〜350μT
rL(平均粒径70μm)のものである。粒径が50μ
m未満ではエンボス加工時ベースシート中にめり込みす
ぎるので好ましくなく、−万粒径が350μmを超える
と価格的に高すぎて不適である。
ガラスビーズΔはベースシート全面に連続して均等に散
布されることが高い反射r11度を17るために好まし
いが、路面の条件により充分な反rJJi#度が得られ
るならばベースシートの長手方向に適宜の間隔を置いて
部分的または部分連続的に散布リ−るようにしてらよい
。ガラスビーズB&よシー1〜全面に均等に散布するの
ではなくベースシートの長手方向に適宜の間隔を置いて
または長手方向には連続的に、かつ幅方向において部分
的に顕在するように設けられる。このため、たとえば、
第2図に示すように、ガラスビーズA、Bの双方が混在
する区域Sはベースシートの長手方向に直交する方向に
帯状に配設するか、第3図に示すようにベースシートの
長手方向に対し斜めに帯状に配設するか、あるいは第4
図に示すようにベースシートの長手方向に点線状に配設
するか、第5図に示すようにベースシートの長手方向に
連続し、幅方向には部分的に帯状に配設置る等種々の態
様が可能である。またガラスビーズA、Bが混在する区
域の幅および間隔についても特に限定はなく、路面の条
件に応じ充分な反射輝度が得られるよう適宜設定すれば
よい。
ガラスビーズA、Bが混在する区域Sにおいて、ガラス
ビーズA、Bの好ましい散布割合は、Aをエンボス加工
前の平坦なシー1−面積に対し30〜40%散布し、B
をエンボス加工前の平坦なシート面積にAを散布した残
りの面積に対し50〜85%(好ましくは70〜80%
)散布したものである。ガラスビーズAの散布量が30
%未満の場合は充分な反射輝度が得られず、40%を超
えると車輌がスリップし易くなり、ともに好ましくない
。またガラスビーズBの散布mが50%未満の場合は充
分な反射Xii度が得られない一方、85%は散布可能
最大値と考えられる。
ベースシートは変形する路面への順応性と機械的耐久性
にすぐれた材料からなることを要し、主剤としてたとえ
ばアクリロニトリルブタジェンゴム(NOR)、イソブ
チレンイソプレンゴム(IIR)、クロロブレンゴム(
CR)、クロロスルホン化ポリエチレン、ウレタンゴム
等の未加硫合成ゴムや塩化ビニール等の合成樹脂を使用
し、これに応じて炭酸カルシウム粉末等の適当な充填剤
、褐色用の顔料、微小ガラスビーズおよび耐摩耗性粒子
等を添加し、ロール圧延加工等により厚ざ5#以下のシ
ート状に形成する。ベースシート中に微小ガラスビーズ
を添加する場合は、粒径500μm以下ならよく、平均
粒径70−100μ乳程度のものが好適である。
ベースシートの下面には膜厚50μm以上、好ましくは
100〜200μm程度の適当な厚さに接谷剤層を設け
る。また通常はこの接着面層の下面に剥離紙を貼付する
が、使用する接着剤の種類によっては剥離紙を使用しな
いこともある。
上記ベースシートを製造するには、萌述したベースシー
トの構成材料である未加硫合成ゴムや合成樹脂に充填剤
、顔料、微小ガラスビーズ等の所望mを添加し、混練し
て加熱圧延加工により圧延し、厚さ5sJ:J、下の適
当な厚さのシート状に成形し巻取り、場合によりさらに
巻戻しつつ離型紙に50μm以上の適当な厚さに塗布し
た接着剤をシート下表面にさらに重ね合わせて巻取る。
またベースシートは上記組成のベース層とベース層上に
設けられたitl膜の着色層の2層からなる構成として
もよい。この場合ベース層の厚さは1.0M〜1.6.
とじ、ベース層上の着色層の厚みは20〜25μm程度
とすることが好ましい。ベース層上の肋膜の@色層は、
ベース層の上述したと同様の特徴を存し、かつ、ベース
層に緊密一体に接着することを要するとともに路面標示
用として所望の色に着色されていることを要するので、
上述したベース層に用いる未加硫合成ゴムと同種または
同性質をもつ異種のものに適宜の着色剤を添加したもの
が好ましい。
ベース層上に着色層を形成する場合は、いったlν巻取
られたベース層を巻ぎFしつつ、その上表面側に、未加
硫合成ゴム材料を溶剤に溶かして所望の色相を与える着
色剤を添加し調製した流動物を乾燥後の塗膜に所望の厚
さを与えるm塗布することにより着色層を形成する。
ベース層と着色層を構成する主剤や充填剤は互いに接着
性の良好なものであれば同一組成でなくてもよく、それ
らの組成、厚み、添加配合割合。
ガラスビーズの粒径、散布ヱ1着色剤の種類、添加m等
は製品の用途に応じ適宜設計づればよい。
上記構成のベースシートの表面形状は表面に多数の凹凸
連続模様を形成したものおよび平面状のものの双方に適
用することができ、ガラスビーズの埋込み深さもすべて
のガラスビーズを均一の深さに埋設する場合と不均一の
深さに埋設する場合の双方に適用することができるが、
本発明の最も好ましい実711!態様は、上記構成のベ
ースシートの表面に多数の凹凸連続模様を形成し、ガラ
スビーズA、Bが埋設されている区域Sがこのベースシ
ートの長手方向に間隔を首いてまたは連続的に、かつ幅
方向に部分的に形成されており、これらの区域Sにおい
ては、ベースシー]への四部および凸部の(れぞれにお
いて表面からベースシート中への埋込み深さを不均一に
異なるようにして多数のガラスビーズA、Bが埋設され
るとともに、該凹部および該凸部のそれぞれにおいて該
ガラスビーズA、Bのうち多数が表面よりその一部を露
出させているものである。
この構成によれば、使用開始等に多くの異なる方向から
の照射光線に対し光源方向に充分な反射光を送りうるの
で極めて高い初期反射輝度が得られる上に、凹凸部の表
面からベースシート中へのガラスビーズA、Bの理込み
深さを不均一に異なるように多数のガラスビーズA、B
を凹凸部の表面付近に埋設することにより、通行車輌と
の接触によるガラスビーズA、Bの剥離により反射輝度
が減少する場合にも上記従来のように反射輝度の急激な
消失または減少が起らず経時的に高い反射輝度を維持す
ることができる。これは凹凸部表面付近に埋設されたガ
ラスビーズのベースシート中への埋込み深さがそれぞれ
不均一に異なるので、ガラスビーズの通行車輌との接触
により埋込み深さの浅いものから順次剥離して行き、従
来の路面標示用シート材のように一挙に剥離することが
ないからである。したがってガラスビーズの中の埋込み
深さの最大のガラスビーズの層が剥離するまでの間極め
て良好な反射輝度を安定して維持することができる。
ガラスビーズAをベースシート全面に連続して散布し、
ガラスビーズBをベースシートの長手方向に間隔をおい
て散布する場合は、ガラスビーズA、Bが混在する区域
SだけでなくガラスビーズAのみが散布されている区域
においても、前記のにうにベースシートに形成した凹凸
部の表面付近において埋設した多数のガラスビーズの埋
込み深さが不均一に責なるように構成することが好まし
い。
第1図は上記好ましい態様のシート材の1例を示すもの
で、第2図に示す態様のシー1−材の■−■線に沿う拡
大断面模式図である。ベースシート1の表面に多数の不
均一な形状および寸法の微細な凸部2および凹部3から
なる凹凸連続模様が形成されており、これらの凸部2お
よび四部3の表面付近に多数のガラスビーズAおよびB
が埋設されている。これらのガラスビーズA、Bは凸部
2および凹部3の表面からベースシート1中への埋込み
深さをそれぞれ不均一に異ならせるように埋設する。イ
してガラスビーズA、Bのうち多数は表面よりその一部
が露出し、各ビーズの露出高さは不均一に異なっている
。なお、4は接着剤層、5は微小ガラスビーズ、6は耐
摩耗性粒子である。
次にガラスビーズA、Bが混在する区域S以外の区域に
おいてガラスビーズAがベースシー1−全面にわたり散
布されており、かつ両方の区域において前記のようにベ
ースシー1へに形成した凹凸部の表面付近において埋設
した多数のガラスビーズの埋込み深さが不均一に異なる
ようにしたシート材の製造方法について説明する。
まず、上記の方法で製造したベースシート1をロールか
ら巻戻し移動させつつ、ガラスビーズA。
Bの埋込みを容易にするために溶剤を塗布した後、ベー
スシート1上の所定の位置に配設されたガラスビーズA
を収容するホッパーからガラスビーズΔを移動するベー
スシー1・1の未乾燥表面上に均一に散布する。次にこ
のホッパーからベースシート1の移動方向下流側に配設
されたガラスビーズBを収容するホッパーからガラスビ
ーズBをベースシート1の未乾燥表面上に所定の時間間
隔を置いて間欠的にまたは長手方向に連続し、かつ幅方
向に部分的に散布し、乾燥する。ガラスビーズA。
Bの埋込みを容易にする手段としてベースシー1−1の
表面にベースシート1と同一または近似の配合の」−テ
ィング材を塗布してもよい。次いでこのガラスビーズA
、Bを表面に散布したベースシーI−1をエンボス機に
かけ、所望の形状および寸法のエンボスパターンに成形
すると当時に、ガラスビーズA、Bをこうして形成され
たベースシート1の各凸部2および凹部3の各表面付近
に埋込む。
本発明に使用するエンボス機としては、その凹凸面が微
視的に見て平坦な面でなく、深さおよび径が数十乃至数
百μm程度の微小な凹部が多数形成されているものを使
用する。これによりエンボス加工の際ガラスビーズA、
Bの多くはエンボス凹凸面内のこれら多数の微小四部に
係合し、ベースシート1の材料は微小凹部とガラスビー
ズA。
Bとの係合線で喰いとめられ、この係合線以上に微小凹
部内に侵入してガラスビーズを埋設することが制限され
る。微小凹部の形状、径および深さは不均一であり、ガ
ラスビーズA、Bもそれぞれ一定の範囲内で大小様々の
粒径のものが存在するので、これらの微小凹部と各種粒
径のガラスビーズA、Bとの組合せにより、ガラスビー
ズA、Bの微小凹部内での係合位置には無限の変化が生
じる。
したがって、エンボス加工により形成されたベースシー
1へ1の凸部2および凹部3には第1図図示のように埋
込み深さが不均一に異なる多数のガラスビーズA、Bが
凸部2および凹部3の各表面付近に埋設されている。こ
のようにしてエンボス加工を施したベースシート1の表
面を必要により離型剤で処理した後乾燥して巻取って製
品とする。
このシート材は上記のようなエンボスに限らず、多数の
凹2凸部が作成できる方法であれば良く、またエンボス
模様によっては、2回エンボスするとさらに有効となる
〔実施例〕
以下本発明のシート材の実施例について説明する。
実施例 1 ベースシートを形成するため次の材料を使用した。
NBR85(重囲部) TiO2100 CaCo3      140 石油樹脂         15 微小ガラスビーズ    140 (平均粒径100μrrL) これらの材料を混練し、加工i=度90℃で押出圧延に
より厚さ 1.6m幅1.000mのシー1〜状に成形
し、いった/V巻取った後、巻戻しつつ膜厚100μm
に感圧接着剤を塗布した離型紙を下表面に千ね合わせて
巻取った。次いでドルオールを5〜6びの塗布量でベー
スシート表面に塗布し、その未乾燥表面に平均粒径35
0μm1屈折率1.50のガラスビーズAを一様に散布
するとともに平均粒径70μ亀、屈折率2.2のガラス
ビーズ8をベースシートの長手方向に幅25mの帯状に
300 nrm間隔で散布し、次いで80℃で5分間乾
燥した。
次いでベースシートを加工温度80℃でエンボスにかけ
、ガラスご−ズΔ、Bを凹凸部の表面付近に埋込んだ。
こうして作られたベースシートのビーズ面を有する表面
に離型層を設けるべく合成樹脂をベースにした離型剤を
コーティングし、乾燥して巻取り製品とした。このとき
、離型剤層は厚すぎると反射Elf度が低下するのでガ
ラスビーズの表面で約2μ而以下に塗布することが必要
である。
このシート材をたとえばセンターラインとして路面に貼
着する場合は、たとえば幅150m+等適官の幅のシー
ト材に切断して使用する。
実施例 2 ベースシートを次の組成のベース層および着色層の2層
構造とした。
ベース層 クロロスルーホン化ポリエヂレン 80(重量部) 13R20 軟化剤          20 充填剤         270 微小ガラスビーズ (平均粒径100μm>  150 着色剤         15 む色層 クロロスルホン化ポリエチレン 顔料         150 溶剤(トリオール)  500 上記ベース層の材料を混練し、加工温度90℃で押出圧
延により厚さ 1.6m+幅1,0OOsのシート状に
成形し巻取った後、巻戻しつつ上記組成の着色層材料を
塗布し乾燥して厚さ20μmの着色層を有するベースシ
ートを形成した。このベースシートをいったん巻取った
後実m例1について説明した方法と同一方法により、離
型紙の重ね合せ、ガラスビーズA、Bの散布およびエン
ボス加工を行い、シート材を製造した。
実施例 3 ベースシートを次の組成のベース層および着色層の2層
構造とした。
ベース層 NBR70(重量部) BR10 クロロスルホン化ポリエヂレン 充填・剤          270 ステアリン酸       1.5 微小ガラスビーズ (平均粒径100μ7FL)150 着色剤         15 着−色層 クロロスルホン化ポリエチレン 顔料         150 溶剤(トリオール)  500 実施例2と同一方法によりベース層の厚さ1.6履2幅
1.OOOam、着色層の厚さ20μmのベースシート
を形成し、離型紙の重ね合せ、溶剤塗布を行った。次に
ベースシートの未乾燥表面に平均粒径80μm、屈折率
2.2のガラスビーズBをベースシートの長手方向に幅
30mの帯状に350厘間隔で散布し、軽くロールをか
けて各ピーズBを約40μmベースシート中に均一に埋
設させた後送に平均粒径200μm、屈折率1.9のガ
ラスビーズAをベースシート上に一様に散布し軽くロー
ルをかけて各ビーズAを約60μmペースシート中に埋
設させ、80℃で5分間乾燥し、巻取った。この結果平
坦なベースシー1−中にガラスビーズA、Bがそれぞれ
埋設されたシート材が得られた。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明の路面標示用シート材は雨天
時夜間において水膜に覆われても再帰反射性を失わない
屈折率2.0〜2.4のガラスビーズがベースシートに
埋設されている区域がベースシート上に連続的にまたは
断続的に多数形成されているので、雨天時夜間において
もこれらの区域が良好な視認性を有し、雨天時夜間以外
の場合には上記屈折率のガラスビーズに加えて屈折率1
.5〜1.9のガラスビーズが反射輝度に寄与するので
、優れた全天候型路面標示用シート材が得られる。
しかも本発明のシート材は、予め成形したベースシー1
−に2種類のビーズを散布するように構成したので、従
来の道路等に塗料でガラスビーズを直接固着する諸方法
に比較して施工上特に精密な温度管理および複雑な施工
礪構を必要とせず施ニスピードも格段に早い上に、これ
ら従来の方法のように2種類のガラスビーズを標示体の
長手方向に重畳ないし平行して散布するものではなく、
比較的高価な高屈折率ガラスをベースシートの長手方向
に間隔を置いてまたは長手方向に連続的で幅方向に部分
的に散布するようにしているので、l!j造コストも比
較的に低い。また従来の別々に製作した2種類のシー1
−を相互に貼着する路面標示用シー1−祠と比較すると
、本発明のシー1〜材はこのような2秤類のシー1−を
別々に装)^するという工程を必要とせず、工数が少な
くてすむので安洒に装造することができる。
【図面の簡単な説明】
第5図はそれぞれガラスビーズBが散布された区域の配
置方法の例を示す図である。 1・・・ベースシート、2・・・凸部、3・・・凹部、
4・・・接着剤層、A・・・屈折率1.5〜1.9.の
ガラスビーズ、B・・・屈折率2.0〜2.4のガラス
ビーズ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 屈折率が1.5〜1.9のガラスビーズと屈折率が2.
    0〜2.4のガラスビーズとを混在したガラスビーズ群
    がゴム・合成樹脂等の材料からなるベースシートにそれ
    ぞれ少なくとも部分的に埋設されている区域が該ベース
    シートの長手方向に間隔を置いてまたは部分連続的に形
    成されていることを特徴とする全天候型路面標示用シー
    ト材。
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