JPS62210709A - 直流オフセツト電圧補償回路 - Google Patents
直流オフセツト電圧補償回路Info
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- JPS62210709A JPS62210709A JP61054096A JP5409686A JPS62210709A JP S62210709 A JPS62210709 A JP S62210709A JP 61054096 A JP61054096 A JP 61054096A JP 5409686 A JP5409686 A JP 5409686A JP S62210709 A JPS62210709 A JP S62210709A
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims abstract description 6
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 2
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- Amplifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(発明の技術分野)
この発明は集積回路の差動増幅器の出力を取出すのに、
出力回路の出力電圧に直流オフセットが生じるのを押え
得る直流オフセット電圧補償回路に関する。
出力回路の出力電圧に直流オフセットが生じるのを押え
得る直流オフセット電圧補償回路に関する。
(従来の技術)
第2図は集積回路によく用いられる電流−電圧変換型の
トランジスタ回路の例である。トランジスタQll、Q
12と定電流源11は差動増幅器を構成し、その入力端
子1.2間に差動入力vsが供給されると、トランジス
タQ12のコレクタ電流が変化し、その電流変化は、ト
ランジスタQ13、Q14、Q 15、定電流源12で
構成されるカレントミラー回路により抽出されトランジ
スタQ15のコレクタ電流の変化となって現われる。こ
のコレクタ電流と上記定電流源12に流れている電流1
0との差電流が、上記トランジスタQ15のコレクタに
接続されている負荷21により電圧に変換され、トラン
ジスタQlBと定電流[13で構成されるエミッタフォ
ロア回路を介して出力端子VOに導出される。
トランジスタ回路の例である。トランジスタQll、Q
12と定電流源11は差動増幅器を構成し、その入力端
子1.2間に差動入力vsが供給されると、トランジス
タQ12のコレクタ電流が変化し、その電流変化は、ト
ランジスタQ13、Q14、Q 15、定電流源12で
構成されるカレントミラー回路により抽出されトランジ
スタQ15のコレクタ電流の変化となって現われる。こ
のコレクタ電流と上記定電流源12に流れている電流1
0との差電流が、上記トランジスタQ15のコレクタに
接続されている負荷21により電圧に変換され、トラン
ジスタQlBと定電流[13で構成されるエミッタフォ
ロア回路を介して出力端子VOに導出される。
(発明が解決しようとする問題点)
上記従来の電流−電圧変換回路では、以下に説明する様
な問題点がある。即ち、今、回路を構成するNPN ト
ランジスタのエミッタ接地電流増幅率をβ、定電流源1
1.12.13に流れている電流をそれぞれ210、i
os ioとし、更にトランジスタQ13、Q14、Q
15からなるカレントミラーの電流比を1:1とする。
な問題点がある。即ち、今、回路を構成するNPN ト
ランジスタのエミッタ接地電流増幅率をβ、定電流源1
1.12.13に流れている電流をそれぞれ210、i
os ioとし、更にトランジスタQ13、Q14、Q
15からなるカレントミラーの電流比を1:1とする。
こん様にすると、トランジスタQ12、QlBのベース
電流による誤差電流のために、無信号時であっても上記
負荷21になる不足電流が流れることになり、今、負荷
21のインピーダンスを2とすると なるオフセット電圧が発生する。従ってこの様な回路を
多段直結で使用した場合は、先のオフセット電圧は順次
蓄積され最終出力端では無視できないものとなる。
電流による誤差電流のために、無信号時であっても上記
負荷21になる不足電流が流れることになり、今、負荷
21のインピーダンスを2とすると なるオフセット電圧が発生する。従ってこの様な回路を
多段直結で使用した場合は、先のオフセット電圧は順次
蓄積され最終出力端では無視できないものとなる。
そこでこの考案は、上記トランジスタQ12、QlBの
ベース電流によって発生する誤差電流を打消す巳とがで
きるような回路構成とすることでオフセット電圧の発生
を防ぐことを目的とするものである。
ベース電流によって発生する誤差電流を打消す巳とがで
きるような回路構成とすることでオフセット電圧の発生
を防ぐことを目的とするものである。
[発明の構成]
(問題点を解決するための手段)
この発明では、例えば第1図に示すように、差動増幅回
路の出力トランジスタQ12と出力回路のトランジスタ
QLBのベース電流の誤差から生じる出力部の直流オフ
セットを低減するために、トランジスタQ21、Q22
を設けることで、負荷21に流れる不足電流を低減する
ものである。
路の出力トランジスタQ12と出力回路のトランジスタ
QLBのベース電流の誤差から生じる出力部の直流オフ
セットを低減するために、トランジスタQ21、Q22
を設けることで、負荷21に流れる不足電流を低減する
ものである。
(作用)
上記のトランジスタQ21、Q22が存在することによ
り、トランジスタQ12とQ15のコレクタに流れるカ
レントミラー電流の補正を行ない負荷21に流れる不足
電流を補償するものである。
り、トランジスタQ12とQ15のコレクタに流れるカ
レントミラー電流の補正を行ない負荷21に流れる不足
電流を補償するものである。
(実施例)
以下この発明の実施例を図面を参照して説明する。第1
図において、トランジスタQl1%Q12と定電流源1
1は差動増幅器を構成する。トランジスタQllのコレ
クタは、トランジスタQ21のエミッターコレクタ路を
介して電源に接続され、トランジスタQ21のベースは
トランジスタQ12のコレクタに接続されている。入力
端子1.2間に差動入力VSが供給されると、トランジ
スタQ12のコレクタ電流が変化し、その電流変化は、
トランジスタQ13、Q14、Q15、定電流源12で
構成されるカレントミラー回路により抽出されトランジ
スタQ15のコレクタ電流の変化となって現われる。こ
のコレクタ電流と上記定電流源12に流れている電流1
0との差電流が、上記トランジスタQ15のコレクタに
接続されている負荷21により電圧に変換され、トラン
ジスタQlBと定電流源■3で構成されるエミッタフォ
ロア回路を介して出力端子voに導出される。この場合
トランジスタQL8のコレクタは、トランジスタQ22
のエミッターコレクタ路を介して電源に接続される。こ
のトランジスタQ22のベースは、前記トランジスタQ
12のコレクタに接続されている。なお31はバイアス
源である。
図において、トランジスタQl1%Q12と定電流源1
1は差動増幅器を構成する。トランジスタQllのコレ
クタは、トランジスタQ21のエミッターコレクタ路を
介して電源に接続され、トランジスタQ21のベースは
トランジスタQ12のコレクタに接続されている。入力
端子1.2間に差動入力VSが供給されると、トランジ
スタQ12のコレクタ電流が変化し、その電流変化は、
トランジスタQ13、Q14、Q15、定電流源12で
構成されるカレントミラー回路により抽出されトランジ
スタQ15のコレクタ電流の変化となって現われる。こ
のコレクタ電流と上記定電流源12に流れている電流1
0との差電流が、上記トランジスタQ15のコレクタに
接続されている負荷21により電圧に変換され、トラン
ジスタQlBと定電流源■3で構成されるエミッタフォ
ロア回路を介して出力端子voに導出される。この場合
トランジスタQL8のコレクタは、トランジスタQ22
のエミッターコレクタ路を介して電源に接続される。こ
のトランジスタQ22のベースは、前記トランジスタQ
12のコレクタに接続されている。なお31はバイアス
源である。
この発明の一実施例は上記の様に構成される。今、回路
を構成するNPN トランジスタのエミッタ接地電流増
幅率をβ、定電流ai%ll、12.13に流れている
電流をそれぞれ21o、10.10とし、更にトランジ
スタQICQ14、Q15からなるカレントミラーの電
流比を1=1とする。この状態で図示のA点を通過する
全電流Itを数式で示すと次式のように現わすことがで
きる。
を構成するNPN トランジスタのエミッタ接地電流増
幅率をβ、定電流ai%ll、12.13に流れている
電流をそれぞれ21o、10.10とし、更にトランジ
スタQICQ14、Q15からなるカレントミラーの電
流比を1=1とする。この状態で図示のA点を通過する
全電流Itを数式で示すと次式のように現わすことがで
きる。
一方カレントミラー動作により、トランジスタQ15の
コレクタにもA点を通過する電流と等しい電流が流れる
。またトランジスタQ1Bのベース電流I beは、 で与えられるので、ここで負荷21に流れる不足電流を
ΔIとすれば、Δ■0は次式で与えられる、Δ10 =
It −(io +Ib8)ここで負荷21のインピ
ーダンスを2とすれば、発生するオフセット電圧VoN
は、 となる。
コレクタにもA点を通過する電流と等しい電流が流れる
。またトランジスタQ1Bのベース電流I beは、 で与えられるので、ここで負荷21に流れる不足電流を
ΔIとすれば、Δ■0は次式で与えられる、Δ10 =
It −(io +Ib8)ここで負荷21のインピ
ーダンスを2とすれば、発生するオフセット電圧VoN
は、 となる。
この式と従来のオフセット電圧の式を比べればわかるよ
うに、オフセットの割合いは抑圧され、1/(1+β)
改善されることになり、仮にβ−100として考えた場
合、オフセット電圧は約171000に軽減される。
うに、オフセットの割合いは抑圧され、1/(1+β)
改善されることになり、仮にβ−100として考えた場
合、オフセット電圧は約171000に軽減される。
[発明の効果]
以上説明した様にこの発明は、電流−電圧変換回路の直
流オフセット電圧を低減し得る直流オフセット電圧補償
回路を提供することができる。
流オフセット電圧を低減し得る直流オフセット電圧補償
回路を提供することができる。
第1図はこの発明の一実施例を示す回路図、第2図は従
来の電流−電圧変換回路を示す回路図である。 Q11〜QlB、Q21、Q22・・・トランジスタ、
11〜13・・・定電流源、21・・・負荷。
来の電流−電圧変換回路を示す回路図である。 Q11〜QlB、Q21、Q22・・・トランジスタ、
11〜13・・・定電流源、21・・・負荷。
Claims (1)
- 集積回路の電流−電圧変換回路のトランジスタ回路にお
いて、信号が入力される差動増幅回路と、上記差動増幅
回路の出力電流を伝達するカレントミラー回路と、上記
伝達電流を電圧に変換する負荷回路と、電圧に変換され
た信号を出力するトランジスタを含む出力回路とを具備
し、前記差動増幅回路の出力ノードと前記カレントミラ
ー回路のノードとの接続点にそれぞれベースを共通とす
る第1、第2のトランジスタを配設し、前記第1のトラ
ンジスタのエミッターコレクタ路は前記差動増幅回路の
前記カレントミラー回路のノードが接続されていない他
のノードと電源間に接続され、前記第2のトランジスタ
のエミッターコレクタ路は前記出力回路のトランジスタ
の電源供給ノードと電源間に接続することにより、前記
差動増幅回路のトランジスタと前記出力回路のトランジ
スタのベース電流によって発生する誤差電流の補償を行
なうようにしたことを特徴とする直流オフセット電圧補
償回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61054096A JPS62210709A (ja) | 1986-03-12 | 1986-03-12 | 直流オフセツト電圧補償回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61054096A JPS62210709A (ja) | 1986-03-12 | 1986-03-12 | 直流オフセツト電圧補償回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62210709A true JPS62210709A (ja) | 1987-09-16 |
Family
ID=12961090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61054096A Pending JPS62210709A (ja) | 1986-03-12 | 1986-03-12 | 直流オフセツト電圧補償回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62210709A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63316505A (ja) * | 1987-06-19 | 1988-12-23 | Nec Corp | トランジスタ回路 |
US4909379A (en) * | 1987-04-25 | 1990-03-20 | Schwabe Gmbh | Vibrator conveyor system |
-
1986
- 1986-03-12 JP JP61054096A patent/JPS62210709A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4909379A (en) * | 1987-04-25 | 1990-03-20 | Schwabe Gmbh | Vibrator conveyor system |
JPS63316505A (ja) * | 1987-06-19 | 1988-12-23 | Nec Corp | トランジスタ回路 |
JPH0572124B2 (ja) * | 1987-06-19 | 1993-10-08 | Nippon Electric Co |
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