JPS62208856A - 自動加工機における切削条件設定装置 - Google Patents

自動加工機における切削条件設定装置

Info

Publication number
JPS62208856A
JPS62208856A JP4989286A JP4989286A JPS62208856A JP S62208856 A JPS62208856 A JP S62208856A JP 4989286 A JP4989286 A JP 4989286A JP 4989286 A JP4989286 A JP 4989286A JP S62208856 A JPS62208856 A JP S62208856A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
machining
tool
cutting
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4989286A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0622777B2 (ja
Inventor
Shigeto Hirata
平田 重人
Shigeru Shimizume
清水目 茂
Hideki Sasaki
佐々木 英記
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Seiki Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Seiki Co Ltd filed Critical Hitachi Seiki Co Ltd
Priority to JP4989286A priority Critical patent/JPH0622777B2/ja
Publication of JPS62208856A publication Critical patent/JPS62208856A/ja
Publication of JPH0622777B2 publication Critical patent/JPH0622777B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Numerical Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、CAD (コンピュータ援用設計)等による
部品図データ及び材料図データからワークを加工する生
産設備機械(NC工作機械)のNCデータを自動作成し
、−貫した生産体系のCAM(コンピュータ援用部イ痛
)化を図る自動加工機の加工情報作成処理の過程で、図
形出方との対話処理及び自動処理により切削条件データ
を設定する自動加工機における切削条件設定装置に関す
る。
〔従来の技術〕
柔軟性に冨む自動生産システムの代表として、FMSは
今や実用段階にある。FMSにおいてはコンピュータが
、スケジュール計画、加工・段取り計画、工具供給計画
等をオンライン運用することになるが、その上位に相当
するCADデータの提示から当該FMSヘダウンロード
させる加工情報作成装置の構造に関しては、現状では一
貫性に乏しく、固定的で、部分的かつ断片的なものであ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
現状のCAD/CAMシステムは、固定的で、部分的か
つ断片的で、一貫性に乏しいものが殆どである。たとえ
一連であったとしても体系に欠け、柔軟性に乏しく、実
用に供していないのが実情である。すなわち、未だ切削
加工技術を盛り込んだ、 生産体系に適合したものが確
立されず、不完全なCAD/CAMシステムである。加
工情報は単にNC工作機械の自動運転に必要なNCデー
タに留まるものではない。部品の加工をどのような構想
でいかなる加工方法で行うかの決定が、作成されるNC
データに甚大に反映する。現状のCAMは既にNC工作
機械上に戴置された部品の加工情報の自動作成が主目的
になっているが、FMSなどにおける生産方法の評価を
考慮するまでにはいたっていない。一方、CADによる
部品図データ及び材料図データは単に最終結果を求める
加工情報に過ぎず、CAD情報を活用してNCデータを
作成するためには、加工の構想(使用する機械を設定し
、工程手順を決定する等)や加工の方法、部品をパレッ
ト上に最適な方法で配置5組合わせ。
固定すること、所謂段取り方法などに関する切削加工技
術の情報を盛り込む必要がある。
本発明は、上記事情に鑑みて提案されたものであって、
FMS等に必要な首尾一貫した加工情報作成装置の一環
として使用できる柔軟性と実用性を備えた自動加工機に
おける切削条件設定装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明において、上記の問題点を解決するだめの手段は
、自動加工機の切削条件設定装置であって、切削条件基
準データ、図形データ、その径方向及び深さ方向に関係
を有する諸データを格納する記憶部と、径方向及び深さ
方向で必要な自動修正を判定する判定部と、所要の自動
修正量を演算する演算部と、演算された自動修正量を互
いに比較する比較部と、比較結果に基づく所要の自動修
正量を設定する修正設定部とを備える自動加工機の切削
条件設定装置とするものである。
本明細書において、切削条件データとは、主切削速度(
Vl)、副切削速度(V2)、主送り速度(Fl)、逃
げ送り速度(F2)、副送り速度(F3)、突き抜は送
り速度(F4)、深さ方向切り込み(Tl)、径方向切
り込み(Dl)から構成されるものとする。
〔作用〕
本発明は、切削条件基準データ、工具毎加工内容データ
、使用工具データを読み込み、加工領域毎に切削条件デ
ータを自動決定するものである。
切削速度、送り速度、切り込み量の自動決定は、切削条
件基準データより、工具コード、仕上げ程度、工具径、
被削材材質にあったものを検索し、比例配分でそれぞれ
の値をもとめる。
本発明は切り込み量の修正を行うことを大きな特徴とし
ているが、これは工具の切削面積を目一杯有効に生かし
、例えば3回かかる作業を2回で処理できるようにして
、あらゆる工具に理想的な仕事をさせようとするもので
、従来はカッタ径だけを一次元的に検討するに留まって
いたものを、深さ方向の検討をも加えて切削面積という
見地から大局的に判定しようとするものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図は、本発明を実施した自動加工機における切削条
件設定装置の一例を示す構成図で、該装置は第2図に示
される如き加工情報作成装置の一部に使用されると好適
なものであるので、まず加工情報作成装置について説明
する。
第2図は加工情報作成装置の一例を示すブロック図で、
4つの処理部門に大別されている。第1の処理部門10
1は加工設計処理とよぶもので、CADで作成された部
品図、材料図をデータ入力し、CAM用の加工図、素材
図、領域図、工程図。
段取り案データを作成する。第2の処理部門102は加
工方法処理とよぶもので、工程図1段取り案データを入
力し、加工方法の設定、工具の設定、工具の統合、工具
の検索を行い加工標準書としてデータを出力する。第3
の処理部門103は段取り図処理とよぶもので、加工設
計処理で得られた段取り案、素材図データ、加工方法処
理で得られたデータによって、複数の加工部品の段取り
組合せ、治具部品の配置、工具干渉チェックを行ない、
段取り図データを作成する。第4の処理部門104は加
工技術処理とよぶもので、段取り図データによって、加
工順序、加工領域、加工条件、切削条件の決定を行ない
、作業指示書としてデータを出力する。そして、得られ
たデータは、加工データ変換処理によってパートプログ
ラムに変換される。次にNCデータ自動作成装置によっ
てパートプログラムからNCデータを作成する。
第2図においてCPUIに種々の処理データやコマンド
が画面付キーボード2から入出力装置2aを介して入出
力される。
CAD装置Mから入力される図面データは製品として設
計された部品図データMaと加工される部品の材料図デ
ータMbとの2種類であり、夫々について形状データお
よび付加データ等が入力される。
基準データ・ファイル3は各段で説明するように、各処
理部で処理をする時の基準となる種々の基準データがフ
ァイルされる。器械データ・ファイル4には設備される
機械の機械名、仕様等の機械データ、治具データ・ファ
イル5にはワークを取付け、固定するための治具データ
、工具データ・ファイル6には使用する工具の工具名、
工具径等の工具データおよび切削条件基準データ・ファ
イル7には切削条件を決めるための切削条件基準データ
がファイルされている。
CAD装置Mで作成された部品図データMaおよび材料
図データMbをもとにして、CAMデー゛りとして処理
可能なデータに変換する。加工図データ、素材図データ
2領域図データ、工程図データおよび段取り案データを
作成(これらの処理工程を加工設計とよぶ)し処理する
部品図データは部品図座標系設定処理部8に取り込まれ
部品図の座標系設定が行なわれる。部品図の座標系には
部品座標系、加工面座標系、形状座標系および断面座標
系の4つの座標系が設定される。
断面座標系は形状座標系に、形状座標系は加工面座標系
に、加工面座標系は部品座標系にと、それぞれの座標系
は部品座標系に従属し、変換データを有して互いに関連
しリンクされている。部品図座標系設定処理部8で設定
された4つの座標系に基づいて加工形状処理部9では加
工形状を面加工、溝加工、側面加工・ポケット加工、穴
加工および最大加工の夫々に集約し形状分類される。各
種座標系をもとに処理された加工形状データは加工図デ
ータとしてメモリー8に記憶され出力される。
材料図データは材料図座標系設定処理部10に取り込ま
れ、材料図の座標系設定が行なわれる。
材料図の座標系設定は部品図の座標系設定と同様である
。材料図座標系設定処理部10で設定された座標系上に
基づいて素材形状処理部11では素材形状を面、溝、側
面、ポケット、穴および殺人の夫々に形状分類され素材
図データとしてメモリ19に記憶され出力される。
加工図データと素材図データは、これらを合成する加工
領域図処理部12に取り込まれる。加工図データ18と
素材図データ19とが合成されることによって、削りと
るべき部分の領域作成処理が行われ、さらに領域図修正
処理部13で研摩代(W)あるいは精密仕上代などの領
域修正処理が行われて、加工の領域図データがメモリ2
0に記憶され出力される。
個々の領域図データは、加工領域分割処理部14に取り
込まれて、荒・中・仕上領域の自動分割を行なう加工領
域の分割は、部品を1工程(同一部品において機械を複
数台使用して、異なる加工を行なう場合や、パレット上
の部品の配置や取付は固定の仕方を変更(段取り替え)
して加工する場合の工程である)で加工しない場合、す
なわち、複数工程に分割して荒・中仕上加工を行なう場
合に処理される。加工領域を分割処理し、分割処理した
データと機械データ・ファイル4の機械データが工程図
処理部15に取り込まれ、使用する機械を指示し、指示
された機械において、段取り(部品をバレットに取付は
固定する作業をいう)1回で加工する、いわゆる1工程
での自動加工が可能な加工形状を集めて工程図データを
作成しメモリ21に記憶される。
工程図データ、素材図データおよび治具データは段取り
案処理部16に取り込まれて、治具べ一スを選択し工程
図(工程ごとの領域図データ)および素材図(ワーク)
、治具部品(ストッパ、締め板およびボルトなど)の配
置を行なう処理がなされる。さらに工具干渉チェック処
理部17で機械原点や工具を表示して移動することによ
り干渉チェックを行なって1工程における部品および治
具の適正な配置と各形状のデータや各座標系を連結する
変換データを得る。段取り案データはメモ1J22に記
憶され出力される。
以上の処理を1部品の各工程毎に行ない、加工図データ
・メモリ18、素材図データ・メモリ19、領域図デー
タ・メモリ20、工程図データ・メモリ21および段取
り案データ・メモリ22に記憶された夫々のデータを1
工程分として逐一作業ファイル(1)54にファイルさ
れる。
以後、連続して工程毎に処理がなされるが、工程毎終了
信号でゲート56が開き、作業ファイルTl)54にフ
ァイルされたすべてのデータの加工設計ファイル59に
ファイルされる。1部品が終了すると、次の部品図の処
理が行なわれる。上記の手順を、各部品毎、且つ工程毎
に行なうことにより、加工設計の処理がなされる。
次に、上述した加工設計ファイル59にファイルされて
いる各データと基準データ等をもとにして以下に詳述す
る加工方法の処理がなされる。
加工設計ファイル59にファイルされた必要なデータと
基準データ・ファイル3にファイルされている必要な基
準データが加工方法毎領域処理部23に取り込まれて前
記6種の加工方法(面、溝。
穴2没入、ポケット側面)についてそれらの加工方法毎
に領域を分割する処理がなされ、加工方法毎領域データ
がメモリ30に記憶されて出力される。加工方法毎の領
域処理は、加工方法の優先指示や加工方法において分野
すべき判別データなどの基準データを基に行なわれる。
加工方法毎領域データは必要な基準データとともに加工
方法毎加工内容処理部24に取り込まれて、加工内容毎
に加工内容データ例えば加工径、加工深さ等が処理され
て作成され加工方法毎加工内容データがメモリ31に記
憶されて出力される。
基準データは、加工方法コードの決定用データ、工具コ
ード毎の工具径や工具長さデータ、仕上程度の決定用デ
ータ、工具コードの決定用データなどである。
加工方法毎領域データ・メモリ30に記憶されている加
工方法毎領域データ、加工方法毎加工内容データ・メモ
リ31に記憶されている加工方法毎加工内容データおよ
び必要な基準データは、工具検索処理部25に取り込ま
れて、加工方法に対する工具コード(フェイスミルカッ
タやエンドミルカッタなど)を設定し、工具毎に荒・中
・仕上加工等の分割処理を行って工具毎領域データを作
成しメモリ32に記憶されて出力される。工具毎領域デ
ータは、荒・仕上加工あるいは荒・中・仕上加工の分割
記述データに基づいて、工具コード毎に加工領域を設定
する。工具毎領域データは必要な基準データとともに工
具毎加工内容処理部26に取り込まれ、工具コード(フ
ェイスミルカッタやエンドミルカッタなど)毎の加工径
や加工深さなどが処理されて工具毎加工内容データがメ
モリ33に記憶されて出力される。基準データは工具毎
の工具径や工具長さなどの設定データである。
工具毎加工内容データと必要な基準データは統合指示処
理部27に取り込まれて工具毎領域から共通領域のもの
例えば同一工具で切削可能な共通領域を統合して指示せ
しめるように処理して作成され、統合指示データがメモ
リ34に記憶されて出力される。基準データは工具コー
ド毎のメモリテーブルに加工可能源さなどが用意されて
いる。
また、工具径や工具中の範囲を荒・中・仕上げ加工毎に
設定している。
工具毎加工内容データ、統合指示データ、工具データ・
ファイル6にファイルされている工具データ、機械デー
タおよび必要な基準データは工具検索処理部28に取り
込まれて工具の検索を行ない使用工具を決定する処理が
なされる。作成された使用工具データは使用工具データ
・メモリ35に記憶され出力される。
加工方法毎領域データ・メモリ30.加工方法毎加工内
容データ・メモリ31.工具毎領域データ・メモリ32
.工具毎加工内容データ・メモリ33および統合指示デ
ータ・メモリ34に夫々記憶されたデータに基づいて加
工標準書作成処理部29に取り込まれて、工具毎の工具
径、仕上程度。
加工面などの加工内容をリスト表示する加工標準書が作
成処理されて加工標準書出力データがメモリ36に記憶
され出力される。
これらのメモリ30〜36に記憶された出力データは1
部品の工程別に作業ファイル(2)55に逐一ファイル
される。工程毎の処理が行なわれてその部品についての
加工標準書データが作成されると、部品毎終了信号がゲ
ート58を開き、作業ファイル(2) 55にファイル
された各データが加工方法ファイル60にファイルされ
る。1部品の各工程毎の処理が終了すると、次の部品の
データをCAD装置Mから入力し、第1の処理部門10
1および第2の処理部門102の処理が繰り返される。
次に、加工設計ファイル59、および加工方法ファイル
60に基づいて、以下に詳述する段取り画処理と加工技
術処理がなされる。
加工設計ファイル59にファイルされた段取り案データ
、基準データ・ファイル3にファイルされている必要な
基準データ、治具データ・ファイル5にファイルされて
いる治具データ、工具データ・ファイル6にファイルさ
れている工具データおよび加工方法ファイル60にファ
イルされている各データが段取り組合せ処理部37に取
り込まれて、各座礁系の連結に基づいて複数個の部品配
置による段取りの組合せ、治具部品の配置および工具干
渉チェックを行う処理がなされる。さらに優先指示処理
部38では部品、加工面、工具の優先指定をし、優先指
示により加工順序を制御する処理がなされて段取り図デ
ータがメモリ44に記憶され出力される。
段取り図データ・メモリ44に記憶された段取り図デー
タは作業ファイル(3)61に逐一ファイルされる。段
取り回毎の終了信号によりゲート62が開き段取り図、
加工技術ファイル63に段取り図データはファイルされ
る。段取り図データ、工具毎加工内容データ、必要な基
準データが工具毎加工順序処理部39に取り込まれ、前
記優先指示に従い加工順序決定テーブルに基づいて工具
毎の加工順序を決める処理がなされて工具毎加工順序デ
ータがメモリ45に記憶され出力される。
必要な基準データ、工具毎領域データ、工具毎加工内容
データおよび使用工具データが加工領域処理部40に取
り込まれて、面加工領域の統合すなわち、工具毎の加工
領域のうち、同一加工面で同一工具での面加工が複数あ
る場合に統合が行なわれる。溝、側面、ポケット加工の
側面部および底面部などの加工分割すなわち、決定され
た工具毎の加工領域に対し、複数回の加工によって行な
われる場合に基準データに従って分割が行なわれ、最終
の加工領域を作成する処理がなされて加工領域データが
メモリ46に記憶される。
基準データは、1回の深さ方向切込量の底面の余裕量、
工具毎の側面の径方向シフト量、ポケットの径方向シフ
ト量などである。必要な基準データ、加工領域データ、
工具毎加工内容データおよび工具データが加工条件処理
部41に取り込まれて、動きのタイプ(直線1円弧、ド
リル加工のサイクルなど)、動きのパラメータ(切削方
向、切込半径、逃げ量など)、クリアランス(早送りの
余裕見積り)およびクーラントのを無等の加工条件を決
める処理がなされて加工条件データがメモリ47に記憶
される。工具コード、仕上程度、深さ方向切込み、径方
向切込み、材料側切削速度、送り速度が設定された切削
条件テーブルを有する切削条件基準データ、工具毎加工
内容データ、工具データ、段取り図データおよび加工条
件データが切削条件処理部42に取り込まれて、切込み
、切削速度、送り速度の切削条件を決める処理がなされ
て、切削条件データが切削条件データ・メモリ48に記
憶される。
工具毎加工順序データ、加工条件データ、切削条件デー
タ、工具データおよび工具毎加工内容データが作業指示
書作成処理部43に取り込まれて第6図に示す如き加工
順序毎に工具データ、回転数、送り速度および加工面等
の作業指示リストを表示する処理がなされて作業指示書
出力データがメモリ49に記憶されて出力表示される。
メモリ44〜メモリ49に記憶された各データは逐一作
業ファイル(3)61にファイルされる。
段取り図処理および加工技術の処理がなされ、段取り回
毎加工技術終了信号によってゲート62が開き、作業フ
ァイル(3)61にファイルされた各データが段取り図
・加工技術ファイル63にファイルされる。
パートプログラム変換に必要な基準データ、加工方法フ
ァイル605段取り図、加工技術ファイル63の夫々に
ファイルされている各データ、および機械データが加工
データ変換処理部50に取り込まれてパートプログラム
に変換処理されて変換データがメモリ51に記憶される
。変換データはNCデータ自動作成装置52に取り込ま
れてNCプログラムが作成され、指定された機械の加工
用NCテープ53として出力される。またNCプログラ
ムデータはNCデータ・ファイル64にファイルされる
本発明による切削条件設定装置は、上記の加工情報作成
装置において、主として切削条件処理部42に関するも
のであるが、必ずしもそれに限定されるものでないこと
は言うまでもない。
第1図は、本発明に係わる切削条件設定装置の一例を示
すブロック図である。第1図において、切削条件設定装
置は、上位装置の中央処理装置を兼ねるCPUIと、キ
ーボード付ディスプレイ2及びその入出力ポート2aと
、図形データとその径方向及び深さ方向に関係を有する
諸データとを切削条件基準データに基づいて処理し、切
削条件を設定する切削条件処理部42と、設定された条
件データを格納する切削条件データ・メモリ48と、切
削条件基準データ、工具毎加工内容データ。
使用工具データ、加工条件データ、段取り図データを格
納する記憶部71と、径方向及び深さ方向で必要な自動
修正を判定する判定部72と、所要の自動修正量を演算
する演算部73と、演算された自動修正量を互いに比較
する比較部74と、比較結果に基づく所要の自動修正量
を設定する修正設定部75とを備えて概略構成される。
図中81〜85はデータを一時保存するレジスタである
判定部72は、自動修正そのものの可否を判定する自動
修正判定部72a、径方向判定部72b及び深さ方向判
定部72cから成る。
演算部73は、径方向及び深さ方向の演算部をそれぞれ
2基備えている。その詳細は動作の説明において後記す
る。
比較部74は、深さ方向比較部74aと径方向比較部7
4bとから成る。
修正設定部75も、4基の修正設定部75a〜75dか
らなるが、その詳細は動作の説明において後記する。
第3図は上記装置の動作手順図であり、第4図はその動
作の一部を詳細に示すフローチャートである。第3図に
おいて、手順が開始されると、まず第0段として、記憶
部71から切削条件基準データを切削条件処理部42へ
入力し、次に第0段として、記憶部71の他のデータも
切削条件処理部42へ入力する。
記憶部71の内容は、第2図において説明した切削条件
基準データ・メモリ3、工具毎加工内容データ・メモリ
33、使用工具データ・メモリ35、加工条件データ・
メモリ47、段取り図データ・メモリ44の内容である
第5図は切削条件基準データ・メモリ3の内容を示す出
力図であり、第6図は工具毎加工内容データ・メモリ3
3の内容を示す出力図であり、第7図は使用工具データ
・メモリ35の内容を示す出力図及びその説明図であり
、第8図は加工条件データ・メモリ47の内容を示す出
力図である。
第9図(a)〜(C)は加工条件データの黒皮及び加工
済みクリアランスを図形的に示し、切削速度及び送り速
度の条件をも示した説明図である。
また、段取り図データ・メモリ44の内容は図形データ
に基くものであり、ワークの形状と強度・材質が係数設
定されている。
手順の第■段〜第■段は、切削速度、送り速度および切
り込み量の自動決定で、切削条件処理部42において、
切削条件基準データより、工具コ−ド、仕上げ程度、工
具径、被削材材質にあったものを検索し、比例配分でそ
れぞれの値をもとめる。仕上げ程度が一致しないときは
、それに近いものとする。使用工具データに優先して各
切削条件データが設定されている場合以外は主切削速度
(Vl)、主送り速度(Fl)、又は深さ方向切り込み
(T1)と径方向切り込み(DI)および主切削速度(
■1)に対する副切削速度(V2)。
主送り速度(Fl)に対する副送り速度(F2゜F3.
F4)を係数処理し、それぞれ切削条件基準データによ
り自動決定する。
手順の第0段は、上記で決定された諸データのうち、深
さ・径の切り込み量が適当であるか否かを判定し、適切
な量に修正処理することであるが、この処理については
、第1図の構成図及び第4図のフローチャートによって
更に詳細に説明する。
本発明は切り込み量の修正を行うことを大きな特徴とし
ているが、これは工具の切削面積を目一杯有効に生かす
径と深さを求めようとするものである。さて、第4図の
フローがスタートする前、第1図の5つのレジスタ81
〜85には、下記のデータが保留されている。第1のレ
ジスタ81には、これから検討の対象となる径方向の切
り込み(Dl)と深さ方向の切り込み(T1)とが保留
されていて、これは前記切削条件データ48がら入力さ
れたものであるが、その源流は使用工具データに由来す
るものである。第2のレジスタ82には、径方向取り代
(Do)及び深さ方向取り代(To)とが保留されてい
て、これは工具毎加工内容データから入力されたもので
ある。第3のレジスタ83には切削面積M1が保留され
、第4のレジスタ84には主切り回申DL及び主切り刃
長さTLが保留され、第5のレジスタ85には有効係数
Cd及びCLが保留されているが、いずれも使用工具デ
ータから入力されたものである。
第4図のフローは、まず自動修正判定部72aで、切削
面積M1の指定があるが否かを判定し、無ければ修正不
可の信号を設定部76へ送る。設定部76は第1のレジ
スタ81に保留された径方向切り込み(DI)と深さ方
向切り込み(T1)とをそのまま切削条件データメモリ
48へ戻し、無修正で切り込み設定値り及びTとする。
次に、第10図(a)に示す工具の径方向切り込み(D
l)及び深さ方向切り込み(T1)を、第10図(b)
に示す加工領域における径方向取り代(Do)及び深さ
方向切り込み(To)と比較し、工具側が大き過ぎるの
でなければ、やはり修正不可の信号を設定部76へ送る
。設定部76は、既に述べた如く、径方向切り込み(D
l)と深さ方向切り込み(T1)とをそのまま切削条件
データ・メモリ48へ戻す。工具側が大き過ぎる場合は
、検討可の信号を出力し、径方向と深さ方向とのそれぞ
れについて検討することになる。
検討信号はまず径方向判定部72bを起動し、径方向切
り込み(Dl)と径方向取り代(DO)を比較して、工
具側が大きければ、修正信号を演算部73へ出力し、工
具側が大きくなければ出力しない。更に検討信号は深さ
方向判定部72cへ出力し、深さ方向判定部72cは深
さ方向切り込み(T1)と深さ方向取り代(TO)を比
較して、工具側が大きければ、修正信号を演算部73へ
出力し、工具側が太き(なければ出力しない。従って、
修正信号は深さ方向演算部73aか、径方向演算部73
cのいずれか一方に出力される。
径方向判定部72bから出力された修正信号は第1の深
さ方向演算部73aへ入力され、第1°1図に示す仮想
深さ方向切り込み値TaをTa=M1/D。
と演算する。一方、有効深さ方向切り込みTbをTb−
TLXCL により算出する。CLは主切り刃長さTLに対する有効
係数として、例えば0.8に設定する。これらを深さ方
向比較部74aで比較し、仮想値が有効値より大きくな
ければ、第1の修正設定部75aで、この仮想深さ方向
切り込み値Taを深さ方向切り込み決定値Tとして設定
し、径方向取り代DOを径方向切り込み決定値りとして
設定する。
仮想値が有効値より大きい場合には、第1の径方向演算
部73bを起動し、有効深さ方向切り込みTbによる径
方向切り込み値Dbを、 Db=M1/Tb として算出し、第2の修正設定部75bで、このDbを
径方向切り込み決定値りとして設定し、有効深さ方向切
り込み値Tbを深さ方向切り込み決定値Tとして設定す
る。
深さ方向判定部72cから出力された修正信号は第2の
径方向演算部73cへ入力され、第12図に示す仮想径
方向切り込み値Daを D a = M 1 / T O と演算する。一方、有効深さ方向切り込みDbをDb=
DLXCd により算出する。Cdは主切り回申DLに対する有効係
数として、例えば0.8に設定する。これらを径方向比
較部74bで比較し、仮想値が有効値より大きくなけれ
ば、第3の修正設定部75cで、この仮想径方向切り込
み値])aを径方向切り込み決定値りとして設定し、深
さ方向取り代Toを深さ方向切り込み決定値りとして設
定する。仮想値が有効値より大きい場合には、第2の深
さ方向演算部73dを起動し、有効径方向切り込みDb
による深さ方向切り込み値Tbを、 T b =M 1 /Db として算出し、第4の修正設定部75dで、このTbを
深さ方向切り込み決定値Tとして設定し、有効径方向切
り込み値Dbを径方向切り込み決定値りとして設定する
切削条件データは、設定された値により、当然書き替え
られることになる。第13図は決定合れた切削条件デー
タの出力見本図である。
手順の第0段はワーク強度の係数処理で、切削速度、切
り込み量に、段取り図で入力済みの係数をそれぞれかけ
る。ねじ加工(タップ)の送り速度、切り込み量は影響
を受けないようにする。
このように、本実施例によれば、 イ)切削速度を主及び副、送り速度を主・逃げ・副・突
き抜け、切り込みを深さ方向・径方向に分けることによ
り、加工領域の変化を的確にとらえた切削条件データを
決定でき、 口)使用工具データの内容を優先的に採用し、未登録の
ときは切削条件基準データより自動決定を行い、対話処
理での修正は使用工具データと決定済みの切削条件基準
データについておこなうことができ、 ハ)加工領域の形状すなわち深さ方向もしくは径方向の
取り代と、使用工具データの切削面積、深さ方向もしく
は径方向の切り込み量より、加工領域に合わせた各方向
の切り込み量を決定するため理想的な切削が可能になり
、 二)ワーク強度による係数処理を行うことにより、全体
的な切削条件データの修正が可能となる。
〔発明の効果〕
以上、説明したとおり、本発明によれば、従来は工具側
からのみ行われていた切削条件の検討を加工技術を盛り
込むという観点から工具とワークの両面から行い、特に
切削面積を効率的に処理することで加工時間の無駄や無
理を省き、加工能率の向上を計り、工程の単純化により
良好な仕上げを可能にし、工具に理想的な仕事をさせ、
処理に巾をもたせ、柔軟性と実用性を備えた自動加工機
における切削条件設定装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施した切削条件設定装置の一例を示
すブロック図、第2図は本発明の実施に好適な加工情報
作成装置のブロック図、第3図及び第4図は上記実施例
の動作のフローチャート、第5図〜第9図はメモリ・デ
ータの出力見本図、第10図〜第12図は深さ・径方向
切り込み量の修正処理の説明図、第13図は切削条件デ
ータの出力見本図である。 1;中央処理装置(CPU)、 2;キーボード付ディスプレイ、 42;切削条件処理部、 48;切削条件データ・メモリ、 7■;記憶部、 72;判定部、 73;演算部、 74;比較部、 75;修正設定部、 76;設定部、 81〜85;レジスタ。 TL;主切り刃長さ、 T1;深さ方向切り込み、 TO;深さ方向取り代、 DL;主切り刃車、 Dl;径方向切り込み、 DO;径方向取り代、 Ml;切削面積。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 図形情報から自動加工機の加工情報を作成する過程で、
    切削加工の条件を設定する切削条件設定装置であって、
    切削条件基準データ、加工領域データ、その径方向及び
    深さ方向に関係を有する諸データを格納する記憶部と、
    径方向及び深さ方向で要する自動修正を判定する判定部
    と、所要の自動修正量を切削面積に基いて演算する演算
    部と、演算された自動修正量を許容量と比較する比較部
    と、比較結果に基づく所要の自動修正量を設定する修正
    設定部とを備えることを特徴とする自動加工機における
    切削条件設定装置。
JP4989286A 1986-03-07 1986-03-07 自動加工機における切削条件設定装置 Expired - Lifetime JPH0622777B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4989286A JPH0622777B2 (ja) 1986-03-07 1986-03-07 自動加工機における切削条件設定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4989286A JPH0622777B2 (ja) 1986-03-07 1986-03-07 自動加工機における切削条件設定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62208856A true JPS62208856A (ja) 1987-09-14
JPH0622777B2 JPH0622777B2 (ja) 1994-03-30

Family

ID=12843682

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4989286A Expired - Lifetime JPH0622777B2 (ja) 1986-03-07 1986-03-07 自動加工機における切削条件設定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0622777B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006068901A (ja) * 2005-11-16 2006-03-16 Makino Milling Mach Co Ltd 工作機械の制御装置
JP2016137557A (ja) * 2015-01-29 2016-08-04 ファナック株式会社 切削条件を自動で変更する機能を有した工作機械

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5670501B2 (ja) * 2013-03-21 2015-02-18 ファナック株式会社 切削条件表示装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006068901A (ja) * 2005-11-16 2006-03-16 Makino Milling Mach Co Ltd 工作機械の制御装置
JP2016137557A (ja) * 2015-01-29 2016-08-04 ファナック株式会社 切削条件を自動で変更する機能を有した工作機械
US10599123B2 (en) 2015-01-29 2020-03-24 Fanuc Corporation Machine tool with function to automatically modify cutting conditions

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0622777B2 (ja) 1994-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100476657C (zh) 工程设计方法与工程设计装置
JPS6257852A (ja) 自動プログラミング装置
JP6506222B2 (ja) Cad/cam−cnc統合システム
US20080109097A1 (en) Machining step generating apparatus
US5369870A (en) Method for deciding procedure of machining
CN116224902B (zh) 一种智能换刀决策控制系统
JPS62208856A (ja) 自動加工機における切削条件設定装置
JPS62140741A (ja) 自動加工機における加工領域分割処理装置
Kramer Process planning for a milling machine from a feature-based design
JPS62208858A (ja) 自動加工機におけるパ−トプログラム作成装置
JPH0457459B2 (ja)
JPS62295116A (ja) 自動加工機における加工領域分割処理装置
JPS62127907A (ja) 自動加工機における加工情報作成装置
JPS62166407A (ja) 工作機械における図形情報のデ−タ構成
JPH0433576B2 (ja)
JPH0611456B2 (ja) 加工経路の算出方法
JPS62208859A (ja) 自動加工機における切削条件設定装置
JPS62140745A (ja) 自動加工機における加工形状設定処理方法
JPS62140742A (ja) 自動加工機における加工領域分割処理装置
JPH0436820B2 (ja)
JPS61241043A (ja) 加工デ−タの作成方式
JPS62239206A (ja) 自動加工機における加工開始点設定装置
JPS62208854A (ja) 自動加工機における工具統合処理装置
JPH057133B2 (ja)
JPS62140747A (ja) 自動加工機における加工条件設定装置