JPS62140747A - 自動加工機における加工条件設定装置 - Google Patents

自動加工機における加工条件設定装置

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JPS62140747A
JPS62140747A JP28170785A JP28170785A JPS62140747A JP S62140747 A JPS62140747 A JP S62140747A JP 28170785 A JP28170785 A JP 28170785A JP 28170785 A JP28170785 A JP 28170785A JP S62140747 A JPS62140747 A JP S62140747A
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data
machining
tool
processing
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JP28170785A
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Shigeto Hirata
平田 重人
Shigeru Shimizume
清水目 茂
Kazuhiko Imada
今田 和彦
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Hitachi Seiki Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、CA、D(コンピュータ援用設計)等による
部品図データおよび材料図データから、ワークを加工す
る生産設備機械(NC工作機械)のNCデータを自動作
成し、−貫した生産体系のCAM(コンピュータ援用製
作)化を計る自動加工機の加工情報作成処理の過程で、
図形出力との対話処理および自動処理により、加工領域
単位で、動きのタイプとそのパラメータ、黒皮・加工済
みのクリアランス、クーラントの要否、径・位置補正番
号などの加工条件データを決定する自vJ加工機におけ
る加工条件設定装置に関し、特に、jJil工領域工状
域、材料、加工条件の有する制約に対応して工具の動か
し方とクリアランスを決定する自動加工機における加工
条件設定装置うこ関する。
〔従来の技術] 柔軟性に冨む自動生産システムの代表として、FMSは
今や実用段階にある。FMSにおいては、コンピュータ
が、スケジュール計画、加工9段取り計画、工具供給計
画等をオンライン運用することになるが、その上位に相
当するCADの部品図データおよび材料データの提示か
ら当該F M Sヘダウンロードさせる加工情報作成装
置の構造に関しては、現状では一貫性に乏しく、固定的
で部分的かつ断片的なものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
現状のCAD/CAMシステムは固定的1部分的且つ断
片的で一貫性のないものがほとんどである。たとえ一連
のものがあったとしても柔軟性に乏しく実用に供してい
ないのが現状である。すなわち、今だ切削加工技術をち
りこんだ生産体系にマツチングしたものが確立されず、
不完全なCAD / CA Mシステムである。加工情
報は単にNC工作機械の自動運転に必要なNCデータに
留まらない。部品の加工をどのような構想でいかなる加
工方法で行うかの決定が、作成されるNCデータに甚大
に反映する。現状のCAMはすでにNC工作機械上に載
置された部品の加工情報の自動作成が主目的であり、F
MSなどでの生産方法の評価を考慮するまでには至って
いない。一方、CADによる部品図データ、材料図デー
タは単に最終結果を求める加工情報なこすぎす、CAD
情報を利用してNCデータを作成する為には、加工の構
想(使用する機械を設定し、加工の工程手順を決定する
など)や加工の方法および部品をパレット上に最適な方
法で配置あるいは組合わせ、固定すること、所謂段取り
方法などに関する切削加工技術の情報を盛り込む必要が
ある。
ここでの問題点は、第1に加工の工程をいかに分割して
使用する機械を決定し生産の効率化、平準化を計るかで
ある。第2に分割された加工工程に対し、部品をパレッ
ト上にどのように配置、あるいは組合わせて加工するか
、加工段取りの仕方がある。第3に加工方法をどのよう
に概念づけるか、そして加工形状、加工精度情報に基づ
いて、使用する工具や加工領域の割り付けの処理を検討
することが、CADからNC加工へ導く一貫性と柔軟性
のキーポイントである。
本発明の目的は上記事情に鑑み問題を解決するために提
案されたものであって、FMS等に必要な首尾一貫した
加工情報作成装置の一環として使用できる柔軟性と実用
性とを備えた自動加工機における加工条件設定装置を提
供することにある。
〔問題点を解決するための手段と作用〕本発明において
、上記の問題点を解決するための手段は、点・線分・円
弧の形状要素に基づ(領域データと、加工精度・加工方
法を含む加工内容データとを備えた加工領域データを工
具の種類毎に検討し、出力画面との対話処理および自動
処理により加工条件を設定する自動加工機における加工
条件設定装置であって、自動加工機の機械データを格納
するメモリと、その自動加工機の工具データを格納する
メモリと、工具の動きのタイプ・パラメータ・クリアラ
ンスを含む基準データを格納するメモリと、工具毎領域
データおよび工具毎加工内容データとを比較して加工領
域に状態フラグをたてる比較処理部および設定部と、そ
の領域状態と基準データとを比較して所望の工具条件を
選択する複数組の比較処理部および設定部と、各設定部
からの出力データを統合する統合部とを備えることを特
徴とする自動加工機における加工条件設定装置とするも
のである。
加工条件決定では、後述するように動きのタイプとその
パラメータ、黒皮・加工済みの加工点におけるクリアラ
ンス、クーラントの要否、径・位置補正番号などの加工
条件データを、加工領域単位に決定する。
真円・領域・輪郭の動きとしてのタイプを決定し、穴あ
けは標準サイクルと特殊サイクルのいずれかの動きのタ
イプになる。動きのパラメータは、ドウエル量・1回あ
たりの切り込み量・逃げ量・引き戻し量・シフ+−i・
入口部の切削量・出口部の切削量、さらに、切削方向・
開始近点・切り込み半径が決定される。クリアランスは
、開始点・終了点・Z方向・中途点・座ぐり(あるいは
加工中余裕量)に対して設定し、黒皮表面と加工済み表
面の両方のデータを作成する。
基準データは、工具コード・仕上程度(最小、最大)・
工具径(最小、最大)・加工領域の状態フラグ・被削材
材質・動きのタイプ・動きのパラメータの動作関係のも
のと、工具コード・仕上げ程度・工具径・タイプ(穴、
穴以外の区別)・黒皮あるいは加工済みのクリアランス
関係のものがある。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図は、本発明を実施した自動加工機における加工条
件設定装置の一例を示すブロック図であり、その加工条
件設定装置は、第2図に示されるような加工情報作成装
置の一部に使用されると好適なものであるので、まず加
工情報作成装置全般について説明する。
第2図は加工情報作成装置の一例を示すブロック図で、
装置は4つの処理部門に大別される。第1の処理部門1
01は加工設計処理とよぶもので、CADで作成された
部品図、材料図をデータ人力し、CA M用の加工図、
素材図、領域図、工程図。
段取り案データを作成する。第2の処理部門102は加
工方法処理とよふもので、工程図2段取り富データを入
力し、加工方法の設定、工具の設定。
工具の統合、工具の検索を行ない加工標準書としてデー
タを出力する。第3の処理部門103は段取り図処理と
よふもので、加工設計処理で得られた段取り案、素材図
データ、加工方法処理で得られたデータによって、複数
の加工部品の段取り組合わせ、冶具部品の配置、工具干
渉チェックを行い、段取り図データを作成する。第4の
処理部門104は加工技術処理とよふもので、段取り図
データによって、加工順序、加工領域、加工条件。
切削条件の決定を行ない、作業指示書としてデータを出
力する。そして、得られたデータは、加工データ変換処
理によってパートプログラムに変換される。次にNCデ
ータ自動作成装置によってパートプログラムからNCデ
ータを作成する。
第2図においてCPU1に種々の処理データやコマンド
が画面付キーボード2から入出力装置2aを介して入出
力される。
CAD装置Mから入力される図面データは製品として設
計された部品図データMaと加工される部品の材料図デ
ータMbとの2種類であり、夫々について形状データお
よび付加データ等が入力される。
基準データ・ファイル3は各段で説明するように、各処
理部で処理をする時の基準となる種々の基準データがフ
ァイルされる。機械データ・ファイル4には設備される
機械の機械名、仕様等の機械データ、治具データ・ファ
イル5にはワークを取付け、固定するための治具デーク
、工具データ・ファイル6には使用する工具の工具名、
工具径等の工具データおよび切削条件基準データ・ファ
イル7には切削条件を決めるための切削条件基準データ
がファイルされている。
CAD装置Mで作成された部品図データMaおよび材料
図データMbをもとにして、CAMデータとして処理可
能なデータに変換する。加工図データ、素材図データ、
領域図データ、工程図データおよび段取り案データを作
成(これらの処理工程を加工設計とよぶ)し処理する。
部品図データは部品図座標系設定処理部8に取り込まれ
部品図の座標系設定が行なわれる。部品図の座標系には
部品座標系、加工面座標系、形状座標系および断面座標
系の4つの座標系が設定される。
断面座標系は形状座標系に、形状座標系は加工面座標系
に加工面座標系は部品座標系にと、それぞれの座標系は
部品座標系に従属し、変換データを有して互いに関連し
リンクされている。部品図座標系設定処理部8で設定さ
れた4つの座標系に基づいて加工形状処理部9では加工
形状を面加工。
溝加工、側面加工、ポケット加工、穴加工および設入加
工の夫々に集約し形状分類される。各種座標系をもとに
処理された加工形状データは、加工図データとしてメモ
リ18に記憶され出力される。
材料図データは材料図座標系設定処理部10に取り込ま
れ、材料図の座標系設定が行なわれる。
材料図の座標系設定は部品図の座標系設定と同様である
。材料図座標系設定処理部10で設定された座標系上に
基づいて素材形状処理部11では素材形状を面、溝、側
面、ポケット、穴および般式の夫々に形状分類され素材
図データとしてメモリ1つに記憶され出力される 加工図データと素材図データは、これらを合成する加工
領域処理部12取り込まれる。加工図データと素材図デ
ータとが合成されることによって、削りとるべき部分の
領域作成処理が行われ、さらに領域図修正処理部13で
研摩代あるいは精密仕上代などの領域修正処理が行われ
て、加工の領域図データがメモリ20に記憶され出力さ
れる。
個々の領域図データは、加工領域分割処理部14に取り
込まれて、荒・中・仕上領域の自動分割を行なう加工領
域の分割は、部品を1工程(同一部品において機械を複
数台使用して、異なる加工を行う場合や、パレット上の
部品の配置や取付は画定の仕方を変更(段取り替え)し
て加工する場合の工程である)で加工しない場合、すな
わち、複数工程に分割して荒・中仕上加工を行なう場合
に処理される。加工領域を分割処理し、分割処理したデ
ータと6Mデータ・ファイル4の機械データが工程図処
理部15に取り込まれ、使用する機械を指示し、指示さ
れた機械において、段取り(部品をパレットに取付は固
定する作業をいう)1回で加工する。いわゆる1工程で
の自動加工が可能な加工形状を集めて工程図データを作
成しメモリ20に記憶される。
工程図データ、素材図データおよび治具データは段取り
案処理部16に取り込まれて冶具ベースを選択し工程図
(工程ごとの令頁域図データ)および素材図(ワーク)
、治具部品(ストッパ、締め板およびボルトなど)の配
置を行なう処理がなされる。さらに工具干渉チェック処
理部17で機械原点や工具を表示して異動することによ
り干渉チェックを行なって1工程における部品および治
具の適正な配置と各形状のデータや各座標系を連結する
変換データを得る。段取り案データはメモリ22に記憶
され出力される。
以上の処理を1部品の各工程毎に行ない、加工図データ
・メモリ18、素材図データ・メモリ19、領域図デー
タ・メモリ20.工程図データ・メモリ21および段取
り案データ・メモリ22に記憶された夫々のデータを1
工程分として逐一作業ファイル(1154にファイルさ
れる。
以後、連続して工程毎に処理がなされるが、工程毎終了
信号でゲート56が開き、作業ファイル(1,+ 54
にファイルされたすべてのデータが加工設計ファイル5
9にファイルされる。1部品が終了すると、次の部品図
の処理が行なわれる。上記の手順を、各部品毎、且つ工
程毎に行なうことにより、加工設計の処理が成される。
次に、」二連した加工設計ファイル59にファイルされ
ている各データと基準データ等をもとにして以下に詳述
する加工方法の処理がなされる。
加工設計ファイル59にファイルされた必要なデータと
基七店データ・ファイル3にファイルされている必要な
基〈1ζデータが加工領域分割処理部23に取り込まれ
て前記6種の加工方法(面、溝。
穴1没入、ポケット、側面)についてそれらの加工方法
毎に領域を分割する処理がなされ、加工方法部領域デー
タがメモリ30に記憶されて出力される。加工方法毎の
領域処理は、加工方法優先指示や加工方法において分割
すべき判別データなどの基準データを基に行なわれる。
加工方法部領域データは必要な基準データとともに加工
方法部加工内容処理部24に取り込まれて、加工内容毎
に加工内容データ例えば加工径。
加工深さ等が処理されて作成され加工方法部加工内容デ
ータがメモリ31に記憶されて出力される。
基準データは、加工方法コートの決定用データ。
工具コード毎の工具径や工具長さデータ、仕上げ程度の
決定用データ、工具コードの決定用データなどである 加工方法部領域データ・メモリ30に記憶されている加
工方法部領域データ、加工方法部加工内容データ・メモ
リ31に記憶されている加工方法部加工内容データおよ
び必要な基準データは、工具誤領域処理部25に取り込
まれて、加工方法に対する工具コード(フェイスミルカ
ッタやエンドミルカッタなど)を設定し、工具毎に荒・
中・仕上加工等の分割処理を行って工具毎領域データを
作成しメモリ32に記憶されて出力される。工具毎領域
データは、荒・中仕上げ加工あるいは荒・中・仕上加工
の分割基【化データに基づいて、工具コード毎に加工領
域を設定する。工具毎領域データは必要な基準データと
ともに工具毎加工内容処理部26に取り込まれ、工具コ
ード(フェイスミルカッタやエンドミルカッタなど)毎
の加工径や加工深さなどが処理されて工具毎加工内容デ
ータがメモリ33に記憶されて出力される。基準データ
は工具毎の工具径や工具長さなどの設定データである。
工具毎加工内容データと必要な基準データは統合指示処
理部27に取り込まれて工具毎領域から共通領域のもの
例えば同一工具で切削可能な共通領域を統合して指示せ
しめるように処理して作成され、統合指示データがメモ
リ34に記41されて出力される。基準データは工具コ
ード毎のメモリテーブルに加工可能法さなどが用意され
ている。
また、工具径や工具中の範囲を荒・中・仕上げ加工毎に
設定している。
工具毎加工内容データ、統合指示データ、工具データ・
ファイル6にファイルされている工具データ、機械デー
タおよび必要な基準データは工具検索処理部28に取り
込まれて工具の検索を(テない使用工具を決定する処理
がなされる。作成された使用工具データは使用工具デー
タ・メモリ35に記憶され出力される。
加工方法部領域データ・メモリ30.加工方法部加工内
容データ・メモリ31.工具毎領域データ・メモリ32
.工具毎加工内容データ・メモリ33および統合指示デ
ータ・メモリ34に夫々記憶されたデータに基づいて加
工標準書作成処理部29にとこまれて、工具毎の工具径
、仕上程度。
加工面などの加工内容をリスト表示する加工標準書が作
成処理されて加工標準書出力データがメモIJ36記憶
され出力される。
これらのメモリ30〜36に記憶された出力データは1
部品の工程別に作業ファイル(2155に逐一ファイル
される。工程毎の処理が行なわれてその部品についての
加工標準書データが作成されると、部品毎終了信号がゲ
ート58を開き、作業ファイル+2155にファイルさ
れた各データが加工方法ファイル60にファイルされる
。1部品の各工程毎の処理が終了すると、次の部品のデ
ータをCAD装置Mから入力し、第1の処理部門101
および第2の処理部門102の処理が繰り返される。
次に、加工設計ファイル59.および加工方法ファイル
60に基づいて、以下に詳述する段取り図処理と加工技
術処理が成される。
加工設計ファイル59にファイルされた段取り案データ
、基準データ・ファイル3にファイルされている必要な
基準データ、冶具データ・ファイル5にファイルされて
いる冶具データ、工具データ・ファイル6にファイルさ
れている工具データおよび加工方法ファイル60にファ
イルされている各データが段取り組合わせ処理部37に
取り込まれて、各座標系の連結に基づいて複数個の部品
配置による段取りの組合わせ、治具部品の配置および工
具干渉チェックを行う処理がなされる。さらに優先指示
処理部38では部品、加工面、工具の優先指定をし、優
先指示により加工順序を制御する処理がなされて段取り
図データがメモリ44に記憶され出力される。
段取り図データ・メモリ44に記憶された段取り図デー
タは作業ファイル+3)61に逐一ファイルされる。段
取り回毎の終了信号によりゲート62が開き段取り図、
加工技術ファイル63に段取り図データはファイルされ
る。段取り図データ、工具毎加工内容データ、必要な基
準データが工具毎加工順序処理部39に取り込まれ、前
記優先士旨示に従い加工順序決定テーブルに基づいて工
具毎の加工順序を決める処理がなされて工具毎加工順序
データがメモリ45に記憶され出ノjされる。
必要な基準データ、工具毎領域データ、工具毎加工内容
データおよび使用工具データが加工領域処理部40に取
り込まれて、面加工領域の統合。
すなわち、工具毎の加、正領域のうち、同一加工面で同
一工具での面加工が複数ある場合に統合が行なわれる。
溝、側面、ポケット加工の側面部および底面部などの加
工分割すなわち、決定された工具毎の加工6Jr域に対
し、複数回の加工によって行なわれる場合に基準データ
に従って分割が行なわれ、最終の加工領域を作成する処
理がされて加工領域データがメモリ46に記憶される。
基準データは、1回の深さ方向切込量や底面の余裕量、
工具毎の側面の径方向シフト量、ポケットの径方向シフ
ト量などである。必要な基準データ、加工領域データ、
工具毎加工内容データおよび工具データが加工条件処理
部41に取り込まれて、動きのタイプ(直線1円弧、ド
リル加工のサイクルなど)動きのパラメータ、 (切削
方向1着込半径、逃げ量など)クリアランス(早送りの
余裕見積り)およびクーラントの有無等の加工条件を決
める処理がなされて加工条件データがメモリ47に記憶
される。工具コード、仕上程度、深さ方向切込み、径方
向切込み、材料側切削速度、送り速度が設定された切削
条件テーブルを有する切削条件基準データ、工具毎加工
内容データ、工具データ、段取り図データおよび加工条
件データが切削条件処理部42に取り込まれて、切込み
、切削速度2送り速度の切削条件を決める処理がなされ
て、切削条件データが切削条件データ・メモリ48に記
憶される。
工具毎加工順序データ、加工条件データ、切削条件デー
タ、工具データおよび工具毎加工内容データが作業指示
書作成処理部43に取り込まれて第6図に示す如き加工
順序毎に工具データ、回転数、送り速度および加工面等
の作業指示リストを表示する処理がなされて作業指示書
出力データがメモリ49に記憶されて出力表示される。
メモリ44〜メモリ49に記憶された各データは逐一作
業ファイル(3161にファイルされる。
段取り図処理および加工技術の処理がなされ、段取り回
毎加工技術終了信号によってゲート62が開き、作業フ
ァイル(3)61にファイルされた各データが段取り図
・加工技術ファイル63にファイルされる。
パートプログラム変換に必要な基準データ、加工方法フ
ァイル601段取り図、加工技術ファイル63の夫々に
ファイルされている各データ、および機械データが加工
データ変換処理部50に取り込まれてパートプログラム
に変換処理されて変換データがメモリ51に記憶される
。変換データはNCデータ自動作成装置52に取り込ま
れてNCプログラムが作成され、指定された機械の加工
用NCテープ53として出力される。またNCプログラ
ムデータはNCデータ・ファイル64にファイルされる
本発明による加工条件設定装置は、上記の加工情報作成
装置における加工条件処理部41に係わり、その実施主
題として好適なものであるが、本発明は必ずしもそれに
限定されるものではない。
第1図において、加工条件設定装置は、上位装置の制御
部をも兼ねるCPUIと、対話手段であるCRT画面付
キーボード2およびその入出力ボート2aと、基準デー
タ・メモリ3と2機械データ・メモリ4と、工具データ
・メモリ6と、加工領域データ・メモリ46と、その加
工領域データから入力される工具毎領域データを登録す
る第1のレジスタ71と、工具毎加工内容データを登録
する第2のレジスタ72と、それらの状態フラグをたて
る比較処理部74および設定部75と、設定された状態
のもとて加工領域データに工具条件を設定する2つのメ
モリ76および79と、2つの比較処理部77および8
0と、演算部81と、2つの設定部78および82と、
各設定部からの入力データを統合する統合部83と、統
合されたデータに与える径補正番号および位置補正番号
を保留するレジスタ84およびクーラント要否データの
レジスタ85と、作成されたデータをファイルする加工
条件データ・メモリ47とを備えている。
基準データ・メモリには、第1表に示す如きデータが格
納されている。
第1表(基準データ) 基準データ3は共通データと穴以外のデータとで構成さ
れる。
共通データは次のとおりに設定される。
動きのタイプとそのパラメータは、工具コード、仕上程
度、工具径、状態フラグ、被削材材質に基準データとし
て保存されている。
仕上程度と工具径は、最小値と最大値の範囲内にあれば
適応データとして扱う。
被削材材質は、鋳鉄(1の桁)、アルミ (十の桁)銅
(百の桁)、ステンレス(千の桁)、その他難削雑(万
の桁)に適するかどうかのフラグがセットされている。
0は不可、■は可、その他は代用可の意味をもつ。した
がって、処理データの材質が基準データで許されていれ
ば、切削可能と判断して以後の処理を行なう。
穴以外のデータは次のとおりに設定される。
真円・領域・輪郭の基準データの、状態フラグは無関係
(−9)を動きのタイプは共通(=0)を設定する。
動きのパラメータとして、真円の切削方向・切り込み半
径、輪郭の切削方向・切り込み半径、領域の切削方向を
入力する。
切削方向は、UP=1、DOWN=その他で表現するが
、輪郭は最後のみ、領域は最初のみを条件とする。
穴のデータは次のとおりに設定される。
穴の基準データの状態フラグは、ぬけぎわ不良(=1)
、座ぐり (−2)、ドウエル(=3)、無関係(−9
)で表現する。これらの状態フラグは、加工領域の形状
で決まる。
動きのタイプは、後記するタイプ1からタイプ10の標
準サイクルと、タイプ51からタイプ56の特殊サイク
ルのいずれかになる。
通し穴でぬけぎわが黒皮で表面状態が非常るこ悪いとき
、切削の中途点を設定する。これにより、入口部の切削
量、出口部の切削量を決定する。中途点の量は、黒皮の
クリアランス4で表現されている。
黒皮の表面状態は、非常に悪い、悪い、普通、良い、非
常に良いの5段階で表現されている。
上記装置の動作手順は次のとおりである。
まず、加工領域データ46より、点・線分・円弧等の形
状に従った工具毎領域データ71と加工精度・加工方法
などの工具毎加工内容データ72とを入力し、第3図の
如きワークWの加工領域を図形出力し、オペレータは例
えば3つの加工領域fan、 (bl、 (c)を抽出
する。(a+は径方向取り代であり、(b)は座部径方
向取り代である。ごれを第4図に示す如き工具データと
比較し、第5図(イ)〜(ホ)に示す如き結果を得る。
例えば座部径方向取り代が、主切刃中より小さく、径方
向切り込みより大きいとき、座くり (状態フラグ2)
と判断し処理する(第5図(ニ))。
座くり加工として入口切り込み深さ、出口切り込み深さ
を決定する。クリアランスは、黒皮あるいは加工済み部
よりの高さく第3図CD5)で指示されている。径方向
取り代と座部径方向取り代がほぼ等しいときは、底面よ
りのクリアランスとする。
座部径方向取り代が、径方向取り込みの半分より大きい
とき、ドウエルを必要とする。この時、状態フラグ3と
判断し処理する(第5図(ハ)。
これを整理すると、次のとおりになる。
■座(り一径方向切込〈座部径方向取り代く主切刃中■
トウエル=径方向切込みx%<座部径方向取り代■めけ
きb不良−ぬけぎわ表面が〜(非常に悪い)■1〜3以
外−無関係 この結果、次の如き状態フラグ73が比較処理部74か
ら設定部75へ入力される。
抜けぎわ不良・・・1 座くり   ・・・2 ドウエル  ・・・3 無関係   ・・・9 続いて、第1の条件設定メモリ76に、加工領域データ
46および上記の状態フラグより下記のデータを登録す
る。
・工具コード ・仕上程度 ・工具径 ・状態フラグ ・被削材材質 これを比較処理部77で、第2表又は第3表の如き基準
データと比較する。
第2表(穴) 第3表(穴以外) 比較処理は、これらの表の上7段と前記登録データを照
合するもので、それらが一致した場合にその下6段が採
用され、設定部78に、動きのタイプ、各パラメータ、
長さ・径・巾の補正番号が設定される。
動きのタイプとは、第6図(イ)のツリー構造に従って
、その工具の可能な使われ方をパターンとして用意する
もので、ドリルの一例を示すと、第6図(ロ)の如く、
例えばタイプ1〜タイプ10の標卓サイクルと、タイプ
51〜タイプ56の特殊サイクルが用意されている。第
6図(ロ)において、上下方向の矢印で示されているの
は早送りであり、上下方向のキザ曲線は加工送りを示す
左右方向の単純な線はドウエル(停留)を示し、同じく
左右方向の矢印はシフトを示す。同じ加工送りでも、下
穴の状態が悪い場合は抜けぎわでドリル折損の怖れがあ
るので、タイプ51などのように速度を遅くする必要が
あるし、加工部分に刃物が当接するのを防ぐには、タイ
プ9などのようにシフトさせたのち引き上げる指令を発
する。表にはこれらの番号が示される。
動きのパラメータは、それらの量を指示するもので、下
記の如く、意味づけされている。
パラメータ1  ドウエル量 パラメータ2 1回あたりの切り込み量パラメータ3 
 逃げ量 パラメータ4  引き戻し量 パラメータ5  シフト量 ドウエル量は回転数で示され、他の星は長さの単位(m
/m)で示される。
同様に第2の条件設定メモリ79にも条件が設定され、
その条件は比較処理部80で第4表の如き基準データの
上6段と比較され、該当する場合に、その下段の黒皮ク
リアランスおよび加工済みクリアランスが設定部82に
設定される。所要の演算は、演算部81において行われ
る。
第4表(クリアランス) クリアランスは、開始点(CDI)、終了点(CD2)
、Z方向(CD3)、中途点(CD4)、座ぐりあるい
は巾余裕1(CD5)の値を、黒皮表面と加工済み表面
の両方についてもつ。加工領域の工具コード、仕上程度
(最小、最大)、工具径(最小、最大)、タイプ(=0
・・・穴、=1・・・穴以外)の条件を満足するとき、
基準データの値を取り出して加工条件データとする。
CD4は、通りすぎたとき正の値として、手前のとき負
で表現する。CD5は、穴のとき座ぐりの余裕量とし、
穴以外のとき刃巾の余裕量として利用する。以下例を示
す。
第7図はクリアランスの説明図で、図(イ)および図(
ロ)は面・側面・溝の例をしめし、工具Tと材料Wとの
間隔がクリアランスとして検討の対象となる。図(ハ)
および図(ニ)はボケ71へ加工の一例を示す。図(ホ
)〜図(ト)は穴加工の例(いずれも半断面)で、図(
ホ)は通し穴、図(へ)は突抜け、図(ト)は座くりに
対するクリアランスを示す。図(チ)〜図(ワ)(いず
れも半断面)は、真円・側面溝の各側を示している。
各設定部75.78および82の設定データは、統合部
83で統合され、更にa械データ4および工具データ6
からの径補正番号・位置補正番号84とクーラントの要
否85を付加される。
径補正番号、位置補正番号、クーラント2は機械データ
より、クーラント1は工具データより決定する。
以上のような処理により、加工条件データを出力する。
加工条件データは、対話処理で修正が可能である。
第5表は、作成された加工条件データの一例を示すもの
で、細かくは、第8図(イ)〜(ホ)に示す如<、各工
具動作と対応するデータが、加工条件データ・メモリ4
7ヘフアイルされる。
〔発明の効果〕
本発明は、CA Mデータ作成時の加工内容における加
工条件の複雑さを現実的で精緻な対応処理により柔軟の
CAMとし、具体的には、始点クリアランスを加工の表
面状態に応じて細部にわたって決定することにより精度
を織り込み、終点クリアランスによる抜けぎわ、送り、
ドウエル1などで仕上面に影響を及ぼし、ピックフィー
ドに切粉(1■・けの考慮など加工技術を盛り込み、下
記の効果を奏する。
イ)動きのタイプ・バラメークと、黒皮・加工済みのク
リアランスの整理を行い、基準データとして登録できる
ので、ユーザーサイドのNCデータの作成が可能になっ
た。
口)加工条件決定の出力である加工条件データは、対話
処理で修正ができる。
ハ)座ぐり、つきぬけ加工など、技術的に難しい処理が
簡単に行えるようになった。
に)基イ店データを、工具コード、仕上程度、工具径、
状態フラグ(タイプ)、被削材材質毎に登録できるので
、きめ細かい処理が可能になった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は本発
明の実施に好適な加工情報作成装置のブロック図、第3
図〜第5図は状態フラグの説明図、第6図は動きのタイ
プの説明図、第7図はクリアランスの説明図、第8図は
完成データの模式図である。 1・・・CPU    2・・・CRT画面付キーボー
ド3・・・基準データ 4・・・機械データ6・・・工
具データ 46・・・加工領域データ47・・・加工条
件データ 71.72・・・データ・レジスタ 76.79・・・条件設定メモリ 74.77.80・・・比較処理 75.58.82・・・設定部 83・・・統合部。 特許出願人     日立精機株式会社代理人 弁理士
     磯 野 道 造、−牙3図 1z 矛4図 第5図 (イ)   (ロ)  (ハ)   (ニ)  (ホ)
」大島フラグ=9       =9        
 =3         =2         =1
牙6v!J (イ) L +I域   □ タイプ100□ パラメータ5オ
6図(ロ) 矛7図 迭り1(主亡η削釦麦J自L) オフ図 (ホ) !′ オフ図 オ8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 点・線分・円弧の形状要素に基づく領域データと、加工
    精度・加工方法を含む加工内容データとを備えた加工領
    域データを工具の種類毎に検討し、出力画面との対話処
    理および自動処理により加工条件を設定する自動加工機
    における加工条件設定装置であって、自動加工機の機械
    データを格納するメモリと、その自動加工機の工具でを
    格納するメモリと、工具の動きのタイプ・そのパラメー
    タ・加工点におけるクリアランスを含む基準データを格
    納するメモリと、工具毎領域データおよび工具毎加工内
    容データとを比較して加工領域に領域状態フラグをたて
    る比較処理部および設定部と、その領域状態と基準デー
    タとを比較して所望の工具条件を選択する複数組の比較
    処理部および設定部と、各設定部からの出力データを統
    合する統合部とを備えることを特徴とする自動加工機に
    おける加工条件設定装置。
JP28170785A 1985-12-14 1985-12-14 自動加工機における加工条件設定装置 Pending JPS62140747A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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WO1994008751A1 (en) * 1992-10-09 1994-04-28 Omron Corporation Machining information determining system and method, and machining process information determining system and method

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