JPS62208426A - 磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents

磁気記録媒体の製造方法

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Publication number
JPS62208426A
JPS62208426A JP5036286A JP5036286A JPS62208426A JP S62208426 A JPS62208426 A JP S62208426A JP 5036286 A JP5036286 A JP 5036286A JP 5036286 A JP5036286 A JP 5036286A JP S62208426 A JPS62208426 A JP S62208426A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydrogen
film
magnetic
curing
coating
Prior art date
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Pending
Application number
JP5036286A
Other languages
English (en)
Inventor
Iwao Matsuyama
松山 厳
Motoo Akagi
赤城 元男
Kazuichi Nagashiro
長城 和一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS62208426A publication Critical patent/JPS62208426A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は金属磁性粉を用いた磁気ディスク塗膜の焼付は
硬化方法に係り、特に塗膜の焼付は硬化処理によっても
金属磁性粉の磁気特性を劣化させず、良好な特性をもっ
た磁気ディスクが得られる磁気ディスクの製造方法に関
する。
〔発明の背景〕
従来γ−Fr32.Os、コバルト被着yFez○8な
どの磁性粉とエポキシ樹脂、フェノール樹脂などの熱硬
化性樹脂をバインダーとする磁気ディスク塗膜の硬化は
酸化雰囲気中180℃〜250℃の温度で行なわれてい
るが、金属磁性粉を含む塗膜では焼付は硬化の際に金属
磁性粉の酸化が進み、磁気特性が大巾に低下するという
欠点があった。
この欠点を補なうため、不活性雰囲気で硬化処理を行な
い、塗膜の磁気特性の低下を防止する方法が提案されて
いる(特開昭59−33627)。しかしながら、この
不活性雰囲気中での硬化においても、磁気特性の酸化に
よる低下を完全に除くことはできていない。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、金属磁性粉を用いた磁気ディスク塗膜
の焼付は硬化に際し、金属磁性粉の磁化特性を損なうこ
となく良好な塗膜強度を与える磁気ディスクの製造方法
を提供することにある。
〔発明の概要〕
磁気ディスクは塗膜に強度をもたせるため熱硬化性樹脂
を用いて180℃〜250℃の空気中で焼付は硬化して
いる。しかし、金属磁性粉を含む磁気ディスク塗膜は、
上記の硬化条件下では金属粉が酸化し、磁気特性が極度
に低下してしまう。
そこで、本発明者らは、金w1.磁性粉を酸化させない
で熱硬化させる方法として、水素又は水素含有した窒素
、不活性ガス中で熱硬化させることが効果的であること
を見い出した。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。
実施例1 鉄粉100重量部に対し、エポキシ樹脂36軟部部、フ
ェノールJFM脂36重量部、ポリビニールブチラール
10重竜部、ソルベント600重量部からなる塗料をア
ルミ円板からなる基板上にスピンコードで薄く均一に塗
布して磁性膜を形成する。
その後配向処理を施したのち、N2.ガスに1%の水素
を混合したガス雰囲気の中で150℃〜280℃の温度
範囲で、2時間、焼付は硬化を行なった。
この結果、得られた硬化前後の磁化量の保持率と硬化温
度の関係を第1図に示した。また、この方法で得られた
塗膜の引っかき強度と硬化温度の関係を第2図に示した
実施例2 実施例1と同様な塗料をアルミ円板に塗布したのち、1
50〜280℃の温度範囲でN2雰囲気中で2時間焼付
は硬化を行なった。得られた磁性膜の硬化前後の磁化率
の保持率および引っかき強度の硬化温度依存を第1図、
第2図に示した6実施例3 実施例1と同様な塗料をアルミ円板に塗布したのち、1
50℃〜280℃の温度範囲で空気中2時間焼付は硬化
を行なった。この方法で得られた塗膜の硬化前後の磁化
の保持率および引っかき強度の硬化温度依存を第1図、
第2図に示した。
これら3つの実施例の比較から明らかなように水素を1
%混合したガス雰囲気での硬化処理は、磁化の保持率特
性を、空気中およびjp、にN2雰囲気中に比べて大き
く改善する効果を有する。また引っかき強度では、実施
例1,2.3において大巾な差はなく、水素含有雰囲気
の硬化処理は、空気中、窒素中とほぼ同等である。
実施例4 実施例1において、硬化時間2H1硬化11λ度を23
0℃と一定にして、水素濃度を0〜100%まで変化さ
せて磁化量の硬化前後の保持率を測定した。第3図は磁
化の保持率の水素濃度依存を示すもので、水素濃度が0
.1%以上において保持率は100%近い値をもち、こ
の範囲において水素添加の効果が顕著であることがわか
る。
これらの実施例では、非酸化性ガスとして窒素を用いた
が、Ar、旦6.Ne、Kr’などの不活性ガスを用い
、これに水素を混合して同様な効果を期待できることは
いうまでもない。
また、実施例では金属粉として鉄粉を用いたがNi、C
o、Go−(、r等の粉末を用いても同様な結果が得ら
れる。
さらにバインダーとして用いる熱硬化性樹脂についても
、フェノール樹脂、エポキシ樹脂の他公知の種々の熱硬
化性樹脂を用いることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したごとく1本発明によれば金属磁性粉を用い
た磁気ディスクの磁気的性質を劣化させることなく、充
分な塗膜強度をもった硬化膜を形成することができるの
で、高性能な磁気ディスクの製造に効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は磁性塗;摸の硬化前後の磁化量の保持率と硬化
温度の関係を示す図である。第2図は磁性塗膜の硬化温
度と引っかき強度の関係を示す図である。Aはハガレ無
、Bは一部ハガレ、Cは約1/2ハガレ、Dは全面ハガ
レを表わす。第3図は、窒素ガス中の水素濃度と磁化の
硬化前後の保持率の関係を示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、金属磁性粉と熱硬化性樹脂とを混合してなる塗料を
    非磁性基板上に塗布して形成した塗膜を、水素又は水素
    を含む不活性ガス中で焼付け硬化させることを特徴とす
    る磁気ディスクの製造方法。
JP5036286A 1986-03-10 1986-03-10 磁気記録媒体の製造方法 Pending JPS62208426A (ja)

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JPS62208426A true JPS62208426A (ja) 1987-09-12

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