JPS62208333A

JPS62208333A - 無菌包装装置

Info

Publication number: JPS62208333A
Application number: JP62045396A
Authority: JP
Inventors: マンフレート・レープマン; オツトー・ローテルメル; ヴイリー・シユテイルンコルプ
Original assignee: Robert Bosch GmbH
Current assignee: Robert Bosch GmbH
Priority date: 1986-03-06
Filing date: 1987-03-02
Publication date: 1987-09-12
Anticipated expiration: 2010-10-25
Also published as: US4693052A; DE3760409D1; JPH0798531B2; EP0237777B1; DE3607322A1; EP0237777A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、壁によって囲われ過圧下の滅菌空気によって
負荷された清浄室内で特に食品、嗜好品をパック容器内
に無菌パックするための装置であって、清浄室内に処理
装置が配置されており、パック容器を処理装置に供給す
る搬送装置が清浄室を貫通して案内されており、搬送装
置が無端の搬送チェンとこれに固定された支持部材とを
備えている形式のものに関する。

従来の技術例えば西独国特許出願公開第２９１９０１５号明細書及
びスイス国特許第５３０３０７号明細書に開示されたこ
の種の装置では、パック容器のだめの支持部材を備えた
搬送チェンの直線区分が清浄室を貫通して延びている。

搬送チェンのリンクをグリースで潤滑しなければならな
いため、搬送チェンのこの公知配置形式の欠点は、搬送
チェンの潤滑膜が分囲気から容易に菌を受取シ、この菌
を清浄室内へ持ち込むことにある。菌は清浄室内で無菌
の物品及び各パック容器又はその両者に感染し、そのた
め、この種のパックの内容物は廃棄されなければならな
い。

本発明が解決しようとする問題点本発明の課題は、無菌物品の包装時に搬送チェンの潤滑
による感染を回避することができるような冒頭に述べた
形式の装置を提供することにある。

問題点を解決するための手段上記課題を解決した本発明の要旨は、搬送チェンが清浄
室の外部に配置されており、清浄室の壁が搬送チェンの
延在する近傍にスリットを備えており、このスリットに
保持体が貫通係合しており、この保持体が支持部材を搬
送チェンに結合せしめており、かつ、保持体に薄板片が
固定されており、この薄板片が、清浄室の壁の前記スリ
ットを制限する縁と共に、ラビリンスシール機構を形成
していることにある。

本発明の作用・効果本発明の構成によれば、搬送チェン及びその潤滑を損な
うことなく、清浄室内、その内部に位置する処理装置、
搬送装置の支持部材を水及び洗浄・滅菌剤によって洗浄
することができる。

それゆえ、特別な錆防止手段を搬送チェンに施す必要が
ない。

本発明の有利な実施態様は特許請求の範囲の従属項に記
載した通シである。

実施例図示の包装装置は無端の搬送装置１０を備えており、こ
の搬送装置はパック容器を順次段階的に滅菌装置１１、
洗浄装置１２、充てん装置１３、カバー載着装置１４、
熱封装置１５に供給する。この処理装置１１〜１５は清
浄室２０内に配置されるか又は清浄室２０内へ上方から
突入して、搬送されるパック容器１の上方に位置してい
る。箱状に形成された清浄室１０は上壁２１、下壁２２
、前壁２３、後壁２４並びに側壁２５．２６を備えてい
る。無端の搬送装置１０は互いに上下に位置して水平に
延びる２つの直線区分２７．２８と、２つの変向区分と
を備えており、２つの変向区分のうちの排出端部側の変
向区分２９が第１図に示されている。搬送装置１０は、
互いに平行な２つの鉛直平面内で循環する無端の２つの
搬送チェン３１．３２と、両搬送チエンの間の中間スペ
ースを架橋する支持板３４とから成っており、この支持
板３４は搬送チェン３１，３２の各リンク３３に結合さ
れている。各支持板３４には起立した棒３５が固定され
ており、この棒はパック容器１の受容のためにかと３６
を形成しており、例えば各支持体３４につき４つのかと
３６が形成される。搬送チェンの直線区分内では水平面
内で延びるこの支持板３４はその端部に固定用のアング
ル部材３７を備えており、このアングル部材３７によっ
て搬送チェン３１．３２の各リンク３３に結合されてい
る。搬送チェン３１゜３２のリンク３３を互いにヒンジ
結合せしめているビン３８は支持板３４へ向かって突出
しており、支持板３４のための保持体３９を形成してい
る。各搬送チェン３１，３２の１つおきのリンクは保持
体３９と同じ方向に突出した保持ビン４０を備えている
。各アングル部材３７ごとに２つの保持体３９にざルト
３８が固定されており、両保持体３９の中間に位置する
保持ビン４０はねじ４１によってアングル部材３７に結
合されている。搬送チェン３１，３２の直線区分は案内
レール４２の間で案内されており、案内レール４２はア
ーム４３に位置調節可能に固定されている。図面簡単の
ため、アーム４３、ケーシング及びその他の装置を支持
する装置フレームは図示されていない。

清浄室２０は、かご３６を備えた支持板３４が貫通案内
されるように、かつ支持板３４を支持する搬送チェン３
１．３２が外部に位置するように形成されている。搬送
チェンに対して清浄室２ｕを仕切る側壁２５．２６を貫
通して両搬送チェンの保持体３９及び保持ビン４０を案
内するために、この側壁２５．２６は保持体３９及び保
持ビン４０の走行軌道に沿ってスリット４５を備えてい
る。このスリットの幅は保持体３９及び保持ぎン４０の
寸法に比して若干大きい。スリット４５の領域で分囲気
に対して清浄室２０を十分にシールするために、スリッ
ト４５にラビリンスシール機構が形成されている。この
ことのために１つおきのリンク３３の保持体３９及び保
持ビン４０はそれぞれ水平方向に延びる薄板片４６を備
えている。この薄板片４６の高さは薄板片４６と壁２５
．２６との間隔の数倍である。順次に続いて位置する薄
板片４６は若干互いにずれて位置しており、かつその端
部は互いに接触することなく重なり合っている。さらに
薄板片４６は側壁２５．２６の内面との間にガス又は空
気の流れに対しである程度の抵抗を生ぜしめるような極
めて狭いギャップ４７を生せしめるように保持体３９及
び保持ビン４０に固定されている。スプレー又は凝水が
ギャップ４Ｔ内に侵入するのを阻止するために、清浄室
２０の内部へ向かって薄板片４６の近傍にはそれぞれ保
持体３９及び保持ビン４０の走行軌道よシ高い位置にエ
プロン４８が配置されている。清浄室２０内には上方か
ら通路５０を介して無菌空気が分囲気に対して若干過圧
で導入される。排気は清浄室２０の下壁に設けた通路５
１を介して行なわれる。清浄室２０内に生じた無菌空気
の過圧によって、無菌空気がギャップ４７を通って絞ら
れて流出し、これによって分囲気からの菌の侵入が阻止
される。

図示の実施例では、搬送装置１０の支持板３４の直線区
分だけが清浄室２０を貫通して案内されており、パック
容器１の排出のための変向区分２９は清浄室２０の外部
に配置されている。かご３６を備えた支持板３４並びに
このかご内に収容されたパック容器１を貫通させるため
に清浄室の前壁２３及び後壁２４は相応の開口５２を備
えている。この開口５２及びすでに述べたスリット４５
の寸法は、開口横断面ができるだけ小さくなるように、
かつ無接触の通過を可能ならしめるように、かつこれに
よってこの開口及びスリットを通って流出する無菌空気
の消費量が可能な限シわずかで済むように設計されると
共に、流出する無菌空気によって分囲気から清浄室内へ
の空気の侵入が阻止されるように設計される。

図示の装置では、底部２を備えたパック容器１が清浄室
２０の左側から搬送装置１０のかと３６内へ挿入される
。この場合有利には各支持板３４に４つのパック容器が
装着される。搬送装置１０の１又は数回の搬送ステップ
の後に、それぞれ４つのパック容器１は滅菌装置１１０
作業領域内に達する。この滅菌装置１１では従来通り滅
菌剤、例えば過酸化水素が噴霧状に各パック容器１の内
側に塗付される。１搬送ステツプの後、スプレー装置１
２によって滅菌剤の残りがパック容器から洗い流される
。さらに１搬送ステツプの後、それぞれ４つのパック容
器１に無菌の充てん物が充てんされる。次いでカバー載
着装置１４によって、充てん済パック容器の開口上にカ
バー３が載着される。このカバー３は搬送装置１０の引
続く搬送ステップ後に熱封装置１５によってパック容器
１に密にかつ固定的に熱封される。次いで、このように
充てんかつ閉鎖されたパック容器１が搬送装置１０によ
って後壁の開口５２を通って清浄室２０から排出される
。清浄室２０の外部ではパック容器１が搬送装置１０か
ら取出されて排出される。

後方の・変向区分２９を通過した後、かご３６を備えた
支持板３４は下方の開口５２を通って再び清浄室２０内
へ戻され、清浄室２０の前壁２３のところで再び清浄室
から出される。

水又は凝水が支持板３４に溜らないように、支持板３４
は有利には多孔薄板から成る。

図示の実施例では、搬送装置１０の支持板３４が２列２
行のパック容器１を収容するように形成されている。本
発明の枠内で、適当長の支持板に２列２行よシ多い多列
多行を成すようにかごを配置することも可能である。さ
らに、支持板の長さを短くして、１つの搬送チェンを設
け、清浄室の片側の側壁に設けたスリットを通して、支
持板の片側の端部を搬送チェンのリンクに結合して、支
持板をカンチレバー状に支持してもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例の部分断面側面図、第２図は
第１図の■−■線に沿った断面図、第３図は第１図の部
分の平面図である。１・・・パック容器、２・・・底部、３・・・カバー、
１０・・・搬送装置、１１・・・滅菌装置、１２・・・
スプレー装置、１３・・・充てん装置、１４・・・カバ
ー載着装置、１５・・・熱封装置、２０・・・清浄室、
２１・・・上壁、２２・・・下壁、２３・・・前壁、２
４・・・後壁、２５．２６・・・側壁、２７．２８・・
・直線区分、２９・・・変向区分、３１．３２・・・搬
送チェン、３３・・・リンク、３４・・・支持板、３５
・・・棒、３６・・・かご、３７・・・アングル部材、
３８・・・ピン、３９・・・保持体、４０・・・保持ぎ
ン、４１・・・ねじ、４２・・・案内レール、４３・・
・アーム、４５・・・スリット、４６・・・薄板片、４
７・・・ギャップ、４８・・・エプロン、５０．５１・
・・通路、５２・・・開口１・・・パック宛呂

Claims

【特許請求の範囲】１、壁によって囲われ過圧下の滅菌空気によって負荷さ
れた清浄室内で特に食品、嗜好品をパック容器内に無菌
パックするための装置であって、清浄室内に処理装置が
配置されており、パック容器を処理装置に供給する搬送
装置が清浄室を貫通して案内されており、搬送装置が無
端の搬送チェンとこれに固定された支持部材とを備えて
いる形式のものにおいて、搬送チェン（３１、３２）が
清浄室（２０）の外部に配置されており、清浄室（２０
）の壁（２１〜２６）が搬送チェンの延在する近傍にス
リット（４５）を備えており、このスリット（４５）に
保持体（３９、４０）が貫通係合しており、この保持体
が支持部材（３４）を搬送チェンに結合せしめており、
かつ、保持体に薄板片（４６）が固定されており、この
薄板片が、清浄室の壁の前記スリット（４５）を制限す
る縁と共に、ラビリンスシール機構を形成していること
を特徴とする無菌包装装置。２、薄板片（４６）が、前記壁（２５、２６）のスリッ
ト（４５）を制限する縁領域の近傍に案内されて狭いギ
ャップ（４７）を開放している特許請求の範囲第１項記
載の無菌包装装置。３、互いに順次に続く薄板片（４６）がそれぞれ互いに
ずれて保持体（３９、４０）に固定されている特許請求
の範囲第２項記載の無菌包装装置。４、清浄室（２０）内には、薄板片（４６）に関して、
スリット（４５）を備えた壁（２５、２６）とは反対側
に、薄板片（４６）を覆うエプロン（４８）が配置され
ている特許請求の範囲第３項記載の無菌包装装置。５、支持部材（３４）が２つの搬送チェン（３１、３２
）間に配置されておりかつこの搬送チェンに固定されて
いる特許請求の範囲第１項から第４項までのいずれか１
項記載の無菌包装装置。