JPS62207828A - 冷延鋼板の成形加工時における肌荒れ防止法 - Google Patents

冷延鋼板の成形加工時における肌荒れ防止法

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JPS62207828A
JPS62207828A JP61049381A JP4938186A JPS62207828A JP S62207828 A JPS62207828 A JP S62207828A JP 61049381 A JP61049381 A JP 61049381A JP 4938186 A JP4938186 A JP 4938186A JP S62207828 A JPS62207828 A JP S62207828A
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steel sheet
cold
cold rolled
rolled steel
during forming
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Atsuki Okamoto
篤樹 岡本
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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  • Heat Treatment Of Steel (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、浴−より薄板を直接連続鋳造し。
この直接連続鋳造薄板C:、実質的に熱間圧延を施丁こ
となく、冷間圧延、焼鈍、および調質圧延を施して特命
される冷延鋼板の成形加工時における肌荒れ防止法に関
するものである。
〔従来の技術〕
一般に、冷f鋼板が自動車のパネルや電器製品のケース
、さらに各種の構造物など主として耐久消費材のa造に
多方面に亘って用いられている。
従来、このような成形加工を伴う冷延鋼板は。
m園を厚さ:約200Wのスラブに連続鋳造し。
このスラブを熱間圧延にて厚さ:約3■の熱延板とした
鐘、酸洗C:よるスケール除去を行ない、ついで所定の
厚さまで冷間圧延し、焼鈍し、かつ調質圧延を旌すこと
によって製造されているが、このような成形加工用冷延
鋼板の製造法においては。
長い製造工程を必要とし、2〜3力月の製造工程・を要
するのは普通であり、この結果短期納入の需要に応じき
れないばかりでなく、コスト高の原因ともなってい友。
そこで、近年、製造工程の短縮をはかる目的で。
溶鋼より直接厚さ:約3−程変の薄板を連続鋳造し、こ
の直接連続鋳造薄板C、実質的熱間圧延を施すことなく
1表面酸「ヒ物層を除去した状襲で。
冷間圧延を旌し、引続いて焼鈍と調質圧延を施すことに
よって成形加工用冷延鋼板を製造する方法が提案され、
実用Cヒされている。
〔発明が解決しようとする間四点〕
しかるに、上記の熱間圧延工程を伴う方法で製造された
冷延鋼板では、成形加工時に肌荒れ発生が起らないのに
対して、上記の実質的に熱間圧蕾が行なわない方法で@
命された冷延鋼板においては、これを例えばプレスかロ
エした場合に1表面になし地状の肌荒れが発生し易く、
製品の外観がそこなわれるようになるという問題がある
〔問題点を解決するための手段〕
しかして1本発明者等は、上述のような観点から、上記
の実質的に熱間圧延を行なわない方法で製造される冷延
鋼板における成形加工時の肌荒れ発生を防止すべく研究
を行なつt結果、薄板に直接連続鋳造される溶鋼の炭素
含有量を0.1重汰鴨以下(12を下鴨は重#%な示す
)にすると共に、これに0.001〜0.008%の割
合でCaを含有させると。
この結果得られた冷延鋼板は成形加工時の肌荒れ発生が
皆無となるという知見を得たのである。
この発明は、上記知見にもとづいてなされたものであっ
て、溶鋼から薄板を直接連続鋳造した後。
これに冷間圧延、焼鈍、および調質圧延を旌して成形加
工用冷延鋼板を製造するに際して、前記溶鋼の炭素含有
量を0.1%a下にすると共に、前記溶鋼に9.001
〜0.008%のCaを含有させることによって、前記
冷延鋼板の成形加工時における肌荒れ発生を防止する方
法に特徴を有するものである。
なお、この発明の方法において、溶鋼の炭素含有量を0
.1%以下≦二したのは1通常冷延鋼板の炭素含有量は
おおむねo、noi〜0.2%の範囲内にあるが、炭素
含有量が0.1%を越えた溶鋼を用いた場合(:は、こ
れにCaを含有させなくても、製造された冷延鋼板に成
形加工時に肌荒れが′発生するのを避けることができる
という理由によるもので8り、また、 Caによる肌荒
れ防止作用は、溶鋼中でCaOやCaSを形成し、これ
が凝固の際のデルタ鉄の晶出核として働いて凝固組織を
細かくシ、この結果製造されt冷延鋤板における結晶粒
が微細(ヒし、整粒〔ヒするようになることによっても
たらされるものと考えられるが、その含有量がo、oo
t%未満では前記作用に所望の効果が得られず、一方o
、 n o s%を越えて含有させても前記作用が飽和
し、゛コスト高の原因となることから、 Caの含有面
をo、oot〜0.008%と定めtoまt、この発明
の方法を実施するに当って、上記のように圧下率=50
%以上の熱間圧延?必要としないが、熱間矯正や熱間圧
着などの熱間での軽圧下は、実質的に組織を変えるわけ
ではないので行なってもよく、さらに冷間圧延前に巻取
りや脱スケールを行なってもよい。
〔実施例〕
つぎに、この発明の方法を実施例により具体的に説明す
る。
実施例 1 第1表に示される成分組成を仔し、かっCa含有量を0
.01%までの範囲で種々変(ヒさせた鋼A。
B、Cを溶製し、これらの溶鋼を、内面寸法が5W X
 50 mのスリット状中ヤビテイ?有する通常の鋳型
に連続鋳造して薄板とし、ついで、これらの直接連続鋳
造薄板から、切削により厚さ=3■×幅:50m+X長
さ:100mの試験片を切り出し。
この試験片に、厚さ:1.0mになるまで80%の圧下
率で冷間圧延を施し、ついで温変:8oo℃に1分保持
の条件で再結晶焼鈍を旌した。伸び率=1%の調質圧延
を旌丁ことによって冷ば鋼板を製造した。
ついで、この結果得られた各種の冷延鋼板について、成
形加工の代替として引張り試験を行ない。
肌荒れを評価する目的で30%の引張り伸びを与え、そ
の表面を粗さ計にて測定しtoこれらの結果’l@1図
に示した。
実施例 2 通常の真空炉を用い、それぞれ第2表に示される成分組
成を有する鋼り、E、Fを溶製し、つぃでこれらの溶鋼
中にそれぞれ厚さ=40廖×幅:20馴の冷鋼片を挿入
し、引き上げることにより。
その表面に厚さ:21mの凝固シェルを付着させ。
この凝固シェルを徐冷し次状態で、剥して薄板とし、こ
の薄板(:酸洗を施した状態で、厚さ二0.7■まで5
3%の圧下率で冷間圧延を行ない、引続いて温1’f:
850℃に1分保持の条件で再結晶焼鈍を行なうことに
よって冷延鋼板を製造した。
なお、mD、Eが所定敏のCaを含有するものであり、
鋼Fがこれを含有しないものである。
この結果得られた冷延鋼板(二ついて、実施例Iにおけ
ると同一の条件で引張り試験を行ない、試@ ?&の表
面粗さを測定した。これらの測定結果を第2表に示した
実施例 3 通常の、真空炉を用い、第3表に示される成分組成をも
つfc、mGを溶侍し、ついでこの溶鋼中にa−ル間隙
が10日となるように対向して配置した2本の水冷a−
ルを浸漬し、このa−ルを相互に外向きC二回転させ、
前記ロール間隙にて溶鋼を凝・固させることこより厚さ
:1.65mX幅:200簡の薄板を直接連続鋳造し、
この直接連続鋳造薄板を2枚重ね次状態で熱間圧着ロー
ルに導いて。
これを10%の圧下率で圧着させて厚さ:3mの薄板と
し、さらにこの薄板を、酸洗して表面のスケールを除去
した後、75%の圧下率で冷間圧延を行なって厚さ:0
.7mとし、引続いて温間:8(10℃に1分保持の条
件での再結晶焼鈍および伸び率=0.5%の副室圧延を
行なうこと(=よって冷延鋼板幇特造し九〇 この結果得られた冷延踊仮について、実施例1における
と同一の条件で引張り試験を行ない、試験後の表面にお
ける凹凸を粗さ計にて測定すると共に、r値およびn値
を測定した。これらの測定結果を第3表に示し九〇 〔発明の効果〕 ・実!MIIA1の第1図に示される結果から、Caの
含有によって冷延鋼板の成形加工時における肌荒れが改
善されるようになり、この改善効果は、 Ca含有装が
0.001%以上になると顕著l二現われるが。
Ca:0.008%の含有で飽和し、かつ冷延鋼板にお
ける炭素含atが、0.1%以下の範囲では高いほど肌
荒れが発生しにくいことが明らかである。
また、第2表および@3Sに示される結果からも、炭素
含仔鷺を0゜1%以下とし之状襲で、 Caを含有させ
ると、すぐれt成形加工性を保持した状態で、成形加工
時の肌荒れが起りにくくなることがわかる。
上述のように、この発明の方法によれば、熱間圧延をI
M丁ことなく製造された冷延鋼板の成形加工時の肌荒れ
発生を防止することができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はCa言有lと肌荒れの評価として用いた表面粗
さとの関係を示すグラフである。 出願人  住友金属工業株式会社 代理人  富 1)和 夫 外1名 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 溶鋼から薄板を直接連続鋳造した後、これに冷間圧延、
    焼鈍、および調質圧延を施して成形加工用冷延鋼板を製
    造するに際して、前記溶鋼の炭素含有量を0.1重量%
    以下とすると共に、前記溶鋼に0.001〜0.008
    重量%のCaを含有させることによつて、前記冷延鋼板
    の成形加工時における肌荒れ発生を防止することを特徴
    とする冷延鋼板の成形加工時における肌荒れ防止法。
JP61049381A 1986-03-06 1986-03-06 冷延鋼板の成形加工時における肌荒れ防止法 Expired - Lifetime JPH0689410B2 (ja)

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CAMP-ISIJ=1988 *

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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