JPS6220697Y2 - - Google Patents

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JPS6220697Y2
JPS6220697Y2 JP2084882U JP2084882U JPS6220697Y2 JP S6220697 Y2 JPS6220697 Y2 JP S6220697Y2 JP 2084882 U JP2084882 U JP 2084882U JP 2084882 U JP2084882 U JP 2084882U JP S6220697 Y2 JPS6220697 Y2 JP S6220697Y2
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JP
Japan
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valve
pressure
fuel
valve body
diaphragm
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JP2084882U
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JPS58124662U (ja
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  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Control Of Fluid Pressure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は調圧弁に係り、特に燃料噴射式内燃機
関の燃料供給装置のプレツシヤレギユレータとし
て用いるに好適な調圧弁に関するものである。
第1図は燃料噴射式内燃機関の燃料供給装置の
構成を示すものであつて、フユエルタンク10内
の燃料は、フユエルポンプ12で汲み出されてフ
イルタ14を通つてデリバリパイブ16に入る。
デリバリパイブ16の後流にはプレツシヤレギユ
レータ(調圧弁)18があり、デリバリパイブ1
6内の燃圧を所定の値(運転中2〜3Kg/cm2)に
保持している。この燃圧で燃料はインジエクタ2
0からエンジン22に噴射される。余剰の燃料は
フユエルリターンパイプ24からフユエルタンク
10に戻される。
第2図は上記のプレツシヤレギユレータ18の
断面図であつて、弁箱30と、該弁箱30を作動
室32と流体室34とに区画するダイヤフラム3
6と、該ダイヤフラム36を流出管38の上側端
面に押し付けるばね40と、液体流入口42と、
吸気負圧が伝えられる圧力ポート44とを備えて
いる。このプレツシヤレギユレータ18において
は、流入口42から流体室34へ入つた燃料は、
ばね40の力にうち勝つてダイヤフラム36を上
方へ押し上げ、流出管38へと流れ込む。作動室
32へは内燃機関の吸気負圧(マニホールド負圧
等)が伝えられており、この吸気負圧とばね40
の押圧力によつて、流体室34中における燃圧が
所定値となるように構成されている。
ところがばね40のばね定数が品質のばらつき
等によつて必らずしも設定圧通りとはならず、燃
圧が目標値からずれ燃料の噴射量がばらつくこと
がある。
また、このようなばね圧とスプリング圧とによ
つて行う機械式の調圧弁においては、燃圧など流
体圧の精密な制御は困難である。
本考案の目的はこのような従来技術の問題点を
解消し、流体圧を精密に制御することができる調
圧弁を提供することにある。
この目的を達成するために本考案の調圧弁は、
ダイヤフラムの受ける流体圧とスプリングの押圧
力とが加えられる弁ロツドの一端部に弁体を形成
し、該弁ロツドの他端側に鉄心部を設け、該弁体
をダイヤフラムで画成された流体室中の弁座に接
離可能に該ダイヤフラムに対して貫通配置すると
共に、該鉄心部が遊挿されるコイル装置を備える
ようにしたものである。
以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
第3図は本考案の実施例に係る調圧弁46の構
成を示す断面図である。第3図において48は弁
箱、50は該弁箱48を区画して流体室52と作
動室54を形成するダイヤフラム、56,58は
流体室52に開口する流体の流入管及び流出管、
60は該流出管58の流体室52側の開口端面に
形成された弁座、62は弁ロツドである。この弁
ロツド62の一端部はニードル63を有する弁体
64とされ、他端側は鉄心部66とされるととも
に、その途中につば部68が形成されている。ロ
ツド62は、支持部材69,70によつて軸方向
移動可能に支持されている。72は作動室54内
に配設され、弁ロツド62を弁体64が弁座60
に押し付けられるように付勢するばねである。し
かして74は、鉄心部66がその中心孔に遊挿さ
れたコイルであつて、このコイル74に電源75
から電流を流すことによつて、鉄心部66(従つ
て弁ロツド62)に対して、通電される電流の大
きさに比例した力を加えることができるよう構成
されている。
しかして前記ばね72の押圧力は、流体室52
に流れ込む流体の制御圧力目標値よりもやや高め
に設定しておき、流体室52中の流体がダイヤフ
ラム50、つば68を介して弁ロツド62を押し
上げようとする力並びにコイル74に通伝された
電流に比例して加えられる弁ロツド62を引き上
げようとする力と、ばね72の押圧力とのバラン
スによつて調圧弁46よりも上流側の流体の圧力
を所定の目標値に精密に制御することができる。
またニードル63が弁体64に設けられていると
ころから、流量の微調整が可能とされる。
第4図はコイル74に通電される電流の大きさ
と鉄心部66に加えられる磁力との関係を示す線
図であつて、図示の如くコイル電流値と鉄心部に
加えられる力とを比例関係にある。
また第5図は、弁体64の位置と、コイル電流
及びスプリング押圧力との関係を示す線図であ
る。第5図において、P1は燃圧によつてバルブが
開かないようにするためのスプリング押圧力、P2
は流体圧によつてばね72を押し上げようとする
力をそれぞれ表す。
第6図は上記第3図の実施例に係る調圧弁46
をプレツシヤレギユレータとして用いた燃料噴射
式内燃機関の燃料供給装置の構成を示す図であ
る。第6図において、第1図の従来装置と同一部
分は同一符号をもつて示してある。第6図におい
て76はコンピユータであつて、デリバリパイプ
16中の燃料の温度及び圧力を燃温検知器78と
燃圧検知器80とによつて検出し、これらの検出
信号に基づいて燃圧が所定の値となるように調圧
弁46を制御すべく信号100を発生させる。第
6図の燃料供給装置によれば、燃圧が所定の圧力
に精密に制御されると共に、高温下におけるエン
ジンの始動性が著しく改良される。すなわち、燃
温が高くなつているときに始動に伴なつてデリバ
リパイプ16あるいはインジエクタ20中の燃圧
が急激に減少すると、その内部においてベーパが
発生し噴射不良あるいはプラグのくすぶり等が生
じ始動性が悪くなる恐れがある。また、エンジン
が更に高温になると燃圧が高い値に保持されてい
たとしてもベーパが発生し始動が困難になること
がある。第6図のように構成された燃料供給装置
においては、燃温と燃圧とを検知してベーパが発
生しないように調圧弁46を制御することができ
る。更に、燃温が過度に高い場合には、調圧弁4
6を開放して燃料タンク10内の冷たい燃料を循
環させてデリバリパイプ16やインジエクタ20
の冷却を行なわせるようにすることもできる。
以上の通り本考案の調圧弁によれば、流体圧を
精密に制御することができる。しかして特に燃料
噴射式内燃機関の燃料供給装置に用いるに好適で
あつて、燃費の低減や有害な排出ガスの生成を防
止することができると共に、高温下における始動
性を改良することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の調圧弁を用いた燃料噴射式内燃
機関の燃料供給装置の構成を示す図、第2図は従
来の調圧弁の断面図、第3図は本考案の実施例に
係る調圧弁の断面図、第4図はコイル電流と鉄心
部にかかる力との関係を示す線図、第5図は弁体
の位置とばね押圧力及びコイル電流との関係を示
す線図、第6図は第3図の調圧弁を用いた燃料供
給装置の構成を示す図である。 10……燃料タンク、18……プレツシヤレギ
ユレータ(調圧弁)、48……弁箱、50……ダ
イヤフラム、60……弁座、62……弁ロツド、
64……弁体、66……鉄心部、68……つば
部、74……コイル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 弁箱と、該弁箱を区画して流体室を形成する
    ダイヤフラムと、該流体室に開口する流体の流
    入口及び流出口と、該流出口に連設され流体室
    内のダイヤフラム対向位置に配置された弁座
    と、軸線方向一端部には前記弁座に着座する弁
    体が形成されるとともに他端側は鉄心部とさ
    れ、前記ダイヤフラムに貫通配置された弁ロツ
    ドと、該弁ロツドを軸方向移動可能に支持する
    支持手段と、該弁ロツドを弁体着座方向に付勢
    するばね装置と、前記弁箱に連設され弁体鉄心
    部が中心孔に遊挿されたコイル装置と、を備え
    てなる調圧弁。 (2) 前記弁体の弁座係合部にはニードルが形成さ
    れていることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の調圧弁。
JP2084882U 1982-02-17 1982-02-17 調圧弁 Granted JPS58124662U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2084882U JPS58124662U (ja) 1982-02-17 1982-02-17 調圧弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2084882U JPS58124662U (ja) 1982-02-17 1982-02-17 調圧弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58124662U JPS58124662U (ja) 1983-08-24
JPS6220697Y2 true JPS6220697Y2 (ja) 1987-05-26

Family

ID=30032992

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2084882U Granted JPS58124662U (ja) 1982-02-17 1982-02-17 調圧弁

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2912822B1 (fr) * 2007-02-20 2009-05-08 Serac Group Soc Par Actions Si Procede et dispositif de regulation de pression dans une cuve
AT519880B1 (de) 2017-07-05 2018-11-15 Avl List Gmbh Druckregeleinrichtung für ein Kraftstoffverbrauchsmesssystem und Kraftstoffverbrauchsmesssystem

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Publication number Publication date
JPS58124662U (ja) 1983-08-24

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