JPS62205584A - キヤリツジ移送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はコンピュータやワードプロセッサ等のデータ記
憶装置として用いられるフロッピーディスク装置に関し
、特に磁気ヘットを目的の位置に移送するためのキヤ１
１ツノ［多送装置に関する。

従来の技術 近年、持ち運びが容易なパーソナルコンピュータや、ワ
ードプロセッサへのフロッピーディスク装置の搭載が行
なわれ、フロッピーディスク装置の小型、軽量、低消費
電力化の要求が増々強くなりつつある。このため、キャ
リッジ移送装置に関しても、より小型で低消費電力なも
のが要求されている。

第４図〜第８図は、従来のフロッピーディスク装置のキ
ャリッジ移送装置の一般例を示すものである。

ｌはフレキシブルな磁気ディスク、いわゆるフロッピー
ディスクであり、図示しない装着手段により回転駆動軸
２に装着され、モータ３により回転駆動される。４はフ
ロッピーディスク１に対して情報の記録、再生を行なう
磁気ヘッドであり、ヘッドキャリッジ５の上部に搭載さ
れている。６はへ７ドパノドであり、パッドアーム７の
先端部に上記磁気ヘッド４と対向して設けられており、
バンドアーム７の後端はヘッドキャリッジ５の後端付近
に回動自在に支持されている。動作時にはバンドアーム
ばねの弾性力により」−記ヘノドバッド６が磁気ヘッド
４のノＴ向へ付勢され、フロッピーディスクｌを挾持し
た状態となる。９はステ。

ピングモータであり、その回転軸は所定のリードが切ら
れたリードスクリュウ１０になっている。

上記リードスクリ１．つ１０は、へ、（・キャリ、ジ５
に固定されたニードル１１と、板ばね１２に挟持され、
リードスクリュウ１０の溝部１０ａに上記ニードル１１
が係合している。

第６図と第７図は、リードスクリュウ１０とニードル１
１の係合状態を示す図である。

ヘッドギヤリッジ５の突起部５ａには、Ｖ形の断面形状
の溝５ｂ及び５ｃがあり、ニードル１１は両端部を上記
溝５ｂ及び５ｃで支持されつつ位置決めされ、押さえ仮
１４により固定される。押さえ板１４は、カラー１６を
介し、止めねし１５により板ばね１２と共しめされてい
る。上記仮ばね１２は、リードスクリュウ１０と接する
点に於てＬ記す−ドスクリュウｌＯをニードル１１側へ
押しやる）ｊ向に苧ｊ性付勢力を発律している。結果的
にこの弾性付勢力によってヘッドキャリッジ５の突起部
５ａは矢印Ｈの方向へ付勢され、ニー１ル１１はリード
スクリュウｌＯの溝部１０３にガタッキ無く常乙こ係合
している。

１３は−１，記リードスクリュう１０と略平行に配置さ
れ、両端部を基体１７に固定されたガ・イドロッドであ
る。ガイトロｙ　Ｆ　ｌ　３は、ヘッドキャリッジ５を
貫通しつつヘッドキャリッジ５に設けられたスリーブ１
８．１９によって支持されている。

第８図に於て、上記スリーブ１８．１９はヘッドキャリ
ッジ５を長手方向に貫通する孔５ｄの両端部に配置され
、一般に焼結含油メタルや摺動性の良い樹脂製のものが
圧入もしくは接着で固定される。へ、ドキャリ、ジ５は
、ト記ガイＩ゛ロット１３に案内されて上記フロッピー
ディスクｌの半径方向に往復摺動が可能である。

上記の構成のキャリッジ移送装置に於て、図示しない駆
動回路からステッピングモータ９−２所定の駆動電流が
間欠的に供給されると、これに対応してリードスクリュ
ウ１０が所定の回転角度ずつ間欠的に回転する。このリ
ードスクリュウｌＯの回転に伴い、溝部１０ａに係合し
ているニードル１１は上記リードスクリュウ１０の軸方
向に送られ、したがってヘッドキャリッジ５はガイドロ
ッド１３に案内されてフロッピーディスク１の半径方向
に間欠的に移動する。（以上、たとえば特開昭５７−３
６４７３号公報。） 発明が解決しようとする問題点 しかしながらこのような構成に於ては、ガイド１：ｌ　
ノド１３とスリーブ１８．１９との間に必ずすきまが存
在する。このため、ヘッドキャリッジ５の駆動点すなわ
ち従来例に於りるリードスクリ１つ１０とニードル１１
の係合部分からガイドロット１３までの距離に、上記リ
ードスクリュウ１０がニードル１１に与える推力を乗し
た大きさのモーメントが生じると、上記すきま分だけ」
１記モーメントの作用方向へヘノ１”キャリ、ジ５が傾
く。

この結果、磁気へノド４もフロッピーディスクｌの半径
方向に移動し、所定の位置に対してずれを生しる。さら
に上記ずれはヘッドキャリッジ５の移動する方向により
拡大される。すなわち、ヘッドキャリッジ５がフロッピ
ーディスク１の内周方向に移動する際に生じたずれに対
し、外周方向に移動する際には上記ヘッドキャリッジ５
に逆方向のモーメントが加わるためにず性の方向は反対
になる。したがって同じ位置に対して位置決めされる場
合でも内周方向へ移動した時と外周方向へ移動した時と
では、上記２つのずれが合計されること二こなる。

また、上記モーメントの作用Ｑこよりガイドロッド１３
とスリーブ１．８．１９との間にこしが４１しることが
あり、これを避けるためにスリーブ１８とスリーブ１９
との距離は大きくする必要がある。

、：のため、ヘノトキ廿り、シ５は移動方向に長くなり
、装置全体の構成も制叩を受けるものとなっていた。

問題点を解決するための手段 本発明は、上記の問題点に着目して成されたものであり
、ヘットキャリッジに互いに所定の角度を成す少なくと
も２つの支持面を形成し、リードスクリュウを上記ヘッ
ドキャリッジに設けられた弾性付勢手段によって上記支
持面のうち少なくとも２つの支持面に弾性付勢しつつ当
接させ、上記へ、ドキャリソジを移送する際は、上記リ
ードスクリュウから与えられる推進力により上記リード
スクリュウ自身を案内として移送するものである。

作用 」１記の手段により以下の作用を得る。

リードスクリュウは、２つ以上の支持面に当接しガタッ
キが生じないように弾性付勢される。すなわちヘッドキ
ャリッジは、リードスクリュウを２つ以上の支持面によ
って挾持しつつ、リードスクリュウによってガタ無く支
持される。また、り一ドスクリュウ自身を案内として移
送されるため、ヘッドキャリ・７ジにはモーメントが発
生しない。

したがってヘッドキャリッジの移動に際して、ヘノ１−
キャリッジは傾かず、磁気ヘッドは所定の位置に位置決
めされる。また、ヘッドキャリッジにモーメントが発生
しないため、こしも生じない。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面にもとづき説明する。

第１図に於て、２０は基体２１に固定されたスピンドル
モータであり、その回転は伝達ヘルド２２を介してスピ
ンドル２３の一端に固定されたスピンドルプーリ２４に
伝えられる。２５は磁気ヘットであり、ヘッドキャリッ
ジ２６の上部（第１図では、ヘッドキャリッジ２６の裏
側になる）に搭載されている。２７はステッピングモー
タであり、その回転軸は所定のリードが切られたり一ド
スクリュウ２８になっている。

上記ヘッドキャリッジ２６は、その一方の端部が１１字
状に曲折した形状になっている。その曲折部２６ａの長
手方向の両端部付近には、その他の部分よりいく分突出
した支持部２９．３０が形成されている。

支持部２９は、曲折部２６ａの内側面にのみ形成されて
いる。一方、支持部３０は、曲折部２６ａの内側面に形
成された部分３０ｂと、ヘッドキャリッジ２６の裏面に
形成され、上記支持部３０ｂと略直角を成す部分３０ａ
とから成る（第３図）。

支持部２９と支持部３０ｂの各表面は同一平面内に含ま
れるような位置関係に配置されている。また、各支持部
の表面は平滑であり、摩擦の少ない状態になっている。

３１はリードスクリュウ２８と係合するためのニードル
であり、その両端部は支持部２９とこれに対向して形成
された突起部３２とにより支持され、固定されている。

へ、ドキャリンジ２６は、上記のすべての支持部がリー
ドスクリュウ２８の外周部に当接し、かつニードル３１
がリードスクリュウ２８と係合する状態で支持される。

すなわら支持部２９と支持部３０ｂの各表面はリードス
クリュウ２８の外周部に同じ方向から当接し、支持部３
０ａとニードル３１は、これと略直角方向から当接する
。さらに詳細に言うならば、支持部２つと支持部３０ｂ
の各表面は同一平面内に含まれる位置関係であるため、
リードスクリュウ２８には、リードスクリ、１つ２８の
外周面の母ｒｌＧのうちの同一な一木を接線として支持
部２９と支持部３０ｂの各表面が線接触している。また
、ニードル３１は、矢印■の方向より見た第２図に於て
、支持部２９の表面と略直角な姿勢に固定されているた
め、支持部３０ａが当接する方向と同方向からリードス
クリュウ２８に係合することになる。

３３は中央部で曲折した形状の仮ばねであり、曲折した
一方の面はヘッドキャリッジ２６の表面に止めねし３４
．３５で固定されている。板ばね３３の自由な面の端部
はコ字形を成しており、その間にローラ３７が配置され
る。ローラ３７は、その中心をビン３６によって回動可
能に貫通され、ビン３６は、両端部が板ばね３３のコ字
形部で支持されている。

上記板ばね３３は、上記ローラ３７が支持部２９と支持
部３０のほぼ中央部に位置しつつ、各支持部表面と略４
５°を成す方向からリードスクリュウ２８に当接し、上
記ローラ３７を介して上記リードスクリュウ２日に所定
の弾性付勢力が加わるようになっている。リードスクリ
ュウ２８に加えられた上記弾性付勢力は、リードスクリ
ュウ２８を支持部２９と支持部３０ｂに押圧する分力と
、支持部３０ａとニードル３１に押圧する分力とに分か
れる。これにより各支持部はリードスクリュウ外周部と
ガタの無い接触状態を保ち、又、ニードル３１も常にリ
ードスクリュウ２８との係合が確実に行なわれるものと
なる。

ヘッドキャリッジ２６の、曲折部２６ａと反対側の端部
の裏面には、長溝３８が設けられている。

長／＃３８は、ヘノドートヤリッジ２６の移動方向に長
細くなっており、均一な深さの溝部には鋼球３９が移動
自在に配置されている。上記鋼球３９は、長溝３８の底
面３８ａと、基体２Ｉの一部であって上記長溝３８に対
向する摺動面２１ａとに挾持されつつヘッドキャリッジ
２６を支持している。また、ヘッドキャリッジ２６の上
記長溝３８と反対側の表面と対向して、基体２Ｉから突
起２１ｂが突出している。ヘッドキャリッジ２６と上記
突起２１ｂとの間の距離は、十分に小さくなっており、
ヘッドキャリッジ２６がガタついても上記鋼球３９は上
記長溝３８から脱落しないようになっている。

上記の説明から明らかなように、ヘッドキャリッジ２６
はリードスクリュウ２８によってその姿勢が決定され、
支持される。また、仮ばね３３は、ニードル３１とリー
ドスクリュウ２８との保合を確実に行なうためのみなら
ず、ヘッドキャリッジ２６を所定の姿勢に保持するため
にある。

以上述べた構成のキャリッジ移送装置に於て、図示しな
い駆動回路からステッピングモータ２７へ所定の駆動電
流が間欠的に供給されると、これに対応してリードスク
リュウ２８は所定の回転角度ずつ間欠的に回転する。こ
のリムドスクリュウ２日の回転に伴い、これに係合して
いるニードル３１は上記リードスクリュウ２８の軸方向
に送られ、ヘッドキャリッジ２６は、リードスクリュウ
２８に案内されて間欠的に移動する。

上記ヘッドキャリッジ２６の移動に際し、ヘッドキャリ
ッジ２６に設けられている各支持部は常にリードスクリ
ュウ２日の外周部に接触状態を保っているか、あるいは
移動中に雛れることがあるとしてもヘッドキャリッジ２
６が所定の位置に静止すると、再び接触状態に戻る。ニ
ードル３１は、常にリードスクリュウ２８との保合状態
が保たれており、ヘッドキャリ、ジ２６が移動中といえ
ども上記係合が外れることはない。したがってへノドキ
ャリ、ジ２６．すなわち磁気ヘッド２５は所定の位置に
ずれることなく位置決めされる。

また、仮ばね３３によりリードスクリュウ２８の外周に
押圧されているローラ３７は、リードスクリュウ２８が
回転することによりその回転力が伝達され、身らも回転
する。ローラ３７の直径はその回転軸であるピン：３Ｇ
の直径に比較して十分に大きいため、ローラ３７とビン
３６との間に発生する摩擦力は無視しうるムのとなる。

さらに、ローラ３７とリードスクリュウ２日との間に発
生するＰＪ擦力はころがりＩ″ｆ、擦であり、その摩擦
係数は極めて小さい。したがって、へ、ビー１−ヤリ、
７ジ２６を所定の姿勢に保持するため、また、ニードル
３１とリードスクリュウ２８との係合を確実にするため
に、板ばね３３の弾性付勢力を大きくしても上δ己ロー
ラ３７カ）らリードスクリュウ２８に加わる摩擦力によ
る負荷モーメントは、あまり大きくならない。

発明の効果 以上のように、本発明によれば−・フドキャリッジをガ
タ無く支持することができ、また、ヘッドキャリッジに
不要なモーメントが生じないため、磁気ヘッドは、精度
良く所定の位置に位置決めされる。また、ヘッドキャリ
ッジの支持部（面）の間隔、すなわち従来のスリーブ間
の距離は、ごじの心配が無いため従来に比べて小さくす
ることができ、ヘッドキャリッジの大きさも小さくでき
る。

さらに、従来のガイドロッド、スリーブ等の部品が不要
となり、簡単で安価なキャリッジ移送装置が実現される
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第３図は本発明の一実施例を示すものであり、
第１図は、フロッピーディスク装百〇基体に組込まれた
キャリッジ移送装置を、上記基体の裏側から見た一部切
欠平面図、第２図は、その工側面図、第３図は同Ｊ矢視
図、第４図〜第８図は、従来のキャリッジ移送装置を示
すものであり、第４図は、その平面図、第５図は同側面
図、第６図は、従来のキャリッジ移送装置の要部断面図
、第７図はその側面図、第８図は従来のキャリッジの一
部切欠平面図である。 ２０・・・・・・スピンドルモータ、２１・・・・・・
基体、２２・・・・・・伝達ヘルド、２３・・・・・・
スピンドル、２４・・・・・・スピンドルプーリ、２５
・・・・・・磁気ヘッド、２６・・・・・・ヘッドキャ
リッジ、２７・・・・・・ステッピングモータ、２８・
・・・・・リードスクリュウ、２９．３０・・・・・・
支持部、３１・・・・・・ニードル、３３・・・・・・
仮ばね、３７・・・・・・ローラ。 代理人の氏名　弁理士　中尾敏男　はか１名第１図 ？？−−−イ云ザＬベルト　　　　２ｑ、　３０−一一
支、オヤ音ｐ？３−　スピ゛／ドル　　　　３１−　ニ
ー自し’；！４−−−ス１：、、”　ン’ｇルデー９　
３３−＃　＋ｆ　ＱＺ！；−ａ気ヘッド　　　　３７−
ローラ２’ｇ−／％ツド千臂ワッ″／゛ 第２図 第５図 ３１０ユｔ２　１０ 第７図 １０α 第８図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. リードスクリュウと、これを回転駆動させるための原動
   機と、互いに所定の角度を成す少なくとも２つの支持面
   が形成され、かつ、弾性付勢手段が設けられたキャリッ
   ジとを有し、上記リードスクリュウは、上記弾性付勢手
   段によって上記支持面の少なくとも２つ以上に弾性的に
   付勢されつつ当接し、上記キャリッジは上記リードスク
   リュウから与えられる推進力により上記リードスクリュ
   ウを案内として、移動することを特徴とするキャリッジ
   移送装置。