JPS6220545Y2 - - Google Patents

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JPS6220545Y2
JPS6220545Y2 JP17837182U JP17837182U JPS6220545Y2 JP S6220545 Y2 JPS6220545 Y2 JP S6220545Y2 JP 17837182 U JP17837182 U JP 17837182U JP 17837182 U JP17837182 U JP 17837182U JP S6220545 Y2 JPS6220545 Y2 JP S6220545Y2
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JP
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pipe
rainwater
perforated
underground
permeation
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JP17837182U
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JPS5980582U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、雨水地下浸透装置に関する。
第1図に、この種の装置の従来例を示す。図に
おいて、10は地下雨水ますであつて、地面下に
埋設されており、その雨水流入口11は道路1の
側溝2に開口している。11aは流入口11の案
内壁に形成された流入孔、12はゴミ除去フイル
ターである。20は垂直の地下浸透管であつて、
上部管21の一端を地表に開口させて地中に埋設
されており、横に伸びる取水管30により地下雨
水ます10と連結される。地下浸透管20の下方
部分は浸透孔23aを具える有孔管23となつて
おり、該有孔管の部分が地下浸透層40中に伸び
ている。24は垂直フイルターであつて、地下浸
透管20内の取水管30が開口する部分より下方
の中継管22端面上のリング座25に引掛け支持
されており、ロープ26で蓋27と連結されてい
る。31は取水管30の入口フイルター、32は
90゜Yソケツトである。
この装置では、側溝2から地下雨水ます10に
流入した雨水は、ゴミ除去フイルター12で木片
等の異物が除去された後、入口フイルター31を
通過して取水管30から上部管21に流入し、垂
直フイルター24を通過して中継管22内を流下
し、有孔管23の浸透孔23aから浸透層40に
流出して地中に浸透拡散する。雨水中の異物は、
ゴミ除去フイルター12、入口フイルター31、
垂直フイルター24で除去され、一部は地下雨水
ます10の底に沈でん堆積するが、微粒な土砂類
が垂直フイルター24を通過して雨水と共に浸透
層40に流出することが避けられず、上記沈でん
堆積したものは吸上げたり汲上げたりして排除
し、又垂直フイルター24で除去したものは該垂
直フイルターを地上に引出して簡単に排除するこ
とができるが、浸透層40に流出したものは簡単
に排除することができない為に、浸透層40の能
力の急速な低下を招くという問題があつた。
更に、有孔管23が垂直管である為に、処理能
力を大きくするには、地中深くまで伸ばさなくて
はならず、工事費用が非常に高くなるという問題
があつた。
本考案は、上記した従来の欠点を除去する為に
なされたもので、雨水地下浸透管を垂直管部に対
して有孔管を横設した逆T字状に配し、該有孔管
を、その管頂部最大管巾が管側部及び管底部のそ
れより小さくない卵形管とし、該有孔管の管頂部
及び管底部を無孔にして流入口と上下に対向する
部分に泥溜めピツトを形成することによつて、長
期に亘つて良好な浸透能力を維持せしめることが
できる上、従来に比し安価な工事費用で大容量浸
透処理能力を得ることができる雨水地下浸透装置
を提供することを目的とする。
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
第2図及び第3図において、50はほぼ逆T字
状の地下浸透管であつて、上部管51と、中継管
52が一体に立設された有孔管53からなる。該
有孔管53は端壁54,54で両端が夫々閉塞さ
れ、管頂部53Aの最大巾が管側部53B及び管
底部53Cのそれより小さくない卵形状をなし、
管側部53Bに、多数の浸透孔55が周方向多段
に全長に亘つて形成されている。浸透孔55は、
下段のものほど孔径が小さくなつており、両端壁
54,54にも同様に形成されている。上記中継
管52は管頂部53Aの長さ方向中央部分の雨水
流入口53aから垂直上方に伸びており、この雨
水流入口53aと上下に対向する部分に泥溜めピ
ツト56が形成されている。57は補強用の支管
である。浸透層40は有孔管53全体を包むよう
に形成され該浸透層40全体が透水性シート41
でおおわれ、更に上部が遮水シート42でおおわ
れている。
なお、上部管51は地表に開口して蓋27で閉
塞されていると共に取水管30で地下雨水ます1
0に連通されており、中継管52には第1図の中
継管22と同じく垂直フイルター24が挿入され
ており、上部管51、中継管52及び取水管30
は90゜Yソケツト32で連結されている。
他の構成は第1図のものと同じであるので同一
符号が附されている。
この構成では、地下雨水ます10に流入した雨
水は取水管30を経て地下浸透管50の上部管5
1に流入し、垂直フイルター24のメツシユ部材
を通過して有孔管53内に流下する。雨水は有孔
管53内を流れて浸透孔55から浸透層40に流
出し、透水性シート41を通過して地中に浸透拡
散する。ゴミ除去フイルター12、入口フイルタ
ー31、垂直フイルター24で除去されなかつた
雨水中の異物主として微粒の土砂は雨水が有孔管
53内を流動している間に管底部53cに流下す
るが、該管底部53cには浸透孔が形成されてい
ないので浸透層40に流出することなく管底に沈
でん堆積し、一部は泥溜めピツト56内に堆積す
る。従つてこの地下浸透管50は雨水中の異物の
自除機能を具えている。
この泥溜めピツト56内の堆積土砂の除去は、
垂直フイルター24を地上に引揚げた後、バキユ
ーム吸入管を地上から上部管51、中継管52を
通して泥溜めピツト56内に下ろし、吸上げ除去
する。
有孔管53の管底に堆積している土砂の除去
は、地上から有孔管53内に清掃水を注水した
後、泥溜めピツト56内にバキユーム吸入管を垂
らして吸引する。これにより有孔管53内の堆積
土砂は清掃水と共に泥溜めピツト56へ流動して
清掃水と共に吸上げ除去される。本実施例の有孔
管53は卵形をなし、管底部53cの掃流性が良
いので、上記管底の堆積土砂は再堆積することな
く泥溜めピツト56側へ運ばれてここに落下し、
バキユーム吸入管で吸上げられる。上記清掃水の
注入によつて堆積土砂が流動するが、有孔管53
の管底部53cには浸透孔が無い為、堆積してい
た土砂が管側部53Bの浸透孔55から流出する
ことはほとんどない。
又、本実施例の有孔管53では、浸透孔55が
上段のものほどその孔径及び横列する浸透孔55
の給孔面積が大きく、管内水位が上昇するに従つ
て有孔管53から流出する雨水の量が急増するの
で、集中豪雨時にも充分機能し、地下雨水ます1
0から雨水があふれ出るような事態の発生を防ぐ
ことができる。
又、この有孔管53は地中に横設されるので浸
透層40を地中深くまで形成しなくてもすみ、管
頂部53Aには浸透孔がなく、該管頂部53Aが
管側部53B、管底部53Cを傘のようにおおつ
ているので、浸透層40の形成に際し砕石類を有
孔管53の上から落してこれを埋める場合に、砕
石類の落下衝撃により有孔管53が損傷したり、
破損したりすることがなく、また、砕石類が浸透
孔55から管内に入り込む確率が非常に少ない。
以上の如く、本考案によれば、地下浸透管を垂
直管部に対して有孔管を横設した逆T字状とな
し、該有孔管をその管頂部最大管巾が管側部及び
管底部のそれより小さくない卵形管とし、該有孔
管の管頂部及びの管底部は無孔として垂直管部に
開口する流入口に上下に対向する位値に泥溜めピ
ツトを形成したことにより、雨水中の残留土砂類
を有孔管の管底に沈でんさせ、これを泥溜めピツ
トに集めて容易に清掃排除することができ、常に
きれいな雨水を浸透層に流出せしめることができ
るので、長期間に亘つて浸透層の能力を良好な状
態に維持することができ、メインテナンスにかか
る負担を従来に比し大巾に低減することができ
る。
更に、有孔管は横設されるので、従来のように
地中深くまで伸ばさなくても済み、従来に比し極
めて安価な工事費用で大容量浸透処理能力を持つ
雨水地下浸透装置を得ることができる。また、有
孔管の管頂部最大管巾が管側部及び管底部のそれ
より大きくなされ、かつ管頂部には浸透孔が形成
されていないので、浸透層を形成するに際し、砕
石類などを上から落して埋めるという作業を行つ
ても、砕石類の落下衝撃で有孔管が損傷したり、
破損したりすることがなく、また、砕石類が浸透
孔から管内に入り込み難い。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の雨水地下浸透装置の正面断面
図、第2図は本考案による雨水地下浸透装置の実
施例の縦断面図、第3図は上記実施例の要部側面
図である。 10……地下雨水ます、24……垂直フイルタ
ー、30……取水管、40……浸透層、41……
透水性シート、50……地下浸透管、51……上
部管、52……中継管、53……有孔管、53a
……雨水流入口、53A……管頂部、53B……
管側部、53C……管底部、54……端壁、55
……浸透孔、56……泥溜めピツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端壁を備え多数の浸透孔が形成された横向き
    の有孔管と該有孔管の管頂部にある雨水流入口か
    ら垂直上方に伸び地表に開口する垂直管部からな
    る地下浸透管、上記有孔管を包む浸透層、上記垂
    直管部と連通される地下雨水ますを具え、上記有
    孔管が、その管頂部最大管巾が管側部及び管底部
    のそれより小さくない卵形管であり、管頂部及び
    管底部に上記浸透孔を有せず、管底部の上記雨水
    流入口と上下に対向する位置に泥溜めピツトが形
    成されていることを特徴とする雨水地下浸透装
    置。
JP17837182U 1982-11-24 1982-11-24 雨水地下浸透装置 Granted JPS5980582U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17837182U JPS5980582U (ja) 1982-11-24 1982-11-24 雨水地下浸透装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17837182U JPS5980582U (ja) 1982-11-24 1982-11-24 雨水地下浸透装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5980582U JPS5980582U (ja) 1984-05-31
JPS6220545Y2 true JPS6220545Y2 (ja) 1987-05-25

Family

ID=30387279

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JP17837182U Granted JPS5980582U (ja) 1982-11-24 1982-11-24 雨水地下浸透装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59150840A (ja) * 1983-02-14 1984-08-29 羽田ヒユ−ム管株式会社 浸透トレンチ及びその施工法
JPS59188573U (ja) * 1983-05-31 1984-12-14 積水化学工業株式会社 雨水地下浸透管
JP5871730B2 (ja) * 2012-06-28 2016-03-01 アロン化成株式会社 貯留利水施設

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JPS5980582U (ja) 1984-05-31

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