JPS62205165A - 有機化合物で表面を被覆された化粧料用粉末およびその製造方法 - Google Patents

有機化合物で表面を被覆された化粧料用粉末およびその製造方法

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JPS62205165A
JPS62205165A JP4677286A JP4677286A JPS62205165A JP S62205165 A JPS62205165 A JP S62205165A JP 4677286 A JP4677286 A JP 4677286A JP 4677286 A JP4677286 A JP 4677286A JP S62205165 A JPS62205165 A JP S62205165A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、表面が良好に疎水化被覆処理された粉末、そ
の製造方法および該疎水化被覆処理粉末を含有した化粧
料に関する。
[従来の技術] 一般に無機粉末および有機粉末はその種類によって表面
状態が異なり、親水性で水分散性の良好なものから親油
性で油分散性の良好なものまで巾広く存在している。
そこで、これら無機粉末あるいは有機粉末を使用する際
には分散性を調整して使用している。例えば水相に分散
させて使用する場合には、分散剤としてヘキサメタリン
酸ナトリウムやエチレンヂアミン四酢酸塩等を用いて分
散性を向上きせる。
油分に濡れやすくする場合には金属石鹸、カチオン界面
活性剤、アニオン活性剤等で表面処理する、高粘度シリ
コンで表面被覆するなどの対策が取られている。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、従来の方法は疎水化が不十分であったり、分散
媒中に処理剤が溶出したりして安定性を損ねる等の問題
点が合った。
L問題点を解決するための手段] 本発明者等はこれらの事情にかんがみ、疎水性が良好で
安定性がよい疎水化処理粉末を得るべく鋭意検討の結果
、常温で固体であってかつ分子内に少な(とも一つ以上
のヒドロキシル基と、一つ以上のカルボキシル基および
/またはアルコキシカルボニル基とを有する有機化合物
によって表面を被覆された粉末が疎水性は良好であって
、ざらに該処理粉末を配合した化粧料は安定で使用感触
が良好であることを見出し、本発明を完成するに至った
すなわち、本発明は常温で固体であってかつ分子内に少
なくとも一つ以上のヒドロキシル基と、一つ以上のカル
ボキシル基および/麦たはアルコキシカルボニル基とを
有する有機化合物によって表面を被覆された粉末、その
製造方法および該被覆処理粉末を含有してなる化粧料で
ある。
第一の本発明の構成は、常温で固体であってかつ分子内
に少なくとも一つ以上のヒドロキシル基と、一つ以上の
カルボキシル基および/またはアルコキシカルボニル基
とを有する有機化合物によって表面を被覆された粉末で
ある。
本発明の被覆処理剤は、分子内に一つ以上のヒドロキシ
ル基と、一つ以上のカルボキシル基および/またはアル
コキシカルボニル基とを有する有機化合物である。これ
らの有機化合物は水に不溶で油相成分にも溶けにくく、
かつ粉末の表面に吸着しやすく、また脱着しにくい。す
なわち、これまでに知られている粉末の疎水化処理剤よ
り処理の効果は一段と向上している。
本発明で用いられる常温で固体であってかつ分子内に少
なくとも一つ以上のヒドロキシル基と、一つ以上のカル
ボキシル基および/またはアルコキシカルボニル基とを
有する有機化合物は、例えば、デキストリン脂肪酸部分
エステル、しよ糖脂肪酸部分エステル、多価アルコール
脂肪酸部分エステルあるいは多価アルコールの縮合物の
脂肪酸部分エステル等のヒドロキシル基とアルコキシカ
ルボニル基を有する化合物、およびオキシ脂肪酸部分エ
ステル等のヒドロキシル基とカルボキシル基を有するも
のるである。
ヒドルキシル基とアルコキシカルボニル基を有する化合
物のうち、好ましくはヒドロキシル基が一分子内に6個
以上あって、脂肪酸とのエステル化度が30〜90%で
脂肪酸がミリスチン酸、バルミチン酸、ステアリン酸、
ベヘニン酸の一種または二種以上の混合物であるものが
あげられる。特に好ましくは、デキストリンラウリン酸
部分エステル、デキストリンミリスチン酸部分エステル
、デキストリンパルミチン酸部分エステル、デキストリ
ンステアリン酸部分エステル、デキストリンベヘニン酸
部分エステル、しよ糖ラウリン酸部分エステル、しよ糖
ミリスチン酸部分エステル、しよ糖バルミチン酸部分エ
ステル、しよ糖ステアリン酸部分エステル、しよ糖ベヘ
ニン酸部分エステル等のデキストリン脂肪酸部分エステ
ルやしよ糖脂肪酸エステルのエステル化度が50〜95
%のものをあげることがで営る。
また、ヒドロキシル基とカルボキシル基を有する化合物
のうち、好ましくは炭素数12以とのものがあげられ、
特に好ましくはオキシラウリン酸、オキシミリスチン酸
、オキシバルミチン酸、オキシステアリン酸である。
本発明で用いられる粉末は、任意の無機粉末および′有
機粉末である。通常一般に使用される粉末が例示される
が、例えば、化粧料に用いられるものとして、ケイ酸、
無水ケイ酸、ケイ酸マグネシウム、タルク、カオリン、
雲母、ベントナイト、チタン被覆雲母、オキシ塩化ビス
マス、酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛
、酸化チタン、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、酸
化鉄、群青、紺青、酸化クロム、水酸化クロム、カラミ
ン、ゼオライトおよびカーボンブラック等の無機粉末、
ポリアミド、ボυエステル、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリスチレン、ホキウレタン、ビニル樹脂、尿素
樹脂、フェノール樹脂、フッソ樹脂、ケイ素樹脂、アク
リル酸樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボ
ネート樹脂、ジビニルベンゼン・スチレン共重合体、上
記化合物の単量体の二種以上からなる共重合体、セルロ
イド、アセデルセルロース、多糖類、タンパク質、硬タ
ンパク質等の有機粉末、赤色201号、赤色202号、
赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色22
6号、赤色228号、赤色405号、橙色203号、橙
色204号、黄色204号、黄色401号および青色4
04号等の有機顔料粉末、赤色3号、赤色104号、赤
色106号、赤色227号、赤色230号、赤色401
号、赤色505号、橙色205号、黄色4号、黄色5号
、黄色202号、黄色203号、緑色3号および青色1
号のジルコニウム、バリウムまたはアルミニウムレーキ
等の有機顔料粉末等があげられる。
本発明において、上記粉末に被覆される上記の有機化合
物の量は粉末の表面状態や表面積によって適宜選択され
るが、好ましくは、粉末に対して0.5〜20重量%が
よく、特に好ましくは2〜15重量%である。
つぎに、第2の本発明である上記の被覆処理粉末の製造
方法について詳述する。
本発明の被覆粉末は、通常の粉末被覆処理技術を用いて
製造可能であるが、特に好ましくは、揮発性溶剤中に上
記有機化合物を溶解し、ざらに粉末を添加してディスパ
ー又はホモミキサー等の分散機で分散させその後揮発性
溶剤を揮発させて得る方法で製造される。この際、被覆
処理されるべき粉末は、一種または二種以上の混合物と
して添加されてもよい。
用いる揮発性溶剤としては、被覆処理剤である上記有機
化合物が溶解するものであればよく、特に好ましくはア
イソパーE、F、G、H(エクソン社製イソパラフィン
)、n−ヘキサン、クロロホルム等があげられる。
本発明の被覆粉末は、化粧料、塗料、インキ等の分野で
着色剤として用いられる。
化粧料分野において使用される場合は、疎水性が良好で
安定性もよく、使用感触も優れているので、好適な粉末
である。
本発明の被覆処理粉末を含有してなる化粧料は、第3の
本発明を構成する。
化粧料中への配合量は、全量中の0゜001〜100重
量%の範囲で適宜選択される。例えば、パウダー製品で
は100MfJ%本発明の被覆粉末を使用でき、また乳
化化粧料等に色付けする等の目的で使用する場合は0.
001重量%の添加で用いてもよい。
本発明の被覆粉末は、例えば化粧料に通常用いられるシ
リコン油、炭化水素油、エステル油等の中で良好な分散
性を示すが、特に主油剤がシリコン油の場合に凝集等が
全くなく有効である。シリコン油としてはジメチルポリ
シロキサン、ジメチルシクロポリシルキサン、メチルフ
ェニルポリシロキサン、メチルハイドロジエンポリシロ
キサン、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキ
サン、高級脂肪酸変性オルガノポリシロキサン、高級ア
ルコール変性オルガノポリシロキサン、トリメチルシロ
キシシリケート等をあげることができる。これらの中か
ら一種又は二種以上が任意に選ばれて用いられる。
これらシリコン油の油相成分中に占める割合は30重量
%以上が好ましく、特に好ましくは50重量%以上であ
る。
また本発明の被覆粉末を配合した化粧料は、ファンデー
ション、頬紅、アイシャドー、口紅、アイライナー、ア
イペンシル等のメーキャップ化粧料およびクリーム、乳
液等のフエーシャル化粧料等任意であり、形態は粉末状
、ケイク状、乳化状、オイル状、ゲル状等巾広く応用で
きる。その際、本発明の被覆処理粉末を配合した化粧料
には本発明の効果を損なわない範囲で、通常化粧料に配
合きれる他の成分を配合可能である。たとえば水相成分
としてプロピレングリコール、ジプロピレングリコール
、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、マルチト
ール、ソルビトール、ポリエチレングリコール、ヒアル
ロン酸ナトリウム、ピロリドンカルボン酸塩類等の保湿
剤、ワセリン、ラノリン、セレシン、シリコンワックス
、マイクロクリスタリンワックス、カルナバロウ、キャ
ンデリラロウ、高級脂肪酸、高級アルコール等の固型・
半固型油分、スクワラン、流動パラフィン、ジメチルポ
リシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、エステ
ル油、トリグリセライド等の流動油分、ビタミンE1ビ
タミンEアセテート等の薬剤、収れん剤、酸化防止剤、
防腐剤、香料、クエン酸、クエン酸ナトリウム、乳酸、
乳酸ナトリウム、第2リン酸ナトリウム等のPI(調整
剤、有機変性モンモリロナイト等の増粘剤、紫外線吸収
剤、本発明の被覆処理粉末以外の無機粉末、有機粉末、
無機顔料、有機顔料、本発明の被覆処理以外の処理を施
きれた無機粉末、有機粉末、無機顔料、有機顔料、等は
、本発明の化粧料に配合可能である。
[実施例] 次に、本発明の実施例を記載するが、これらは−例に過
ぎず、何ら本発明の範囲をせばめるものではない。
(以下余白) 実施例1 アイソパーEを1.5Kgビーカーにとり、デキストリ
ンバルミチン酸部分エステル(エステル化度70%)を
70g入れ70℃で攪拌溶解する。次に微粒子酸化チタ
ンを930 g入れホモミキサーで分散した後、ニーダ
−に入れ攪拌しながら減圧し、アイソパーEを除去して
被覆微粒子酸化チタンを得た。
実施例1で得られた被覆微粒子酸化チタンと処理前のも
のとのフーリエ変換赤外吸収スペクトルを比較して、被
覆処理剤であるデキストリンバルミチン酸部分エステル
が微粒子酸化チタン上に被覆していることを確認した(
図1〜3を参照)。
また、実施例1で得られた微粒子酸化チタンを10gと
りn−ヘキサン100シを用いて3時間ソックスレー抽
出した後、エバポレーターに移してn−ヘキサンを溜去
して、デキストリンパルミチン酸部分エステルの量を測
定したところ0.010 gで処理量0.7gの1.4
3重量%であり、本発明の被覆処理粉末の被膜は脱着し
にくいことを確認した。
実施例2 アイソパーEを1Kgビーカーにとり、デキストリンパ
ルミチン酸部分エステル(エステル化度70%)を50
g入れ70℃で攪拌溶解する。次に酸化鉄黄700gと
セリサイト300 gを入れ攪拌した後、ざらに攪拌し
ながら減圧し、アイソパーEを除去して被覆処理粉末を
得た。
実施例3 アイソパーEを1Kgビーカーにとり、デキストリンバ
ルミチン酸部分エステル(エステル化度70%)を50
g入れ70℃で攪拌溶解する。次に酸化鉄赤700 g
とセリサイト300gを入れ攪拌した後、ざらに攪拌し
ながら減圧しアイソパーEを除去して被覆処理粉末を得
た。
実施例4 アイソパーEを1Kgビーカーにとり、デキストリンパ
ルミチン酸部分エステル(エステル化度70%)を50
g入れ70℃で攪拌溶解する。次に酸化鉄黒700gと
セリサイト300gを入れ攪拌した後、ざらに攪拌しな
がら減圧しアイソパーEを除去して被覆処理粉末を得た
実施例1〜4で得られた被覆粉末の特性を以下に示す。
(評価方法) サンプル:実施例1〜4の粉末をパルベライザーで粉砕
後テストした。
立敷並:デカメチルシクロペンタシロキサン100gと
イオン交換水100gの2相系に処理粉末を0.1g添
加し、攪拌後放置して分散状態を観察した。
O:イオン交換水相に粉末が全く分散しない。
△:わずかにイオン交換水相に分散する。
×:イオン交換水相に粉末が分散する。
北IJレタツビング200回後の容積(d)7重量(g
) (以下余白) 実施例5 n−ヘキサンを1Kgビーカーにとり、ショ糖ステアリ
ン酸部分エステル(エステル化度85%)を30g入れ
70℃で攪拌溶解する。次に酸化チタン700gとカオ
リン300 gを入れディスパーで分散した後攪拌しな
がら減圧しアイソパーEを除去して被覆処理粉末を得た
実施例6 アイソパーEを1Kgニーダ−にとり、12−ヒドロキ
システアリン酸を50g入れ70℃で攪拌溶解する。次
に酸化鉄黄700 gとセリサイト300 gを入れ攪
拌した後、ざらに攪拌しながら減圧しアイソパーEを除
去して被覆処理粉末を得た。
実施例7 アイソパーEを1Kgビーカーにとり、デキストリンパ
ルミチン酸部分エステル(エステル化度85%)を50
g入れ70℃で攪拌溶解する。次に酸化チタン130 
g−、酸化鉄黄40g、酸化鉄赤20g1酸化鉄黒4g
、セリサイト776gを入れホモミキサーで分散した後
攪拌しながら減圧しアイソパーEを除去して被覆処理粉
末を得た。
実施例8 クロロホルムIKgをビーカーにとり、デキストリンベ
ヘニン酸エステル(エステル化度85%)を50g入れ
溶解する。次に酸化鉄黒をIKg入れホモミキサーで分
散した後、バットに流し下部より加温し放置してエチル
アルコールを除去し被覆処理酸化鉄黒を得た。
比較例1 アイソパーEを1Kgビーカーにとり、低密度ポリエチ
レンを50g入れ70℃で攪拌溶解する。次に酸化鉄黄
700 gとセリサイト250gを入れホモミキサーで
分散した後ニーグーに入れ攪拌しながら減圧しアイソパ
ーEを除去して処理粉末を得た。
比較例2 クロロホルムを1Kgビーカーにとり、ジメチルポリシ
ロキサン(5000es)を50g入れ加熱攪拌溶解す
る。次に酸化鉄黄700 gとセリサイト300gを入
れホモミキサーで分散した後ニーグーに入れ攪拌しなが
ら減圧しクロロホルムを除去して処理粉末を得た。
比較例3 アイソパーEを1Kgビーカーにとり、ソルビタンモノ
オレートを50g入れ加熱攪拌溶解する。次に酸化鉄黄
をIKg入れホモミキサーで分散した後ニーグーに入れ
攪拌しながら減圧しアイソパーEを除去して処理酸化鉄
黄を得た。
(以下余白) (評価方法) デカメチルシクロペンタシロキサン100gとイオン交
換水100gの2相系に上記被覆処理粉末を0.1g添
加し攪拌後放置し分散状態を歓楽した。
O:イオン交換水相に粉末が全く分散しない。
△:わずかにイオン交換水相に分散する。
×:イオン交換水相に粉末が分散する。
(以下余白) 次に本発明の粉末を用いた化粧料と比較例の粉末を配合
した化粧料の例をあげる。
実施例中、配合量は重量%である。
実施例9 ファンデーション 翌五亙迭ニア0℃に加熱したA中にCを添加し分散後あ
らかじめ加温溶解したBを添加乳化し、室温まで冷却し
てファンデーションを得た。
比較例4.5は粉末の被覆処理方法以外実施例9と同じ
で、比較例4は粉末として比較例1で得た処理粉末を、
比較例5は粉末として比較例3で得た処理粉末を用いた
見立 O:良好 Δ:やや不良 X:不良 (以下余白) 実施例10  ファンデーション (以下余白) 豆i立叛:加温溶解したB中にCを添加分散後あらかじ
め加温したA中に添加乳化してファンデーションを得た
実施例11  固型状ファンデージ=1>実施例7で得
た被覆粉末       73.8ジメチルポリシロキ
サン        25.0ソルビタンセスキオレー
 ト       0.5防腐剤          
       0.5香料             
    0.21五五法:原料成分を混合粉砕後プレス
成型して固型状ファンデーションを得た。このファンデ
ーションはシリコン油のみを用いており、水有りで使用
しても、水なしで使用してもケーキング(表面が油光り
してスポンジ等にとれなくなること)せず、耐水性の優
れた良好な使用感触を有していた。
実施例12  ブラッシャー 実施例5の方法で処理した酸化チタン 0.5〃   
    酸化鉄黄  0.02〃       酸化鉄
界  0.5 it        セリサイト 47.78タルク 
              40.0トリメチロール
プロパン トリイソオクタネート5.0 インステアリルアルコール リンゴ酸ジエステル        5.0ソルビタン
モノオレート        0.5防腐剤     
          0・5香料          
      0.21止五叛:原料成分を混合粉砕後プ
レス成型して固型状ブラッシャーを得た。
実施例13  ファンデーション 実施例5の方法で処理した酸化鉄黄   0.7〃  
     酸化鉄界   0.3〃       酸化
鉄黒   0.05〃    微粒子酸化チタン 10
.0〃       セリサイト 15.0!l   
    カオリン  1060〃       酸化亜
鉛   4.0デカメチルシクロペンタシロキサン  
 30.0ジメチルポリシロキサン       25
.75ソルビタンセスキイソステアレート   3.0
防腐剤                0.5香料 
                0.2M1L!ii
L:粉末成分を混合後粉砕し他の成分を混合分散処理し
てファンデージ3ンを得た。
実施例14 (以下余白) l1立孟:加温溶解したB中にCを添加分散後あらかじ
め加温したA中に添加乳化して化粧下地を得た。
【図面の簡単な説明】
図1−3は本発明に係る被覆処理粉末と該被覆処理以前
の粉末の赤外吸収スペクトルを示すグラフである。図中
縦軸は減光度、櫂軸は波数を表す。 図1:被覆処理をする前の微粒子酸化チタン図2:被覆
処理剤であるデキストリンパルミチン酸部分エステル 図3:実施例1で得られた、デキストリンパルミチン酸
部分エステルで被覆された微粒子酸化チタン 皿1条止 機器  : F T S −15(DEGILAB社製
フーリエ変換赤外分光光度計) 波数範囲: 4000−600c m−’分解能 :8
crrV” 積算回数:100回 スペクトル表示二減光度(減光度とは透過スペクトルの
吸光度に対応す る)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)常温で固体であってかつ分子内に少なくとも一つ
    以上のヒドロキシル基と、一つ以上のカルボキシル基お
    よび/またはアルコキシカルボニル基とを有する有機化
    合物によって表面を被覆された粉末。
  2. (2)上記有機化合物がデキストリン脂肪酸部分エステ
    ル、しょ糖脂肪酸部分エステルまたはオキシ脂肪酸であ
    る特許請求の範囲第(1)項記載の粉末。
  3. (3)揮発性溶剤中に、常温で固体であってかつ分子内
    に少なくとも一つ以上のヒドロキシル基と、一つ以上の
    カルボキシル基および/またはアルコキシカルボニル基
    とを有する有機化合物を溶解し、粉末を添加して分散し
    た後、揮発性溶剤を揮発させることを特徴とする、上記
    有機化合物によって被覆された粉末の製造方法。
  4. (4)上記有機化合物がデキストリン脂肪酸部分エステ
    ル、しょ糖脂肪酸部分エステルまたはオキシ脂肪酸であ
    る特許請求の範囲第(3)項記載の粉末の製造方法。
  5. (5)常温で固体であってかつ分子内に少なくとも一つ
    以上のヒドロキシル基と、一つ以上のカルボキシル基お
    よび/またはアルコキシカルボニル基とを有する有機化
    合物によって表面を被覆された粉末の一種または二種以
    上を含有することを特徴とする化粧料。
  6. (6)上記有機化合物がデキストリン脂肪酸部分エステ
    ル、しょ糖脂肪酸部分エステルまたはオキシ脂肪酸であ
    る特許請求の範囲第(5)項記載の化粧料。
  7. (7)上記化粧料に配合される油相成分中の主油剤がシ
    リコン油である特許請求の範囲第(5)項または第(6
    )項記載の化粧料。
JP4677286A 1986-03-04 1986-03-04 有機化合物で表面を被覆された化粧料用粉末およびその製造方法 Granted JPS62205165A (ja)

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