JP2005089303A - 複合粉体 - Google Patents
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Abstract
【課題】小じわ、たるみの改善効果のあるマンネンタケ抽出物を、水中へ透明又は半透明に分散する粘土鉱物と複合粉体化して、効能効果を保ったまま、安定に配合したメイクアップ化粧料を提供する。
【解決手段】水中へ透明又は半透明に分散する粘土鉱物とマンネンタケ抽出物を含有する複合粉体を調製することにより、粉体状態からでも水分中へ溶解しやすくし、少量の水にも溶けて、効率よく肌に浸透させて、小じわ、たるみの改善効果を高める。そして、この複合粉体をメイクアップ化粧料に配合することにより、マンネンタケ抽出物が肌上の水分や化粧下地の水分に素早く溶解し、小じわ、たるみの改善効果をメイクアップ化粧料に付与することができる。
【解決手段】水中へ透明又は半透明に分散する粘土鉱物とマンネンタケ抽出物を含有する複合粉体を調製することにより、粉体状態からでも水分中へ溶解しやすくし、少量の水にも溶けて、効率よく肌に浸透させて、小じわ、たるみの改善効果を高める。そして、この複合粉体をメイクアップ化粧料に配合することにより、マンネンタケ抽出物が肌上の水分や化粧下地の水分に素早く溶解し、小じわ、たるみの改善効果をメイクアップ化粧料に付与することができる。
Description
本発明は、水中へ透明又は半透明に分散する粘土鉱物とマンネンタケ抽出物を含有する複合粉体およびこの複合粉体を配合したメイクアップ化粧料に関する。
近年、抗老化、加齢対策化粧品が注目され、加齢による小じわやたるみを防ぐ効果を持った化粧品や医薬部外品が多く上市されている。加齢によって小じわやたるみが生じる原因としては、真皮構成成分であるコラーゲンやグルコサミノグリカンの生成量の減少が挙げられる。そこで、コラーゲンやグルコサミノグリカンの生成を促進し、加齢による小じわやたるみを防ぐことを目的として、さまざまな成分が従来から検討されている。その中でも特にマンネンタケ抽出物がコラーゲンやグルコサミノグリカンの生成促進効果が高く、加齢による小じわやたるみを防ぐ効果が高いことでよく知られている(特許文献1〜3)。
そこで、加齢による小じわやたるみを防ぐことを目的として、マンネンタケ抽出物を化粧水、美容液、乳液、クリームなどの基礎化粧品、医薬部外品に配合することが検討されている。しかしながら、メイクアップ化粧料、特にパウダーファンデーションなどの粉体化粧料に対しては配合があまり検討されていない。これは、マンネンタケ抽出物が多くの場合、水やアルコールといった水系抽出物の液状であり、粉体が主な配合成分であるメイクアップ化粧料に配合した場合、マンネンタケ抽出物の溶媒である水、アルコールが揮発してしまい、ベースの不安定化が生じてしまう、すなわち、メイクアップ化粧料に安定に配合することが非常に困難であるためである。
また、マンネンタケ抽出物をフリーズドライによって粉末化し、この粉末をメイクアップ化粧料に配合することも考えられる。しかしながら、この粉末は大量の水には比較的容易に溶解するものの、肌上の水分や化粧下地の水分といった少量の水では溶解しづらい。そのため、この粉末を配合しても、肌上の水分や化粧下地の水分で速やかに溶解して肌に浸透することは期待できない。すなわち、マンネンタケ抽出物の効能効果をメイクアップ化粧料に発現させることは非常に困難であることが現状であった。
従って、本発明の目的は、マンネンタケ抽出物を、小じわやたるみの改善といった効能効果を保ったまま、メイクアップ化粧料、特に粉体化粧料に安定に配合することにある。
かかる実情に鑑み、本発明者らは上記問題点を解決すべく鋭意検討した結果、水中へ透明又は半透明に分散する粘土鉱物とマンネンタケ抽出物との複合粉体であれば、メイクアップ化粧料に安定に配合でき、粉体状態のマンネンタケ抽出物が素早く水中に溶け、又、少量の水でも複合粉体中のマンネンタケ抽出物が十分溶解していき、加齢による小じわやたるみの防止効果にも優れていることを確認して本発明を完成するに至った。
すなわち、水中へ透明又は半透明に分散する粘土鉱物を予め水に分散させた水分散液にマンネンタケ抽出物を溶解させ、乾燥して得られた複合粉体は、少量の水でも複合粉体中のマンネンタケ抽出物が素早く溶解する特性があり、加齢による小じわやたるみの防止効果が高い。例えば、肌の上に1滴の水を垂らす、又は水分を含んだ化粧下地を塗布するなどして、そこへ本発明の複合粉体を置いて塗布すれば素早く溶解する特性を見出した。なお、本発明でいう複合粉体とは、2種以上の粉体の構成成分が互いに付着、結合等して1つの塊として粉体を形成しているものである。
本発明の複合粉体は、マンネンタケ抽出物を水中へ透明又は半透明に分散する粘土鉱物と複合化することによって、マンネンタケ抽出物の小じわやたるみの改善といった効能効果を保ったまま、メイクアップ化粧料に安定に配合できるようにしたものである。これにより、粘土鉱物と複合化されたマンネンタケ抽出物を化粧料中に粉体状態で配合しても、肌の水分やメイクアップ前に使用する化粧下地に含まれる水分等に素早く溶解し、小じわ、たるみの改善効果のあるメイクアップ化粧料を提供することができる利点がある。
本発明に用いる粘土鉱物は、複合粉体調製時のマンネンタケ抽出物の溶解、均一化を確認するため、さらには、得られた複合粉体の白色性を確保するため、水中へ透明又は半透明に分散する粘土鉱物である。ここで、水中へ透明又は半透明に分散する粘土鉱物とは、水に0.2重量%の粘土鉱物を分散させ、充分に膨潤させた分散液を、分光光度計にて波長600nm、光路長10mmのガラスセルで透過率を測定したとき、4.0%以上の透過率を示す粘土鉱物をいう。さらに、粘土鉱物の濃度を上げた分散液でも、マンネンタケ抽出物の溶解、均一化が確認できる透明性があれば複合粉体の調製において効率が上がるので、同様に、水に0.2重量%の粘土鉱物を分散させ、充分に膨潤させた分散液を、分光光度計にて波長600nm、光路長10mmのガラスセルで透過率を測定したとき、好ましくは30%以上の透過率を有する粘土鉱物がよく、最も好ましくは80%以上の透過率を有するものが良い。透過率30%以上の粘土鉱物ならば、分散液中の粘土鉱物濃度が2重量%でも透過率が高く、マンネンタケ抽出物の溶解、均一化が確認し易い。また、透過率80%以上の粘土鉱物ならば、分散液中の粘土鉱物濃度が25重量%でも透過率が高く、マンネンタケ抽出物の溶解、均一化が確認できる。
本発明で用いる粘土鉱物の種類としては、モンモリロナイト、バイデライト、ノントロナイト、サポナイト、ヘクトライト、ソーコナイト、スチブンサイト等のスメクタイトおよびこれらの精製品、また水熱合成等によって得られるモンモリロナイト、バイデライト、ノントロナイト、サポナイト、ヘクトライト、ソーコナイト、スチブンサイト等の合成スメクタイト、さらにスメクタイトと類似した結晶構造と組成を持つ合成物が、透明性の点で好ましい。さらに好ましくは、安定した透明性が得られ、粘土鉱物の水分散液濃度を上げても優れた透明性を得られる点から、水熱合成等によって得られるモンモリロナイト、バイデライト、ノントロナイト、サポナイト、ヘクトライト、ソーコナイト、スチブンサイト等の合成スメクタイト、さらにスメクタイトと類似した結晶構造と組成を持つ合成物がよい。具体的には、日本シリカ工業社製のラポナイトの各グレード品、サポナイトの合成品であるクニミネ工業社製のスメクトンSA、スチブンサイトの合成品である水澤化学工業社製のイオナイト−Tが市販されており入手しやすい。なお、本発明ではこれら粘土鉱物を1種又は2種以上組み合わせて使用しても良い。
本発明のマンネンタケ抽出物は、生薬「霊芝」に用いられる担子菌でありマンネンタケ科(Ganodermataceae)、マンネンタケ属(Ganoderma)に属する、霊芝(赤芝)、黒霊芝(黒芝)、紫芝等のマンネンタケを、水、低級アルコール類(メタノール、エタノール等)、液状多価アルコール(1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等)等を、1種、又は2種以上混合した溶媒を用いて抽出した水溶性の抽出物で、液状のものでも、液状の抽出物を乾燥した乾固物でもかまわない。乾固物の場合は、前記溶媒に溶解して使用する。具体的には特許番号第1698547号、特許番号第2136097号、特許番号第3199277号、特開2002−29996号、特開2002−173441号、特開2002−322081号、特開2003−12539号および特開2003−40757号に記載されている水溶性の抽出物をさす。
本発明の粘土鉱物とマンネンタケ抽出物の複合粉体では、複合粉体中の粘土鉱物の割合として、複合粉体中のマンネンタケ抽出物の少量の水への溶解性から40重量%以上が好ましい。さらに、マンネンタケ抽出物を少量の水へ速やかに溶解するためには、50重量%以上が好ましい。
本発明の粘土鉱物とマンネンタケ抽出物の複合粉体を調製するには、先ず水中に粘土鉱物を分散し、十分膨潤させる。この粘土鉱物を水に分散および膨潤させる方法としては、常温でパルセーター、ホモミキサー、ニーダー等の撹拌機で撹拌しながら粘土鉱物を徐々に加えて分散させる方法や、加熱した水へ同様に撹拌しながら粘土鉱物を加えて分散させる方法等があり、均一に水中へ分散と膨潤を行えば良い。この時の粘土鉱物の添加量としては、粘土鉱物の水分散液中に、0.2〜25重量%が好ましい。添加量が少ないと複合粉体の収率が悪くなることがあり、又、添加量が多いと粘土鉱物がゲル化し撹拌しにくくなる場合がある。従って、この複合粉体の収率と粘土鉱物のゲル化による撹拌を考慮すれば、粘土鉱物を水に2〜15重量%分散した水分散液を先ず調製する方法がさらに好ましい。
次に、粘土鉱物を分散および膨潤した水分散液に、パルセーター、ホモミキサー、ニーダー等の通常の撹拌機で撹拌しながらマンネンタケ抽出物を添加して溶解する。この時、本発明では、水に透明又は半透明に分散する粘土鉱物を用いているので、マンネンタケ抽出物の溶解、均一化を確認できる。
さらに、マンネンタケ抽出物を粘土鉱物の水分散液に溶解した水性組成物の乾燥を次に行うが、その方法は、減圧操作、加温、フリーズドライ法など、水分を取り除く方法ならば特に限定しない。また、これらの方法を組み合わせて乾燥しても良い。
また、得られた粘土鉱物とマンネンタケ抽出物の乾燥物を粉砕し、ふるい等を通して仕上げても良い。なお、本発明では、均一に複合粉体を調製するために、上記のように水系で複合粉体を調製するのが好ましいが、高速撹拌粉砕混合機等の強力な物理的機械力を使った乾式により、構成成分を互いに付着等させ複合化しても構わない。
本発明の粘土鉱物とマンネンタケ抽出物の複合粉体は、化粧料、医薬部外品、医薬品を問わず利用できるが、特に、本発明の粘土鉱物とマンネンタケ抽出物の複合粉体を、粉体のまま配合する利用方法を考慮すれば、メイクアップ化粧料、さらには水分の少ない乳化型化粧料、油性化粧料、粉末化粧料への利用に適する。
また、本発明の粘土鉱物とマンネンタケ抽出物の複合粉体、およびこの複合粉体を含有する化粧品などには、必要に応じ、本発明の効果を失わない範囲で、通常化粧料、医薬部外品、医薬品に配合される成分である水、油脂、ロウ類、炭化水素、脂肪酸、アルコール、アルキルグリセリルエーテル、エステル、シリコーン油、フッ素油、多価アルコール、糖類、高分子、界面活性剤、保湿剤、紫外線吸収剤、キレート剤、pH調整剤、酸化防止剤、金属イオン封鎖剤、殺菌・防腐剤、染料、香料、色素、可塑剤、有機溶媒、薬剤、動植物抽出物、体質粉体、有機色材、無機色材、パール顔料、表面処理粉体、複合顔料、油性ゲル化剤、アミノ酸およびペプチド、ビタミン等を適宜配合することができるが、特にこれらに限定されるものではない。
以下に本発明を、実施例と比較例により具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
80℃に加熱した精製水650gに合成スチブンサイト(水澤化学工業社製、イオナイト−T)50gを分散させ、膨潤した。その後、この水分散液を冷却し、マンネンタケ抽出物300gを徐々に加えて溶解し、合成スチブンサイトとマンネンタケ抽出物を含有した水性組成物を得た。次にこの水性組成物をエバポレーターにて濃縮し、フリーズドライにて乾燥、粉砕、60メッシュによるふるい処理して、合成スチブンサイトとマンネンタケ抽出物を含有した複合粉体約80gを得た(複合粉体中粘土鉱物60重量%)。
精製水84g、合成スチブンサイト1g、マンネンタケ抽出物15gを実施例1と同様な操作にて行い、本発明の複合粉体約2.5gを得た(複合粉体中粘土鉱物40重量%)。
精製水78g、合成スチブンサイト2g、マンネンタケ抽出物20gを実施例1と同様な操作にて行い、本発明の複合粉体約4gを得た(複合粉体中粘土鉱物50重量%)
精製水75g、合成スチブンサイト5g、マンネンタケ抽出物20gを実施例1と同様な操作にて行い、本発明の複合粉体約7gを得た(複合粉体中粘土鉱物70重量%)。
精製水930gに日本シリカ工業社製ラポナイトXLG10gを分散させ、1日放置して膨潤させた。その後、マンネンタケ抽出物60gを徐々に加えて溶解し、粘土鉱物とマンネンタケ抽出物を含有した水性組成物を得た。次にこの水性組成物を50℃に加熱しながら減圧操作して乾燥を行い、さらに粉砕して60メッシュのふるいを通して、粘土鉱物とマンネンタケ抽出物を含有した複合粉体約16gを得た(複合粉体中粘土鉱物60重量%)。
精製水860gに合成スメクタイト(クニミネ工業社製、スメクトンSA)20gを分散させ、1日放置して膨潤させた。その後、マンネンタケ抽出物120gを徐々に加えて溶解し、合成スメクタイトとマンネンタケ抽出物を含有した水性組成物を得た。次にこの水性組成物をフリーズドライにて乾燥し、粉砕と60メッシュのふるい処理を行って、合成スメクタイトとマンネンタケ抽出物を含有した複合粉体約32gを得た(複合粉体中粘土鉱物60重量%)。
精製水75g、合成スチブンサイト1g、マンネンタケ抽出物24gを実施例1と同様な操作にて行い、複合粉体約3.4gを得た(複合粉体中粘土鉱物30重量%)。
(比較例1)
本発明の複合粉体によるものではなく、マンネンタケ抽出物をさらにフリーズドライにて粉末化し、60メッシュのふるいを通したマンネンタケ抽出物単品を用意した(粉体中粘土鉱物0重量%)。
本発明の複合粉体によるものではなく、マンネンタケ抽出物をさらにフリーズドライにて粉末化し、60メッシュのふるいを通したマンネンタケ抽出物単品を用意した(粉体中粘土鉱物0重量%)。
なお、実施例1〜4および比較例1のマンネンタケ抽出物は、次のようにして得た。すなわち、特許番号第3199277号に準じ、赤芝および黒霊芝の各50gを混合し、3Lの精製水を加え、100℃で3時間抽出し冷却後ろ過した。これを減圧濃縮した後、6倍量のエタノールを加えて多糖を沈殿させ、さらにろ過したろ液を約10重量%の蒸発残渣となるように減圧濃縮した抽出液をマンネンタケ抽出物として用いた。また、実施例5〜7のマンネンタケ抽出物は、特開2002−322081の製造例1の黒霊芝の熱水抽出物(凍結乾燥物)50gを、10重量%エタノール水溶液450gに溶解させたものである。
また、実施例1〜7において、水へ粘土鉱物を分散した水分散液は、試験管にとり透明状態を確認したところ、いずれも透明又は半透明の水分散液であった。また、60メッシュのふるいを通したことにより、使用した複合粉体およびマンネンタケ抽出物の粒子の大きさも大きな差が無く均一なものであった。
実施例1〜7および比較例1の粉体について、下記の確認試験を行った。
(確認試験)先ず、水中油型乳化化粧下地を下記処方にて調製した。
(水中油型乳化化粧下地処方)
原料名 (重量%)
1 ジペンタエリトリット脂肪酸エステル 0.50
2 トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 3.50
3 重質流動イソパラフィン 1.00
4 モノイソステアリン酸ソルビタン 0.44
5 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 1.56
6 ベヘニルアルコール 0.50
7 精製水 78.97
8 カルボキシビニルポリマー 0.25
9 キサンタンガム 0.10
10 エデト酸二ナトリウム 0.05
11 2−アミノ−メチル−1,3−プロパンジオール 0.20
12 エタノール 5.00
13 1,3−ブチレングリコール 5.00
14 パラオキシ安息香酸エステル 0.20
15 香料 0.03
16 湿潤剤 2.20
17 無水ケイ酸 0.50
その後、上記処方の化粧下地0.15gを50平方センチメートルの皮膚上に均一に塗布し、30秒放置後、0.05gの各粉体を上にのせてさらに塗布した時の、粉体の馴染み方の違いを、下記基準で確認した。
粉体が素早く化粧下地に馴染み、肌色と同化して溶け残りは無い :◎
粉体が徐々に化粧下地に馴染み、肌色と同化して溶け残りは無い :○
粉体が徐々に化粧下地に馴染んで肌色と同化するが、若干溶け残りがある:△
粉体で化粧下地に馴染まず、溶け残りが認められる :×
(水中油型乳化化粧下地処方)
原料名 (重量%)
1 ジペンタエリトリット脂肪酸エステル 0.50
2 トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 3.50
3 重質流動イソパラフィン 1.00
4 モノイソステアリン酸ソルビタン 0.44
5 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 1.56
6 ベヘニルアルコール 0.50
7 精製水 78.97
8 カルボキシビニルポリマー 0.25
9 キサンタンガム 0.10
10 エデト酸二ナトリウム 0.05
11 2−アミノ−メチル−1,3−プロパンジオール 0.20
12 エタノール 5.00
13 1,3−ブチレングリコール 5.00
14 パラオキシ安息香酸エステル 0.20
15 香料 0.03
16 湿潤剤 2.20
17 無水ケイ酸 0.50
その後、上記処方の化粧下地0.15gを50平方センチメートルの皮膚上に均一に塗布し、30秒放置後、0.05gの各粉体を上にのせてさらに塗布した時の、粉体の馴染み方の違いを、下記基準で確認した。
粉体が素早く化粧下地に馴染み、肌色と同化して溶け残りは無い :◎
粉体が徐々に化粧下地に馴染み、肌色と同化して溶け残りは無い :○
粉体が徐々に化粧下地に馴染んで肌色と同化するが、若干溶け残りがある:△
粉体で化粧下地に馴染まず、溶け残りが認められる :×
実施例1〜7および比較例1の粉体について、確認試験を行った結果を表1に示す。
表1の結果から、マンネンタケ抽出物単独では、少量の水では溶けにくく肌での馴染み方が悪いことが判る。これに対し、複合粉体では、複合粉体中に粘土鉱物が40重量%以上になると、少量の水でもマンネンタケ抽出物が速やかに水へ溶けやすくなり、実際に肌の上でのマンネンタケ抽出物の溶解性は50重量%以上で速やかに溶けながら馴染んでいくことが判る。
パウダーファンデーションA
下記製法と処方にてパウダーファンデーションを調製した。
(製法)
下記処方の成分1〜8の各粉体を混合、粉砕する。その後、成分9〜12を混合して、粉砕まで行った粉体の混合物に添加し混合した後、再び粉砕し、ふるいを通した。これを金皿に圧縮成型してパウダーファンデーションAを得た。
(パウダーファンデーション処方)
原料名 (重量%)
1 シリコーン処理タルク 29.5
2 シリコーン処理マイカ 10.0
3 シリコーン処理セリサイト 30.0
4 シリコーン処理酸化チタン 10.0
5 シリコーン処理ベンガラ 2.0
6 シリコーン処理黄酸化鉄 3.0
7 シリコーン処理黒酸化鉄 0.1
8 実施例1の複合粉体 5.0
9 スクワラン 4.0
10 ジメチルポリシロキサン 6.0
11 防腐剤 0.2
12 香料 0.2
下記製法と処方にてパウダーファンデーションを調製した。
(製法)
下記処方の成分1〜8の各粉体を混合、粉砕する。その後、成分9〜12を混合して、粉砕まで行った粉体の混合物に添加し混合した後、再び粉砕し、ふるいを通した。これを金皿に圧縮成型してパウダーファンデーションAを得た。
(パウダーファンデーション処方)
原料名 (重量%)
1 シリコーン処理タルク 29.5
2 シリコーン処理マイカ 10.0
3 シリコーン処理セリサイト 30.0
4 シリコーン処理酸化チタン 10.0
5 シリコーン処理ベンガラ 2.0
6 シリコーン処理黄酸化鉄 3.0
7 シリコーン処理黒酸化鉄 0.1
8 実施例1の複合粉体 5.0
9 スクワラン 4.0
10 ジメチルポリシロキサン 6.0
11 防腐剤 0.2
12 香料 0.2
(比較例2)パウダーファンデーションB
実施例8の処方の成分8を、複合粉体の2成分である2重量%の合成スチブンサイト単品と、3重量%の比較例1のマンネンタケ抽出物単品を複合化しないで配合し、実施例8と同じ製法にて、パウダーファンデーションBを得た。
実施例8の処方の成分8を、複合粉体の2成分である2重量%の合成スチブンサイト単品と、3重量%の比較例1のマンネンタケ抽出物単品を複合化しないで配合し、実施例8と同じ製法にて、パウダーファンデーションBを得た。
(比較例3)パウダーファンデーションC
実施例8の処方の成分8を、成分1のシリコーン処理タルクに代替し、実施例7と同じ製法にて、パウダーファンデーションCを得た。
実施例8の処方の成分8を、成分1のシリコーン処理タルクに代替し、実施例7と同じ製法にて、パウダーファンデーションCを得た。
パウダーファンデーションの小じわ、たるみ改善効果試験
実施例8、比較例2および3のパウダーファンデーションを用いて、小じわ、たるみに悩む女性30人(30〜57歳)を対象に、1ヵ月間の使用試験を行った。なお、対照として、確認試験1の水中油型乳化化粧下地を用いた。使用後、小じわ、たるみの改善効果をアンケートにより判定した。その結果を表2に示す。
実施例8、比較例2および3のパウダーファンデーションを用いて、小じわ、たるみに悩む女性30人(30〜57歳)を対象に、1ヵ月間の使用試験を行った。なお、対照として、確認試験1の水中油型乳化化粧下地を用いた。使用後、小じわ、たるみの改善効果をアンケートにより判定した。その結果を表2に示す。
表2の結果より、本発明の複合粉体を配合した実施例8のパウダーファンデーションは、比較例2、3のパウダーファンデーションと比べて、小じわ、たるみの改善効果が認められた。このことから、マンネンタケ抽出物の小じわ、たるみに対する改善作用、およびマンネンタケ抽出物を粘土鉱物と複合化することの必要性が明らかとなった。
フェイスパウダー
下記製法と処方にてフェイスパウダーを調製した。
(製法)
下記処方の成分1〜10の各粉体を混合、粉砕する。その後、成分11〜13を混合して、粉砕まで行った粉体の混合物に添加し混合した後、再び粉砕し、ふるいを通した。これを容器に充填してフェイスパウダーを得た。
(フェイスパウダー処方)
原料名 (重量%)
1 シリコーン処理タルク 69.53
2 シリコーン処理セリサイト 15.00
3 シリコーン処理酸化チタン 0.10
4 シリコーン処理ベンガラ 0.05
5 シリコーン処理黄酸化鉄 0.06
6 シリコーン処理黒酸化鉄 0.01
7 雲母チタン 3.00
8 球状無水ケイ酸 5.00
9 防腐剤 0.20
10 実施例3の複合粉体 4.00
11 スクワラン 1.00
12 ジメチルポリシロキサン 2.00
13 香料 0.05
下記製法と処方にてフェイスパウダーを調製した。
(製法)
下記処方の成分1〜10の各粉体を混合、粉砕する。その後、成分11〜13を混合して、粉砕まで行った粉体の混合物に添加し混合した後、再び粉砕し、ふるいを通した。これを容器に充填してフェイスパウダーを得た。
(フェイスパウダー処方)
原料名 (重量%)
1 シリコーン処理タルク 69.53
2 シリコーン処理セリサイト 15.00
3 シリコーン処理酸化チタン 0.10
4 シリコーン処理ベンガラ 0.05
5 シリコーン処理黄酸化鉄 0.06
6 シリコーン処理黒酸化鉄 0.01
7 雲母チタン 3.00
8 球状無水ケイ酸 5.00
9 防腐剤 0.20
10 実施例3の複合粉体 4.00
11 スクワラン 1.00
12 ジメチルポリシロキサン 2.00
13 香料 0.05
上記処方で得られたフェイスパウダーの実施例9は、実施例8と同様に小じわ、たるみの改善効果のあるフェイスパウダーであった。従って、本発明である実施例3の複合粉体の効果であると考えられる。
口紅
下記製法と処方にて口紅を調製した。
(製法)
下記処方の成分9〜12をローラーミルにて分散させる。その後、成分1〜8を加温融解して、成分9〜12の混合物と成分13および14を加え、よく混合する。濾過し、高温で型に流し込み、冷却して成型したものを容器に充填して口紅を得た。
(口紅処方)
原料名 (重量%)
1 セレシン 10.00
2 マイクロクリスタリンワックス 2.00
3 カルナウバロウ 1.00
4 合成炭化水素ワックス 2.00
5 ダイマー酸イソプロピル 15.00
6 トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリン 33.85
7 ジペンタエリトリット脂肪酸エステル 3.50
8 ビタミンE 0.10
9 トリイソステアリン酸ポリグリセリル 12.00
10 着色料 6.50
11 合成金雲母 9.00
12 実施例6の複合粉体 1.00
13 球状無水ケイ酸 4.00
14 香料 0.05
下記製法と処方にて口紅を調製した。
(製法)
下記処方の成分9〜12をローラーミルにて分散させる。その後、成分1〜8を加温融解して、成分9〜12の混合物と成分13および14を加え、よく混合する。濾過し、高温で型に流し込み、冷却して成型したものを容器に充填して口紅を得た。
(口紅処方)
原料名 (重量%)
1 セレシン 10.00
2 マイクロクリスタリンワックス 2.00
3 カルナウバロウ 1.00
4 合成炭化水素ワックス 2.00
5 ダイマー酸イソプロピル 15.00
6 トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリン 33.85
7 ジペンタエリトリット脂肪酸エステル 3.50
8 ビタミンE 0.10
9 トリイソステアリン酸ポリグリセリル 12.00
10 着色料 6.50
11 合成金雲母 9.00
12 実施例6の複合粉体 1.00
13 球状無水ケイ酸 4.00
14 香料 0.05
上記処方で得られた口紅の実施例10は、安定性の優れた使用感の良い口紅であった。肌だけではなく、縦皴が生じた唇に対して効果の認められる口紅であり、本発明の複合粉体の特徴が発現したものであった。
乳化型ファンデーション
下記製法と処方にて乳化型ファンデーションを調製した。
(製法)
下記処方の成分1〜7を加熱混合し、成分8〜15を均一に混合したものを添加して均一に分散する。その後、成分16〜19を加熱混合したものを加えて乳化する。充填は、得られた乳化物を容器に流して行い、冷却固化して乳化型ファンデーションを得た。
(乳化型ファンデーション処方)
原料名 (重量%)
1 キャンデリラワックス 4.00
2 マイクロクリスタリンワックス 3.00
3 パラフィンワックス 7.00
4 デカメチルシクロペンタシロキサン 26.00
5 トリメチルシロキシケイ酸 10.00
6 メチルフェニルポリシロキサン 1.00
7 (アクリル酸アルキル/ジメチコン)コポリマー 2.00
8 シリコーン処理酸化チタン 16.00
9 シリコーン処理黄酸化鉄 1.70
10 シリコーン処理ベンガラ 0.50
11 シリコーン処理黒酸化鉄 0.20
12 ポリアクリル酸アルキル 2.00
13 ナイロン末 2.00
14 シリコーン処理タルク 2.50
15 無水ケイ酸 3.00
16 実施例4の複合粉体 4.00
17 防腐剤 0.10
18 1,3−ブチレングリコール 3.00
19 グリセリン 3.00
20 精製水 9.00
下記製法と処方にて乳化型ファンデーションを調製した。
(製法)
下記処方の成分1〜7を加熱混合し、成分8〜15を均一に混合したものを添加して均一に分散する。その後、成分16〜19を加熱混合したものを加えて乳化する。充填は、得られた乳化物を容器に流して行い、冷却固化して乳化型ファンデーションを得た。
(乳化型ファンデーション処方)
原料名 (重量%)
1 キャンデリラワックス 4.00
2 マイクロクリスタリンワックス 3.00
3 パラフィンワックス 7.00
4 デカメチルシクロペンタシロキサン 26.00
5 トリメチルシロキシケイ酸 10.00
6 メチルフェニルポリシロキサン 1.00
7 (アクリル酸アルキル/ジメチコン)コポリマー 2.00
8 シリコーン処理酸化チタン 16.00
9 シリコーン処理黄酸化鉄 1.70
10 シリコーン処理ベンガラ 0.50
11 シリコーン処理黒酸化鉄 0.20
12 ポリアクリル酸アルキル 2.00
13 ナイロン末 2.00
14 シリコーン処理タルク 2.50
15 無水ケイ酸 3.00
16 実施例4の複合粉体 4.00
17 防腐剤 0.10
18 1,3−ブチレングリコール 3.00
19 グリセリン 3.00
20 精製水 9.00
上記処方で得られた乳化型ファンデーションの実施例11は、小じわ、たるみに対する改善効果のあるファンデーションであった。従って、本発明である実施例4の複合粉体の効果であると考えられる。
以下に本発明を見出す過程の各種試験の結果を、試験例等によって具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
粘土鉱物の透明性比較
各種粘土鉱物を水へ分散したときの透明性について、下記粘土鉱物を水に0.2重量%分散し、分光光度計にて波長600nm、光路長10mmのガラスセルで透過率を測定したときの結果を表3に示す。また、2重量%と25重量%の粘土鉱物水分散液において、マンネンタケ抽出物(特開2002−322081の製造例1の黒霊芝の熱水抽出物)の溶解と溶解せず塊が残っていることが識別可能であったか否かも(識別可能:○、識別ある程度可能:△、識別不可:×)併せて記す。
(試験した粘土鉱物)
試験例1:天然ベントナイト(化粧品グレード)
試験例2:高精製ベントナイト(化粧品グレード)
試験例3:ケイ酸アルミニウムマグネシウム(化粧品グレード)
試験例4:イオナイト−T(水澤化学工業社製)
各種粘土鉱物を水へ分散したときの透明性について、下記粘土鉱物を水に0.2重量%分散し、分光光度計にて波長600nm、光路長10mmのガラスセルで透過率を測定したときの結果を表3に示す。また、2重量%と25重量%の粘土鉱物水分散液において、マンネンタケ抽出物(特開2002−322081の製造例1の黒霊芝の熱水抽出物)の溶解と溶解せず塊が残っていることが識別可能であったか否かも(識別可能:○、識別ある程度可能:△、識別不可:×)併せて記す。
(試験した粘土鉱物)
試験例1:天然ベントナイト(化粧品グレード)
試験例2:高精製ベントナイト(化粧品グレード)
試験例3:ケイ酸アルミニウムマグネシウム(化粧品グレード)
試験例4:イオナイト−T(水澤化学工業社製)
表3の結果より、用いた化粧品グレードの粘土鉱物では、半透明又は透明と確認でき良好であったが、特に、合成物である試験例4は濃度が高くなっても透明性がよく、複合粉体の調製における作業効率の点で好ましい。
粘土鉱物の分散濃度による状態変化
粘土鉱物の分散液は、粘土鉱物の濃度上昇に伴いチキソトロピー性のゲル状に変化する。従って、本発明では、この分散液にマンネンタケ抽出物を添加し撹拌して溶解させるので、撹拌溶解できる粘土鉱物の濃度を把握しておく必要がある。このため、合成スチブンサイトであるイオナイト−T(水澤化学社製)の濃度による分散液の粘性についての状態変化を確認し、表4にまとめた。
粘土鉱物の分散液は、粘土鉱物の濃度上昇に伴いチキソトロピー性のゲル状に変化する。従って、本発明では、この分散液にマンネンタケ抽出物を添加し撹拌して溶解させるので、撹拌溶解できる粘土鉱物の濃度を把握しておく必要がある。このため、合成スチブンサイトであるイオナイト−T(水澤化学社製)の濃度による分散液の粘性についての状態変化を確認し、表4にまとめた。
表4より、粘土鉱物を水中に分散させるには、25重量%以下で行えば、撹拌又は練ることができ、本発明の複合粉体を調製する過程でのマンネンタケ抽出物の溶解に適した条件があることが示された。
これまでのメイクアップ化粧品は、しわ、たるみに対し、光の拡散反射でしわをかくす、陰影によりたるみが無いように見せる等、光学的なメイクアップ手法により対応してきたが、本発明の複合粉体を利用することで、クリームや乳液のようなスキンケア化粧品のように、スキンケア効果をもつメイクアップ化粧料を提供できる。
Claims (6)
- 水中へ透明又は半透明に分散する粘土鉱物とマンネンタケ抽出物を含有する複合粉体。
- 水と、水中へ透明又は半透明に分散する粘土鉱物と、マンネンタケ抽出物とを混合し、乾燥して得られた請求項1記載の複合粉体。
- 水中へ透明又は半透明に分散する粘土鉱物を予め水に分散させた水分散液にマンネンタケ抽出物を溶解させ、乾燥して得られた請求項1又は2記載の複合粉体。
- 粘土鉱物が、スメクタイト、合成スメクタイト、又はスメクタイトと類似した結晶構造と組成を持つ合成物である請求項1〜3記載の複合粉体。
- 複合粉体中の粘土鉱物の含有量が40重量%以上である請求項1〜4記載の複合粉体。
- 請求項1〜5記載の複合粉体を配合したメイクアップ化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003320535A JP2005089303A (ja) | 2003-09-12 | 2003-09-12 | 複合粉体 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003320535A JP2005089303A (ja) | 2003-09-12 | 2003-09-12 | 複合粉体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=34452465
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JP2003320535A Pending JP2005089303A (ja) | 2003-09-12 | 2003-09-12 | 複合粉体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005089303A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012035915A1 (ja) * | 2010-09-15 | 2012-03-22 | 富士フイルム株式会社 | 水中油型化粧料 |
JP2015151357A (ja) * | 2014-02-13 | 2015-08-24 | 日本メナード化粧品株式会社 | 複合粉体 |
JP2021155371A (ja) * | 2020-03-27 | 2021-10-07 | 株式会社コーセー | 水中油型乳化組成物 |
-
2003
- 2003-09-12 JP JP2003320535A patent/JP2005089303A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2012035915A1 (ja) * | 2010-09-15 | 2012-03-22 | 富士フイルム株式会社 | 水中油型化粧料 |
JP2015151357A (ja) * | 2014-02-13 | 2015-08-24 | 日本メナード化粧品株式会社 | 複合粉体 |
JP2021155371A (ja) * | 2020-03-27 | 2021-10-07 | 株式会社コーセー | 水中油型乳化組成物 |
JP7462455B2 (ja) | 2020-03-27 | 2024-04-05 | 株式会社コーセー | 水中油型乳化組成物 |
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