JP2000239147A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JP2000239147A
JP2000239147A JP11082148A JP8214899A JP2000239147A JP 2000239147 A JP2000239147 A JP 2000239147A JP 11082148 A JP11082148 A JP 11082148A JP 8214899 A JP8214899 A JP 8214899A JP 2000239147 A JP2000239147 A JP 2000239147A
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gum
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water
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Yoichi Kawachi
洋一 河内
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【解決手段】崩壊性の水溶性ゲル化多糖類として寒天、
カラギーナン、ジェランガム、アルギン酸ナトリウムの
うちの1種または、2種以上を含み、安定性向上剤とし
てネイティブジェランガム、キサンタンガム、グアーガ
ム、ローストビーンガム、カルボキシビニルポリマー、
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、ヒドロキ
シエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロースの
うちの1種または、2種以上を含み、これを加熱溶解し
た後、均一に冷却固化したものを、機械的剪断力を用い
て、ゲル粒子の平均粒度を0.5〜10.0mmに調整
することで、目的とするゾル−ゲル混合組成物を得る。 【効果】上記のゾル−ゲル混合組成物は、凍結耐性、高
温耐性を持ち、離水などの安定性不良が無く、有効成分
の配合も容易であった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水系化粧料に関し、
更に詳細には崩壊性ゲル化多糖類と、安定性向上剤とし
て選択された水溶性増粘剤を組み合わせた水系ゲルに、
機械的剪断力を加えて作成したゾル−ゲル混合組成物ま
たは、これを配合した新規水系化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、化粧料の分野において、固液混合
系の剤型については、固体成分をあらかじめ調整し、液
体部分に添加混合するのが一般的である。固体成分とし
ては、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのプラスチッ
クや寒天、ゼラチンなどの水系ゲル、果実の種皮や無機
顔料、プラスチックなどの造粒物が知られている。これ
らを粘性、または非粘性液体に分散させて製剤とする。
そこで問題となるのが、均一に分散させることと、固体
粒子を目的の大きさに維持することである。通常、数m
m程度の固体粒子を均一に安定に配合することは難し
く、通常は液体部分を増粘させることで安定化をはか
る。増粘剤としてはカルボキシビニルポリマーに代表さ
れるアクリル酸系樹脂やヒドロキシエチルセルロースな
どのセルロース系増粘剤、キサンタンガムなどの増粘多
糖類、粘土鉱物があげられる。一般的に使用されるアク
リル酸系樹脂では耐塩性に乏しく、また反応性が高いた
め水溶性の有効成分の配合が難しい。またセルロース系
増粘剤については、粘性がニュートン流動であるので、
分離しやすく充分な安定性を得ることが難しい。特に寒
天やゼラチンなどの水系ゲルについては、分散時の外力
で潰れたり、保管時の温度条件によって溶解するなどの
問題が発生する。現在、数mm程度の水系ゲルを安定に
分散させた化粧料については知られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】固液混合系である新
規形態の水系化粧料を得る。つまり、平均粒径0.5〜
10.0mmに調整したゲル粒子をゾルに分散させた剤
型の化粧料を得る。もちろん凍結耐性、高温耐性を持
ち、離水などの安定性不良が無く、有効成分の配合も容
易であること、これらを達成すべく検討を行った。
【0004】
【問題を解決するための手段】上記の状況に鑑み、本発
明者は、固液混合系である新規水系化粧料を提供すべく
鋭意検討して本発明に到達した。つまり、平均粒径0.
5〜10.0mmに調整したゲル粒子をゾル中に安定に
分散させた剤型の化粧料を得るための製法および組成に
ついて提供する。
【0005】本発明者は、崩壊性ゲルを形成する多糖類
で作成した水系ゲルについて検討を行った。そこで、均
一に固化した崩壊性ゲルに機械的剪断力を加えること
で、剪断力を与えた部分についてはゾル化し、剪断力が
加わらなかった部分についてはゲルのままであるという
事実に着目した。この時、適当な剪断力を加えることに
より、目的する粒子の大きさのゾル−ゲル混合物が得ら
れた。ところが、このゾル−ゲル混合物については、常
温でも数時間で表層に水が分離する。また凍結試験を行
うと水の凍結が原因でゲルが破壊される。そこで離水を
防止し凍結耐性を持たせるため、安定性向上剤として選
択された水溶性増粘剤を配合し目的の組成物を得た。
【0006】崩壊性ゲルを形成する多糖類のゾルおよび
ゲルの一般的性質としては、以下の点があげられる。広
いPHで極端な粘度低下がなく安定である。崩壊性ゲル
化多糖類の再溶解温度は、一般的に80℃以上であるの
で、それ以下の温度では状態変化が起こらず高温での安
定性に優れている。また、乳化系に組み込んでも乳化粒
子の合一、分離などが少ない。金属イオンなどの荷電に
安定で、耐塩性が良好なため有効成分の金属塩なども配
合することができる。また、顔料分散系における荷電か
ら生じる水溶性高分子の凝集も生じない。比較的少量で
高粘度のゲルができるので使用感にも影響が少ないこと
などである。
【0007】崩壊性ゲル化多糖類として寒天、カラギー
ナン、ジェランガム、アルギン酸ナトリウムのうちの1
種または、2種以上を含み、安定性向上剤としてネイテ
ィブジェランガム、キサンタンガム、グアーガム、ロー
ストビーンガム、カルボキシビニルポリマー、アクリル
酸・メタクリル酸アルキル共重合体、ヒドロキシエチル
セルロース、ヒドロキシプロピルセルロースのうちの1
種または、2種以上を含む水溶液を加熱溶解した後、均
一に冷却固化する。その後、機械的剪断力を与えてゲル
の一部をゾル化させる。この時、剪断力を調整すること
でゲル粒子の平均粒度を0.5〜10.0mmに調整
し、目的とするゾル−ゲル混合組成物を得る。ここで得
られたゾル−ゲル混合組成物は、凍結耐性、高温耐性を
持ち、離水などの安定性不良が無く、有効成分の配合も
容易である。
【0008】崩壊性ゲル化多糖類の配合量については、
多すぎるとゲルが固くなりすぎ当初ゾル化させた部分が
柔らかいため、機械的剪断力を与えてもゲルが逃げてし
まい、粒子径を調整することが困難になる。また、少な
すぎるとゲルが形成されない。したがって一般的には全
組成物中の0.01〜5.0重量%の範囲が妥当であ
り、特に0.1〜2.0重量%が好ましい。また、崩壊
性のゲル化剤の融点以上では、ゲルが再溶解して、冷却
後は均一に固化し性状が変化してしまう。そのため、充
分な高温耐性を得るためには、崩壊性ゲル化剤の融点
は、通常60℃以上は必要で、特に80℃以上が好まし
い。特に好適な例として、寒天はAX−30.UP−
6.UP−37.ウルトラ寒天UX−30.UX−20
0(伊那食品工業製)、ジェランガムはケルコゲル(大
日本製薬株式会社製)があげられる。さらに、安定性向
上剤として使用する水溶性増粘剤は多すぎると崩壊性ゲ
ルが形成されず、少なすぎると離水などの安定性不良が
生じる。したがって一般的には全組成物中の0.01〜
5.0重量%の範囲が妥当であり、特に0.1〜2.0
重量%が好ましい。特に好適な例として、ネイティブジ
ェランガムはケルコゲルLT−100(大日本製薬株式
会社製)、キサンタンガムはケルトロールT(大日本製
薬株式会社製)があげられる。
【0009】ここで、ジェランガムおよびネイティブジ
ェランガムは、グルコース、グルクロン酸及びラムノー
スを構成単位とする多糖類であり、微生物起源の高分子
多糖類である。一般に微生物の培養によって生産され
る。具体的には、シュードモナス・エロデア(Pseu
domonas elodea)又はその同等の菌株を
好気的条件下で培養して得られる培養物から菌体表面に
生産された粘質物より製造する方法が例示される。それ
ぞれの違いは、アシル化度の違いによるものであり、ア
シル基が少なくて透明の崩壊性ゲルを形成するものがジ
ェランガムであり、アシル基が多く不透明な非崩壊性ゲ
ルを形成するものがネイティブジェランガムである。キ
サンタンガムは、主としてグルコース、マンノースおよ
びグルクロン酸のナトリウム、カリウム、およびカルシ
ウム塩からなる多糖類であり、微生物起源の高分子多糖
類である。キサントモナス属菌(Xanthomona
s campestiris)を用いてジェランガムと
同様の方法で製造される。寒天は、テングサ(Geli
dium amansii Lamouroux)、そ
の他同属植物(Gelidiaceae)または諸種紅
そうから得た粘液を凍結脱水したものである。
【0010】機械的剪断力を与える方法について検討を
行ったところ、パドルミキサーやヘンシェルミキサーな
どの一般的混合撹拌機においても、目的のゾル−ゲル混
合物は容易に得られた。また、充填機のノズルにメッシ
ュを装着し、ゲル粒子の大きさを調整する方法において
も良好な結果が得られた。機械的剪断力によってできた
粒子の大きさについては、平均粒径0.5mm以下で
は、通常のクリーム、ジェルの外観になってしまう。ま
た、平均粒径が大きすぎると、化粧料として用いた場合
にゲルを完全につぶしてしまうのが難しくなるため不適
当な場合である。したがって、平均粒径0.5mm〜1
0.0mmが好適である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 A:目的とする水系化粧料に崩壊性ゲル化多糖類と、安
定性向上剤として選択された水溶性増粘剤を配合する。 B:Aをゾル−ゲル混合物に調整する。調整方法は、加
温溶解したAを、冷却固化する。固化したゲルに目的に
応じた機械的剪断力を加えて粒子の大きさを調整する。
本方法を用いることで目的とするゾル−ゲル混合組成物
ができる。
【0012】本発明は、その使用目的に応じて各種成分
を配合することができる。例えば、化粧品、医薬部外
品、医薬品として認められている成分を配合すること
で、それぞれの製品を作ることができる。もちろん、使
用目的で成分は適宜選択される。本発明のゾル−ゲル混
合組成物で使用されている崩壊性ゲル化多糖類および、
水溶性増粘剤は保湿剤としても有用である。そのため、
みずみずしい使用感が実現できるためスキンケア組成物
として好適である。メーキャップ組成物としても、安定
性が良好なため簡単に利用することができる。その他配
合される成分として下記に示すが、もちろんこれに限定
されるものではない。乳化、可溶化、分散剤としての界
面活性剤、例としては、POE脂肪酸エステル、ポリグ
リセリン脂肪酸エステル、POE高級アルコールエーテ
ル、POE.POPブロックポリマーなどの非イオン性
界面活性剤や、脂肪酸カリウム、脂肪酸ナトリウム、高
級アルキル硫酸エステル塩、アルキルエーテル硫酸エス
テル塩、アシルサルコシン酸塩、スルホコハク酸塩など
のアニオン性界面活性剤、また、アルキルトリメチルア
ンモニウム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩、ア
ルキルピリジニウム塩、塩化ベンザルコニウムなどのカ
チオン性界面活性剤があり、イミダゾリン系や、ベタイ
ン系の両性界面活性剤を配合することも可能である。油
分としては、通常の化粧品に使用できるものであれば配
合可能で、植物油としては、オリーブ油、ホホバ油、ヒ
マシ油、コメヌカ油、ヤシ油など、動物油としては、ス
クワラン、牛脂、ラノリンなど、合成油としては、シリ
コン油、ポリイソブテン、脂肪酸エステル、脂肪酸グリ
セリンなど、ロウとして、ミツロウ、モクロウ、キャン
デリラロウ、カルナウバロウなど、炭化水素としては、
流動パラフィン、セレシン、マイクロクリスタリンワッ
クス、ワセリンなど、高級アルコールとしては、セタノ
ール、ステアリルアルコール、オクチルドデカノールな
ど、高級脂肪酸としては、ステアリン酸、ラウリン酸、
ミリスチン酸、オレイン酸など、その他、シリコーン樹
脂、シリコーンゴム、パーフルオロエーテルなどがあげ
られる着色剤などの目的で配合される粉体としては、通
常化粧品に使用されるもので、有機色素(青色1号、緑
色3号、、赤色202号、赤色227号、黄色4号など
と、そのレーキ)、無機顔料(酸化鉄、酸化チタン、酸
化クロム、酸化亜鉛など)、体質顔料(セリサイト、マ
イカ、タルク、ナイロンパウダー、セルロースパウダ
ー、シリコンパウダー、ポリアクリル酸アルキル、リン
酸カルシウム、窒化ホウ素など)、パール(酸化チタン
処理マイカ、酸化チタン.酸化鉄処理マイカ、酸化チタ
ン.紺青処理マイカなど)や、クロロフィル、β−カロ
チンなどの天然色素があげられる。これらの中から1種
または2種以上を任意に選択して用いてもかまわない。
また、これらの粉体に対して疎水性の向上、触媒活性の
低下、滑沢性の向上を目的として、粉体に表面処理、複
合化を行ってもよい。この表面処理、複合化の際に用い
られる物質として、無水ケイ酸、酸化チタン、ナイロ
ン、ポリアクリル酸アルキル、フッ素化合物、金属石
鹸、油脂、脂肪酸エステル類等が例示される。本発明の
組成物は、系の安定性を損なわない範囲であれば、上記
成分のほかにガム質、天然水溶性化合物及びその誘導
体、防腐剤、キレート剤、酸化防止剤、保湿剤、低級ア
ルコール、多価アルコール、香料、清涼剤、PH調整
剤、紫外線防止剤等を配合することも可能である。
【0013】本発明の組成物のとり得る形態及び剤型
は、液体または固体であり、液状、ゲル状、クリーム状
の形態及び剤型であれば特に限定されない。例えば、保
湿クリーム、マッサージクリーム、美容液、化粧水、フ
ァンデーション、アイシャドウ、口紅、頬紅、サンケア
製品、ヘアケア製品、ボディケア製品等の製品に利用が
可能である。本発明の組成物は、外観が新規であり、離
水などの安定性不良がなく、耐塩性があり、PHによる
急激な粘度変化がなく、使用性の良好な組成物である。
本発明のゾル−ゲル混合組成物の具体的処方と、その製
造方法については後述する実施例において説明する。
【0014】
【実施例】以下に実施例を示して本発明について具体的
に説明するが、これによって本発明の技術的範囲が限定
的に解釈されるべきものではない。なお、以下の表に示
す組成物の配合量は総て重量%で示す。
【0015】
【実施例1】(評価方法)保管安定性については、室温
で1カ月保管した後、分離、沈殿などのないことを確認
した。高温耐性については、60℃に8時間保持し、分
離、沈殿などのないことを確認した。解凍耐性について
は、−20℃のインキュベーター内に8時間保管した
後、室温で解凍を行い、分離、沈殿などがないことを確
認した。使用性については、うるおい、のびの軽さ、な
じみ、粒子の潰れやすさついて以下の基準に従って専門
パネルn=10名で官能評価を行った。 ◎:非常に良い ○:やや良い △:やや悪い ×:非
常に悪い 実施例1、比較例2:成分(1)に、(2)〜(11)
を加えて90℃で溶解する。その後、撹拌しながら冷却
を行い、(12),(13)を加た後55℃まで冷却を
行い放冷固化した。固化したゲル体をパドルミキサーで
撹拌破砕し、目的の粒度に調整した。 比較例1:成分(1)に、(2)〜(10)を加えて溶
解する。(11)〜(13)を均一に溶解し混合する。
【表1】より、実施例1は外観で粒子が分散している状
態がわかり、今までにない新規な形態であった。安定性
については、高温耐性、解凍耐性があり良好であった。
使用感についても良好で、粒子もつぶれやすく均一に液
化した。比較例1については、外観は液状であった。使
用性はほぼ良好であったが、有効成分であるグリチルレ
チン酸ジカリウムの配合により、ゲルの状態が不良とな
り粘度が低下し安定性が不良であった。特に解凍耐性が
悪く高分子の分離を生じた。比較例2については、外観
は実施例1と同じであったが保管安定性で離水が生じ
た。また、解凍耐性が悪く大量の離水を生じた。使用性
では粒子の潰れが悪く使用時に均一に液化する状態は得
られなかった。
【0016】
【表1】
【0017】
【実施例2】 美容液 (1)精製水 残余 (2)ソルビット 4.0 (3)1.3ブチレングリコール 5.0 (4)アスコルビン酸リン酸マグネシウム 0.5 (5)POEモノラウリン酸ソルビタン 0.4 (6)寒天 1.0 (7)ネイティブジェランガム 0.5 (8)トリメチルグリシン 1.0 (9)防腐剤 適量 (10)PH調整剤(PH8.0に調整) 適量 実施例2:成分(1)に、(2)〜(9)を加えて90
℃で溶解する。その後、撹拌しながら冷却を行い、(1
0)を加た後55℃まで冷却を行い、放冷固化させた。
固化した透明ゲル体をステンレスメッシュ(20メッシ
ュ)をとうして目的の粒度に調整し、ゾル−ゲル混合組
成物である新規美容液を得た。このものの外観は、半透
明のゲル粒子が集まった状態であり、今までの化粧料に
ない新規形態であった。使用性については、ゲル粒子が
簡単につぶれて、なじみもよく、使用後の感触もしっと
り感があり、ハリのあるものであった。また、有効成分
であるアスコルビン酸リン酸マグネシウムの安定配合も
問題なかった。
【0018】
【実施例3】 マッサージクリーム (1)精製水 残余 (2)ソルビット 4.0 (3)1.3ブチレングリコール 3.0 (4)トリメチルグリシン 5.0 (5)POE(50 E.0.)硬化ヒマシ油 0.5 (6)寒天 1.5 (7)ヒドロキシエチルセルロース 0.8 (8)グリセリン 5.0 (9)2−エチルヘキサン酸セチル 10.0 (10)セスキオレイン酸ソルビタン 1.0 (11)セタノール 3.0 (12)防腐剤 適量 (13)香料 適量 (1)〜(8)の各成分を90℃で加熱溶解し、70℃
に保つ(水相)。別に(9)〜(13)を60℃にて加
熱調製して(油相)、水相と油相をホモミキサーで混合
乳化した後、55℃まで冷却を行い,放冷固化させた。
固化した白色ゲル体をステンレスメッシュ(10メッシ
ュ)をとうして目的の粒度に調整しゾル−ゲル混合物で
ある新規マッサージクリームを得た。このものの使用性
については、ゲル粒子がつぶれることで、マッサージの
終了が明確に解るという利点があった。使用後のなめら
かさに優れたマッサージクリームであった。
【0019】
【実施例4】 ファンデーション (1)精製水 残余 (2)1,3−ブチレングリコール 5.0 (3)グリセリン 1.0 (4)グアーガム 0.5 (5)寒天 0.8 (6)防腐剤 適量 (7)シリコン処理タルク 10.0 (8)シリコン処理セリサイト 2.0 (9)シリコン処理酸化チタン 15.0 (10)酸化鉄赤 1.5 (11)酸化鉄黄 3.0 (12)酸化鉄黒 0.5 (13)デカメチルペンタシクロシロキサン 10.0 (14)ポリエーテル変性シリコン 1.0 (15)メチルフェニルポリシロキサン 10.0 (16)ジメチルポリシロキサン 8.0 (17)香料 適量 (1)〜(6)の各成分を90℃で加熱溶解し、70℃
に保つ(水相)。別に(7)〜(16)を3本ローラー
処理して70℃に保つ(油相)、水相と油相をホモミキ
サーで混合乳化した後、(17)を加え、55℃まで冷
却を行い,放冷固化させた。固化した肌色ゲル体をステ
ンレスメッシュ(20メッシュ)をとうして目的の粒度
に調整した。このものは、クリーム状、液状、パウダー
状である通常のファンデーションとは異なり、肌色のゲ
ル粒子が集まった外観であり、新規形態のファンデーシ
ョンであった。
【0020】
【実施例5】 乳化物ゲル分散化粧水 (1)精製水 残余 (2)ソルビット 4.0 (3)1.3ブチレングリコール 5.0 (4)水酸化カリウム 0.03 (5)POEモノラウリン酸ソルビタン 0.8 (6)トリメチルグリシン 1.0 (7)カルボキシビニルポリマー 0.05 (8)グリセリン 3.0 (9)防腐剤 適量 (10)実施例3のゾル−ゲル混合組成物 10.0 (1)〜(9)の各成分を混合溶解し、粘性液体を得
た。(10)を加えて均一に分散し乳化物ゲル分散化粧
水を得た。白色粒子が透明化粧水に分散した新規な外観
であった。保湿性に優れた化粧水であった。
【0021】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明のゾル−ゲル混合組成物は以下のような特徴
及び利点を有する。 (イ)新規形態の化粧料を得る。つまり、0.5〜1
0.0mmに調整したゲル粒子をゾルに分散させている
という、今までにない外観の水系化粧料を得ることがで
きる。 (ロ)この組成物は、凍結耐性、高温耐性を持ち、離水
などの安定性不良が無く、有効成分の配合も容易であ
る。 (ハ)さらに、本発明で使用される基材については、食
品添加物や化粧品原料として汎用されているもので極め
て安全性が高いものである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゲル化主剤として崩壊性ゲルを形成する多
    糖類と、安定性向上剤として水溶性増粘剤を含有した組
    成物を、均一に冷却固化させた後、機械的剪断力を用い
    てゲル粒子を0.5〜10.0mmに調整した、水系ゾ
    ル−ゲル混合組成物。
  2. 【請求項2】崩壊性ゲル化多糖類として寒天、カラギー
    ナン、ジェランガム、アルギン酸ナトリウムのうちの1
    種または、2種以上を含み、安定性向上剤としてネイテ
    ィブジェランガム、キサンタンガム、グアーガム、ロー
    ストビーンガム、カルボキシビニルポリマー、アクリル
    酸・メタクリル酸アルキル共重合体、ヒドロキシエチル
    セルロース、ヒドロキシプロピルセルロースのうちの1
    種または、2種以上を含むことを特徴とする請求項1の
    組成物。
  3. 【請求項3】請求項2の組成物による化粧料または、こ
    の組成物を配合することを特徴とした化粧料。
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