JPS622049A - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

自動変速機の制御装置

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JPS622049A
JPS622049A JP60142095A JP14209585A JPS622049A JP S622049 A JPS622049 A JP S622049A JP 60142095 A JP60142095 A JP 60142095A JP 14209585 A JP14209585 A JP 14209585A JP S622049 A JPS622049 A JP S622049A
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shift
acceleration
turning
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Norio Komoda
薦田 紀雄
Tsudoi Otobe
音部 集
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動車に使用される自動変速機の制御系に関す
るもので、特に車両の旋回時に駆動力を制御しようとし
たものである。
[従来の技術] 従来、人間が手足でやる複雑なギヤチェンジの操作を自
動化した自動変速機が多種提供されている。
上記自動変速機のギヤチェンジは車速及びアクセル踏込
量より判断して自動的に行なわれるもので、アクセルの
踏込量が大きい時は自動変速機が「急加速」と判断して
被駆動軸と駆動軸との回転比を変化させるよう加速力の
強いほうのギヤにダウンシフトし、またアクセルを戻し
て踏込量が小さい時は自動変速機が「加速しないでいい
」と判断して、加速力の弱いほうのギヤにアップシフト
するようになっている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来の自動変速機を有する車両も以
下に記述するがごとき問題点を有しており未だに充分な
ものではなかった。
即ち、コーナを安全に速く通過しようとする場合、運転
者はスローインファストアウトの原則の元、十分にコー
ナ手前の直線でコーナに適したスピードまで減速してお
き、コーナの中では加速して素早くコーナを抜は出るよ
うアクセル踏込量を増して運転するが、上記コーナの中
では加速をする為に自動変速機は加速力の強いほうのギ
ヤに自動的にダウンシフトし急激にその駆動力が増大す
ることとなる。従って旋回中過大な駆動力を加えると安
定走行の為のコーナリングフォースの限界が低下するこ
ととなり駆動タイヤのコーナリングパワーの減少をもた
らし、更には旋回中内輪荷重が減少する為に車輪がスピ
ンを起こし、FR車(フロントエンジン・リアドライブ
方式の車両)はスピンアウト、FF車(フロントエンジ
ン・フロントドライブ方式の車両)はドリフトアウトを
起こす危険が増え、車両の安定性を欠くようになるとい
うような大きな問題点があった。
また近年の大容量の馬力の強いエンジンは旋回時に過大
な駆動力が生じやすい為、特に上記問題点が顕著に表わ
れる。
本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、旋回角度が
所定以上大きいコーナリング時において所定以上の加速
をしたとしても、過大な駆動力が生じることもなく車輪
のスピンの発生を防止し安全に素早く旋回することがで
き、 更には、車両がコーナを抜は出た後にも、過大な駆動力
が生じることもなく運転者に不快感を与えることのない
優れた自動変速機の制御装置を提供することを目的とし
ている。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するための本発明の構成は、第1図の
ブロック図に示すごとく 車両の運転状態を検出する運転状態検出手段M1と、 被駆動軸と駆動軸との変速比を変化させる変速手段M2
と、 上記運転状態検出手段より検出した運転状態に基づいて
上記変速手段を駆動するよう変速の指令を与える変速指
令手段M3とを有する自動変速制御装置において、 車両の加速度を検出する加速度検出手段M4と、車両の
旋回程度を検出する旋回程度検出手段M5と、 上記検出した車両の旋回程度より車両の旋回速度を算出
する旋回速度算出手段M6と、上記検出した車両の加速
度が所定値以上であり、かつ上記検出した車両の旋回程
度が所定値以上である場合に、上記変速指令手段M3に
よる上記変速手段M2の被駆動軸と駆動軸との変速比を
上げるシフトダウンの指令を禁止する変速禁止手段M7
と、 上記シフトダウンの指令を禁止した後に、上記検出した
車両の加速度が所定値より小さい場合に、 または、上記検出した車両の旋回程度と上記算出した旋
回速度とがそれぞれの所定値より小さくて、かつ上記検
出した車両の加速度がシフトダウンの指令を禁止した時
点の車両の加速度より増加している場合に、 上記シフトダウンの指令の禁止を解除する変速禁止解除
手段M8と、 を備えたことを特徴とする自動変速機の制御装置をその
要旨としている。
運転状態検出手段M1とは、車両を運転している最中の
車速、スロットル開度等を検出するもので自動変速機の
基本的なギヤを選択する要因となるものを検出する。な
お車速を検出するには車輪の回転速度を検出する車輪セ
ンサ等が用いられ、またスロットル開度を検出するには
アクセルペダルの操作量を検出するアクセルペダルセン
サ、吸気通路に設けられているスロットルバルブの開度
を検出するスロットルバルブ開度センサ等が用いられる
変速手段M2とは、エンジンよりの駆動軸と被駆動軸と
の変速比を変化させるもので、ギヤを替えることにより
車の駆動力と速度とをコントロールするものである。現
在の自動変速機は、トルクコンバータと遊星歯車型の減
速機とを組み合わせたもの等が用いられる。
変速指令手段M3は上記変速手段M2が変速を行なうよ
う変速手段に指令を与えるもので、上記運転状態検出手
段M]の情報に基づいてその運転時の最適な変速比で運
転するよう指令する。変速指令手段M3は油圧を介する
ようにしたもの、又電気的にコントロールバルブを作動
させるようにしたもの等が用いられるー。
加速度検出手段M4とは、車両の加速度を検出するもの
であり、以下に示すようなもの等が用いられる。
(1) アクセルペダルの踏込量を検出するもの。
(2) スロットルバルブの開度を検出するもの。
(3) 車輪の回転速度の一定時間に対する変化率を検
出するもの。
(4) 前輪のサスペンションと後輪のサスペンション
の変位差を検出するもの。
(5) 車両が加速する時の慣性力(加速度)を検出す
るもの。
旋回程度検出手段M5とは、車両がどれだけ旋回したか
を検出するものであり、以下に示すようなもの等が用い
られる。
(1) 運転者の操作によるステアリングホイールの回
転量を検出するもの。
(2) 車両が旋回する時は左側の車輪と右側の車輪と
の回転速度が異なるので、左右輪の回転速度差をもって
検出するもの。
(3) 車両が旋回する時は車体がローリングを起こす
ので、左右のサスペンションの変位差をもって検出する
もの。
(4〉 車両が旋回する時の車両の横方向の慣性力を検
出するもの。
旋回速度算出手段M6とは、上記旋回程度検出手段M5
より検出した車両の旋回程度より車両の旋回程度の時間
変化率、即ち車両の旋回速度を算出するものである。
変速禁止手段M7とは、シフトダウンによる急激な駆動
トルクの変化又はそれに伴う車輪のスピンが発生するか
どうかを判定する機能と、この発生を予期した場合に自
動変速装置がシフトダウンを行なわないようシフトをホ
ールドする変速禁止機能とを併せ持つ。
上記シフトダウンによる急激な駆動トルクの変化又はそ
れに伴う車輪のスピンを判定する機能は、上記加速度検
出手段M4より検出した車両の加速度が所定値以上であ
るかどうか、また上記旋回程度検出手段M5より検出し
た車両の旋回の程度が所定値以上であるかどうかを判定
し、上記二つの条件を満たす場合、シフトダウンによる
急激な駆動トルクの変化又はそれに伴う車輪のスピンが
発生したと判定するものである。また上記シフトダウン
による急激な駆動トルクの変化又はそれに伴う車輪のス
ピンを判定する機能は、かつ上記車両の旋回の程度が所
定値以上である場合上記車両の加速度が所定値以上であ
り、更にその判定時の速行状態に即したより正確な判定
を実行する為に車両の速度及び/又は路面状態に応じて
シフトダウンによる急激な駆動トルクの変化又はそれに
伴う車輪のスピンの発生を判定するようにしても良い。
上記変速禁止機能は、上記変速指令手段M3より変速手
段M2に出力するシフトダウンの変速信号を発しないよ
う禁止するもの、あるいはそのような変速信号を変速手
段M2が入力しても変速手段M2が変速実行しないよう
変速禁止指令信号を発するようにするものである。
変速禁止解除手段M8とは、自動変速装置のシフトダウ
ンのホールドを解除する変速禁止解除機能と、該変速禁
止解除機能を働かせるかどうかを判定する機能とを併せ
持つ。
上記判定機能とは、上記変速禁止手段M7においてシフ
トダウンの指令を禁止した状態であるかどうか(条件1
)、また上記加速度検出手段M4より検出した車両の加
速度が所定値以上であるかどうか(条件2)、また上記
旋回程度検出手段M5より検出した旋回程度が所定値よ
り小さくて、かつ上記旋回速度算出手段M6より算出し
た旋回速度が所定値より小さいかどうか(条件3)、ま
た上記検出した車両の加速度が上記変速禁止手段M7に
おいてシフトダウンの指令を禁止した時点の車両の加速
度より増加しているかどうか(条件4)を判定するもの
である。そして(1)上記シフトダウンの指令を禁止し
た状態であり、上記検出した車両の加速度が所定値より
小さい場合に、又は、(2)上記シフトダウンの指令を
禁止した状態であり、上記検出した車両の旋回程度と上
記算出した旋回速度とがそれぞれの所定値より小さくて
、かつ上記検出した車両の加速度がシフトダウンの指令
を禁止した時点の車両の加速度より増加している場合に
変速禁止解除機能を働かせる。
尚、上記所定値はそれぞれ任意の値であり互いに何ら関
係を持つものではない。又、上記判定機能の条件2で検
出する車両の加速度と条件4で検出する車両の加速度と
は同じ加速度検出器ばかりでなく、例えば上記条件2で
検出する車両の加速度を実際の車体の加速度によるもの
とし、又、条件4で検出する車両の加速度をアクセルペ
ダルの踏込量によるものとするようにしても良く、運転
者に増速の意志があるかどうかをよく認知することがで
きる。
上記変速禁止解除機能とは、上記指令手段M3に、上記
変速禁止手段M7から発した変速禁止指令信号を打ち消
すような変速禁止解除指令信号を発するようにするもの
で、シフトダウンの指令の禁止を解除する。
[作用] 上記構成の自動変速機の制御装置は、旋回状態検出手段
M4により検出した旋回状態が所定以上の急角度であり
、加速度検出手段M5により検出した加速度が所定以上
の急加速度である場合に、変速禁止手段M7が車輪のス
ピンの発生を判定したとしても変速手段が自動的にシフ
トダウンを行なうことのないよう変速禁止手段M7が変
速指令手段に対して指令を与えるようなされており、急
激に過大な駆動力が生じるのを防いでいる。従って安定
走行の為のコーナリングフォースの限界が低下すること
もなくホイールスピンの発生を防止するよう作用する。
又、変速禁止手段M6が働いた後、加速程度が所定値以
下の場合は上記変速禁止手段M6のシフトダウンのホー
ルドの働きを解除し、必要な変速比に自動的に変速出来
るよう作用する。
又、変速禁止手段M6が働き加速旋回した後、旋回をゆ
るめるような場合は、旋回程度が小さくなったらただち
にシフトダウンを行なうのではなく、ある程度の加速が
あり、加速をより大きくしようとする場合に限りシフト
ダウンを行なうようにしている。従って、旋回後、単に
旋回程度をゆるめただけで旋回時と同様にアクセルを踏
みつづけていたためシフトダウンするようなこともなく
、運転者が不意をつかれて不快な感じを受けることのな
いよう作用している。又、8字コースを走っているとき
等において、旋回時に一度シフトダウンのホールドが働
き、次にハンドルを戻して逆へ旋回する途中でシフトダ
ウンが働き、そのまま旋回してゆくと再びシフトダウン
がホールドされるというようなこともなく、運転者が異
和感を受は不快な感じを受けることもないよう作用して
いる。
尚、上記加速をより大きくしているかどうかを検出する
ようにするのにアクセルペダルの踏込量を検出するよう
にすれば、運転者に増速の意志があるかどうかをより確
実に認知することができ、運転者の不意のシフトダウン
を防止するよう作用する。
以下、本発明をより具体的に説明するために実施例を挙
げて詳述する。
[実施例] 本発明の第1実施例を第2図〜第7図に基づいて説明す
る。
第2図は本発明の第1実施例の全体構成を表わす概略構
成図でおる。本実施例は後輪駆動電子制御式自動変速機
付車両を例にとって説明する。1は変速機本体、2は油
圧制御部、3は車速センサ、4はスロットルセンサ、5
は操舵角センサ、5aはシフトポジションスイッチ、6
は電子制御部をそれぞれ表わしている。
変速機1はトルクコンバータ7と前進3速、後進1速の
遊星歯車機構8からなる。トルクコンバータ7はポンプ
羽根車9、タービン羽根車10゜ステータ11によって
構成される周知のもので、ポンプ羽根車9は機関クラン
ク軸12と連結され、タービン羽根車10はタービン軸
13に連結され遊星歯車機構8に回転力を入力する。遊
星歯車機構8は油圧サーボ機構により係合される2個の
多板クラッチ装置、2個の油圧ブレーキバンド装置、ス
プラグを利用したワンウェイクラッチ、サンギヤとピニ
オンギヤより成る遊星歯車列からなる。
なお第3図に遊星歯車機構の要部断面図を示してあり、
第2図、第3図に基づいて説明を続ける。
タービン軸13はフロントクラッチ14によってインプ
ットサンギヤ15を有する中間軸16に連結され、また
リヤクラッチ17によってリバースサンギヤ18に連結
される。リヤクラッチ17の外周にはリバースサンギヤ
18を制動するためのブレーキバンド装置(以下フロン
トブレーキバンド19と称する)が設けられ油圧サーボ
により作動される。インプットサンギヤ15は周上に適
当個数(たとえば2あるいは3組)配列されたピニオン
ギヤ20のギヤ21と噛合っている。リバースサンギヤ
18はキャリヤ22上のアイドラギヤ23と噛合い、そ
のアイドラギヤ23に前述のピニオンギヤ20のギヤ2
4が噛合っている。ピニオンギヤ20の最後端にあるギ
ヤ25は変速機の出力軸26のギヤ27と噛合っている
。ピニオンギヤ20およびアイドラギヤ23はピニオン
ピン28および29によりキャリヤ22上に支持され、
キャリヤ22には制動のためブレーキバンド(以下リヤ
ブレーキバンド30と称する)があり、油圧サーボによ
り作動される。キャリヤ22には更にワンウェイクラッ
チ31がおり、一回転方向に対しキャリヤ22を固定す
る。
つぎに以上の構成によって得られる変速機の作動状態に
ついて述べる。
第1速ではフロントクラッチ14とリヤブレーキバンド
30を作用させる(但し、機関側から駆動される場合は
ワンウェイクラッチ31も作用するので必ずしもリヤブ
レーキバンド30を作用させる必要はないがこの場合出
力軸26からの動力は伝達されない。)タービン軸13
の回転はインプットサンギヤ15へ伝えられ、リヤブレ
ーキバンド30によりキャリヤ22は固定されているの
で、ピニオンピン28も固定され入力回転はインプット
サンギヤ15からギヤ21、そしてギヤ25を通して、
出力軸のギヤ27へ減速して伝えられる。
第2速ではフロントクラッチ14とフロントブレーキバ
ンド19を作用させる。入力はインプットサンギヤ15
から行なわれ、リバースサンギヤ18はリヤクラッチ1
7がフロントブレーキバンド19により固定されている
ので静止状態になる。
インプットサンギヤ15の回転はリバースサンギヤ18
の反力によりキャリヤ22をインプットサンギヤ15と
同方向に回転させ出力軸26のギヤ27に減速された回
転を伝える。
第3速はフロントクラッチ14とリヤクラッチ17を作
用させることにより得られる。入力がインプットサンギ
ヤ15およびリバースサンギヤ18の両方から行なわれ
るため遊星歯車系全体が一体となって回転しタービン帖
13と出力軸26が1対1の駆動をする。
後退はりャクラッチ17とりャブレーキバンド30を作
用させて得られる。キャリヤ22に従ってピニオンピン
29および28は固定され、夕一ビン軸13からの入力
はリバースサンギヤ18、アイドラギヤ23、ピニオン
ギヤ20のギヤ24および25を介して出力軸26のギ
ヤ27へ伝達され出力軸26は逆転される。
次に油圧制御部2は1速から2速、2速から1速の動作
をうけもつ1−2シフトンレノイドと2速から3速、3
速から2速の動作をうけもつ2−3シフトソレノイドと
を含む周知の油圧制御回路により構成され、おもにオイ
ルポンプからの油圧を用いて、フロントクラッチ14、
リヤクラッチ17、フロントブレーキバンド19、及び
リャブ  。
レーキバンド30等の作動ライン油圧の調整と切  報
り替えを行なうだけである。
ここで上記2つのシフトソレノイドの通電状態とフロン
トクラッチ14、リヤクラッチ17、フロントブレーキ
バンド19、リヤブレーキバンド30、及びワンウェイ
クラッチ31の作動状態とをシフトポジションスイッチ
45aの作動位置と走行ギヤ位置との関係をもって第1
表に示してみる。
第1表でONおよびOFFは、それぞれソレノイドが通
電および非通電された状態、/はソレノイドの通電、非
通電に関係なくギヤ位置が選択されるもの、また油圧サ
ーボ作動においてOは作動状態を、Xは非作動状態を示
し、L位置第1速状態では機関から変速機の出力軸へ動
力が伝達される時、すなわちエンジンドライブ時にワン
ウェイクラッチが作動する。
シフトポジションスイッチ5aはシフトレバ−のポジシ
ョンを示すもので中立、後進、前進、第1段の前進の4
つのドライブの状態を設定するものであり、それぞれN
、R,D、L位置と一般に称する。
車速センサ3は、永久磁石にコイルを巻いたものを用い
た車速に比例した周波数の交流電圧を得る周知の発電式
回転センサである。
スロットルセンサ4はスロットルバルブの開度に応答し
た信号電圧を出力する周知のものである。
操舵角センサ5はステアリングの操舵角を検出するもの
であって第4図の説明図に示す如く、ステアリングギヤ
ボックス10’lに設けられギヤの咬合位置をステアリ
ングの操舵角としてポテンショメータを用いて電気的に
検出するよう構成されている。尚第4図において102
はステアリングホイールを、103はステアリングコラ
ムを夫々示している。またこの操舵角センサ104とし
ては、運転者の操作によるステアリングホイールの回転
量を以て操舵角を検出することもできることがらζ上記
以外にも例えばステアリングコラム103に取付はステ
アリングコラム103に保持されたステアリングシャフ
トの回転量を光電変換方式、電磁ピックアップ方式ある
いは接点方式等により検出するようにしてもよい。
次に第5図は電子制御部6とその関連部分とのブロック
図を表わしている。201は車速センサ3、スロットル
センサ4、操・舵角センサ5、シフトポジションスイッ
チ5a等の各センサより出力されるデータを制御プログ
ラムに従って入力及び演算すると共に、各種装置を作動
制御等するための処理を行なうセントラルプロセシング
ユニット(以下単にCPUと呼ぶ)、202は制御プロ
グラム及び初期データが格納されるリードオンリメモリ
(以下単にROMと呼ぶ)、203は電子制御部6に入
力されるデータや演算制御に必要なデータが一時的に読
み書きされるランダムアクセスメモリ(以下単にRAM
と呼ぶ)、204は図示していない入力ボートや必要に
応じて設けられる波形整形回路、各センサの出力信号を
CPU201に選択的に出力するマルチプレクサ、アナ
ログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器、等が
備えられた入力部、205は出力ポートが設けられその
他必要に応じて1−2シフトソレノイド206又は2−
3シフトソレノイド207を駆動するのに十分な電圧ま
で増幅する増幅回路等から備えられた出力部をそれぞれ
表わしている。
以上のように構成される本実施例の自動変速機の制御シ
ステムの電子制御部6による自動変速機の制御処理を第
6図及び第7図のフローチャートにより詳細に説明する
。なお本ルーチンはシフトポジションスイッチ5aがD
レンジにあるときのCPUの制御処理でありシフトポジ
ションスイッチ5aがその他のレンジにあるときは周知
のものとして示していない。
それでは第6図の自動変速機の変速禁止処理を表わすフ
ローチャートから説明する。なお本ルーチンは車両の運
転時にCPU201に所定時間毎に割込み処理されるも
のである。
本ルーチンの処理が開始されると、まずステップ300
が実行される。ステップ300では本ルーチンの初期設
定を行なうもので、少なくとも後述するaのゼロクリア
を行なう。続くステップ301では車速センサ3により
車速■を検出する。
続くステップ302では、操舵角センサ5の出力から車
両の旋回の程度の検出を行なうもので、操舵角H1を検
出する。続くステップ303では、スロットルセンサ4
の出力から車両の加速度の検出を行なうもので、スロッ
トル開度S1を検出する。
続いてステップ304に処理が移り、ステップ304で
は、上記ステップ302で検出した操舵角H1が90’
以上であるかどうかを判断する。
ステップ304で操舵角H1が90’以上であると判断
された場合に処理はステップ305に移る。
ステップ305では、上記ステップ303で検出したス
ロットル開度S1が全開状態の172以上であるかどう
かを判断する。ステップ405でスロットル開度S1が
1/2以上であると判断された場合に処理はステップ3
06へ続く、ステップ06ではaというビットに1が立
てられる。このaは次の変速禁止解除処理を表わすルー
チンを実行するどうかのフラグの役目をするもので詳し
くは後述する。続いて処理はステップ307に移り、ス
テップ307では、ステップ302で検出したスロット
ル開度をθ1に設定する。そしてステップ307の処理
を終えると本ルーチンの処理を終了する。なお、ステッ
プ304で操舵角H1が900より小さいと判断された
場合には処理はステップ308へ続く、またステップ3
05でスロットル開度S1が全開状態の1/2の開度よ
り小さいと判断された場合も処理はステップ308へ続
く。ステップ308では上記ステップ301で検出した
車速■と上記ステップ303で検出したスロットル開度
S1とより最適な速度および駆動力を提供できるシフト
位置を計算する。続いて処理はステップ309に移り、
ステップ309では、上記ステップ308で計算したシ
フト位置に変速できるよう1−2シフトソレノイド20
6もしくは2−3シフトソレノイド207を通電状態に
駆動させる信号を送信する。続いて本ルーチンの処理を
終了する。即ち変速禁止手段M6はステップ308及び
ステップ309の処理を飛びこすことにより実行されて
いる。
CPU201において、上記第6図のフローチャートで
示す自動変速機の変速禁止処理が終了すると、続いて第
7図のフローチャートで示す自動変速機の変速禁止解除
処理が実行される。
本ルーチンの処理が開始されると、まずステップ310
の処理が実行される。ステップ310ではaが1である
かどうかを判断する。aは第6図のステップ306で1
の値をとるが、変速禁止手段M6の処理が実行されたか
どうかを示すフラグの役割を果している。ステップ31
0でaが1と判断された場合に、本ルーチンのステップ
311以降の処理を実行するようステップ311に処理
が移る。一方、aが1以外と判断された場合は何の処理
も実行せず本ルーチンの処理を終了する。
ステップ311に処理が移るとステップ311では、第
6図のステップ303と同じ処理でスロットル開度S2
を検出する。続くステップ312では、第6図のステッ
プ302と同じ処理で操舵角H2を検出する。続くステ
ップ313では、上記ステップ312で検出した操舵角
H2の時間変化率H2を算出する。
続いてステップ314に処理が移り、ステップ314で
は、上記ステップ311で検出したスロットル開度S2
が全開状態の1/2以上であるかどうかを判断する。ス
テップ314でスロットル開度S2が172より小さい
と判断された場合に本ルーチンの処理を終了する。なお
ステップ314でスロットル開度S2が1/2以上と判
断された場合には処理はステップ315へ続く。ステッ
プ315では、上記ステップ312で検出した操舵角H
2が90°より小ざくて、かつ上記ステップ313で算
出した操舵角の時間変化率内2が45°/秒より小さい
かどうかを判断する。ステップ315でH2が90°以
上または/及びH2が45°/秒以上であると判断され
た場合に処理はステップ311に戻りステップ311以
後のルーチンが繰り返される。又、ステップ315でH
2が90°より小さくて、かつH2が45°/秒より小
さいと判断された場合に処理はステップ316に移る。
ステップ316では、上記ステップ311で検出したス
ロットル開度S2が、上記第6図のステップ307で設
定したθ1より大きいかどうかを判断する。ステップ3
16でスロットル開度S2がθ1以下であると判断され
た場合に処理はステップ311に戻りステップ311以
後のルーチンが繰り返される。又、ステップ316でス
ロットル開度S2がθ1より大きいと判断された場合に
は、本ルーチンの処理を終了する。
以上詳述してきたが、本実施例の自動変速機の制御装置
は第6図の変速禁止処理を実行することにより、操舵角
が90’より大きく、かつスロットル開度の操作」が全
開時の172より大きい場合にシフトチェンジの処理を
行なわないようホールドがなされる。そして上記ホール
ドがなされた後に第7図のフローチャートで示す処理を
実行することにより、(1)スロットル開度S2が1/
2を下回った場合に、または、(2)操舵角H2が90
0を下回りり操舵角の時間変化率H2が45°/秒を下
まわり、かつシフトダウンの指令を禁止した時点の車両
の加速度より増加している場合に、上記ホールドを解除
するようなされている。
一方、上記条件を満たさない場合にはステップ311か
らステップ316の処理を繰り返すことによりシフトダ
ウンのホールドが保たれる。
ゆえに旋回中過大な駆動力を加えることもなくコーナリ
ングフォースの限界が低下すこともないので安定な走行
を提供することができるという優れた効果を有する。特
に普通乗用車においては通たときにもアクセルをある程
度踏み込んでいるからといって過大な駆動力が生じるこ
ともないので運転者に不快感を与えず安定な走行ができ
るという優れた効果をも有する。
次に、第8図〜第11図に基づいて本発明の第2の実施
例を説明する。
第8図は本発明の第2実施例の全体構成を表わす概略構
成図であり、第1実施例のシステム構成に更に路面湿潤
度センサ401を設けた構成をしている。
路面湿潤度センサ401は車両が走行している路面が舗
装されているか否か、あるいは路面に水膜が形成されて
いるか否か等の種々の検出装置又はそれらの組み合わせ
によつ、でなり、いわゆる路面が滑りやすい状態にある
か否かを検出するものである。詳しくは第9図の説明図
に示すごとく発光ダイオードを内部に備える発光部40
2とその発光部から発光された光が鏡面反射をしたとき
に到達する位置に予め備えられる受光部403とから構
成されるものである。このような構成であるため、発光
部402に与えられる発光信号により発光ダイオードが
特定波長の光を放つと路面404の表面が鏡面に近い特
性を示すほど受光部403の集光レンズ405に到達す
る光量は増加して光電変換素子406からの出力信号が
増加するのである。従って、路面404が降雨等により
水膜が生成しているような状態であれば路面湿潤度セン
サの出力Wは大きくなる等、路面の鏡面状況と受光部4
03の出力とはほぼ比例関係にあり、路面の状態を検出
することができる。
なお本実施例の電子制御部とその関連部分とは第1実施
例とほぼ同じであり第5図を参照することができるが、
ただし入力部204には第1の実施例と同じ車速センサ
3、スロットルセンサ4、及び操舵角センサ5の信号が
入力されるばかりでなく、上記路面湿潤度センサ401
よりの信号も入力される。
以上のように構成される第2実施例の自動変速機の制御
システムの電子制御部による自動変速機の制御処理を第
10図のフローチャートにより詳細に説明する。なお本
実施例は第1の実施例と同様にシフトポジションスイッ
チ5aがDレンジにあるときのCPUの制御処理であり
シフトポジションスイッチ5aがその他のレンジにある
ときは周知のものとして示していない。なお本ルーチン
も自動変速機の変速禁止の処理を表わすもので車両の運
転時にCPUに所定時間毎に割込み処理されるものであ
る。
本ルーチンの処理が開始されると、まずステップ500
が実行される。なお本ルーチンのステップ500〜50
3、ステップ504〜505、ステップ506〜509
の処理はそれぞれ第1実施例のステップ300〜303
、ステップ304〜305、ステップ306〜309の
処理と同じものであるので説明は省略する。ステップ5
00に続き、ステップ501、ステップ502、ステッ
プ503と処理が進み、続いて処理がステップ503a
に移る。ステップ503aでは、路面湿潤度センサ40
1の出力から現在の路面状況の検出を行う。つまり路面
湿潤度センサ401の受光部406の出力Wを検出する
続いてステップ504の判断の処理、ステップ505の
判断の処理、ステップ505aの判断の処理を実行する
。ステップ505aでは、上記ステップ501で検出し
た車速■と上記ステップ503aで検出した路面湿潤度
Wより車輪がスピンする可能性があるかどうかを判断す
る。実際は第11図の車輪がスピンする領域を示すマツ
プに示す如く、車速■と路面湿潤度Wとが一定量の時、
操舵角とスロットル開度とにより車輪がスピンする境界
線601を割り出すことができ、その境界線601より
操舵角が大きい場合、及び/又はスロットル開度が大き
い場合、すなわち境界線601より右上部の斜線部60
2にあたる領域に車速■と路面湿潤度Wとにより決まる
指示点がくる場合に、車輪がスピンする可能性があると
判断する。
上記境界線は車速■、路面湿潤度Wにより異なり直線6
03に示す如く車速Vが大きい程、路面湿潤度Wが大き
い程即ち路面に水分が多い程、原点に近づいたものとな
る。本ステップで車輪のスピンの可能性があると判断し
た場合、処理はステップ506及びステップ507へと
続き、本ルーチンの処理を終了する。一方ステップ50
4で操舵角90’以下となった場合、もしくは上記ステ
ップ505でスロットル開度Sが全開時の1/2以下と
なった場合、もしくはステップ505aで車輪のスピン
の可能性がないと判断された場合に処理はステップ50
8に続く。ステップ508を実行すると続いてステップ
509に移り本ルーチンの処理を終了する。
CPUにおいて、上記第10図のフローチャートで示す
自動変速機の変速禁止処理が終了すると、続いて、自動
変速機の変速禁止解除処理が実行される。この変速禁止
解除処理は第1実施例の第7図と同じものであり、説明
は省略する。
以上説明した如く本第2実施例の自動変速機の制御装置
は操舵角が90’より大きく、かつスロットル開度の操
作量が全開時の1/2より大きい場合に、そのときの車
速Vと路面湿潤度Wとに応じて車輪スピンの可能性を検
知し、車輪スピンが生じる可能性のあるものに対しては
シフトチェンジの処理を行なわないようなされている。
ゆえに第1の実施例と同様の優れた効果を有すると共に
本実施例は車速Vと路面湿潤度Wに応じて車輪スピンの
可能性を検知するようなしているので通常走行以上の車
速であっても、又路面が雨などでされていても殆んど不
安なく旋回、加速走行できるという本実施例特有の優れ
た効果をも有する。
上記第1の実施例においては、変速禁止処理におけるス
ロットル開度の判断の所定値を1/2としく第6図のス
テップ305)、又、変速禁止解除処理におけるスロッ
トル開度の判断の所定値を1/2として(第7図のステ
ップ314)いるのであるが、これらの所定値の間には
何の関係もなく適宜に異なる所定値としても良い。又、
操舵角においても同じことがいえ、第6図のステップ3
04における90’と第7図のステップ315における
90°とは何の関係もなく適宜にことなる所定値として
も良い。尚、このようなことは第1実施例ばかりではな
く第2実施例においても同様なことである。
又、上記第1の実施例、第2の実施例とも旋回程度検出
手段としてステアリングの操舵角を検出する操舵角セン
サを用いているが、車両の旋回程度を検出するものであ
ればどのようなものでもよく、左従動輪、右従動輪に回
転速度を検出する左・右従動輪センサを設けるようにし
て左右の従動輪の回転速度差をもって旋回程度を検出す
るようにしても良い。又車両が旋回しようとするとき車
体がローリングするので、このローリング状態を例えば
サスペンションアームと車体との間隔を検出する車高セ
ンサで検出したり、スタビライザのねじれ角を検出する
センサで検出したりするようにしても良い。又車両の旋
回するときに発生する車両のヨ一方向の慣性力をジャイ
ロメータ等で検出するようにしても良い。
又、加速度検出手段としてスロットルセンサを用いてい
たが、アクセルペダルの操作量を検出するアクセルペダ
ル操作量センサを用いても良く、また車輪の回転速度を
検出する車輪センサを用いて車輪の回転速度の一定時間
に対する変化率を検出するようにしても良く、またサス
ペンションアームと車体との間隔を検出する車高センサ
を用いて前輪のサスペンションと後輪のサスペンション
の変位差を検出するようにしてもよい。また車両が加速
する時の慣性力を加速度計等で検出するようにしても良
い。
即ち本発明は上記第1実施例及び第2実施例に何等限定
されるものではなく、両実施例の要旨を逸脱しない範囲
において種々の態様で実施し得る。
[効果] 本発明は、以上詳述してきたように、旋回角度が所定以
上大きいコーナリング時において所定以上の加速をした
としてもシフトダウンの変速を行わないようホールドし
て、旋回時の過大な駆動力が生じるのを防いでいる。そ
れゆえに、旋回時の車輪のスピンの発生を防止し安全に
素早く旋回することができる。尚、近年の大容量の馬力
の強いエンジンは旋回時に過大な駆動力が生じやすい為
に特に有効である。
又、旋回中もしくは旋回後、加速が所定値以下となった
場合に上記シフトダウンのホールドを解除するので、必
要な変速比に自動的に変速され、より安全に素早く走行
することができる。
更にはコーナを扱は出た後にも、旋回程度が小さくなっ
たらただちにシフトダウンを行なうのではなく、ある程
度の加速があり加速をより大きくしようとする場合に限
りシフトダウンのホールドを解除するようにして、旋回
後の過大な駆動力が生じるのを防いでいる。それゆえに
、旋回後の運転者に不快感を与える急激なシフトダウン
の発生を防止し、快適に安定な走行ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を表わすブロック図、第2図ない
し第7図は本発明の第1実施例を示し、第2図は本実施
例の全体構成を表わす概略構成図、第3図は遊星歯車機
構の要部断面図、第4図は操舵角センサを説明する説明
図、第5図は電子制御部6とその関連部分とのブロック
図、第6図は本実施例の自動変速機の変速禁止処理を表
わすフローチャート、第7図は本実施例の自動変速機の
変速禁止解除処理を表わすフローチャート、第8図ない
し第11図は本発明の第2実施例を示し、第8図は本実
施例の全体構成を表わす概略構成図、第9図は路面湿潤
度センサを説明する説明図、第10図は本実施例の自動
変速機の変速禁止処理を表わすフローチャート、第11
図は車輪がスピンする領域を示すマツプである。 Ml・・・運転状態検出手段 M2・・・変速手段 M3・・・変速指令手段 M4・・・加速度検出手段 M5・・・旋回程度検出手段 M6・・・旋回速度算出手段 Ml・・・変速禁止手段 M8・・・変速禁止解除手段 1・・・変速機本体    2・・・油圧制御部3・・
・車速センサ    4・・・スロットルセンサ5・・
・操舵角センサ 5a・・・シフトポジションスイッチ 6・・・電子制御部    7・・・トルクコンバータ
8・・・遊星歯車機構  14・・・フロントクラッチ
17・・・リヤクラッチ 19・・・リヤブレーキバンド 30・・・フロントブレーキバンド 201・・・CPU  202・・・ROM203・・
・RAM   204・・・入力部205・・・出力部 206・・・1−2シフトソレノイド 207・・・2−3シフトソレノイド 401・・・路面湿潤度センサ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車両の運転状態を検出する運転状態検出手段と、 被駆動軸と駆動軸との変速比を変化させる変速手段と、 上記運転状態検出手段より検出した運転状態に基づいて
    上記変速手段を駆動するよう変速の指令を与える変速指
    令手段とを有する自動変速制御装置において、 車両の加速度を検出する加速度検出手段と、車両の旋回
    程度を検出する旋回程度検出手段と、上記検出した車両
    の旋回程度より車両の旋回速度を算出する旋回速度算出
    手段と、 上記検出した車両の加速度が所定値以上であり、かつ上
    記検出した車両の旋回程度が所定値以上である場合に、
    上記変速指令手段による上記変速手段の被駆動軸と駆動
    軸との変速比を上げるシフトダウンの指令を禁止する変
    速禁止手段と、 上記シフトダウンの指令を禁止した後に、 上記検出した車両の加速度が所定値より小さい場合に、 または、上記検出した車両の旋回程度と上記算出した旋
    回速度とがそれぞれの所定値より小さくて、かつ上記検
    出した車両の加速度がシフトダウンの指令を禁止した時
    点の車両の加速度より増加している場合に、 上記シフトダウンの指令の禁止を解除する変速禁止解除
    手段と、 を備えたことを特徴とする自動変速機の制御装置。 2 加速度検出手段が、スロットル開度を車両の加速度
    として検出する特許請求の範囲第1項記載の自動変速機
    の制御装置。
JP60142095A 1985-05-11 1985-06-26 自動変速機の制御装置 Granted JPS622049A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60142095A JPS622049A (ja) 1985-06-26 1985-06-26 自動変速機の制御装置
US06/861,856 US4788892A (en) 1985-05-11 1986-05-12 Controller for automatic transmission
DE3615961A DE3615961C2 (de) 1985-05-11 1986-05-12 Steuereinrichtung für ein Automatikgetriebe

Applications Claiming Priority (1)

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JPS622049A true JPS622049A (ja) 1987-01-08
JPH0369023B2 JPH0369023B2 (ja) 1991-10-30

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63176741A (ja) * 1987-01-14 1988-07-21 Toyota Motor Corp 車両用無段変速機の制御方法
JPH0233327A (ja) * 1988-07-22 1990-02-02 Nippon Steel Chem Co Ltd 無機繊維の解繊装置
JPH0274374U (ja) * 1988-11-21 1990-06-06
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US6292736B1 (en) 1997-08-08 2001-09-18 Aisin Aw Co., Ltd. Vehicle control system and recording media recorded with programs for the system

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