JPH0233327A - 無機繊維の解繊装置 - Google Patents

無機繊維の解繊装置

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JPH0233327A
JPH0233327A JP18161988A JP18161988A JPH0233327A JP H0233327 A JPH0233327 A JP H0233327A JP 18161988 A JP18161988 A JP 18161988A JP 18161988 A JP18161988 A JP 18161988A JP H0233327 A JPH0233327 A JP H0233327A
Authority
JP
Japan
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loosening
rotors
pair
rotor
belt conveyor
Prior art date
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Pending
Application number
JP18161988A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoji Takagi
良二 高木
Kenji Higuchi
樋口 憲爾
Akira Katajima
片島 昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Chemical and Materials Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Chemical Co Ltd filed Critical Nippon Steel Chemical Co Ltd
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Publication of JPH0233327A publication Critical patent/JPH0233327A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は大塊状の無機l!雑の塊状物である繊維マット
の解繊装置に関する。
〔従来の技術〕
新設または既設の住宅の天井裏などに断熱材を吹き込み
施工する際に用いる吹込用断熱材としては、従来グラス
ウールやセルロースファイバーの小塊状物が用いられて
おり、かかる吹込用断熱材は、通常、グラスウールのマ
ット又はセルロースファイバーのバルクを小さな塊状物
に解繊する装置によって製造されている。
こうしたグラスウールの繊維マット又はセルロースファ
イバーのバルクamの解la装置としては例えば、ロー
ターの周面に立設された多数の解砕刃よりなる回転刃を
用いた解砕装置が提案されている(特開昭61−293
560号公報)。
このような解繊装置においては、一般にグラスウールの
繊維マット又はセルロースファイバーのバルク繊維等を
手又は第2図に示すように、原料ホッパー8を経由して
ロータリーフィーダー(ブレクラッシャー)9に供給し
、供給された該繊維マット等はロータリーフィダー(ブ
レクララシト−)9.9’で予め砕かれ、次のスクリュ
ーフィ−ダー10との間に滞留する。滞留した該!l維
マット等はスクリューフィーダー10によって次工程へ
送られ、解繊ローター4.4′に立設したピンによって
、主にここで適度の大きさに解繊される。解繊された繊
維は解繊ローター4.4′の下部に設けられたロータリ
ーバルブ5によって一定量が排出され、排出された繊維
はブロワ−6等の圧送手段によって搬送ホース7内を搬
送され天井裏などに吹き込まれることとなる。
〔発明が解決しようとする課題〕
これらの装置は、グラスウール又はセルロースファイバ
ーを解繊するための装置であるため、この装置でロック
ウールを解繊した場合には、該ロックウールが細粒化し
たり、圧縮されるため、次工程での解繊が不良となり、
その結果、解繊された該ロックウールのかき密度を小さ
くすることができない。そのためにかかるロックウール
を吹込用断熱材として用いると、木造住宅の天井への重
患負荷が増大するとともに、単位面積当たりの断熱材の
使用量が増大するといった問題点がある。
また、圧縮梱包されてブロック化したロックウールをか
かる解繊装置で解繊すると、該ロックウールのほぐれが
悪く均一な解繊ができにくく、解繊効率が上げられず、
大量処理することができないといった問題点もある。
本発明の目的は、圧縮梱包された大塊状の無機繊維の塊
状物例えば直方体あるいは立方体状の吹込用断熱材を細
粒化又は圧縮することなく、効率よく、均一に解繊する
装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは上記のような課題を解決するため研究を行
い、大塊状の吹込用断熱材をベルトコンベアによって供
給し、直ちにほぐしローターでこぶし大から親指大の大
きさにほぐし、ついでほぐしローターの直下の解繊ロー
ターによって解繊するようにすれば、吹込用断熱材を細
粒化又は圧縮することなく効率よく、均一に解繊するこ
とができることを見出し本発明を完成した。
すなわち、本発明は大塊状の無[雑の塊状物を連続的に
供給し、ピンを植設した複数のローターで小塊状にほぐ
しながら解繊する装置であって、該無機繊維の塊状物を
連続的に供給するベルトコンベアと該ベルトコンベアの
終端に設けられた一対のほぐしローターと該ほぐしロー
ターの直下に前記ほぐしローターと平行に設けられた一
対の解繊ローターとによって構成されたことを特徴とす
る無機繊維の解繊装置である。
大塊状の無機繊維の塊状物とは、吹込用断熱材として好
適な無′fsIii維例えばロックウールの粒状綿、充
填綿、層状綿等を梱包した状態の形状を維持したものの
ことである。
本発明で用いるベルトコンベアは一般に使用されている
ものでよく、このベルトコンベアの終端において、該無
機繊維がただちにほぐしローターに圧入されるように配
設することが好ましい。
ほぐしローターは、一対で構成され、各ほぐしローター
は回転自在に軸支された駆動装置によって、またはギヤ
装置を介して回転される。各ほぐしローターの回転数は
100〜900ppm、回転比は1:1〜1:3、より
好ましくは 1:1.5〜1:2とすることが好ましい
。該ほぐしローターには、多数のピンがそのローター周
方向に所定間隔をおいて配設されている。各ほぐしロー
ターのピンの配設については処理速度との関係によって
適宜選択することが好ましく、たとえばピン間のビッヂ
が25〜55m1好ましくは40〜45闇でピンの本数
が3〜6木/ピツチ、低速側ローターと高速側ローター
のピン取り付は比率が1:1〜1:2のように配設する
のが好ましい。
また、解繊ローターも一対で構成されており、ほぐしロ
ーターと同様の構成からなっているものである。
本発明の解繊装置を第1図によって詳細に説明する。
梱包された時の形状を維持したロックウールの粒状綿1
を、ベルトコンベア2上に載置し定量供給する。このと
ぎベルトコンベアの速度を変えることにより供給1を変
えることができる。定石供給されたロックウールの粒状
綿1は周面に複数のピンが立設された上下一対のほぐし
ローター3゜3′の間に強制的に供給され、この上下一
対のほぐしローラー3 、.3 ’ によってこぶ゛し
大から親指大の大きざにほぐされる。ついで、はぐされ
たロックウールは、前ほぐしローター3.3′の直下で
、前記ほぐしローター3,3′ と平行に設けられた一
対の解繊ローター4.4′間に落下し、この解繊ロータ
ー4,4′の間を通過することで薄層状に解繊される。
このようにして解繊されたロックウールは落下して通常
のロータリーバルブ5に供給され、このロータリーバル
ブ5によって次工程へ一定量が安定して供給されること
となる。
ロータリーバルブ5から排出されたロックウールは、ブ
ロワ−6等で供給される空気によって搬送ホース7内を
搬送され、天井裏などに吹き込まれ、断熱層を形成する
〔作用] 本発明では、原料小ツバー内でロックウールを圧縮した
り、かきまわしたりしてほぐすことなく、ベルトコンベ
ア上に連続的に供給され、ほぐしローターによって9伍
づつ小塊状にほぐされるため、はぐれがよくなり、ロッ
クウールを圧縮したり、小さく引きちぎることなく解繊
ローターに供給することができるので解4j&a−ター
での解繊性がよくなる効果が生じる。
〔実施例〕
以下、実施例、比較例により本発明を具体的に説明する
が本発明はこれによって限定されるものではない。
(実施例1〜6) 梱包密度200故/rIlで直方体に梱包されたロック
ウールを解梱し、これを第1図に示した解繊装置を用い
て解繊した。解繊されたロックウールを第1表に記載の
処理速度(Ng/m1n)で吹き込んだ。形成された断
熱層の密度(吹込密度)を第1表に示す。なお吹込密度
は100cttt×100cm×20cIRの測定容器
を用いて測定した。
第1表 第2表 (比較例1〜G) 梱包密度200に!F/mとした直方体の梱包品を解梱
し、これを1′¥2図に示した解繊装置を用いて、比較
例1.2は手でロックウールを解t/a[1−ターに供
給し、比較例3〜6では原料ホッパーを経由してロータ
リーフィーダー(プレクラッシャー)に供給し、ついで
解繊ローターに通してロックウールを解繊した。解繊さ
れたロックウールを第2表に記載の処理速度で吹き込ん
だ。吹込密度を実施例1〜6に準拠して謂定した。その
結果をM2表に示す。
〔発明の効果〕
本発明の解繊装置を用いると、大塊状の無は繊維の塊状
物をベルトコンベアで連続的に供給し、該ベルトコンベ
アの終端に設けられた一対のほぐしローターでほぐし、
ついで該ほぐしローターの直下に前記ほぐしローターと
平行に設けられた一対の解繊ローターによって薄層状に
!i′繊するために、無機繊維のNil性がよくなるた
めに、従来40〜60h/況となっていた吹込密度を大
巾に小さくすることが可能となり、木造住宅の天井への
重陽負荷が軽減され、単位面積当たりの材料使用量が少
なく施工できるとともに、作業能率が向上し、トータル
コストの低減化がはかれるといった優れた効果を奏する
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の解繊装置の側面図の略図を示したもの
であり、 第2図は従来のグラスウール又はセルロースファイバー
の解繊に用いられている解繊 装置の側面図の略図である。 1・・・大塊状の無鳴繊維の塊状物、 2・・・ベルトコンベア、3.3′・・・ほぐしロータ
ー4.4′・・・解繊ローター 5・・・ロータリーバ
ルブ、6・・・ブロワ−7・・・搬送ホース、8・・・
原料ホッパー 9.9′・・・ロータリーフィーダー(プレクラッシャ
ー)、10・・・スクリューフィーダー出願人代理人 
 藤  本  博  元手 続 宥1 正 授重 (自発)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 大塊状の無機繊維の塊状物を連続的に供給し、ピンを植
    設した複数のローターで小塊状にほぐしながら解繊する
    装置であつて、該無機繊維の塊状物を連続的に供給する
    ベルトコンベアと、該ベルトコンベアの終端に設けられ
    た一対のほぐしローターと該ほぐしローターの直下に前
    記ほぐしローターと平行に設けられた一対の解繊ロータ
    ーとによつて構成されたことを特徴とする無機繊維の解
    繊装置。
JP18161988A 1988-07-22 1988-07-22 無機繊維の解繊装置 Pending JPH0233327A (ja)

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JP18161988A JPH0233327A (ja) 1988-07-22 1988-07-22 無機繊維の解繊装置

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JP18161988A JPH0233327A (ja) 1988-07-22 1988-07-22 無機繊維の解繊装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0233327A true JPH0233327A (ja) 1990-02-02

Family

ID=16103962

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JP18161988A Pending JPH0233327A (ja) 1988-07-22 1988-07-22 無機繊維の解繊装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS622049A (ja) * 1985-06-26 1987-01-08 Toyota Motor Corp 自動変速機の制御装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS622049A (ja) * 1985-06-26 1987-01-08 Toyota Motor Corp 自動変速機の制御装置

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