JPS6220481Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6220481Y2 JPS6220481Y2 JP1983088123U JP8812383U JPS6220481Y2 JP S6220481 Y2 JPS6220481 Y2 JP S6220481Y2 JP 1983088123 U JP1983088123 U JP 1983088123U JP 8812383 U JP8812383 U JP 8812383U JP S6220481 Y2 JPS6220481 Y2 JP S6220481Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- snow
- duct
- opening
- snow removal
- chute
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ロータリ除雪車に架装される除雪装
置に係り、更に詳しくは、除雪装置のシユートダ
クトの改良に関するものである。
置に係り、更に詳しくは、除雪装置のシユートダ
クトの改良に関するものである。
周知のように、ロータリ除雪車の除雪装置とし
ては、雪のかき込みと投雪をひとつのロータリ機
構で行うワンステージ型と、雪のかき込みをオー
ガで、投雪をブロアで行うツーステージ型がある
が、いずれの型式であつても、第1図ないし第3
図に示すように、除雪作業中にシユートダクト1
が雪2で詰まつてしまうことがある。このような
場合、除雪作業者はスコツプ等を用いてこの詰ま
つた雪2を除去しなければならないわけである
が、除雪装置がツーステージ型で、第4図に示す
ように、そのブロアケース3が回転できるものは
比較的容易に雪2を除去できる。しかしながら、
ツーステージ型であつてもブロアケース3が回転
できないものや、第5図に示す如くワンステージ
型のものについては、シユートダクト1の上部の
雪2の除去は容易であるが中間部や下部の雪2は
除去が困難である。
ては、雪のかき込みと投雪をひとつのロータリ機
構で行うワンステージ型と、雪のかき込みをオー
ガで、投雪をブロアで行うツーステージ型がある
が、いずれの型式であつても、第1図ないし第3
図に示すように、除雪作業中にシユートダクト1
が雪2で詰まつてしまうことがある。このような
場合、除雪作業者はスコツプ等を用いてこの詰ま
つた雪2を除去しなければならないわけである
が、除雪装置がツーステージ型で、第4図に示す
ように、そのブロアケース3が回転できるものは
比較的容易に雪2を除去できる。しかしながら、
ツーステージ型であつてもブロアケース3が回転
できないものや、第5図に示す如くワンステージ
型のものについては、シユートダクト1の上部の
雪2の除去は容易であるが中間部や下部の雪2は
除去が困難である。
本考案は、弧状に湾曲させられたシユートダク
トの湾曲中心側の筒壁に、開口部を形成し、この
開口部に開口部を閉塞する蓋部を開閉自在に取付
けることにより、上記従来の欠点を解消したもの
で、ワンステージ型であつてもブロアケース固定
式であつても、シユートダクトに詰まつた雪を迅
速に除去できる除雪装置における投雪装置を提供
することを目的とする。
トの湾曲中心側の筒壁に、開口部を形成し、この
開口部に開口部を閉塞する蓋部を開閉自在に取付
けることにより、上記従来の欠点を解消したもの
で、ワンステージ型であつてもブロアケース固定
式であつても、シユートダクトに詰まつた雪を迅
速に除去できる除雪装置における投雪装置を提供
することを目的とする。
以下、本考案を図面に基づいて詳細に説明す
る。第6図ないし第8図は、本考案の一実施例を
示すもので、図中3は内部にブロアを備えた固定
式のブロアケースであり、周知のものである。こ
のブロアケース3の上部にシユートダクト1がほ
ぼ垂直に接続されている。このシユートダクト1
は従来同様四角形状の筒体で、上部が一側方に弓
状に湾曲せしめられ、かつ、その上部の内側(湾
曲の中心側)の側面1aは開口されるとともに、
従来同様上部側を水平面内で回動せしめて投雪口
1bの向きを適宜に調整しうる構造となつてい
る。そして、このシユートダクト1の下部は直線
状に形成され、かつその一側面は開口し、この開
口部1cに蓋部4が取付けられている。この蓋部
4は四角形の板状をなし、その一端4aが複数の
ヒンジ5を介してシユートダクト1の一側の開口
端部1dに取付けられ、かつ、その他端4bには
掛け金6aが備えられており、この掛け金6aが
シユートダクト1の他側の開口端部1eに備えら
れた留め金6bに掛けられて、蓋部4が上記開口
部1cを閉塞するようになつている。
る。第6図ないし第8図は、本考案の一実施例を
示すもので、図中3は内部にブロアを備えた固定
式のブロアケースであり、周知のものである。こ
のブロアケース3の上部にシユートダクト1がほ
ぼ垂直に接続されている。このシユートダクト1
は従来同様四角形状の筒体で、上部が一側方に弓
状に湾曲せしめられ、かつ、その上部の内側(湾
曲の中心側)の側面1aは開口されるとともに、
従来同様上部側を水平面内で回動せしめて投雪口
1bの向きを適宜に調整しうる構造となつてい
る。そして、このシユートダクト1の下部は直線
状に形成され、かつその一側面は開口し、この開
口部1cに蓋部4が取付けられている。この蓋部
4は四角形の板状をなし、その一端4aが複数の
ヒンジ5を介してシユートダクト1の一側の開口
端部1dに取付けられ、かつ、その他端4bには
掛け金6aが備えられており、この掛け金6aが
シユートダクト1の他側の開口端部1eに備えら
れた留め金6bに掛けられて、蓋部4が上記開口
部1cを閉塞するようになつている。
さらに、上記シユートダクト1の上部の付け根
部の湾曲中心側の筒壁は横断面形状がコ字状にな
るように開口され、この開口部1fに取手7aを
備えた断面コ字状の蓋部7が開閉自在に取付けら
れている。つまり、上記開口部1fの両側の開口
端部1g,1gには留め金8a,8aが取り付け
られ、かつ、蓋部7の両端部外面7b,7bには
掛け金8b,8bが備えられており、この掛け金
8b,8bを留め金8a,8aに掛けることによ
り蓋部7をシユートダクト1に取付け、シユート
ダクト1の開口部1fを閉塞できる仕組みであ
り、開口部1fを閉塞した状態では付け根部は他
の部分とほぼ同一のダクト断面積を有するものと
なつている。
部の湾曲中心側の筒壁は横断面形状がコ字状にな
るように開口され、この開口部1fに取手7aを
備えた断面コ字状の蓋部7が開閉自在に取付けら
れている。つまり、上記開口部1fの両側の開口
端部1g,1gには留め金8a,8aが取り付け
られ、かつ、蓋部7の両端部外面7b,7bには
掛け金8b,8bが備えられており、この掛け金
8b,8bを留め金8a,8aに掛けることによ
り蓋部7をシユートダクト1に取付け、シユート
ダクト1の開口部1fを閉塞できる仕組みであ
り、開口部1fを閉塞した状態では付け根部は他
の部分とほぼ同一のダクト断面積を有するものと
なつている。
次に本考案の作用について説明する。
本考案の除雪装置における投雪装置を用いて除
雪作業を行う場合、作業者は従来同様オーガで雪
をかき寄せながらブロアでシユートダクト1から
雪を投棄して作業を進める。そして、作業途中で
シユートダクト1に雪が詰まつてしまつた場合に
は、作業者は除雪作業を中断しその詰まりを除去
する作業に入る。すなわち、掛け金6a,8bを
それぞれ外して蓋部4および蓋部7を開け、開口
部1c.1fから詰まつた雪をスコツプ等の作業具
で除去する。除去が終わつたら再び蓋部4,7で
開口部1c,1fを閉塞し除雪作業を再開する。
上記において、ブロアで吹き飛ばされる雪は、弧
状に湾曲しているシユートダクト1の外側の内壁
面に沿つて移動し、その投雪口1bから投雪され
る。したがつて、除雪作業中に、シユートダクト
1の内側に形成された開口部1fを閉塞している
蓋部7、及びその付近の取付け金具等に雪が隙間
から固く付着することはなく、また付着するとし
てもその量は非常に少ないので、蓋部7の取外し
が容易でシユートダクト1に詰まつた雪の除去作
業を迅速かつ的確になすことができる。なお、除
雪装置を外に放置した場合、降雪によつてシユー
トダクトが詰まることもあるが、この場合は、雪
が固く付着する訳ではなく、単に軽く付着するだ
けであるので、これを除去することは容易であ
る。
雪作業を行う場合、作業者は従来同様オーガで雪
をかき寄せながらブロアでシユートダクト1から
雪を投棄して作業を進める。そして、作業途中で
シユートダクト1に雪が詰まつてしまつた場合に
は、作業者は除雪作業を中断しその詰まりを除去
する作業に入る。すなわち、掛け金6a,8bを
それぞれ外して蓋部4および蓋部7を開け、開口
部1c.1fから詰まつた雪をスコツプ等の作業具
で除去する。除去が終わつたら再び蓋部4,7で
開口部1c,1fを閉塞し除雪作業を再開する。
上記において、ブロアで吹き飛ばされる雪は、弧
状に湾曲しているシユートダクト1の外側の内壁
面に沿つて移動し、その投雪口1bから投雪され
る。したがつて、除雪作業中に、シユートダクト
1の内側に形成された開口部1fを閉塞している
蓋部7、及びその付近の取付け金具等に雪が隙間
から固く付着することはなく、また付着するとし
てもその量は非常に少ないので、蓋部7の取外し
が容易でシユートダクト1に詰まつた雪の除去作
業を迅速かつ的確になすことができる。なお、除
雪装置を外に放置した場合、降雪によつてシユー
トダクトが詰まることもあるが、この場合は、雪
が固く付着する訳ではなく、単に軽く付着するだ
けであるので、これを除去することは容易であ
る。
ところで、上記の実施例はツーステージ型でブ
ロアケース3が固定式のものであつたが、第9図
に示すワンステージ型の除雪装置の場合を同様で
ある。また、ブロアケース3が回転できるものに
も適用できる。さらにまた、上記では、扉式の蓋
部4とダクト分割式の蓋部7をそれぞれ一ずつ設
けたが、その形式や数量は、シユートダクト1の
大きさなどに応じて変えてももちろんかまわな
い。
ロアケース3が固定式のものであつたが、第9図
に示すワンステージ型の除雪装置の場合を同様で
ある。また、ブロアケース3が回転できるものに
も適用できる。さらにまた、上記では、扉式の蓋
部4とダクト分割式の蓋部7をそれぞれ一ずつ設
けたが、その形式や数量は、シユートダクト1の
大きさなどに応じて変えてももちろんかまわな
い。
以上のように、本考案に係る除雪装置における
投雪装置は、弧状に湾曲させられたシユートダク
トの湾曲中心側の筒壁に、開口部が形成され、こ
の開口部に開口部を閉塞する蓋部が開閉自在に取
付けられた構成とされ、雪は、弧状に湾曲してい
るシユートダクトの外側の内壁面に沿つて移動
し、シユートダクトの内側に形成された開口部を
閉塞している蓋部、及びその付近の取付け金具等
に隙間から固く付着することはなく、また付着す
るとしてもその量は非常に少ないので、弧状に湾
曲したシユートダクトの湾曲中心から離れた外側
の内壁面に雪が固く付着することがあつても、蓋
部を簡単に取外して、詰まつた雪の除去作業を迅
速かつ的確になすことができる。
投雪装置は、弧状に湾曲させられたシユートダク
トの湾曲中心側の筒壁に、開口部が形成され、こ
の開口部に開口部を閉塞する蓋部が開閉自在に取
付けられた構成とされ、雪は、弧状に湾曲してい
るシユートダクトの外側の内壁面に沿つて移動
し、シユートダクトの内側に形成された開口部を
閉塞している蓋部、及びその付近の取付け金具等
に隙間から固く付着することはなく、また付着す
るとしてもその量は非常に少ないので、弧状に湾
曲したシユートダクトの湾曲中心から離れた外側
の内壁面に雪が固く付着することがあつても、蓋
部を簡単に取外して、詰まつた雪の除去作業を迅
速かつ的確になすことができる。
第1図ないし第5図は従来の除雪装置における
投雪装置を示すもので、第1図はツーステージ型
除雪装置における投雪装置の概略側面図、第2図
は第1図の−断面図、第3図は第1図のa
−aおよびb−b断面図、第4図はブロア
ケースが回転できるツーステージ型除雪装置にお
ける投雪装置の概略側面図、第5図はワンステー
ジ型除雪装置における投雪装置の概略側面図であ
る。また、第6図ないし第8図は本考案の一実施
例を示すもので、第6図はツーステージ型除雪装
置における投雪装置の概略側面図、第7図は第6
図の−矢視断面図、第8図は第6図の−
矢視断面図である。さらに、第9図は別の実施例
を示す概略側面図である。 1…シユートダクト、3…ブロアケース、1f
…開口部、7…蓋部。
投雪装置を示すもので、第1図はツーステージ型
除雪装置における投雪装置の概略側面図、第2図
は第1図の−断面図、第3図は第1図のa
−aおよびb−b断面図、第4図はブロア
ケースが回転できるツーステージ型除雪装置にお
ける投雪装置の概略側面図、第5図はワンステー
ジ型除雪装置における投雪装置の概略側面図であ
る。また、第6図ないし第8図は本考案の一実施
例を示すもので、第6図はツーステージ型除雪装
置における投雪装置の概略側面図、第7図は第6
図の−矢視断面図、第8図は第6図の−
矢視断面図である。さらに、第9図は別の実施例
を示す概略側面図である。 1…シユートダクト、3…ブロアケース、1f
…開口部、7…蓋部。
Claims (1)
- 弧状に湾曲させられたシユートダクト1の湾曲
中心側の筒壁に、開口部1fが形成され、この開
口部1fに開口部1fを閉塞する蓋部7が開閉自
在に取付けられて成ることを特徴とする除雪装置
における投雪装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8812383U JPS59192918U (ja) | 1983-06-09 | 1983-06-09 | 除雪装置における投雪装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8812383U JPS59192918U (ja) | 1983-06-09 | 1983-06-09 | 除雪装置における投雪装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59192918U JPS59192918U (ja) | 1984-12-21 |
JPS6220481Y2 true JPS6220481Y2 (ja) | 1987-05-25 |
Family
ID=30218036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8812383U Granted JPS59192918U (ja) | 1983-06-09 | 1983-06-09 | 除雪装置における投雪装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59192918U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5943516B2 (ja) * | 1981-07-30 | 1984-10-22 | ライオン株式会社 | ガラスクリ−ナ− |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5943516U (ja) * | 1982-09-08 | 1984-03-22 | 藤井 恒雄 | 小型除雪機の排雪装置 |
-
1983
- 1983-06-09 JP JP8812383U patent/JPS59192918U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5943516B2 (ja) * | 1981-07-30 | 1984-10-22 | ライオン株式会社 | ガラスクリ−ナ− |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59192918U (ja) | 1984-12-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN111921989A (zh) | 一种用于电机清洁的除尘机器人 | |
JPS6220481Y2 (ja) | ||
US5755387A (en) | Spreader assembly | |
US5191909A (en) | Transit mix truck dust hood assembly | |
CN207142358U (zh) | 一种敞车运输散装物料冻结后卸车清车装置 | |
JPS6115023Y2 (ja) | ||
JPS5940346Y2 (ja) | 投入ホッパ | |
JPH0653499U (ja) | 土砂ホッパ | |
JPH0535162Y2 (ja) | ||
JP2514011Y2 (ja) | 塵芥収集車の点検扉 | |
JPS6218409Y2 (ja) | ||
JPH0245050Y2 (ja) | ||
JPS6143755Y2 (ja) | ||
JP2845423B2 (ja) | ゲート付きコンクリートシュートの垂れ防止装置 | |
JPS6227531Y2 (ja) | ||
JPH0583009U (ja) | アスファルトフィニッシャ−のホッパ− | |
JP4188794B2 (ja) | 作業機械の操作パネル装置 | |
JP3532989B2 (ja) | 建設廃材破砕機の磁選機用シュート | |
JPS6386124U (ja) | ||
JPH0447270Y2 (ja) | ||
JP2500972Y2 (ja) | 溶融炉における集塵フ―ド | |
JPH081184U (ja) | 初期開口装置を備える流雪溝用溝蓋 | |
JPS6123062Y2 (ja) | ||
JPS60159254A (ja) | ホツパ−における粘性体の流下調整装置 | |
JPH0454961Y2 (ja) |