JPH0653499U - 土砂ホッパ - Google Patents

土砂ホッパ

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Publication number
JPH0653499U
JPH0653499U JP9266892U JP9266892U JPH0653499U JP H0653499 U JPH0653499 U JP H0653499U JP 9266892 U JP9266892 U JP 9266892U JP 9266892 U JP9266892 U JP 9266892U JP H0653499 U JPH0653499 U JP H0653499U
Authority
JP
Japan
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earth
discharge gate
shutters
sand
shutter
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Pending
Application number
JP9266892U
Other languages
English (en)
Inventor
武 杉崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujita Corp filed Critical Fujita Corp
Priority to JP9266892U priority Critical patent/JPH0653499U/ja
Publication of JPH0653499U publication Critical patent/JPH0653499U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 排出ゲート2の締め切り時におけるシャッタ
3,3の対向縁間からの土砂Aの流出を防止する。 【構成】 シャッタ3,3の内側空間に支持されると共
にこの両シャッタ3,3の衝合位置Sの両側へ延在され
排出ゲート2の締め切り時における各シャッタ3の底壁
31の内側面と密接するストッパプレート7,7を備え
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばシールド工事等における掘削土砂を一時的に留保して、ダン プトラック等に供給するための土砂ホッパに関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、例えばシールド工事において、坑内から地上に連続的に搬出された掘削 土砂は、坑口付近に設置された土砂ホッパに一旦蓄えられ、到着したダンプトラ ック等に順次供給される。この種の土砂ホッパの典型的な従来例は、図3に示す ように、支柱5で所要の高さに支持された漏斗状のホッパ本体1の下端の排出ゲ ート2を、それぞれ上端の支点4を中心にして図示しない駆動機構により左右に 揺動される一対のシャッタ3によって開閉するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の土砂ホッパは、排出ゲート2の締切時においては、両シャッタ3, 3の対向縁同士が互いに衝合するが、両シャッタ3,3の閉動作の過程でもその 底壁の対向縁間から土砂の排出が行われるため、実際には、土砂の咬み込みや流 出圧力等によって、完全な締め切り状態が実現されにくい。このため、特に、ホ ッパ本体1内に収容された掘削土砂が砂層からなる場合には、図示のように、排 出ゲート2の締め切り時にもシャッタ3,3の底壁の対向縁間の隙間から土砂の 流出が続き、排出ゲート2の直下の地面に徐々に堆積される。したがって、排出 ゲート2の直下の地面に堆積した土砂Aは、作業員がスコップ等を用いて定期的 に除去する必要が生じ、昨今の人手不足から、このような人力による作業は極力 回避することが望まれている。
【0004】 本考案は、上記のような事情のもとになされたもので、その技術的課題とする ところは、排出ゲートの締め切り時におけるシャッタの対向縁間からの土砂の流 出を防止することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した技術的課題は、本考案によって有効に解決することができる。 すなわち本考案に係る土砂ホッパは、一対のシャッタの内側空間に支持される と共に両シャッタの底壁の互いの衝合位置の両側へ延在され前記排出ゲートの締 め切り時における各シャッタの底壁内側面と密接する一対のストッパプレートを 具備してなるものである。 また、本考案の好ましい実施例では、前記ストッパプレートは、各シャッタの 底壁内側面との接触部がゴム板からなるものである。
【0006】
【作用】
本考案の構成によれば、一対のシャッタが互いに衝合して排出ゲートを締め切 った状態においては、ストッパプレートが前記シャッタ底壁の衝合位置の両側に おける内側面と密接し、排出ゲート内の土砂が前記衝合部へ侵入するのを阻止す るため、例え前記衝合部に隙間があっても、排出ゲート締め切り時における土砂 の流出が起こらない。この場合、特に、ストッパプレートの接触部をゴム板から なる構成としたものは、その弾性によって、シャッタの内側面に確実に密接させ ることができる。また、両シャッタが開放動作されると、その底壁が前記ストッ パプレートとの接触位置から離れることによって、排出ゲートが開放される。
【0007】
【実施例】
図1は、本考案に係る土砂ホッパの一実施例を示すもので、1はホッパ本体、 2はその漏斗状下端に形成された排出ゲート、3,3は例えば流体圧シリンダ6 によって上端の支点4を中心に揺動され前記排出ゲート2を開閉する一対のシャ ッタである。各シャッタ3は、その底壁31が前記支点4の軸心を中心とする円 筒面状に形成されており、その対向縁において互いに衝合する。
【0008】 前記両シャッタ3,3の内側空間であって前記底壁31,31の対向縁の衝合 位置Sの上方空間には、一対のストッパプレート7,7が配置されている。この ストッパプレート7は、図2にも示すように、排出ゲート2の下端部に前記支点 4の軸心と平行(略水平)に架設されたフラットバー71の両側面に固定されて おり、このフラットバー71から前記衝合位置Sの両側へ向けて傾斜して延在さ れた金属製バックアッププレート72と、このバックアッププレート72に固定 されて前記衝合位置Sの両側近傍における前記各シャッタ3の底壁31の内側面 と密接するゴム板73とからなるものである。
【0009】 この実施例によると、シャッタ3,3が図1に一点鎖線で示す開放位置から流 体圧シリンダ6によって互いに接近動作される過程で、その底壁31,31の内 側面にストッパプレート7,7のゴム板73の先端が接触し、この時点で、排出 ゲート2内の土砂Aの流出が遮断される。しかも、このストッパプレート7は、 その先端が前記衝合位置Sから離れる方向へ傾斜していることから、土砂Aの圧 力がゴム板73を前記底壁31,31に密接させる方向に作用し、土砂Aはスト ッパプレート7,7によって確実に堰き止められる。このため、例えば図2に示 すように、前記両底壁31,31の対向縁が衝合される直前に土砂A中の比較的 大きな砂粒A1 が咬み込まれるといった原因によって、前記対向縁間に隙間Gが 形成されても、前記衝合位置Sとストッパプレート7,7との間の空間Bには土 砂Aが殆ど存在せず、排出ゲート2の締め切り時における土砂Aの流出を確実に 防止することができる。
【0010】 また、ダンプトラックに土砂Aを供給する場合には、図示の締め切り状態から 両シャッタ3,3を図1に一点鎖線で示す開放位置まで左右に揺動させれば、そ の過程で前記底壁31,31がストッパプレート7,7のゴム板73,73の先 端と摺動し、さらに前記底壁31,31の互いの対向縁が前記ゴム板73,73 の先端から離れ、この時点で土砂Aの放出が開始される。
【0011】 なお、上述の実施例において、ゴム板73の厚さや取り付け角度等は掘削土砂 Aの成分によって適宜に設定すればよく、その他の細部の形状も、とくに限定し ない。
【0012】
【考案の効果】
本考案の土砂ホッパによると、排出ゲートの締め切り時においては、ストッパ プレートがシャッタの底壁の内側面と密接して、排出ゲート内の土砂を確実に堰 き止めるため、両シャッタの互いの衝合部に隙間があっても土砂の流出を確実に 防止することができ、したがって、作業員のスコップ等を用いての人力による流 出土砂の除去作業をなくして省力化を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る土砂ホッパの一実施例を一部切欠
いて示す要部概略構成説明図である。
【図2】図1において切欠いて示した部分の拡大断面図
である。
【図3】土砂ホッパの典型的な従来例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 ホッパ本体 2 排出ゲート 3 シャッタ 31 底壁 4 支点 7 ストッパプレート 71 フラットバー 73 ゴム板 A 土砂 S 衝合位置

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端の支点を中心にして左右に揺動され
    排出ゲートの下部開口を開閉する一対のシャッタと、 前記両シャッタの内側空間に支持されると共に両シャッ
    タの底壁の互いの衝合位置の両側へ延在され前記排出ゲ
    ートの締め切り時における各シャッタの底壁内側面と密
    接する一対のストッパプレートと、 を具備したことを特徴とする土砂ホッパ。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記ストッパ
    プレートは、各シャッタの底壁内側面との接触部がゴム
    板からなることを特徴とする土砂ホッパ。
JP9266892U 1992-12-25 1992-12-25 土砂ホッパ Pending JPH0653499U (ja)

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JPH0912085A (ja) * 1995-06-29 1997-01-14 Kawasaki Heavy Ind Ltd 粉粒体排出装置およびそのバスケット
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980623