JPS62203370A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
- Publication number
- JPS62203370A JPS62203370A JP4418486A JP4418486A JPS62203370A JP S62203370 A JPS62203370 A JP S62203370A JP 4418486 A JP4418486 A JP 4418486A JP 4418486 A JP4418486 A JP 4418486A JP S62203370 A JPS62203370 A JP S62203370A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- metal
- diffusion
- atoms
- nitrogen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims abstract description 28
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 28
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 27
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 18
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 claims abstract description 11
- 229910021332 silicide Inorganic materials 0.000 claims abstract description 11
- FVBUAEGBCNSCDD-UHFFFAOYSA-N silicide(4-) Chemical compound [Si-4] FVBUAEGBCNSCDD-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 11
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 9
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims abstract description 5
- 239000010936 titanium Substances 0.000 claims description 17
- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 claims description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 7
- 229910052758 niobium Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 239000010955 niobium Substances 0.000 claims description 3
- GUCVJGMIXFAOAE-UHFFFAOYSA-N niobium atom Chemical compound [Nb] GUCVJGMIXFAOAE-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 3
- RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N Titanium Chemical compound [Ti] RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- 229910052715 tantalum Inorganic materials 0.000 claims description 2
- GUVRBAGPIYLISA-UHFFFAOYSA-N tantalum atom Chemical compound [Ta] GUVRBAGPIYLISA-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N tungsten Chemical compound [W] WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 239000010937 tungsten Substances 0.000 claims description 2
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims 2
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 abstract description 25
- 229910001218 Gallium arsenide Inorganic materials 0.000 abstract description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 8
- 229910052733 gallium Inorganic materials 0.000 abstract description 4
- 229910052785 arsenic Inorganic materials 0.000 abstract description 3
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 42
- 125000004429 atom Chemical group 0.000 description 16
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 10
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 6
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 6
- ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N Tin Chemical compound [Sn] ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000010408 film Substances 0.000 description 4
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 3
- WQJQOUPTWCFRMM-UHFFFAOYSA-N tungsten disilicide Chemical compound [Si]#[W]#[Si] WQJQOUPTWCFRMM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910021342 tungsten silicide Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 125000004433 nitrogen atom Chemical group N* 0.000 description 2
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 2
- ZOKXTWBITQBERF-UHFFFAOYSA-N Molybdenum Chemical compound [Mo] ZOKXTWBITQBERF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- NRTOMJZYCJJWKI-UHFFFAOYSA-N Titanium nitride Chemical compound [Ti]#N NRTOMJZYCJJWKI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- YXTPWUNVHCYOSP-UHFFFAOYSA-N bis($l^{2}-silanylidene)molybdenum Chemical compound [Si]=[Mo]=[Si] YXTPWUNVHCYOSP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000011229 interlayer Substances 0.000 description 1
- 238000005468 ion implantation Methods 0.000 description 1
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 229910052750 molybdenum Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011733 molybdenum Substances 0.000 description 1
- -1 molybdenum silicide Chemical compound 0.000 description 1
- 229910021344 molybdenum silicide Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
- 229910021420 polycrystalline silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 229920005591 polysilicon Polymers 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
- 239000003870 refractory metal Substances 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
- 229910021341 titanium silicide Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
- Junction Field-Effect Transistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はQaAs−3i等の半導体基板上に形成する半
導体装置に関するものである。
導体装置に関するものである。
従来、GaAs−5i等の半導体基板上に形成する半導
体装置の電極および配線には、Au−AI等の抵抗率の
小さい金属を主体として、これらの材料と他の金属又は
半導体との間に付着力の大きいTiを介したAu/T
i/ (GaAs)、AI−/Ti/ (GaAs)等
の構造が多く用いられてきた。
体装置の電極および配線には、Au−AI等の抵抗率の
小さい金属を主体として、これらの材料と他の金属又は
半導体との間に付着力の大きいTiを介したAu/T
i/ (GaAs)、AI−/Ti/ (GaAs)等
の構造が多く用いられてきた。
しかし、これらの金属は、400℃程度の比較的低い温
度で、容易に他の金属中又は半導体中へ拡散し、ショッ
トキ接合やpn接合の破壊、配線のシート抵抗の増大な
どを生ずる。
度で、容易に他の金属中又は半導体中へ拡散し、ショッ
トキ接合やpn接合の破壊、配線のシート抵抗の増大な
どを生ずる。
このため、このような電極、配線形成後に高温での熱処
理や薄膜形成を行なうことができず、製造工程が複雑に
なるという欠点を有していた。また、このような半導体
装置の使用温度である常温付近でも、短期間のうちに同
様の金属原子の拡散が生ずるため、信頼性の高い半導体
装置を実現することは困難であった。
理や薄膜形成を行なうことができず、製造工程が複雑に
なるという欠点を有していた。また、このような半導体
装置の使用温度である常温付近でも、短期間のうちに同
様の金属原子の拡散が生ずるため、信頼性の高い半導体
装置を実現することは困難であった。
この問題を解決する方法としては、従来、例えば窒化チ
タン(以下rT i NJと記す)を金属と金属の接合
界面又は金属と半導体の接合界面にはさむことにより、
原子の拡散を抑制することが行なわれている。
タン(以下rT i NJと記す)を金属と金属の接合
界面又は金属と半導体の接合界面にはさむことにより、
原子の拡散を抑制することが行なわれている。
しかし、例えばA u / T iとSiの界面および
A 1 / T iとSiの界面にTiNをはさんだ構
造の場合、600℃、20分間の熱処理によってAUお
よびkitがSi中へ拡散するため、素子特性は劣化す
る。従って、電極、配線形成後に600℃以上の工程を
経なければ製作できない半導体装置や従来以上に信頼性
の高い半導体装置を実現するためには、TiN等の従来
の材料以上に金属原子の拡散を阻止する能力の高い材料
を用いて電極や配線を構成する必要がある。
A 1 / T iとSiの界面にTiNをはさんだ構
造の場合、600℃、20分間の熱処理によってAUお
よびkitがSi中へ拡散するため、素子特性は劣化す
る。従って、電極、配線形成後に600℃以上の工程を
経なければ製作できない半導体装置や従来以上に信頼性
の高い半導体装置を実現するためには、TiN等の従来
の材料以上に金属原子の拡散を阻止する能力の高い材料
を用いて電極や配線を構成する必要がある。
このような問題点を解決するために本発明は、電極・配
線等の金属と金属の接合界面又は金属と半導体の接合界
面に窒素を添加した高融点金属シリサイド層をはさんだ
構造を有するようにしたものである。
線等の金属と金属の接合界面又は金属と半導体の接合界
面に窒素を添加した高融点金属シリサイド層をはさんだ
構造を有するようにしたものである。
本発明においては、接合界面での原子の拡散が阻止され
る。
る。
本発明に係わる半導体装置の一実施例を第1図に示す。
第1図は、窒素を添加した高融点金属シリサイドとして
窒素を添加したタングステン・シリサイド(以下rWs
i、−NJと記す)を用いたショットキ・ダイオードの
接合部断面構造を示す断面図であり、以下にWSiX−
N層が原子の拡散を阻止する能力について説明する。
窒素を添加したタングステン・シリサイド(以下rWs
i、−NJと記す)を用いたショットキ・ダイオードの
接合部断面構造を示す断面図であり、以下にWSiX−
N層が原子の拡散を阻止する能力について説明する。
第1図において、1はn形GaAs基板、2はWSi、
−N層、3はTi層、4はAu層、5はオーミック電極
である。本装置は、WSi、−N層2.Ti層3.Au
層403層構造をショットキ電極とするショットキ・ダ
イオードとして動作する。各層の膜厚は、WSiX−N
層2で200nmSTi層3で50nm、Au層4で2
00nmである。また、WSi、−N層2の組成は、S
i/W原子組成比x = 0.4.窒素原子濃度C,=
29at、%である。本実施例において、WSi。
−N層、3はTi層、4はAu層、5はオーミック電極
である。本装置は、WSi、−N層2.Ti層3.Au
層403層構造をショットキ電極とするショットキ・ダ
イオードとして動作する。各層の膜厚は、WSiX−N
層2で200nmSTi層3で50nm、Au層4で2
00nmである。また、WSi、−N層2の組成は、S
i/W原子組成比x = 0.4.窒素原子濃度C,=
29at、%である。本実施例において、WSi。
−N層2は、GaASに対するショットキ・メタルとし
ての役割と同時に、基板からのGaおよびAs原子の拡
販と上層からのTiおよびAu原子の拡散とを阻止する
拡散バリアとしての役割を兼ね備えている。
ての役割と同時に、基板からのGaおよびAs原子の拡
販と上層からのTiおよびAu原子の拡散とを阻止する
拡散バリアとしての役割を兼ね備えている。
第2図および第3図は、本装置におけるショットキ接合
の耐熱性を示す図である。第2図は、上記第1の実施例
のA u / T i / W S i w Nショ
ットキ電極形成後に20分間行なった熱処理の温度とダ
イオードの電流−電圧特性から求めたショットキ障壁高
さとの関係を示すグラフである。また、第3図は、上記
第1の実施例のA u / T i /WSi、−Nシ
ョットキ電極形成後に20分間行なった熱処理の温度と
理想因子の関係を示すグラフである。ショットキ障壁高
さ及び理想因子は、ともに800℃まで安定であり、特
性劣化の原因となるTi、Au、Ga、As原子の拡散
は、Ws;、−N層2により阻止されている。
の耐熱性を示す図である。第2図は、上記第1の実施例
のA u / T i / W S i w Nショ
ットキ電極形成後に20分間行なった熱処理の温度とダ
イオードの電流−電圧特性から求めたショットキ障壁高
さとの関係を示すグラフである。また、第3図は、上記
第1の実施例のA u / T i /WSi、−Nシ
ョットキ電極形成後に20分間行なった熱処理の温度と
理想因子の関係を示すグラフである。ショットキ障壁高
さ及び理想因子は、ともに800℃まで安定であり、特
性劣化の原因となるTi、Au、Ga、As原子の拡散
は、Ws;、−N層2により阻止されている。
第1図に示す本装置で用いたWSiX−N層2の代わり
に従来のT i N層を用いた場合は、600℃ですで
にAu原子の拡散が生ずる。これに対して、WSiX−
N層2を用いた場合には、それを上回る極めて高い耐熱
性を有する接合が実現できる。このことは、常温におい
ても、TiNを用いた装置に比べて、WSi、−Nを用
いた装置の方が、長期間にわたり原子の拡散に起因する
故障が生じにくり、高信頬性を有することを示している
。
に従来のT i N層を用いた場合は、600℃ですで
にAu原子の拡散が生ずる。これに対して、WSiX−
N層2を用いた場合には、それを上回る極めて高い耐熱
性を有する接合が実現できる。このことは、常温におい
ても、TiNを用いた装置に比べて、WSi、−Nを用
いた装置の方が、長期間にわたり原子の拡散に起因する
故障が生じにくり、高信頬性を有することを示している
。
上記第1の実施例においては、WSi、−N層2の膜厚
を200nmとしたが、これを、たとえば5nmとした
場合も、同様に原子の拡散が阻止され、高温・高信頼性
に対して有効であった。また、WSi、−N層2のSt
/W原子組成比X−0,4としたが、これをx=0.1
.x=2とした場合も、同様に、原子の拡散が阻止され
、有効であった。さらに、WSiX−N層2の窒素原子
濃度CMを29at、%としたが、これを例えば5at
1%とした場合も、同様に、原子の拡散が阻止され、有
効であった。
を200nmとしたが、これを、たとえば5nmとした
場合も、同様に原子の拡散が阻止され、高温・高信頼性
に対して有効であった。また、WSi、−N層2のSt
/W原子組成比X−0,4としたが、これをx=0.1
.x=2とした場合も、同様に、原子の拡散が阻止され
、有効であった。さらに、WSiX−N層2の窒素原子
濃度CMを29at、%としたが、これを例えば5at
1%とした場合も、同様に、原子の拡散が阻止され、有
効であった。
また、上記第1の実施例においては、窒素を添加した高
融点金属シリサイドとして窒素を添加したタングステン
・シリサイドを用いたが、これを窒素を添加したモリブ
デン・シリサイド、窒素を添加したタンタル・シリサイ
ド、窒素を添加したニオブ・シリサイド、窒素を添加し
たチタン・シリサイド、窒素を添加したタングステン・
モリブデン・シリサイド等のタングステン、モリブデン
、タンタル、ニオブ、チタンの中から選んだ1種類似上
の金属元素を含むシリサイドに窒素を添加した材料とし
た場合も、同様に、原子の拡散が阻止され、高温・高信
頼性に対して有効であった。
融点金属シリサイドとして窒素を添加したタングステン
・シリサイドを用いたが、これを窒素を添加したモリブ
デン・シリサイド、窒素を添加したタンタル・シリサイ
ド、窒素を添加したニオブ・シリサイド、窒素を添加し
たチタン・シリサイド、窒素を添加したタングステン・
モリブデン・シリサイド等のタングステン、モリブデン
、タンタル、ニオブ、チタンの中から選んだ1種類似上
の金属元素を含むシリサイドに窒素を添加した材料とし
た場合も、同様に、原子の拡散が阻止され、高温・高信
頼性に対して有効であった。
第4図は、本発明の第2の実施例であるGaAsLSI
を構成するGaAsMESFETの断面図である。第4
図において、11は半絶縁性GaAs基板、12はn−
GaAs活性層、13はn′″−G a A s 領域
、14はゲート電極筒1N(WSi、−N)、15はゲ
ート電極第2層(Ti)、16はゲート電極第3層(A
u)、17はソース電極、18はドレイン電極、19は
SiO□層である。本実施例においては、GaAsME
SFETのショットキ・ゲート電極としてAu/Ti/
WS 1X−N/GaAs構造を用いているため、Au
層16によりゲート抵抗が低減され、素子動作が高速に
なるという利点と、WSi、−N層14により高耐熱か
つ高信頼の素子が実現できるという利点とを兼ね備えて
いる。
を構成するGaAsMESFETの断面図である。第4
図において、11は半絶縁性GaAs基板、12はn−
GaAs活性層、13はn′″−G a A s 領域
、14はゲート電極筒1N(WSi、−N)、15はゲ
ート電極第2層(Ti)、16はゲート電極第3層(A
u)、17はソース電極、18はドレイン電極、19は
SiO□層である。本実施例においては、GaAsME
SFETのショットキ・ゲート電極としてAu/Ti/
WS 1X−N/GaAs構造を用いているため、Au
層16によりゲート抵抗が低減され、素子動作が高速に
なるという利点と、WSi、−N層14により高耐熱か
つ高信頼の素子が実現できるという利点とを兼ね備えて
いる。
第1の実施例に関してすでに説明したように、本構造の
ショットキ電極は、800℃、20分間の熱処理後も良
好な特性を保つ。このため、本実施例においては、3層
構造のゲート電極形成後に、それをマスクとしてn”−
GaAsj+]域13を形成するためのイオン注入を行
ない、800°c、 20分間の熱処理によって注入
イオンを活性化することができる。
ショットキ電極は、800℃、20分間の熱処理後も良
好な特性を保つ。このため、本実施例においては、3層
構造のゲート電極形成後に、それをマスクとしてn”−
GaAsj+]域13を形成するためのイオン注入を行
ない、800°c、 20分間の熱処理によって注入
イオンを活性化することができる。
上記本発明の第1.第2の実施例に示すように、従来不
可能であった800℃熱処理前のAu系電極の形成が可
能となり、従来に比べて工程の簡単なセルファライン・
プロセスを用いて、高性能なGaAsLSIが製作でき
るという利点がある。
可能であった800℃熱処理前のAu系電極の形成が可
能となり、従来に比べて工程の簡単なセルファライン・
プロセスを用いて、高性能なGaAsLSIが製作でき
るという利点がある。
また、本構造の半導体装置は、ゲート電極第1層(WS
i、−N)14がTi、AuおよびGa。
i、−N)14がTi、AuおよびGa。
As原子の拡散を阻止するため、これらの原子の拡散に
起因する故障が極めて起こりに<<、高い信頼性を有す
るという利点がある。
起因する故障が極めて起こりに<<、高い信頼性を有す
るという利点がある。
上記第2の実施例においては、Au系電極形成後の高温
熱処理が可能になるという利点について説明したが、そ
れ以外にも、たとえばAu系電極形成後のGaAs基板
表面露出部でのGaAs等の選択的エピタキシャル成長
が可能になるなど、プロセスの自由度が拡大することに
伴い、高性能デバイスの実現が容易になるという利点は
大きい。
熱処理が可能になるという利点について説明したが、そ
れ以外にも、たとえばAu系電極形成後のGaAs基板
表面露出部でのGaAs等の選択的エピタキシャル成長
が可能になるなど、プロセスの自由度が拡大することに
伴い、高性能デバイスの実現が容易になるという利点は
大きい。
第5図は、本発明の第3の実施例であるSiバイポーラ
LSIを構成するnpnl−ランジスタおよび配線の断
面図である。第5図において、21はオーミック・メタ
ル、22はWSix−N拡散バリア層、23は第1層配
線、24は層間絶縁膜、25は第2層配線、26は表面
保護膜、27はSiO□層、28はn”−3iエミツタ
領域、29はp”−3iヘース領域、30はp−3iベ
ース領域、31ばn−3iコレクタ領域、32はn゛−
3iコレクタ令頁域、33はp−3i基+反である。
LSIを構成するnpnl−ランジスタおよび配線の断
面図である。第5図において、21はオーミック・メタ
ル、22はWSix−N拡散バリア層、23は第1層配
線、24は層間絶縁膜、25は第2層配線、26は表面
保護膜、27はSiO□層、28はn”−3iエミツタ
領域、29はp”−3iヘース領域、30はp−3iベ
ース領域、31ばn−3iコレクタ領域、32はn゛−
3iコレクタ令頁域、33はp−3i基+反である。
オーミック・メタル21として金属シリサイド又はポリ
シリコンを用い、第1N配線23をA1/Tiの2層構
造とした場合、本実施例では拡散バリアとして従来のT
iN以上に原子の拡散を阻止する能力の高いWSiX−
N層22を用いているため、長期間にわたりn”−3i
エミツタ領域28へのA1の侵入が阻止される。従って
、本実施例により、特に接合深さの浅いエミッタ/ベー
ス接合においても、ANの侵入に起因する故障を防ぐこ
とができ、従来以上に信頼性の高い半導体装置が実現で
きるという利点がある。また、第2層配線25にA u
/ T i等のAu系メタルを用いた場合、本実施例
では拡散バリアとしてWSiX−N層22を用いている
ため、第1層配線23の材料と第2層配線25の材料の
間での原子の拡散に起因する配線抵抗の増大等の特性劣
化が生じないという利点がある。
シリコンを用い、第1N配線23をA1/Tiの2層構
造とした場合、本実施例では拡散バリアとして従来のT
iN以上に原子の拡散を阻止する能力の高いWSiX−
N層22を用いているため、長期間にわたりn”−3i
エミツタ領域28へのA1の侵入が阻止される。従って
、本実施例により、特に接合深さの浅いエミッタ/ベー
ス接合においても、ANの侵入に起因する故障を防ぐこ
とができ、従来以上に信頼性の高い半導体装置が実現で
きるという利点がある。また、第2層配線25にA u
/ T i等のAu系メタルを用いた場合、本実施例
では拡散バリアとしてWSiX−N層22を用いている
ため、第1層配線23の材料と第2層配線25の材料の
間での原子の拡散に起因する配線抵抗の増大等の特性劣
化が生じないという利点がある。
上記第3の実施例においては、SiバイポーラLSIの
場合について説明したが、本発明をMOSLS I・化
合物半導体へテロ接合デバイス等の他の半導体装置に応
用した場合も、同様に原子の拡散が阻止されるため、極
めて信頼性の高い半導体装置が実現できるという利点が
ある。
場合について説明したが、本発明をMOSLS I・化
合物半導体へテロ接合デバイス等の他の半導体装置に応
用した場合も、同様に原子の拡散が阻止されるため、極
めて信頼性の高い半導体装置が実現できるという利点が
ある。
以上説明したように本発明は、金属と金属の接合界面又
は金属と半導体の接合界面に窒素を添加した高融点金属
シリサイド層をはさんだ構造とすることにより、これら
の接合界面での原子の拡散が阻止されるため、従来不可
能であったAu系電極形成後の600°C以上の高温プ
ロセスが可能になり、容易に高性能の半導体装置が実現
できると同時に、従来以上に信頼性の高い半導体装置が
実現できるという利点がある。
は金属と半導体の接合界面に窒素を添加した高融点金属
シリサイド層をはさんだ構造とすることにより、これら
の接合界面での原子の拡散が阻止されるため、従来不可
能であったAu系電極形成後の600°C以上の高温プ
ロセスが可能になり、容易に高性能の半導体装置が実現
できると同時に、従来以上に信頼性の高い半導体装置が
実現できるという利点がある。
第1図は本発明の第1の実施例であるショットキ・ダイ
オードの接合部断面図、第2図は本発明の第1の実施例
であるショットキ・ダイオードの熱処理温度とショット
キ障壁高さの関係を示すグラフ、第3図は本発明の第1
の実施例であるショ、7トキ・ダイオードの熱処理温度
と理想因子の関係を示すグラフ、第4図は本発明の第2
の実施例であるGaAs LS Iを構成するGaAs
MESFETの断面図、第5図は本発明の第3の実施例
であるSiバイポーラLSIを構成するnpnトランジ
スタと配線の断面図である。 ■・・・・n形GaAs基板、2・・・・WSiX−N
層、3・・−−Ti層、4・−=Au層、5・・・・オ
ーミック電極。
オードの接合部断面図、第2図は本発明の第1の実施例
であるショットキ・ダイオードの熱処理温度とショット
キ障壁高さの関係を示すグラフ、第3図は本発明の第1
の実施例であるショ、7トキ・ダイオードの熱処理温度
と理想因子の関係を示すグラフ、第4図は本発明の第2
の実施例であるGaAs LS Iを構成するGaAs
MESFETの断面図、第5図は本発明の第3の実施例
であるSiバイポーラLSIを構成するnpnトランジ
スタと配線の断面図である。 ■・・・・n形GaAs基板、2・・・・WSiX−N
層、3・・−−Ti層、4・−=Au層、5・・・・オ
ーミック電極。
Claims (2)
- (1)半導体基板上に形成する半導体装置において、電
極・配線等の金属と金属の接合界面又は金属と半導体の
接合界面に窒素を添加した高融点金属シリサイド層をは
さんだ構造を有することを特徴とする半導体装置。 - (2)窒素を添加した高融点金属シリサイド層は、タン
グステン、タンタル、ニオブ、チタンの中から選んだ1
種類似上の金属元素を含むシリサイドに窒素を添加した
材料からなる層であることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4418486A JPS62203370A (ja) | 1986-03-03 | 1986-03-03 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4418486A JPS62203370A (ja) | 1986-03-03 | 1986-03-03 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62203370A true JPS62203370A (ja) | 1987-09-08 |
Family
ID=12684485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4418486A Pending JPS62203370A (ja) | 1986-03-03 | 1986-03-03 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62203370A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5719410A (en) * | 1993-12-28 | 1998-02-17 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device wiring or electrode |
US5903053A (en) * | 1994-02-21 | 1999-05-11 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device |
US5907188A (en) * | 1995-08-25 | 1999-05-25 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device with conductive oxidation preventing film and method for manufacturing the same |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS586125A (ja) * | 1981-07-02 | 1983-01-13 | Nec Corp | 半導体装置の製造方法 |
JPS58166770A (ja) * | 1982-03-26 | 1983-10-01 | Fujitsu Ltd | 半導体装置 |
JPS59108358A (ja) * | 1982-12-13 | 1984-06-22 | Fujitsu Ltd | 半導体装置 |
JPS60229377A (ja) * | 1984-04-27 | 1985-11-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置の製造方法 |
JPS6261345A (ja) * | 1985-09-11 | 1987-03-18 | Hitachi Ltd | 半導体装置の製造方法 |
-
1986
- 1986-03-03 JP JP4418486A patent/JPS62203370A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS586125A (ja) * | 1981-07-02 | 1983-01-13 | Nec Corp | 半導体装置の製造方法 |
JPS58166770A (ja) * | 1982-03-26 | 1983-10-01 | Fujitsu Ltd | 半導体装置 |
JPS59108358A (ja) * | 1982-12-13 | 1984-06-22 | Fujitsu Ltd | 半導体装置 |
JPS60229377A (ja) * | 1984-04-27 | 1985-11-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置の製造方法 |
JPS6261345A (ja) * | 1985-09-11 | 1987-03-18 | Hitachi Ltd | 半導体装置の製造方法 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5719410A (en) * | 1993-12-28 | 1998-02-17 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device wiring or electrode |
US5903053A (en) * | 1994-02-21 | 1999-05-11 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device |
US5907188A (en) * | 1995-08-25 | 1999-05-25 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device with conductive oxidation preventing film and method for manufacturing the same |
US6133150A (en) * | 1995-08-25 | 2000-10-17 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device and method for manufacturing the same |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4800177A (en) | Semiconductor device having multilayer silicide contact system and process of fabrication thereof | |
TWI705570B (zh) | 半導體裝置及其製造方法 | |
KR940022708A (ko) | 고집적 반도체 장치의 저저항 접촉구조 및 그의 형성방법 | |
JPH10303407A (ja) | 半導体装置 | |
JPH0864800A (ja) | 炭化珪素半導体素子 | |
JPH07131007A (ja) | 半導体装置 | |
JPS62203370A (ja) | 半導体装置 | |
JPH0257707B2 (ja) | ||
JP2003023099A (ja) | 電界効果トランジスタ | |
US4954871A (en) | Semiconductor device with composite electrode | |
JPS63136568A (ja) | 半導体装置 | |
JP2910839B2 (ja) | 半導体装置とその製造方法 | |
JPS62111466A (ja) | 半導体装置 | |
KR900004265B1 (ko) | 반도체장치 | |
JP2631369B2 (ja) | 半導体装置 | |
CN116157924A (zh) | 电力用半导体装置 | |
JPH061774B2 (ja) | 半導体装置 | |
JPH02192161A (ja) | 半導体集積回路装置 | |
JPH0346980B2 (ja) | ||
KR100451497B1 (ko) | 반도체장치의배선형성방법 | |
JPS6347962A (ja) | 半導体装置 | |
JPH03201558A (ja) | Bi―CMOS半導体装置 | |
JPS6289355A (ja) | 半導体装置 | |
JPH0554269B2 (ja) | ||
JP2777153B2 (ja) | 半導体装置およびその製造方法 |