JPS62203292A

JPS62203292A - 現金取引管理システム

Info

Publication number: JPS62203292A
Application number: JP61045623A
Authority: JP
Inventors: 藤森　良彦; 上阪　和男; 康人川本; 紺屋町　信男
Original assignee: Glory Ltd
Current assignee: Glory Ltd
Priority date: 1986-03-03
Filing date: 1986-03-03
Publication date: 1987-09-07
Anticipated expiration: 2009-10-19
Also published as: JPH0682413B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は銀行等の金融機関の特に窓口における札束・棒
金の精算処理方法に関する。

（従来技術）金融機関の窓口でテラー等が使用する硬貨自動入出金機
や紙幣自動入金機等の貨幣処理機は、硬貨や紙幣の入金
、出金、入出金等を行なうようになっている。そして、
この処理機に内蔵されている金種別もしくは一括の金庫
の貨幣は、１日の営業時間終了後に全てテラーにより取
り出され、または金庫ごと持ち出され、例えば出納係の
ところに運ばれる。そして、出納でこの貨幣を計数して
精算処理するようになっている。

又、テラーは手持ち現金として紙幣束（札束）や包装硬
貨（棒金）をいくらか持っており、テラーの机に入れて
おき、多量の出金取引時（紙幣の場合１００枚以上、硬
貨５０枚以上）の場合札束や棒金で、テラーズマシンに
手出し処理として支払数量を入力して客に払出していた
。そして、これらの札束や棒金についてもテラーの手持
ち残り分については精算して出納へ持って行くようにな
っている。

（発明が解決しようとする問題点）このようにテラーは窓口の貨幣処理機に収納されている
紙幣や硬貨とは別に手持管理している札束や棒金までも
出納へ持って行かねばならない。

その際、処理機に収納されている紙幣や硬貨は処理機自
身で枚数を管理しており問題はないがテラー自身が手持
管理している札束、棒金はいちいち金種別の数をテラー
自身が確認して出納まで持って行かねばならない。もし
誤って数えると、テラーズマシンでの手出処理のデータ
と営業開始時の元金データから手で数えた数値を差引い
た分と合致しなくなり、この不一致の確認に手間どると
いう問題があった。そこで札束・棒金についても確実に
テラーの手間をとらずに精算処理できるようにすること
が望まれていた。

（問題点を解決するための手段）上記の問題点を解決するために、本発明はテラーに対し
て払出された札束や棒金の数量を札束・棒金払出機に記
憶させ、テラーが客に対して行なった出金取引における
札束や棒金の支払数量をテラーズマシンに記憶させ、前
記札束・棒金払出機に記憶されている、テラーに対する
札束・棒金の払出数量を接続ラインを介して前記札束・
棒金払出機からテラーズマシンに入力し、この払出数量
から、テラーズマシンに記憶されている客に対する払出
数量を差引いて出力することを特徴とする。

（作　用）札束や棒金をテラーに払出ず札束・棒金払出機の払出デ
ータを接続ラインを介してテラーズマシンに送り、この
払出データからテラーズマシンで手出処理をした札束・
棒金の手出データを減算して出力することにｊ；り自動
的にテラーの手持管理分を精算処理する。

（実施例）第１図は本発明の実施に用い得るテラーズマシンと紙幣
自動入出金機と硬貨自動入出金機、札束・棒金払出機と
を組合わせて成るシステムを示したものである。図示の
例では４台のテラーズマシンＴＭＬＯ，ＴＭＲＯ，ＴＭ
Ｌｌ、ＴＭＲｌ　（そのうち、ＴＭＬＯは親機であり、
他のテラーズマシンＴＭＲＯ，ＴＭＬ１．ＴＭＲｌ・・
・を管理する）が設けられている。テラーズマシンＴＭ
ＬＯ，ＴＭＲＯ，およびＴＭＬＩ、ＴＭＲｌの間にはそ
れぞれ１台の硬貨自動入出金機ＣＲＰＯ，ＣＲＰ１と１
台の紙幣自動入出金機ＮＲＰＯ，ＮＲＰ１が配置され、
テラーズマシンＴＭＬＯ，ＴＭＲＯ。

ＴＭＬｌ、ＴＭＲｌに接続されている。テラーズマシン
ＴＭＬＯは更にテラーズマシンＴＭＲＯ以Ｉ外のテラー
ズマシンＴＭＬＩ、ＴＭＲＩにも接続され精算時に各テ
ラーズマシンＴＭＲＯ，ＴＭＬ１、ＴＭＲＩからの一日
の人出金取引データを各々入力してテラー毎に集計する
。

そして、テラーズマシンＴＭＬＯ，ＴＭＲＯに面して座
り、それぞれテラーズマシンＴＭＬＯ。

ＴＭＲＯを操作する２人のテラーにより、１台の紙幣自
動入出金１１ＮＲＰｏと硬貨自動入出金機ＣＲＰＯが共
用される。同様にＴＭＬｌ、ＴＭＲＩを操作する２人の
テラーにより、紙幣自動入出金機ＮＲＰ１、硬貨自動入
出金機ＣＰＰ１が共用される。また、図示の例では、全
てのテラーが共通に使用できるように１台の札束・棒金
払出！ｆｉｓＢＨが設けられ、テラーズマシンＴＭＬＯ
に接続されている。

テラーズマシンＴＭＬＯの内部構成は、第１図に示すよ
うになっている。同図で、テラーズマシンＴＭＬＯの全
体制御を行なうＣＰＵ（中央処理装置）１０１には、種
々のデータや案内等を表示する表示装置１０２と、演算
処理されたデータ等を伝票に印字出力するプリンタ１０
３と、ＣＰＵ１０１の制御プログラムを格納しているＲ
ＯＭ１０４とが接続される。また、ＣＰＵ１０１にはデ
ータや指令等を入力するためキーボード１０９と、−取
引の演算結果を一時的に記憶する一時記憶部１０６と、
−取引の終了毎に各取引結果を集計記憶する主記憶部１
０５とが接続されている。

キーボード１０９のキーには、当座、普通、定期等の取
引科目を指示入力する科目キー１１０と、現金、当店券
、他点券等の取引分類を指示入力するための取引分類キ
ー１２０と、紙幣や硬貨の金種（硬貨については、五百
円硬貨、百円硬貨、五十円硬貨、千円硬貨、万円硬貨、
−円硬貨）を指示入力する金種キー１３０と、入金を指
示する入金キー１４０と、取引の出金を指示する出金キ
ー１５０と、硬貨や紙幣の精算処理を行なう為の精算モ
ードを指定する精算キー１５５と、取引時のゼロブルー
フを行なう為の照合キー１６０と、取引装置の終了を指
示入力する為の完了キー１７０と、金額や数値等の数値
情報を入力するためのテンキー１８０と、貨幣の再鑑（
確認のための計数）を行なわせるための受取キー１９０
と、紙幣自動入出金機や硬貨自動入出金機の各入金した
計数貨幣の返却を指示するための返却キー１９５とを有
している。

一時記憶部１０６はテラーズマシン内での通常計算モー
ドで使用する通常計算エリア１０７と、出入金の照合を
行なうバッファエリア（照合バッファ）１０８とで構成
されている。主記憶部１０５はテラーズマシンＴＭＬＯ
における取引毎のバッファエリア１０８の記憶内容を順
次記憶する取引記憶メモリや、札束や棒金を手出しでテ
ラーから客に払出した数量を金種別に記憶する手出数量
メモリも有している。又、他のテラーズマシンＴＭＲＯ
，ＴＭＬＯ，ＴＭＬＩの１日の取引内容をテラー別に各
々入金取引、出金取引別に記憶すると共にテラー別の手
出数量も記憶する取引集計メモリや、硬貨自動入出金機
ＣＲＰＯ，ＣＲＰ１や紙幣自動入出金機ＮＲＰＯ，ＮＲ
Ｐ１の各々の金種別金庫に収納されている硬貨や紙幣の
収納枚数を記憶する収納メモリを有する。なお、他のテ
ラーズマシンＴＭＲＯ，ＴＭＬＯ，ＴＭＬｌは上記集計
メモリを有していない事以外は同様の構成でなされてい
る。

次に、精算処理方法の一例を具体的に説明する第２図は
貨幣処理機の基本動作のフローチャートである。装置が
稼動し、オペレータ（例えばテラー）によって取引モー
ドが指定され（ステップ６０１）、かつテラーにより入
金取引が指示されるど（ステップ６０２）入金処理がな
される（ステップ６０３）。入金取引が指示されないで
出金取引が指示されるとくステップ６０２．６０４）、
出金処哩が実行される（ステップ６０５）。テラーによ
って取引モードが指令されずに補充モードが指示される
と（ステップ６０１，６０６）補充処理がなされ（ステ
ップ６０７）、補充モードが指示されずに精算モードが
指示されたときくステップ６０６，６０８）は精算処理
が実行される（ステップ６０９）。精算モードが指示さ
れずに事故回収モードが指定されたとき（ステップ６０
８．６１０）は事故回収処理が実行される（ステップ６
１１）。これらのステップは各テラーズマシン毎に各々
行なわれる。

次にステップ６０９で示した精算処理をさらに詳細に説
明する。テラーズマシンＴＭＬＯ，ＴＭＬ１で各々精算
モードが指定されると、収納メモ’Ｊ　（７）内容が各
入出金１１ｃＲＰｏ、ＮＲＰＯ，ＣＲＰｉ、ＮＲＰｌあ
るいは各々対応するテラーズマシンのＴＭＬＯ，ＴＭＬ
ｌの表示装置にて表示される。そして、収納貨幣の取出
許可信号が出力され、これにより紙幣あるいは硬貨の取
り出しが可能となる。すなわち、装置の取出扉のロック
が解除される。

テラーは紙幣、硬貨を紙幣自動入出金機ＮＲＰＯ，ＮＲ
Ｐ１や硬貨入金入金ＩＣＲＰＯ，ＣＲＰ１にそれぞれ投
入して計数させる。そして、計数が終了すると、計数デ
ータが入出金機ＮＲＰＯ。

ＮＲＰｌ、ＣＲＰＯ，ＣＲＰｌから各々テラーズマシン
ＴＭＬＯ，ＴＭＬ１に入力され、精算メモリに記憶され
た後に照合キー１６０がオンになると、各入出金機ＮＲ
ＰＯ，ＮＲＰ１．ＣＲＰＯ。

ＣＲＰｌの収納メモリの内容と精算メモリの内容が一致
しているか否か判断される。

これらメモリの内容が一致しないときは、その旨の表示
を表示装置にて行ない、テラーズマシンＴＭＬＯ，ＴＭ
Ｌ１は入出金機ＮＲＰＯ，ＣＲＰＯ，ＮＲＰ１．ＣＲＰ
Ｉに返却指令を出力して貨幣はテラーに返される。メモ
リの内容が一致しているときは、テラーズマシンＴＭＬ
Ｏ，ＴＭＬ１から入出金機ＮＲＰＯ，ＣＲＰＯ，ＮＲＰ
１．ＣＲＰｌに収納指令が出力されて貨幣が入出金機の
各金庫に収納され、精算結果がプリンタにて印字出力さ
れて精算メモリの内容がクリアされる。その後、テラー
は各金庫を引き抜いて出納へ持って行く。

又、テラーズマシンＴＭＬＯはテラーズマシンＴＭＲＯ
，ＴＭＬ１　、ＴＭＲｌ　から各々ノ人出金取引時のデ
ータを入力してテラー別に精算データとして取引集泪メ
モリに記憶して集計し、更に各テラーズマシンの主メモ
リ内の手出し数聞メモリに記憶されている各取引時の札
束、棒金データも取引集計メモリに集計し、札束・棒金
払出１１ｓＢＨからのテラー別払出データと差引いてテ
ラーの手持ち分の札束・棒金データを算出する。そして
表示又は印字出力を行なう。

次に本発明に用いる札束・棒金払出機５Ｂ）ｌの一例を
第３図を用いて説明する。この札束・棒金払出機は、テ
ラーが顧客への貨幣支払いに使用する元金を所望金額分
係員専用カードを用いて引出すためのもので、銀行出納
元方業務（テラーへの始業時等の元金の手渡し、終業時
等の係員毎の締上げ金額の精算等の業務）の自動化、省
力化を図ることを意図するＩａ械である。

札束・棒金払出１１８　Ｂ　ｌ−（は、機体２０１の上
部に表示・操作部２０２が設けられ、この表示・操作部
２０２は、係員専用カードを挿入するカード挿入口２０
３、キー操作部２０４、表示部２０５、プリンタ部２０
６、内部の機構により投出された所望金額の元金を取出
す貨幣取出口２０７、この貨幣取出口２０７から取出す
貨幣を収納するカルトンが置かれるカルトン載置部２０
８を備えている。操作部２０４お」；び表示部２０５に
ついては後に更に詳しく説明する。

元金貨幣は、この札束・棒金払出機ＳＢＨにおいては棒
金（例えば同一金種硬貨５０枚を一単位として包装され
た硬貨）と、札束即ち紙幣束（例えば同一金種紙幣１０
０枚を一単位として帯封された紙幣）の形態をとり、棒
金については、６種類（５００円金種用、１００円金種
用、５０円合金−１１一種用、１００円金用、５円金種用、１円金種用の棒金、
各金種とも５０枚単位）の棒金投出が可能とされ、また
紙幣束については３種類（１万円金種用、５千円金種用
、千円金種用の各紙幣束、各金種とも１００枚単位）の
紙幣束の投出が可能とされる。

つぎに元金貨幣の収納部の構造例について説明する。

第３図において、機体２０１内に側板２０９゜２１０．
２１１が設けられ、側板２０９．２１０に紙幣束収納部
２１２が、側板２１０，２１１間に棒金収納部２１３が
左右に並設されている。

紙幣束収納部２１２は、１万円金種用紙幣東収納区画部
、５千円金種用紙幣東収納区画部、千円金種用紙幣束収
納区画部からなり、各区画部は側板２０９．２１０間に
対し挿脱し得るカセット〈図示せず）どされている。こ
れらのカセットは側板２０９，２１０間に前方へ向は下
り傾斜して設けられた棚板（図示せず）に装着される。

各カセットの前面には、各カセットに対応して紙幣束投
出手段２１５が設りられている。

各カセットは、各金種の紙幣束が立位姿勢で収納される
ものであり、また紙幣束は紙幣の長手方向中央位置にお
いて幅方向に帯封テープを数回巻付けて結束されたもの
である。

そしてカセットの底面および両側壁は、紙幣束群の下端
および両端部をガイドして、カセットの前端側へ誘導す
るようになっている。

つぎに前記紙幣束収納部２１２の側部に並設される側板
２１０，２１１間に形成される棒金収納部２１３の構成
について説明する。

側板２１０，２１１に多段のレール（図示せず）が前傾
状態に設【ノられ、これらレールにそって金種別棒金収
納区画部としての各金種用棒金カセットが各々設けられ
、これらは側板２１０，２１１間のレールへの装着位置
から引出し自在なカセット構造とされて持ち運びができ
るようになっている。

各カセットはすべて同一構造であり、カセットの先端に
は、棒金が転落しないように受部が形成され、この受部
間には後述する投出体２３５が通過し得る切欠が形成さ
れており、また受部の上部は開放された棒金送出口とさ
れている。

投出体２３５は、各カセットに対して共通に使用される
もので、昇降ユニット２３６内に設けられている。

この昇降ユニット２３６は、機体２０１の内部前面側で
上昇下降されるもので、その横幅は第３図に示すように
側板２０９，２１１間の幅寸法にはず等しくされ、各紙
幣束カセットの前面および各棒金カセットの前面を昇降
されるようになっている。

この昇降ユニット２３６には、側＆２０９゜２１０．２
１１に対応する幅位置に枠体２３７゜２３８．２３９が
設けられ、これらの枠体２３７゜２３８．２３９に固定
され枠体２３７．２３９で棒金および紙幣束を受収する
受収部２４０を形成するための受収部形成体２４１が設
【ノられている。

この枠体２３７．２３８間の受収部２４０部分は紙幣束
収納用として供され、枠体３８．３９間の受収部４０部
分は棒金収納用として供される。

昇降ユニット２３６は紙幣束を取出すべきカセットへの
対向位置および棒金を検出すべきカセットへの対向位置
で停止されるようになっている。

なお、昇降ユニット２３６は、例えば同種の棒金カセッ
トについても各々カセットに対応する位置で停止される
ようになっている。

投出体２３５は昇降ユニット２３６が投出予定のカセッ
トの棒金取出し位置まで上昇して停止されるとその停止
位置で投出したい棒金個数に対応して投出体２３５を回
転させ、１個の棒金がすくいとられてカセットから投出
され、受収部２４０へ収納されるようになる。

貨幣取出口２０７にはこれを開閉するだめのシャツタ板
２６７が設けられている。このシｔ？ツタ板２６７は、
図示しないガイド機構により水平面内で移動可能とされ
、このシャツタ板２６７の下面には突起部が形成されて
おり、この突起部と機体２０１との間には引張バネが張
装されている。

所望の金種紙幣束および棒金が順次受収部２４、０へ収
納され終ると、その位置から昇降ユニット２３６は取出
位置まで上昇する。

昇降ユニット２３６が取出位置まで上昇すると、次に、
シャッタ部のシャツタ板２６７を全開させる。そのため
係員は貨幣取出口２０７に位置される昇降ユニット２３
６の受収部２４０から棒金および紙幣束を取出す。この
受収部２４０内の棒金および紙幣束が取出されたことを
図示しないスイッチによって検知し、シャツタ板２６７
の全開と、昇降ユニット２３６の最下降位置への下降復
帰が行なわれ、元位置で停止される。

第４図は上記の貨幣投出管理機の表示部および操作部を
示したものである。

表示部２０５は１円棒金、５円棒金、１０円棒金、５０
円棒金、１００円棒金、５００円棒金、千円札束、五千
円札束、万円札束に対応して設けられそれぞれ１桁の数
字を表示し得る表示器（それぞれその上部に「１」、「
５」、「１０」、「５０」、ｒｌ　ＯＯＪ、ｒ５００ｊ
、「千」、「五千」、「万」と表記しである）から成り
、それぞれ棒金、札束の数を０〜９の範凹内Ｃ表示し得
るようになっている。また、表示部２０５は合計金額を
表示する場合にも用いられる。この場合は、右端から順
に１０　．１０　．１０２゜１０３・・・各桁を表わす
のに用いられる。また、入金時に２桁以上の数量を表示
する場合も右端から順に１０，１０１・・・の各桁を表
わすのに用いられる。

操作部２０４は次のようなキーおよびスイッチから成る
。

金種キーＤＮＭは金種例えば取出しを希望する金種を選
択する際押されるキーである。

テンキーＴＮＫはＯ〜９の表記を有するキーから成り、
数量例えば払出しを希望する棒金や札束の数を入力する
ためのキーである。

ＣＥという表記を有するクリアキーＣＥは、直前に入力
した１つの数量データをクリアするためのものである。

取消キーＣＮＣは一括して払出しを受けようとする貨幣
についての一連の入力をすべて取消すときに操作される
ものである。

キースイッチＤＬＳ（キーを挿入して回転操作するスイ
ッチ）は札束棒金支払出様ＳＢＨの操作モードを選択す
るもので、「切」、ｒＯＰＪ、「入金」、「精査」、「
出計」のいずれかを選択できるようになっている。

精査キーＴＴＬは１日の累計ないし合計を表示させたい
ときに押される。

オペ計キーＯＰＴはオペレータ即ち係員別のデータを印
字させたいときに押される。

在高キーＤＰＳは払出管理機内に在る貨幣の数量を印字
させたいときに押される。

完了キーＥＮＩは入力が完了したときに押される。

第５図は上記の貨幣払出管理機の制御系を示したもので
ある。

シャッタ部ＳＨＴはシャツタ板２６７、シャツタ板２６
７の駆動のためのモータ（図示せず）、シャツタ板２６
７の開閉状態を検知するリミットスイッチ（図示せず）
を含むものである。

昇降ユニット駆動部ＢＣＫは、モータ（図示せず）、ロ
ック片２４７を駆動するソレノイド（図示せず）、移動
センサ（図示せず）、昇降ユニット２３６が上限位置、
下限位置に達したときこれを検知するリミットスイッチ
（図示せず）を含む。

棒金投出部ＢＲＤは、投出体２３５．を駆動するモータ
（図示せず）、投出体２３５の動きを検知するセンサ（
図示せず）を含む。

札束投出体ＳＨＤは、モータ（図示けず）、ベルト（図
示せず）の動きを検知するセンサ（図示せず）を含む。

プリンタ一部２０６は管理機が管理しているデータをジ
ャーナル印字するだめのものである。

カードリーダＣＤＲは各テラーが行っているカードが挿
入されたとき係員番号を読取る。

表示部２０５および操作部２０４については既に説明し
た。

外部接続インターフェイスＩＦＣは、テラーズマシンＴ
ＭＬＯの外部装置との接続のために設りられたものであ
る。テラーズマシンＴＭＬＯに対して各テラーのカード
によって払出した札束と棒金の数を係員番号別に集削し
て出力する。

ＲＯＭ、ＲＡＭは記憶装置で、ＣＰＵはＲＯＭに記憶さ
れたプログラムに従って動作し、″１５機器の動作の制
御、ＲＡＭ内のデータ記憶の制御を行なう。ＲＡＭ内の
メモリエリアの一部は第６図に示すように係員別払出数
量を記憶するエリアとして用いられる。第６図では２人
のテラー（番号０５．０７）について、各金種毎の払出
量およびその日付が記憶された場合が示しである。

この記憶内容が先の精算処理時にテラーズマシン７ＭＬ
Ｏ１に出力される。

本発明は上記実施例にかぎらず種々の変形が可能である
。上記実施例はテラーズマシンが４台の場合であったが
、４台以上のテラーズマシンを用いた場合でもよく、逆
に１台のテラーズマシンを用いる場合でもよい。

〔発明の効果〕

以上の通り本発明によればテラー別に札束・棒金を払出
した数量が自動的に算出できるのでテラ一がいちいち手
持ち分の札束・棒金を数えなくてもすみ、数え間違いを
なくすることができる。又、テラーにより手出処即時、
札束や棒金は、バラの紙幣や硬貨の枚数を数える場合と
違って間違って払出す事はなく、自動的に算出すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施に用いるテラーズマシンシステム
の構成図、第２図は同システムの基本動作のフローチャ
ート、第３図は同システムの札束・棒金払出機の例を示
す一部切開斜視図、第４図は同札束棒金払出機の表示部
および操作部を示す図、第５図は同札束・棒金払出機の
制御系を示すブロック図、第６図は第４図のＲＡ　Ｍ内
のメモリエリアの一部を示した図である。ＴＭＬＯ，ＴＭＲＯ，ＴＭＬｌ、ＴＭＲｌ・・・テラー
ズマシン、ＣＲＰＯ，ＣＲＰＩ・・・硬貨自動入出金機
、ＮＲＰＯ，ＮＲＰｌ・・・紙幣自動入出金機ＳＢＨ・
・・札束・棒金支出機１０１・・・ＣＰＵ、１０２・・・表示装置、１０３・
・・プリンタ、１０４・・・ＲＯＭ、１０５・・・主記
憶部、１０６・・・一時記憶部、１０７・・・通常計算
エリア、１０８・・・バッファエリア、１０９・・・キ
ーボード、２０１・・・機体、２０２・・・表示・操作
部、２０３・・・カード挿入口、２０４・・・キー操作
部、２０５・・・表示部、２０６・・・プリンタ部、２
０７・・・貨幣取出口、２０８・・・カルトン載置部、
２０９・・・、２１０゜２１１・・・側板、２１２・・
・紙幣束収納部、２１３・・・棒金収納部、２１５・・
・紙幣束投出手段、２３５・・・投出体、２３６・・・
昇降ユニット、２３７，２３８゜２３９・・・枠体、２
４０・・・受取部、２６７・・・シャツタ板。

Claims

【特許請求の範囲】テラーに対して払出された札束や棒金の数量を札束・棒
金払出機に記憶させ、テラーが客に対して行なった出金取引における札束や棒
金の支払数量をテラーズマシンに記憶させ、前記札束・棒金払出機に記憶されている、テラーに対す
る札束・棒金の払出数量を接続ラインを介して前記札束
・棒金払出機からテラーズマシンに入力し、この払出数量から、テラーズマシンに記憶されている客
に対する払出数量を差引いて出力することを特徴とする
札束・棒金の精算処理方法。