JPS62202628A - デ−タ伝送システムに於けるバツクアツプ方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 複数台のターミナルコントローラと複数個の端末が同一
回線に接続されるデータ伝送システムに於いて、成るタ
ーミナルコントローラが非動作状態になった時、其のタ
ーミナルコントローラが制御していた端末群の制御情報
を、他の端末群を制御しているターミナルコントローラ
の制御下に一括移転することにより、非動作状態のター
ミナルコントローラ側の全端末を操作することなく制御
の移転を可能にした。

〔産業上の利用分野〕

本発明はデータ伝送システムに係り、特にターミナルコ
ントローラの障害時のバックアップ方式％式％ 〔従来の技術〕 第５図、第６図は夫々従来のバックアップ方式の一例を
示す図である。

図中、１、及び２は夫々ターミナルコントローラ、３は
切替スイッチ、１０ａ　、ｌＯｗ　、１０ｃ　−１０゜
、１０１．１０Ｆは夫々端末である。尚以下全図を通じ
同一記号は同一対象物を表す。

従来銀行等のオンライン事務システムに於いて複数台の
端末をターミナルコントローラ（以下ターミナルコント
ローラをＴＣと云う）に接続する場合、ＴＣの障害によ
り事務が停滞するのを防ぐため、同一仕様のＴＣを２台
設け、其め−っが障害となった時他の一つをバックアッ
プとして使用する方式を採っているのが普通である。

第５図は回線切替方式の一例を示す。

此の場合ＴＣＩ側の線路には端末１０ａ〜１０ｃを接続
し、ＴＣ２側の線路には端末１０ｏ　＝ｌＯｒを接続し
、ＴＣＩ側の線路に切替スイッチ３を設け、ＴＣＩが障
害となった時はオペレータが切替スイッチ３を操作して
端末１０Ａ〜１ｏｃをＴＣ２側の線路に接続する方法で
ある。

第６図は通信相手の変更を行う一例を示す。

此はＬＡＮシステムを採る場合に採られる方式であり、
共通の線路にＴＣＩ、ＴＣ２、及び総ての端末１０Ａ〜
１０．が接続される。

常時端末１０Ａ〜１０ｃはＴＣＩとの間にパスを作って
通信し、端末１０．〜ＩＯＦはＴＣ２との間にパスを作
って通信している。

若しＴＣｌが障害となった時には其の配下の端末１０．
〜１０ｃは機能出来なくなるので、オペレータが端末１
０Ａを操作して端末１０．〜ＴＣ２間に新しくパスを開
設し、次に端末１０３、次に端末１０ｃを同様に操作し
て夫々ＴＣ２間に新しくパスを開設して通信相手の切替
えを行う。

従ってＴＣＩの障害時には全端末がＴＣ２との間にパス
を作って動作する方式を採っている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

然しなから上記従来方式の説明から明らかな様に成る一
つのＴＣが故障した場合、オペレータは故障したＴＣ傘
下の各端末を夫々操作してバックアップすべきＴＣと接
続しなければならないと云う欠点があった。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理図である。

ＴＣｌは回線りによって端末１０ａ　、Ｉｏｎ　、１０
ｃ・・から構成された第１の端末群１００に接続され、
端末群１００対１０００で端末群１００内の各端末を制
御する。

ＴＣ２は回線りによって端末１０Ｄ１１０Ｅ、１０Ｆ・
・から構成された第２の端末群２００に接続され、端末
群２００対２０００で端末群２００内の各端末を制御す
る。

各ＴＣＩ、２による制御は、各のＴＣ内、或いは各端末
内に配置される制御情報１ａ、２ａを使用して行われる
。

仮にＴＣＩが障害等により非動作状態になると移転指示
手段２０ａが人手、自動的の何れかにより作動する。此
の移転指示手段２０ａは各端末１０Ａ、ｌＯＢ、１０ｃ
　　・・に設けられても良く、ＴＣｌ、又は２に設けら
れても良い。或いは此れ等装置と全く別個に設けられて
も良い。

移転指示手段２０ａの指示により移転手段２０ｂが動作
し、上記制御情報１ａ、２ａをＴＣ２の制御配下に移転
する。移転手段２０ｂは各ＴＣ或いは端末に独立に設け
られても良いし、分散配置されても良い。

更に全制御情報は個々の端末に設けられても良いし、同
一のＴＣの外部記憶装置に設けられていて、移転手段２
０ｂが作動する迄は他の対の制御情報は移転しないよう
にしても良い。

何れにせよ制御情報の移転後は移転先のＴＣの制御下に
於いて使用され、此のＴＣにより全端末は制御される。

〔作用〕

本発明に依るとバックアップすべきターミナルコントロ
ーラに於いて操作を行うことにより、又は端末側の警報
信号により自動的に新しいターミナルコントローラに切
替わり、効率的なバックアップが可能となると云う効果
が生まれる。

〔実施例〕

第２図（ａｌは本発明に依るバックアップ方式の一実施
例を示す図である。

第２図（ｂ）は本発明に依るバックアップ方式の動作説
明図である。

図中、４はＴＣの処理部、５はＴＣのキーボード、２０
はバックアップを指示する手段、２１はメモリである。

第２図（ａ）に示す様に本発明のＴＣＩ及びＴＣ２には
夫々メモリ２１を設け、其のキーボード５にバックアッ
プを指示する手段２０を付加する。

本発明に依るとシステムをセットする時、予め通常の通
信相手と、其の通信相手がダウンした場合の通信相手を
決定して置く。即ち、電源投入時又はリセ・ノド時、各
端末は其の伝送制御プログラムが動作して以下の動作を
行う。

尚通常時、端末１０Ａ、　１０．．１０．はＴＣＩと、
端末１０ｏ　１１０Ｅ　、ＩＯＦはＴＣ２との間で夫々
パスを接続して動作するものとする。

■端末１０ａ−１０ｃは夫々従来方式と同じく先づＴＣ
ｌとの間にパスを開設する。

■次に端末１０Ａ〜１０ｃは夫々ＴＣ２との間にパスを
開設し、自アドレスをＴｅ３に通知する。

■ＴＣ２は端末１０Ａ〜１０ｃのアドレスをメモリ２１
に格納する。

■メモリ２１に格納後、端末１０Ａ〜１０ｃは夫々直ち
にＴｅ３とのパスを切断する。

同様に端末１０ゎ、１０ｔ　１１０Ｆは先づＴｅ３との
間にパスを開設し、次にＴＣＩとの間にパスを開設し、
開設後直ちにＴＣＩとのパスを切断し、ＴＣｌはバック
アップすべき端末１０ｏ−ｔｏ、のアドレスをメモリ２
１に格納する。

此の様に動作を行、た後正常運転に入る。

■此の状態に於いて、例えばＴＣＩに障害が起きて警報
が発信されると、オペレータはＴｅ３内に設けられたバ
ックアップを指示する手段（例えばキーボード５に実装
されたキー）を操作する。

■此の操作によりＴＣＺ内の伝送制御プログラムが動作
し、メモリ２１に格納されている端末ＬＯＡ〜１０ｃに
対しパスを接続する。

此の様にしてＴｅ３がＴＣＩのバックアップを行うこと
が可能となる。

尚ＴＣ２に障害が起きて警報が発信された場合にも同様
にＴＣｌ内に設けられたバックアップを指示する手段を
操作することによりＴｅ３のバックアップを行うことが
出来る。

此の様にオペレータが動作中のターミナルコントローラ
を操作することにより一斉に切替えを行うことが可能と
なる。

第３図（ａｌは本発明に依る別のバックアップ方式の一
実施例を示す図である。

第３図（ｂ）は本発明に依る別のバックアップ方式の動
作説明図である。

図中、２２は切替え指示を発信する手段である。

尚通常時、端末ｔｏＡ、　１０ｍ　、１０ｃはＴＣＩと
、端末１０．．１０ｇ　、　１０ｒはＴｅ３との間で夫
々パスを接続して動作するものとする。

本発明に依ると例えばＴＣＩに障害が発生してＴＣＩと
端末１０Ａ〜１０ｃとのパスが切れた場合、オペレータ
は動作中のＴｅ３に付加した切替え指示を発信する手段
２２（例えばキーボード５に実装されたキー）を操作し
、Ｔｅ３のネットワーク管理プログラムを使用して全端
末１０ａ〜ＩＯＦの各ネットワーク管理プログラムに対
しバックアップすべきＴＣ名（此の場合はＴｅ３）を付
して切替え（バックアップ）指示を同報形式で発信しく
第２図（ｂｌに点線で示す）、此の同報形式の切替え指
示を全端末１０ａ〜１０ｙが受信する。

尚此の場合に於ける通信方式はパスを使用する個別通信
形式ではない。

Ｔｅ３との間にパスが既に設定されている端末１０ｏ　
１．１０ｔ　、１０Ｆは此の切替え指示を無視し、今注
通りＴｅ３との通信を行う態勢を維持する。

一方端末１０ａ〜１０Ｃは此の切替え指示に基づき夫々
前述した伝送制御プログラムを動作させてＴｅ３との間
に新しくパスを開設する。

此の結果、総ての端末１０Ａ〜ＩＯＦがＴｅ３との間に
パスを設定出来、ＴＣＩのバックアップが可能となる。

尚ＴＣ２に障害が発生した場合にはＴＣＩに付加した切
替え指示を発信する手段２２を操作して同様な動作を行
わせてバックアップを行う。

第４図（ａ）は本発明に依る別のバックアップ方式の一
実施例を示す図である。

第４図（ｂ）は本発明に依る別のバックアップ方式の動
作説明図である。

図中、６は端末の処理部、２３はバックアップ要求手段
、ＬＵ、ＬＵ、は夫々論理ユニットである。

尚通常時、端末ｔｅａ　、　１０ｗ　、ｔｉｃはＴＣＩ
と、端末１０ｏ　、ＩＯＥ　、ＩＯＦはＴｅ３との間で
夫々パスを接続して動作するものとする。

従来方式では各端末１０ａ〜１０．が其のアプリケーシ
ョンプログラムを実行する場合、ＴＣＩとの間にＬＵ−
ＬＵセツションを張った上で通信を行い、端末１０゜〜
ＩＯＦの場合にはＴｅ３との間にＬＵ−ＬＵセッシジン
を張った上で通信を行う。

本発明に依ると其のアプリケーションプログラムを実行
する場合、通常の論理ユニッ）ＬＵの他にバックアップ
用の論理ユニットｔ、ｕｓを持つ様にする。

即ち、第４図＋ａｌに示す様に、端末１０ａ〜１０．が
其のアプリケーションプログラムを実行する場合にはＴ
ＣＩとの間にＬＵ−ＬＵセツションを張るだけでなく、
パックアンプ用のＴＣ２との間に論理ユニットＬＵｌｌ
によりＬＵ−ＬＵセツションを張る。従って端末１０Ａ
〜ＩＯＣは所属するＴＣＩとバックアップ用のＴＣ２と
の両方のＴＣとの間にＬＵ−ＬＵセツションを持つが、
正常動作時にはＴＣＩとの間に張られたＬＵ−ＬＵセツ
ションを使用して通信を行い、ＴＣ２との間に張られた
ＬＵ−ＬＵセツションは使用しない。

尚端末１０Ｉ、〜ＩＯＦも同様に所属するＴＣ２とバッ
クアップ用のＴＣＩとの間にＬＵ−ＬＵセツションを持
つが、正常動作時にはＴＣ２との間で通信を行い、ＴＣ
Ｉとの間では通信を行わない。

尚第４図（ａｌに於いては端末１０Ａのみ其の内部構成
を示しているが、他の端末１０８〜ＩＯＦも同様である
が、簡単の為省略した。

以下第４図（ｂｌに従って本発明に依るバックアップ方
式を説明する。

■今仮にＴＣＩに障害が発生した場合には、端末１０Ａ
〜１０ｃとＴＣＩとの間の通信は不可能となり、警報信
号を発生する。

■端末１０Ａ−１０Ｃ側のアプリケーションプログラム
は此の警報信号を受けると処理部６はバソクア・７ブを
要求する手段２３を駆動し、バックアップを要求する手
段２３は既に張られている論理ユニッ）ＬＵ、によるＬ
Ｕ−ＬＵセツションを使用し、ＴＣ２に対してバックア
ップを要求する。

■ＴＣ２は此のバックアップ要求を受信し、同じ論理ユ
ニットＬＵ、によるＬＵ−ＬＵセツションを使用して許
可信号を返す。

■許可信号を受信したバックアップを要求する手段２３
は論理ユニットＬＵ、によるＬＵ−ＬＵセツションを使
用して前記アプリケーションプログラムを再開させる。

尚ＴＣ２に障害が発生した場合にはＴＣＺ側の端末に付
加したバックアップを要求する手段２３が自動的に動作
して同様な動作を行い、バックアップが行われる。

〔発明の効果〕

以上詳細に説明した様に本発明によれば、ダウンしたタ
ーミナルコントローラ傘下の端末を一斉に又自動的に他
の動作中ターミナルコントローラに切替えられると云う
大きい効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理図である。 第２図（ａｌは本発明に依るバックアップ方式の一実施
例を示す図である。 第２図（ｂｌは本発明に依るバックアップ方式の動作説
明図である。 第３図（ａ）は本発明に依る別のバックアップ方式の一
実施例を示す図である。 第３図（ｂｌは本発明に依る別のバックアップ方式の動
作説明図である。 第４図（ａｌは本発明に依る別のバックアップ方式の一
実施例を示す図である。 第４図（ｂｌは本発明に依る別のバックアップ方式の動
作説明図である。 第５図、第６図は夫々従来のバックアップ方式の一例を
示す図である。 図中、■、及び２は夫々ターミナルコントローラ、３は
切替スイッチ、４はＴＣの処理部、５はＴＣのキーボー
ド、６は端末の処理部、ｌｏａ〜１０ｒは夫々端末、２
０はバックアップを指示する手段、２１はメモリ、２２
は切替え指示を発信する手段、２３はバックアップ要求
手段、ＬＵ、ＬＵＩは夫々論理ユニットである。 η（光朗の、根部［口 千　１ｆｌｌ 牛２圃（ａ） イト勇トνｌｉ［−Ｊろ）＼゛ソフン′ツブ方戸；の申
刀仔款朗図千２０（１，、） ｌネブしＰ月／Ｊる芳かバッフ７ツフ賢か℃め−１珀ｉ
醋乞ジυ茅３図（（１） 刀（引５日Ｆ１（二Ｊ６第′Ｊのバッフ７ツフきゲダ（
〆Ｉ靴０４ｒ表亡１肇３図　（１）） 小壜ミリｌｉｔ：ＪＢ芳′Ｊ１７１バツ２アソブガ或゛
の一笑力≧ｐ勺子４　図　（４） ４（項≦朗（＝ｊＢθＪのバッファラフ方デ（め中Ｖイ
↑誂肋図千４図（ｂ）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、データを授受する第１、第２の端末群（１００、２
   ００）と、 第１の端末群（１００）を制御してデータを授受する第
   １のターミナルコントローラ（１）と、 第２の端末群（２００）を制御してデータを授受する第
   ２のターミナルコントローラ（２）と、 第１、第２の端末群（１００、２００）及び第１、第２
   のターミナルコントローラ（１、２）に接続され、デー
   タが伝送される回線（Ｌ）とを備え、 同一回線（Ｌ）を使用して端末とターミナルコントロー
   ラとの各対（１０００、２０００）でデータ伝送を行う
   データ伝送システムに於いて、 少なくとも一方のターミナルコントローラ（２）の制御
   の下に、他方のターミナルコントローラ（１）により制
   御される端末群の制御情報（１ａ）を移転する手段（２
   ０ｂ）と、 移動を指示すべく移転手段（２０ｂ）を起動する移転指
   示手段（２０ａ）を設け、 他方のターミナルコントローラ（１）が非動作状態にあ
   る時、該移転指示手段（２０ａ）の指示に基づき該移転
   手段（２０ｂ）は該他方のターミナルコントローラ（１
   ）が制御する他方の端末群の制御情報を一括して該一方
   のターミナルコントローラ（２）に移転し、該一方のタ
   ーミナルコントローラ（２）で該他方の端末群を制御す
   ることを特徴とするデータ伝送システムに於けるバック
   アップ方式。 ２、該各ターミナルコントローラ（１、２）に移転指示
   手段（２０）を設け、 該各端末は所属するターミナルコントローラがダウンし
   た場合、 該移転指示手段（２０）によりバックアップすべきター
   ミナルコントローラとの間に一時的にパスを設定して自
   アドレスを通知し、 該バックアップすべきターミナルコントローラの前記ア
   ドレスをメモリ（２１）に格納し、 オペレータが該バックアップすべきターミナルコントロ
   ーラの該移転指示手段（２０）を操作することにより、 前記アドレスの端末との間に通信パスを開設することを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載のデータ伝送シス
   テムに於けるバックアップ方式。 ３、該各ターミナルコントローラ（１、２）に移転指示
   手段（２２）を設け、 オペレータが一つのターミナルコントローラの該移転指
   示手段（２２）を動作させることにより該全端末の各ネ
   ットワーク管理プログラムに対しバックアップすべきタ
   ーミナルコントローラ名を付して移転指示を同報形式で
   発信し、 前記指示を受信した該各端末が伝送制御プログラムを動
   作させて該バックアップすべきターミナルコントローラ
   との間に新しくパスを開設することを特徴とする特許請
   求の範囲第１項記載のデータ伝送システムに於けるバッ
   クアップ方式。 ４、該各端末に移転指示手段（２３）を設け、システム
   の開設時、各端末は所属するターミナルコントローラと
   の間に論理ユニットのパスを設定し、該移転指示手段（
   ２３）は所属するターミナルコントローラがダウンした
   場合バックアップすべきターミナルコントローラとの間
   に別の論理ユニット（ＬＵ＿Ｂ）のパスを設定して未使
   用状態にして置き、 該各端末は所属するターミナルコントローラがダウンし
   た時、該移転指示手段（２３）により前記論理ユニット
   （ＬＵ＿Ｂ）のパスを使用してバックアップすべきター
   ミナルコントローラに対しバックアップを要求し、 前記論理ユニット（ＬＵ＿Ｂ）のパスを使用して許可信
   号を受信した後前記論理ユニット（ＬＵ＿Ｂ）のパスを
   使用して該バックアップすべきターミナルコントローラ
   と通信を行うことを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載のデータ伝送システムに於けるバックアップ方式。