JP2002101433A - ファイル更新時データ引き継ぎ方法 - Google Patents
ファイル更新時データ引き継ぎ方法Info
- Publication number
- JP2002101433A JP2002101433A JP2000286260A JP2000286260A JP2002101433A JP 2002101433 A JP2002101433 A JP 2002101433A JP 2000286260 A JP2000286260 A JP 2000286260A JP 2000286260 A JP2000286260 A JP 2000286260A JP 2002101433 A JP2002101433 A JP 2002101433A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- switch
- exchange
- file
- standby
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Hardware Redundancy (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 サービスを停止することなく、データ引き継
ぎを実行可能なファイル更新時データ引き継ぎ方法を提
供する。 【解決手段】 保守端末5からアクト運転中の交換機1
にファイル更新起動を行うと、交換機1はスタンバイ運
転中の交換機2に対して切離し指示を通知する。交換機
2は切離し指示を受信すると、OUS状態に遷移し、新
ファイルのロードを開始する。交換機2はロードが完了
すると、新ファイルロード完了通知を送る。交換機1は
新ファイルロード完了通知を受信すると、引き継ぎ対象
となるデータの更新を規制状態とし、当該データを交換
機2に転送する。交換機2は当該データを受取ると、そ
のデータを新ファイルに順次書込み、データの再構築を
行う。交換機2はデータの再構築が完了すると、系構成
指示を通知し、アクト運転中状態に遷移し、サービスの
提供を開始する。交換機1はOUS状態に遷移する。
ぎを実行可能なファイル更新時データ引き継ぎ方法を提
供する。 【解決手段】 保守端末5からアクト運転中の交換機1
にファイル更新起動を行うと、交換機1はスタンバイ運
転中の交換機2に対して切離し指示を通知する。交換機
2は切離し指示を受信すると、OUS状態に遷移し、新
ファイルのロードを開始する。交換機2はロードが完了
すると、新ファイルロード完了通知を送る。交換機1は
新ファイルロード完了通知を受信すると、引き継ぎ対象
となるデータの更新を規制状態とし、当該データを交換
機2に転送する。交換機2は当該データを受取ると、そ
のデータを新ファイルに順次書込み、データの再構築を
行う。交換機2はデータの再構築が完了すると、系構成
指示を通知し、アクト運転中状態に遷移し、サービスの
提供を開始する。交換機1はOUS状態に遷移する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファイル更新時デー
タ引き継ぎ方法に関し、特に二重化された交換システム
におけるファイル更新時のデータ引き継ぎ方法に関す
る。
タ引き継ぎ方法に関し、特に二重化された交換システム
におけるファイル更新時のデータ引き継ぎ方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電子交換システムにおいては、交
換機ソフトウェアの機能追加等によって、交換機ソフト
ウェアの旧バージョンから新バージョンに入替える処理
が行われているが、その際、旧ファイル側のデータ(例
えば、現在接続中の呼情報等)を新ファイル側に移し替
えるデータ引継ぎが必要となる。
換機ソフトウェアの機能追加等によって、交換機ソフト
ウェアの旧バージョンから新バージョンに入替える処理
が行われているが、その際、旧ファイル側のデータ(例
えば、現在接続中の呼情報等)を新ファイル側に移し替
えるデータ引継ぎが必要となる。
【0003】このようなファイル更新時のデータ引継ぎ
としては、旧ファイル側と新ファイル側との間で2回の
ファイル更新を必要とすることなく、新ファイル側のみ
の1回のファイル更新によってデータ引継ぎを行えるよ
うにすることが望ましい。
としては、旧ファイル側と新ファイル側との間で2回の
ファイル更新を必要とすることなく、新ファイル側のみ
の1回のファイル更新によってデータ引継ぎを行えるよ
うにすることが望ましい。
【0004】特開平10−248076号公報には、1
回のファイル更新によってデータ引継ぎを行う方法が開
示されており、この公報記載の方法では旧ファイルから
データを引く継ぐ場合に、新ファイル側にてサービスを
停止した状態で「新旧データ対応表」を作成し、データ
変換を行っている。
回のファイル更新によってデータ引継ぎを行う方法が開
示されており、この公報記載の方法では旧ファイルから
データを引く継ぐ場合に、新ファイル側にてサービスを
停止した状態で「新旧データ対応表」を作成し、データ
変換を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデータ
引き継ぎ方法では、1回のファイル更新によってデータ
引継ぎを行うために、新ファイル側にて「新旧データ対
応表」を作成しているが、「新旧データ対応表」を作成
している間、交換システムとしてのサービスを提供する
ことができない。
引き継ぎ方法では、1回のファイル更新によってデータ
引継ぎを行うために、新ファイル側にて「新旧データ対
応表」を作成しているが、「新旧データ対応表」を作成
している間、交換システムとしてのサービスを提供する
ことができない。
【0006】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、サービスを停止することなく、データ引き継ぎを
実行することができるファイル更新時データ引き継ぎ方
法を提供することにある。
消し、サービスを停止することなく、データ引き継ぎを
実行することができるファイル更新時データ引き継ぎ方
法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるファイル更
新時データ引き継ぎ方法は、現用系交換機と予備系交換
機とを各々独立に動作可能に二重化された交換システム
のファイル更新時データ引き継ぎ方法であって、前記現
用系交換機と前記予備系交換機との間で引き継ぐべきデ
ータを固定長ブロックの集合として管理し、前記予備系
交換機においてロードする新ファイルの中に前記データ
用のブロック管理情報を持ち、ファイル更新時に前記現
用系交換機と前記予備系交換機とをそれぞれ独立に動作
させて前記予備系交換機をOUS(out of se
rvice)状態に遷移させる工程と、前記OUS状態
への遷移後に前記新ファイルをロードする工程と、前記
現用系交換機から前記引き継ぐべきデータをブロック単
位に前記予備系交換機に転送する工程と、前記予備系交
換機が前記新ファイルの中に設定されたブロック管理情
報に基づいて前記現用系交換機から送られてきたデータ
を前記予備系交換機のデータブロックに書込む工程と、
前記引き継ぐべきデータの再構築後に前記予備系交換機
をアクト状態とする工程とを備えている。
新時データ引き継ぎ方法は、現用系交換機と予備系交換
機とを各々独立に動作可能に二重化された交換システム
のファイル更新時データ引き継ぎ方法であって、前記現
用系交換機と前記予備系交換機との間で引き継ぐべきデ
ータを固定長ブロックの集合として管理し、前記予備系
交換機においてロードする新ファイルの中に前記データ
用のブロック管理情報を持ち、ファイル更新時に前記現
用系交換機と前記予備系交換機とをそれぞれ独立に動作
させて前記予備系交換機をOUS(out of se
rvice)状態に遷移させる工程と、前記OUS状態
への遷移後に前記新ファイルをロードする工程と、前記
現用系交換機から前記引き継ぐべきデータをブロック単
位に前記予備系交換機に転送する工程と、前記予備系交
換機が前記新ファイルの中に設定されたブロック管理情
報に基づいて前記現用系交換機から送られてきたデータ
を前記予備系交換機のデータブロックに書込む工程と、
前記引き継ぐべきデータの再構築後に前記予備系交換機
をアクト状態とする工程とを備えている。
【0008】すなわち、本発明のファイル更新時データ
引き継ぎ方法は、現用(ACT)系交換機と予備(SB
Y)系交換機とを独立に動作させることができる二重化
された電子交換システムにおいて、引き継ぎデータを固
定長ブロックの集合として管理し、新ファイルの中に引
き継ぎデータ用のブロック管理情報を有し、ファイル更
新時に現用系交換機と予備系交換機とを独立に動作さ
せ、予備系交換機をOUS(out of servi
ce)状態に遷移させた後に新ファイルをロードし、現
用系交換機の引き継ぎデータをブロック単位に予備系交
換機に転送し、予備系交換機が新ファイルの中に設定さ
れたブロック管理情報に基づき、現用系交換機から送ら
れてきた引き継ぎデータを予備系交換機のデータブロッ
クに書込み、引き継ぎデータ再構築後に予備系交換機が
アクト(ACT)状態となり、サービスを停止すること
なくデータ引き継ぎを実施することを特徴としている。
引き継ぎ方法は、現用(ACT)系交換機と予備(SB
Y)系交換機とを独立に動作させることができる二重化
された電子交換システムにおいて、引き継ぎデータを固
定長ブロックの集合として管理し、新ファイルの中に引
き継ぎデータ用のブロック管理情報を有し、ファイル更
新時に現用系交換機と予備系交換機とを独立に動作さ
せ、予備系交換機をOUS(out of servi
ce)状態に遷移させた後に新ファイルをロードし、現
用系交換機の引き継ぎデータをブロック単位に予備系交
換機に転送し、予備系交換機が新ファイルの中に設定さ
れたブロック管理情報に基づき、現用系交換機から送ら
れてきた引き継ぎデータを予備系交換機のデータブロッ
クに書込み、引き継ぎデータ再構築後に予備系交換機が
アクト(ACT)状態となり、サービスを停止すること
なくデータ引き継ぎを実施することを特徴としている。
【0009】上記のように、旧ファイル側でサービスを
継続している間に、新ファイル側にて旧ファイルのデー
タ変換を行った後に、新ファイル側に切替えることで、
サービスを停止することなく、データ引き継ぎを実行す
ることが可能となる。
継続している間に、新ファイル側にて旧ファイルのデー
タ変換を行った後に、新ファイル側に切替えることで、
サービスを停止することなく、データ引き継ぎを実行す
ることが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によ
る電子交換システムの構成を示すブロック図である。図
1において、本発明の一実施例による電子交換システム
は旧ファイルがロードされた交換機[アクト(ACT)
側の交換機]1と、新ファイルをロードする交換機[ス
タンバイ(SBY)側の交換機]2と、通信網4と通信
回線104で接続される通信装置3と、保守端末5と、
交換機1,2を相互に接続する交換機間バス(BUS)
101と、交換機1と通信装置3とを接続する旧ファイ
ル側バス102と、交換機2と通信装置3とを接続する
新ファイル側バス103と、通信網4とから構成されて
いる。
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によ
る電子交換システムの構成を示すブロック図である。図
1において、本発明の一実施例による電子交換システム
は旧ファイルがロードされた交換機[アクト(ACT)
側の交換機]1と、新ファイルをロードする交換機[ス
タンバイ(SBY)側の交換機]2と、通信網4と通信
回線104で接続される通信装置3と、保守端末5と、
交換機1,2を相互に接続する交換機間バス(BUS)
101と、交換機1と通信装置3とを接続する旧ファイ
ル側バス102と、交換機2と通信装置3とを接続する
新ファイル側バス103と、通信網4とから構成されて
いる。
【0011】交換機1は旧ファイル側バス102を経由
して通信装置3を制御することで通信網4に対するサー
ビスを提供し、保守端末5は保守端末回線105を経由
して交換機1を制御し、ファイル更新後に保守端末回線
106を経由して交換機2を制御する。
して通信装置3を制御することで通信網4に対するサー
ビスを提供し、保守端末5は保守端末回線105を経由
して交換機1を制御し、ファイル更新後に保守端末回線
106を経由して交換機2を制御する。
【0012】図2は本発明の一実施例による電子交換シ
ステムの動作を示すシーケンスチャートである。これら
図1及び図2を参照して本発明の一実施例による電子交
換システムのファイル更新時データ引き継ぎ処理につい
て説明する。
ステムの動作を示すシーケンスチャートである。これら
図1及び図2を参照して本発明の一実施例による電子交
換システムのファイル更新時データ引き継ぎ処理につい
て説明する。
【0013】交換機1は旧ファイルがロードされた状態
でアクト運転として通信網4に対するサービスを提供し
ており、交換機2は旧ファイルがロードされた状態でス
タンバイ運転としてホットスタンバイ状態にある。この
状態において、保守端末5からアクト運転中の交換機1
に対してファイル更新起動を行った場合、アクト運転中
の交換機1はスタンバイ運転中の交換機2に対して切離
し指示を交換機間バス101を経由して通知する。
でアクト運転として通信網4に対するサービスを提供し
ており、交換機2は旧ファイルがロードされた状態でス
タンバイ運転としてホットスタンバイ状態にある。この
状態において、保守端末5からアクト運転中の交換機1
に対してファイル更新起動を行った場合、アクト運転中
の交換機1はスタンバイ運転中の交換機2に対して切離
し指示を交換機間バス101を経由して通知する。
【0014】アクト運転中の交換機1から切離し指示を
受信したスタンバイ運転中の交換機2は運転状態をOU
S(out of service)とし、新ファイル
のロードを開始する。OUS状態中の交換機2は新ファ
イルのロードが完了すると、アクト運転中の交換機1に
対して新ファイルロード完了通知を送る。
受信したスタンバイ運転中の交換機2は運転状態をOU
S(out of service)とし、新ファイル
のロードを開始する。OUS状態中の交換機2は新ファ
イルのロードが完了すると、アクト運転中の交換機1に
対して新ファイルロード完了通知を送る。
【0015】アクト運転中の交換機1は新ファイルロー
ド完了通知を受信すると、引き継ぎ対象となるデータ
(例えば、現在接続中の呼情報等)の更新を規制状態と
し、引き継ぎ対象となるデータをOUS状態中の交換機
2に転送する。
ド完了通知を受信すると、引き継ぎ対象となるデータ
(例えば、現在接続中の呼情報等)の更新を規制状態と
し、引き継ぎ対象となるデータをOUS状態中の交換機
2に転送する。
【0016】OUS状態中の交換機2は引き継ぎ対象の
データを受取ると、当該データを新ファイルの引き継ぎ
対象データエリアに順次書込んでいき、データの再構築
を行う。
データを受取ると、当該データを新ファイルの引き継ぎ
対象データエリアに順次書込んでいき、データの再構築
を行う。
【0017】OUS状態中の交換機2はデータの再構築
が完了すると、サービス提供中を示すアクト運転中の交
換機1に対して系構成指示を通知し、アクト運転中状態
に遷移し、新ファイル側バス103から通信装置3を制
御して通信網4に対するサービスの提供を開始する。ア
クト運転中の交換機1は系構成指示を受信すると、OU
S状態に遷移し、通信装置3の制御を中止して、通信網
4に対するサービスの提供を終了する。
が完了すると、サービス提供中を示すアクト運転中の交
換機1に対して系構成指示を通知し、アクト運転中状態
に遷移し、新ファイル側バス103から通信装置3を制
御して通信網4に対するサービスの提供を開始する。ア
クト運転中の交換機1は系構成指示を受信すると、OU
S状態に遷移し、通信装置3の制御を中止して、通信網
4に対するサービスの提供を終了する。
【0018】アクト運転中の交換機2は通信網4に対す
るサービスの提供を開始した時のメモリ内容をOUS状
態中の交換機1に書込む。OUS状態中の交換機1はア
クト運転中の交換機2からのメモリ内容の書込みが終了
すると、スタンバイ状態に遷移し、ホットスタンバイ状
態として待機する。
るサービスの提供を開始した時のメモリ内容をOUS状
態中の交換機1に書込む。OUS状態中の交換機1はア
クト運転中の交換機2からのメモリ内容の書込みが終了
すると、スタンバイ状態に遷移し、ホットスタンバイ状
態として待機する。
【0019】交換機1のスタンバイ状態を交換機間バス
101で確認したアクト運転中の交換機2は、保守端末
回線106を経由して保守端末5に対してファイル更新
終了を通知する。
101で確認したアクト運転中の交換機2は、保守端末
回線106を経由して保守端末5に対してファイル更新
終了を通知する。
【0020】図3は図1の交換機1,2にロードされて
いる引き継ぎデータを管理する固定長ブロックの管理動
作を示す図であり、図4は本発明の一実施例によるデー
タ書込みの詳細な動作を示すシーケンスチャートであ
り、図5は図1の交換機1上の引き継ぎデータと交換機
2上の引き継ぎデータとの対応を示す図である。これら
図3〜図5を参照して図2に示す交換機2におけるデー
タ書込み及びデータ再構築の処理について説明する。
いる引き継ぎデータを管理する固定長ブロックの管理動
作を示す図であり、図4は本発明の一実施例によるデー
タ書込みの詳細な動作を示すシーケンスチャートであ
り、図5は図1の交換機1上の引き継ぎデータと交換機
2上の引き継ぎデータとの対応を示す図である。これら
図3〜図5を参照して図2に示す交換機2におけるデー
タ書込み及びデータ再構築の処理について説明する。
【0021】交換機1は交換機2に対して転送開始要求
を送出する。交換機2は転送開始要求を受信すると、交
換機1に対して転送開始応答を送出する。交換機1は転
送開始応答を受信すると、管理している引き継ぎデータ
のブロック管理情報を読出し、交換機2に対してブロッ
ク管理情報転送を送信する。
を送出する。交換機2は転送開始要求を受信すると、交
換機1に対して転送開始応答を送出する。交換機1は転
送開始応答を受信すると、管理している引き継ぎデータ
のブロック管理情報を読出し、交換機2に対してブロッ
ク管理情報転送を送信する。
【0022】新ファイルがロードされた交換機2はブロ
ック管理情報転送を受信すると、管理している引き継ぎ
データのブロック情報のブロックサイズが一致している
かどうかを確認し、次に旧ファイル側の管理ブロック数
が新ファイルの解放されているデータブロック#1〜#
nの数を越えていないことを新ファイルのブロック管理
情報によって確認した後、ブロック管理情報確認を送信
する。
ック管理情報転送を受信すると、管理している引き継ぎ
データのブロック情報のブロックサイズが一致している
かどうかを確認し、次に旧ファイル側の管理ブロック数
が新ファイルの解放されているデータブロック#1〜#
nの数を越えていないことを新ファイルのブロック管理
情報によって確認した後、ブロック管理情報確認を送信
する。
【0023】交換機1はブロック管理情報確認を受信す
ると、交換機2に対してデータブロック#1〜#n内の
データ領域の内容を読出し、データブロック転送を送信
するとともに、データブロックを解放する。
ると、交換機2に対してデータブロック#1〜#n内の
データ領域の内容を読出し、データブロック転送を送信
するとともに、データブロックを解放する。
【0024】交換機2はデータブロック転送を受信する
と、管理している引き継ぎデータのブロック情報から空
きデータブロック#1〜#nを確保し、受信したデータ
内容を確保したデータブロック#1〜#n内のデータ領
域に書込んだ後、データブロック確認を送信する。
と、管理している引き継ぎデータのブロック情報から空
きデータブロック#1〜#nを確保し、受信したデータ
内容を確保したデータブロック#1〜#n内のデータ領
域に書込んだ後、データブロック確認を送信する。
【0025】交換機1はデータブロック確認を受信する
と、全てのデータブロック#1〜#nが解放されるま
で、データブロック転送を繰り返し行う。交換機1にお
いては全てのデータブロックが解放された時点で、交換
機2に対して転送終了要求を送信する。交換機2は転送
終了要求を受信すると、交換機1に対して転送終了応答
を送信する。
と、全てのデータブロック#1〜#nが解放されるま
で、データブロック転送を繰り返し行う。交換機1にお
いては全てのデータブロックが解放された時点で、交換
機2に対して転送終了要求を送信する。交換機2は転送
終了要求を受信すると、交換機1に対して転送終了応答
を送信する。
【0026】図6は本発明の一実施例において新ファイ
ルに予めデータを設定してロードした場合の交換機1上
の引き継ぎデータと交換機2上の引き継ぎデータとの対
応を示す図である。この図6を参照して新ファイルにデ
ータの追加を行う場合の処理について説明する。
ルに予めデータを設定してロードした場合の交換機1上
の引き継ぎデータと交換機2上の引き継ぎデータとの対
応を示す図である。この図6を参照して新ファイルにデ
ータの追加を行う場合の処理について説明する。
【0027】新ファイル側では予めデータブロックを確
保した状態で、追加データをデータブロックに書込んだ
状態で新ファイルのロードを行う。この動作中に、デー
タの追加を行った新ファイルをロードした場合、交換機
2はデータブロック転送を受信すると空きデータブロッ
ク#n〜#mを確保するので、追加したデータを破壊す
ることなくデータ引き継ぎを行うことができる。
保した状態で、追加データをデータブロックに書込んだ
状態で新ファイルのロードを行う。この動作中に、デー
タの追加を行った新ファイルをロードした場合、交換機
2はデータブロック転送を受信すると空きデータブロッ
ク#n〜#mを確保するので、追加したデータを破壊す
ることなくデータ引き継ぎを行うことができる。
【0028】このように、新ファイル側にて「新旧デー
タ対応表」を作成することなく、しかも通信網4に対す
るサービスを停止することなく、ファイル更新時のデー
タ引き継ぎを行うことができる。
タ対応表」を作成することなく、しかも通信網4に対す
るサービスを停止することなく、ファイル更新時のデー
タ引き継ぎを行うことができる。
【0029】また、ロードする新ファイルにデータを予
め設定することで、新ファイル側にて「新旧データ対応
表」を作成することなく、しかも通信網4に対するサー
ビスを停止することなく、ファイル更新時のデータ引き
継ぎと追加とを行うことができる。
め設定することで、新ファイル側にて「新旧データ対応
表」を作成することなく、しかも通信網4に対するサー
ビスを停止することなく、ファイル更新時のデータ引き
継ぎと追加とを行うことができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、現
用系交換機と予備系交換機とを各々独立に動作可能に二
重化された交換システムにおいて、現用系交換機と予備
系交換機との間で引き継ぐべきデータを固定長ブロック
の集合として管理し、予備系交換機においてロードする
新ファイルの中にデータ用のブロック管理情報を持ち、
ファイル更新時に現用系交換機と予備系交換機とをそれ
ぞれ独立に動作させて予備系交換機をOUS状態に遷移
させ、OUS状態への遷移後に新ファイルをロードさ
せ、現用系交換機から引き継ぐべきデータをブロック単
位に予備系交換機に転送し、予備系交換機が新ファイル
の中に設定されたブロック管理情報に基づいて現用系交
換機から送られてきたデータを予備系交換機のデータブ
ロックに書込むとともに、引き継ぐべきデータの再構築
後に予備系交換機をアクト状態とすることによって、サ
ービスを停止することなく、データ引き継ぎを実行する
ことができるという効果がある。
用系交換機と予備系交換機とを各々独立に動作可能に二
重化された交換システムにおいて、現用系交換機と予備
系交換機との間で引き継ぐべきデータを固定長ブロック
の集合として管理し、予備系交換機においてロードする
新ファイルの中にデータ用のブロック管理情報を持ち、
ファイル更新時に現用系交換機と予備系交換機とをそれ
ぞれ独立に動作させて予備系交換機をOUS状態に遷移
させ、OUS状態への遷移後に新ファイルをロードさ
せ、現用系交換機から引き継ぐべきデータをブロック単
位に予備系交換機に転送し、予備系交換機が新ファイル
の中に設定されたブロック管理情報に基づいて現用系交
換機から送られてきたデータを予備系交換機のデータブ
ロックに書込むとともに、引き継ぐべきデータの再構築
後に予備系交換機をアクト状態とすることによって、サ
ービスを停止することなく、データ引き継ぎを実行する
ことができるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例による電子交換システムの構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例による電子交換システムの動
作を示すシーケンスチャートである。
作を示すシーケンスチャートである。
【図3】図1の交換機にロードされている引き継ぎデー
タを管理する固定長ブロックの管理動作を示す図であ
る。
タを管理する固定長ブロックの管理動作を示す図であ
る。
【図4】本発明の一実施例によるデータ書込みの詳細な
動作を示すシーケンスチャートである。
動作を示すシーケンスチャートである。
【図5】図1の旧ファイルがロードされた交換機上の引
き継ぎデータと新ファイルをロードする交換機上の引き
継ぎデータとの対応を示す図である。
き継ぎデータと新ファイルをロードする交換機上の引き
継ぎデータとの対応を示す図である。
【図6】本発明の一実施例において新ファイルに予めデ
ータを設定してロードした場合の旧ファイルがロードさ
れた交換機上の引き継ぎデータと新ファイルをロードす
る交換機上の引き継ぎデータとの対応を示す図である。
ータを設定してロードした場合の旧ファイルがロードさ
れた交換機上の引き継ぎデータと新ファイルをロードす
る交換機上の引き継ぎデータとの対応を示す図である。
1 旧ファイルがロードされた交換機 2 新ファイルをロードする交換機 3 通信装置 4 通信網 5 保守端末 101 交換機間バス 102 旧ファイル側バス 103 新ファイル側バス 104 通信回線 105,106 保守端末回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B034 BB02 CC05 DD07 5B082 GA05 GA14 5K026 AA09 AA10 AA15 BB04 CC07 FF01 FF02 FF03 GG16 GG18 GG26 GG27 GG28 KK01 KK02 KK05 5K051 AA04 AA09 EE01 EE02 KK05 LL07
Claims (2)
- 【請求項1】 現用系交換機と予備系交換機とを各々独
立に動作可能に二重化された交換システムのファイル更
新時データ引き継ぎ方法であって、前記現用系交換機と
前記予備系交換機との間で引き継ぐべきデータを固定長
ブロックの集合として管理し、前記予備系交換機におい
てロードする新ファイルの中に前記データ用のブロック
管理情報を持ち、 ファイル更新時に前記現用系交換機と前記予備系交換機
とをそれぞれ独立に動作させて前記予備系交換機をOU
S(out of service)状態に遷移させる
工程と、前記OUS状態への遷移後に前記新ファイルを
ロードする工程と、前記現用系交換機から前記引き継ぐ
べきデータをブロック単位に前記予備系交換機に転送す
る工程と、前記予備系交換機が前記新ファイルの中に設
定されたブロック管理情報に基づいて前記現用系交換機
から送られてきたデータを前記予備系交換機のデータブ
ロックに書込む工程と、前記引き継ぐべきデータの再構
築後に前記予備系交換機をアクト状態とする工程とを有
することを特徴とするファイル更新時データ引き継ぎ方
法。 - 【請求項2】 前記の新ファイルのデータブロックに、
予め追加データを設定したファイルを前記予備系交換機
にロードさせるようにしたことを特徴とする請求項1記
載のファイル更新時データ引き継ぎ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000286260A JP2002101433A (ja) | 2000-09-21 | 2000-09-21 | ファイル更新時データ引き継ぎ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000286260A JP2002101433A (ja) | 2000-09-21 | 2000-09-21 | ファイル更新時データ引き継ぎ方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002101433A true JP2002101433A (ja) | 2002-04-05 |
Family
ID=18770203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000286260A Pending JP2002101433A (ja) | 2000-09-21 | 2000-09-21 | ファイル更新時データ引き継ぎ方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002101433A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100731707B1 (ko) | 2005-09-06 | 2007-06-25 | 엘지노텔 주식회사 | 이중화된 가입자 보드를 구비한 물리정합장치 및 그 이중화방법 |
JP2009211273A (ja) * | 2008-03-03 | 2009-09-17 | Oki Electric Ind Co Ltd | 情報通信システムのファイル交換装置およびファイル交換方法 |
JP2010146044A (ja) * | 2008-12-16 | 2010-07-01 | Nec Corp | 冗長システム |
JP2012141878A (ja) * | 2011-01-05 | 2012-07-26 | Mitsubishi Electric Corp | ソフトウェア管理装置および電力系統監視制御システム |
-
2000
- 2000-09-21 JP JP2000286260A patent/JP2002101433A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100731707B1 (ko) | 2005-09-06 | 2007-06-25 | 엘지노텔 주식회사 | 이중화된 가입자 보드를 구비한 물리정합장치 및 그 이중화방법 |
JP2009211273A (ja) * | 2008-03-03 | 2009-09-17 | Oki Electric Ind Co Ltd | 情報通信システムのファイル交換装置およびファイル交換方法 |
JP2010146044A (ja) * | 2008-12-16 | 2010-07-01 | Nec Corp | 冗長システム |
JP2012141878A (ja) * | 2011-01-05 | 2012-07-26 | Mitsubishi Electric Corp | ソフトウェア管理装置および電力系統監視制御システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002101433A (ja) | ファイル更新時データ引き継ぎ方法 | |
JP2002049502A (ja) | 複数プロセッサシステムにおけるアップデート方式 | |
JPH09186686A (ja) | 網管理システム | |
CN102307113B (zh) | 一种系统升级方法、系统及装置 | |
JPH11191069A (ja) | 二重化装置のファイル更新方法 | |
JP2001154896A (ja) | 計算機およびそのファイル更新方法 | |
JPH06252939A (ja) | 二重化された処理装置間の同期状態維持方法 | |
JPH04299435A (ja) | データベース等価方式 | |
JP2000250746A (ja) | 交換機のデータ変換システム | |
KR100408979B1 (ko) | 무선통신시스템에서 프로세서 이중화를 위한 결함 허용장치 및 그 방법 | |
JPH0441857B2 (ja) | ||
JPH05257673A (ja) | ファイル更新時の旧ファイル保存方法 | |
KR100404547B1 (ko) | 무선통신 시스템에서 프로세서 이중화를 위한 호 처리 방법 | |
JPH11265361A (ja) | 多重計算機システム、通信処理装置、トランザクション処理システム、トランザクション処理システム運転引き継ぎ方法、トランザクション処理システム運転引き継ぎプログラムを記録した記録媒体 | |
KR970002693B1 (ko) | 사설전자교환시스템의 통화복구유지방법과 그 장치 | |
JP3260435B2 (ja) | 情報通信システム | |
JP3589433B2 (ja) | データベース保証方式 | |
JPS61118848A (ja) | 端末システムのフアイルバツクアツプ方法 | |
JPH0218612A (ja) | バックアップ制御方式 | |
JPH01119151A (ja) | 通信制御装置の系切替方式 | |
JPS62231545A (ja) | 通信ネツトワ−クシステムの接続構成テ−ブル管理方式 | |
JPH03230249A (ja) | 共有メモリを用いたデータ転送方式 | |
JPS58117752A (ja) | ネツトワ−ク構成設定処理方式 | |
JPH11298475A (ja) | ネットワーク管理システムにおけるシステムデータ保守処理方法及びそのプログラムを記録した記録媒体 | |
JPS60261289A (ja) | 機能分散形交換局システム立上げ方式 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060404 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060801 |