JP2002140315A - 二重化マルチプロトコルスイッチ - Google Patents

二重化マルチプロトコルスイッチ

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JP2002140315A
JP2002140315A JP2000335549A JP2000335549A JP2002140315A JP 2002140315 A JP2002140315 A JP 2002140315A JP 2000335549 A JP2000335549 A JP 2000335549A JP 2000335549 A JP2000335549 A JP 2000335549A JP 2002140315 A JP2002140315 A JP 2002140315A
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JP2000335549A
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Inventor
Kazuo Minami
和雄 南
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NEC Solution Innovators Ltd
Original Assignee
NEC Solution Innovators Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現用系と待機系が切り替わる場合にネットワ
ーク通信を途絶えることなく通信を継続して行うことが
できる二重化されたマルチプロトコルスイッチを提供す
る。 【解決手段】 稼働時にデータ処理を行う現用系と、現
用系が障害の時に現用系として切り替えられる待機系と
で構成された二重化マルチプロトコルスイッチにおい
て、外部の設定に基づき一方の系を現用系に設定し、入
力回路からのデータを待機系には送信せずに現用系のみ
に送信して処理させ、出力回路へ流すことにより現用系
を稼働させ、待機系を常時稼働できる状態で起動させて
おき、現用系が障害時に待機系に即切り替えが行われる
ように、現用系の網内設定情報が変更される度に網内設
定情報を、現用系および待機系間にあって網内設定情報
を記録する共有メモリを通じて待機系にリアルタイムに
転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、現用系および待
機系からなる二重化されたマルチプロトコルスイッチに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来における二重化マルチプロ
トコルスイッチの現用系10から待機系20への切り替
えシーケンスと系間通信について説明する図である。
【0003】現用系10および待機系20に二重化され
た二重化マルチプロトコルスイッチにおいて、現用系1
0の稼働時に待機系20は起動していないか、または起
動していても、現用系10の網内情報は、現用系10か
ら待機系20に対して転送されない。網内情報は、現用
系10が障害を検出した状態になった時に転送され、待
機系20は、転送時から起動したり、または現用系10
と同じ状況を作り上げて稼働する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
における二重化マルチプロトコルスイッチでは、待機系
20は、転送時から起動したり、現用系10と同じ状況
を作り上げたりするため、また、現用系10は、待機系
20が稼働するまでは停止した状態になるため、系の切
り替え時に、現用系10の停止から待機系20が稼働す
るまでの間、ネットワーク通信が途絶えてしまう。すな
わち、現用系10に障害が発生してから、待機系20に
切り替えが行われてマルチプロトコルスイッチが現用系
10と同期の取れた状況で待機系20にて使用可能にな
るまで、ネットワーク通信が途絶えてしまう。
【0005】この発明の目的は、現用系と待機系が切り
替わる場合にネットワーク通信を途絶えることなく通信
を継続して行うことができる二重化マルチプロトコルス
イッチを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、稼働時にデ
ータ処理を行う現用系と、現用系が障害の時に現用系と
して切り替えられる待機系とで構成された二重化マルチ
プロトコルスイッチにおいて、現用系および待機系間に
あって網内設定情報を記録する共有メモリを備え、外部
の設定に基づき一方の系を現用系に設定し、入力回路か
らのデータを待機系には送信せずに現用系のみに送信し
て処理させ、出力回路へ流すことにより現用系を稼働さ
せ、待機系を常時稼働できる状態で起動させておき、現
用系が障害時に待機系に即切り替えが行われるように、
現用系の網内設定情報が変更される度に網内設定情報を
前記共有メモリを通じて待機系にリアルタイムに転送す
ることを特徴とする。
【0007】また、この発明は、前記共有メモリを、直
前の網内設定情報を記録する前設定状態保存部と、現在
の網内設定情報を記録する現設定状態保存部と、前設定
状態と現設定状態の差分情報を保存する差分情報保存部
との3つの部分に区切って使用し、現用系が稼働中、待
機系が起動した後に、現用系の網内設定情報を前記現設
定状態保存部に記録して現設定状態保存部から待機系に
対して現用系の網内設定情報を転送し、転送後に現用系
の網内設定情報に変更がある場合は、変更時の現設定状
態保存部の内容を前設定状態保存部にコピーし、現設定
状態保存部に変更後の網内設定情報を記録し、前設定状
態保存部の網内設定情報と現設定状態保存部の網内設定
情報との差分情報を差分情報保存部に記録し、差分情報
を現用系から待機系に転送することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0009】図1は、この発明の二重化マルチプロトコ
ルスイッチの実施の形態を示す構成図である。図1に示
す二重化マルチプロトコルスイッチは、稼働時にデータ
処理を行う現用系10と、現用系10が障害の時に現用
系として切り替えられる待機系20とにより二重化され
た系を備え、さらに、現用系10と待機系20が共通し
て設定/参照を行う共有メモリ30とを備える。
【0010】二重化された系のうち、外部より設定可能
な各系の現用系/待機系設定に基づき一方の系を現用系
10とし、入力回路40からのデータを待機系20には
送信せずに現用系10のみに送信して処理させ、出力回
路50へと流すことにより現用系10を稼働させ、待機
系20は、常時稼働できる状態で起動させる。
【0011】ネットワーク通信を途絶えない切り替えが
行えるように、図1に示す二重化マルチプロトコルスイ
ッチは、共通メモリ30を備える。共有メモリ30は、
直前の網内設定情報を記録する前設定状態保存部301
と、現在の網内設定情報を記録する現設定状態保存部3
02と、前設定状態と現設定状態の差分情報を保存する
差分情報保存部303の3つの部分に区切って使用さ
れ、現用系10から読み込みおよび書き込みはできる
が、待機系20からは系が切り替わらなければ書き込み
および読み込みは一切できない。
【0012】また、現用系10および待機系20は、現
用系の稼働時に、現用系と待機系との間で共通メモリ3
0を介して通信を行う通信手段102および通信手段2
02を備える。通信手段102および通信手段202
は、他系からは書き込みのみが可能で自系からは読み込
みのみが可能な系間通信方式メモリである。
【0013】また、系の障害の監視し、および系の動き
を管理する目的で、現用系10は二重化管理機能103
を備え、待機系20は二重化管理機能203を備え、系
に障害が発生した時に、現用系10の二重化管理機能1
03は、系を現用系10から待機系20に変更する。ま
た、通信手段102と共有メモリ30へのアクセス制御
に二重化管理機能103を使用し、通信手段202と共
有メモリ30へのアクセス制御に二重化管理機能203
を使用する。
【0014】また、現用系10は、現用系10が網内設
定をするために必要な網内設定情報を格納する網内情報
保存域101を備え、待機系20は、待機系20が網内
設定をするために必要な網内設定情報を格納する網内情
報保存域201を備える。
【0015】次に、この発明の実施の形態の動作につい
て説明する。図2は、図1に示す実施の形態の動作につ
いて説明するシーケンス図である。
【0016】図2を参照すると、現用系10の起動後に
網内設定401が実行され、現用系10が稼働した後
に、現用系10から共通メモリ30を介して待機系20
に全網内情報404を転送し、待機系20では全網内情
報404を基に網内設定407を行う。
【0017】現用系10から待機系20に全網内情報4
04を転送後に、現用系10に網内設定変更402が発
生すると、現用系10から待機系20に差分網内情報4
05を転送し、待機系20では差分網内情報405を基
に網内設定408を行う。
【0018】同様に、現用系10に網内設定変更403
が発生すると、現用系10から待機系20に差分網内情
報406を転送することにより、待機系20で網内設定
409を行い、以降、上記の処理を繰り返し、稼働時の
現用系10と待機系20の網内情報の同期を取る。
【0019】現用系10に障害が発生した場合には、現
用系10から待機系20に系の切り替えが発生し、待機
系20の稼働の後、現用系10は復旧作業を行う。
【0020】図3、図4、図5は、この発明の実施の形
態の動作を説明するフローチャートである。
【0021】現用系10を稼働し(ステップ101)、
その後に待機系20が起動した場合、現用系10では、
網内の全ての設定情報を採取し(ステップ102)、採
取した設定情報を共有メモリ30の現設定状態保存部3
02に記録し(ステップ103)、その後、現設定状態
保存部302の内容を待機系20の通信手段202に記
録する(ステップ104)。
【0022】網内設定情報の容量上、一度の通信で網内
設定情報を転送できないことを考慮して、通信手段20
2に書き込む内容として、現設定状態保存部302の内
容を通信手段202に記録する場合の全回数と、通信手
段202への現在の記録が全回数のうちの何番目に当た
るかを記録して転送する。記録中に、現用系1に障害が
ないか否かを判断し(ステップ105)、仮に、記録時
に現用系10に障害が発生した時には、現設定状態保存
部302の内容を再送する(ステップ104)。
【0023】現用系10に障害が発生していない時に
は、現用系10から待機系20の通信手段202に対し
て記録し、転送された網内設定情報は、待機系20で
は、受信する度に、二重化管理機能203によって通信
手段202から読み込んで網内情報保存域201に記録
し、全ての網内設定を受信して網内情報保存域201に
格納した後に、二重化管理機能203は、全ての網内設
定を系に対して有効にする(ステップ106)。
【0024】二重化管理機能203が設定を有効にする
と、待機系20は、系に対し正常に有効にできたか否か
を判断し(ステップ108)、正常に有効にできたとき
は、現用系10に対して現用系10の通信手段102に
正常応答を記録し(ステップ109)、失敗時は異常応
答を記録する(ステップ107)。現用系10は、異常
応答を受信したら現設定状態保存部302の内容を再送
する(ステップ104)。
【0025】また、正常応答だった場合は、その以降の
通信において、全網内設定状態を現用系10から通信手
段202を通して転送すると、転送時間の大きさから現
用系10と待機系20の網内設定に同期ずれが発生する
可能性がある。
【0026】そのため、二重化管理機能103は、現用
系10の網内設定に変更が発生したかどうかを監視し
(ステップ110)、変更が認められた時、先に転送し
た共有メモリ30内の現設定状態保存部302の内容を
前設定状態保存部301にコピーし(ステップ11
1)、変更後の現用系10の網内設定の状態を採取して
(ステップ112)、現設定状態保存部302に記録し
(ステップ113)、前設定状態保存部301と現設定
状態保存部302を比較して、差分を差分情報保存部3
03に記録する(ステップ114)。
【0027】差分情報格納部303に差分がある場合、
二重化管理機能103は、差分情報保存部303の内容
を待機系20の通信手段202に記録する(ステップ1
15)。差分情報保存部303の内容を通信手段202
を用いて転送する場合も、全転送回数と現在の通信手段
202への記録が全回数のうちの何番目に当たるかを記
録して転送する。
【0028】記録中にエラーが発生していないかを判断
し(ステップ116)、記録中にエラーが発生した時に
は、差分情報保存部303の内容を通信手段202に再
送する(ステップ115)。
【0029】記録中にエラーが発生しなければ、待機系
20は、通信手段202の内容を網内情報保存域201
に保存し、全ての差分情報を受信したら、二重化管理機
能203は、差分を待機系の網内設定に対して有効とす
る(ステップ117)。その後、待機系20は、現用系
10の通信手段102に、受信した差分情報を記録する
ことによって、現用系10に待機系20の網内設定がど
のような状態であるかを伝え、現用系10および待機系
20の網内設定の同期をとる働きを兼ねる(ステップ1
18)。
【0030】現用系10は、受信した差分情報を、共有
メモリ30内の差分情報保存部303の内容と比較し
(ステップ119)、不一致であれば、現設定状態保存
部302の内容を通信手段202に再転送する(ステッ
プ104)。
【0031】一致した場合には、二重化管理機能103
は、現用系10の網内設定が変更されたか否かを判断し
(ステップ110)、網内設定が変更されるタイミング
により、現設定状態格納部302を前設定状態格納部3
01にコピーし、現設定状態格納部302には、網内設
定の変更が付加された網内設定を記録し、差分情報保存
部303も更新する。差分情報の更新後は、上記と同一
の手順を踏むことになる。
【0032】図6は、現用系が障害の時の動作について
説明するフローチャートである。現用系に障害が発生す
ると(ステップ201)、現用系は待機系に系切り替え
要求を行う(ステップ202)。次に、障害発生時に、
現用系の全網内設定情報または差分情報を、現用系から
待機系の通信手段に記録途中であるか否かを判断し(ス
テップ203)、記録中でなければ、待機系を通常稼働
する(ステップ208)。
【0033】記録中であれば、記録内容が全網内設定情
報であるか差分情報であるかを判断し(ステップ20
4)、記録内容が全網内設定情報であれば、共有メモリ
内の現設定状態保存部から障害発生以降の記録を読み込
み(ステップ205)、記録内容が差分情報であれば、
共有メモリ内の差分情報保存部から障害発生以降の記録
を読み込む(ステップ206)。
【0034】その後、読み込んだ内容を系に対して有効
にし(ステップ207)、待機系を通常稼働する(ステ
ップ208)。
【0035】系が切り替わる以前は、現用系からのみ読
み込みおよび書き込みができなかった共有メモリが、系
が切り替わることのより現用系に代わって待機系からの
み読み込み書き込みが可能となり、共有メモリ内の現設
定状態保存部から網内設定情報を読み込むか、または、
共有メモリ内の差分情報保存部から差分情報を読み込む
こととなるが、待機系の通信手段に格納されている網内
設定情報に付加されている全体番号と個別番号を通じ
て、個別番号以降の網内設定情報を読み込むことによ
り、待機系が現用系の網内設定状態に同期をとることが
可能となる。
【0036】次に、具体的な実施例を用いて動作を説明
する。図7は、現用系の全網内情報を待機系に転送する
ときの動作について説明する図である。
【0037】図7を参照すると、処理系として、非同期
伝送モードにて情報の交換を行うATM交換システムを
用いた場合、二重化された系のうち、外部より設定した
一方の系が現用系10のセルスイッチ処理系となり、入
力回線から入ったATMセルデータは、現用系10にの
み入力され、処理されて、出力回線から出力され、待機
系20には入力されない。
【0038】現用系10が起動し、網内情報としてAT
M網情報の経路情報であるルーティング情報およびスイ
ッチ内設定情報によって現用系10が稼働している場
合、これらの情報はまず、共有メモリ30中の現設定状
態保存部302に記録される。網内情報としては、網内
情報1から網内情報9まであったとし、現用系10の通
信手段102および待機系20の通信手段202には網
内情報が1単位ずつしか転送できないとする。
【0039】現用系10の稼働後に待機系20の起動が
発生した場合、現用系10から待機系20に対して、二
重化管理機能103は、全ての網内情報である網内情報
1から網内情報9までを、通信手段202に、全体の網
内情報の個数と現在転送している網内情報の個数を、例
えばm/9(mは1以上9以下とする)のような付加情
報として記録することになる。これは、記録途中に、例
えば網内情報7を転送中に、現用系10に障害が発生し
た場合、系の切り替えが行われるが、待機系20は、共
有メモリ30中の現設定状態保存部302から全網内情
報を読み込むのではなく、網内情報7以降のみを読み込
むことにより、系の切り替えをネットワーク通信を途絶
えることなく行うことが可能となる。
【0040】全網内情報が、現用系10から共通メモリ
30を介して待機系20に転送された後は、待機系20
は、全網内情報を系に対して有効にした後、正常応答を
通信手段102に記録する。異常時は、異常応答を記録
する。
【0041】図8は、網内差分情報を待機系に転送する
ときの動作について説明する図である。
【0042】図8を参照にすると、現用系10から待機
系20に対して、二重化管理機能103は、全網内情報
である網内情報1から網内情報9を転送し、待機系20
で正常に系に対して有効にできた後は、現用系10で
は、二重化管理機能103により設定に変更が発生して
いないかを監視し、現用系10の網内情報に変更が発生
した場合は、共有メモリ30内の現設定状態保存部30
2の内容を前設定状態保存部301にコピーし、変更が
発生した後の全網内情報を二重化管理機能103が採取
し、それを現設定状態保存部302に記録する。
【0043】その後、現設定状態保存部302と前設定
状態保存部301とを比べ、差分がある場合、例えば、
前設定状態に比べ現設定状態が網内情報1から網内状態
6まで同一で、網内情報7から網内情報9までが不一致
の場合、それを網内情報7’、網内情報8’、網内情報
9’とする抽出をし、差分である網内情報7’、網内情
報8’、網内情報9’を差分情報保存部303に記録
後、二重化管理機能103は、差分情報保存部303か
ら通信手段202に対して網内情報7’、網内情報
8’、網内情報9’を転送し、待機系20は受信後、系
に対して差分情報を当てて有効にする。有効にできた場
合は、現用系10から受信した差分情報である網内情報
7’、網内情報8’、網内情報9’を待機系20から現
用系10の通信手段102に記録する。
【0044】なお、差分情報を現用系10から待機系2
0の通信手段202に記録中、現用系10に障害が発生
し、系の切り替えが発生することを考慮して、差分情報
転送時にも転送情報には、全差分網内情報の個数と現在
転送している差分網内情報の個数をm’/3(m’は1
以上3以下とする)のような付加情報を付加して転送す
ることとする。
【0045】このような二重化通信方式により、現用系
10に障害が発生した場合、待機系20は、現用系10
の障害直前に転送され、待機系網内情報保存域に記録さ
れた待機系20で設定が有効である網内情報を基に稼働
し、または、現用系の障害により不足した網内情報を共
有メモリ内から読み込み、網内情報のみ有効にすること
になる。
【0046】なお、上述の実施例では、網内情報の数を
9個として説明したが、これは一例であって、網内情報
がn個(nは2以上とする)の場合に適用できることは
言うまでもない。
【0047】なお、上述したこの発明の二重化マルチプ
ロトコルスイッチは、図示しない主記憶に保持されたプ
ログラムを実行することによって動作するものである。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、現用
系と待機系からなる二重化されたマルチプロトコルスイ
ッチにおいて、ネットワーク通信は現用系でのみ行う
が、現用系と待機系が切り替わる場合にネットワーク通
信を途絶えることなく通信を継続して行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の二重化マルチプロトコルスイッチの
実施の形態を示す構成図である。
【図2】この発明の実施の形態の動作について説明する
シーケンス図である。
【図3】この発明の実施の形態の動作について説明する
フローチャートである。
【図4】この発明の実施の形態の動作について説明する
フローチャートである。
【図5】この発明の実施の形態の動作について説明する
フローチャートである。
【図6】現用系が障害の時の動作について説明するフロ
ーチャートである。
【図7】現用系の全網内情報を待機系に転送するときの
動作について説明する図である。
【図8】網内差分情報を待機系に転送するときの動作に
ついて説明する図である。
【図9】従来における二重化マルチプロトコルスイッチ
の現用系から待機系への切り替えシーケンスと系間通信
について説明する図である。
【符号の説明】
10 現用系 20 待機系 30 共有メモリ 40 入力回路 50 出力回路 101,201 網内情報保存域 102,202 通信手段 103,203 二重化管理機能 301 前設定状態保存部 302 現設定状態保存部 303 差分情報保存部 401,407,408,409 網内設定 402,403 網内設定変更 404 全網内情報 405,406 差分網内情報

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】稼働時にデータ処理を行う現用系と、現用
    系が障害の時に現用系として切り替えられる待機系とで
    構成された二重化マルチプロトコルスイッチにおいて、
    現用系および待機系間にあって網内設定情報を記録する
    共有メモリを備え、外部の設定に基づき一方の系を現用
    系に設定し、入力回路からのデータを待機系には送信せ
    ずに現用系のみに送信して処理させ、出力回路へ流すこ
    とにより現用系を稼働させ、待機系を常時稼働できる状
    態で起動させておき、現用系が障害時に待機系に即切り
    替えが行われるように、現用系の網内設定情報が変更さ
    れる度に網内設定情報を前記共有メモリを通じて待機系
    にリアルタイムに転送することを特徴とする二重化マル
    チプロトコルスイッチ。
  2. 【請求項2】前記共有メモリは、直前の網内設定情報を
    記録する前設定状態保存部と、現在の網内設定情報を記
    録する現設定状態保存部と、前設定状態と現設定状態の
    差分情報を保存する差分情報保存部との3つの部分に区
    切って使用し、現用系が稼働中、待機系が起動した後
    に、現用系の網内設定情報を前記現設定状態保存部に記
    録して現設定状態保存部から待機系に対して現用系の網
    内設定情報を転送し、転送後に現用系の網内設定情報に
    変更がある場合は、変更時の現設定状態保存部の内容を
    前設定状態保存部にコピーし、現設定状態保存部に変更
    後の網内設定情報を記録し、前設定状態保存部の網内設
    定情報と現設定状態保存部の網内設定情報との差分情報
    を差分情報保存部に記録し、差分情報を現用系から待機
    系に転送することを特徴とする請求項1に記載の二重化
    マルチプロトコルスイッチ。
  3. 【請求項3】前記網内設定情報または差分情報の送信時
    に現用系に障害が発生した場合、前記差分情報保存部に
    待機系がアクセスして前記網内設定情報または差分情報
    を読み込むことを特徴とする請求項2に記載の二重化マ
    ルチプロトコルスイッチ。
  4. 【請求項4】稼働時にデータ処理を行う現用系と、現用
    系が障害の時に現用系として切り替えられる待機系とで
    構成された二重化マルチプロトコルスイッチの二重化系
    切り替え方法において、外部の設定に基づき一方の系を
    現用系に設定し、入力回路からのデータを待機系には送
    信せずに現用系のみに送信して処理させ、出力回路へ流
    すことにより現用系を稼働させ、待機系を常時稼働でき
    る状態で起動させておき、現用系が障害時に待機系に即
    切り替えが行われるように、現用系の網内設定情報が変
    更される度に網内設定情報を、現用系および待機系間に
    あって網内設定情報を記録する共有メモリを通じて待機
    系にリアルタイムに転送することを特徴とする二重化系
    切り替え方法。
  5. 【請求項5】前記共有メモリは、直前の網内設定情報を
    記録する前設定状態保存部と、現在の網内設定情報を記
    録する現設定状態保存部と、前設定状態と現設定状態の
    差分情報を保存する差分情報保存部との3つの部分に区
    切って使用し、現用系が稼働中、待機系が起動した後
    に、現用系の網内設定情報を前記現設定状態保存部に記
    録して現設定状態保存部から待機系に対して現用系の網
    内設定情報を転送し、転送後に現用系の網内設定情報に
    変更がある場合は、変更時の現設定状態保存部の内容を
    前設定状態保存部にコピーし、現設定状態保存部に変更
    後の網内設定情報を記録し、前設定状態保存部の網内設
    定情報と現設定状態保存部の網内設定情報との差分情報
    を差分情報保存部に記録し、差分情報を現用系から待機
    系に転送することを特徴とする請求項4に記載の二重化
    系切り替え方法。
  6. 【請求項6】前記網内設定情報または差分情報の送信時
    に現用系に障害が発生した場合、前記差分情報保存部に
    待機系がアクセスして前記網内設定情報または差分情報
    を読み込むことを特徴とする請求項5に記載の二重化系
    切り替え方法。
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