JP2894676B2 - 非同期式遠隔コピー・システム及び非同期式遠隔コピー方法 - Google Patents

非同期式遠隔コピー・システム及び非同期式遠隔コピー方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は非同期式の遠隔データ・
コピーによって情報処理システム内のデータを保存する
ことに係り、更に詳細に説明すれば、1次サイト(主サ
イトとも呼ばれる)における記憶サブシステムに基づく
コピーから2次サイト(遠隔サイト又は予備サイトとも
呼ばれる)においてデータを実時間式に且つ連続的にコ
ピーすることに係る。
【0002】
【従来の技術】データ・コピーは、情報処理システムに
おけるデータ保存の一形態である。しかしながら、デー
タ・コピーによるデータ保存は、多くの要因を考慮しな
ければならない。このことが特に重要となるのは、1次
サイトの作業及びデータが利用不能になった際に、2次
サイトにおいてコピー及び格納されたデータが、事後の
トランザクションを継続するための保存データとなるこ
とが予測されるような場合である。コピーを行う際に留
意すべき要因には、保護ドメイン(システム又は環境障
害、或いはデバイス又は媒体障害)、データ喪失(無喪
失又は部分喪失)、他のデータ及びプロセスの発生に関
連してコピーが発生する時刻(時点)、コンピュータ上
で実行中のアプリケーションに対する破壊の程度、該当
するコピーがアプリケーション・ベースであるのか又は
記憶システム・ベースであるのか、などが含まれる。最
後の要因に関しては、アプリケーション・ベースのコピ
ーは、ログ・ファイル、データ・ファイル、及びプログ
ラム・ルーチンを含み、一方、記憶システム・ベースの
コピーは、直接アクセス記憶装置(DASD)アドレス
の情報を含んでいるが、データ・タイプ又はアプリケー
ションによる当該データの使用の是非を示す情報は含ん
でいない。
【0003】実時間式の遠隔コピー・システムは、2次
サイトのDASDデータ・コピーに対し書き込み更新が
行われる際に、更新のシーケンスの整合性(一貫性)を
保証する何らかの手段を必要とする。これを達成する1
つの方法は、複数のDASDサブシステムを制御するた
めに同期式システムを提供する、というものである。こ
うしたシステムでは、1次サイトのDASDサブシステ
ムを対象とする入出力書き込みオペレーションは、その
データのコピーが2次サイトにおいて確認されるまで、
完了されないのである。従って、こうした同期式システ
ムの問題は、遠隔コピー・システムの全体的なオペレー
ションを低速化することである。
【0004】非同期式の遠隔コピー・システムは、中央
(集中制御型)の通信システムを通して、1次サイトに
設置したDASDサブシステム(1次サブシステム)と
2次サイトに設置したDASDサブシステム(2次サブ
システム)との間のデータ通信を集中化及び統合化する
ことにより、更新のシーケンスの整合性を達成する。こ
うしたシステムでは、1次サイトのシステムは、全ての
1次サブシステムが行う異なる更新書き込みオペレーシ
ョンの間のシーケンスを決定するとともに、そのシーケ
ンス情報を2次サブシステムに通信することができる。
次に、2次サブシステムは、1次サイト側からのシーケ
ンス情報を使用して、2次サイトにおけるDASDデー
タ・コピーに対する更新データの適用を制御する。集中
制御型のデータ通信サービスを使用する既知の非同期式
遠隔コピー・システムについては、以下で簡述すること
にする。
【0005】McIlvain 外による米国特許出願第036
017号は、"Method and Means forMulti-System Remo
te Data Duplexing and Recovery" と題し、ホスト間結
合を利用した環境において、更新データのソース(発信
元)と2次サイトとの間のDASD記憶管理レベルにお
ける蓄積転送メッセージ・インタフェースを使用するこ
とについて述べている。この発明では、更新の完了又は
書き込み更新シーケンスの喪失が、中断の発生時に完全
に指定できるようになっている。
【0006】Cheffetz 外による米国特許第51330
65号は、"Backup Computer Program for Networks "
(1992年7月21日発行)と題し、各ローカル・ノ
ードがバックアップすべきローカル・ファイルのリスト
をそれぞれ生成し且つこのリストをファイル・サーバに
それぞれ伝送するようにしたローカル・エリア・ネット
ワーク(LAN)を開示している。こうした遠隔の生成
は、ネットワーク・サーバがリストの生成及びファイル
・コピー活動を開始させる限りにおいて、トラフィック
を減少させることができる。この参照文献以前の公知技
術は、ファイル選択の集中制御を教示している。この結
果は、ローカル・ノードのセキュリティとサーバの過度
な使用との妥協の産物をもたらした。このような問題
は、米国特許第5133065号に開示されているよう
に、各ローカル・ノードによりリストを生成するととも
に、これらのリストをファイル・サーバへ送信すること
により回避されるものと推測される。
【0007】Beale 外による米国特許第5155045
号は、"Data Storage System for Providing Redundant
Copies of Data on Different Disk Drives" と題し、
各書き込みを1次サイトに設置した第1の記憶制御装置
に処理させるとともに、直接リンク(広帯域経路)を介
して並列に2次サイトに設置した第2の記憶制御装置に
通信させることにより、可変長レコード(CKD)を2
つ以上の外部記憶装置上にコピーすることを開示してい
る。この直接リンクは、1次サイトと2次サイトとの間
の経路長制限を排除するのに有用であるが、こうした制
限は、CKD要求/応答アーキテクチャの仕様上の長さ
が150メートル程度に制限されるという事実に由来す
るものである。
【0008】集中制御型のシステムを使用する非同期式
遠隔コピー・システムの他の例が、Micka 外による特願
平5−305077号に開示されている。このシステム
は、DASDデータを複数のDASDサブシステムに非
同期式にコピーするように構成されており、こうしたコ
ピー・オペレーションをDASDを対象とする入出力書
き込みオペレーションから分離するという利点を有す
る。これは、サブシステム内で、書き込みに起因する不
要な待機状態を招かないことを保証する。一のシーケン
ス・チェックポイントを設定することにより(この時点
では、1セットの情報パケットが一緒にグループ化され
且つ単一のシーケンス単位として処理される)、この分
離及び独立したオペレーションが発生する。この独立性
により、2次サイトへのコピーが、サブシステムの性能
に不利な影響を及ぼすことはなく、また更新中のデータ
の対応する整合性に影響を及ぼすこともない。
【0009】1次サイトと2次サイトとの間に、集中制
御型の通信サービスが存在しないシステムも現用されて
いる。こうしたシステム構成では、1次サイトに設置し
た各サブシステムは、2次サイトに設置したサブシステ
ムへの直接的な独立のリンクを有することが多い。しか
しながら、複数のサブシステムを含むこうしたシステム
では、更新のシーケンスに整合する非同期式の書き込み
オペレーションを提供するという問題を、既知の非同期
式コピー機構を利用して解決することはできないのであ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】当該技術分野において
要請されている非同期式遠隔コピー・システムとは、1
次サイトに設置した複数のDASDサブシステム(以下
「1次サブシステム」と略記)と2次サイトに設置した
複数のDASDサブシステム(以下「2次サブシステム
と略記)との間に独立した複数のリンクをそれぞれ有
し、集中制御型の通信システムを有さず、しかも第1セ
ットの1次サブシステムから第2セットの2次サブシス
テムへ、更新のシーケンスに整合する遠隔コピーを行う
ことができるようなものである。こうした非同期式遠隔
コピー・システムは、構造が簡単で、費用対効果比に優
れているだけでなく、各サブシステムの全体的な性能を
実質的に損なうようなものであってはならない。本発明
は、このような要請に応えるものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、2次サブシス
テムにおいてデータをコピーするための非同期式遠隔コ
ピー・システム及び方法に係る。複数の2次サブシステ
ムは、1次サイト側のホストに接続された対応する複数
の1次サブシステムにそれぞれ対等に結合されている。
このホストにおいて開始されたコピー開始オペレーショ
ンは、全ての1次サブシステムに、一のメッセージを同
報通信することによって通知される。各1次サブシステ
ムは、テーブル構築用のセット・アソシアティブ・デバ
イスとしてLAN又は他の適切な手段を使用することに
より、構成テーブル(コピー・アクティブ・テーブル)
を構築する。この構成テーブルは、コピー・プロセスに
関与又は参加している処の、全てのコピー・アクティブ
1次サブシステムを識別するためのものである。また、
各1次サブシステムは、その同期用クロック又はこれと
同様の時刻基準を、複数の1次サブシステムのうち、指
定された特定の1次サブシステムのクロック又は時刻基
準に同期化する。この特定の1次サブシステムは、同期
時刻信号及びチェックポイント・メッセージのマスタ・
ソース(同期マスタ・ソース)として動作する。この同
期マスタ・ソースは、一のチェックポイント時刻値及び
増分可能な一のチェックポイント・シーケンス番号を有
する各チェックポイント・メッセージを、各1次サブシ
ステムに周期的に送信する。これらのチェックポイント
時刻値及びチェックポイント・シーケンス番号は、各1
次サブシステムのローカル・コピー書き込みレコード・
シーケンス内に論理的に挿入される。
【0012】ホストに接続された複数の2次サブシステ
ムのうち、特定の2次サブシステムが2次サイトにおけ
る同期マスタ・ソースとして指定される。各2次サブシ
ステムは、コピー・アクティブ2次サブシステムを識別
するための構成テーブル(コピー・アクティブ・テーブ
ル)をそれぞれ構築し、対応する1次サブシステムにそ
れぞれ対等に結合される。次に、各2次サブシステム
は、対応する1次サブシステムからコピー・シーケンス
を非同期的に受信し且つこれを局所的にバッファリング
する。受信した各シーケンスには、タイム・スタンプ
(同期時刻値)を有する全ての書き込み更新レコードが
送信された後に、1次サブシステムにおいて埋め込まれ
たチェックポイント・メッセージが含まれる。
【0013】チェックポイント・メッセージの受信に応
答して、各2次サブシステムは、それを2次サイトにお
ける同期マスタ・ソースに送信する。この同期マスタ・
ソースにより、全てのチェックポイント・メッセージに
ついて、ランデブー(rendezvous)が実行される。かく
て、各2次サブシステムは、2次サイトにおける同期マ
スタ・ソースからランデブー完了信号を受信する際に、
そのバッファからDASDへの書き込みを行う。
【0014】もし、1つ以上の1次サブシステムが利用
不能になれば、それらの対応する2次サブシステムが、
コピー・アクティブ・グループから外されることにな
る。こうしたことは、進行中の任意の更新の完了後にの
み発生する。
【0015】本発明は、分散制御型のシステムを使用し
て、1セットの1次サブシステムから1セットの2次サ
ブシステムに対し、更新のシーケンスに整合する実時間
的な非同期式データ・コピーを行うことを可能にする。
なお、これらの1次サブシステムは、これと対応する2
次サブシステムに対し、それぞれ独立に且つ対等に結合
されている。
【0016】
【実施例】非同期式の遠隔コピーを達成するには、以下
の3つの条件が存在しなければならない。 1.データ更新のシーケンスが、1次サイトにおいて決
定可能でなければならない。 2.データ更新のシーケンスが、1次サイトから2次サ
イトに通信可能でなければならない。 3.2次サイトは、データ更新のシーケンスを使用し
て、2次サイトにおける更新を制御可能でなければなら
ない。
【0017】前述のように、複数のサブシステムを含む
従来技術の非同期式遠隔コピー・システムは、適切な更
新のシーケンスを提供するために、中央(集中制御型)
の通信システムを必要とする。しかしながら、集中制御
型の通信サービスを通して、1次サイトと2次サイトと
の間で更新データを受け渡すことが望まれないようなシ
ステム構成が存在する。こうした構成では、1次サイト
及び2次サイトにそれぞれ設置した複数の1次及び2次
サブシステムを、独立したサブシステム間通信リンクに
よって、それぞれ直接的に結合することが望まれてい
る。図1には、こうしたシステム10が示されている。
システム10に含まれているホスト11は、1次サブシ
ステム12' にそれぞれデータを提供する。図示のよう
に、1次サブシステム12' と、それと対等に結合した
2次サブシステム14' との間のリンクの各々は、それ
ぞれ独立している。その結果、この型のシステムは、元
来、更新のシーケンスに整合する書き込みオペレーショ
ンを実行することができないのである。
【0018】この問題を説明するために、例えば、一の
トランザクションをコミットしようとする際の、従来の
データベース管理システム(DBMS)からの3つの入
出力書き込みオペレーションのシーケンスについて考え
てみる。この例は、情報管理サービス(IMS)システ
ムについて代表的なものである。即ち、 1.DBMSが、レコードをそのログ・データ・セット
に書き込む。書き込まれたレコードは、古いデータベー
ス(DB)データと、新しいDBデータ(このトランザ
クションにより変更中であるもの)と、このトランザク
ションをコミット(確定)しようとするレコードを含ん
でいる。 2.DBMSは、第1の入出力書き込みオペレーション
がその完了を報告するのを待機した後、そのDBデータ
・セットを更新する。これらのデータ・セットは、異な
る1次サブシステム上にそれぞれ存在する異なるボリュ
ームにある。この新しいDBデータの書き込みは、古い
DBレコードを上書きし、従ってこれを破壊する。 3.DBMSは、第2の入出力書き込みオペレーション
がその完了を報告するのを待機した後、コミット・レコ
ードを第1のボリューム上のそのログ・データ・セット
に書き込む。このコミット・レコードは、将来のIMS
回復プロセスに対し、このDBデータ・セット(DAS
Dボリューム)が成功裏に更新されたことを「保証」す
るものである。次に、図1に示されるような複数のサブ
システム構成を使用する処の、非同期式遠隔コピー・シ
ステムのオペレーションについて説明する。この実施例
では、DBMSのログ・データ・セットは、最上部のサ
ブシステム対(DASD1及びDASD1' )のボリュ
ーム上に、またDASDボリュームは、上から2番目の
サブシステム対(DASD2及びDASD2' )上に構
成される。この例では、DASD1の負荷は軽く、従っ
てその待ち行列化された作業を遅延なしに処理するが、
DASD2は負荷が重く、その待ち行列化された作業の
処理に幾らかの遅延を要する。待ち行列化された作業に
は、更新データを2次サイトに設置され且つ対等に結合
された2次サブシステムへ転送してコピーを行わせるこ
とが含まれる。
【0019】次のシーケンスは、この例におけるオペレ
ーションを記述する。 1.アプリケーションからDASD1への入出力書き込
み(1)が完了する。 2.アプリケーションからDASD2への入出力書き込
み(2)が完了する。 3.DASD1が入出力書き込み(1)用のデータをD
ASD1' に送信し、DASD1' がそのデータをDA
SDボリュームのそのキャッシュ・メモリ・コピーに適
用する。 4.アプリケーションからDASD1への入出力書き込
み(3)が完了する。 5.DASD1が入出力書き込み(3)用のデータをD
ASD1' に送信し、DASD1' がそのデータをDA
SDボリュームのそのキャッシュ・メモリ・コピーに適
用する。 6.DASD2が入出力書き込み(2)用のデータをD
ASD2' に送信し、DASD2' がそのデータをDA
SDボリュームのそのキャッシュ・メモリ・コピーに適
用する。
【0020】もし、ステップ5の後で且つステップ6の
前に、1次サイトにおいて何らかの障害が発生すれば、
破壊されたデータがシステムにコピーされることになろ
う。というのは、この障害が1つ以上の1次サブシステ
ムをアクセス不能にするために、入出力書き込み(2)
用のデータが2次サイトに到着しないことがあり得るか
らである。
【0021】遠隔コピーにおける更新シーケンスの整合
性の本質は、2次サイトに設置したDASDを回復のた
めに使用しなければならない時点において、(前記第1
の入出力書き込みからのデータが存在する場合に限り)
前記第2の入出力書き込みからの新しいデータが受け渡
されることを保証するとともに、(前記第2の入出力書
き込みからのデータが存在する場合に限り)前記第3の
入出力書き込みからのデータが受け渡されることを保証
することである。前記第3の入出力書き込みからのデー
タが存在するが、前記第2の入出力書き込みからのデー
タが存在しない場合のデータ整合性の喪失について考え
てみよう。DBMSのログは、回復プロセスに対し、デ
ータベースが有効なデータを受信することを通知するで
あろう。その結果、DBMSの障害又は業務用アプリケ
ーション・エラーのどちらかが生じることになろう。
【0022】詳述すると、1次サイトにおける前述の入
出力書き込みオペレーションのシーケンスは、DASD
1、DASD2、そしてDASD1に戻る、というもの
である。しかしながら、DASD2上の負荷のために、
入出力書き込み(2)用のデータの送信が遅延される結
果、DASD1からの入出力書き込み(3)用のデータ
をDASD1' が受信した時刻までに、入出力書き込み
(2)用のデータがDASD2' に到着していないこと
になる。サブシステム・データをコピー・ボリュームに
伝送することについて制御が行われていないために、D
ASD1' はそのコピー・ボリュームを入出力書き込み
(1)及び(3)用のデータの両方で更新することにな
ろう。もし、その時点において災害が生じた結果、1次
サイトのシステム及びオペレーションが2次サイトにお
いて再開するように指令されるのであれば(こうした偶
発的な事故が実時間式の遠隔コピーを有する理由であ
る)、回復用のDBMSは一のログ・レコードを見い出
すであろう。このログ・レコードには、(入出力書き込
み(2)の間に)該当するDBレコードが書き込まれた
が、入出力書き込み(2)用のデータがDASD2' 上
には存在しないことが記述されていることになろう。
【0023】こうした独立したリンクを備えたシステム
において従来から問題とされてきたのは、複数の1次サ
ブシステムを対象としてそれぞれ独立に行われる書き込
みのシーケンスを決定すること、1セットの2次サブシ
ステムに対しそのシーケンス情報を通信すること、及び
複数の2次サブシステムを対象としてそれぞれ独立に行
われる更新のシーケンスを制御することである。本発明
は、こうしたシーケンスの識別、通信及び更新制御につ
いて有利に適用することが可能であり、換言すれば、1
セットの1次サブシステムが1セットの2次サブシステ
ムにそれぞれ独立に且つ対等に結合されている環境にお
いて、1次サブシステムから2次サブシステムへ、更新
のシーケンスに整合する非同期式遠隔コピーを行うこと
を可能にするものである。
【0024】図2には、本発明に従った非同期式遠隔コ
ピー・システム20の構成が示されている。システム2
0に含まれているホスト11は、1次サブシステム12
にデータを提供する。システム20は、第1セットの1
次サブシステム12、及び1次サイトから遠隔の2次サ
イトに設置した第2セットの2次サブシステム14を含
んでいる。更に、システム20は、1次及び2次サブシ
ステム12、14をそれぞれ相互接続するためのカプラ
16及び18を含んでいる。
【0025】システム20は、更新のシーケンスの整合
性を集中制御型の通信システムなしに達成するものであ
って、次の構成に基づいている。1.各1次サブシステ
ムが、1つ又は複数の通信リンクを通して、これに対応
する一の2次サブシステムにそれぞれ対等に結合されて
いること。2.全ての1次サブシステム12がカプラ1
6により相互接続され、全ての2次サブシステム14が
カプラ18により相互接続されていること。図示されて
いないが、当業者には、接続の冗長性のために複数の物
理接続を使用してもよいことが容易に理解されよう。本
明細書では、「カプラ」という用語を便宜的に使用した
が、LANなどの適切な物理ネットワーク相互接続手段
を使用することができる。3.各サブシステム12又は
14は、クロック又はこれと同様の同期化プロセスを有
すること。こうしたクロック又はプロセスは、カプラ1
6を通して通信される処の、他のサブシステムからの値
に同期化することができる。
【0026】本発明の方法では、更新のシーケンスの整
合性を保つために、次の3つのステップを使用する。即
ち、(1)全ての1次サブシステム12を対象として行
われる書き込みオペレーションのシーケンスを決定する
ステップ、(2)そのシーケンス情報を2次サイトへ通
信するステップ、及び(3)複数の2次サブシステム1
4によりそのシーケンス情報を使用して、全ての2次サ
ブシステム14を対象として行われる更新書き込みのシ
ーケンスを制御するステップである。これらの3つのス
テップについては、1次及び2次サブシステム12、1
4をLANによりそれぞれ相互接続するようにした非同
期式遠隔コピー・システムを例にとって、以下で詳細に
説明する。 1.LANを使用して全ての1次サブシステム12を相
互接続し、同期時刻信号などの順序付け信号を全ての1
次サブシステム12に配信することにより、一のシーケ
ンス/同期時刻値を、2次サブシステム14にコピーす
べき各1次サブシステム12の書き込みデータと対応付
ける(こうした値は、更新データとともに2次サイト側
に送信される)。 2.周期的な同期化−時刻指定(synchrozizing-time-d
enominated)チェックポイント・メッセージを1次サブ
システム12間で伝播させ、次に各1次サブシステム1
2からそれと対等に結合された2次サブシステム14に
通信する。 3.LANを使用して全ての2次サブシステム14を相
互接続することにより、1次サブシステム12から受信
されたコピー・データの更新書き込みを調整する。
【0027】図3には、1次サイトに設置したシステム
の一般的なオペレーション100の流れ図が示されてい
る。最初に、コピー開始オペレーションのメッセージを
全ての1次サブシステム12に送信して、1次サブシス
テム12間の通信を活動化する(ステップ102)。個
々の1次サブシステム12は、適切なシーケンス情報
を、全てのコピー・アクティブ1次サブシステム12に
提供する(ステップ104)。その後、1次サブシステ
ム12は、このシーケンス情報を当該サブシステムと対
等に結合した2次サブシステム14に通信する(ステッ
プ106)。最後に、そのシーケンス情報を用いて、2
次サブシステム14の更新を制御する(ステップ10
8)。以下、これらのステップを詳述する。
【0028】コピー開始オペレーション(ステップ102) 各1次サブシステム12に対する遠隔コピー・オペレー
ションは、その1次サブシステム12への何らかの命令
により開始されなければならない。この命令は、ホスト
11(このホストはDASDへの書き込みを行うアプリ
ケーションを実行可能である)からのコマンドを通して
与えられるか、又はサブシステム12のオペレータ・コ
ンソール又はこれと同様の手段などのサブシステム・ロ
ーカル・インタフェースを通して与えられる。
【0029】1次サイトにおける入出力書き込みシーケンス(ステッ
プ104) このシーケンスについては、図4及び以下の説明を参照
されたい。コピー開始命令がホスト11又はサブシステ
ム・ローカル・インタフェースのどちらから与えられる
かに関係なく、この命令は、コピーすべき1次システム
12を識別し、この識別された1次サブシステム12に
対し、これが対等に結合された2次サブシステム14と
の通信を活動化するように指令する(ステップ20
2)。
【0030】また、このコピー開始オペレーションは、
識別された1次サブシステム12から他の1次サブシス
テム12への通信を活動化する。他の1次サブシステム
12のLAN接続アドレスは、各1次サブシステム12
に対して構成されているか、又はこのコピー開始命令内
に保持された情報に組み込まれている。識別された1次
サブシステム12においてコピーが開始されると、この
サブシステムは、それ自身がアドレスを有する他の全て
の1次サブシステム12に対し、一のコピー・アクティ
ブ・メッセージを送信する(ステップ204)。全ての
1次サブシステム12は、当該コピー・プロセスに参加
している全ての1次サブシステム12を識別することが
できるように、構成テーブルをそれぞれ構築し且つそれ
を維持する(ステップ206)。他の1次サブシステム
12からコピー・アクティブ・メッセージを受信した各
1次サブシステム12は、その構成テーブルにおいて、
前者の1次サブシステム12をコピー・アクティブとし
てマークする。
【0031】コピー・アクティブ・メッセージを他の1
次サブシステム12と交換する処理の一部として、各1
次サブシステム12は、そのクロック(時刻基準)をそ
れぞれ同期化し、そして特定の1次サブシステム12を
同期マスタ・ソースとして選択する(ステップ20
8)。これはクロックの同期化プロセスであるが、こう
したプロセスは周知であるので、ここではその詳細を省
略することにする。
【0032】:クロックの同期化は、クロックの最大
ドリフトを実質的に小さなレベルに維持可能でなければ
ならない。つまり、クロックの最大ドリフトは、各1次
サブシステム12がホスト11から入出力書き込みコマ
ンドを受信し、キャッシュへの書き込みを実行し、入出
力書き込みオペレーションの完了を通知するに要する時
間よりも実質的に小さく、またホスト11が入出力書き
込みオペレーションの完了ステータスを処理し、新しい
入出力書き込みオペレーションを開始するに要する時間
よりも実質的に小さくなければならない。
【0033】好適な実施例では、各1次サブシステム1
2により入出力書き込みオペレーションが実行される場
合、当該サブシステムは、更新データとともにその対等
に結合された2次サブシステム14に送信される他の制
御情報に加えて、その時点における同期時刻信号の値
(現同期時刻値)を含んでいる。この1次サブシステム
12の入出力書き込みオペレーションは、遅延なしに継
続され、これが延期されるとしても、2次サブシステム
14に送信すべき更新データ用の制御情報を構築するの
に必要な時間分だけである。更新データ及びその関連す
る制御情報は、2次サブシステム14により受信される
と、そこでバッファリングされる。この2次サブシステ
ム14におけるDASDコピーの更新は、2次サイトの
シーケンス制御(後述)によりリリースされるまで遅延
されることになる。
【0034】2次サイトへのシーケンス情報の通信(ステップ10
6) このシーケンス情報の通信については、図5及び以下の
説明を参照されたい。1次サイトにおける同期マスタ・
ソースとして指定された特定の1次サブシステム12
は、一のチェックポイント・メッセージを、全てのコピ
ー・アクティブ1次サブシステムに周期的に送信する
(ステップ302)。このチェックポイント・メッセー
ジは、同期時刻信号と一緒に含まれるか、又は使用され
るローカル相互接続プロトコルに合わせて別途送信され
る。このチェックポイント・メッセージは、一のチェッ
クポイント時刻値及び一のチェックポイント・シーケン
ス番号を含み、後者は各チェックポイント・メッセージ
ごとに1ずつ増分される。このチェックポイント・メッ
セージを受信した各1次サブシステム12は、このメッ
セージを当該サブシステム自身が対等に結合された2次
サブシステム14への伝送ストリーム内に論理的に挿入
し、以前の同期時刻値を有する全ての更新データ及び制
御情報が送信された後にだけ、この伝送ストリームを対
応する2次サブシステム14に送信する(ステップ30
4)。
【0035】2次サイトにおける更新の制御(ステップ108) この更新の制御については、図6及び図7並びに以下の
説明を参照されたい。2次サブシステム14におけるコ
ピー・オペレーションは、それらが対等に結合された1
次サブシステム12からのコピー・アクティブ・メッセ
ージにより活動化される(ステップ402)。(この場
合、2次サイトのシステム又はローカル・コンソールか
らの起動命令が必要となることもある。コピー・オペレ
ーション及び制御のその態様は、通常の方法で行われ
る。)各2次サブシステム14は、当該コピー・プロセ
スに参加している全ての2次サブシステム14の識別デ
ータを有するように、それぞれのコピー・アクティブ・
テーブルを構築し且つこれを維持する(ステップ40
4)。1次サイトにおける同期マスタ・ソースを選択し
たのと同様に、ローカルのLANを使用して、2次サブ
システム14の中から同期マスタ・ソースが選択される
(ステップ406)。こうした分散制御方式は周知であ
るから、本明細書ではその詳細を省略する。
【0036】2次サブシステム14は、それらが対等に
結合された1次サブシステム12から、更新データ及び
これに関連する制御情報を受信し、それらをバッファリ
ングする。このように受信した更新データ及び制御情報
は、論理的にグループ化され、1次サイトからの同期時
刻値により順序付けされる。最大の保護のためには、受
信したデータ及び制御情報を、不揮発性記憶媒体内にバ
ッファリングすることが望ましい。
【0037】或る時点で、各2次サブシステム14は、
チェックポイント・メッセージを受信する(ステップ4
08)、このメッセージは、当該2次サブシステム14
に対し、そのチェックポイント時刻値に等しいか又はこ
の時刻値より小さい1次サイトの同期時刻値を有する全
ての更新データ及び制御情報が、1次サイトから当該2
次サブシステム14に送信されたことを通知する。チェ
ックポイント・メッセージを受信した2次サブシステム
14は、このメッセージを2次サイトにおける同期マス
タ・ソースに送信し、かくてこの同期マスタ・ソース
は、それ自身を含む全てのコピー・アクティブ2次サブ
システム14からのチェックポイント・メッセージにつ
いて、ランデブーを実行する(ステップ410)。
【0038】任意のチェックポイントに対するこのラン
デブーが完了すると、この同期マスタ・ソースは、ラン
デブー完了信号を全てのコピー・アクティブ2次サブシ
ステム14に送信して、このチェックポイント・メッセ
ージのチェックポイント時刻値まで、更新データをリリ
ースさせる。次に、各2次サブシステム14は、それ自
身が内部的な更新進行中状態にあるとマークするととも
に、これらの更新データをそのDASDコピーに適用す
る(ステップ414)(注:バッファリングされた更新
データを適用する実際のプロセスは、キャッシュ・ディ
レクトリ・エントリの調整だけしか必要としないことが
ある。)。
【0039】更新進行中状態は、1次サイト側からのバ
ッファリングされた更新データ及び制御情報(及び他の
コピー・サービス状態情報)とともに、サブシステム・
リセット及び電源オフを通して、維持されなければなら
ない。更新進行中状態は、完了必須型のオペレーション
制御として使用され、この状態がアクティブである場合
は、2次サブシステム14への全てのホスト・アクセス
が阻止される。このことは、2次サイト側におけるアプ
リケーションの引き継ぎが、部分的に更新されたDAS
Dデータを認識できないことを保証する。即ち、この引
き継ぎは、更新のシーケンスに整合しないDASDコピ
ーをアクセスすることができない。チェックポイント間
隔の更新は、ユーザがDASDコピー・データをアクセ
スできる前に、完了しなければならない。
【0040】DASDコピー・データの更新が完了した
場合、該当する2次サブシステム14は、特定のチェッ
クポイントに対するチェックポイント・メッセージ(当
該チェックポイントを識別するもの)の更新完了信号
を、2次サイトの同期マスタ・ソースに送信する(ステ
ップ416)。こうした更新完了信号を、それ自身を含
む全ての2次サブシステム14から受信した場合、2次
サイトの同期マスタ・ソースは、更新進行中状態リセッ
ト信号を全ての2次サブシステム14に送信して、2次
サイトのコピー・データが再び接続システムによりアク
セスできるようにする(ステップ418)。
【0041】次に、好適な実施例の変形例について説明
する。もし、全ての1次サブシステム14を相互接続す
るカプラ16が、一の入出力オペレーション・サイクル
に要するよりも実質的に少ない時間で、各チェックポイ
ント・メッセージを全ての1次サブシステム14に確実
に伝播させることができるのであれば、前述の各プロセ
スは、クロックなしに且つクロックの同期化なしに機能
することができよう。各1次サブシステム12における
チェックポイント・メッセージの到着時刻は、更新のシ
ーケンスを定義するのに十分に正確となるであろうから
である。各チェックポイント間隔における全ての更新
は、同時に発生したものと見なされる。
【0042】次に、本発明に従った非同期式遠隔コピー
・システムを使用した場合に、前述の3つの入出力書き
込みオペレーションがどのように行われるかを、サブシ
ステム(DASD)のオペレーション・ステップを中心
に説明する。 1.1次サイトのDASD1〜DASD4が、コピー・
アクティブ・メッセージを交換する。DASD3が、1
次サイトにおける同期マスタ・ソースとなる。DASD
4' が、2次サイトにおけるチェックポイント・メッセ
ージのランデブーのための同期マスタ・マスタとなる。 2.時刻「a」において、アプリケーションからDAS
D1への入出力書き込み(1)が完了する。 3.時刻「b」において、アプリケーションからDAS
D2への入出力書き込み(2)が完了する。 4.DASD1が、入出力書き込み(1)用のデータ
を、それに関連する同期時刻値「a」と一緒に、2次サ
イトのDASD1' に送信する。DASD1' は、この
データをバッファリングするが、このデータをDASD
ボリュームのキャッシュ・コピーには適用しない。 5.DASD3が、チェックポイント・シーケンス番号
「n」とチェックポイント時刻値「b」とを保持するチ
ェックポイント・メッセージを送信する。 6.時刻「c」において、アプリケーションからDAS
D1への入出力書き込み(3)が完了する。 7.DASD1が、入出力書き込み(3)用のデータ
を、それに関連する同期時刻値「c」と一緒に、2次サ
イトのDASD1' に送信する。DASD1' は、この
データをバッファリングするが、このデータをDASD
ボリュームのキャッシュ・コピーには適用しない。 8.DASD1が、ステップ5の間にDASD3により
送信されたチェックポイント・メッセージを受信し、こ
れを処理する。 9.DASD1が、チェックポイント・メッセージを2
次サイトのDASD1' に送信し、後者はそれをDAS
D4' に転送する。 10.DASD2が入出力書き込み(2)用のデータ
を、それに関連する同期時刻値「b」と一緒に、2次サ
イトのDASD2' に送信する。DASD2' は、この
データをバッファリングするが、このデータをDASD
ボリュームのキャッシュ・コピーには適用しない。 11.DASD2が、ステップ5の間にDASD3によ
り送信されたチェックポイント・メッセージを受信し、
これを処理する。 12.DASD2が、チェックポイント・メッセージを
2次サイトのDASD2' に送信し、後者はそれをDA
SD4' に転送する。 13.ステップ5とステップ13との間の或る時点で、
DASD3及びDASD4は、チェックポイント・メッ
セージ「n」を、それらに対応する2次サイトのDAS
D3' 及びDASD4' に送信している。後者のDAS
D3' は、このメッセージをDASD4' に転送してい
る。 14.DASD4' が、リリース信号を、DASD1'
、2' 及び3' に送信する。 15.更新を必要としないDASD3' は、直ちに、更
新完了信号をDASD4' に戻す。 16.DASD1' が、更新進行中状態に入り、更新
(1)を適用する。しかしながら、更新(3)について
は、これを適用しない。なぜなら、その同期時刻値
「c」が、チェックポイント時刻値「b」よりも大きい
からである。その後、DASD1' は、更新完了信号を
DASD4' に送信する。 17.2次サイトのDASD2' が、更新進行中状態に
入り、更新(2)を適用するとともに、更新完了信号を
DASD4' に送信する。 18.2次サイトの全てのDASD1' 〜DASD4'
から更新完了信号を受信したDASD4' は、更新進行
中状態リセット信号を、2次サイトのDASD1' 〜D
ASD3' に送信する。
【0043】かくて、もし、前述のシーケンス内の任意
の時点で1次サイトにおける障害が発生するとすれば、
2次サイトのDASDは、如何なる更新をも示さない
か、又は更新(1)及び更新(2)を示すことになる。
更新(3)については、次のチェックポイント・シーケ
ンスまで、2次サイトのDASD1' 及びキャッシュに
は適用されない。
【0044】従って、本発明は、集中制御型の通信サー
ビスを必要としないで、更新のシーケンスに整合する実
時間的な非同期式遠隔コピー・システムを提供すること
ができる。このシステムは、DASDサブシステム内の
既存の機能を利用しつつ、最小の変更を行うだけで、シ
ーケンス変更を提供することができる。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、集中制
御型の通信システムを必要とせずに、構造が簡単で、費
用対効果比に優れているだけでなく、各サブシステムの
全体的な性能を実質的に損なうことなしに、1次サブシ
ステムから2次サブシステムに対し、更新のシーケンス
に整合するコピーを行うための非同期式遠隔コピー・シ
ステム及び方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術に従った遠隔データ・コピー・システ
ムの構成を示す図である。
【図2】本発明に従った遠隔コピー・システムの構成を
示す図である。
【図3】本発明に従った遠隔2重コピーのオペレーショ
ン全般を示す流れ図である。
【図4】本発明に従った遠隔コピー・システムのオペレ
ーションを示す詳細な流れ図である。
【図5】本発明に従った遠隔コピー・システムのオペレ
ーションを示す詳細な流れ図である。
【図6】本発明に従った遠隔コピー・システムのオペレ
ーションを示す詳細な流れ図である。
【図7】本発明に従った遠隔コピー・システムのオペレ
ーションを示す詳細な流れ図である。
フロントページの続き (72)発明者 ロバート・ウエスレイ・ショムラー アメリカ合衆国95037、カリフォルニア 州モーガン・ヒル、パイドモント・コー ト 17015 (56)参考文献 特開 平5−100960(JP,A) 特開 平3−226825(JP,A) 米国特許5375232(US,A) 米国特許5241669(US,A) 米国特許5241668(US,A) 米国特許5167034(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 12/00 501 - 549 G06F 15/16 G06F 3/06 G06F 13/00

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1次サイトに設置した複数の1次サブシス
    テムが第1の結合手段により相互接続され、1次サイト
    から遠隔の2次サイトに設置した複数の2次サブシステ
    ムが第2の結合手段により相互接続され、前記複数の1
    次サブシステムの各々が、前記複数の2次サブシステム
    のうち対応する1つの2次サブシステムにそれぞれ独立
    に且つ対等に結合され、1次サイトに設置したコピー開
    始オペレーションを開始するための手段に応答して、2
    次サイトにおけるデータ・コピーの更新シーケンスを整
    合的に実行する非同期式遠隔コピー・システムであっ
    て、 前記複数の1次サブシステムには、 前記コピー開始オペレーションの開始に応答して、前記
    複数の1次サブシステムのうちコピー・アクティブ・グ
    ループを形成する1セットの1次サブシステムを識別す
    るためのシーケンス情報を、前記複数の1次サブシステ
    ムに配信するための配信手段と、 前記配信手段に応答して、一のチェックポイント時刻値
    及び増分可能な一のチェックポイント・シーケンス番号
    を含む周期的な一のチェックポイント・メッセージを、
    前記複数の1次サブシステムに送信するためのチェック
    ポイント・メッセージ送信手段と、 前記チェックポイント・メッセージ送信手段に応答し
    て、更新データ及び前記チェックポイント・メッセージ
    を、前記1セットの1次サブシステムに対等に結合され
    た1セットの2次サブシステムの各々に送信するための
    手段とを含み、 前記複数の2次サブシステムには、 前記更新データ及び前記チェックポイント・メッセージ
    を受信するための手段と、 前記受信したチェックポイント・メッセージに基づき、
    前記1セットの2次サブシステムにおける前記更新デー
    タの書き込みを調整するための調整手段とを含む、前記
    非同期式遠隔コピー・システム。
  2. 【請求項2】前記配信手段が、 前記複数の1次サブシステムの各々が前記複数の1次サ
    ブシステムのうち他の1次サブシステムと通信するよう
    に、前記複数の1次サブシステムの各々を活動化するた
    めの第1の活動化手段と、 前記第1の活動化手段に応答して、前記複数の1次サブ
    システムがその対等に結合された前記複数の2次サブシ
    ステムとそれぞれ通信するように、前記複数の1次サブ
    システムを活動化するための第2の活動化手段と、 前記第2の活動化手段に応答して、前記複数の1次サブ
    システムの各々が前記1セットの1次サブシステムを識
    別できるように、前記複数の1次サブシステムの各々に
    おいて構成テーブルを構築するための構成テーブル構築
    手段と、 前記構成テーブル構築手段に応答して、前記1セットの
    1次サブシステムを同期化するための同期化手段とを含
    む、請求項1記載のシステム。
  3. 【請求項3】前記チェックポイント・メッセージ送信手
    段が、 前記チェックポイント・メッセージを前記1セットの1
    次サブシステムの更新データ・シーケンスに挿入するた
    めの手段を含む、請求項1記載のシステム。
  4. 【請求項4】前記調整手段が、 前記1セットの1次サブシステムを示す1次サイトから
    のコピー・アクティブ・メッセージを、当該1セットの
    1次サブシステムに対応する1セットの2次サブシステ
    ムにおいて受信するためのコピー・アクティブ受信手段
    と、 前記コピー・アクティブ受信手段に応答して、前記複数
    の2次サブシステムの各々が前記1セットの2次サブシ
    ステムを識別できるように、前記複数の2次サブシステ
    ムの各々においてコピー・アクティブ・テーブルを構築
    するためのコピー・アクティブ・テーブル構築手段と、 前記コピー・アクティブ・テーブル構築手段に応答し
    て、前記1セットの2次サブシステムのコピー・オペレ
    ーションを同期化するためのコピー・オペレーション同
    期化手段と、 前記コピー・オペレーション同期化手段に応答して、前
    記1セットの2次サブシステムにおいて、前記チェック
    ポイント・メッセージを受信するためのチェックポイン
    ト・メッセージ受信手段と、 前記チェックポイント・メッセージ受信手段に応答し
    て、前記受信した全ての前記チェックポイント・メッセ
    ージについてのランデブーを実行するためのランデブー
    実行手段と、 前記ランデブー実行手段に応答して、前記更新データを
    前記1セットの2次サブシステムに書き込むための手段
    とを含む、請求項1記載のシステム。
  5. 【請求項5】1次サイトに設置した複数の1次サブシス
    テムが第1の結合手段により相互接続され、1次サイト
    から遠隔の2次サイトに設置した複数の2次サブシステ
    ムが第2の結合手段により相互接続され、前記複数の1
    次サブシステムの各々が、前記複数の2次サブシステム
    のうち対応する1つの2次サブシステムにそれぞれ独立
    に且つ対等に結合されるシステムにおいて、前記複数の
    1次サブシステムから非同期的に且つ独立的に生成され
    る書き込みオペレーションのシーケンスに基づいて前記
    複数の2次サブシステムにおけるデータ・コピーの更新
    シーケンスを整合的に実行する非同期式遠隔コピー方法
    であって、 前記複数の1次サブシステムにおいて、 (a)前記複数の1次サブシステムのうちコピー・アク
    ティブ・グループを形成する1セットの1次サブシステ
    ムを識別するためのシーケンス情報を、前記複数の1次
    サブシステムに配信するステップと、 (b)一のチェックポイント時刻値及び増分可能な一の
    チェックポイント・シーケンス番号を含む周期的な一の
    チェックポイント・メッセージを、前記複数の1次サブ
    システムに送信するステップと、 (c)更新データ及び前記チェックポイント・メッセー
    ジを、前記1セットの1次サブシステムに対等に結合さ
    れた1セットの2次サブシステムの各々に送信するステ
    ップとを含み、 前記複数の2次サブシステムにおいて、 (d)前記更新データ及び前記チェックポイント・メッ
    セージを受信するステップと、 (e)前記受信したチェックポイント・メッセージに基
    づき、前記1セットの2次サブシステムにおける前記更
    新データの書き込みを調整するステップとを含む、前記
    非同期式遠隔コピー方法。
  6. 【請求項6】前記ステップ(a)が、 前記複数の1次サブシステムの各々が前記複数の1次サ
    ブシステムのうち他の1次サブシステムと通信するよう
    に、前記複数の1次サブシステムの各々を活動化するス
    テップと、 前記複数の1次サブシステムがその対等に結合された前
    記複数の2次サブシステムとそれぞれ通信するように、
    前記複数の1次サブシステムを活動化するステップと、 前記複数の1次サブシステムの各々が前記1セットの1
    次サブシステムを識別できるように、前記複数の1次サ
    ブシステムの各々において構成テーブルを構築するステ
    ップと、 前記構成テーブルに基づいて、前記1セットの1次サブ
    システムを同期化するステップとを含む、請求項5記載
    の方法。
  7. 【請求項7】前記ステップ(b)が、 前記チェックポイント・メッセージを前記1セットの1
    次サブシステムの更新データ・シーケンスに挿入するス
    テップを含む、請求項5記載の方法。
  8. 【請求項8】前記ステップ(e)が、 前記1セットの1次サブシステムを示す1次サイトから
    のコピー・アクティブ・メッセージを、当該1セットの
    1次サブシステムに対応する1セットの2次サブシステ
    ムにおいて受信するステップと、 前記複数の2次サブシステムの各々が前記1セットの2
    次サブシステムを識別できるように、前記複数の2次サ
    ブシステムの各々においてコピー・アクティブ・テーブ
    ルを構築するステップと、 前記コピー・アクティブ・テーブルに基づいて、前記1
    セットの2次サブシステムのコピー・オペレーションを
    同期化するステップと、 前記1セットの2次サブシステムにおいて、前記チェッ
    クポイント・メッセージを受信するステップと、 前記受信した全ての前記チェックポイント・メッセージ
    についてのランデブーを実行するステップと、 前記ランデブーの実行結果に基づいて、前記更新データ
    を前記1セットの2次サブシステムに書き込むステップ
    とを含む、請求項5記載の方法。
  9. 【請求項9】1次サイトに設置した複数の直接アクセス
    記憶装置(DASD)サブシステムが第1の結合手段に
    より相互接続され、1次サイトから遠隔の2次サイトに
    設置した複数のDASDサブシステムが第2の結合手段
    により相互接続され、1次サイトに設置した前記複数の
    DASDサブシステムの各々が、2次サイトに設置した
    前記複数のDASDサブシステムのうち対応する1つの
    DASDサブシステムにそれぞれ独立に且つ対等に結合
    され、1次サイトに設置したコピー開始オペレーション
    を開始するための手段に応答して、2次サイトにおける
    データのコピーが行われるシステムにおいて、 (a)1次サイト及び2次サイトにおいて、前記複数の
    DASDサブシステムのうち1セットのDASDサブシ
    ステムから成るコピー・アクティブ・グループをそれぞ
    れ形成するステップと、 (b)1次サイトにおいて、 (b1)前記1セットのDASDサブシステムの各々か
    ら更新レコードのシーケンスをそれぞれ非同期的に生成
    させるステップと、 (b2)前記シーケンスの各々に、一のチェックポイン
    ト時刻値及び増分可能な一のチェックポイント・シーケ
    ンス番号を有する周期的なチェックポイント・メッセー
    ジを埋め込むことにより、前記シーケンスを順序付ける
    ステップと、 (b3)1次サイトにおける前記1セットのDASDサ
    ブシステムの各々から、それと対応する2次サイトにお
    ける前記1セットのDASDサブシステムのバッファ部
    分へ、前記シーケンスをそれぞれ非同期的に通信するス
    テップと、 (c)2次サイトにおいて、前記1セットのDASDサ
    ブシステムの前記バッファ部分に格納された前記シーケ
    ンスを、各チェックポイント・メッセージの関数とし
    て、それぞれのDASDに書き込むステップとを含む、
    非同期式遠隔コピー方法。
  10. 【請求項10】1次サイトに設置した複数の直接アクセ
    ス記憶装置(DASD)サブシステムが第1の結合手段
    により相互接続され、1次サイトから遠隔の2次サイト
    に設置した複数のDASDサブシステムが第2の結合手
    段により相互接続され、1次サイトに設置した前記複数
    のDASDサブシステムが、これと対応する2次サイト
    に設置した前記複数のDASDサブシステムにそれぞれ
    独立に且つ対等に結合され、1次サイトに設置したコピ
    ー開始オペレーションを開始するための手段に応答し
    て、2次サイトにおけるデータのコピーが行われるシス
    テムにおいて、 (a)1次サイトにおいて、前記コピー開始オペレーシ
    ョンの開始に応答して、各DASDサブシステムごと
    に、前記複数のDASDサブシステムのうちコピー・ア
    クティブ・グループを形成する1セットのDASDサブ
    システムを確認するとともに、前記複数のDASDサブ
    システムのうち1つのDASDサブシステムを、同期時
    刻信号並びに各々が一のチェックポイント時刻値及び増
    分可能な一のチェックポイント・シーケンス番号を含む
    チェックポイント・メッセージの同期マスタ・ソースと
    して指定するステップと、 (b)2次サイトにおいて、前記複数のDASDサブシ
    ステムについて前記ステップ(a)を繰り返すステップ
    と、 (c)1次サイトにおいて、同期マスタ・ソースとして
    指定された前記1つのDASDサブシステムにより同期
    時刻信号及びチェックポイント・メッセージを周期的に
    生成し、当該生成された同期時刻信号値及びチェックポ
    イント・メッセージを、当該同期マスタ・ソース自身を
    含む前記コピー・アクティブ・グループを形成する他の
    DASDサブシステムに同報通信するとともに、前記コ
    ピー・アクティブ・グループを形成する1セットのDA
    SDサブシステムの各々において、 (c1)更新レコードのローカル・シーケンスを非同期
    的に形成し、 (c2)時間的に判別された前記更新レコードの総合的
    な順序付けを形成するために、前記同期時刻信号及び前
    記チェックポイント・メッセージを、前記ローカル・シ
    ーケンス内に埋め込み、 (c3)前記ローカル・シーケンスの少なくとも一部
    を、2次サイトにおける対応するDASDサブシステム
    のバッファ部分に送信するステップと、 (d)2次サイトにおいて、前記コピー・アクティブ・
    グループを形成する1セットのDASDサブシステムの
    各々が受信したチェックポイント・メッセージを、2次
    サイトにおける同期マスタ・ソースとして指定された前
    記1つのDASDサブシステムに提供するとともに、当
    該1つのDASDサブシステムが1次サイトからの全て
    のチェックポイント・メッセージが受信されたことを示
    す場合にだけ、前記コピー・アクティブ・グループを形
    成する1セットのDASDサブシステムの前記バッファ
    部分に格納された前記ローカル・シーケンス又はその一
    部を、それぞれのDASDに書き込むステップとを含
    む、非同期式遠隔コピー方法。
  11. 【請求項11】前記チェックポイント・メッセージの各
    々が、そのチェックポイント時刻値よりも小さい同期時
    刻信号値を有する全てのDASDレコードが、2次サイ
    トにおける対応するDASDサブシステムに送信された
    ことを示す、請求項10記載の方法。
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