JP2006163895A - テーブル切替プログラムおよびテーブル切替システム - Google Patents
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Abstract
【構成】 共有メモリ上に常駐する、レコード毎に引継フラグを設けた現用のテーブルの切替指示があったときに、現用のテーブルのレコードの引継フラグが現用であるレコードを待機のテーブルにコピーして現用のテーブルのレコードの引継フラグを待機、待機のテーブルのレコードの引継フラグを現用に切り替えることを繰り返すコピーステップと、業務プログラムからのテーブルのレコードへのアクセス要求に応じて、現用のテーブルのアクセス対象レコードの引継フラグが待機である場合、対応する待機のテーブルの引継フラグが現用であるレコードにアクセスする特別アクセスステップとを有する。
【選択図】 図1
Description
図1において、コンピュータ1は、プログラムに従い各種処理を実行するものであって、ここでは、全体コピー手段2、共有メモリアクセス手段3、通常アクセス手段31、特別アクセス手段32、共有メモリ4、外部記憶装置8、入力装置9、および出力装置10などから構成されるものである。
図2は、本発明のコンピュータ1の全体コピー手段2が行うテーブル切替処理の動作説明フローチャートを示す。
続いてS2で、共有メモリ4内の現用のテーブルのレコードが、外部アクセス手段3からアクセスされておらず、アクセス可能であるか判別する。該当レコードが外部アクセス手段3によりアクセス中である場合、アクセス不可能と判定し(S2でNO),S3で外部アクセス手段3による該当レコードへのアクセスの終了を待ち合わせ、S2に戻る。
・現用のテーブルA6 ・待機のテーブルB7
キー データ 引継フラグ キー データ 引継フラグ
冷蔵庫 29800 現用 冷蔵庫 39800 待機
を、図3(b)の共有メモリ4内の状態
・現用のテーブルA6 ・待機のテーブルB7
キー データ 引継フラグ キー データ 引継フラグ
冷蔵庫 29800 待機 冷蔵庫 29800 現用
へ変更する。
・系フラグ
・テーブルA=現用系テーブル
・テーブルB=待機系テーブル
の状態から図3(c)に示す
・系フラグ
・テーブルA=待機系テーブル
・テーブルB=現用系テーブル
の状態へ切り替える。以上の処理により、一連のテーブル切り替えが完了したこととなる。
図3の(a)は、共有メモリ4内の現用のテーブルA6,待機のテーブルB7の状態の例を示す。
・系フラグ
・テーブルA=現用系テーブル
・テーブルB=待機系テーブル
であったものを、当該図3(c)の
・系フラグ
・テーブルA=待機系テーブル
・テーブルB=現用系テーブル
へ切り替えた状態を示している。これにより、以降は、テーブルBが現用、テーブルAが待機となる。また、現用のテーブルA6の全レコードについて待機のテーブルB7へコピーして引継フラグの切り替えを終了した段階で、図1の不揮発性の外部記憶装置8にテーブルA6’およびテーブルB7’として退避し、記憶する。
図4において、S11で、共有メモリアクセス手段3は、アクセス対象のテーブルが全件コピー手段2によるテーブル切替処理中か判別する。テーブル切替処理中ではないと判別すると(S11でNO)、S12で通常アクセス手段31による通常のメモリアクセス処理を行う。なお、この処理については従来技術であり、本発明の要旨に直接関連しないため詳述しない。
連続運転するシステムで利用する共有メモリ上のテーブルを切り替えるテーブル切替プログラムであって、
コンピュータに、
共有メモリ上に常駐する、レコード毎に現用・待機を識別するための引継フラグを設けた現用のテーブルについて、当該共有メモリ上の待機のテーブルへの切替指示があったときに、該現用のテーブルのレコードの引継フラグが現用であるレコードを待機のテーブルにコピーして現用のテーブルのレコードの引継フラグを待機、待機のテーブルのレコードの引継フラグを現用に切り替えることを繰り返すコピーステップと、
業務プログラムからの前記テーブルのレコードへのアクセス要求に応じて、現用のテーブルのアクセス対象レコードの引継フラグが待機である場合、対応する待機のテーブルの引継フラグが現用であるレコードにアクセスする特別アクセスステップと
を実行させるテーブル切替プログラム。
前記特別アクセスステップは、更に、前記コピーステップ動作時、前記現用のテーブルの処理対象レコードの引継フラグが現用のときは当該レコードからデータを読み出して業務プログラムに渡すと共に待機のテーブルにコピーして引継フラグを現用に切り替え、現用のテーブルの該当レコードの引継フラグを待機に切り替えることを特徴とする付記1記載のテーブル切替プログラム。
前記現用のテーブルのレコードのフラグについて、全て待機となったときに、現用のテーブルと待機のテーブルとを切り替えることを特徴とする付記1あるいは付記2記載のテーブル切替プログラム。
連続運転するシステムで利用する共有メモリ上のテーブルを切り替えるテーブル切替システムにおいて、
共有メモリ上に常駐する、レコード毎に現用・待機を識別するための引継フラグを設けた現用のテーブルについて、当該共有メモリ上の待機のテーブルへの切替指示があったときに、該現用のテーブルのレコードの引継フラグが現用であるレコードを待機のテーブルにコピーして現用のテーブルのレコードの引継フラグを待機、待機のテーブルのレコードの引継フラグを現用に切り替えることを繰り返すコピー手段と、
業務プログラムからの前記テーブルのレコードへのアクセス要求に応じて、現用のテーブルのアクセス対象レコードの引継フラグが待機である場合、対応する待機のテーブルの引継フラグが現用であるレコードにアクセスする特別アクセスステップと
を備えたことを特徴とするテーブル切替システム。
2:全体コピー手段
3:共有メモリアクセス手段
31:通常アクセス手段
32:特別アクセス手段
4:共有メモリ
5:系フラグテーブル
6,7、6’、7’:テーブル
8:外部記憶装置
9:入力装置
10:出力装置
Claims (3)
- 連続運転するシステムで利用する共有メモリ上のテーブルを切り替えるテーブル切替プログラムであって、
コンピュータに、
共有メモリ上に常駐する、レコード毎に現用・待機を識別するための引継フラグを設けた現用のテーブルについて、当該共有メモリ上の待機のテーブルへの切替指示があったときに、該現用のテーブルのレコードの引継フラグが現用であるレコードを待機のテーブルにコピーして現用のテーブルのレコードの引継フラグを待機、待機のテーブルのレコードの引継フラグを現用に切り替えることを繰り返すコピーステップと、
業務プログラムからの前記テーブルのレコードへのアクセス要求に応じて、現用のテーブルのアクセス対象レコードの引継フラグが待機である場合、対応する待機のテーブルの引継フラグが現用であるレコードにアクセスする特別アクセスステップと
を実行させるテーブル切替プログラム。 - 前記特別アクセスステップは、更に、前記コピーステップ動作時、前記現用のテーブルの処理対象レコードの引継フラグが現用のときは当該レコードからデータを読み出して業務プログラムに渡すと共に待機のテーブルにコピーして引継フラグを現用に切り替え、現用のテーブルの該当レコードの引継フラグを待機に切り替えることを特徴とする請求項1記載のテーブル切替プログラム。
- 連続運転するシステムで利用する共有メモリ上のテーブルを切り替えるテーブル切替システムにおいて、
共有メモリ上に常駐する、レコード毎に現用・待機を識別するための引継フラグを設けた現用のテーブルについて、当該共有メモリ上の待機のテーブルへの切替指示があったときに、該現用のテーブルのレコードの引継フラグが現用であるレコードを待機のテーブルにコピーして現用のテーブルのレコードの引継フラグを待機、待機のテーブルのレコードの引継フラグを現用に切り替えることを繰り返すコピー手段と、
業務プログラムからの前記テーブルのレコードへのアクセス要求に応じて、現用のテーブルのアクセス対象レコードの引継フラグが待機である場合、対応する待機のテーブルの引継フラグが現用であるレコードにアクセスする特別アクセスステップと
を備えたことを特徴とするテーブル切替システム。
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JP4494950B2 JP4494950B2 (ja) | 2010-06-30 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH07152615A (ja) * | 1993-11-29 | 1995-06-16 | Nec Corp | データベース再編成方式 |
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JP2001166974A (ja) * | 1999-09-30 | 2001-06-22 | Fujitsu Ltd | 記憶装置のデータ領域間の複写処理方法、記憶システム、及びその記憶媒体 |
JP2002140315A (ja) * | 2000-11-02 | 2002-05-17 | Nec Soft Ltd | 二重化マルチプロトコルスイッチ |
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- 2004-12-08 JP JP2004355222A patent/JP4494950B2/ja not_active Expired - Fee Related
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