JPS62201849A - ベンジルアミン誘導体、その製造法およびその用途 - Google Patents

ベンジルアミン誘導体、その製造法およびその用途

Info

Publication number
JPS62201849A
JPS62201849A JP61239228A JP23922886A JPS62201849A JP S62201849 A JPS62201849 A JP S62201849A JP 61239228 A JP61239228 A JP 61239228A JP 23922886 A JP23922886 A JP 23922886A JP S62201849 A JPS62201849 A JP S62201849A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
formulas
tables
alkyl group
mathematical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61239228A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0676285B2 (ja
Inventor
Seiji Arai
新井 清司
Nobuo Kawamoto
河本 展夫
Masanobu Arita
有田 政信
Setsuko Hirose
広瀬 節子
Takeshi Sekino
関野 武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Publication of JPS62201849A publication Critical patent/JPS62201849A/ja
Publication of JPH0676285B2 publication Critical patent/JPH0676285B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/13Amines
    • A61K31/135Amines having aromatic rings, e.g. ketamine, nortriptyline
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C211/00Compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
    • C07C211/01Compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton having amino groups bound to acyclic carbon atoms
    • C07C211/26Compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton having amino groups bound to acyclic carbon atoms of an unsaturated carbon skeleton containing at least one six-membered aromatic ring
    • C07C211/27Compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton having amino groups bound to acyclic carbon atoms of an unsaturated carbon skeleton containing at least one six-membered aromatic ring having amino groups linked to the six-membered aromatic ring by saturated carbon chains

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、一般式(I) 〔式中、R1はアルキル基を示し、Rtは基(II−a
)(但し、式中Rオは水素原子、低級アルキル基または
ハロゲン原子を示す、)を示し、R3はアルキル基また
はアルケニル基を示す、〕で表わされるベンジルアミン
誘導体及びその酸付加塩、それらを有効成分として含有
することを特徴とするヒトまたは動物用抗真菌剤、農業
用殺菌剤および工業用殺菌剤に関するものである。
〔従来技術〕
近年、セファロスポリン誘導体など抗生物質の研究開発
は急速に進んでおり、ダラム陽性またはダラム陰性の病
原細閉による感染症に対して有効な薬剤が次々と開発さ
れ使用されている。
一方で、難治原性の真菌症が増加の一途をたどっている
にもかかわらず、現在市販されている抗真菌剤は効果不
足あるいは副作用の故に適用が限られるなど、十分な薬
剤とは言えない。従って安全性の高いすなわち副作用が
少なく、また卓越した治療効果の得られる抗真菌性薬剤
の開発が強く要望されている。
農薬用および工業用殺菌剤に関しても同様の事が言える
。すなわち、高い殺菌効果を有するものの人畜に対する
毒性が強い重金属の無機または有機化合物に変わり、近
年多くの非金属系殺菌剤が登場している。しかし、これ
らの非金属系殺菌剤は、効果の不足、残効不足、薬害問
題あるいは耐性菌問題など多くの問題をかかえている。
農業用殺菌剤に関しては、特にきゅうり、トマトなどに
発生する灰色かび病などの難防除病害に対し、実用濃度
で卓越した効果を示し、かつ安全で使いやすい殺菌剤の
開発が望まれている。
灰色かび病に有効な薬剤としては、ベンズイミダゾール
系化合物(ベノミル、チオファネートメチルなど)ある
いはジカルボキシイミド系化合物(プロシミドンなど)
など数少ない化合物が知られているにすぎない。これら
の薬剤についても開発段階ですでに耐性菌の出現が報告
されており、また各系統の薬剤間で交差耐性が認められ
るなど、効果の安定した使いやすい殺菌剤とは言い難い
従って被害の大きいこの病害に有効な薬剤の開発に対す
る要望が極めて強い。
工業用殺菌剤においても、重金属の無機または有機化合
物に代わって非金属系殺菌剤が登場したが、効果が限ら
れた種類の閉頻に限定され、あるいは使用範囲が限られ
るなど防菌防かび効果が充分でなく、しばしば工業材料
または製品の汚染あるいは劣化変質を防ぎ得ない場合が
ある。
例えば、非金属系殺菌剤のうちでは最も優れているとさ
れているベンズイミダゾール系化合物においては、塗料
、糊料、木竹製品、織物類などに発生してその変質をひ
きおこすアスペルギルス(^spergi11us)、
ペニシリウム(Penicillium) 、トリコデ
ルマ(Trichoder+1a)などのかびには寒天
培地希釈法によれば非常に優れた抗菌力を示す。しかし
、エマルジョン塗料の塗膜面、人工皮革、クロス壁など
に発生するアルフナリア(Al ternaria)、
ムコール(Mucor)などのかびには抗菌力を示さな
い。また、バクテリア類にはまったく抗菌力を示さない
。さらに多種多様の実用場面、例えば塗膜、壁装材、あ
るいは木竹製品などの防菌防かびに用いた場合、実用濃
度(I100−500pp+ )では全く効果を望めな
いなどの欠点を育している。従って、実用濃度で卓越し
た効果を示し、なおかつ安全で使いやすい工業用殺菌剤
の開発が強く要望されている。
本発明に係る化合物に類似する化合物としては、一般式
(IX)で示される (但し、式中Xは水素原子、クロル原子またはメトキシ
基を示す。)ベンジルアミン誘導体が、ジャーナル オ
ブ オルガニック ケミストリー(J、Org、Che
m、 ) 、 12.760(I947)に開示されて
いる。この文献には、各種の了り−ルメチルアミンmN
L体の抗マラリア活性についてスクリーニングを実施し
、検討を加えた結果が報告されているが、−a式(IX
)で示される化合物については、まつたく活性を認めて
いない。また抗真菌活性を含め他のいかなる生理活性に
ついても何ら記載がない。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は上述したような従来の各薬剤が有する欠点を克
服し、極めて優れた特性を持つ医薬用抗真菌剤、農業用
殺菌剤および工業用殺菌剤およびそれらに有用な化合物
を提供することを課題とする。すなわち、副作用が少な
く安全に使用でき卓越した治療効果の得られるヒトまた
は動物用抗真菌剤、植物に対する薬害が生じずかつ低毒
性で効果の確実な農業用殺菌剤および工業材料、製品に
発生し汚染の原因となる多種多様のかび類を完全にしか
も長期間に渡って防除し、かつ安全性の高い工業用殺菌
剤を提供することを課題とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕前記課題を解決
するため、多数のベンジルアミン誘導体を種々検討した
結果、 一般式(I) 〔式中、R,はアルキル基を示し、R2は基(II−a
)(但し、式中R4は水素原子、低級アルキル基または
ハロゲン原子を示す、)を示し、R1は7シレキル基ま
たはアルケニル基を示す。〕で表わされるベンジルアミ
ン誘導体およびその酸付加塩が、動物寄生性真直、植物
病原菌をはじめ工業材料、製品などの劣化をまねく多く
の菌類に対して、非常に優れた抗国力と幅広い抗蘭スペ
クトラムを有することを見出した。さらに本発明化合物
が多くの植物病原菌に対して優れた防除効果を有するこ
とをも見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、一般式(I) 〔式中、R1はアルキル基を示し、R2は基(II −
a )(但し、式中R4は水素原子、低級アルキル基ま
たはハロゲン原子を示す。)を示し、R1はアルキル基
またはアルケニル基を示す。〕で表わされるベンジルア
ミン誘導体およびその酸付加塩;一般式(I[[) R
z  N11−Rxで示される化合物に、一般式(IV
) で示される化合物を反応させるが、または一般式(V) で示される化合物に一般式(Vl) X −REで示さ
れる化合物を反応させるか、または 一般式(■) で示される化合物に一般式(■) X −R,で示され
る化合物を反応させることを特徴とする一般式〔式中、
R,、Rt  およびR1はそれぞれ前記の意味を示し
、Xは反応性残基を表わす、〕で表わされるベンジルア
ミン誘導体の製造方法;一般式(I) 〔式中、R+、Rz  およびR1はそれぞれ前記の意
味を示す。〕で表わされるベンジルアミン誘導体または
その酸付加塩を有効成分とするヒトまたは動物用抗真菌
剤; 一般式(I) c式中、R1、R2およびR1はそれぞれ前記の意味を
示す。〕で表わされるベンジルアミン誘導体またはその
酸付加塩をを効成分とする工業用または農業用殺菌剤; 一般式(I) 〔式中、Il、、 R2およびR1はそれぞれ前記の意
味を示す。〕で表わされるベンジルアミン誘導体または
化学療法上許容される酸付加塩の有効量を治原を必要と
する動物に投与することを特徴とする真菌によって起こ
る疫病または感染症の治療法;一般式(I) 〔式中、R1、Rt  およびR1はそれぞれ前記の意
味を示す。〕で表わされるベンジルアミン誘導体または
その酸付加塩の有効量を植物に施用することを特徴とす
る植物病害防除法。: および一般式(I) 〔式中、R1、R2およびR1はそれぞれ前記の意味を
示す。〕で表わされるヘンシルアミン誘導体またはその
酸付加塩の有効量により工業用原料または工業製品を処
理することを特徴とする閏頚およびかびの防除法である
一般式(I)で表わされる本発明化合物は新規化合物で
あり、具体的には一般式([)において、しはメチル、
エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イ
ソブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、イソペン
チル、ネオペンチル、l11−ジメチルプロピル、n−
ヘキシル、1−メチルペンチル、1,1−ジメチルブチ
ル、n−へブチル、1−メチルヘキシル、n−オクチル
、1−メチルへブチル等のアルキル基を示し、R3はメ
チル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチ
ル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、イ
ソペンチル、ネオペンチル等のアルキル基またはビニル
、アリル、2−メチル−2−プロペニル、2−メチル−
1−プロペニル等のアルケニル基を示し、R4は水素原
子またはメチル、エチル等の低級アルキル基またはハロ
ゲン原子を示す。
本発明化合物(I)は以下に述べる方法によって製造す
ることができる。
+a+ (lI[)     ([V) 山) (V)       (Vl) [C1 (■)      (■) c式中、R1、R2およびR1はそれぞれ前記の意味を
示す、Xは反応性残基(例えばハロゲン原子またはベン
ゼンスルホニル、トシルなどのエステル残基)を示す、
〕 すなわち、ルートfatでは式(I[[)と式(rV)
で表わされる化合物を、またルート(b)では式(V)
と式(V[)で表わされる化合物を、ルート(C)では
式(■)と式(■)で表わされる化合物をそれぞれ不活
性溶媒中、塩基性物質の存在下で反応せしめることによ
り本発明化合物(I)が得られる。
不活性溶媒としては、一般の不活性溶媒即ち、メタノー
ル、エタノールなどの低級アルコール類(必要に応じ水
との混合物)、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳
香族炭化水素類、クロロホルム、四塩化炭素、モノクロ
ロヘンゼン、ジクロロベンゼンなどのハロゲン化炭化水
素類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチ
ルケトンなどのケトン類、ジエチルエーテル、ジオキサ
ン、テトラヒドロフランなどのエーテル類、ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルスルホキシド、ジメチルイミグゾ
リジノンなどの非プロトン性t1性溶媒等が使用できる
。また塩基としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、
炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、水素化ナトリウム、水素化カリ
ウム、ナトリウムアルコラード、アンモニア等の無機塩
基、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ピリジン等
の有機塩基などが用いられる。反応温度は0℃から反応
混合物の沸騰温度、好ましくは室温〜60℃の温度範囲
で行われ、反応時間は長くてもよいが通常1〜6時間あ
ればよい。
かくして得られる本発明化合物は必要に応じて酸付加塩
に通常の方法により変換される。このような塩を形成し
ろる酸としては、酢酸、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、
シュウ酸、フマル酸、マレイン酸、コハク酸、ナフタレ
ン−1,5−ジスルホン酸゛、ナフタレン−2,7−ジ
スルホン酸、p−トルエンスールホン酸などの有機酸お
よびハロゲン化水素酸、硫酸、硝酸、りん酸などの無機
酸が挙げられる。
本発明化合物(I)は、動物寄生性翼面、植吻痛原凹を
含む幅広い菌類に対して優れた殺菌力を有する。従って
広範囲にわたる種々の菌類による人および動物、植物、
工業用材料および製品に対する攻撃を防除するために適
用できる。
本発明化合物はそのまま遊離塩基の形でも、化学的に許
容される塩の形でも使用することができる。しかし、通
常は、各用途に応じ以下のように調製し、使用される。
ヒトまたは動物用抗真菌剤として用いる場合、本発明化
合物は、化学療法的に許容される希釈剤および担体、さ
らに要すれば錠剤またはカプセル剤を形成するための他
の賦形剤との混合物として経口投与することもできるし
、また軟膏剤またはクリーム剤のような通常の形態で局
所投与することもできる。これらの製剤は製剤化のため
の常法に従って一般に調剤され得る。ヒトの成人向は投
与量は、例えば、経口では1日当り100−2000m
gであってよい。
工業用または農業用殺菌剤として用いる場合、本発明化
合物は、通常、担体上に保持した製剤、例えば、油溶剤
、乳剤、ペースト剤、粉剤、水和剤、エアゾール剤等の
形態で使用される。
本発明化合物の製剤に用いられる液体担体としては、有
効成分と反応しない限りいかなる液体でもよく、例えば
水、アルコールM(メタノール、エタノール、エチレン
グリコール、プロピレングリコールなど)、ケトンIJ
I(アセトン、メチルエチルケトンなど)、エーテル類
(ジオキサン、テトラヒドロフラン、セロソルブなど)
、脂肪族炭化水素類(ケロシン、ガソリンなど)、芳香
族炭化水素類(ベンゼン、トルエン、キシレンなど)、
ハロゲン化炭化水素類(クロロホルム、ジクロロエタン
など)、酸アミドM(ジメチルホルムアミドなど)、エ
ステル類(酢酸エチルエステルなど)、有機塩基M(ピ
リジンなど)、ニトリル類(アセトニトリルなど)及び
、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレ
ングリコールモノエチルエーテルなどが使用できる。他
に、クレー、タルク、ベントナイト、カオリン、ホワイ
トカーボン等の無機性固体担体、ジメチルエーテル、フ
レオンガス等のガス担体なども使用できる。
必要に応じて製剤効果をより高めるための補助剤として
イオン性または非イオン性の界面活性剤、ならびに酢酸
ビニル、メチルセルロース等の高分子化合物等を併用す
ることができる。また、他の農薬、例えば殺虫剤、殺ダ
ニ剤、殺菌剤、除草剤、植物成長調整剤、香料、あるい
は池の工業用防菌防黴剤などと併用あるいは混合剤とし
て使用することもできる。
〔実施例〕
以下に、実施例、製剤例および試験例により本発明を更
に詳しく説明するが、これらによって本発明の範囲が何
ら限定されるものではない。
先ず、実施例を挙げて本発明の製造方法について具体的
に説明する。
実施例1(ルートa) N−メチル−N −<7− tert−ブチルベンジル
)−1−ナフチルメチルアミンの製法 N−メチル−1−ナフチルメチルアミン塩酸塩2.1g
 (0,01モル)を乾燥ジメチルホルムアミド50I
Illに溶かし、無水炭酸ナトリウム3.71g (0
,035モル)を加えた。室温で攪拌を続↓すながらp
 −tert−ブチルベンジルプロミド2.49g(0
,011モル)を加え、30〜40℃で5時間反応させ
た。この反応液に氷水を加えトルエンで抽出を行った。
W機層を水洗した後トルエンを留去し、残分をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーに付し、5%酢酸エチル−
n−ヘキサンで溶出した。
溶出液を濃縮し、油状物質2.98g(収率:94χ)
を得た。
実施例2 N−メチル−N  (4’−terL−ブチルヘンシル
)−1−ナフチルメチルアミン塩酸塩 実施例1で得た化合物1.0gに塩酸エタノールを加え
て濃縮し、その残渣をメタノール−酢酸から再結晶し目
的の塩酸塩0.95gを得た。
融点200℃〜202℃。
実施例3 (ルートb) N −(iso−プロピル) −N −(4’−ter
t−ブチルベンジル)−1−ナフチルメチルアミンの製
法N −(iso−プロピル)   4−tert−ブ
チルベンジルアミン2.1.(0,01モル)を乾燥ジ
メチルホルムアミド50m1に溶かし、無水炭酸ナトリ
ウム1.6g(0,015モル)を加えた。室温で攪拌
を続けなから1−(クロロメチル)ナフタジン1.94
g(0,011モル)を加え、30〜40℃で6時間反
応させた。この反応液に氷水を加え、トルエンで抽出を
行った。
有機層を水洗した後トルエンを留去し、残分をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーに付し、5%酢酸エチル−
〇−ヘキサンで溶出した。溶出液を濃縮し、油状物質3
.17g(収率:92χ)を得た。
実施例4 N  (iso−プロピル)  N  (4’ ter
t−ブチルヘンシル)−1−ナフチルメチルアミン塩酸
塩実施例3で得た化合物1.0gに塩酸エタノールを加
えてン農縮し、その残渣をメタノール−酢酸から再結晶
し、目的の塩酸塩0.91gを得た。
融点82〜85℃ 実施例5 (ルー)c) N−アリル−N −(4’−tart−ブチルベンジル
)−1−ナフチルメチルアミンの製法 N  (4’−tart−ブチルベンジル)−1−ナフ
チルメチルアミン3.03g(0,01モル)を乾燥ジ
メチルホルムアミド50m lに溶かし、無水炭酸ナト
リウム1.6g(0,015モル)を加えた。室温で攪
拌を続けながら塩化アリル0.84g(0,011モル
)を加え、30〜40℃で5時間反応させた。この反応
液に氷水を加えトルエンで抽出を行った。有機層を水洗
した後、トルエンを留去し残分をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーに何し、5%酢酸エチル−n−ヘキサノ
で溶出した。溶出液を濃縮し、油状物質3.26g(収
率:95χ)を得た。
実施例6(ルートa) N−メチル−N  (4−iso −プロピルベンジル
)−1−ナフチルメチルアミンの製法 N−メチル−1−ナフチルメチルアミン1.71g(0
,01モル)をテトラヒドロフラン30m1にシ容かし
、トリエチルアミン1.2g (0,012モル)を加
えた。室温で攪拌を続けながらp −1so −プロピ
ルベンジルクロライド1.85g (0,011モル)
を加え、室温で6時間反応させた1反応混合物を濾過し
、溶媒を減圧下で除去する。残渣をエーテルと炭酸水素
ナトリウム飽和水溶液との間で分配し、有機層を分取す
る。有機層を水洗した後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減
圧下濃縮する。残分をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーに付し4%酢酸エチル−n−へキサンでi容出した
。7容出液を?MWiし、油状物質2.82g(収率9
3χ)を得た。
実施例7 N−メチル−N−(4’−1so −プロピルベンジル
)−1−ナフチルメチルアミン塩酸塩 実施例6で得た化合物1.0gに塩酸エタノールを加え
て濃縮し、その残渣をメタノール−酢酸エチルから再結
晶し、目的の塩酸塩0.86gを得た。
融点178〜180℃ 実施例8〜10 前記実施例と同様にして目的化合物を得た。
実施例11(ルートa) N−メチル−N −(4’= tert−ブチルベンジ
ル)−9−アントリルメチルアミンの製法 N−メチル−9−アントリルメチルアミン2.2g(0
,01モル)をトルエン40m1に溶かし、無水炭酸カ
リウム1.7g(0,012モル)を加えた。室温で攪
拌を続けながらp −tert−ブチルベンジルプロミ
ド2.49g(0,011モル)を加え、40〜50℃
で4時間反応させた。この反応液に氷水を加え分配を行
った。有機層を水洗した後、トルエンを留去し残分をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4%酢酸エ
チル−n−−\キサンで溶出した。
溶出液を濃縮し、油状物質3.3g(収率;91χ)を
得た。
実施例12〜13 前記実施例と同様にして目的化合物を得た。
その他の化合物も同様にして得られる。
次に、製剤例を挙げて本発明に係る組成物を具体的に説
明する。
製剤例1 本発明化合物1          200部ツルボー
ル C−315310部 (東邦化学工業■製界面活性剤) プロピレングリコール        10部水   
                    60部以上
を均一に混合して、9.濁剤を得た。
製剤例2 本発明化合物6          20部ノイゲンE
A−878部 (第一工業製薬■製界面活性剤)、l エマール10(花王■製界面活性剤)   2部水  
                     70部以
上を均一に混合して、懸濁剤を得た。
製剤例3 本発明化合物2          20部エマール1
0(花王■製界面活性剤)   5部エマルゲン920
(〃)    5部 クレー                70部以上を
粉砕し、かつ均一に混合して水和剤を得た。
製剤例4 本発明化合物9          40部ディスクゾ
ールBP−1587部 (第1工業製薬■製界面活性剤) アミート105(花王沖製界面活性剤)13部キシレン
              40部以上を均一に混合
して、乳剤を得た。
製剤例5 本発明化合物1140部 トーホーDB−10012部 (東邦化学工業和製界面活性剤) ノイゲンE A −1408部 (第1工業製薬側製界面活性剤) キシレン              40部以上を均
一に混合して、乳剤を得た。
製剤例6 本発明化合物4           2部ステアリン
酸カルシウム        1部粉状シリカゲル  
          1部ケイソウ土        
      20部白土              
  30部タルク               46
部以上を均一に粉砕混合して、粉剤を得た。
試験例1  抗歯活性評価試験(I) 寒天希釈法により抗国活性の評価を行った。すなわち本
発明化合物をバレイショ・ブドウ糖寒天培地中に0.1
6〜1100ppの段階的濃度で混入し、よくかきまぜ
たのちベトリ皿に流し込んで寒天平板とした。寒天が固
化した後供試菌の純培養物を接種し、25℃で7日間培
養後評価を行った。接種した菌が、生育しない培地中に
含まれる供試化合物の最少濃度を、最少阻止濃度(旧C
,ppm)として表2に示した。
供試国名は下記の通りである。
菌   名       国名略号 アスペルギルス ニガー (Aspergillus  niger)     
  A、n。
ペニシリュウム シ1リナム (Penicillium  ciLrinum)  
    P、c。
クラドスポリウム ヘルバラム (Cladosporium  herbarum) 
    C,h。
ケトミュウム グロボサム (Chaetomium globosum)    
   C,g。
トリコデルマ ゲイリド (Trichoderma viride)     
   T、v。
オウレオバシジュウム プルランス (Aureobasidium  pullulans
)     A、p。
アルタナリア アルタナリア (Alternaria  alternata)  
             A、a。
なお、比較化合物としては、現在工業用殺菌剤として用
いられている非金属系殺菌剤のうちで最も優れていると
されているヘンズイミダゾール系化合物の中から、特に
効果の安定していることで知られる2−(4−チアゾリ
ル)−ヘンズイミダゾール(以下TBZと略称する)を
用いた。
また、本発明化合物と構造が類似している公知化合物N
−メチル−N−(4−メトキシヘンシル)−1−ナフチ
ルメチルアミンを参考化合物とし、て供試した。
本発明化合物は、工業材料、製品を劣化させ多大なt員
失を生じさせる多種多様の菌類に対して強い抗菌活性を
有していることが表2から明らかである。特に塗料、皮
革、ラテックスエマルジョン、油剤、さらに通信機、電
気装置など広い範囲で問題を生じるアスペルギルス ニ
ガー(Aspergillusniger)およびペニ
シリウム シトリナム(Peni−cillium c
itrinum)に対しては特異的に高い抗菌力を有し
ている。また、比較化合物として用いたTBZが全く抗
菌力を示さないアルタナリア アルタナリア(Alte
rnalia alternaLa)に対しても高い抗
菌力を示した。
試験例2  抗蘭活性評価試験(2) ペーパーディスク法により抗菌活性の評価を行った。あ
らかじめ麦芽・酵母抽出 寒天培地(pH6,0)の平
板を作り下記供試菌のうち1.3.4の菌は胞子懸濁液
、2の苗は国体懸濁液(濃度は4xlO’ 5pore
sあるいはcells/ml) 0.2mlを培地平板
に入れスプレッダ−で広げる。その上に段面したペーパ
ーディスク(直径81)を置き、各供試化金物の種々の
濃度のアセトンまたは水溶液20μlをこのペーパーデ
ィスクに注入し、28℃で培養する。5日後阻止円の大
きさを計測し、最少阻止濃度M I C(ppa+)を
決定した。結果は表3に示した通りである。
供試国名 アスペルギルス フユーミガタス (Aspergillus fumigatus ) 
  HUT  2034キヤンデイダ アルビカンス (Candida albicans )      
HU T  7105トリコフイトン メンタグロファ
イテス(Trichophyton +*antagr
ophytes) r F○ 5929ミクロスポラム
 ジプシュウム (Microsporua gypseum )   
  I F O8231なお、比較化合物としては、抗
真菌剤として現在広く用いられている市販のカネスチン
■(クロトリマゾール)を用いた。
本発明化合物は、人や動物に寄生して真菌症を引き起こ
す菌類に対しても強い抗菌力を示すことが表3からも明
らかである。特に皮j糸状菌であるトリコフィトン メ
ンタグロフィテス(Tricho−phyton me
ntagrophyLes)やミクロスポラム ジブジ
ニウム(Microsporum gypseu+n 
)に対する抗菌力はクロトリマゾール(clotri国
azole )に比べても著しく高い、ざらに深在性翼
面症を引き起こすアスペルギルス フユーミガタス(A
spergillusfumigatus )に対して
も効力を示す。
さらに、本発明化合物はモルモットの実験的皮膚真菌症
によるin vivo試験でも抗真菌活性を示す。この
試験ではトリコフィトン症感染5日後から2週間にわた
って毎日、本発明化合物を皮膚表面に局所投与(本発明
化合物をポリエチレングリコールに溶解)、または経口
投与した。活性は局所投与で0.01〜5%の濃度で、
経口投与では2〜70mg/kgの用量のモルモット試
験で明らかにされた。
従って本発明化合物は、ヒトまたは動物用抗真菌剤とし
て用いる場合、局所投与することもできるし経口投与す
ることもできる。ヒトの成人向は投与量は例えば、経口
では1日当たり100〜20001T1gであってよい
試験例3 灰色かび病防除試験(キュウリ果実試験) キュウリ果実(市販)を良く洗い、4〜5備に切り、5
00ppmの薬剤(各供試化合物を前記製剤例3に準じ
て水和剤を調製し、水で希釈したもの)に約2〜3分間
浸漬し風乾した。予めPSA培地上にて5〜7日間平板
培養した灰色かび病菌の蘭そう上に風乾したキュウリ果
実を立てる。その後18℃温室状態に4〜5日間保ち、
キュウリ表面の菌そうの生育長を調べ、次式より防除価
を算出した。結果を第4表に示す。
なお対照薬としては、灰色かび病防除剤として効果が認
められ、−i的に用いられている市販のトップジンMを
用いた。
表4  灰色かび病防除試験結果 本 トソフ゛ジンM (I,2−ビス(3−メトキシカルボニル−2=チオウ
レイド)ベンゼン)70% 灰色かび病は一般に防除が困難であり、高い防除効果を
示す薬剤が望まれているが、本発明化合物は灰色かび病
に対してもトップジンMより高い防除効果を示すことが
表4より明らかである。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように本発明化合物は動物寄生
性頁面、植物病原菌さらに工業材料、製品などの劣化を
まねく多くの菌類に対し卓越した抗菌力を有し、これら
の菌類によって引き起こされる多くの障害を防除するた
めに有効に利用できる。
以上のように医薬用抗真菌剤、農業用殺菌剤及び゛工業
用殺菌剤の各分野で有効に利用できる本発明化合物は極
めて利用価値の高い薬剤である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R_1はアルキル基を示し、R_2は基(II−
    a)▲数式、化学式、表等があります▼または基(II−
    b)▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、式中R_4は水素原子、低級アルキル基または
    ハロゲン原子を示す。)を示し、R_3はアルキル基ま
    たはアルケニル基を示す。〕で表わされるベンジルアミ
    ン誘導体およびその酸付加塩。 2、(a)一般式(III)R_2−NHR_3で示され
    る化合物に、一般式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) で示される化合物を反応させるか、または (b)一般式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) で示される化合物に一般式(VI)X−R_2で示される
    化合物を反応させるか、または (c)一般式(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) で示される化合物に一般式(VIII)X−R_3で示され
    る化合物を反応させることを特徴とする一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R_1はアルキル基を示し、R_2は基(II−
    a)▲数式、化学式、表等があります▼または基(II−
    b)▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、式中R_4は水素原子、低級アルキル基または
    ハロゲン原子を示す。)を示し、R_3はアルキル基ま
    たはアルケニル基を示し、Xは反応性残基を表わす。〕
    で表わされるベンジルアミン誘導体の製造方法。 3、反応性残基Xがハロゲン原子またはエステル残基で
    あることを特徴とする前記特許請求の範囲第2項記載の
    製造方法。 4、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R_1はアルキル基を示し、R_2は基(II−
    a)▲数式、化学式、表等があります▼または基(II−
    b)▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、式中R_4は水素原子、低級アルキル基または
    ハロゲン原子を示す。)を示し、R_3はアルキル基ま
    たはアルケニル基を示す。〕で表わされるベンジルアミ
    ン誘導体またはその酸付加塩を有効成分とするヒトまた
    は動物用抗真菌剤。 5、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R_1はアルキル基を示し、R_2は基(II−
    a)▲数式、化学式、表等があります▼または基(II−
    b)▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、式中R_4は水素原子、低級アルキル基または
    ハロゲン原子を示す。)を示し、R_3はアルキル基ま
    たはアルケニル基を示す。〕で表わされるベンジルアミ
    ン誘導体またはその酸付加塩を有効成分とする工業用ま
    たは農業用殺菌剤。 6、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R_1はアルキル基を示し、R_2は基(II−
    a)▲数式、化学式、表等があります▼または基(II−
    b)▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、式中R_4は水素原子、低級アルキル基または
    ハロゲン原子を示す。)を示し、R_3はアルキル基ま
    たはアルケニル基を示す。〕で表わされるベンジルアミ
    ン誘導体または化学療法上許容される酸付加塩の有効量
    を治療を必要とする動物に投与することを特徴とする真
    菌によって起こる疫病または感染症の治療法。 7、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R_1はアルキル基を示し、R_2は基(II−
    a)▲数式、化学式、表等があります▼または基(II−
    b)▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、式中R_4は水素原子、低級アルキル基または
    ハロゲン原子を示す。)を示し、R_3はアルキル基ま
    たはアルケニル基を示す。〕で表わされるベンジルアミ
    ン誘導体またはその酸付加塩の有効量を植物に施用する
    ことを特徴とする植物病害防除法。 8、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R_1はアルキル基を示し、R_2は基(II−
    a)▲数式、化学式、表等があります▼または基(II−
    b)▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、式中R_4は水素原子、低級アルキル基または
    ハロゲン原子を示す。)を示し、R_3はアルキル基ま
    たはアルケニル基を示す。〕で表わされるベンジルアミ
    ン誘導体またはその酸付加塩の有効量により工業用原料
    または工業製品を処理することを特徴とする菌類および
    かびの防除法。
JP61239228A 1985-11-01 1986-10-09 ベンジルアミン誘導体、その製造法およびその用途 Expired - Lifetime JPH0676285B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24383185 1985-11-01
JP60-243831 1985-11-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62201849A true JPS62201849A (ja) 1987-09-05
JPH0676285B2 JPH0676285B2 (ja) 1994-09-28

Family

ID=17109583

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61239228A Expired - Lifetime JPH0676285B2 (ja) 1985-11-01 1986-10-09 ベンジルアミン誘導体、その製造法およびその用途

Country Status (8)

Country Link
US (1) US4822822A (ja)
EP (1) EP0221781B1 (ja)
JP (1) JPH0676285B2 (ja)
KR (1) KR900004645B1 (ja)
AU (1) AU591719B2 (ja)
CA (1) CA1334761C (ja)
DE (1) DE3679028D1 (ja)
DK (1) DK521986A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63230610A (ja) * 1987-03-19 1988-09-27 Kaken Pharmaceut Co Ltd 農園芸用殺菌剤
WO1999043207A1 (fr) * 1998-02-25 1999-09-02 Nissan Chemical Industries, Ltd. Agents antibacteriens/antifongiques industriels, algicides et agents anti-adhesion biologique contenant des benzylamines
JP2019535793A (ja) * 2016-11-28 2019-12-12 セリックス バイオ プライヴェート リミテッドCellix Bio Private Limited 真菌感染の処置のための組成物及び方法

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5334628A (en) * 1984-06-09 1994-08-02 Kaken Pharmaceutical Co., Ltd. Amine derivatives, processes for preparing the same and fungicides containing the same
JPS6145A (ja) * 1984-06-09 1986-01-06 Kaken Pharmaceut Co Ltd N‐(4‐tert‐ブチルベンジル)‐N‐メチル‐1‐ナフチルメチルアミンおよびそれを有効成分とする抗真菌剤
HU211997B (en) * 1986-01-29 1996-01-29 Sandoz Ag Process to prepare n-methyl-n-(1-naphtyl-methyl)-4-(2-phenyl-propyl)-benzylamine and pharmaceutical compns. contg. it
DE3630344A1 (de) * 1986-09-05 1988-03-17 Basf Ag 4-substituierte cyclohexylamine und cyclohexenylamine, diese enthaltende fungizide sowie verfahren zur bekaempfung von pilzen
JP2581707B2 (ja) * 1987-10-02 1997-02-12 科研製薬株式会社 抗真菌剤組成物
DE3838631A1 (de) * 1988-11-15 1990-05-23 Basf Ag Neue 2-aminodekalin-derivate und deren verwendung
US5488035A (en) * 1991-12-06 1996-01-30 Pioneer Hi-Bred International, Inc. Peptide with inhibitory activity towards plant pathogenic fungi
US6143794A (en) * 1998-04-17 2000-11-07 Bertek Pharmaceuticals, Inc. Topical formulations for the treatment of nail fungal diseases
RU2008131324A (ru) 2005-12-30 2010-02-10 Анакор Фармасьютикалз, Инк. (Us) Борсодержащие малые молекулы
CN108047057B (zh) * 2017-12-28 2020-06-02 山东铂源药业有限公司 一种布替萘芬的合成方法
CN108477159A (zh) * 2018-03-22 2018-09-04 长江大学 一种抗真菌医药在农作物病害防治上的新用途
CN112209838B (zh) * 2019-07-09 2023-02-17 鲁南制药集团股份有限公司 一种盐酸布替萘酚的制备方法
CN112209837B (zh) * 2019-07-09 2023-03-24 鲁南制药集团股份有限公司 一种盐酸布替萘酚的合成方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB790202A (en) * 1955-06-22 1958-02-05 Wellcome Found Improvements in and relating to naphthalene derivatives and the manufacture thereof
NL293886A (ja) * 1962-06-19 1965-04-12 Merck Ag E
JPS5089352A (ja) * 1973-12-17 1975-07-17
SE405475B (sv) * 1974-03-06 1978-12-11 Du Pont Forfarande att framstella nya polycykliska derivat av pyrrolidin med lugnande och bedovande verkan
EP0000896B1 (en) * 1977-08-19 1982-10-13 Sandoz Ag Propenyl amines, processes for their production and pharmaceutical compositions containing them
JPS6145A (ja) * 1984-06-09 1986-01-06 Kaken Pharmaceut Co Ltd N‐(4‐tert‐ブチルベンジル)‐N‐メチル‐1‐ナフチルメチルアミンおよびそれを有効成分とする抗真菌剤
JP2914407B2 (ja) * 1991-09-11 1999-06-28 富士電機株式会社 自動販売機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63230610A (ja) * 1987-03-19 1988-09-27 Kaken Pharmaceut Co Ltd 農園芸用殺菌剤
WO1999043207A1 (fr) * 1998-02-25 1999-09-02 Nissan Chemical Industries, Ltd. Agents antibacteriens/antifongiques industriels, algicides et agents anti-adhesion biologique contenant des benzylamines
JP2019535793A (ja) * 2016-11-28 2019-12-12 セリックス バイオ プライヴェート リミテッドCellix Bio Private Limited 真菌感染の処置のための組成物及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0221781A2 (en) 1987-05-13
KR870004937A (ko) 1987-06-02
US4822822A (en) 1989-04-18
DK521986A (da) 1987-05-02
DK521986D0 (da) 1986-10-31
DE3679028D1 (de) 1991-06-06
JPH0676285B2 (ja) 1994-09-28
AU591719B2 (en) 1989-12-14
KR900004645B1 (ko) 1990-07-02
EP0221781B1 (en) 1991-05-02
EP0221781A3 (en) 1988-08-17
AU6454186A (en) 1987-05-07
CA1334761C (en) 1995-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62201849A (ja) ベンジルアミン誘導体、その製造法およびその用途
EP0512349A1 (de) Benzothiophen-2-carboxamid-S,S-dioxide
JPS58206585A (ja) アゾリルメチルオキシラン及び、その植物認容性の酸付加塩及び金属錯体、並びに該化合物を含有する農園芸または材料用殺菌剤
JPS605585B2 (ja) 2,5′−ビストリフルオロメチル−2′−クロル−4,6−ジニトロジフェニルアミンおよびその製造方法ならびに該化合物を活性成分とする殺虫剤,殺ダニ剤または殺菌剤組成物
CH661727A5 (de) Alpha-(ethinylphenyl)-alpha-hydrocarbyl-1h-azol-1-ethanole.
DE3245504A1 (de) Fungizide mittel, deren herstellung und verwendung
EP0221844A1 (de) Pyridinderivate mit mikrobizider Wirkung
US4746678A (en) Phenanthrene derivatives
DD229583A5 (de) Fungizides mittel
PT87764B (pt) Processo para a preparacao de eteres (azolil-vinil)-fenol-alcenilicos com efeito microbicida
EP0370300A2 (de) Cyclopropyl-Substituierte Azolylmethylcarbinole, Verfarhren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung als Arzneimittel
DE2759121A1 (de) Fungizides mittel, verwendung von n-benzoylanthranilsaeureestern zur bekaempfung pflanzenpathogener pilze, n-benzoylanthranilsaeureester und verfahren zu ihrer herstellung
JPS63284186A (ja) 4−トリアルキルシリルベンジルアミン誘導体、その製造法及び用途
JPH0688975B2 (ja) 0−置換3−オキシピリジニウム塩及び該化合物を含有する殺菌剤
JPS63239254A (ja) ベンジルオキシベンジルアミン誘導体、その製造法およびその用途
US3430259A (en) Pesticidally active 2-trifluoromethyl benzimidazoles
DD298392A5 (de) Fungizide mittel auf basis von 1,3,5-triaryl-2-pyrazolin-derivaten, neue 1,3,5-triaryl-2-pyrazoline und ein verfahren zu ihrer herstellung
KR100373705B1 (ko) 1-페닐 4-아졸릴 피라졸 유도체, 그의 제조 방법 및 그를 포함하는 농원예용 살균제 조성물
US4136189A (en) 2-(5-nitro-furfurylidene)-amino-benzimidoles and fungicidal compositions containing the same
JPS63284152A (ja) 4−置換ベンジルアミン誘導体、その製造法及び用途
EP0160931A2 (de) Azolylvinylether
CS214754B2 (en) Fungicide means and method of making the active component
KR820001617B1 (ko) 살균제로 유용한 n-시아노일킬-2-(치환된 페녹시)부티르아미드의 제법
JPH0143739B2 (ja)
FR2583262A1 (fr) Compositions fongicides contenant des amines tertiaires et leurs applications