JPS6220074B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6220074B2 JPS6220074B2 JP147382A JP147382A JPS6220074B2 JP S6220074 B2 JPS6220074 B2 JP S6220074B2 JP 147382 A JP147382 A JP 147382A JP 147382 A JP147382 A JP 147382A JP S6220074 B2 JPS6220074 B2 JP S6220074B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power unit
- link
- vibration isolating
- vibration
- body frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002955 isolation Methods 0.000 claims description 2
- 241001247986 Calotropis procera Species 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- 244000261422 Lysimachia clethroides Species 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は二，三輪車において、エンジンを含む
パワーユニツトの防振支持装置に関するものであ
る。
パワーユニツトの防振支持装置に関するものであ
る。
従来二，三輪車において、車体フレームに防振
リンクを介してエンジンを含むパワーユニツトを
揺動可能に支承し、車両走行時にパワーユニツト
にかかる走行振動を緩衝吸収して乗心地の向上を
図るようにしたものが知られているが、本発明は
このようなパワーユニツト支持装置の改良に係る
もので、パワーユニツトの上下振動の振幅の一層
の低減を図るとともにその振動を効果的に緩衝吸
収できるようにし、しかもその緩衝吸収部材の耐
久性の向上を図るようにした、構成簡単な二，三
輪車におけるパワーユニツト支持装置を提供する
ことを主な目的とするものである。
リンクを介してエンジンを含むパワーユニツトを
揺動可能に支承し、車両走行時にパワーユニツト
にかかる走行振動を緩衝吸収して乗心地の向上を
図るようにしたものが知られているが、本発明は
このようなパワーユニツト支持装置の改良に係る
もので、パワーユニツトの上下振動の振幅の一層
の低減を図るとともにその振動を効果的に緩衝吸
収できるようにし、しかもその緩衝吸収部材の耐
久性の向上を図るようにした、構成簡単な二，三
輪車におけるパワーユニツト支持装置を提供する
ことを主な目的とするものである。
以下、図面により本発明をスクータに実施した
場合の実施例について説明する。
場合の実施例について説明する。
第１図においてスクータの車体フレームＦ後部
はグーズネツク状に形成され、その上面に腰掛け
式の座席シートSeが敷設され、またその下方に
形成される空間部にエンジンＥを含むパワーユニ
ツトＰと、このパワーユニツトＰによつて回転駆
動される後車輪Ｗが配設される。
はグーズネツク状に形成され、その上面に腰掛け
式の座席シートSeが敷設され、またその下方に
形成される空間部にエンジンＥを含むパワーユニ
ツトＰと、このパワーユニツトＰによつて回転駆
動される後車輪Ｗが配設される。
前記パワーユニツトＰの前部は後に詳述する支
持装置Ｓを介して揺動可能に支承され、またその
後部は車体フレームＦにダンパＤを介して懸架さ
れている。
持装置Ｓを介して揺動可能に支承され、またその
後部は車体フレームＦにダンパＤを介して懸架さ
れている。
次に前記支持装置Ｓの具体的構造を主に第２，
３図を参照して説明する。
３図を参照して説明する。
車体フレームＦには防振リンク１を介してパワ
ーユニツトＰの前部が前後に揺動自在に軸支され
る。前記防振リンク１は中空円筒状の基部１ａ、
それよりも小径の同じく中空円筒状の先部１ｂ、
および前記基部１ａと先部１ｂとを一体に結合す
る一対のアーム１ｃ，１ｄとより構成され、前記
中空円筒状の基部１ａは、第３図に示すように車
体フレームＦに横架固着される第１支持軸２にラ
バーブツシユ３，３を介して支承され、また前記
中空円筒状の先部１ｂはパワーユニツトＰ前端の
ブラケツト４，４に横架固着される第２支持軸５
にラバーブツシユ６，６を介して支承される。
ーユニツトＰの前部が前後に揺動自在に軸支され
る。前記防振リンク１は中空円筒状の基部１ａ、
それよりも小径の同じく中空円筒状の先部１ｂ、
および前記基部１ａと先部１ｂとを一体に結合す
る一対のアーム１ｃ，１ｄとより構成され、前記
中空円筒状の基部１ａは、第３図に示すように車
体フレームＦに横架固着される第１支持軸２にラ
バーブツシユ３，３を介して支承され、また前記
中空円筒状の先部１ｂはパワーユニツトＰ前端の
ブラケツト４，４に横架固着される第２支持軸５
にラバーブツシユ６，６を介して支承される。
防振リンク１の一方のアーム１ｄには、ストツ
パブラケツト７が一体に形成され、このストツパ
ブラケツト７には、短円筒状の一対のストツパラ
バー８，９が取付ボルト１０によつて固着され
る。前記一対のストツパラバー８，９は車体フレ
ームＦと一体のストツパ受片１１を挟んで、防振
リンク１の揺動方向に縦列配置されており、防振
リンク１が前方（第２図左方）に揺動すると、一
方のストツパラバー８が圧縮され、また防振リン
ク１が後方（第２図右方）に揺動すると、他方の
ストツパラバー９が圧縮されるようになつてい
る。
パブラケツト７が一体に形成され、このストツパ
ブラケツト７には、短円筒状の一対のストツパラ
バー８，９が取付ボルト１０によつて固着され
る。前記一対のストツパラバー８，９は車体フレ
ームＦと一体のストツパ受片１１を挟んで、防振
リンク１の揺動方向に縦列配置されており、防振
リンク１が前方（第２図左方）に揺動すると、一
方のストツパラバー８が圧縮され、また防振リン
ク１が後方（第２図右方）に揺動すると、他方の
ストツパラバー９が圧縮されるようになつてい
る。
前記第１支持軸２と第２支持軸５の各中心
O1，O2を通る中心線Ｌ―Ｌは車両の走行路面に
対して略鉛直であつて、防振リンク１の前後揺動
時に第２支持軸５、すなわちパワーユニツトＰ前
部の上下方向の変位量が少なくなるようになつて
いる。
O1，O2を通る中心線Ｌ―Ｌは車両の走行路面に
対して略鉛直であつて、防振リンク１の前後揺動
時に第２支持軸５、すなわちパワーユニツトＰ前
部の上下方向の変位量が少なくなるようになつて
いる。
尚、図中ＧはパワーユニツトＰの重心位置を示
す。
す。
次に本発明の実施例の作用について説明する。
いまスクータの走行時に後車輪Ｗを介してパワ
ーユニツトＰに伝わる走行振動および衝撃は前記
ダンパＤおよび支持装置Ｓによつて緩衝吸収され
て効果的に減衰される。
ーユニツトＰに伝わる走行振動および衝撃は前記
ダンパＤおよび支持装置Ｓによつて緩衝吸収され
て効果的に減衰される。
ところで前記支持装置Ｓにおいては、防振リン
ク１はラバーブツシユ３，３および６，６により
パワーユニツトＰからの振動を吸収しつつ前後に
揺動され、その揺動振動はストツパブラケツト７
を介して一対のストツパラバー８，９に圧縮力と
して作用してそれらによりさらに減衰された後ス
トツパ受片１１を介して車体フレームＦへと伝達
される。また防振リンク１の第１、第２支持軸
２，５は、それらの中心O1，O2を通る中心線Ｌ
―Ｌが略鉛直であるので、防振リンク１の前後揺
動に対してパワーユニツトＰ前部の上下変位量を
少なくすることができる。
ク１はラバーブツシユ３，３および６，６により
パワーユニツトＰからの振動を吸収しつつ前後に
揺動され、その揺動振動はストツパブラケツト７
を介して一対のストツパラバー８，９に圧縮力と
して作用してそれらによりさらに減衰された後ス
トツパ受片１１を介して車体フレームＦへと伝達
される。また防振リンク１の第１、第２支持軸
２，５は、それらの中心O1，O2を通る中心線Ｌ
―Ｌが略鉛直であるので、防振リンク１の前後揺
動に対してパワーユニツトＰ前部の上下変位量を
少なくすることができる。
尚、上記実施例では、本発明をスクータに実施
した場合を説明したが、これを他の二，三輪車に
も実施できることは勿論である。
した場合を説明したが、これを他の二，三輪車に
も実施できることは勿論である。
以上のように本発明によれば、車体フレームＦ
に第１支持軸２をもつて前後に揺動自在に軸支さ
れる防振リンク１の下端にパワーユニツトＰを第
２支持軸５をもつて支承し、前記第１、第２支持
軸２，５の中心O1，O2を通る中心線Ｌ―Ｌが略
鉛直になるようにしたので、パワーユニツトＰが
走行振動をうけた場合に、該パワーユニツトＰの
上下変位量が可及的に少なくなり、その結果車体
フレームＦに伝わる上下振動を小さくすることが
できる。また前記防振リンク１にはストツパブラ
ケツト７を一体に設け、このストツパブラケツト
７に、防振リンク１の揺動方向に縦列配置される
一対のストツパラバー８，９を取付け、これらの
ストツパラバー８，９間に、車体フレームＦと一
体のストツパ受片１１を挟持したので、前記防振
リンク１の揺動は前記一対のストツパラバー８，
９によつて受けることができ、これらによつて前
記パワーユニツトＰの揺動振動は効果的に緩衝吸
収されて大幅に減衰され、その車体フレームＦへ
の伝達を可及的に低減することができる。そして
全体として二，三輪車の乗心地を大幅に向上させ
ることができる。
に第１支持軸２をもつて前後に揺動自在に軸支さ
れる防振リンク１の下端にパワーユニツトＰを第
２支持軸５をもつて支承し、前記第１、第２支持
軸２，５の中心O1，O2を通る中心線Ｌ―Ｌが略
鉛直になるようにしたので、パワーユニツトＰが
走行振動をうけた場合に、該パワーユニツトＰの
上下変位量が可及的に少なくなり、その結果車体
フレームＦに伝わる上下振動を小さくすることが
できる。また前記防振リンク１にはストツパブラ
ケツト７を一体に設け、このストツパブラケツト
７に、防振リンク１の揺動方向に縦列配置される
一対のストツパラバー８，９を取付け、これらの
ストツパラバー８，９間に、車体フレームＦと一
体のストツパ受片１１を挟持したので、前記防振
リンク１の揺動は前記一対のストツパラバー８，
９によつて受けることができ、これらによつて前
記パワーユニツトＰの揺動振動は効果的に緩衝吸
収されて大幅に減衰され、その車体フレームＦへ
の伝達を可及的に低減することができる。そして
全体として二，三輪車の乗心地を大幅に向上させ
ることができる。
また一対のストツパラバー８，９には、主とし
て圧縮力が作用し、無理な力がかかることは殆ん
どないので、それらの耐久性が大幅に高められ
る。
て圧縮力が作用し、無理な力がかかることは殆ん
どないので、それらの耐久性が大幅に高められ
る。
第１図は本発明装置を装備したスクータの側面
図、第２図は本発明装置の一部縦断側面図、第３
図は第２図―線断面図である。 Ｅ……エンジン、Ｆ……車体フレーム、Ｌ―Ｌ
……中心線、O1，O2……中心、Ｐ……パワーユ
ニツト、１……防振リンク、２……第１支持軸、
５……第２支持軸、７……ストツパブラケツト、
１１……ストツパ受片。
図、第２図は本発明装置の一部縦断側面図、第３
図は第２図―線断面図である。 Ｅ……エンジン、Ｆ……車体フレーム、Ｌ―Ｌ
……中心線、O1，O2……中心、Ｐ……パワーユ
ニツト、１……防振リンク、２……第１支持軸、
５……第２支持軸、７……ストツパブラケツト、
１１……ストツパ受片。
Claims (1)
- １ 車体フレームＦに第１支持軸２をもつて防振
リンク１を前後に揺動自在に軸支し、この防振リ
ンク１の下端にエンジンＥを含むパワーユニツト
Ｐを第２支持軸５をもつて支承してなる、二，三
輪車におけるパワーユニツト支持装置において、
前記防振リンク１は、前記第１、第２支持軸２，
５の各中心O1，O2を通る中心線Ｌ―Ｌが略鉛直
になるように配置され、また前記防振リンク１に
はストツパブラケツト７を一体に設け、このスト
ツパブラケツト７には、防振リンク１の揺動方向
に縦列配置される一対のストツパラバー８，９を
取付け、これらのストツパラバー８，９間に、車
体フレームＦと一体のストツパ受片１１を挟持し
てなる、二，三輪車におけるパワーユニツト支持
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP147382A JPS58118482A (ja) | 1982-01-08 | 1982-01-08 | 二，三輪車におけるパワ−ユニツト支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP147382A JPS58118482A (ja) | 1982-01-08 | 1982-01-08 | 二，三輪車におけるパワ−ユニツト支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58118482A JPS58118482A (ja) | 1983-07-14 |
| JPS6220074B2 true JPS6220074B2 (ja) | 1987-05-02 |
Family
ID=11502423
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP147382A Granted JPS58118482A (ja) | 1982-01-08 | 1982-01-08 | 二，三輪車におけるパワ−ユニツト支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58118482A (ja) |
-
1982
- 1982-01-08 JP JP147382A patent/JPS58118482A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58118482A (ja) | 1983-07-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4809801A (en) | Power-unit support structure of motorcycle | |
| US4372417A (en) | Drive unit mounting structure | |
| US10065700B2 (en) | Arrangement for the vibration decoupling of a motor for motorized two-wheelers, having an engine-mount swing arm | |
| JPS61113583A (ja) | 自動二輪車等の車両におけるパワ−ユニツト懸架装置 | |
| JPS6220074B2 (ja) | ||
| JPS642877Y2 (ja) | ||
| JPH0139672Y2 (ja) | ||
| JPS58112888A (ja) | パワ−ユニツトの懸架装置 | |
| JPS6224563Y2 (ja) | ||
| JPH0225755Y2 (ja) | ||
| JPH0136710Y2 (ja) | ||
| JPS602075Y2 (ja) | 自動二輪車等のパワ−ユニット懸架装置 | |
| JPS6251794B2 (ja) | ||
| JPH0114078B2 (ja) | ||
| JPS59176169A (ja) | 前フレ−ム揺動型三輪車 | |
| JP2509559B2 (ja) | 揺動型自動三輪車のパワ―ユニット支持構造 | |
| JP3125566B2 (ja) | 小型車両の後輪懸架装置 | |
| JPH10166824A (ja) | フォークリフトのドライブアクスルマウンティング構造 | |
| JPS61178281A (ja) | 自動三輪車の後輪緩衝装置 | |
| JPH0141673Y2 (ja) | ||
| JPH0825507B2 (ja) | 車輛の排気装置 | |
| JPS5933058Y2 (ja) | 変速機構操作用変速レバ−支持装置 | |
| JPS6332674B2 (ja) | ||
| JPH0375395B2 (ja) | ||
| JPS5873491A (ja) | 車両 |