JPS62197924A - バツクコ−ト層を有する磁気記録媒体 - Google Patents

バツクコ−ト層を有する磁気記録媒体

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JPS62197924A
JPS62197924A JP4054686A JP4054686A JPS62197924A JP S62197924 A JPS62197924 A JP S62197924A JP 4054686 A JP4054686 A JP 4054686A JP 4054686 A JP4054686 A JP 4054686A JP S62197924 A JPS62197924 A JP S62197924A
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JP
Japan
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zinc oxide
back coat
magnetic
tape
crystal
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JP4054686A
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English (en)
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Tsutomu Kenpou
見寳 勉
Yuji Shimizu
雄二 清水
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気記録媒体、待に磁気テープに関する。
〔発明の背景〕
磁気テープ。磁気シート、磁気ディスクのような磁気記
録媒体は、オーディオ分野、ビデオ分野、フンピユータ
分野で広く使われている。これらの゛ うち、例えばビ
デオ分野の磁気テープについていえば、カセットに収納
された磁気テープは画像の記録やその再生を行うときに
は、このカセットがビデオデツキに装着され、そのテー
プがガイドボールや〃イドローラにその表裏を摺mされ
ながら進路を走行し、磁気ヘッドによって摺擦走査され
る。このような磁気テープの巡路走行に際して磁気ヘッ
ドに対する磁気テープの摺擦状態が変動しないように磁
性層の表面は平滑に仕上げられている。
しかし磁気テープの磁性層の他側面も前記変動に対し同
様の影響を及ぼし、該他側面の走行性が良くないときに
は、走行する磁気テープに過度のテンシヨンがかかり、
磁性層の損傷、粉落ちが起るのみならずその巻姿が乱れ
てテープのエツジが不揃になり、スキュー、ジッター、
クロマS / N等の画像あるいは電磁返還特性が悪く
なる。
そのため、磁気テープの支持体の裏面には、ガイドボー
ル、ガイドロールあるいはガイドビン等に対する走行性
、耐用走行がよくなるようにバックコート層が設けられ
ており、このバックコート層のうちには非磁性無機質粉
末をフィラーとして該層に含有させたものがある。これ
は、バックコ−F層の表面を粗面にして〃イドボール等
との接触面積を少なくし、その摩擦抵抗を少なくしたも
ので、例えば特開昭57−130234号、同58−1
61135号、同57−53825号、同58−241
5号、特公昭50−3927号にはいずれも無機質粉末
を用いた例が示され、更にこれらの多くはその粒径を限
定したものが示されている。しかしながら、これらの無
機質粉末を使用したものでも十分な滑面性が得られない
だけでなく、例えば特公昭50−3927号に記載され
ているアルミナ粒子のようにバックコート層がガイドビ
ン等と接触するとき、特に該ガイドビン等が有機樹脂部
材であるときにはこのピン等を削ってしまい、その磁気
テープを円滑に案内走行させるガイドピンの機能を害す
る。
また無機質粉末は水との親和性が比較的強いため使用中
に空気中の水分を吸収し、バックコート層表面は〃イド
ボール等に対して粘着し易くなり、粘着によって走行す
る磁気テープが急停止、急発進を繰り返す所謂スティッ
クスリップを起し易い。
また該水分によって磁性粉が変質して性能の劣化を生ず
ることがある。
また前記した無機質粉末のような固体粉末のフィラーは
十分良好な分散状態でバックコート層等に含有されてい
る必要があり、使用するフィラー類には分散性のよいこ
とが要求される。しかし一般に無機質粉末は分散性が悪
い。
一方に於てビデオ機器の小型化、高性能、高精密化に伴
い磁気テープ性能に対する要求も高くなり、性能補完の
ためバックコート層は磁気テープの必須構成層となって
米な。
このことを受けて前記したバックコート層の性能不全は
、フィラーの種類、硬度、粒形、粒径及1その分布、化
学特性或は併用するフィラー (例えばカーボンブラッ
ク)、パイングーとの組合せ等多方面から検討され、例
えば酸化亜鉛フィラーに関するだけでも特開昭59・1
72150号、同59−172151号、同59−17
2153号及び同59−58826号等球状酸化亜鉛の
粒径、添加量、カーボンブラックとの併用にいて技術開
示がある。
尚カーボンブラックの併用は磁気テープの導電性、遮光
性の改善、向上を狙ったものである。
しかしながらバックコート層としでは未だ満足すべき性
能には到っていない、またカーボンブラックの併用に於
るバイングー特性とも絡んだ分散性、或はテープの耐久
性、耐摩耗性、摩擦抵抗、滑面性、テープ祈れ、テープ
伸び、巻姿、高温高温に於ける粘着性等のテープ変形、
支障、走行性異常等に関連する物性上の問題、及びフィ
ラーの分散揉作成は塗料の停滞安定性等の生産技術の問
題等、バックコート層として対処すべき問題が数多く残
されている。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、第一にはバックコート層物性が良好で
、耐摩耗性、靭性フィラー保着性が高く、繰り返し走行
に於るテープ変形、異常の発生がなくて物性変動を起さ
ない繰返し耐用性の高い、従って物性に基く電磁変換特
性に支障のない磁気記録媒体(以降磁気テープと称す)
の提供にある。
また第二にはバックコート層塗料の調製に於て、フィラ
ーの均一分散が容易で且つ安定分散し塗料の停滞安定性
が大きく、再現性がよく均一分散して表面粗さが均一微
細でクロマS/Hの劣化を誘発しないバックコート層を
有する磁性テープの提供にある。
〔発明の構成〕
前期した本発明の目的は、支持体の片面に磁性層を有し
、他面に非磁性粉を含有するバックコート層を有する磁
性記録媒体に於て、該非磁性粉に塩基性酸化亜鉛結晶を
含有することを特徴とするバックコート層を有する磁気
記録媒体によって達成される。
尚酸化亜鉛は大方晶系に属し各種の結晶形を有すること
ができる。
本発明の態様は塩基性塩の酸化亜鉛であり、また好まし
くはとりうる結晶形が平板状結晶である。
また、ここでいう塩基性の酸化亜鉛とは、JISに−5
101に準拠した測定法で測定したpII値が7以上の
酸化亜鉛のことである。
尚本発明の!!!様としては上記結晶形外の結晶形の塩
基性の酸化亜鉛を支障のない範囲で含んでいてもよい。
前記本発明に係る酸化亜鉛(以後ZnO”と表記)の平
均粒径は0.01μ〜1μ−好しくは0.05〜0.8
μ鎖であり、本発明の態様に於る好しい表面粗度(Ra
) 0.01−0.05μ−更に好しイ0,02−0.
04μ−は前記ZnO”の適用によって満足される。
次に本発明の詳細な説明する。
本発明に係るバックコート層塗料に於て、本発明に係る
ZnO”を含めた全フィラー重量と全固形分重量の比は
0.30〜0.90好しくけ0.50〜0.85である
またZnO”以外のフィラーとして有機質フィラーを併
用してもよいでし、また磁気テープの遮光性併せて導電
性の改善のためにカーボンブラックを混用してもよい。
またバイングーには、磁気テープ用として従来用いられ
ている各種樹脂をすべて流用することができる。
更に物性、引いては電磁変換特性、及び生産性を改善、
向上するための従来用いられる各種添加剤を加えてもよ
い。
次に本発明に使用しうる素材について順次説明する。
前記ZnO”と併用される有機質フィラーとしては、ア
クリルスチレン系樹脂、ベンゾグアナミン系樹脂粉末、
メラミン系樹脂粉末、7タロシアニン系顔料が好ましい
が、ボリアレフイン系樹脂粉末、ポリエステル系樹脂粉
末、ポリアミド系樹脂粉末、ポリイミド系樹脂粉末、ポ
リ7ツ化エチレン樹脂粉末等が挙げられる。
特にペンゾグナミン系及び/またはメラミン系樹脂粉末
はZnO”との併用対象としては好しい。
また、無機質粉末としては酸化亜鉛以外に酸化珪素、酸
化チタン、酸化アルミニウム、炭酸バリウム、硫酸バリ
ウム、硫酸カルシウム、硫酸亜鉛、酸化錫、酸化アルミ
ニウム、酸化クロム、炭化珪素、炭化カルシウム、α−
Fears、タルク、カオリン、硫酸カルシウム、窒化
硼素、弗化亜鉛、二酸化モリブデンが挙げられる。
前記バックコート層に混用されるカーボンブラックは導
電性改善の叶うものとして粒子同士がいわばブドウの房
状に連なったものが好適であり、多孔質で比表面積の大
きい、いわゆるストラフチャーレベルの高いものが望ま
しい、こうしたカーボンブラックとしでは、例えばコロ
ンビアカーボン社製のフンダックテックス (Conc
lueLex) 975 (比表面積270m27g、
粒径24mμ)、フンダックテックス950(比表面積
245m2/g、粒径46mμ)、カボット・パルカン
 (CabotVulcan) XC−72(比表面積
257−2/g、粒径30mμ)等が使用可能である。
一方遮光用カーポンプラックとしては、粒径が小さくて
ストラフチャーレベルの比較的低く、しかも比表面積が
比較的低いもの、例えばコロンビアカーボン社製のラー
ベン (Reven) 2000 (比表面積180m
27g、粒径19mμ)、430.420.14.21
00.117′、1000.1255.1250.32
00.3500.5250.5750.7000 ;三
菱化成(株)91の井30、#35、#40、#44、
#75、#1001$970、$ 1000、#220
0.  $2350.  $2400.  Mへ7、 
Hへ8、 H^11、H^100; キャボノト社製の
ブラックパール700.800.1100.1300、
Ll リー〃ル400.500.660等が使用可能で
ある。
更に本発明に於てはpHが7以下のものが好ましく、良
好な均一分散性を与える。
前記pHが7以下のカーボンブラックとしては、コロン
ビアカーボン社製; ラーベン1000.1170.1250.1255.2
000.3200.3500.5250.5750.7
000、フンダックテックス 975、 キャボット社製; ブラックパール 1000.1100.1300. L
三菱化成(株)製; #100、#970、#1000、$2200B、 $
2350、@ 2400B%阿^7、阿^8、H^11
、H^100等が挙げられる。
本発明に係るバックコート層に用いられるバイングーと
しては、耐摩耗性のあるポリウレタンが挙げられる。こ
れは、他の物質に対する接着力が強く、反復して加わる
応力または屈曲に耐えて機械的に強靭であり、且つ耐摩
擦性、耐候性が良好である。
またポリウレタンの他に、繊維素系樹脂及び塩化ビニル
系共重合体も含有せしめれば、バックコート層のフィラ
ーの分散性が向上してその機械的強度が増大する。但し
繊維業系樹脂及び塩化ビニル系共重合体のみでは層が硬
くなりすぎるが、これは上述のポリウレタンの含有によ
って防止できる。
使用可能な繊維素系樹脂には、セルロースエーテル、セ
ルロース有機酸エステル、セルロース有機酸エステル等
が使用できる6上記の塩化ビニル系共重合体は、部分的
に加水分解されていてもよい、塩化ビニル系共重合体と
して、好しくは、塩化ビニル−酢酸ビニルを含んだ共重
合体が挙げられる。
またフェノキシ樹脂も使用することがでさる。
フェノキシ樹脂は機械的強度が大きく、寸度安定性にす
ぐれ、耐熱、耐水、耐薬品性がよく、接着性がよい等の
長所を有する。
これらの長所は前記したポリウレタンと長短相補い更に
相助けてテープ物性に於て経時安定性を者しく高めるこ
とができる。
更に前記したバインダーの他、熱可塑性樹脂、熱硬化性
樹脂、反応型樹脂、電子線照射硬化型樹脂との混合物が
使用されてもよい。
前記バインダーの中、バックコート層に用いる樹脂とし
てはボリウンタン樹脂と繊維素系樹脂特にニトロセルロ
ースと9組合せが好しい1両者の混合重量比はポリツレ
タンを分子として972〜2/8であり、好しくは8/
2〜377である。
本発明に於ては、前記バックコートに対し硬化剤として
ポリイソシアネートが含有させることが好しν、1゜ 使用できる芳香族ポリイソシアネートは、例えばトリレ
ンジイソシアネー)  (TOり 等及びこれらポリイ
ソシアネートと活性水素化合物の付加体などがあり、平
均分子量としては100〜3,000の範囲のものが好
適である。
また脂肪族ポリイソシアネートとしては、ヘキサメチレ
ンジイソシアネー)  (HMDI)等及びこれらのイ
ンシアネートと活性水素化合物の付加体等が挙げられる
。これらの脂肪族ポリイソシアネート及びこれらポリイ
ソシアネートと活性水素化合物の付加体などの中でも、
好しいのは分子量100〜3,000の範囲のものであ
る。脂肪族ポリイソシアネートまなかでも非脂環式のポ
リインシアネート及びこれら化合物と活性水素化合物の
付加体が好しい。
前記ポリ・インシアネートの前記バインダーに対する添
加量は両者の重量和の061〜0.7特に好しくは0.
15〜0.5である。
上記バックコート層を形成するのに使用される塗料には
必要に応じて分散剤、滑面剤、帯電的剤等の添加剤を含
有させてもよい。
本発明に係るバックコート層に使用される分散剤として
は、レシチン、リン酸エステル、アミン化合物、アルキ
ルサルフェート、脂肪酸アミド、高級アルコール、ポリ
エチレンオキサイド、スルホコハク酸、スルホコハク酸
エステル、公知の界面活性剤等及びこれらの塩があり、
また、陰性有機基(例えば−COOHl−PO,11)
を有する重合体分散剤の塩を使用することもできる。こ
れら分散剤は1種類のみで用いても、あるいは2種類以
上を併用してもよい、これらの分散剤はバックコート1
00fi 31部に対し1〜20重量部の範囲で添加さ
れる。
また、滑面剤としては、シリコーンオイル、グラファイ
ト、カーボンブラックグラフトポリマー、二値酸モリブ
デン、二値酸タングステン、ラウリン酸、パルミチン酸
、オレイン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ミリスチレン
酸等の脂肪酸とブチルステアレート、オクチルパルミテ
ート、オクチルミリテート等の脂肪酸エステル等も使用
できる。
これらの滑面剤はバイングー100重量部に対して0.
Z−20重量部の範囲で添加される。
帯電防止剤としては、前記カーボンブラックをはじめ、
グラファイト、酸化スズ−酸化アンチモン系化合物、酸
化チタン−酸化スズ−酸化アンチモン系化合物などの導
電性粉末;サポニンなどの天然界面活性剤;フルキレン
オキサイド系、グリセリン系、グリシドール系などの7
ニオン界面活性剤;高級アルキル7ミン類、第4級アン
モニウム塩類、ビリノン、その他の複素環類、ホスホニ
ウムまたはスルホニウム類などのカチオン界面活性剤;
カルボン酸、スルホン酸、燐酸、硫酸エステル基、燐酸
エステル基等の酸性基を含むアニオン界面活性剤 ニア
ミノ酸類、アミノスルホン酸類、アミノアルコールの硫
酸または燐酸エステル類等の両性活性剤などが挙げられ
る。
以上のように構成されたバックコート塗料は乾燥厚み0
.2〜2.0μ■、好しくは0.3〜1.5μ−となる
ように塗設される。
本発明に係る磁性層としては、磁性粉、バインダー及び
分散剤、滑面剤等を使用した懸濁型磁性層であっても良
いし、蒸着法、スパッター法、パーデポジション法等に
よって形成された堆積型磁性層であっても良い。
磁性材料としでは、例えばy−Fe、0.、Co含含有
−Fe203、Fe3O4、Co含有Fe50.、Co
被着FezO4、CrO2等の酸化物磁性体、例えばF
e%Nis CO%Fe4i合金、 Fe−Co合金、
Fe−N1−P合金、Fe−N1−C。
合金、Fe−Mn4n合金、Fe−Ni−Zn合金、F
e−co−Ni−Cr合金、Fe−Co−N1−P合金
、Co−旧合金、Co−P合金、Co−Cr合金等Fe
、 Ni、 Coを主体とするメタル磁性粉等各種の強
磁性体が挙げられる。これらの金属磁性体に対する添加
物とてはSi、 Cu。
Zn、^11P%Mn1Cr等の元素又はこれらの化合
物が含まれていても良い、またバリウムフェライト等の
六方晶系7エライト、窒化鉄も使用される。
また磁性層に用いられるバインダー、硬化剤、分散剤、
滑面剤、帯電防止剤及びフィラーについては前記バラフ
コ−F層に於て説明したものが流用で終る。
さらに必要に応じ研磨剤を添加することができる。
研磨剤としては、一般に使用される材料で熔融アルミナ
、炭化ケイ素、酸化クロム、コランダム、人造フランダ
ム、ダイヤモンド、人造ダイヤモンド、ザクロ石、エメ
リー (主成分;コランダムと磁鉄鉱)等が使用される
。これらの研磨剤は平均粒子0.5μ−〜5μ鶴の大き
さのものが使用され、特に好ましくは0.1〜2μ鴫で
ある。これらの研磨剤は結合剤100重量部に対して1
〜20重量部の範囲で添加される。
上記バックコート及び磁性塗料に配合さ゛れる溶媒或は
この塗料の塗布時の希釈溶媒としては、アセトン、メチ
ルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキ
サノン等のケトン類:メタ/−ル、エタノール、プロパ
ツール、ブタノール等のアルコール類;酢酸メチル、酢
酸エチル、酢酸ブチル、乳酸エチル、エチレングリコー
ルセノアセテート等のエステル類;グリコールジメチル
エーテル、グリフールエチルエーテル、クオキサン、テ
トラヒドロ7ラン等のエーテル類;ベンゼン、トルエン
、キシレン等の芳I i Ji 化水素;メチレンクロ
ライド、エチレンクロライド、四m 化!素、クロロホ
ルム、ジクロルベンゼン等のハロゲン化炭化水素等のも
のが使用できる。
また、支持体としては、ポリエチレンテレフタレート、
ポリエチレン−2,6−す7タレート等のポリエステル
類、ポリプロピレン等のポリオレフィン類、セルロース
アセテート、セルロースダイアセテート等のセルロース
誘導体、ポリアミド、ポリカーボネートなどのプラスチ
ックが挙げられるが、Cu、八〇、 Zn等の金属、ガ
ラス、8N、 Siカーバイド、磁器質、陶器質等のセ
ラミックなども使用で軽る。
これらの支持体の厚みはフィルム、シート状の場合は約
3〜100μ瞳程度、好しくは5〜50μ−であり、デ
ィスク、カード状の場合は30μa1〜10mm程度で
あり、ドラム状の場合は円筒状で用いられ、使用するレ
コーダに応じてその型は決められる。
上記支持体とバックコート層あるいは磁性層の中間には
接着性を向上させる中間層を設けても良ν鷹 。
支持体上に塗布方式によって上記層を形成する塗布方法
としては、エアードクターコート、ブレードコート、エ
アーナイフコート、スクイズコー)、tfflフート、
リバースロールコート、トランスファーロールコート、
グラビアフーF、キスコ−ト、キャスFコート、スプレ
ィコート等が利用できるがこれらに限らない。
〔実施例〕
本発明を実施例を用いて具体的に説明する。
実施例1 下記処方■の磁性塗料をボールミルで十分に混合分散し
、硬化剤として多官能インシアネート5部を添加し、1
μ−のフィルターで濾過し、厚さ13μ−のポリエチレ
ンテレフタレートベースに乾燥膜厚4.5μIとなるよ
うにバースロールコータで、塗布し、試料用フィルムを
えた。該フィルムにスーパカレンダー処理を施した。
次いで表−1に示す試料毎に異なるパックフート塗料処
方■の組成物をボールミルで5時間分散し各試料のバラ
フコ−F塗料とした。該塗料を前記に利用フィルムの裏
面にリバースロールコータで乾燥膜厚0.5μ−になる
よう塗布、乾燥し、パラクコ−F層を夫々に形成し、1
72インチ幅にスリットして実施例試料テープ1〜5及
び比較例試料テープ(1)〜(3)をえた。
処方r (磁性塗料)       (重量部)Co含
含有−FezO=         100ポリウレタ
ン         12 塩ビ一酢ビ共重合体       8 ステ7りン酸ブチル      0,8ミリスチン酸 
         0.8アルミナ         
  5 カーボンブラツク       5 レシチン            4 シクロヘキサノン      100 メチルエチルケトン      50 前記のようにして得られた試料について初回(O−パス
、バージンテープ)及び200回繰返し走行a (20
0−パス)のテープについて、テープ状況、物性及び電
磁変換特性をチェックし、その結果を表−2に掲げた。
表−2から明らかなように本発明に係るZnO”を使用
した実施例1〜5は、くり返し走行後のRF出力変動、
テープ損傷、動摩擦係数の増加の点で、走行耐用性に優
れたバックコート層である。*た、多ロマS/Hの評価
から、表面粗さも十分小さく、均一分散性に於いても問
題ない。
一方、球状の酸化亜鉛及び大方晶系の酸性酸化亜鉛結晶
を使用した比較例(1)及び(2)は、走行耐用性に於
いて劣っているばかりか、均一分散性にも問題を残し、
クロマS/Nの劣化が問題である。二酸化チタンを使用
した比較例(3)は、動摩擦係数の増加も大きいため、
テープ損傷も多く、クロマS/Nの劣化も大きい。
実施例及び比較例に関する測定方法 (a)  テープをV11Sカセットに詰め、20℃、
60%R1(中で、NV−6200(投下電器!りデツ
キを使用し、200パスくり返し走行させた。同時に、
RF出力低下も測定した。
(b)  テープ損傷は200パ′ス走行後のテープを
目視で評価した。
(c)  動摩擦係数−−−−−23℃、60%RHで
、横浜シスf A 社製走行性試験m (TBT−30
0−D)を使用し、入ロテンシ5ン20gに設定し、直
径3.8mmのステンレスビンに試料テープを180°
巻きつけ、3.3cm/Seeで走行させ、−分後の出
ロテンシaンを測定と、次式より求めた。
と同様の装置を使用し、入ロテンシ3ン20gに設定し
、直径62amのステンレスドラムに磁性層を上側にし
て巻きつけ、その上に試料テープを180゛巻きつけ、
80面を0.2cm/secで走行させ一分後の出ロテ
ンシタンを測定し、(1)式より求めた。
(e)  表面粗さRa (μm) −−−−三次元粗
さ測定器5E−3FK(小板研究所)で、カットオフ 
0,25、針圧30Bで試料面を2.51長測定して求
めた。
(f)  クロマS/Nの測定−−−−−H訃7100
 (日本ビクター製)を用いて最大記録電流で4,5M
IIzを記録し、再生時のノイズ電圧を測定して求めた
(g)  層間粘着テス) −−−−−1/ 2インチ
幅のテーブを180に、の圧で巻き、60℃、80%R
1+で24時間放置後、さらに24時間常温で放置して
巻き戻し、その引き離すときの抵抗があるものを有り、
ないものをなしとして評価した。
(h)  デッキテンシ1ンーーーーーVHS方式ビデ
オチープレコーグIIR−6500(日本ビクター(株
))を使用し、回転シリンダー人ロテンシタン (TI
)と出ロテンシ1ン (T2)を測定して求めた。
(発明の効果) これまで、磁気テープのバックコート層に使用されてき
た酸化亜鉛は、球状で粒径も0.1〜0.05μ鯵と小
さかった。
しかし、本発明に係るZnO”結晶を用いることで、く
り返し走行後のバックコート削れ及びテープ損傷のない
、走行耐層性に優れたバックコート層を得ることができ
た。
また、前記ZnO”は、均一分散性にも優れ、表面粗さ
も小さくすることが出来るため、クロマS/N等、電磁
変換特性に与える悪影響もない。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 支持体の片面に磁性層を有し、他面に非磁性粉を含有す
    るバックコート層を有する磁性記録媒体に於て、該非磁
    性粉に塩基性酸化亜鉛結晶を含有することを特徴とする
    バックコート層を有する磁気記録媒体。
JP4054686A 1986-02-24 1986-02-24 バツクコ−ト層を有する磁気記録媒体 Pending JPS62197924A (ja)

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JPS62197924A true JPS62197924A (ja) 1987-09-01

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ID=12583445

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4054686A Pending JPS62197924A (ja) 1986-02-24 1986-02-24 バツクコ−ト層を有する磁気記録媒体

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JP (1) JPS62197924A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5501896A (en) * 1990-09-10 1996-03-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Magnetic recording medium

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5501896A (en) * 1990-09-10 1996-03-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Magnetic recording medium

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