JPS62196679A - メモリ−感光体を用いた電子写真複写方法 - Google Patents
メモリ−感光体を用いた電子写真複写方法Info
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- JPS62196679A JPS62196679A JP4067886A JP4067886A JPS62196679A JP S62196679 A JPS62196679 A JP S62196679A JP 4067886 A JP4067886 A JP 4067886A JP 4067886 A JP4067886 A JP 4067886A JP S62196679 A JPS62196679 A JP S62196679A
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Landscapes
- Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、露光された部分のメモリー保持特性に優れた
メモリー感光体を用いた複写方法に関し、さらに詳しく
は、短時間でかつ原稿画像に忠実なメモリーを形成し、
連続複写が可能な電子写真複写方法に関する。
メモリー感光体を用いた複写方法に関し、さらに詳しく
は、短時間でかつ原稿画像に忠実なメモリーを形成し、
連続複写が可能な電子写真複写方法に関する。
(従来あ技術)
光メモリー性を有するメモリー感光体を用いて、−回の
露光により、多数枚の複写物を得る電子写真複写機の開
発が進められている。メモリー感光体は、例えば、第4
図(イ)に示すように、導電性の基体11上に電荷発生
層12が形成され、該電荷発生層12上に電荷輸送層1
3が形成されている。このような感光体10に、原稿画
像を大エネルギー露光すると、画像情報の存在しない部
分(例えば白色背景)、すなわち露光された明部りでは
、表面14と基体11との間の電荷輸送層13および電
荷発生層12が電気導通状態になり、この電気導通状態
が安定に保持される。i方、画像情報に対応する部分(
例えば文字部)、すなわち露光されない暗部りでは表面
14と基体11との間が電気絶縁状態を保ったままであ
る。このような状態で、第4図(ロ)に示すように、メ
モリー感光体10を一様に帯電すると、一旦、大エネル
ギーで露光された明部りでは表面電荷が基体側に流れて
保持されず、一方、未露光の暗部りでは表面電荷が保持
されて、静1i潜像が形成される。そして、第4図(ハ
)に示すように、この静電潜像をトナーで現像し、形成
されたトナー像を第4図(ニ)に示すように、記録紙9
に静電転写することにより複写画像が得られる。メモリ
ー感光体10における光メモリ一部分は、長時間にわた
って導通状態が保持されるので、第4図(ロ)、(ハ)
、(ニ)に示す帯電・現像・転写のサイクルを反復する
ことにより、−回の画像露光で多数枚の複写物が得られ
る。光メモリーの消去は、加熱処理(例えば150℃で
5秒間)すればよい。
露光により、多数枚の複写物を得る電子写真複写機の開
発が進められている。メモリー感光体は、例えば、第4
図(イ)に示すように、導電性の基体11上に電荷発生
層12が形成され、該電荷発生層12上に電荷輸送層1
3が形成されている。このような感光体10に、原稿画
像を大エネルギー露光すると、画像情報の存在しない部
分(例えば白色背景)、すなわち露光された明部りでは
、表面14と基体11との間の電荷輸送層13および電
荷発生層12が電気導通状態になり、この電気導通状態
が安定に保持される。i方、画像情報に対応する部分(
例えば文字部)、すなわち露光されない暗部りでは表面
14と基体11との間が電気絶縁状態を保ったままであ
る。このような状態で、第4図(ロ)に示すように、メ
モリー感光体10を一様に帯電すると、一旦、大エネル
ギーで露光された明部りでは表面電荷が基体側に流れて
保持されず、一方、未露光の暗部りでは表面電荷が保持
されて、静1i潜像が形成される。そして、第4図(ハ
)に示すように、この静電潜像をトナーで現像し、形成
されたトナー像を第4図(ニ)に示すように、記録紙9
に静電転写することにより複写画像が得られる。メモリ
ー感光体10における光メモリ一部分は、長時間にわた
って導通状態が保持されるので、第4図(ロ)、(ハ)
、(ニ)に示す帯電・現像・転写のサイクルを反復する
ことにより、−回の画像露光で多数枚の複写物が得られ
る。光メモリーの消去は、加熱処理(例えば150℃で
5秒間)すればよい。
このようにメモリー感光体10を用いると、多数枚の複
写物が短時間で容易に得られる。しかし、メモリー感光
体10に画像を露光して光メモリーを形成するためには
、−窓領域において、感光体表面上で200〜300ル
クス程度の強度で10秒間程度という大エネルギーの露
光が必要であり、照射強度の大きい光源にて短時間露光
すること、あるいは照射強度の小さな光源にて長時間露
光することが必要になる。しかし、照射強度の大きい光
源による原稿の照射は過剰露光を招来し、非画像部で乱
反射した散乱光の影響を受けて画像部の電荷が徐々に失
われ画像部の痩せを生じ、原稿画像が忠実に再現されな
い。照射強度の小さな光源による長時間露光では、スリ
ット露光方式を採用すれば現像画像をメモリー感光体上
に投影するための光学系の移動を微小速度に設定しなけ
ればならず、その移動制御が非常に困難になる。また全
面露光方式を用いても、例えば、通常の電子写真複写機
における感光体に原稿画像を露光するためのlO〜50
ルクス程度の強度の光では、感光体に光メモリーさせる
ためには50〜60分間程度の長時間の露光が必要にな
る。
写物が短時間で容易に得られる。しかし、メモリー感光
体10に画像を露光して光メモリーを形成するためには
、−窓領域において、感光体表面上で200〜300ル
クス程度の強度で10秒間程度という大エネルギーの露
光が必要であり、照射強度の大きい光源にて短時間露光
すること、あるいは照射強度の小さな光源にて長時間露
光することが必要になる。しかし、照射強度の大きい光
源による原稿の照射は過剰露光を招来し、非画像部で乱
反射した散乱光の影響を受けて画像部の電荷が徐々に失
われ画像部の痩せを生じ、原稿画像が忠実に再現されな
い。照射強度の小さな光源による長時間露光では、スリ
ット露光方式を採用すれば現像画像をメモリー感光体上
に投影するための光学系の移動を微小速度に設定しなけ
ればならず、その移動制御が非常に困難になる。また全
面露光方式を用いても、例えば、通常の電子写真複写機
における感光体に原稿画像を露光するためのlO〜50
ルクス程度の強度の光では、感光体に光メモリーさせる
ためには50〜60分間程度の長時間の露光が必要にな
る。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は、上記従来の問題を解決するものであり、その
目的は、メモリー感光体に原稿画像を短時間でかつ効果
的に光メモリーすることができる電子写真複写方法を提
供することにある。また、本発明の他の目的は、過剰露
光による原稿画像の再現性低下を防止し得る電子写真複
写方法を提供することにある。
目的は、メモリー感光体に原稿画像を短時間でかつ効果
的に光メモリーすることができる電子写真複写方法を提
供することにある。また、本発明の他の目的は、過剰露
光による原稿画像の再現性低下を防止し得る電子写真複
写方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
本発明の電子写真複写方法は、メモリー感光体を一様に
帯電させる工程と、帯電されたメモリー感光体に原稿画
像を白色光により露光する工程と、露光された原稿画像
をトナー現像する工程と、トナー現像されたメモリー感
光体をさらに紫外光乃至近紫外光により露光して、原稿
画像を光メモリーさせる工程と、原稿画像がメモリーさ
れたメモリー感光体を帯電して静電潜像を形成し、該静
電潜像をトナー現像して記録紙に転写することを順次繰
返す工程と、を包含してなり、そのことにより上記目的
が達成される。
帯電させる工程と、帯電されたメモリー感光体に原稿画
像を白色光により露光する工程と、露光された原稿画像
をトナー現像する工程と、トナー現像されたメモリー感
光体をさらに紫外光乃至近紫外光により露光して、原稿
画像を光メモリーさせる工程と、原稿画像がメモリーさ
れたメモリー感光体を帯電して静電潜像を形成し、該静
電潜像をトナー現像して記録紙に転写することを順次繰
返す工程と、を包含してなり、そのことにより上記目的
が達成される。
本発明方法をさらに具体的に説明する。第1図(イ)に
示すように、メモリー感光体10は、導電性基体11上
に電荷発生層12と電荷輸送層13とを順次積層したも
のである。電荷発生層12は、例えば樹脂媒質中に電荷
発生ポリアゾ顔料を分散させたものであり、電荷輸送層
13は、例えば樹脂媒質中にヒドラゾン系化合物および
プロトン供与性化合物を分散させたものである。
示すように、メモリー感光体10は、導電性基体11上
に電荷発生層12と電荷輸送層13とを順次積層したも
のである。電荷発生層12は、例えば樹脂媒質中に電荷
発生ポリアゾ顔料を分散させたものであり、電荷輸送層
13は、例えば樹脂媒質中にヒドラゾン系化合物および
プロトン供与性化合物を分散させたものである。
本発明方法は、まず、第1図(イ)に示すように、メモ
リー感光体10の表面14を、一様に、例えば負帯電さ
せる。そして、第1図(ロ)に示すように、帯電された
メモリー感光体lOに原稿画像を露光する。この露光は
、メモリー感光体でない通常の電子写真複写機の感光体
に原稿画像を露光する場合と同様に、10〜50ルクス
程度の強度の白色光によって短時間に行われる。光源と
しては、通常の複写機と同様にハロゲンランプなどが使
用される。これにより、画像情報に対応した露光されな
い暗部りでは、メモリー感光体10の表面14と基体1
1との間は電気絶縁状態が維持され、該表面14には負
電荷が残留する。これに対し画像情報が存在しない露光
された明部りでは、表面14と基体11との間の電荷輸
送層13および電荷発生層12が電気導通状態となる。
リー感光体10の表面14を、一様に、例えば負帯電さ
せる。そして、第1図(ロ)に示すように、帯電された
メモリー感光体lOに原稿画像を露光する。この露光は
、メモリー感光体でない通常の電子写真複写機の感光体
に原稿画像を露光する場合と同様に、10〜50ルクス
程度の強度の白色光によって短時間に行われる。光源と
しては、通常の複写機と同様にハロゲンランプなどが使
用される。これにより、画像情報に対応した露光されな
い暗部りでは、メモリー感光体10の表面14と基体1
1との間は電気絶縁状態が維持され、該表面14には負
電荷が残留する。これに対し画像情報が存在しない露光
された明部りでは、表面14と基体11との間の電荷輸
送層13および電荷発生層12が電気導通状態となる。
このため明部りでは、表面14の電荷は基体11に流れ
表面の電荷は消失される。しかし、この露光によるエネ
ルギー量は、メモリー感光体に光メモリーを形成するに
はきわめて小さく、従って該明部りに対応する感光体層
は導通状態を維持しないので光メモリーされない。
表面の電荷は消失される。しかし、この露光によるエネ
ルギー量は、メモリー感光体に光メモリーを形成するに
はきわめて小さく、従って該明部りに対応する感光体層
は導通状態を維持しないので光メモリーされない。
次いで、メモリー感光体10は、第1図(ハ)に示すよ
うに通常の電子写真プロセスと同様に、静電潜像をトナ
ー現像する現像工程に付される。これにより、メモリー
感光体10の表面14の静電潜像にはトナーが付着する
゛。
うに通常の電子写真プロセスと同様に、静電潜像をトナ
ー現像する現像工程に付される。これにより、メモリー
感光体10の表面14の静電潜像にはトナーが付着する
゛。
このような状態で、メモリー感光体10は第1図(ニ)
に示すように、静電潜像が形成された部分以外の明部分
りを光メモリーすべく、感光体の一定領域に少なくとも
2000〜3000ルクス程度の強度の紫外光乃至近紫
外光により10秒間程度のメモリー露光に付される。こ
のとき、メモリー感光体10の原稿画像に対応する静電
潜像部分には、トナーが付着しているので、2000〜
3000ルクス程度の強度の光を10秒間程度照射して
も光の影響を受けない。このメモリー露光により明部り
は光メモリーされ、従って原稿画像に対応した像が光メ
モリーされる。メモリー露光の光源には、波長領域が3
00〜500(nm)である紫外光乃至近紫外光が使用
される。第3図に示すようにメモリー感光体として使用
されるポリアゾ顔料、ヒドラゾン系化合物からなる感光
体は一般に低波長領域に最大感度を有する。しかしなが
ら、高感度を有する波長領域の紫外光を照射した場合、
可視画像に対応した露光が行えないため複写画像の色再
現性が著しく悪く、特に青色などは忠実に再現されず、
画像露光に適さない。
に示すように、静電潜像が形成された部分以外の明部分
りを光メモリーすべく、感光体の一定領域に少なくとも
2000〜3000ルクス程度の強度の紫外光乃至近紫
外光により10秒間程度のメモリー露光に付される。こ
のとき、メモリー感光体10の原稿画像に対応する静電
潜像部分には、トナーが付着しているので、2000〜
3000ルクス程度の強度の光を10秒間程度照射して
も光の影響を受けない。このメモリー露光により明部り
は光メモリーされ、従って原稿画像に対応した像が光メ
モリーされる。メモリー露光の光源には、波長領域が3
00〜500(nm)である紫外光乃至近紫外光が使用
される。第3図に示すようにメモリー感光体として使用
されるポリアゾ顔料、ヒドラゾン系化合物からなる感光
体は一般に低波長領域に最大感度を有する。しかしなが
ら、高感度を有する波長領域の紫外光を照射した場合、
可視画像に対応した露光が行えないため複写画像の色再
現性が著しく悪く、特に青色などは忠実に再現されず、
画像露光に適さない。
本発明方法では、通常の白色光による画像露光によって
予め原稿画像に忠実なトナー像を形成し、トナー像の上
から紫外光乃至近紫外光を照射するため原稿画像に忠実
な光メモリーを形成することができる。しかもメモリー
感光体の最も光感度を有する波長領域と一致するため、
短時間で十分な光メモリーを付与することが可能である
。さらに紫外光であるため低熱源であり、大エネルギー
露光にもかかわらず、感光体表面や機体内の温度上昇を
も防止する。紫外光乃至近紫外光の光源としては、レー
ザ光、蛍光灯、水銀灯などが使用される。
予め原稿画像に忠実なトナー像を形成し、トナー像の上
から紫外光乃至近紫外光を照射するため原稿画像に忠実
な光メモリーを形成することができる。しかもメモリー
感光体の最も光感度を有する波長領域と一致するため、
短時間で十分な光メモリーを付与することが可能である
。さらに紫外光であるため低熱源であり、大エネルギー
露光にもかかわらず、感光体表面や機体内の温度上昇を
も防止する。紫外光乃至近紫外光の光源としては、レー
ザ光、蛍光灯、水銀灯などが使用される。
明部りが光メモリーされた状態で、メモリー感光体10
は、第1図(ホ)に示す転写工程に付され、静電潜像に
付着したトナーは記録紙9上に転写され、記録紙9には
原稿画像に対応した複写画像が得られる。次いで、メモ
リー感光体10はクリーニング工程に付され、表面14
上の残留トナーは一旦除去される。そしてメモリー感光
体10は、通常の電子写真プロセスの露光工程を除いた
帯電工程、現像工程、転写工程およびクリーニング工程
に付される。原稿画像に対応した像が光メモリーされた
メモリー感光体10は、まず、第1図(へ)に示す帯電
工程にて一様に帯電されるが、光メモリーされている部
分は電気導通状態であるため、原稿像が形成された部分
のみ電荷が残留し、原稿画像に対応した静電潜像が形成
される。そして、第1図(ホ)に示す現像工程にて該静
電潜像がトナー現像され、転写工程にてそのトナー像が
記録紙9に転写され゛る。次いで、メモリー感光体10
はクリーニング工程にて表面に残留するトナーが除去さ
れて、再び同様の帯電工程、現像工程、転写工程、さら
にクリーニング工程に付され、これらの工程を繰返す。
は、第1図(ホ)に示す転写工程に付され、静電潜像に
付着したトナーは記録紙9上に転写され、記録紙9には
原稿画像に対応した複写画像が得られる。次いで、メモ
リー感光体10はクリーニング工程に付され、表面14
上の残留トナーは一旦除去される。そしてメモリー感光
体10は、通常の電子写真プロセスの露光工程を除いた
帯電工程、現像工程、転写工程およびクリーニング工程
に付される。原稿画像に対応した像が光メモリーされた
メモリー感光体10は、まず、第1図(へ)に示す帯電
工程にて一様に帯電されるが、光メモリーされている部
分は電気導通状態であるため、原稿像が形成された部分
のみ電荷が残留し、原稿画像に対応した静電潜像が形成
される。そして、第1図(ホ)に示す現像工程にて該静
電潜像がトナー現像され、転写工程にてそのトナー像が
記録紙9に転写され゛る。次いで、メモリー感光体10
はクリーニング工程にて表面に残留するトナーが除去さ
れて、再び同様の帯電工程、現像工程、転写工程、さら
にクリーニング工程に付され、これらの工程を繰返す。
メモリー感光体10がこれらの工程に付される都度、記
録紙9上には原稿画像に対応したトナー像が形成される
。
録紙9上には原稿画像に対応したトナー像が形成される
。
(実施例)
第2図は、本発明方法の実施に使用される複写機の要部
模式図である。回転可能に配設された円筒状のメモリー
感光体10の上方には、従来の複写機と同様、該メモリ
ー感光体lOを一様に帯電する帯電手段2が配設されて
いる。該帯電手段2に相隣して、メモリー感光体10の
回転方向(第2図に矢印Aで示す)下流側には、従来の
複写機と同様に原稿画像を10〜50ルクス程度の強度
の光でメモリー感光体10に露光して、該原稿画像に対
応した静電潜像を形成する露光手段3、およびメモリー
感光体10上の静電潜像をトナー現像するための現像手
段4が順次配設されている。
模式図である。回転可能に配設された円筒状のメモリー
感光体10の上方には、従来の複写機と同様、該メモリ
ー感光体lOを一様に帯電する帯電手段2が配設されて
いる。該帯電手段2に相隣して、メモリー感光体10の
回転方向(第2図に矢印Aで示す)下流側には、従来の
複写機と同様に原稿画像を10〜50ルクス程度の強度
の光でメモリー感光体10に露光して、該原稿画像に対
応した静電潜像を形成する露光手段3、およびメモリー
感光体10上の静電潜像をトナー現像するための現像手
段4が順次配設されている。
該現像手段4に相隣して、メモリー感光体10の回転方
向下流側には、メモリー露光手段5が配設されている。
向下流側には、メモリー露光手段5が配設されている。
該メモリー露光手段5は、2万〜3万ルクス・秒程度の
光をメモリー感光体10に照射し得る。
光をメモリー感光体10に照射し得る。
該メモリー露光手段5に相隣するメモリー感光体10の
回転方向下流側には、従来の複写機と同様に、メモリー
感光体10上のトナー像を記録紙に転写する転写手段6
、およびメモリー感光体10に密着した記録紙を分離さ
せる分離手段7が順次配設されている。さらに該分離手
段7の下流側には、メモリー感光体10上の残留トナー
を除去するクリーニング手段8が配設されている。
回転方向下流側には、従来の複写機と同様に、メモリー
感光体10上のトナー像を記録紙に転写する転写手段6
、およびメモリー感光体10に密着した記録紙を分離さ
せる分離手段7が順次配設されている。さらに該分離手
段7の下流側には、メモリー感光体10上の残留トナー
を除去するクリーニング手段8が配設されている。
その他、記録紙の搬送手段、トナー像の定着手段が配設
されるのは、従来の複写機と同様であるので説明を省略
する。
されるのは、従来の複写機と同様であるので説明を省略
する。
このような構成の複写機は、まず、帯電手段2によりメ
モリー感光体10を一様に帯電し、露光手段3にて原稿
画像を露光して静電潜像を形成する。
モリー感光体10を一様に帯電し、露光手段3にて原稿
画像を露光して静電潜像を形成する。
次いで現像手段4にて静電潜像はトナー現像され、この
ような状態で、メモリー感光体10は、メモリ露光手段
5にて、2万〜3万ルクス・秒程度の光を2〜3分間程
度照射され、メモリー感光体10上の静電潜像は光メモ
リーされる。その後、メモリー感光体10上のトナー像
は、搬送される記録紙上に転写手段5により転写され、
記録紙は分離手段7にてメモリー感光体10から分離さ
れ、図外の定着手段゛にまで搬送され、該定着手段にて
トナー像が記録紙に定着される。
ような状態で、メモリー感光体10は、メモリ露光手段
5にて、2万〜3万ルクス・秒程度の光を2〜3分間程
度照射され、メモリー感光体10上の静電潜像は光メモ
リーされる。その後、メモリー感光体10上のトナー像
は、搬送される記録紙上に転写手段5により転写され、
記録紙は分離手段7にてメモリー感光体10から分離さ
れ、図外の定着手段゛にまで搬送され、該定着手段にて
トナー像が記録紙に定着される。
一方、メモリー感光体10は、クリーニング手段8にて
その表面上の残留トナーが除去され、再度、帯電手段2
にて一様帯電される。これにより、メモリー感光体10
上の光メモリ一部分には電荷が残留せず、メモリー感光
体10の原稿画像部に静電潜像が形成される。該静電潜
像は、現像手段4にてトナー現像され、そのトナー現像
は、転写手段6および分離手段7にて記録紙に転写され
る。この場合、露光手段3およびメモリー露光手段5は
動作しない、そしてクリーニング手段8によるクリーニ
ングの後、帯電手段2による帯電、現像手段4による現
像、および転写手段6、分離手段7による転写、分離が
繰返されて、複数枚の複写物が次々に形成される。
その表面上の残留トナーが除去され、再度、帯電手段2
にて一様帯電される。これにより、メモリー感光体10
上の光メモリ一部分には電荷が残留せず、メモリー感光
体10の原稿画像部に静電潜像が形成される。該静電潜
像は、現像手段4にてトナー現像され、そのトナー現像
は、転写手段6および分離手段7にて記録紙に転写され
る。この場合、露光手段3およびメモリー露光手段5は
動作しない、そしてクリーニング手段8によるクリーニ
ングの後、帯電手段2による帯電、現像手段4による現
像、および転写手段6、分離手段7による転写、分離が
繰返されて、複数枚の複写物が次々に形成される。
なお、光メモリーを用いて多数枚複写を行う場合はクリ
ーニング工程を働かさな(でもよい。
ーニング工程を働かさな(でもよい。
本発明は、積層型の感光体に限らず、電荷輸送物質に電
荷発生顔料を分散させた単一層型の感光体に適用しても
同様に効果がある。
荷発生顔料を分散させた単一層型の感光体に適用しても
同様に効果がある。
(発明の効果)
本発明によれば、このように、メモリー感光体上に原稿
画像を短時間で効率良くメモリーすることができ、過剰
露光による原稿画像の再現性の低下をも防止でき、さら
に大エネルギー露光にもかかわらず機体内の温度上昇を
も防止されうる。
画像を短時間で効率良くメモリーすることができ、過剰
露光による原稿画像の再現性の低下をも防止でき、さら
に大エネルギー露光にもかかわらず機体内の温度上昇を
も防止されうる。
第1図は本発明方法の説明図、第2図は本発明の実施に
使用する複写機の要部模式図、第3図は感光体の感度特
性を説明する図、第4図は従来の複写方法の説明図であ
る。 2・・・・帯電手段、 3・・・・露光手段4・・・
・現像手段、 5・・・・メモリー露光手段6・・・
・転写手段、 10・・・・メモリー感光体11・・
・・基板、 12・・・・電荷発生層13・・・
・電荷輸送層 以上
使用する複写機の要部模式図、第3図は感光体の感度特
性を説明する図、第4図は従来の複写方法の説明図であ
る。 2・・・・帯電手段、 3・・・・露光手段4・・・
・現像手段、 5・・・・メモリー露光手段6・・・
・転写手段、 10・・・・メモリー感光体11・・
・・基板、 12・・・・電荷発生層13・・・
・電荷輸送層 以上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 メモリー感光体を一様に帯電させる工程と、帯電された
メモリー感光体に原稿画像を白色光により露光する工程
と、 露光された原稿画像をトナー現像する工程と、トナー現
像されたメモリー感光体をさらに紫外光乃至近紫外光に
より露光して、原稿画像を光メモリーさせる工程と、 原稿画像がメモリーされたメモリー感光体を帯電して静
電潜像を形成し、該静電潜像をトナー現像して記録紙に
転写することを順次繰返す工程と、を包含するメモリー
感光体を用いた電子写真複写方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4067886A JPS62196679A (ja) | 1986-02-25 | 1986-02-25 | メモリ−感光体を用いた電子写真複写方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4067886A JPS62196679A (ja) | 1986-02-25 | 1986-02-25 | メモリ−感光体を用いた電子写真複写方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62196679A true JPS62196679A (ja) | 1987-08-31 |
Family
ID=12587189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4067886A Pending JPS62196679A (ja) | 1986-02-25 | 1986-02-25 | メモリ−感光体を用いた電子写真複写方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62196679A (ja) |
-
1986
- 1986-02-25 JP JP4067886A patent/JPS62196679A/ja active Pending
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