JPS62196456A - 除雪機等作業機の変速装置 - Google Patents

除雪機等作業機の変速装置

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JPS62196456A
JPS62196456A JP3868786A JP3868786A JPS62196456A JP S62196456 A JPS62196456 A JP S62196456A JP 3868786 A JP3868786 A JP 3868786A JP 3868786 A JP3868786 A JP 3868786A JP S62196456 A JPS62196456 A JP S62196456A
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JP
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driven
frictional
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drive
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JP3868786A
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English (en)
Inventor
Yorio Matsushita
頼夫 松下
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は除雪機等作業機の変速装置に関する。
(従来の技術) 1−記除雪機の変速装置にはこの出願人の出願に係る特
開昭59−89227号公報でボされるものがある。
コノJa成では、エンジンに駆動されて回転する円板状
の駆動摩擦板が設けられる。また、この駆動摩擦板の軸
心に直交する軸心をイJして従動側たる走行輪側に連結
される円板状の従動摩擦板が設けられ、L記駆動摩擦板
における軸方向端面側の円形の回転面に沿ってこの駆動
摩擦板の経方向に従動摩擦板が移動自在とされる。そし
て、駆動摩擦板の回転面と従動摩擦板の外周面が摩擦接
合され、これによって、動力伝達がなされる。
そして、従動摩擦板と回転速度の速い駆動摩擦板の径方
向外端側の回転面とが接合するときには、この従動摩擦
板が高速回転し、これが走行輪側に伝達され、これによ
って高速走行が得られる。また、従動摩擦板と回転速度
の遅い駆動摩擦板の径方向内部側の回転面とが接合する
ときにはこの従動摩擦板が低速回転し、これが同一に走
行輪側に伝達され、これによって低速走行が得られる。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、除雪機による作業性の点からみれば、変速装
置において選択し得る変速比の値の幅はできるだけ大き
いことが望まれる。そこで、上記構成の変速装置におい
て、駆動摩擦板の直径をできるだけ大きくし、変速比の
値の幅を大きくすることが考えられる。しかし、このよ
うにすると、変速装置が大形化して除雪機の取り扱いが
不便になるおそれがある。
(発明の目的) この発明は、上記のような事情に注目してなされたもの
で、変速装置が大形になることを防止して変速比の幅を
大きくすることを目的とする。
(発明の構成) −に記目的を達成するためのこの発明の特徴とするとこ
ろは、駆動側に連動されて回転する円板状の駆動摩擦板
を設けると共に、この駆動摩擦板の軸心にほぼ直交する
軸心を有して従動側に連結される円板状の従動摩擦板を
設け、−1−記摩擦板のうち一方の摩擦板における円形
の回転面と、他方の摩擦板の外周面とを摩擦接合ij7
能にすると共に、1−記一方の摩擦板の外周面と他方の
摩擦板における円形の回転面とを摩擦接合可能とした点
にある。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面により説明する。
第1図において、1は作業機の一例たる除雪機で、図中
矢印Frはこの除雪機lの前方を示している。この除雪
機1は車体フレーム2と、この車体フレーム2を−I−
下回動自在に枢支して路面」二を走行可能とされる走行
部3と、−1−記車体フレーム2の前部に設けられる除
雪機本体4と、同一1.車体フレーム2の後部に支持さ
れるエンジン5とを有している。6は駆動軸で、この駆
動軸6はエンジン5のクランク軸に連動連結される。ま
た、同一1−車体フレーム2の後端には左右一対のハン
ドル7゜7が後」三方に向って突設される。そして、除
雪機1による除雪作業はオペレータがこのハンドル7.
7を把持することによってなされる。
上記走行部3について説明すると、この走行部3は走行
部フレーム8を有し、この走行部フレーム8の前部には
駆動軸9が支承され、この駆動軸9の両端にはそれぞれ
駆動輪10.10が取すイ1けられる。一方、上記走行
部フレーム8の後部には従動軸11が取り伺けられ、こ
の従動軸11の両端にはそれぞれ従動輪12.12が支
承される。また、これら駆動輪10と従動輪12とにゴ
ム製のクローラ13.13がそれぞれ巻き掛けられる。
そして、−I−起部動輪10が動力伝達装置14を介し
て上記エンジン5により駆動され、これによってクロー
ラ13が路面を転動し、走行部3がこの路面を走行する
一方、上記除雪機本体4は次のように構成される。即ち
、横向軸心回りに回動して雪を砕くオーガ15が車体フ
レーム2に支承される。このオーガ15の後方を覆って
このオーガ15で砕かれた雪を集める集雪カバー16が
設けられる。また、この集雪カバー16により集められ
た雪を吹き飛ばす回転羽根17が設けられ、これらオー
ガ15と回転羽根17とはそれぞれ動力伝達装置19を
介して上記エンジン5により駆動される。また、」ニス
回転羽根17のL方にはこの回転羽根17からの雪を所
望の方向に案内して投雪するシュート20が設けられる
以下、前記走行部3の動力伝達装置14について説明す
る。
」ニス動力伝達装置14はVベルト巻掛手段22、変速
手段23および歯車減速手段24で構成され、これらは
前記駆動軸6と、走行部3の駆動軸9との間に介在され
る。
上記Vベルト巻掛手段22は駆動軸6に支持される駆動
プーリ26と、変速手段23の入力軸27に支持される
従動プーリ28と、これら両プーリ26,28に巻き掛
けられるVベルト29とで構成される。
第2図から第14図により、]−記変速手段23につい
て説明する。
特に、第2図から第6図において、」−記入山軸27は
軸心が前後方向に延びるように設けられ、軸受31によ
り前記車体フレーム2に支承されている。この入力軸2
7の後端は断面が六角形状とされ、ここに、金属製の駆
動摩擦板32が軸方向にのみ摺動自在に支承され、入力
軸27と共に回転する。
一方、1;起部動摩擦板32の後方には上記入力軸27
の軸心と直交する軸心水平の出力軸33が設けられる。
この出力軸33は軸受34により車体フレーム2に支承
され、−1−配索車減速手段24の入力側に連動連結さ
れる。この出力軸33は断面が六角形状とされ、この出
力軸33に従動摩擦板35が軸方向にのみ摺動自在に支
承され、この出力軸33と共に回転する。この従動摩擦
板35の外縁面36はゴム製等弾性の摩擦材で形成され
、この外縁面36を構成する外周面36aに、駆動摩擦
板32における軸方向端面側の円形の回転面32aが摩
擦接合することで、駆動摩擦板32から従動摩擦板35
へ動力が伝達される。そして、−1−記従動摩擦板35
を駆動摩擦板32の回転面32aに沿ってその径方向に
出力軸33−ヒを摺動させ、ここで、この従動摩擦板3
5の外周面36aに駆動摩擦板32の回転面32aを摩
擦接合させると、この従動摩擦板35の移動した位置に
対応する駆動摩擦板32の回転面32aの周速に対応し
て従動摩擦板35が回転させられる。
−1−記従動摩擦板35には軸受37により係合ピン3
8が支承される。一方、上記出力軸33の1一方にはこ
の出力軸33と直交し軸心水平のシフトパー39が車体
フレーム2にその軸心回りに回動自在に支承される。こ
のシフトパー39にはシフトフォーク40が突設され、
このシフトフォーク40の回動端は−1−記係合ピン3
8に係合させられている。また、上記車体フレーム2か
ら外部に突出したシフトパー39の後端部にはシフトア
ーム41がねじ1にめされる。そして、このシフトアー
ム41の回動によるシフトパー39の回動で、これに伴
って回動するシフトフォーク40が保合ビン38を介し
て従動摩擦板35を出力軸33の軸方向に移動させる。
前記駆動摩擦板32には軸受43により保合ビン44が
支承される。一方、前記入力軸27の下方にはこの入力
軸27と直交し軸心が水平の可動枢軸45が設けられ、
この可動枢軸45の両端は車体フレーム2に形成された
ガイド溝46に前後方向摺動自在に嵌入される。この可
動枢軸45にはクラッチフォーク48が回動自在に支承
され、このクラッチフォーク48の回動端は上記係合ビ
ン44に係合させられている。
また、上記駆動摩擦板32の−に一方には入力軸27と
平行にクラッチパー49が設けられる。このクラッチパ
ー49はその前後中途部が車体フレーム2にねじ止めさ
れたブラケット5oに支承され、このクラッチパー49
はその軸方向に摺動自在とされている。また、このクラ
ッチパー49の前端は上記クラッチフォーク48の回動
端に連結されている。そして、−に記りラッチパー49
を軸方向に移動すれば、これに伴ってクラッチフォーク
48が回動し、このクラッチフォーク48が係合ビン4
4を介して駆動摩擦板32を入力軸27の軸方向に移動
させる。この場合、駆動摩擦板32を後方に移動させれ
ば、これは従動摩擦板35に摩擦接合し、同上駆動摩擦
板32を前方に移動すれば、これは従動摩擦板35から
引き離される。また、−I−起部動摩擦板32を従動摩
擦板35から引き離す方向にクラッチパー49をイ1勢
するレリーズばね51が設けられる。
53′はレリーズアームで、このレリーズアーム53の
一端は車体フレーム2にねじ11−めされたブラケット
54に係止され、レリーズアーム53はこの係1F部を
中心として回動自在とされている。
そして、このレリーズアーム53の回動端は上記シフト
パー39に係合し、かつ、このレリーズアーム53の長
手方向中途部はクラッチパー49の後端部に相対摺動自
在に外嵌されている。そして、上記ブラケッl−50と
、レリーズアーム53の上記中途部との間には接合ばね
55が圧縮変形された状態で介設され、この接合ばね5
5はクラッチパー49の後端に設けられた係止ピン56
をレリーズアーム53を介して後方に押動する(主に第
3図中二点鎖線図示)。この場合、接合ばね55は1−
記レリーズばね51の弾性力に打ち勝ってクラッチパー
49を後方に押動17、これに連動する枢軸45回りの
クラッチフォーク48の回動に伴って駆動摩擦板32が
従動摩擦板35に接合される。
上記レリーズアーム53の後方でシフトパー39には筒
体58が摺動自在に外嵌され、この筒体58を後方に向
って旧柄するリターンばね59が設けられる。また、車
体フレーム2の後面にはブラケット60を介してクラッ
チアーム61が回動自在に枢支され、このクラッチアー
ム61の回動端は」;記筒体58を押動可能とされてい
る。そして、このクラッチアーム61の回動でリターン
ばね59の付勢力に抗して筒体58を前方に押動すれば
、これに伴い筒体58が接合ばね55のイ」勢力に抗し
てレリーズアーム53を前方に回動させる。すると、係
II−ビン56に対する接合ばね55の付勢が解除され
てレリーズばね51の付勢力によりクラッチパー49が
前方に押動され、これによって従動摩擦板35に対する
駆動摩擦板32の接合が解除される。
[−記構成において、駆動摩擦板32の軸心−1−でそ
の回転面32aの中央部には円柱状の突出体32bが形
成され、その頂面32cは乎坦面とされている。また、
上記従動摩擦板35の外縁面36は前記外周面36aに
連なるように従動摩擦板35の軸方向端面側に形成され
る回転面外縁部36bを有している。
そして、第2図から第4図の実線で示すように駆動摩擦
板32の回転面32aと従動摩擦板35の外周面36a
とを摩擦接合させると、駆動摩擦板32から従動摩擦板
35に動力伝達されて除雪機1が中速前進する。また、
上記と同様に第3図と第4図中二点鎖線で示すように駆
動摩擦板320回転面32aと従動摩擦板35の外周面
36aとを摩擦接合させると、上記実線で示した場合と
は逆方向に従動摩擦板35が回転させられ、これによっ
て除雪機1が後進する。
また、第5図と第6図の実線で示すように、駆動摩擦板
32の外周面32dと従動摩擦板35における軸方向端
面側の回転面外縁部36bとを摩擦接合ごせると、除雪
機lが高速前進する。更に、第6図の二点鎖線で示すよ
うに突出体32bの外周面と従動摩擦板35の回転面外
縁部36bとを摩擦接合させると除雪機1が低速前進す
る。
また、第6図の一点鎖線で示すように、例えば]−記i
fi進変速状態と後進変速状態のいずれか一方から他方
に切り換えるときには、従動摩擦板35の外周面36a
と突出体32bの頂面32cとが干渉しないように駆動
摩擦板32は大きく前方へ移動させられる。そして、従
動摩擦板35が突出体32bの頂面32cに対向すると
ころに位置させられたときが中立状態とされ、駆動摩擦
板32から従動摩擦板35への動力伝達が切断される。
なお、変速手段23を操作して」−記のうち所望の変速
状態を得るための手段については後述する。
」−記の場合、高速前進を得るときと、低速前進を得る
ときとに駆動摩擦板32と従動摩擦板35との間に滑り
が生じないようにするために、この両者を弾性的に摩擦
接合させる付勢手段62が設けられる。
第6図において、」−記イ4勢手段62について説明す
ると、上記従動摩擦板35を支持して出力軸33に摺動
自在に外嵌されるポス62aが設けられ、このポス62
aに軸受37や係合ピン38を支持する摺動体62bが
このポス62aの軸方向に摺動自在にスプラインにて外
嵌される。また、」−記従動摩擦板35から離れる方向
のポス62aの端部に摺動体62bの抜止めリング62
cが取り付けられる。そして、」ニス従動摩擦板35と
摺動体62bとの間に圧縮された状態のばね62dが介
在される。このばね62dは駆動摩擦板32と従動摩擦
板35とが摩擦接合するとき、この接合が弾性的になさ
れるように機能する。
なお、上記の場合、摺動体62bと抜止めリング62c
の間に他のばねを介在させ、かつ、回転面外縁部36b
の背面側の従動摩擦板35に他の回転面外縁部を形成し
、上記他のばねにより突出体32b外周面と上記他の回
転面外縁部とを弾性的に摩擦接合させて低速後進を得る
ようにしてもよい。
また、上記各種変速状態のうち中立状態を除いては、可
動枢軸45はガイド溝46の後端に当接するところに位
置させられている。しかし、−に記中ケ状態とするとき
には前記したように駆動摩擦板32を従動摩擦板35か
ら大きく引き離す必要がある関係上、−1−記可動枢軸
45はガイド溝46の前端側に移動させられる。
特に、第7図と第8図において、上記可動枢軸45をガ
イド溝46に沿って前方(図中矢印Fr)移動させるた
めの構成につき説明すると、前記走行部3の駆動軸9と
可動枢軸45の間にはこれらとモ行に連動軸63が介在
され、これら駆動軸9と連動軸63、および可動枢軸4
5と連動軸63とがそれぞれ連動リンク64.65で連
結されている。可動枢軸45は、通常、第2図と第4図
の実線、および第7図と第8図の二点鎖線で示すように
ガイド溝46の後端に位置させられており、このとき、
駆動軸9、可動枢軸45および連動軸63の軸心はほぼ
同一平面1−に位置している。
そして、」−記可動枢軸45をガイド溝46の前端に移
動させるには、連動軸63を上方に引き上げ、両連動リ
ンク64.65を折り曲げる。これによって、可動枢軸
45がガイド溝46の前端側に引き寄せられる(第7図
と第8図の実線図示)。
すると、この可動枢軸45の前方移動で前記クラッチフ
ォーク48はこのクラッチフォーク48とクラッチパー
49の連結部をほぼ中心として前方回動させられ、これ
に伴う保合ピン44の前方移動で駆動摩擦板32は従動
摩擦板35から大きく引き離される。そして、この状態
では従動摩擦板35を軸方向移動させてもこの従動摩擦
板35が突出体32bに干渉することは回避される。
次に、上記変速手段23を操作するだめの手段について
説明する。
第9図から第11図において、前記両ハンドル7.7間
には操作盤67が架設される。この操作盤67には第1
枢軸70により可動ブラケット7■が左右回動自在に枢
支Sれる。また、この可動ブラケッ]・71には第2枢
軸72により操作レバー73が前後回動自在に枢支され
る。この場合、−1−記0■動ブラケット71は操作レ
バー73に伴って左右回動させられる。
そして、[−記可動プラケット71に突設されたアーム
75と前記シフトアーム41とがシフI・ロッド76で
連動連結され、また、上記操作レバー73に突設された
アーム77と前記クラッチアーム61とがクラッチロッ
ド78で連動連結される。
−に記操作しバー73の中途部は上記操作盤67を貫通
しており、この操作盤67には、上記操作レバー73を
案内するガイド溝79が形成されている。このガイド溝
79は車幅方向に延びるシフ]・溝80と、このシフト
溝80の各位置から前方に江びる複数の接合溝81とで
構成される。第11図中において、−1−配接合溝81
のうちF1〜F4は前進l速(低速)から4速(高速)
を示し、 R1+  R2は後進l速と2速を示し、ま
た、Nは中立を示している。
第9図から第11図で実線で示すように、操作レバー7
3をシフト溝80に位置させると、アーム77やクラッ
チロッド78を介して前記クラ・ンチアーム61が回動
され、このクラッチアーム61で筒体58が前方に押動
される。そして、これによって前記したように駆動摩擦
板32が従動摩擦板35から引き離され(第2図、第3
図中実線、第7図中脚点鎖線図示)、エンジン5から駆
動輪10側への動力伝達が切断される。この場合、図例
では、操作レバー73はF3の接合溝81に対応してシ
フト溝80に位置させられている。
」−記シフト溝80において操作レバー73を左右に回
動させると、アーム75やシフドロ・ンド76を介して
シフトアーム41が回動ごれ、このシフトアーム41で
前記シフトパー39が回動される。そして、このシフト
パー39の回動によって前記したように従動摩擦板35
が駆動摩擦板32の所定対応位置にまで移動させられる
−I−記の場合、シフト溝80において操作レバー73
をF2 *  F9  r  R1およびR2の接合溝
81に対応させると、第2図から第4図で示したように
従動摩擦板35の外周面36aが駆動摩擦板32の回転
面32aにおける所定対応位置まで移動させられるよう
にされている。また、上記シフト溝80において操作レ
バー73をF4の接合溝81に対応させると、fj15
図と第6図で示したように駆動摩擦板32の外周面32
dと従動摩擦板35の回転面外縁部36bが対応する。
更に、同上操作レバー73をF、の接合溝81に対応さ
せると、第6図で示したように突出体32bの外周面と
従動摩擦板35の回転面外縁部36bとが対応する。
また、−h記Nの接合溝81に対応するシフト溝80は
前方を迂回するように折り曲げられており、操作レバー
73がこの折曲部80aを通過するときには、この操作
レバー73に連動して可動枢軸45がガイド溝46に沿
って前方移動させられる。
上記操作レバー73に可動枢軸45を連動させる構成に
つき説明する。
第11図と第12図において、前記操作盤67に支持さ
れたブラケット83に枢軸84を介して連動アーム85
が前後回動自在に枢支される。この連動アーム85の上
端側回動端は、Nの接合溝81に係合しようとして折曲
部80aを移動する操作レバー73にのみ係合するよう
形成されている。そして、この保合でこの連動アーム8
5は操作レバー73と共に回動させられる。
一方、第3図、第7図、第8図、第10図および第12
図で示すように、上記連動アーム85の下端側回動端と
前記連動リンク64とが連動ワイヤ86で連結されてい
る。この連動ワイヤ86は相対的に摺動するインナワイ
ヤ86aとアウタワイヤ86bとで構成され、インナワ
イヤ86aの一端がばね87を介して連動アーム85の
下端側回動端に連結され、他端は連動リンク64に連結
されている。また、アウタワイヤ86bは一端がハンド
ル7側に固定され、他端は車体フレーム2側のブラケッ
ト88に固定されている。89はばねで、このばね89
は連動リンク64を下方に付勢するように設けられてい
る。
そして、操作レバー73をNの接合溝81に係合させる
ように回動させると(第11図、第12図中矢印A)、
これに伴って連動アーム85が回動され、連動ワイヤ8
6を介して連動軸63が引き」−げられる。すると、前
記したように可動枢軸45が前方、即ち、従動摩擦板3
5側から離れる方向に移動させられる。そして、これに
よって、従動摩擦板35が突出体32bと干渉しないよ
うに、駆動摩擦板32は従動摩擦板35の中心からより
大きく引き離される。
次に、駆動摩擦板32から従動摩擦板35に動力伝達さ
せるための操作について説明する。
まず、第9図と第11図中矢印Bで示すように、シフト
溝80側から」ニス操作レバー73を前方回動させてF
3の接合溝81に係合させると、アーム77やクラッチ
ロッド78を介してクラッチアーム61が回動され、筒
体58の押動が解除される。これによって、第2図から
第4図で駆動摩擦板32を二点鎖線、従動摩擦板35を
実線で示したように駆動摩擦板32の回転面32aが従
動摩擦板35の外周面36aに摩擦接合し、除雪機1が
中速前進する。また、上記と同様に操作レバー73をF
2の接合溝81に係合させると、」−記F3−へ係合さ
せたときよりも低速にて除雪機lが中速前進する。
また、操作レバー73をR1もしくはR2に係合させる
と、第2図から第4図で駆動摩擦板32と従動摩擦板3
5を共に二点鎖線で示したように駆動摩擦板32の回転
面32aが従動摩擦板35の外周面36aに摩擦接合し
、除雪s!lが後進する。
次に、−上記シフト溝80において操作レバー73をF
4の接合溝81に対応させると(第11図中矢印C)、
従動摩擦板35は一旦駆動摩擦板32の径方向外方に位
置することとなる。このF4の接合溝81は傾斜してお
り、この接合溝81に操作レバー73を係合させると(
同上第11図中矢印D)、駆動摩擦板32の回転面32
aには従動摩擦板35が接合しないことから、この駆動
摩擦板32は接合ばね55で旧柄される分だけ後方移動
する。そして、操作レバー73をR4の接合溝81端に
まで回動さぜると、この傾斜した接合溝81に案内され
て、第5図と第6図の実線で示したように上記駆動摩擦
板32の外周面32dと従動摩擦板35の回転面外縁部
36bとが摩擦接合し、除雪機1が高速前進する。
また、操作レバー73をFlの接合溝81に係合させる
と、第6図の二点鎖線で示したように駆動摩擦板32の
突出体32b外周面に従動摩擦板35の回転面外縁部3
6bが摩擦接合し、除雪機lが低速前進する。上記の場
合、駆動摩擦板32の回転面32aが従動摩擦板35の
外周面36aに接合しないようにこれら両者間32a、
36aには所定の間隙が形成される。
また、上記構成において、−I−記操作レバー73の操
作により変速操作をした場合に、駆動摩擦板32をその
所定の変速姿勢に保持する位置決め手段が設けられる。
これについて説明する。
第2図、第3図、第13図および第14図において、前
記筒体58には位置決めアーム92が突設される。この
位置決めアーム92はシフトフォーク40と共にシフト
パー39の軸心回りに回転するが、このシフトパー39
の軸方向には相対的に移動できるようにシフトフォーク
40に係合している。そして、この位置決めアーム92
にはロックピン93が突設される。一方、上記位置決め
アーム92と共に回動するロックピン93のその回動軌
跡に対応する円弧状部材94が車体フレーム2にねじ1
1−めされる。この円孤状部材94には」−記筒体58
の軸方向移動でロックピン93を係脱自在に係合させる
複数の係11一孔95が形成される。
第13図と第14図において、上記係11―孔95のう
ちF1〜F4は前進1速(低速)から4速(高速)を示
し、 R,、R2は後進l速と2速を示し、また、Nは
中立を示している。そして、例えば、前記操作レバー7
3を接合溝81のR3に係合させるとロックピン93が
係止孔95のR3に係合するようにこれら接合溝81と
係11一孔95とは対応するよう形成されている。
そして、前記のように操作レバー68をシフト溝80に
位置させると、ロックピン93は係止孔95への係合が
解除され、シフトパー39の回動に伴うシフトフォーク
40の自由な回動が許容される。
1−記の場合、係止孔95のR4には傾斜面95aが形
成されており、操作レバー73が接合溝81のR4を傾
斜方向に移動するとき、これに伴うロックピン93は1
;記傾斜面95a上を傾斜方向に案内される(第14図
中矢印E)。
また、接合溝81のFは次のように形成されている。即
ち、操作レバー73をシフト溝80側から接合溝81の
Fl に係合させると、これに伴ってロックピン93も
係止孔95のFlに嵌り込む。この係止孔95のF、は
第14図で示すように浅い凹溝に形成されていて、既に
第6図により説明したように、突出体32bの外周面と
従動摩振板35の回転面外縁部36bとが摩擦接合した
後で、駆動摩擦板32の回転面32aが従動摩擦板35
の外周面36aに接合する前にロックピン93の突出端
が−1−記F1の底面に当接し、この当接で、駆動摩擦
板32の回転面32aがそれ以−1−に外周面36aに
接近することが防I)−され、これら両者32a、36
a間に間隙が形成されてこれらの干渉が防止される。
また、上記操作レバー73をシフト溝80の折曲部80
a側から接合溝81のNに係合させた場合も、」ニスと
同様にこのNは浅い凹溝に形成されていて、突出体32
bの頂面32cが従動摩擦板35の外周面36aに当接
する前にロックピン93の突出端がNの底面に当接する
。これによって、」−記頂面32cが外周面36aに当
接することが防止され、即ち、駆動摩擦板32から従動
摩擦板35への動力伝達が防止され、変速手段23が中
立状態に保たれる。
(発明の効果) この発明による効果は次のごとくである。即ち、従来で
は、摩擦板のうち一方の摩擦板の回転面に沿ってこの摩
擦板の径方向に他方の摩擦板を゛   相対移動自在と
し、上記一方の摩擦板の回転面に他方の摩擦板の外周面
を摩擦接合させることによってのみ所望の変速比を得て
いたが、この発明によれば、これに加えて、上記一方の
摩擦板の外周面と他方の摩擦板の回転面とを摩擦接合さ
せるようにしたため、この分食速比の幅を大きくするこ
とができる。従って、−・方の摩擦板の直径を犬きくさ
せることなく、即ち、変速装置が大形になることを防1
にして、変速比の幅を大きくすることができるのであり
、このため、作業機による作業性や作業機の取り扱いの
点で有益である。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施例を示し、第1図は除雪機の全体側
面概略図、第2図は第1図の部分拡大詳細図、第3図は
第2図の平面断面図、第4図は第3図の■−1’V線矢
視断面図、第5図は第4図に相当する作用説明図、第6
図は第3図の部分作用説明図、第7図は第2図の部分拡
大作用説明図、第8図は第7図の■−■線矢視図、第9
図は第1図の部分拡大詳細図、第10図は第9図のX−
X!!矢視図、第11図は第1O図の刃−XI線矢視図
、第12図は同第10図の刈−■線矢視図、第13図は
第2図の虐−腫線矢視図、第14図は第13図の平面断
面図である。 1壷・除雪機(作業機)、32・・駆動摩擦板、32a
・・回転面、32dΦ・外周面、35争・従動摩擦板、
36aφ会外周面、36b・・回転面外縁部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、駆動側に連動されて回転する円板状の駆動摩擦板を
    設けると共に、この駆動摩擦板の軸心にほぼ直交する軸
    心を有して従動側に連結される円板状の従動摩擦板を設
    け、上記摩擦板のうち一方の摩擦板における円形の回転
    面と、他方の摩擦板の外周面とを摩擦接合可能にすると
    共に、上記一方の摩擦板の外周面と他方の摩擦板におけ
    る円形の回転面とを摩擦接合可能としたことを特徴とす
    る除雪機等作業機の変速装置。
JP3868786A 1986-02-24 1986-02-24 除雪機等作業機の変速装置 Pending JPS62196456A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012504732A (ja) * 2008-10-02 2012-02-23 パリセ、ルイス アンドレ 連続変速システム

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JP2012504732A (ja) * 2008-10-02 2012-02-23 パリセ、ルイス アンドレ 連続変速システム

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