JPS62192541A - 走行帯状体の通板方向転換用浮揚支持装置 - Google Patents

走行帯状体の通板方向転換用浮揚支持装置

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JPS62192541A
JPS62192541A JP3287186A JP3287186A JPS62192541A JP S62192541 A JPS62192541 A JP S62192541A JP 3287186 A JP3287186 A JP 3287186A JP 3287186 A JP3287186 A JP 3287186A JP S62192541 A JPS62192541 A JP S62192541A
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JP
Japan
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strip
floater
loop
bender
pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP3287186A
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English (en)
Inventor
Masahiro Harada
昌博 原田
Kanaaki Hyodo
兵頭 金章
Shinji Nakagawa
中川 新二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、各種金属帯状体の焼鈍炉、熱処理設備、メツ
キライン、コーティングライン及び非金属帯状体の処理
ラインにおける非接触式通板方向転換装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の技術例として、冷延鋼板用のストリップ連続焼鈍
炉について、第4図に基づきその概要を説明する。
仝図において、冷延鋼材のストリップ1は図示しないル
ーツぐおよびクリーニングタンク、ドライヤ等を経て連
続焼鈍炉に供給される。ストリップ1は、表面酸化防止
のために還元性のガスで充填された焼鈍炉中金、炉の上
方と下方に並んだハースロール2間a20rrLの間1
200〜500m/m−1n  の速度で上下しながら
走行して、所定の熱処理をうけるものである。これを設
備的にみるとストリップ1は、まず加熱帝人で鋼種によ
り異なるが、650〜900℃程度までラジアントチュ
ーブ3により加熱される。その後、均熱帯Bにて数十秒
間均熱処理をうけ、急冷帯Cにてガスジェットにより毎
秒3〜200℃の冷却速度で350〜400℃程Ifま
で急冷される。次にこの350〜400℃冷却温変に保
持されて約2分間程度の過時効処理りをうけ最後に急冷
帯EVC″C常温゛まで冷却されるものである。
ところで、このハースロール2は、直径が800〜10
00rtaで厚さ10〜20+am、長さ2000〜2
500mの円筒殻を基本とした鋳鋼製であり、それぞれ
電圧および周波数変化方式で回転数を制御される電動機
と直結されて駆動されていて、通常50〜100本のハ
ースローjが1基の焼鈍炉には使用されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前述のように大型ロールが多数設けられている焼鈍炉で
は、現在ではまだ大きな問題となってはいないものの、
1000−2000m/−とストリップの速度が高速化
すると、必然的に板の走行速度をハースロールの周速と
非常に厳しい精度で同期させることが必要となるが、ロ
ールの慣性やモータの慣性が大きいため厳密に一致させ
ることは不可能に近い。
この結果、ストリップとハースロールとの間で滑りが低
速の場合よりも大きくなシ、ストリップ表面にキズが発
生したり、上と下とのノ%−スロール間に存在するスト
リップ長が変化して振動を発生したりする。また、連続
焼鈍炉では800℃以上ノ高温の領域でロールとス) 
IJツブとの焼付現象にその起点を有するとも考えられ
ているロールの肌荒れにより生じるストリップへの押し
キズ(ロールピックアップと称する)の問題があり、こ
の対策も必要とされる。
さらにラジアントチューブで加熱されたロールに冷たい
ストリップが中央部に接触することによるロール中央部
の熱収縮に基くロールの長時間プロフィル変化(ヒート
クラウンと称する)によるトラッキング不良等の問題を
生ずる。
上述した問題を解決するため、従来の71−スロール方
向転換装置に代わり、第5図に示すようなガスの圧力で
ストリップを浮上させながら帯状体の方向転換を行う浮
揚支゛持装置(以下、ベンダーフロータFと称す)が本
発明者等により提案された。しかしこのベンダーフロー
タは次のような問題を有する:通板が高速になるに従い
、帯状体がベンダーフロータに懸架されて方向転換を行
う際に、帯状体に作用する遠心力が大きくなるため第5
図に実線で示すように、帯状体ループLがインダーフロ
ータFの出側付近くおいて、一点鎖線で示す正常の位置
から外方は膨れ出る軌跡を生じ、ベンダーフロータFの
支持面Gから離れるため、核フロータと帯状体(ストリ
ップ1)閣に保持さるべき気体圧の漏洩による該ベンダ
ーフロータの浮揚力(静圧)が減少して、70一タ頂部
付近での帯状体との接触の惧れがある。
これを防止するために、更に多量のガスを上記フロータ
に供給する必要を生ずるが、斯かる措置は、ガスの消費
量を増大するのみならず、殊に該フロータの入側、出側
に対面する帯状体を更に外方に離間せしめる作用を招き
、帯状体の走行を不安定化する要因となる。上記ベンダ
ーフロータFの一般的構造は、分割円筒状の中空ガス室
4と、該ガス室4内に空気や不活性ガス、もしくは還元
性ガスを供給するガス供給管5が開口しており、また中
空ガス室4の弧状外周面は受圧面Gとして。
作用し、この受圧面Gの両端部にノズル6が夫々内向き
に開口され、ガス室4内のガスが噴出することによって
支持すべきストリップ1と受圧面Gとの間に前記ガスを
封じ込め静圧を発生し、該ストリップ1を浮揚支持する
ものである。
尚、Hは受圧間Gにストリップ1の通板方向に沿って複
数枚植設したリプで、前記ガスのストリップ幅方向への
漏洩を減少せしめるためのものである。また、klは前
述のベンダーフロータFとその受圧面G′ が平面状で
ある点を除けば、他の構成は基本的に該ベンダーフロー
タFと同一の70−タである。
〔問題点を解決す、るための手段〕
走行帯状体の通板方向転換時に該帯状体に弧状のループ
を形成せしめ、その内周側にガスの噴出による気体圧に
より該帯状体ループを弧状受圧面にて浮揚支持するベン
ダーフロータを設ける。
前記帯状体ループの弧頂からループ出側終端に至る区間
のすべて、もしくはその1部分を覆うように、ガスの噴
出による帯状体押圧手段を前記ベンダーフロータの受圧
面に対向して設ける。
〔作用〕
帯状体がベンダーフロータに懸架され通板方向を転換す
る際、帯状体に作用する遠心力に抗して、前記帯状体押
圧手段によるガス圧により、帯状体ループはインダーフ
ロータによる押上刃と釣り合う位置まで該70一タ受圧
面倒に押し戻され、帯状体は所定のループ形状を維持し
つつ一定の軌跡をもって通板方向を変換することができ
る。
このためベンダーフロータと帯状体とはめる一定の好ま
しい間隙を保持し得るので、該70−タに供給されるガ
スの浪費がなく、その浮揚力は効果的に帯状体に作用す
ると共に、帯状体の通板が安定化されることとなる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例に基づき図面を参照して説明する
。第1.2図は冷延薄鋼板(0,4〜2.0鶏厚さ)の
連続焼鈍炉における走行鋼帯を従来のバー スO−A/
 K 代工て、ペンダ−フロータラ採用した通板方向転
換用浮揚支持装置の概略図であり、第1図は装置側断面
図、第2図は装置正面図である。
同図において、Fは上記装置の主体をなすベンダーフロ
ータにして、その構造は第5図について説明したものと
同一である。このフロータFが焼鈍炉内に、縦パスの場
合は上下に、また横パスの場合は左右に、重畳配列され
、ス) IJツブ1がこれらフロータFに懸は回らされ
て通板方向を1800転換しながら炉入口から出口に向
い通板される。
4はフロータの中空ガス室、5は中空ガス室4内に加圧
ガスを供給するためのガス供給管、6はフロータ両端部
に互いに内向きに開口したスリット状のノズル、Gはベ
ンダーフロータFの中空ガス室4の壁の一面で、はぼ半
円筒状の受圧面、Hは該受圧面の周方向に相互に間隔を
置いて平行に植設されたリプである。Lはストリップ1
が上記ベンダーフロータFに懸架されて通板方向を転換
する際に形成されるストリップ1の弧状のループである
F′ はガスの噴出による帯状体押圧手段として採用し
た小型の70−タ(して、その!lIl成は前記ベンダ
ーフロータFの構造と基本的に同一である。
そしてこのフロータP′は、ベンダーフロータPの受圧
面の中央、つまり上記ループLの弧頂からループの出側
終端までの区間において、適宜間隔を置いて二個前記受
圧面G罠正対し配置している。
但し、その設置個数は任意である。
さて、このような構成において、ベンダーフロータFV
ca架されたストリップ1は比較的低速の通板において
は、70−タの受圧面Gの曲率にほぼ副うようにループ
を形成し、70−タノズル6から噴出するガスがストリ
ップ1と受圧面との間に封じ込められて生ずる静圧によ
って浮揚支持されたまま方向転換し通板される。しかし
通板速度が早くなると、ベンダー7a−タFによる受圧
面Gの曲率によってストリップ1に大きな遠心力が作用
して、第5図に示したよりにストリップ1に負荷された
張力に抗しつつ受圧面Gから外方に離間する傾向を生じ
、通板速度の増大につれてこの傾向は大きくなる。受圧
面からストリップが離れ過ぎると、轟然ベンダーフロー
タに゛の受圧面とストリップとの間の静圧が低下して浮
揚力が減退し、殊にベンダーフロータの頂部において通
板中のストリップが接触する危険が発生するのみならず
、ストリップに波打ち振動、横揺れなど通板が不安定と
なることは前述のとおりである。
そこで、本発明においては、第1.2図に示したように
、小型のフロータF′ をベンダーフロータFに対設し
、両者間にストリップ1を通板させるごとくした。斯く
して両70−タF、FI  間を通板するストリップ1
は、両者からのガス静圧による押圧力を受けるが、その
力は両70−タの受圧面G、G/  からス) IJツ
ブ1までの距離に反比例するように作画し、もしストリ
ップ1が遠心力の作用を受けて外方にその通板軌跡を移
動しようとする、つまF)7a−タF′ の受圧面G′
 に近づくとその受圧面G′ とストリップ1との間の
静圧が高まって、この増加した静圧力はストリップ1を
所定のもとの通路に押し戻す作用をなす。かくて、スト
リップ1は正常なループLi維持しつつ安定して通板す
ることが可能となる。
第3図に示す他の実施例においては、ガスの噴出による
帯状体押圧手段として採用したフロータとは図示のごと
く、ループLの弧頂からループ出側糾端までの区間上す
べて包含する寸法のフロータとし、その受圧面G“の曲
率は、kンダーフロータFの受圧面Gと同心の曲率に構
成している。
この方式に依れば、ストリップ1の方向転換が更に円滑
化され、一定の通板軌跡を画きながら安定して通板する
。殊に剛性の低い帯状通板材や薄帝材に対し好適である
。尚、ガスの演出による帯状体押圧手段としては、本実
施例の静圧によるもの以外に高速のガスジェットによる
動圧方式を用いることもできる。
尚又、第1.2図および第3図に示したペングー70−
タFはほぼ半円筒状の受圧面Gを持つ一体のフロータに
形成しているが、必要に応じ複数に分割されたもの、ま
たは当該受圧面に複数対のノズルを設けたもの、あるい
は中空ガス呈4を複数に区劃したものであってもよく、
受圧面Gの曲率も、必ずしも円弧でなくとも良い。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ベンダーフロータにより浮揚支持して
その通板方向を変更する従来の浮揚支持装置において生
じていた高速通板時作用する遠心力による帯状体の上記
フロータ受圧面からの離間により発生した該フロータの
浮揚力の減退、該フロータと帯状体の接触による疵の発
生、帯状体の振動、通板の不安定あるいはフロータに供
給するガスの浪費等々を効果的に防止し、安定した通板
方向の転換装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1.2図は本発明の1実施例による通板方向転換用浮
揚支持装置の概要を示し、第1図は装置の側断面図、第
2図は装置の正面図である。第3図は本発明の他の実施
例における個所m1図、第4図は従来のハースロールに
よる冷延鋼板用のストリップ連続焼鈍炉概要図、第5図
は、従来のベンダーフロータによる高速通板時に発生す
る懸架帯状体ループの偏倚状態図である。 1・・・ストリップ   4・・・中空ガス室5・・・
ガス供給管   6・・・ノズルF・・・ベンダーフロ
ータ F’/、F’“・・・70−タG・・・受圧面 
    H・・・リプL・・・ループ 復代理人 弁理士 岡 本 重 文  外2名第1図 又トリラフ。 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 走行帯状体の通板方向転換にあたり、該帯状体に弧状の
    ループを形成せしめ、その内周側にガスの噴出による気
    体圧により該帯状体ループを弧状受圧面にて浮揚支持す
    るベンダーフロータを設けた通板方向転換用浮揚支持装
    置において、前記帯状体ループの弧頂からループ出側終
    端に至る区間のすべて、もしくはその1部分を覆うよう
    に、ガスの噴出による帯状体押圧手段を前記ベンダーフ
    ロータの受圧面に対設したことを特徴とする走行帯状体
    の通板方向転換用浮揚支持装置。
JP3287186A 1986-02-19 1986-02-19 走行帯状体の通板方向転換用浮揚支持装置 Pending JPS62192541A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5239509A (en) * 1975-09-23 1977-03-26 Chugai Ro Kogyo Kaisha Ltd Method of adjusting strip tension in continuous treatment lines for me tal strips
JPS5848773B2 (ja) * 1981-04-01 1983-10-31 博 寺町 リニヤボ−ルベアリングユニツト

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5239509A (en) * 1975-09-23 1977-03-26 Chugai Ro Kogyo Kaisha Ltd Method of adjusting strip tension in continuous treatment lines for me tal strips
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