JP3299076B2 - 鋼板の冷却方法および装置 - Google Patents
鋼板の冷却方法および装置Info
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- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は鋼板の鋼板の冷却方法お
よび装置に係り、特にオンライン制御冷却プロセス、直
接焼入プロセスあるいは再加熱処理プロセスにおいて浸
漬型の冷却装置を用いた鋼板の冷却における鋼板幅方向
の冷却不均一を防止する方法および装置に関する。
よび装置に係り、特にオンライン制御冷却プロセス、直
接焼入プロセスあるいは再加熱処理プロセスにおいて浸
漬型の冷却装置を用いた鋼板の冷却における鋼板幅方向
の冷却不均一を防止する方法および装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】浸漬型の鋼板冷却装置としては、従来図
６に示すように浸漬槽５内の鋼板４の通板面を挟んで上
下に、冷却水に鋼板移動方向又はこれと逆方向の流速を
付与する攪拌ロール１を設け、該攪拌ロールを回転させ
ることによって、鋼板表面に対する冷却水の相対速度を
大きくして冷却能力を高めた装置が知られている（例え
ば特開昭57-92141号公報参照）。この従来の装置では、
鋼板幅方向端部を除いた領域の上下面からの冷却の均一
性は確保できる。しかし、端面からの冷却が加味される
いわゆる三面冷却をうける鋼板幅方向端部では、幅方向
中央部に比べて冷却速度が大きくなり過冷却が進行する
ため、該端部での機械的性質のばらつきや熱応力による
歪の発生といった問題がある。
６に示すように浸漬槽５内の鋼板４の通板面を挟んで上
下に、冷却水に鋼板移動方向又はこれと逆方向の流速を
付与する攪拌ロール１を設け、該攪拌ロールを回転させ
ることによって、鋼板表面に対する冷却水の相対速度を
大きくして冷却能力を高めた装置が知られている（例え
ば特開昭57-92141号公報参照）。この従来の装置では、
鋼板幅方向端部を除いた領域の上下面からの冷却の均一
性は確保できる。しかし、端面からの冷却が加味される
いわゆる三面冷却をうける鋼板幅方向端部では、幅方向
中央部に比べて冷却速度が大きくなり過冷却が進行する
ため、該端部での機械的性質のばらつきや熱応力による
歪の発生といった問題がある。
【０００３】そこで、例えば特開昭62-93010号公報には
鋼板幅方向端部を遮蔽板でマスキングして予備的にシャ
ワー冷却し、浸漬冷却装置入側で鋼板幅方向端部の温度
を中央部よりも高くして、浸漬冷却装置出側での幅方向
温度分布の均一化を図ることが提案されている。また、
特開平5-331530号公報には浸漬冷却時の鋼板幅方向端面
からの抜熱を抑制するために、浸漬冷却装置入側で鋼板
幅方向端面に断熱被覆材を吹き付け、該装置出側でこれ
を除去することが提案されている。
鋼板幅方向端部を遮蔽板でマスキングして予備的にシャ
ワー冷却し、浸漬冷却装置入側で鋼板幅方向端部の温度
を中央部よりも高くして、浸漬冷却装置出側での幅方向
温度分布の均一化を図ることが提案されている。また、
特開平5-331530号公報には浸漬冷却時の鋼板幅方向端面
からの抜熱を抑制するために、浸漬冷却装置入側で鋼板
幅方向端面に断熱被覆材を吹き付け、該装置出側でこれ
を除去することが提案されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
62-93010号公報に開示された方法では、マスキングされ
ている部分とそうでない部分で温度勾配が不連続になる
ほか、浸漬冷却での過冷却量が予測と合わない可能性も
あって、冷却完了後の温度分布が必ずしも均一化されな
いおそれがある。また予備シャワー冷却という方法で
は、浸漬冷却装置入側に至るまでの圧延工程や保持工程
などにおける温度の制御値を確保できなくなる場合もあ
りうる。
62-93010号公報に開示された方法では、マスキングされ
ている部分とそうでない部分で温度勾配が不連続になる
ほか、浸漬冷却での過冷却量が予測と合わない可能性も
あって、冷却完了後の温度分布が必ずしも均一化されな
いおそれがある。また予備シャワー冷却という方法で
は、浸漬冷却装置入側に至るまでの圧延工程や保持工程
などにおける温度の制御値を確保できなくなる場合もあ
りうる。
【０００５】また特開平5-331530号公報に開示された方
法では、冷却装置の入側と出側にそれ専用の機構を設け
なければならないから、ライン構成が複雑化する。本発
明は上記した従来技術の有する課題に鑑みてなされたも
のであり、浸漬冷却槽内での鋼板移動方向又はこれと逆
方向の冷却水流速を鋼板幅方向で変化させることによっ
て、鋼板幅方向端部の過冷却を抑制することのできる鋼
板の冷却方法および装置を提供することを目的とする。
法では、冷却装置の入側と出側にそれ専用の機構を設け
なければならないから、ライン構成が複雑化する。本発
明は上記した従来技術の有する課題に鑑みてなされたも
のであり、浸漬冷却槽内での鋼板移動方向又はこれと逆
方向の冷却水流速を鋼板幅方向で変化させることによっ
て、鋼板幅方向端部の過冷却を抑制することのできる鋼
板の冷却方法および装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、冷却装置の浸
漬槽を用いた鋼板の冷却において、前記冷却装置の浸漬
槽内における鋼板移動方向又はこれと逆方向の冷却水流
速を、鋼板幅方向の中央部と端部で独立に可変としたこ
とを特徴とする鋼板の冷却方法であり、好ましくは、鋼
板の幅方向に分割された攪拌ロールを冷却装置の浸漬槽
内に設け、該分割された攪拌ロールの各々の回転数を個
々に調整することによって、鋼板移動方向又はこれと逆
方向の冷却水流速を、鋼板幅方向の中央部と端部で独立
に可変ならしめることを特徴とする鋼板の冷却方法であ
る。
漬槽を用いた鋼板の冷却において、前記冷却装置の浸漬
槽内における鋼板移動方向又はこれと逆方向の冷却水流
速を、鋼板幅方向の中央部と端部で独立に可変としたこ
とを特徴とする鋼板の冷却方法であり、好ましくは、鋼
板の幅方向に分割された攪拌ロールを冷却装置の浸漬槽
内に設け、該分割された攪拌ロールの各々の回転数を個
々に調整することによって、鋼板移動方向又はこれと逆
方向の冷却水流速を、鋼板幅方向の中央部と端部で独立
に可変ならしめることを特徴とする鋼板の冷却方法であ
る。
【０００７】また本発明は鋼板が内部を通過して冷却さ
れる浸漬槽と、この浸漬槽中に設けられ冷却水を鋼板の
移動方向又はこれと逆方向に移動させる攪拌ロールとを
配設し、該攪拌ロールが鋼板の幅方向に分割され、かつ
同一回転軸上に配設され、それぞれの回転数が独立に可
変であることを特徴とする鋼板の冷却装置である。
れる浸漬槽と、この浸漬槽中に設けられ冷却水を鋼板の
移動方向又はこれと逆方向に移動させる攪拌ロールとを
配設し、該攪拌ロールが鋼板の幅方向に分割され、かつ
同一回転軸上に配設され、それぞれの回転数が独立に可
変であることを特徴とする鋼板の冷却装置である。
【０００８】
【作用】本発明によれば、浸漬型冷却装置の浸漬槽内
に、鋼板の移動方向又はこれと逆方向に冷却水を移動さ
せる攪拌ロールを同一回転軸上に複数設けてそれぞれの
回転数を独立に制御できるようにしたので、鋼板幅端部
に位置する部位の攪拌ロールの回転数を選択的に落とす
か又は回転を止めることが可能になり、それによって鋼
板幅方向端部の蒸気膜が逃げにくくなり、この部位の膜
沸騰経過時間を延長させることができ、三面冷却に起因
する鋼板幅方向端部の過冷却を防ぐことが可能になる。
に、鋼板の移動方向又はこれと逆方向に冷却水を移動さ
せる攪拌ロールを同一回転軸上に複数設けてそれぞれの
回転数を独立に制御できるようにしたので、鋼板幅端部
に位置する部位の攪拌ロールの回転数を選択的に落とす
か又は回転を止めることが可能になり、それによって鋼
板幅方向端部の蒸気膜が逃げにくくなり、この部位の膜
沸騰経過時間を延長させることができ、三面冷却に起因
する鋼板幅方向端部の過冷却を防ぐことが可能になる。
【０００９】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。図１は本発明を実施する鋼板冷却装置の
全体断面図であり、図１において１Ａは本発明の幅方向
に分割した攪拌ロール、２はテーブルローラ、３は高圧
水噴射ヘッダ、４は鋼板、５は浸漬槽、６は給水管６ａ
は下部給水、６ｂは上部給水、７ａはオーバーフロー、
７ｂは放水、８はスライディングゲート、９は鋼板搬送
方向である。また図２は、幅方向に分割した攪拌ロール
１Ａの外観斜視図である。そして図３は、各分割ロール
１Ａの回転数を独立に可変とする機構の説明図であり、
10は中心駆動軸、11、12は中空駆動軸でそれぞれ同心軸
上に配設される。13はそれぞれの駆動軸10〜12に駆動力
を伝達するトルク伝達手段である。
して説明する。図１は本発明を実施する鋼板冷却装置の
全体断面図であり、図１において１Ａは本発明の幅方向
に分割した攪拌ロール、２はテーブルローラ、３は高圧
水噴射ヘッダ、４は鋼板、５は浸漬槽、６は給水管６ａ
は下部給水、６ｂは上部給水、７ａはオーバーフロー、
７ｂは放水、８はスライディングゲート、９は鋼板搬送
方向である。また図２は、幅方向に分割した攪拌ロール
１Ａの外観斜視図である。そして図３は、各分割ロール
１Ａの回転数を独立に可変とする機構の説明図であり、
10は中心駆動軸、11、12は中空駆動軸でそれぞれ同心軸
上に配設される。13はそれぞれの駆動軸10〜12に駆動力
を伝達するトルク伝達手段である。
【００１０】図１において鋼板４は、テーブルローラ２
上を搬送（矢印９方向）されて浸漬槽５の内部に導かれ
る。浸漬槽５への給水は上部と下部に備えた給水管６か
ら行い、また排水は上部からのオーバーフロー７ａと下
部に設けたスライディングゲート８からの放水７ｂをバ
ランスさせて行う。鋼板入側と出側の開口部からの漏水
は、この個所に設けた高圧水噴射ヘッダ３からの噴射水
圧で防いでいる。浸漬槽５の内部には通板面の上部と下
部に、鋼板表面と冷却水の相対速度を大きくして冷却時
に鋼板表面に生じる蒸気膜を速やかに排除するための攪
拌ロール１Ａが備えられている。従来、この攪拌ロール
１は同一軸上に一本備えた構成であったが、本発明では
図２に示すように、同一軸上の攪拌ロール１Ａを複数に
分割し、その各々の回転数を例えば図３に示す機構等に
より独立に変化させることができるように構成したので
ある。
上を搬送（矢印９方向）されて浸漬槽５の内部に導かれ
る。浸漬槽５への給水は上部と下部に備えた給水管６か
ら行い、また排水は上部からのオーバーフロー７ａと下
部に設けたスライディングゲート８からの放水７ｂをバ
ランスさせて行う。鋼板入側と出側の開口部からの漏水
は、この個所に設けた高圧水噴射ヘッダ３からの噴射水
圧で防いでいる。浸漬槽５の内部には通板面の上部と下
部に、鋼板表面と冷却水の相対速度を大きくして冷却時
に鋼板表面に生じる蒸気膜を速やかに排除するための攪
拌ロール１Ａが備えられている。従来、この攪拌ロール
１は同一軸上に一本備えた構成であったが、本発明では
図２に示すように、同一軸上の攪拌ロール１Ａを複数に
分割し、その各々の回転数を例えば図３に示す機構等に
より独立に変化させることができるように構成したので
ある。
【００１１】このように構成することにより、図４に示
すように浸漬冷却時の鋼板幅方向端部の表面温度履歴を
鋼板幅方向中央部のそれに近づけることができる。板厚
80mm、板幅 3,500mmの一般構造用鋼板を供試鋼板とし
て、図１乃至図３に例示する本発明の鋼板冷却装置を用
いて浸漬冷却した。供試鋼板を本発明方法に従って浸漬
冷却するにあたり、図２に示した同一軸上で分割した複
数の攪拌ロール１Ａのうち鋼板幅方向端部に位置するロ
ールの回転数をそれ以外の部位に位置するロールの回転
数よりも小さくして通板した。また比較例として、鋼板
幅方向に分割しない従来の攪拌ロール１を使用して通板
した。冷却装置の浸漬槽出側で測定した供試鋼板の幅方
向表面温度分布を図５に示す。
すように浸漬冷却時の鋼板幅方向端部の表面温度履歴を
鋼板幅方向中央部のそれに近づけることができる。板厚
80mm、板幅 3,500mmの一般構造用鋼板を供試鋼板とし
て、図１乃至図３に例示する本発明の鋼板冷却装置を用
いて浸漬冷却した。供試鋼板を本発明方法に従って浸漬
冷却するにあたり、図２に示した同一軸上で分割した複
数の攪拌ロール１Ａのうち鋼板幅方向端部に位置するロ
ールの回転数をそれ以外の部位に位置するロールの回転
数よりも小さくして通板した。また比較例として、鋼板
幅方向に分割しない従来の攪拌ロール１を使用して通板
した。冷却装置の浸漬槽出側で測定した供試鋼板の幅方
向表面温度分布を図５に示す。
【００１２】図５において実線が本発明の実施例で、破
線が従来例である。本発明の冷却方法により、鋼板幅方
向端部の過冷却が効果的に防止できていることがわか
る。
線が従来例である。本発明の冷却方法により、鋼板幅方
向端部の過冷却が効果的に防止できていることがわか
る。
【００１３】
【発明の効果】本発明では、冷却装置の浸漬槽内の攪拌
ロールを鋼板幅方向に分割し、該分割された攪拌ロール
の各々の回転数を個々に独立に変更できるようにしたの
で、冷却後の鋼板の幅方向温度分布を均一にすることが
でき、その結果鋼板幅方向の機械的性質のばらつきを抑
えることができる。また温度不均一による歪の発生も抑
えることができる。
ロールを鋼板幅方向に分割し、該分割された攪拌ロール
の各々の回転数を個々に独立に変更できるようにしたの
で、冷却後の鋼板の幅方向温度分布を均一にすることが
でき、その結果鋼板幅方向の機械的性質のばらつきを抑
えることができる。また温度不均一による歪の発生も抑
えることができる。
【図１】本発明による攪拌ロールを具備した浸漬型冷却
装置の全体断面図である。
装置の全体断面図である。
【図２】本発明による同一軸上で分割した攪拌ロールの
外観斜視図である。
外観斜視図である。
【図３】図２に示した本発明による攪拌ロールの回転数
を各々独立に変更するための駆動軸の配置例を示す説明
図である。
を各々独立に変更するための駆動軸の配置例を示す説明
図である。
【図４】浸漬冷却時の鋼板幅方向中央部と端部の表面温
度履歴の推定計算温度曲線の説明図である。
度履歴の推定計算温度曲線の説明図である。
【図５】本発明による冷却方法で冷却した供試鋼板と、
従来の冷却方法で冷却した供試鋼板の、冷却装置出側に
おける鋼板幅方向の表面温度分布図である。
従来の冷却方法で冷却した供試鋼板の、冷却装置出側に
おける鋼板幅方向の表面温度分布図である。
【図６】従来の攪拌ロールを具備した浸漬型冷却装置の
全体断面図である。
全体断面図である。
１ 攪拌ロール 1A 幅方向に分割した攪拌ロール ２ テーブルローラ ３ 高圧水噴射ヘッダ ４ 鋼板 ５ 浸漬槽 ６ 給水管 6a 下部給水 6b 上部給水 7a オーバーフロー 7b 放水 ８ スライディングゲート ９ 鋼板搬送方向 10 中心駆動軸 11 中空駆動軸 12 中空駆動軸 13 トルク伝達手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−91128（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−93010（ＪＰ，Ａ) 特開 昭57−92141（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−331530（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−87231（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−107423（ＪＰ，Ａ) 実開 昭61−191464（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) C21D 9/52 102 C21D 1/00 121 C21D 9/573 101
Claims (2)
- 【請求項１】 鋼板の幅方向に分割された攪拌ロールを
冷却装置の浸漬槽内に設け、該分割された攪拌ロールの
各々の回転数を個々に調整することによって、鋼板移動
方向又はこれと逆方向の冷却水流速を、鋼板幅方向の中
央部と端部で独立に可変ならしめることを特徴とする鋼
板の冷却方法。 - 【請求項２】 鋼板が内部を通過して冷却される浸漬槽
と、この浸漬槽中に設けられ冷却水を鋼板の移動方向又
はこれと逆方向に移動させる攪拌ロールとを配設し、該
攪拌ロールが鋼板の幅方向に分割され、かつ同一回転軸
上に配設され、それぞれの回転数が独立に可変であるこ
とを特徴とする鋼板の冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10668295A JP3299076B2 (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 鋼板の冷却方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10668295A JP3299076B2 (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 鋼板の冷却方法および装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08295946A JPH08295946A (ja) | 1996-11-12 |
| JP3299076B2 true JP3299076B2 (ja) | 2002-07-08 |
Family
ID=14439844
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10668295A Expired - Fee Related JP3299076B2 (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 鋼板の冷却方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3299076B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104169445B (zh) * | 2012-03-19 | 2016-08-24 | 杰富意钢铁株式会社 | 高强度冷轧钢板的制造方法及制造装置 |
-
1995
- 1995-04-28 JP JP10668295A patent/JP3299076B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08295946A (ja) | 1996-11-12 |
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| Date | Code | Title | Description |
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