JPH10249429A - 鋼板の冷却装置及び方法 - Google Patents

鋼板の冷却装置及び方法

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JPH10249429A
JPH10249429A JP5898497A JP5898497A JPH10249429A JP H10249429 A JPH10249429 A JP H10249429A JP 5898497 A JP5898497 A JP 5898497A JP 5898497 A JP5898497 A JP 5898497A JP H10249429 A JPH10249429 A JP H10249429A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 板幅方向における温度むらの防止と、冷却停
止温度の精度の向上を図る。 【解決手段】 スリットタイプのノズルチップ12が、
薄鋼板1の搬送方向に対して10°の角度を有するよう
に配置された水冷ヘッダー11を、これら水冷ヘッダー
11のノズルチップ12が千鳥状となるように複数本配
置する。水冷ヘッダー11の下流側には、スリットタイ
プのノズルチップ12を設置した仕切りヘッダー13
を、ノズルチップ12が薄鋼板1の反搬送方向に対して
30°の角度を有するように配置する。ノズルチップ1
2は、その軸心を中心として10°回動させて、水冷ヘ
ッダー11や仕切りヘッダー13に設置する。これらを
冷却帯14における各冷却ゾーン14a〜14dに配置
し、冷却帯14の流量密度比を、前段の流量密度比が8
0%の強冷却、後段の流量密度比が20%の緩冷却とな
るように冷却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高温の鋼板を搬送
中に冷却する装置及びこの冷却装置を用いて冷却する方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】製鉄所において、例えば熱間圧延後にお
ける高温の鋼板を冷却するに際しては、スプレーノズル
やパイプラミナー等の冷却ノズルが広く用いられてい
る。その中でも、図6に示すように、鋼板1の上下面を
冷却ノズルから噴出する冷却水によって冷却する冷却帯
において、一般的に行われている冷却方法は、各ゾーン
及び冷却帯全域の熱流束、すなわち、流量密度が一定に
なるように、水冷ヘッダー2を均等に配列し、製品の機
械的性質が目標値に納まるように冷却温度を制御するも
のである。
【0003】しかしながら、このような制御方法では、
冷却帯全域の流量密度が一定であるので、鋼板温度が膜
沸騰域から核沸騰域に移行した際、急激な抜熱が生じ、
図7に破線で示すように、冷却停止域近傍での温度変化
は急勾配となる。そのため、ライン速度や冷却媒体の流
動変動等に、鋼板温度の制御精度は敏感に左右され、製
品の機械的性質に悪影響を及ぼす。従って、鋼板の品質
向上を図るうえで、製品の機械的性質が目標値に納まる
よう、鋼板を冷却した場合における温度制御について様
々な装置や方法が開発され、提案されている。
【0004】例えば特開平6−190419号では、熱
間仕上げ圧延終了後の鋼板が目標巻き取り温度となるよ
うに、最終冷却ゾーンに1ヘッダー当たり1個のオン/
オフバルブを設置すると共に、その主配管に流量調整バ
ルブを設け、鋼種に応じてこれらのバルブを調整し、冷
却水の流量を制御することで、冷却インクリメントを低
下させて、冷却停止温度を高精度に制御するものが提案
されている。
【0005】また、特開平6−190418号では、鋼
板の仕上げミル圧延速度の変化に対応じて、冷却停止温
度を制御するに当たり、冷却ゾーンを複数のグループに
分け、グループ内に2種類以上の冷却能力が異なるノズ
ルを設置し、圧延温度の加減速率に合わせて、グループ
内で使用するノズルの組み合わせを変えることで、冷却
停止温度を高精度に制御するものが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記した特開平6−1
90419号で提案されているように、冷却ゾーンに多
くのオン/オフバルブや流量調整バルブを設置して温度
制御することも、また、特開平6−190418号で提
案されているように、冷却ゾーンを複数のグループに分
け、グループ内に2種類以上の冷却能力が異なるノズル
を設け、圧延速度の加減速率に合わせて使用ノズルの組
み合わせを変えることも、鋼板の冷却停止温度を制御す
るうえでは極めて有効である。
【0007】しかしながら、特開平6−190419号
で提案されているものでは、数多く設置されているオン
/オフバルブのオン/オフの応答性を全数均一に制御し
なければならない。また、特開平6−190418号で
提案されているものでは、グループ内に2種類以上の冷
却能力が異なるノズルを設け、圧延速度の加減速率に合
わせて、使用ノズルの組み合わせを変えなければならな
い。すなわち、どちらの場合も制御は複雑かつ困難を伴
うことが懸念される。また、オン/オフバルブや異なる
ノズルを設置するなど、設備及び予備品コストも膨らむ
ことは必然である。さらに、これらは、鋼板の板幅方向
における温度むらの発生については、何ら考慮されてい
ない。
【0008】本発明は、上記した従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、簡単な設備構成で、鋼板の板幅方
向における温度むらを防止できると共に、冷却停止温度
の精度を向上することができる鋼板の冷却装置及び冷却
方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明は、上流側の水冷ヘッダーを、そのノズ
ルチップが、鋼板の搬送方向に対して5〜10°の角度
を有するように配置すると共に、下流側の仕切りヘッダ
ーを、そのノズルチップが鋼板の反搬送方向に対して2
0〜30°の角度を有するように配置し、かつ、ノズル
チップを、その軸心を中心として0〜10°回動させて
水冷ヘッダーや仕切りヘッダーに設置している。そし
て、このようにすることで、冷却媒体による干渉流が安
定すると共に、上流側の水冷ヘッダーから噴出した冷却
媒体を確実にせき止めることができる。また、鋼板上に
おける冷却媒体の流動や板幅方向の流量密度も均一にで
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係る鋼板の冷却装置は、
スリットタイプのノズルチップが、鋼板の搬送方向に対
して5〜10°の角度を有するように配置された水冷ヘ
ッダーを、これら水冷ヘッダーのノズルチップが千鳥状
となるように複数本配置すると共に、これら水冷ヘッダ
ーの下流側には、スリットタイプのノズルチップを設置
した仕切りヘッダーを、前記ノズルチップが鋼板の反搬
送方向に対して20〜30°の角度を有するように配置
し、かつ、前記ノズルチップは、その軸心を中心として
0〜10°回動させて、水冷ヘッダーや仕切りヘッダー
に設置したものである。
【0011】本発明の冷却装置において、上流側に配置
する複数本の水冷ヘッダーに設置されるスリットタイプ
のノズルチップが、鋼板の搬送方向に対して5〜10°
の角度を有するようにしたのは、冷却媒体による干渉流
を安定させるためである。すなわち、5°未満では、図
4(a)示すように、隣合う水冷ヘッダー11a〜11
cからノズルチップ12を介して鋼板1に噴出された冷
却媒体4による干渉流5は、鋼板1上における前記隣合
う水冷ヘッダー11a,11b間、11b,11c間を
移動し、冷却むらが発生する可能性が大きくなるからで
ある。また、10°を超えると、前記したような干渉流
の移動はないが、図4(b)に示すように、上流側の水
冷ヘッダー11a(11b)から鋼板1に噴出された冷
却媒体4は、下流側の水冷ヘッダー11b(11c)か
ら鋼板1に噴出された冷却媒体4の下にもぐり込み、冷
却効果が低下すると共に、仕切りヘッダー13で確実に
せき止められなくなるからである。これに対して、5〜
10°の範囲では、図4(c)に示すように、上流側の
水冷ヘッダー11a(11b)から鋼板1に噴出された
冷却媒体4は、下流側の水冷ヘッダー11b(11c)
から鋼板1に噴出された冷却媒体4にせき止められ、こ
の位置で固定されて上記したような問題は起こらない。
【0012】また、本発明の冷却装置において、下流側
に配置する仕切りヘッダーのノズルチップが、鋼板の反
搬送方向に対して20〜30°の角度を有するようにし
たのは、上流側の水冷ヘッダー11cから鋼板1に噴出
された冷却媒体4を確実にせき止めて冷却区間を限定
し、板幅方向の均一冷却を実現するためである。本発明
者による実験では20〜30°の範囲を外れると、上流
側の水冷ヘッダー11cから鋼板1に噴出された冷却媒
体4を確実にせき止めることができなかった。
【0013】また、本発明の冷却装置において、水冷ヘ
ッダー11や仕切りヘッダー13に設置するノズルチッ
プ12を、その軸心を中心として0〜10°回動させる
のは、鋼板1上における冷却媒体の流動、並びに、板幅
方向の流量密度を均一にし、板幅方向の温度むらを防止
するためである。すなわち、10°を超えると、図5に
示すように、板幅方向に干渉流5が発生し、板幅方向に
温度むらが生じるからである。
【0014】上記した本発明に係る鋼板の冷却装置を冷
却帯における各冷却ゾーンに配置し、冷却帯の流量密度
比を、膜沸騰域となる前段の流量密度比が80〜90%
の強冷却に、核沸騰域となる後段の流量密度比が20〜
10%の緩冷却となるように冷却すれば、鋼板の温度変
化が線形化し、冷却停止温度の制御性を向上させること
ができると共に、冷却時間も短縮する。
【0015】本発明に係る鋼板の冷却方法において、冷
却帯の流量密度比を、前段が80〜90%の強冷却に、
後段が20〜10%の緩冷却とするのは、前段が80%
未満の流量密度であれば、冷却停止域近傍での温度変化
が急勾配となり、ライン速度や冷却媒体の流動変動等に
鋼板温度の制御精度が敏感に左右されるからである。ま
た、90%を超えると、後段の緩冷却に寄与する冷却媒
体の流量が減少することで、冷却停止温度の制御性を悪
化させるからである。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係る鋼板の冷却装置を図1〜
図3に示す一実施例に基づいて説明し、この冷却装置を
用いて本発明方法により鋼板を冷却する方法に及ぶ。図
1は本発明に係る鋼板の冷却装置における基本的組み合
わせの一実施例を示す概略構成図、図2は本発明に係る
鋼板の冷却装置におけるノズルチップの設置状態の説明
図、図3は本発明に係る鋼板の冷却装置を用いて本発明
方法により冷却する場合のヘッダーの配列を示す概略図
である。
【0017】図1において、11a〜11cは上流側に
例えば250〜270mmの間隔を存して配置する例え
ば3本の水冷ヘッダーであり、各水冷ヘッダー11a〜
11cには、例えば200〜220mmの間隔を存し
て、スリットタイプのノズルチップ12が例えば8個ず
つ、平面視千鳥状となるように設置されている。そし
て、これらの水冷ヘッダー11a〜11cを、そのノズ
ルチップ12が、鋼板1の搬送方向に対して例えば10
°の角度を有するように配置している。
【0018】13は前記した水冷ヘッダー11a〜11
cのうちの下流側の水冷ヘッダー11cより、例えば5
10〜550mm下流側に配置する仕切りヘッダーであ
り、例えば200〜220mmの間隔を存して、スリッ
トタイプのノズルチップ12が例えば8個設置されてい
る。そして、この仕切りヘッダー13を、そのノズルチ
ップ12が、鋼板1の反搬送方向に対して例えば30°
の角度を有するように配置している。
【0019】加えて、前記水冷ヘッダー11a〜11c
や仕切りヘッダー13に設置したノズルチップ12は、
図2に示すように、その軸心を中心として例えば10°
回動させて設置している。
【0020】本発明に係る鋼板の冷却装置は上記したよ
うな構成であり、かかる冷却装置を、図3に示すよう
に、例えば焼鈍炉出側に設置する冷却帯14における各
冷却ゾーン14a〜14dにそれぞれ配置するのであ
る。
【0021】本発明に係る鋼板の冷却方法は、上記した
ように、冷却帯14における各冷却ゾーン14a〜14
dに、例えば220mmの間隔でノズルチップ12を設
置した水冷ヘッダー11を、270mmの間隔を存し
て、ノズルチップ12が千鳥状となるように配置すると
共に、これら水冷ヘッダー11のうちの下流側の水冷ヘ
ッダー11と550mm離れた下流側の位置に、例えば
220mmの間隔でノズルチップ12を設置した仕切り
ヘッダー13を設置した、図1及び図2に示すような本
発明に係る鋼板の冷却装置を用いて、以下に説明するよ
うに冷却するものである。
【0022】すなわち、本発明に係る鋼板の冷却方法
は、上記したように、本発明に係る鋼板の冷却装置を冷
却帯14における各冷却ゾーン14a〜14dに設置し
た後、各冷却ゾーン14a〜14dに流量密度比が、膜
沸騰域となる前段の冷却ゾーン14a,14bの流量密
度比が例えば80%の強冷却に、核沸騰域となる後段の
冷却ゾーン14c,14dの流量密度比が例えば20%
の緩冷却となるようにして、冷却するのである。
【0023】ちなみに、板幅が1030mmで、板厚が
3.2mmの鋼板を、上記した本発明に係る鋼板の冷却
装置を使用し、第1冷却ゾーン14aでは726.5リ
ットル/m2 分、第2冷却ゾーン14bでは484.3
リットル/m2 分、第3冷却ゾーン14cでは161.
4リットル/m2 分、第5冷却ゾーン14dでは80.
7リットル/m2 分〔前段の第1,第2冷却ゾーンは8
3%、後段の第3,第4冷却ゾーンは17%〕の冷却水
量で、1000℃から冷却したところ、図7に実線で示
すように、線形化することができ、冷却停止温度の制御
精度を±5℃にすることができた。これにより、冷却時
間を速めることができ、その結果、ライン速度を図6で
説明した従来法の35.5mpm から45mpm に増速する
ことができた。また、冷却後の鋼板は板幅方向の温度む
らも発生しなかった。
【0024】なお、比較として図6で説明した冷却装置
を使用し、かつ、前段の第1,第2冷却ゾーンは50
%、後段の第3,第4冷却ゾーンは50%の冷却水量で
冷却した場合を破線で、また、上記した本発明と同じ装
置を使用し、前段の第1,第2冷却ゾーンは70%、後
段の第3,第4冷却ゾーンは30%の冷却水量で冷却し
た場合を一点鎖線で、それぞれ図7に示す。
【0025】従来装置を使用した場合には、冷却後の鋼
板は、板幅方向に温度むらが発生すると共に、鋼板の表
面温度は非線形となり冷却停止温度の制御精度も±15
℃程度であった。また、本発明装置を使用したが、本発
明方法の範囲を外れた場合は、板幅方向の温度むらは発
生しなかったものの、冷却帯における鋼板の表面温度は
やはり非線形となり、冷却停止温度の制御精度も従来と
同様、±15℃程度であった。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る鋼板
の冷却装置によれば、簡単な設備構成で、鋼板の板幅方
向における温度むらを防止することができる。また、本
発明に係る鋼板の冷却装置を用いた本発明方法によれ
ば、冷却停止温度の精度を向上することができる。そし
て、それにより、冷却帯の長さや冷却流量を変更するこ
となく、冷却時間を短縮できるので、ライン速度の増速
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る鋼板の冷却装置における基本的組
み合わせの一実施例を示す概略構成図である。
【図2】本発明に係る鋼板の冷却装置におけるノズルチ
ップの設置状態の説明図である。
【図3】本発明に係る鋼板の冷却装置を用いて本発明方
法により冷却する場合のヘッダーの配列を示す概略図で
ある。
【図4】本発明に係る鋼板の冷却装置における水冷ヘッ
ダーに設置するノズルチップの、鋼板の搬送方向に対す
る角度変化による冷却媒体の流動状態の変化を示す図
で、(a)は5°未満の場合、(b)は10°を超えた
場合、(c)は5〜10°の場合を示す図である。
【図5】本発明に係る鋼板の冷却装置における水冷ヘッ
ダーや仕切りヘッダーに設置するノズルチップの回動角
度が10を超えた場合における冷却媒体の流動状態を示
す図である。
【図6】冷却帯の各冷却ゾーンの流量密度比が一定の場
合の水冷ヘッダーの配列を示す概略図である。
【図7】一般的な冷却ゾーンにおける流量密度比が一定
の場合(破線)と、本発明方法による場合(実線)、本
発明方法の範囲を外れた場合(一点鎖線)の鋼板表面温
度の時間的変化を示す図である。
【符号の説明】
1 鋼板 11 水冷ヘッダー 11a 水冷ヘッダー 11b 水冷ヘッダー 11c 水冷ヘッダー 12 ノズルチップ 13 仕切りヘッダー 14 冷却帯 14a 冷却ゾーン 14b 冷却ゾーン 14c 冷却ゾーン 14d 冷却ゾーン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スリットタイプのノズルチップが、鋼板
    の搬送方向に対して5〜10°の角度を有するように配
    置された水冷ヘッダーを、これら水冷ヘッダーのノズル
    チップが千鳥状となるように複数本配置すると共に、こ
    れら水冷ヘッダーの下流側には、スリットタイプのノズ
    ルチップを設置した仕切りヘッダーを、前記ノズルチッ
    プが鋼板の反搬送方向に対して20〜30°の角度を有
    するように配置し、かつ、前記ノズルチップは、その軸
    心を中心として0〜10°回動させて、水冷ヘッダーや
    仕切りヘッダーに設置したことを特徴とする鋼板の冷却
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の鋼板の冷却装置を冷却帯
    における各冷却ゾーンに配置し、冷却帯の流量密度比
    を、前段の流量密度比が80〜90%の強冷却、後段の
    流量密度比が20〜10%の緩冷却となるように冷却す
    ることを特徴とする薄鋼板の冷却方法。
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