JPS6219139A - 電気掃除機用床ノズル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野　　　゛ 本発明は一般家庭で使用される電気掃除機の床ノズルに
関するものである。

従来の技術 従来、この種の床ノズルにあっては図８〜１゜のような
構造になっていた。すなわち吸塵部１と平行に設置され
た上下動自在なるブラシ体２が「じゅうたん」ポジショ
ンでは、床ノズル本体内に収納されており、下ノズル部
材３が被掃除面であるじゅうたんと直接液している為に
、吸込溝１内の吸込気流が集中化され、吸塵性を高める
とともに、壕だ操作時には、ブラシ体２のじゅうたん面
に対する抵抗を無くし、操作性の向上を図って３ページ いる。また「床、タタミ」ポジションではブラシ体２を
突出させる事により、下ノズル部材が床面と接触して、
下ノズル部材３をキズつけるのを防いでいた。また第１
ｏ図に示すように、じゅうたん面に綿ゴミなどが多く付
着している場合には、綿ゴミを取れやすくする為に、下
ノズル部材３前方に、カットパイルを織り込んだ布４を
貼着している。

発明が解決しようとする問題点 しかし、このような構造のものでは、被掃除面がじゅう
たんの場合、第８図に示すように下ノズル部材３とじゅ
うたん面が直接液しており、その下ノズル部材３とじゅ
うたん面とのマサツ係数μは大きく、したがってベクト
ル図で示すように床ノズル本体５を操作する際、抵抗力
Ｆ２−Ｆ１×μという力が生じ、吸着力Ｆ１が大きいの
に加え、マサツ係数μも大きいので、その結果抵抗力Ｆ
２は非常に強力なものになっていた。特に最近の電気掃
除機では吸込力（吸込仕事率）が強力になってきており
、この問題は一層深刻になっている。また、じゅうたん
面に付着した綿ゴミなどを取るために下ノズル部組３前
方に貼着しだ力ｙト／’Ｆイルを織り込んだ布４もじゅ
うたん面に対して強い抵抗力になっていた。

壕だ、被掃除面が床や畳の場合には、第９図に示すよう
に床ノズル本体５はブラシ２によって後部を支えられて
いる為にブラシ２内のすき間よりもれ、空気が生じ、吸
塵部１内の真空度が下がり溝かとにたまった砂、ゴミな
どの吸込性能が悪かった。

そこで本発明は、被掃除面がじゅうたんの場合には、操
作力を小さくし、また、床や畳の場合には、溝などにた
まった砂、ゴミの吸込性能を向上させたものである。

問題点を解決する為の手段 そして上記問題点を解決する本発明の技術的な手段は、
被掃除面がじゅうたんの場合には、す・ンプ片は床ノズ
ル本体内に収納され、ブラシが１０±２間で突出してお
り、また、被掃除面が床や畳の場合には、リップ片とブ
ラシが６±２鵞ｍで突出しているものである。まだ、リ
ップ片を固着したホルダーがスリット状開口との間に隙
間を設けたり隙間をふさいだりするものである。

作用 この技術的手段による作用は次のようになる。

すなわち、被掃除面がじゅうたんの場合には、リップ片
を非突出状態にすることによってじゅうたん面に対する
抵抗を無くし、さらにブラシを長く突出させることによ
り、ブラシとじゅうたん面とのマサツ係数が小さくなり
床ノズル本体の操作時の抵抗力を小さくできる。また、
被掃除面が床や畳の場合には、リップ片とブラシをほぼ
同一位置に突出させる。この時、リップ片により吸塵部
内の真空度を高め溝などにたまった砂、ゴミなどの吸込
性能を向上させる事ができる。特に、下ノズル部材に吸
塵部と平行に設けられたスリット状開口を通して上下可
動するリップ片にはホルダーが固着されており、リップ
片が非突出状態ではホルダーがスリット状開口との間に
隙間を生じ、突出状態では、ホルダーがスリット状開口
をふさぐように設定されており、上記効果をさらに向上
させることができる。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第１〜７図において、５は上、下ノズル部材６．３
をバンパー７を介して結合させることにより構成した床
ノズル本体で、その後方に管状ノユカノズルパイプ８が
接続されてイル。９は床ノズル本体６前方に床面との間
に一定のスキ間を確保する為のローラーである。まだ上
記床ノズル本体５の下ノズル部材３には、吸込口１０お
よびこれより左右にのびるとともに、外端が開放された
吸込溝１１からなる吸塵部１と同吸塵部１と平行にその
後方に位置するスリット状開口１２１３が設けられてい
る。そして、床ノズル本体６内にはブラシ体１４とゴム
などの可撓性材料よりなるリップ体１６並びにそれらを
上下動させる調整体１６が設けである。上記ブラシ体１
４はブラシホルダー１７にブラシ１８を束状に植設した
構成であり、またリップ体１６はリップホルダー１９に
リップ片２ｏを植設した構成であり、ブラシ１８とリッ
プ片２０はその上下動に伴ないスリット状開口１２．１
３を通して床ノズル本体６の下方へ出没するものである
。

また調整体１６は棒状をなすとともに、上、下ノズル部
材６．３によって左右摺動自在に挾持されており、さら
に前後、左右にカム溝２１が形成しである。これらカム
溝２１は水平方向に二段階の高低差が生じるごとく設定
しである。２２は各ホルダー１７．１９の左右より突設
され、上記カム溝２１にそれぞれ嵌合する軸、２３は調
整体１６の操作子で操作子に設けられた回転軸２４を中
心に回転することにより上記調整体１６が左右に摺動す
るように設定されている。

上記の構成において、被掃除面よりの塵埃は、吸込口１
ｏおよびこれより左右にのびる吸込溝１１を介して床ノ
ズル本体６内に流入し、その後ユカノズルパイプ８−延
長管２５と流動して電気掃除機に至るものである。

次に被掃除面に応じたブラシ体１４とリップ体１６の調
整について述べる。まず被掃除面が第６図のようにじゅ
うたんである場合には操作子２３を介して調整体を第４
図の左方縮寸で摺動させる。

ここで、調整体１６に設けられたカム溝２１は、調整体
１６の前後では、その高低が逆になっており、リップ体
１５のボルダ−１９に設けられた軸２２は、調整体１６
の前のカム溝により最高位に案内されて、リップ体１５
のリップ片２ｏは第６図のように床ノズル本体６内に収
納され、また、ブラシ体１４のホルダー１７に設けられ
た軸２２は調整体１６の後のカム溝２１により最低位に
案内されて、ブラシ体１４のブラシ１８は床ノズル本体
６より１ｏ±２朋の範囲内で突出するように々る。

この状態で、リップ片２０は床ノズル本体６内に収納さ
れている為に操作時には抵抗とならない。

また、１ｏ±２關で突出しているブラシ１８は、腰が弱
くなり、第６図のように大きくたわみ、下ノズル部材３
とじゅうたん面との間にはさまれた状態になる。この時
ブラシ１８とじゅうたん面と９ヘー、′ のマサツ係数μが小さいので、ベクトル図で示すように
、操作時に生じる抵抗力Ｆ２は、Ｆ２−Ｆ、Ｘμの関係
より、一定の吸着力Ｆ１に対して、小さいものと々る。

つまり、強い吸込力によって吸着力Ｆ１が強力なものと
なってもμが小さいので、抵抗力Ｆ２は、それほど強力
なものにはならず、床ノズル本体を小さな力で楽に操作
できるようになる。

また、被掃除面が床や畳の場合には、調整体１６を右方
端まで摺動させる。ここでリップ体１５のホルダー１９
に設けられた軸２２は、カム溝２１の最低位に案内され
、同時にブラシ体１４のボルダ−１７は最高位に案内さ
れる。この結果、第７図に示すようにリップ片２０は、
床ノズル本体６下方よシ、６±２１１ｊＭで突出し、ブ
ラシ１８もリップ片２０とほぼ同一位置で突出している
。

この状態で、リップ片２０は床面に対して弾接して、吸
塵部１の後方を閉じる形態をとり、したがって、吸込方
向が側方および前方に規制されて吸塵部１内の真空度が
高まり、強い吸込気流が得られるものである。その結果
、溝にたまった吸込１０へ−７ にくい砂、コミでも吸込むことができるように々る。ま
だ、リップ片２０と同一位置に突出したブラシ１８は腰
が強くなり、床ノズル本体６を十分に支え、下ノズル部
材３がキズっくのを防ぐことができる。

また、リップ片２ｏが非突出状態では、第５図のＡ部拡
大図実線で示すようにホルダー１９と下ノズル部材３と
の間に隙間が生じ、そこからもれ空気が生じる。このも
れ空気は、切換レバー２３部を通して流れ込んでくる空
気である。したがって、じゅうたん面に対する吸着力が
弱まり、操作力が小さくなる。次にリップ片２０が突出
状態では、ム部拡大図破線で示すようにホルダー１９が
下ノズル部材３と接し、隙間を無くするようになる。し
たがってもれ空気はしゃ断され、吸塵部１内の真空度が
高まり、溝などの吸込性能を向上させることができる。

また、調整体１６は、摺動自在であるが、上記２つのポ
ジションでは、その弾性２６の爪２７が上ノズル部材６
に設けられた凸部２８と弾接して１１　　Ａ−’ 位置保持が図られるようにしである。

発明の効果 このように本発明は、被掃除面がじゅうたんの場合には
、操作力を小さくし、被掃除面が床、タタミの場合には
、砂ゴミなどの吸込性能を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す床ノズルの上方斜視図、
第２図は下面図、第３図はブラシとリップ片の調整機構
を示す分解斜視図、第４図は同断面図、第５図ａは側断
面図、第６図すは第６ＮａのＡ部拡大断面図、第６図、
第７図は動作説明のだめの側面図、第８．９図は従来例
を示す側面図、第１０図は下面図である。 １・・・・・・吸塵部、６・・・・・・床ノズル本体、
１２．１３・・・・・・スリット状開口、１６・・・・
・・調整体、１８・・・・・・ブラシ、１７．１９・・
・・・・ホルダー、２０・・・・・・リップ片・ 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ばか１名第１
図 第４図 第５図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）床面に吸塵部を有する床ノズル本体と、上記吸塵
   部と平行にスリット状開口を有し、このスリット状開口
   を通して上下自在なる可撓性材料からなるリップ片とそ
   の後方に上下自在なるブラシ体と、上記リップ片とブラ
   シ体の上下調整を行う調整体とを具備し、かつ調整体に
   よるリップ片およびブラシの調整は、リップ片が非突出
   状態で、後方のブラシ体が長く突出している「じゅうた
   ん」ポジション、前記リップ片とブラシ体が短く突出し
   ている「床、タタミ」ポジションに設定した電気掃除機
   用法ノズル。
2. （２）リップ片はホルダーで固着されており、リップ片
   が非突出状態では、ホルダーとスリット状開口に隙間を
   設け、突出状態では、ホルダーがスリット状開口をふさ
   ぐように設定したことを特徴とする特許請求の範囲第１
   項記載の電気掃除機用床ノズル。
3. （３）ブラシの長さは、「床、タタミ」ポジションでは
   、リップ片と同一位置に突出し、「じゅうたん」ポジシ
   ョンでは、床ノズル本体後方をおおう長さである特許請
   求の範囲第１項記載の電気掃除機用床ノズル。